晩酌や食中酒など、幅広いシーンで人気がある「ハイボール」。ウイスキーを炭酸飲料で割っているため、アルコール度数が抑えられてゴクゴクと飲める爽快さが魅力のひとつです。
また、ウイスキーにはすっきりとしていて飲みやすい淡麗タイプや、クセのある奥深い味わいが特徴の銘柄など種類はさまざまな種類があります。今回は、ハイボールに合うおすすめのウイスキーをご紹介。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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ハイボールに合うウイスキーとは?

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ウイスキーは、使用する原材料や製造方法によって味わいや香りが大きく異なります。大抵のウイスキーはハイボールとよく合いますが、食中酒などでゴクゴクと飲みたい場合、後味のキレとコクのバランスがとれた「ブレンデッドウイスキー」がおすすめです。
また、ウイスキー特有のコクや奥深いフレーバーを堪能したい場合は、香り豊かな「モルトウイスキー」がぴったり。軽やかでクセのないハイボールを楽しみたい場合は「グレーンウイスキー」を選ぶのがおすすめです。
そのほか、ウイスキーを炭酸飲料で希釈することにより、アルコールの刺激が和らいで飲みやすくなるのもポイント。ウイスキーの香りが炭酸とともにグラスから立ち上り、奥深い風味をじっくりと楽しめる点が魅力です。
ハイボールに合うウイスキーの選び方
5大ウイスキーの産地と特徴
ジャパニーズウイスキー

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日本国内で造られている、淡麗でクセのない味わいが特徴の「ジャパニーズウイスキー」。他国のウイスキーと比べると歴史が浅いものの、現在では世界5大ウイスキーとして挙げられるほど高い評価を獲得しているウイスキーです。
また、ジャパニーズウイスキーはウイスキー特有のスモーキーさが抑えられており、日本人好みの繊細な味わいを有しているのもポイント。食中酒や乾杯用のドリンクとしてゴクゴクと飲めるハイボールを求める方に向いています。
スコッチウイスキー

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「スコッチウイスキー」は、イギリス北部のスコットランドで生産されているウイスキー。使用原料・発酵・蒸溜・熟成方法それぞれを厳格に定めた「スコッチウイスキー法」に準拠して造られており、「ジョニーウォーカー」など多くの人気銘柄が存在します。
また、スコッチウイスキーは、麦芽を乾燥させる際に使用する泥炭「ピート」に由来する、独特なスモーキーフレーバーを有しているのも特徴のひとつ。炭酸飲料を加えても風味が損なわれにくく、ウイスキー本来の力強いフレーバーを楽しめる点が魅力です。
カナディアンウイスキー

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トウモロコシ・ライ麦・大麦などを使用し、カナダ国内で造られている「カナディアンウイスキー」。トウモロコシ由来のなめらかでふくよかな味わいと、ライ麦由来のスパイシーさをバランスよく兼ね備えているのが特徴のウイスキーです。
軽い口当たりで飲みやすく、ウイスキーにあまり慣れていない初心者の方にもおすすめ。ハイボールにするとキレのよい後口を楽しめるのもポイントです。また、豊かな風味を楽しめるウイスキーのため、カクテルベースとしても人気があります。
アイリッシュウイスキー

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「アイリッシュウイスキー」は、アイルランドおよび、イギリスの北アイルランド地方で造られているウイスキーです。製法や原料などに厳格な基準があり、「ジェムソン」や「タラモア デュー」など世界的に人気のある銘柄も多くラインナップしています。
また、通常のウイスキーが2回の蒸溜を行っているのに対し、アイリッシュウイスキーは3回の蒸溜を施しているのも特徴。さらに、一般的なアイリッシュウイスキーはモルトの乾燥にピートを使用しないためクセが少なく、初心者の方でも飲みやすい穏やかな味わいを有しています。
アメリカンウイスキー

