スコットランドで製造される「スコッチウイスキー」。独特のスモーキーな香りが特徴で、ハイボールの人気に伴い、ウイスキーに興味を持つ方も増えてきています。
原料や産地によって味わいが大きく異なるのもスコッチウイスキーの魅力です。今回は、初めての方でもおいしく味わえる、おすすめの銘柄をご紹介します。ぜひスコッチウイスキーの奥深い魅力に触れてみてください。
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- 目次
- スコッチウイスキーとは?
- スコッチウイスキーのおすすめ銘柄|シングルモルト
- スコッチウイスキーのおすすめ銘柄|グレーン
- スコッチウイスキーのおすすめ銘柄|ブレンデッド
- スコッチウイスキーの選び方
- 番外編:スコッチウイスキーのおすすめの飲み方
- 番外編:グラスにこだわるのもおすすめ
スコッチウイスキーとは?
スコッチウイスキーの原料は?
スコッチウイスキーを含む「ウイスキー」は、穀物が原料の蒸溜酒を樽で熟成させたお酒のこと。原料となる穀物は大麦や小麦、ライ麦、トウモロコシなどです。
スコッチウイスキーの特徴はピート(泥炭)を焚いて乾燥させる際に生じる風味。モルト(大麦麦芽)を原料とするモルトウイスキーと、トウモロコシなどを原料とするグレーンウイスキーを混ぜた「ブレンデッドウイスキー」を多くラインナップしています。
なお、ひとつの蒸溜所でモルト原酒だけで造られたウイスキー「シングルモルト」も人気です。
スコッチウイスキーの度数は?
EUの規則で、蒸溜酒はアルコール度数40%以上で瓶詰めすることが定められています。そのため、スコッチウイスキーは40〜43%が主流です。
なお、度数が46%を下回るとアルコール中の脂肪酸などが凝固することがあり、40〜43%のウイスキーの場合は一旦冷却して固形物を濾過する冷却濾過という作業を行います。冷却濾過すると香りや風味が落ちるのがデメリット。そのため、風味の変化を嫌うブランドは46%以上など高いアルコール度数で瓶詰めしていることがあります。
どんな条件を満たしたウイスキーがスコッチウイスキーと呼ばれるの?
スコッチウイスキー製造は法律によって細かく規定されています。「大麦やそのほかの穀物、および水と酵母のみを原料とする」「糖化や発酵そして蒸溜をスコットランドの蒸溜所で行う」「スコットランドにおいて3年以上オーク樽で熟成させる」などが主な条件です。
スコッチウイスキーのおすすめ銘柄|シングルモルト
ザ・マッカラン(MACALLAN) 12年 シングルモルト ウイスキー
スペイサイド産のシングルモルトらしい、華やかな香りと芳醇な味わいが魅力のスコッチウイスキー。世界中で愛される名門でありながら、ウイスキー初心者もすっと飲める口当たりのよさが特徴です。高級ウイスキーとしての気品あふれる味わいは、長年多くのファンを魅了しています。
「シングルモルトのロールスロイス」とも呼ばれ高級銘柄でもあるマッカランですが、12年はマッカランのなかでも一番若い熟成のボトルです。シェリー樽ならではのフルーツを思わせる濃厚な甘みをしっかり持っており、スコッチウイスキーを初めて飲む方におすすめです。
ザ・マッカラン(MACALLAN) 18年 シングルモルト ウイスキー
長期熟成による重厚かつ複雑な味わいが広がるスコッチウイスキー。厳選のシェリー樽によって18年以上もの熟成が行われた原酒が使われています。シェリー樽由来の芳醇で濃厚なドライフルーツのような甘さや、華やかに漂う香りの余韻を楽しめるのが特徴です。
また、ジンジャーやかすかに感じるスパイシーな風味も伴います。さらに、オレンジやウッドスモークのニュアンスがあらわれるのも魅力。贅沢で高級感のある味わいを堪能するのにおすすめのスコッチウイスキーです。
ボウモア(BOWMORE) ナンバーワン シングルモルト ウイスキー
アイラ島内で最古の蒸溜所で大切に造られている、伝統的なスコッチウイスキー。どっしり重めな味わいがありながらも、柑橘のようなフレッシュな香りと後からふわりくるハチミツのような甘い香りが人気を博しています。
スモーキーな香りである「ピート香」が強いのが特徴です。ピートとは泥炭のことで、野草や植物がじっくり時間をかけて炭化したモノ。ピートで麦芽を乾燥させ、いぶすことでウイスキーの大きな特徴であるピート香を付けることが可能です。
クセになるけれど飲みやすい、個性があるスコッチウイスキーを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ザ・グレンリベット(THE GLENLIVET) 12年 シングルモルト ウイスキー
シングルモルトウイスキーの蒸溜所のなかでも、知名度が高いグレンリベット蒸溜所によるスコッチウイスキー。スペイサイド産らしい青りんごを思わせるフルーティーで爽やかな香りが魅力です。
