ビールに代わるとりあえずの一杯として定着しつつあるハイボール。最近では、自宅やアウトドアで手軽にハイボールが楽しめる「ハイボール缶」の人気が高まっています。各メーカーの人気ウイスキーを使用したハイボール缶はもちろん、少量生産のクラフトハイボール缶も魅力です。
そこで今回は、おすすめのハイボール缶を厳選してご紹介。ハイボール缶の選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
ハイボール缶の選び方
度数で選ぶ

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ハイボール缶のアルコール度数は7%が主流です。ほかにも、5~6%の控えめなアルコール度数のモノや、9%の高アルコール度数のモノもあります。ガツンと重めの飲みごたえのある味わいを楽しみたい方には9%のハイボール缶がおすすめ。
暑い季節や味の濃い料理に合わせるときは、5~6%の控えめなハイボール缶を選ぶと、ゴクゴクと勢いよく飲んで喉を潤せます。好みや用途に応じて、最適なアルコール度数の銘柄を選んでみてください。
味わいで選ぶ

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ひとくちにハイボール缶といっても、ベースとなるお酒によって味わいが異なります。サントリーの角瓶をベースにした角ハイボール缶はスッキリとした味わい、キリンのホワイトホースをベースにしたハイボール缶はまろやかな味わいが特徴です。
さらに、ウイスキー以外にも焼酎をベースにしたハイボール缶もラインナップ。糖質・プリン体ともにゼロなので、健康を気遣う方から人気を集めています。
ハイボール缶のおすすめ
サントリー(SUNTORY) 角ハイボール缶
おなじみのウイスキー「角瓶」を使用したハイボール缶です。角瓶は、同ブランドで人気の山崎や白州蒸留所のバーボン樽原酒がバランスよくブレンドされているのが魅力。従来品より炭酸の刺激がアップし、お店で味わうような爽快な喉越しが楽しめます。
さらに、レモンスピリッツが添加されているため爽やかさと飲みやすさが増し、暑い季節やお風呂上がりにもぴったりの一本です。コクがありながらドライな後口で、スッキリ飲みたい方に向いています。
サントリー(SUNTORY) 角ハイボール缶<濃いめ>
ウイスキー「角瓶」をアルコール度数9%の濃いめにブレンドしたハイボール缶です。ガツンと重い大人の風味は、本格的なバーの味。80年を超えるロングセラーの銘柄である角瓶ファンの方はもちろん、高アルコール度数のお酒好きな方から高く支持されています。
甘い香りとコクのあるウイスキー本来の風味がしっかり感じられ、食後のゆったりした時間に単品で味わう銘柄としてもおすすめです。ほのかなレモンピールの香りがアクセントを添えています。
サントリー(SUNTORY) トリス ハイボール缶
ユニークなアンクルトリスのデザインでおなじみのウイスキー、「トリス」を使用したハイボール缶です。スッキリとした味わいが魅力のトリスに、レモン風味を加えることで、さらに爽快で飲みやすさを重視した風味に仕上がっています。
食事の味を邪魔せずスルスルと飲めるので、食中酒としてもおすすめ。ほかの銘柄に比べてレモンの香りが強く、軽やかな味わいはウイスキー初心者の方にも最適です。
ジムビーム(JIM BEAM) ハイボール缶

人気のバーボン「ジムビーム」を使用したハイボール缶です。バーボンはウイスキーの一種ですが、原料にトウモロコシを51%以上使用し、焦がしたオーク樽で熟成しなければならないなどの基準があります。
基準をクリアしたバーボンの特徴は、甘い香りとまろやかな味わい。ハイボール缶はレモンを加えることで、まろやかさと爽やかさのほどよいバランスを実現しています。バーボン独特のクセも感じられるのでバーボン好きな方にもおすすめ。アルコール度数はやや控えめの5%です。
キリン(KIRIN) ホワイトホース ハイボール