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トウモロコシ・大麦・ライ麦などを使用し、アメリカ国内で造られている「アメリカンウイスキー」。なかでも、原料の51%以上にトウモロコシを使用している「バーボンウイスキー」が有名です。
また、バーボンウイスキーはトウモロコシ由来の香ばしい香りを有しているのが特徴のひとつ。バニラやキャラメルのような濃厚な風味を感じられ、ハイボールにすると芳醇でコク深い味わいを楽しめる点が魅力です。
そのほか、サトウカエデの炭を使用して原酒をろ過する「チャコール・メローイング製法」を採用した「テネシーウイスキー」も有名。同国のテネシー州で造られており、雑味が少なくまろやかな風味が特徴です。
香りとコクを兼ね備えた、存在感のあるハイボールを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
味わいで選ぶ
ウイスキー初心者におすすめなフルーティタイプ

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ウイスキーを飲み始めたばかりの方や華やかな味わいが好きな方は、フルーティタイプのウイスキーがハイボールにおすすめ。果実のような香りを楽しめるため、初心者の方にもハードルが低く、ウイスキーの魅力を感じやすいのが魅力です。
フルーティタイプのウイスキーは、味わいや飲みやすさもさまざま。飲みやすさを重視する場合は、スモーキーさが強いモノよりもなめらかな飲み口のモノをチェックしてみてください。
すっきりと飲めるさっぱりタイプ

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食事中に楽しみたい方やキレのある味わいが好きな方は、すっきりと飲める清涼感を備えたウイスキーがおすすめ。特に日本のウイスキーはクセが少なく、ドライな後口のモノが多い点に注目です。
また、穀物由来の風味が強く、味わいにはキレがあるアイリッシュウイスキーも要チェック。生産国の個性を理解しておくと、自分好みのさっぱりしたハイボールを見つけられます。
濃厚な飲みごたえのスモーキータイプ

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飲みごたえのあるウイスキーでハイボールを楽しみたい方は、スモーキータイプのウイスキーがおすすめ。燻したような風味を感じられるハイボールに仕上がるため、燻製が好きな方にぴったりです。
スモーキーなウイスキーは、スコッチウイスキーに多いのもポイント。初めてスモーキーなウイスキーに挑戦する際は、国産のマイルドな味わいの商品にも注目してみてください。
価格帯で選ぶ
毎日飲むなら手ごろな価格のモノを

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ウイスキーのなかには安い価格で購入できるモノも多くあり、毎日手軽にハイボールを楽しめるコスパのよさが魅力です。また、複数のボトルを同時に購入したい場合にも向いており、日替わりでさまざまなハイボールを試してみたい方にもおすすめです。
そのほか、価格の安い銘柄には熟成年数の若いウイスキーが多いのもポイント。ハイボールにすることで荒々しい風味がよく伸び、豊かな香りとキレのよい後口を楽しめる点が魅力のひとつです。
プレゼント用なら高級なウイスキーもおすすめ