一口飲むと、香りからは想像できないようなグッと奥深いウッディさが鼻に抜けていき、後からとろみのあるバニラのような優しい甘さを感じられます。水割りにするとウッディさがやわらぎ、さらにエレガントな味わいが楽しめるのでおすすめです。
グレンフィデック(GLENFIDDICH) 12年 シングルモルト ウイスキー
世界で初めてシングルモルトウイスキーとして発売された、シングルモルトの元祖のような存在です。当時、グレンフィデックの爽やかでライトな飲み口はすぐに人気となり、シングルモルトの火付け役となりました。
青リンゴや梨のようなフレッシュで少し青みを感じる香りで、しっかりした味わいがあります。メイプルシロップを思わせる甘みを持っており初心者の方にもおすすめ。ほのかなスモーキーフレーバーが広がるスコッチウイスキーです。
ラフロイグ(LAPHROAIG) 10年 シングルモルト ウイスキー
アイラ島で造られているスコッチウイスキー。口の中に広がる強いピート香が堪能できます。強い個性を持っており、一口で好き嫌いが分かれる銘柄なので、個性の強いウイスキーを飲んでみたい方におすすめです。
味わいはオイルのように濃厚な味わい。ほんのり海藻の塩気を思わせるフレーバーが隠れており、キリッとドライな後味が魅力です。バーボン樽特有のバニラのような甘さが後から広がっていきます。
アードモア(ARDMORE) レガシー シングルモルト ウイスキー
イギリスで開催された、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2016」において金賞を受賞したスコッチウイスキー。ハイランド産らしい強いピート香が特徴で、ちょうどよいすっきり感があるので、スモーキーなモルトの入門編としておすすめです。
さまざまな産地のピートのなかでもより多くの炭素を含んでいるため、甘さやくどさが少なくドライな仕上がりになります。ハイボールにすることでさらに強いドライ感が楽しめ、揚げ物やピザと一緒に飲むのにぴったり。価格も安いので手に取りやすく、初心者の方がチャレンジしやすいスコッチウイスキーです。
アードベッグ(Ardbeg) 10年
スモーキーさが強烈ながら、繊細な甘みも感じられるスコッチウイスキー。海のような塩気や、炭焼コーヒーのような香ばしさのなかに、柑橘系の爽やかな香りが加わっています。また、チョコレートの甘い香りや、薬品を思わせるフェノール香も入り混じっているのが魅力です。
初めの口当たりはやや刺激がありますが、後から重厚感のある味わいを楽しめるのがポイント。余韻が長く、タバコの煙とエスプレッソコーヒーのような風味とともに、深みのあるピートや麦芽の甘みが残ります。独特なスモーキーさがクセになるおすすめの1本です。
タリスカー(TALISKER) 10年
スカイ島で唯一の蒸溜所である「タリスカー」で製造されるスコッチウイスキー。スモーキーなピート香やほのかな塩気、柑橘系の甘みを感じさせる香りを楽しめます。
力強いモルトの風味も魅力です。また、ドライフルーツのような甘みも感じられます。余韻には胡椒のスパイシーさを味わえるのがポイントです。
飲み方は、ウイスキーとソーダを1対3で割って黒胡椒を振りかける「タリスカー スパイシー ハイボール」がおすすめ。生牡蠣をはじめ、魚料理や肉料理と好相性です。
グレンファークラス(Glenfarclas) 12年
ガスバーナーでの直火炊き蒸留と、シェリー樽熟成にこだわって仕上げられたシングルモルトスコッチウイスキー。口に含むと広がる芳醇な果実の香りと、甘みにスパイスが絶妙に絡むバランスのよい味わいが楽しめます。
また、ドライに漂うスモーキーな風味を伴うのも特徴です。フィニッシュは、フルーティーな甘みを感じつつも、雑味の少ないすっきりとした風味の余韻が続きます。洗練された香りと味わいで、独特のクセが苦手な方でも飲みやすいおすすめのスコッチウイスキーです。
グレンモーレンジィ(Glenmorangie) オリジナル シングルモルト ウイスキー
2012年に、IWSCディステラー・オブ・ザ・イヤーを受賞したハイランド地方のスコッチウイスキー。1843年創業のグレンモーレンジィ蒸溜所で、スコットランドで最も背が高いといわれるポットスチルによって造られています。余分な雑味やくどさが抜け、クリアで透明感のあるエレガントな味わいになるのが特徴です。
鮮やかなレモンゴールドの色合いと、柑橘系・ピーチ・マンダリンといったなめらかな甘さを感じる香味が魅力。複雑な余韻を残すスコッチウイスキーを探している方にもおすすめです。
スプリングバンク(Springbank) 10年
港町キャンベルタウンのなかでも安定したウイスキーづくりを行っている、スプリングバンク蒸溜所のスコッチウイスキー。「モルトの香水」と称されるほど香り高く、洋ナシ・バニラ・麦芽のなかにかすかなピートが香る1本です。
ほどよくピートを焚いて、2回半蒸溜しています。港町の蒸溜所ならではの環境で熟成されており、塩辛い味わいが特徴。塩気のほかにも、シナモンやナツメグ、オーク材などにより、シングルモルトのなかでも個性的な味わいを帯びています。コアな人気があるおすすめのウイスキーです。
ハイランドパーク(Highland Park) 12年 ヴァイキング・オナー シングルモルト スコッチウイスキー
オークニー島のハイランドパーク蒸溜所生まれのスコッチウイスキー。アイラ島以外の島で造られる、いわゆる「アイランズモルト」の1つです。高い人気のあるブレンデッドウイスキー「フェイマスグラウス」の原酒の1つでもあるシングルモルトです。
薫り高いシェリーの風味や複雑なコクがありながら、すっきりしたドライな味わいで食後酒におすすめ。おいしい食事を楽しんだ後の口直しに、ぜひ1杯楽しんでみてください。
グレンキンチー(Glenkinchie) 12年
ローランド地方を代表するシングルモルトスコッチウイスキー「グレンキンチー」。巨大なポットスチルで蒸留し、12年間の長期熟成を経て、フローラルな香りとクリーミーな味わいを引き出した芳醇な1本です。
グラスから立ち上がるのは、花を連想させるフローラルなアロマと、ほのかに重なるトースト香。ポプリを思わせる余韻が楽しめます。華やかな香りと味わいのウイスキーが好きな方は、チェックしてみてください。
ザ・シングルトン(THE SINGLETON) ダフタウン 12年
1896年にスペイサイドの中心部で設立したダフタウン蒸溜所のスコッチウイスキー。豊かな土壌と良質な水、何世代にも受け継がれるクラフトマンシップによって、同地区を代表するシングルモルトに仕上がっているのが特徴です。
じっくりと蒸溜工程を経た後、ヨーロピアンオークのシェリー樽とアメリカンオークのバーボン樽の両方で熟成させているのもポイント。口当たりはなめらかで、ナッツの香りやフルーツのような味わいを楽しめます。ややライトなテイストなので、飲みやすい1本を求めている方にもおすすめです。
ザ・グレン・グラント(THE GLEN GRANT) アルボラリス
バーボン樽とスペインのシェリー樽で熟成させた2つの原酒を、それぞれのうまみを引き立てながらブレンドしたシングルモルトウイスキーです。
口に含めば、オークとバタースコッチにドライフルーツやスパイスなどが重なる複層的な味わいが広がり、甘く上品なフィニッシュをもたらします。
なめらかな口当たりで飲みやすいため、スコッチシングルモルトを初めて飲む方にもおすすめ。ストレートやロック、ハイボールなど好みやシーンに合わせた飲み方で楽しめます。
ロイヤルロッホナガー(ROYAL LOCHNAGAR) 12年
1845年に設立したロッホナガー蒸溜所のスコッチウイスキー。ヴィクトリア女王とアルバート公が訪れたことで王室御用達となり、その証として「ロイヤル」の冠を授与された歴史があります。
やや辛口のテイストで、木の削り香が感じられるのがポイント。口にすると最初は甘さ、その後すぐに酸味が追いかけてきて、さっぱりとした後味が楽しめます。希少性の高い銘柄のひとつとして知られているスコッチウイスキーです。
グレンエルギン(GLEN ELGIN) 12年
スペイサイドのシングルモルト。スコッチウイスキーとしては同地域で19世紀に建てられた最後の蒸溜所としても有名で、日本市場ではハイボールでよく使われるブレンデッドウイスキー「ホワイトホース」のキーモルトとしても知られています。
テイストとしてはハチミツ系の甘みとフルーティーな香りが感じられ、すっきりした味わいを楽しめるのが特徴。口当たりもスムーズで、ボディもライトと飲みやすい1本に仕上がっています。
ベンリアック(BenRiach) 10年
ノンピートでなめらかな味わいが楽しめるスペイサイドのシングルモルト。バーボン樽とシェリー樽で熟成させており、フルーティーな香りが感じられるのが特徴です。
本銘柄を造る「ベンリアック蒸溜所」は、ノンピートの大麦麦芽とピートを使用した大麦麦芽を使い分けたり、熟成にさまざまな樽を使用したりしています。趣向を凝らしたスコッチウイスキーを探している方におすすめの銘柄です。
ベンロマック(BENROMACH) 10年
「ソレラ方式」を採用しているスペイサイド産のスコッチウイスキー。品質や味わいが一定に保たれているのが魅力です。適度なピートとスモークに加えて、シェリー樽のニュアンスも楽しめる味わいが特徴。10年モノとは思えない熟成感を味わえます。
少数精鋭の職人が高レベルな技術で造り上げているので、上質な1本を探している方におすすめです。