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ウイスキーには高級な銘柄も多く、お酒好きな方へのプレゼント用アイテムとしても人気があります。なかでも、サントリーの「白州」はすっきりとした味わいと清々しい香りがあり、ハイボールとの相性も良好です。
そのほか、フルーティな味わいが特徴の「スキャパ」シリーズもウイスキー愛好家から根強い人気を博している銘柄のひとつ。ハイボールとの相性がよい、ひと味違うウイスキーを選びたい方はチェックしてみてください。
また、熟成年数の高いウイスキーほど希少価値が高く、味わい深い銘柄が多いとされているのも特徴。円熟感があり、樽由来の芳醇な香りをじっくりと楽しめるウイスキーを探している方にもおすすめです。
ハイボールに合うウイスキーのおすすめ
サントリー(SUNTORY) 角瓶
ほのかな甘い香りとコクのバランスがとれており、ハイボールに合わせやすいドライな飲み口が特徴のブレンデッドジャパニーズウイスキー。日本人好みの淡麗な味わいに仕上がっており、国内で高いシェアを占めています。
また、クセがなくすっきりとしているため、食事との相性も良好。慣れてくると香りやコクのほか、かすかなフルーティさも楽しめます。これからウイスキーを試してみたい初心者の方は要チェックの、おすすめの1本です。
デュワーズ(Dewar’s) デュワーズ ホワイトラベル
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、樽に入れて追加熟成させる「ダブルエイジ製法」を採用したブレンデッドスコッチウイスキーです。なめらかな味わいのハイボールを堪能でき、食中酒としての相性も良好です。
また、濃厚な甘味やコクが特徴の「アバフェルディ」をキーモルトに使用しており、ふくよかな香りが炭酸によって一層際立つのもポイント。ほどよいスパイシーさも有しており、確かな飲みごたえを求める方にぴったりの味わいに仕上がっています。
さらに、本銘柄は手ごろな価格で入手できるため、コスパのよいウイスキーを探している方にもおすすめです。これからハイボール用のウイスキーを試してみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
ホワイトホース(WHITE HORSE) ホワイトホース ファインオールド
ピート感が強い「アイラモルト」に分類される「ラガヴーリン」をキーモルトに使用した、スモーキーフレーバーが特徴のウイスキー。スペイサイドモルトを中心にブレンドしており、まろやかでバランスのとれた味わいがハイボールによく合います。
また、クセを感じにくく飲みやすい仕上がりのため、スコッチウイスキーが苦手な方でも親しみやすいのが魅力のひとつ。リーズナブルな価格で入手できるのもポイントです。コスパのよいウイスキーを探している方はぜひチェックしてみてください。
ザ・マッカラン(THE MACALLAN) ダブルカスク 12年
アメリカンシェリー樽とヨーロピアンシェリー樽で、12年以上熟成された原酒を混ぜ合わせて生まれたウイスキー。スコットランドのザ・マッカラン蒸溜所で作られており、シングルモルトのロールスロイスとも称される人気の銘柄です。
バニラのように上品な香りとなめらかな甘さを感じられるのが特徴。芳醇で深い味わいはハイボールにしてもよく合います。
グレンフィディック(Glenfiddich) 12年 スペシャルリザーブ
厳選された原料で造られているシングルモルトスコッチウイスキー。スペイサイド産の大麦と、水質に恵まれたロビー・デューの泉の水が使われています。
12年以上の熟成が行われたモルト原酒によって仕上げられたウイスキーです。フルーティな香りと甘味を感じる味わいが特徴。繊細かつ軽やかに続く余韻も楽しめます。
ブラックニッカ(BLACK NIKKA) ブラックニッカ スペシャル
ややスモーキーなフレーバーがハイボールでよく伸びる、味わい深いジャパニーズウイスキーです。「カフェ式連続式蒸溜機」を使用した、甘味のあるグレーンウイスキーをブレンドしているのが特徴。樽由来のビターさと、モルトのコクを堪能できるのが魅力です。
また、本ボトルはリーズナブルな価格で入手できるため、コスパよくハイボールを楽しみたい方にもおすすめ。味わいのバランスがよく、重厚で飲みごたえのあるウイスキーを試してみたい初心者の方にも向いています。
ティーチャーズ(TEACHER’S) ティーチャーズ ハイランド クリーム
スモーキーな香りが特徴の「アードモア」をキーモルトに使用した、ふくよかな風味が特徴のブレンデッドスコッチウイスキーです。複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしており、爽やかで甘味のあるハイボールを楽しめます。
また、モルト由来の芳醇な香りとコクのバランスがよく、ハイボールにした時の飲みごたえも十分。さらに、リーズナブルな価格で入手可能なため、日常で手軽にハイボールを楽しみたい方にもおすすめの1本です。
カティサーク(CUTTY SARK) カティサーク