キルホーマン(KILCHOMAN) マキヤーベイ
2005年にアイラ島に誕生した蒸溜所の定番商品です。ていねいに時間をかけて作られる、クラフトウイスキー。ピートを強めに焚いた大麦麦芽を原料に、バーボン樽で熟成させた原酒を中心に仕上げています。
銘柄名の「マキヤーベイ」は、キルホーマン蒸溜所からほど近くにあるアイラ島のビーチの名前が由来です。力強いスモーキーな風味と、甘い果実のアロマが特徴。口に含むと柑橘やバニラ、ピートの風味がバランスよく広がります。
グレンモーレンジィ(GLENMORANGIE) エックス バイ グレンモーレンジィ
ハイボールやカクテルとしても相性のよいシングルモルト。バーボン樽で熟成しているほか、一部をニューチャーオーク樽で熟成しているのがポイントです。オレンジのようなみずみずしさや爽やかさを堪能できます。
フルーティーさがありながら、スイートかつリッチな味わいが楽しめるのも魅力です。
グレンアラヒー(Glenallachie) 12年
アベラワーの町に1967年に設立された蒸留所が展開している1本です。骨太なボディと豊かな風味が特徴。バタースコッチ・レーズン・モカ・ハチミツのような風味が楽しめます。
160時間の発酵工程を経ることで、厚みのあるボディに仕上げているのも特徴。飲みごたえのあるスコッチウイスキーを探している方におすすめです。
ザ・グレン・グラント(THE GLEN GRANT) グレン グラント 10年
スペイサイドのロセス村の北端に位置する、グレングラント蒸溜所で造られたスコッチウイスキーです。厳選されたバーボン樽とオロロソシェリー樽で熟成されたシングルモルト。液色は豊かで鮮やかな黄金色が特徴です。
果樹園の熟した果物のようなフルーティーな香りもポイント。口に含むと、バタースコッチの風味やバニラのような甘さを感じられます。複雑な余韻が長く続くスコッチウイスキーを探している方にもおすすめです。
シークレット スペイサイド(SECRET SPEYSIDE) グレンキース 31年
20世紀以降のスペイサイドで、最初に建てられた蒸溜所のスコッチウイスキーです。1999~2013年まで蒸溜所が閉鎖されていたため、ほとんどリリースされていない貴重なシングルモルト。過去最長の熟成年数ともいわれる31年熟成は、スペイサイドスタイルの真髄といえる銘柄です。
香りはラズベリーやトーストしたオークを思わせるアロマ。芳醇な夏の果実がはじけるような力強い味わいの後に、リッチで長い余韻をもたらします。 希少性が高く、個性豊かなスコッチウイスキーを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
スコッチウイスキーのおすすめ銘柄|グレーン
ロッホローモンド(Loch Lomond) シングルグレーン スコッチウイスキー
ローランド地方の境界線に近い、南ハイランド産のシングルグレーンウイスキー。軽く優しい味わいが多いシングルグレーンでは珍しい、革やナッツの香りを感じるヘビーさが魅力です。
やや渋みがあるので、クセの強いスコッチウイスキーが好きな方にもおすすめ。ハイボールにしてもほんのりとした重厚感が残り、物足りなさがありません。
スリー・スコティッシュ・ブラザーズ(THREE SCOTTISH BROTHERS) 20年 シングルグレーン
シングルグレーンの入門用としてもおすすめのスコッチウイスキー。20年の熟成により、なめらかな口当たりに仕上げているエレガントな1本です。
バニラを連想させるクリーミーな香りも特徴。ココアやシナモンココナッツも感じられます。バランスのよい洗練された味わいで、きれいな余韻を楽しめるのが魅力。容量は700mlです。
スコッチウイスキーのおすすめ銘柄|ブレンデッド
シーバスリーガル(Chivas Regal) 12年 ブレンデッド スコッチウイスキー
スコッチウイスキーのプリンスともいわれるブレンデッドウイスキー。スペイサイド産のシングルモルトを基調としてブレンドされているため、華々しくもすっきりとした味わいを持っています。
キーモルトは「ストラスアイラ」。フルーティーで若さのある香りを感じさせながらも、樽で熟成させた深いナッツのような香味やキリッとドライな風味が楽しめます。
シーバスリーガル(Chivas Regal) ミズナラ 12年
日本のウイスキーファンに向けて醸造されているブレンデッドウイスキー。モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、日本原産のミズナラ樽でマリッジして仕立てたこだわりの1本です。
グラスに注ぐとあらわれるのは、深い琥珀の液色と、オレンジやタフィーが織りなす甘くてクリーミーな香り。口に含むと、洋ナシやハチミツなどの味わいが広がり、長く続く余韻を堪能できます。
本銘柄はハイボールで爽やかに楽しむのがおすすめ。梅やピーチなどのリキュールを加えて、甘みと風味をプラスしてもおいしく楽しめます。
バランタイン(BALLANTINE) ファイネスト
1910年に誕生し、長年にわたり世界中の愛飲家に親しまれてきたスコッチウイスキー。モルト原酒を40種類以上ブレンドして生まれた、複雑かつ巧妙な味わいが楽しめる逸品です。その味わいは軽すぎず重すぎず、なめらかで豊かに広がり、気品を感じさせます。
香りはバニラやハチミツを想起するような、甘さと華やかさがバランスよく絡み合うのが特徴。深く豊かな味わいを感じつつも、複雑かつまろやかなフィニッシュへと続く余韻も楽しめます。
スコッチウイスキーのスタンダードとも称される、定番の味わいを楽しみたい方におすすめの銘柄です。
カティサーク(CUTTY SARK) オリジナル ブレンデッド スコッチウイスキー
ライトな味わいで気軽に飲み進められる、おすすめのブレンデッドウイスキー。クセがなく飲みやすいのでスコッチウイスキー初心者におすすめです。何を買えばよいか迷っている方にまず試してほしい銘柄。口当たりがよく後に残りにくいので、食前酒にもぴったりの1本です。
デュワーズ(DEWARS) ホワイトラベル ブレンデッド スコッチウイスキー
アメリカで高い人気を集めるスコッチウイスキー。淡麗かつドライな味わいでウイスキー特有のとろみが非常に少なく、飲みやすさに定評がある銘柄です。ストレートはもちろん、ハイボールならさらに手軽に楽しめます。
さまざまな飲み方をしてもきちんとおいしく飲めて満足感がある銘柄。クセのない銘柄を試したい方におすすめです。
ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) レッドラベル
「ジョニーウォーカー」の象徴的存在ともいえるブレンデッドスコッチウイスキー。軽い飲み口の原酒とピートがきいた風味の原酒のブレンドにより、深く複雑な味わいを実現しているのが魅力です。
口に含むと、シナモンやペッパーを思わせる力強いスパイスとともに、スモーキーな風味も訪れます。バニラのようなコクのある味わいへと変化するのが特徴。フィニッシュには独特のスモーキー感が余韻として残ります。
バランスがよい味わいで、水割り・ロック・ハイボールなど飲み方を問わずに楽しむことが可能です。
ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) ブラックラベル ブレンデッド スコッチウイスキー
ジョニーウォーカーのなかでも、12年以上熟成された原酒をブレンドしたプレミアム銘柄。リーズナブルな価格からは想像できない深いコクと味わい、ふわりと広がるピート香が魅力です。ストレートでじっくり飲んでもアルコールのクセが気になりにくく、しっかりまるみのあるおいしさを感じます。
ウイスキーにこだわりのある方にもぜひ試してほしい、おすすめのスコッチウイスキーです。
オールドパー(Old Parr) 12年 ブレンデッド スコッチウイスキー
152歳まで生きたといわれる農夫、「オールドパー」の名前を持つスコッチウイスキー。日本に輸入された最初のスコッチともいわれており、日本でも馴染み深いウイスキーの1つです。
12年以上熟成した原酒が持つ芳醇な味わいと深いコク、あたたかみを感じる余韻が魅力。うまみがしっかりしているので、ぶりの照り焼きなど濃いめの和食のお供にもおすすめです。
ホワイトホース(WHITE HORSE) ファインオールド
知名度の高いスコッチウイスキー。日本ではハイボールで使うブレンデッドウイスキーとして広く親しまれています。
花やハチミツのように甘くて華やかな香りが楽しめるのがポイントです。味わいはコクがあり、口当たりはなめらか。後味はドライでスムーズに飲めるのが魅力です。価格帯がリーズナブルなので、気軽に飲めるスコッチウイスキーを探している方はぜひチェックしてみてください。
ハイランドクイーン(HIGHLAND QUEEN) ブレンデッド スコッチウイスキー
熟成モルトとグレーンのヴァッティングによる、豊潤な飲み口が魅力のスコッチウイスキー。口当たりは軽く、熟したリンゴを思わせるジューシーな果実の甘みがじっくりと楽しめます。香りには、ハチミツ・リンゴ・トフィーといったすっきりとした甘さを感じるのが特徴です。
余韻が長めに残るのもポイント。クセが少なく、なめらかで爽快な味わいが堪能できる、おすすめのスコッチウイスキーです。
ティーチャーズ(TEACHER’S) ハイランドクリーム
150年以上愛され続けている、ブレンデッドスコッチウイスキー。アードモアモルトやグレーンウイスキーなど、さまざまなモルトウイスキーを使用しています。ティーチャーズこだわりの製法で作った、モルトウイスキーのブレンド比率を高めたことで、スモーキーながら爽やかな風味があるのが特徴です。