香りとコクのバランスがとれたスペイサイドモルトをキーモルトに、グレーンウイスキーをブレンドした、スムースな味わいのブレンデッドスコッチウイスキー。軽やかでバランスのよい仕上がりで、初心者の方でもハイボールを楽しみやすいのが魅力です。
また、キーモルトのなかには、シェリー樽で熟成させている「ザ・マッカラン」も含まれており、柑橘類を思わせるフルーティな香りを有しているのもポイント。炭酸によって爽やかさが際立ちやすく、香り豊かなハイボールを楽しみたい場面にも向いています。
そのほか、すっきりとしていて食事にも合わせやすく、和食との相性も良好です。日常で気軽に飲めるハイボールを作りたい方はぜひチェックしてみてください。
エドリントン(EDRINGTON) ザ・フェイマスグラウス
フルーティで爽やかなハイボールを堪能できるブレンデッドスコッチウイスキー。スコットランドの国鳥である雷鳥をラベルのモチーフにしており、同国を代表する人気銘柄のひとつです。
本ボトルは6年以上熟成させたモルト原酒を使用し、グレーン原酒など合計で40種以上の原酒をブレンドしているのが特徴。さらに、原酒をブレンドした後、シェリー樽で熟成させています。
甘味やコクが強いウイスキーでもあり、バニラアイスなどのデザートとの相性も良好。ドライフルーツを加えた「ハイボールドライフルーツ」のベースとしても人気がある、おすすめの1本です。
ジェムソン(JAMESON) ジェムソン スタンダード
原料に大麦・モルト・グレーンを使用し、3回の蒸溜を行って造られている、すっきりとした味わいが特徴のアイリッシュウイスキーでピートを使用しておらず、初心者の方でも飲みやすいハイボールを作れるのが魅力のひとつ。食中酒にも向いています。
また、かすかなシェリー香があり、まろやかさと香ばしさのバランスが整っているのも特徴。炭酸によってスパイシーな風味もよく伸び、爽やかさとともに立ち上る心地よいフレーバーを楽しめます。
メーカーズマーク(Maker’s Mark) メーカーズマーク
1つ1つ職人の手作業で付けられた赤い封蝋が目立つ、あたたかみのあるボトルデザインが魅力のバーボンウイスキーです。ライ麦のかわりに「冬小麦」を原料に使用しており、甘味と香りのバランスのとれたハイボールを楽しめます。
また、スムースでやわらかい口当たりとコクをしっかりと感じられ、ふくよかな味わいを堪能できるのも魅力のひとつ。柑橘類との相性がよく、スライスしたオレンジを添えて飲むのもおすすめです。
ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
スコッチウイスキーらしいスモーキーフレーバーを持ちながら、すっきりとした飲みやすさを兼ね備えているのが特徴の、ブレンデッドスコッチウイスキー。炭酸に負けない力強い風味があり、ハイボールとの相性も良好です。
複雑なバランスのよさと完成度の高い味わいを堪能できるのも魅力。手ごろな価格で入手できるコスパのよさもポイントです。「ジョニ黒」の通称で広く知られており、世界中で高い人気を獲得しています。
バランタイン(BALLANTYNE) バランタイン ファイネスト
ブレンデッドスコッチウイスキーを代表するブランドのひとつ「バランタイン」がラインナップする定番の1本です。40種類以上のシングルモルトをブレンドして造られており、程よいコクのあるなめらかな風味を楽しめるのが特徴。バランスのよい味わいで、ウイスキー初心者の方にも飲みやすく仕上がっています。
甘味を感じる豊かな香りがあり、ハイボールにぴったりなのがポイント。価格も手ごろなため、毎日の食事と一緒にカジュアルに飲むことができます。スコッチウイスキーの入門用としてもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
ブルックラディ(Bruichladdich) ポートシャーロット 10年
スコットランドのアイラ島で蒸留から熟成、ボトリングまでの工程全てを行って造られる高品質なウイスキーです。アイラウイスキーらしいスモーキーさとマイルドな口当たりを両立し、バランスがよくエレガントな味わいに仕上がっています。「本当の意味での」アイラウイスキーを造ると掲げるメーカーの精神が込められた1本です。
ピーティーさがしっかり出ていながらも上品で飲みやすいため、アイラウイスキー初心者の方にもおすすめ。ロックやストレートで食後に飲んでも楽しめますが、ハイボールで燻製の効いた肉料理などと合わせるのもぴったりです。さまざまな飲み方を楽しめる味わい深い銘柄なので、ぜひチェックしてみてください。
ジムビーム(JIM BEAM) ジムビーム・ライ
アメリカの禁酒法以前のスタイルを踏襲する、ライ麦を主原料にして造られた「ライウイスキー」です。世界で人気を集めるバーボンブランド「ジムビーム」が手掛けており、余韻のキレがよい、すっきりとしたハイボールを楽しめます。
また、通常のバーボンのような甘い香りは抑えられているため、ライ麦由来のドライでスパイシーな味わいを有しているのもポイント。カクテルベースとしても使いやすく、気分や場面によって飲み方を変えたい方にもおすすめです。
I.W.ハーパー(I.W.HARPER) I.W.ハーパー ゴールドメダル
軽やかでスムースな口当たりが特徴のバーボンウイスキーです。甘味が強く、ハイボールにすると香ばしい香りとコクを楽しめるのが特徴。同銘柄で作ったハイボールは「ハーパーソーダ」とも呼ばれ、日本国内でも広く親しまれています。
飲みやすく、これからウイスキーを試してみたい初心者の方にもおすすめ。また、カクテルベースとしても向いており、ミントや砂糖を加えて爽やかに楽しむ「ハーパージュレップ」も人気の飲み方のひとつです。興味のある方はチェックしてみてください。
ジャックダニエル(JACK DANIELS) ジャック ダニエル ブラック Old No.7
チャコール・メローイング製法を採用し、まろやかで飲みやすい味わいに仕上がっているのが特徴のテネシーウイスキー。ハイボールとの相性もよく、炭酸とともに立ち上るバニラ・キャラメルのような濃厚な風味を楽しめるのも魅力です。
また、比較的安い価格で入手できるコスパのよさもポイント。日頃から気軽に飲めるウイスキーを探している方や、これからウイスキーを試してみたい初心者の方にもおすすめです。
バスカー(THE BUSKER) バスカー アイリッシュウイスキー
2020年に誕生した、新しいブランドのシングルモルトアイリッシュウイスキーです。バーボン・シェリー・マルサラワインの3種類の樽を使用しており、特有のトロピカルフルーツフレーバーを楽しめるのが魅力。爽やかでフルーティなハイボールを味わえます。
また、マルサラワイン樽は人気銘柄の「フローリオ」の樽を使用しており、樽由来のやわらかな甘味やとろみのある口当たりを実現。ハイボールにぴったりの、風味豊かなアイリッシュウイスキーを試したい方はぜひチェックしてみてください。
ニッカ(NIKKA) ニッカフロンティア
ニッカウイスキーの原点として知られる余市蒸溜所のヘビーピートモルトを使った、ハイボールに合うウイスキーです。ブレンデッドウイスキータイプ。適度なスモーキーフレーバーがあり、香りから味わいまで濃厚です。
樽による熟成で、マーマレードのようなフルーティさを堪能できます。味わいはなめらかでコクがあり、やさしいオークの甘味があるのも魅力。アルコール度数は48%です。
あえて液体の色合いが見えるように、余計な装飾を廃したこだわりのボトルデザインにも注目。国産のウイスキーで、ほのかにスモーキーな風味を楽しめるハイボールを作りたい方におすすめです。
アラン(Arran) アランモルト 10年
1995年に誕生した、ロックランザ蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキー。ファーストフィルのバーボンバレルで熟成させたウイスキーを中心に、シェリーホグスヘッドで熟成させたウイスキーをブレンドして仕上げているのが特徴です。
蜂蜜・砂糖漬けの柑橘・リコリス・バタースコッチのアロマを楽しめると謳われています。味わいは、シトラス・リンゴ・オーク・ヘーゼルナッツ・シナモンなど。なめらかでフルーティなウイスキーで、ハイボールにも適した1本です。
同蒸溜所は、独立資本でウイスキーを造っているのもポイント。ブレンド用の原酒造りではなく、シングルモルト用のウイスキー造りを中心に行う珍しい蒸溜所でもあります。小さな4基の蒸溜器を使って製造している、小規模生産者の手掛けるウイスキーでハイボールを味わいたい方におすすめです。
グレンファークラス(Glenfarclas) グレンファークラス12年
12年熟成のシングルモルトウイスキーの理想形と謳われているウイスキーです。シェリー樽熟成のニュアンスを感じやすいのが特徴。ふくよかで整った味わいを楽しめます。アルコール度数は43%です。
グレンファークラスは、1836年に創業したスコットランドの蒸溜所。ブランド名はゲール語で「緑の草の生い茂る谷間」を意味しています。
本商品は、同ブランドのラインナップにおいてブランドの味わいを理解するのにも適したウイスキー。世界的なウイスキー評論家から高く評価されている点にも注目です。シェリー樽の魅力を楽しめるウイスキーでハイボールを飲みたい方は試してみてください。
デュワーズ(Dewar’s) デュワーズ12年
ブレンデッドウイスキーブランド「デュワーズ」の12年タイプです。ダブルエイジ製法を採用した熟成が特徴。味わいはなめらかで、芳醇な香りを楽しめます。
具体的にはぶどうやシトラス、バニラのようなニュアンスを感じられ、香りには蜂蜜やファッジといったぬくもりのあるフレーバーがひろがると謳われているウイスキーです。
ブレンドは、12年以上熟成されたシングルモルトウイスキー「アバフェルディ」をベースに40種類以上の原酒を使用しています。アルコール度数は40%。少し贅沢なハイボールを楽しみたい方におすすめです。
カナディアンクラブ(CANADIAN CLUB) カナディアンクラブ
ハイボールにぴったりのカナディアンウイスキーです。キレがあり、やさしい甘味を感じられるハイボールに仕上がります。
同ブランドは1858年に誕生し、アメリカ東部の紳士たちに親しまれてきた歴史のあるウイスキー。カナディアンウイスキーを代表する、特有の味わいが特徴です。バーボンやスコッチ、アイリッシュウイスキーとは異なるウイスキーでハイボールを試してみたい方におすすめです。
番外編:おいしいハイボールの作り方