穀物の甘いコクと、シルクのようになめらかで優しい口当たりが特徴。熟したリンゴや洋ナシのようなフルーティーな香りがするのもポイントです。
ストレート・ロック・ハイボールと飲み方を選ばず、それぞれリッチな味わいを楽しめます。価格も安いため、本格的なスコッチウイスキーを日常で気軽に楽しみたい方におすすめの1本です。
オールドパース(Old Perth) オリジナル
シェリー樽で熟成したウイスキーのみをブレンドしたスコッチウイスキーです。シェリー樽の芳醇さを損なわないように、ノンチルフィルターのアルコール度数46%で仕上げています。
琥珀の液色で、ブレンデッドモルトタイプです。香りはふくよかですが、口当たりは優しいのが特徴。シェリー樽で熟成されたウイスキーらしく、スパイシーでエレガントな味わいを楽しめます。
名前は、ブレンディング発祥の町といわれるハイランドの町「パース」に由来。シェリー樽で作られたブレンデッドウイスキーが気になる方におすすめです。
デュワーズ (DEWARS) 12年
12年以上熟成されたアバフェルディを中心に、40種類以上の原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーです。熟成したモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした後に、もう一度樽の中で熟成させる「ダブルエイジ製法」を採用することで、なめらかな味わいを実現しています。
リンゴや完熟桃、柑橘などのフルーティーさのなかに、ほのかなスパイスを感じられる香り。口に含むとフローラルかつ重厚感のある味わいが広がり、フィニッシュにバニラとバタースコッチの余韻が長く続きます。少し贅沢なハイボールを楽しみたい方におすすめのスコッチウイスキーです。
サントリーホールディングス(Suntory Holdings Limited) 碧Ao
自社蒸溜所で造った「世界5大ウイスキー」の原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーです。歴史や風土、原料や製法も異なる5大ウイスキーの個性をそれぞれ活かしてブレンドすることで、多様性に満ちた新しい味わいに仕上げています。
バニラやパイナップルのようなフルーティーな香りの後に、クリーム系の甘さとウッディな香りが続くのが特徴。口当たりは甘くなめらかで、後からスモーキーやシナモンのスパイスを感じられます。
飲み方で味わいが大きく変化するのもポイントです。甘さが際立つ、複雑で厚みのある味わいを楽しみたいときはロックがおすすめ。華やかな香りとほのかなスモーキー感を味わいたいときはハイボールが適しています。さまざまな楽しみ方ができるスコッチウイスキーを選びたい方におすすめです。
スコッチウイスキーの選び方
種類で選ぶ
蒸溜所のこだわりを感じられる「シングルモルトウイスキー」
シングルモルトウイスキーとは、単一の蒸溜所の原酒のみで造られたウイスキーのことを指します。原料は大麦麦芽100%。スコッチウイスキーのなかでも、特に個性的な味わいを楽しめます。
蒸溜所によって仕込み水や製造工程、熟成させる樽や環境などが違う点に注目。細かな違いの積み重ねが個性を与え、ワインにも引けを取らない多種多様な味わいのウイスキーを生み出しています。
蒸溜所がある地域によっても、味わいに大まかな特徴があるのがポイント。地酒としての魅力も兼ね備えています。個性が際立つお酒が好きな方におすすめです。
穏やかな味わいの「グレーンウイスキー」
グレーンウイスキーとは、トウモロコシ・ライ麦・小麦などの穀類を主原料としたウイスキーです。主原料に大麦麦芽を糖化酵素として加えることで製造されます。
連続式蒸溜機を用いて蒸溜されるのも特徴。クセのないスコッチウイスキーを楽しみたい方におすすめです。
初心者にもおすすめの飲みやすい「ブレンデッドウイスキー」
ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜ合わせて造られるのが特徴です。複数のモルトウイスキーをブレンドし、味わいをより引き立てるためにグレーンウイスキーを加えます。
個性的なウイスキーをうまくつなぎ合わせることで、風味豊かな味わいを持つウイスキーに仕上がるのがポイント。銘柄ごとに個性がありつつも、優しい飲み口のブレンデッドウイスキーは、初めてスコッチウイスキーを口にする方にもおすすめです。
産地で選ぶ
ハイランド
スコットランドの北側にある、広大な地域のハイランド。スコットランドの蒸溜所は、3分の1ほどがハイランドにあります。広いハイランドのなかでも、有名な蒸溜所が多くあるのが北ハイランドです。
広い地域だけにさまざまな味わいの銘柄がありますが、比較的まろやかで落ち着いた味わいのモノが多いのが特徴。グレンモーレンジィ、ダルモアなどが造られています。
スペイサイド
大麦の収穫量が多く多数の蒸溜所があり、有名な蒸溜所が集中しているスペイサイド。ウイスキーは、花やハチミツのようなフローラルな香りと華やかな風味の銘柄が多く、親しみやすいのが特徴です。
日本でも有名なマッカランや、グレンフィデックなどが造られている地域。ウイスキー初心者はまずスペイサイドの銘柄からトライしてみるのがおすすめです。
ローランド
ローランドは、スコットランドの南側に位置する地方です。かつては多くのモルトウイスキー蒸溜所がありましたが、次第に衰退し、現在稼働している蒸溜所は6つのみとなっています。
通常2回の蒸溜を3回行うところがあるのも特徴。ライトな口当たりで、良質な大麦ならではの柔らかな風味と、わずかにドライな後味が楽しめます。
代表的な銘柄はオーヘントッシャンや、グレンキンチーなど。ブレンデッドウイスキーに使われるグレーンウイスキーを多く生産している地域としても有名です。
アイラ
スコットランドの西側に位置する小さな島、アイラ島。その面積は淡路島よりひと回り大きい程度です。現在稼働している蒸溜所は8つと少ないにもかかわらず、「スコッチの聖地」と呼ばれています。
アイラ島で造られるウイスキーは、個性的な味わいが特徴。風味は「強烈な燻製臭」などとたとえられます。独特な味わいが生まれる秘密は、ピートと呼ばれる泥炭を原料に使用すること。そのため、スモーキーな風味が強まります。
味わいは人によって好き嫌いが分かれますが、熱狂的なファンになる方も少なくありません。ラフロイグやボウモアなどが、アイラで造られる代表的な銘柄です。
キャンベルタウン
キャンベルタウンは、アイラ島とハイランド地方の中間あたりにある小さな港町。以前は30を超える蒸溜所があり、主要産地として知られていましたが、徐々に衰退し、現在稼働している蒸溜所はわずか3つにまで減っています。
港町らしく、わずかな塩気と甘みが感じられる味わいが特徴で、ファンも多いキャンベルタウンのウイスキー。スプリングバンクは華やかな風味でウイスキー初心者にも人気の銘柄です。
アイランズ
スカイ島やオークニー諸島など、アイラ島を除くスコットランドの島々をひとつにまとめた地域がアイランズです。それぞれの島が離れていることもあり、アイランズならではの特徴はなく、それぞれの蒸溜所によって味わいは異なります。
タリスカー、ハイランドパークなどがアイランズで造られている代表的な銘柄です。
熟成年数で選ぶ
スコッチウイスキーのラベルに書かれている「10年」「15年」などの年数は、熟成年数を表しています。長期熟成になるほどアルコールが揮発したり、できあがるまでの手間がかかったりするため、年数に比例して値段が高くなるのが一般的です。熟成をさらに重ねることで、より味わい深く個性的な風味を楽しめます。
なお、ラベルに熟成年数の表記がないモノは「ノンエイジウイスキー」です。熟成年数に捉われず原酒をブレンドしているため、価格が抑えられています。比較的安価で入手できるうえ、その銘柄らしい味わいをつかめるので、初心者におすすめのウイスキーです。
熟成樽で選ぶ
オーク樽
ウイスキーやワインなど、さまざまなお酒を熟成するのに広く使われているのがオーク樽。おもにアメリカンオークとヨーロピアンオークの2種類がよく使用され、それぞれ味や香りが異なります。
アメリカンオークは、濃厚な香りが特徴。バニラやバナナのような、甘くフルーティーな香りが楽しめます。すっきりとした酸味から、徐々に深い味わいとなっていくところがアメリカンオークの醍醐味です。
ヨーロピアンオークは、ドライフルーツのような濃厚でこっくりとした甘みを感じさせるのが特徴。香りもフルーティーでまるみがあり、バランスのよい味わいが楽しめます。
ミズナラ樽
サントリーが世界で初めて使用し、ジャパニーズウイスキーでよく使われているミズナラ樽。ミズナラは日本固有のオークで、ジャパニーズオークとも呼ばれます。一般的には、ミズナラ樽で熟成させたウイスキーは繊細ながら独特な味わいや香りを持っています。
香木の白檀や伽羅のようとも評される、芳醇で豊かな香りがポイント。熟成が進むにつれ、ラズベリーのような香りも感じられます。
シェリー樽
シェリー酒の貯蔵に使われたオーク製の樽が「シェリー樽」。シェリー樽で熟成させると、シェリーの香りや色がウイスキーに影響して、より味わい深くなるのが特徴です。たとえば、オロロソという色の濃いシェリーの熟成樽で造られたウイスキーは、赤みの強い琥珀色になります。
シェリー樽ならではの魅惑的な色合いと、濃厚な甘みは秋冬にもぴったりの味わい。静かな夜に、ゆったりと味わいたい魅力があります。
バーボン樽