シンプルな材料で楽しめるハイボールですが、コツを理解することで外で楽しむようなおいしい仕上がりを実現できるのがポイントです。まずはグラスに対して多めの大きな氷を使い、しっかりと冷えた清涼感のある味わいを生み出せるようにします。
続いて、氷だけを入れた状態でマドラーを用いて氷を回しグラスを冷却。溶けた水は捨てます。ウイスキーを適量注いだら再びマドラーで氷を回し、ウイスキーを冷却。氷が溶けてグラスに隙間が生じた場合は、氷を追加します。
炭酸を注ぐ際は炭酸がとんだり味が薄まったりしないよう氷に当てず、ウイスキー1に対して、4倍程度の炭酸を目安に注ぐのがおすすめ。炭酸を注いだ時点で炭酸とウイスキーはある程度混ざっているため、仕上げにマドラーで軽く1回だけ混ぜて完成です。ぜひお気に入りのウイスキーでおいしいハイボールを作ってみてください。
ウイスキーにはそれぞれ違った個性があり、ハイボールにすることでより深く違いを楽しめるのが魅力のひとつ。淡麗で飲みやすいモノや、フレーバー・コク・甘味をじっくりと堪能できるモノなど、自分に合った銘柄を探してみましょう。日々の食卓や、ひと息つきたい時などで存分にハイボールを堪能してみてください。