バーボンの貯蔵に使われたオーク製の「バーボン樽」での熟成は、以前主流だったシェリー樽が不足して手に入らなくなった際に、アメリカからバーボン樽を輸入して使用したのが始まりとされています。
バーボン樽で熟成させたウイスキーがおいしく仕上がったため、その後も継続してバーボン樽が使われるようになりました。現在ではスコッチウイスキーの多くがバーボン樽で熟成を行っています。
バーボン樽で熟成を行うと、バーボンらしいカラメルのような甘みがプラスされ、まろやかな口当たりへと変化するほか、ほのかにスモーキーな香りがつくのも特徴です。
番外編:スコッチウイスキーのおすすめの飲み方
オン・ザ・ロック
ロックグラスに氷を入れて、ウイスキーを注ぐ飲み方が「オン・ザ・ロック」。氷でウイスキーをキリッと冷やして飲めるほか、氷が徐々に溶けていくことでアルコール度数や口当たりの変化なども楽しめます。
少しずつ飲む飲み方なので、スコッチウイスキーをじっくり堪能したい方におすすめです。
水割り
水割りは日本ではウイスキーのポピュラーな飲み方。食事とともにウイスキーを味わいたいなら水割りがおすすめです。
使用するグラスは背の高いタンブラータイプ。グラス一杯に氷を入れてグラスが冷えたら、ウイスキーをグラス1/3ほど注ぎます。ポイントはマドラーやバースプーンを使って十数回静かに回すこと。ウイスキーがしっかり冷えるとともに、香りが引き立つのがメリットです。
その後、ウイスキー量の2〜2.5倍ほどのミネラルウォーターを静かに入れて、最後にマドラーで軽く混ぜます。なお、ウイスキーを同量の常温ミネラルウォーターで割ったモノは「トワイスアップ」といいます。
お湯割り
寒い季節には、お湯割りでホットなウイスキーを楽しむのがおすすめ。香りが湯気と共に立ち上り、ふくらみのある味わいを強調します。
作り方は、まずカップタイプの耐熱グラスに一度お湯を入れ、グラスを先にあたためます。あたためたお湯を捨てて、ウイスキーをグラス1/3杯ほど注ぎましょう。
次に、ウイスキーの2~3倍のお湯を入れます。お湯は沸騰したてだとアルコールが際立ってしまうので、80℃ほどに冷ましたモノを使うことがポイント。最後にマドラーで混ぜて完成です。
トッピングとしてジャムを加えればデザート感覚で楽しめるうえ、シナモンやクローブなどのスパイスを加えればよりあたたかさが感じられます。ぽかぽかと体をあたためながら、さまざまなおいしさを味わえる飲み方です。
ハイボール
ウイスキーを炭酸で割った飲み方。ウイスキーをさっぱり飲めるので、強いお酒が苦手な方におすすめです。
氷を入れたタンブラーにウイスキーを45mlほど入れます。マドラーでかき混ぜてウイスキーを冷やすのがポイント。その後ソーダを入れて混ぜます。レモンスライスを入れるのもおすすめです。
スコッチミスト
暑い時期にスコッチウイスキーを楽しむのにぴったりの飲み方です。見た目も涼やかで華やかなのがメリット。細かい水滴がグラスにつくのでミスト(霧)という名前が付けられました。
まず、細かく砕いたクラッシュアイスをロックグラスにたっぷり入れます。ウイスキーを60ml入れてマドラーでステア。ウイスキーとグラスがしっかり冷えるまで混ぜるのがポイントです。レモンの皮を切ったレモンピールを上に飾るとより本格的になります。
ゴッドファーザー
アンズの種子核である杏仁を原料とするリキュール「アマレット」とウイスキーを使ったカクテルです。アマレットのマイルドな甘みとカカオのような香りがウイスキーにコクを与えます。アルコールが強く濃厚で深みのある大人の味わい。「ゴッドファーザー」という名にふさわしいカクテルです。
作り方は簡単。ロックグラスに氷を入れたら、ウイスキーとアマレットを入れてステアするだけです。分量はウイスキー45ml、アマレット15mlを使用します。
番外編:グラスにこだわるのもおすすめ
スコッチウイスキーを楽しむ際は、グラスにこだわるのがおすすめ。たとえばストレートで飲む場合は小ぶりなテイスティンググラスや、シングルモルト専用に作られたグラスなどで楽しめます。グラスによって感じる味わいや印象が変化するのがポイントです。
オン・ザ・ロックで飲む場合は、ロックグラスと呼ばれるグラスに注ぐのが一般的。ロックグラスはさまざまなブランドから販売されており、選ぶ楽しみがあるのも特徴です。
ハイボールではタンブラータイプのグラスを使用します。飲み口を重視する場合は、薄さにこだわった製品がおすすめ。グラスにもこだわって、スコッチウイスキーをよりおいしく楽しんでみてください。
豊富なラインナップが揃っているスコッチウイスキー。そのまま飲んでも楽しめますが、産地の特徴や種類の違いを理解すると楽しみが広がり、奥深い世界を堪能できます。興味がある方はぜひ今回ご紹介した銘柄を参考に、飲み比べてみてください。