スコッチウイスキー「ホワイトホース」を使用したハイボール缶です。スコッチはスコットランドで製造されるウイスキーの一種。麦芽を乾燥させる際に使用する、ピート由来のスモーキーな香りが最大の特徴です。ホワイトホースは、ほのかに香るスモーキーさとまろやかな味わいが楽しめます。
知名度ではほかの銘柄に劣りますが、スコッチ愛飲者から長年支持されている定番品です。ふわっと香る程度の控えめな香りなので、初心者でも飲みやすくおすすめ。いつものハイボール缶に物足りなさを感じている方に、ぜひ試してほしい一本です。
アサヒ(Asahi) ニッカ淡麗辛口ハイボール

国産ウイスキーを使用した端麗辛口のハイボール缶です。炭酸が強めに仕上げられているので、心地よい刺激が満喫できます。こだわりの瀬戸内産レモンエキスを加えることで、爽やかで飲み飽きない味わいを実現。ゴクゴクと勢いよく飲んで、喉の渇きを潤したいシーンに最適です。
キレのある後口はどんな食事にも合い、特に焼肉や揚げ物などの油っこい食事とは好相性。価格が安いので、晩酌で毎日飲みたい方におすすめです。キャンプやバーベキューなど、大量に消費にするシチュエーションにもぴったり。スッキリとした辛口が好きな方におすすめです。
アサヒ(Asahi) ブラックニッカ クリアハイボール

ヒゲのおじさんでおなじみの「ブラックニッカクリア」を使用したハイボール缶です。「ウィルキンソン・タンサン」の強炭酸を組み合わせ、高アルコール度数の9%に設定することで、強い刺激と飲みごたえのあるハイボール缶を実現しています。
ブラックニッカクリアは、ピートを使用せず熱風だけで麦芽を乾燥させているため、透明感のあるすっきりとした味わいが特徴。ブレンドしたグレーンウイスキーのほのかな甘さが感じられるのが魅力です。
クセがないので飲み飽きず、どんなシーンにもマッチします。ウイスキー独特の香りが苦手な方でも飲みやすい、おすすめの一本です。
アサヒ(Asahi) ウィルキンソン・ハイボール

強炭酸で人気の「ウィルキンソン・タンサン」を使用したハイボール缶です。ニッカウヰスキーの原酒をベースに、クセのないスッキリとした味わいに仕上がっています。喉に心地よい炭酸の刺激に加え、アルコール度数9%のガツンとした飲みごたえが魅力です。
爽快感がきわだっているので、アウトドアのキャンプやバーベキューシーンにぴったり。食事との相性もよく、味の濃い料理や油っこい料理を食べたあとの口の中をさっぱり潤します。ほのかに香るレモンの香りがアクセントです。
宝酒造 タカラ 焼酎ハイボール レモン

宝酒造の焼酎をベースに、淡麗辛口に仕上げたハイボール缶です。焼酎は糖質・プリン体ゼロのため、健康を気遣う方にもおすすめ。レモン風味で飲みやすく、爽快さと飲みごたえの両方を実現しています。
比較的安いので、晩酌にぴったりのリーズナブルなハイボール缶を探している方におすすめです。焼酎派の方が満足できる一本。レモンのほかにも、グレープフルーツやシークヮーサー、梅干し割りなど全12種類のラインナップがあるので、気になる味わいを試してみてください。
甲州韮崎 ハイボール

山梨県甲州市で造られるウイスキー「甲州韮崎ゴールド」を使用したハイボール缶です。香料・甘味料・保存料は一切使用しておらず、ウイスキー・レモンリキュール・炭酸のみで造られているため、自然派志向の方におすすめです。
甲州韮崎ゴールドは、樽由来のスパイス感と甘い熟成香が特徴。まろやかで奥深い味わいのウイスキーにレモンリキュールの爽やかさがプラスされ、重すぎない程よいバランスに仕上がっています。食後に単品で飲んでも満足感の高いハイボール缶としておすすめです。
三和酒類 いいちこ下町のハイボール GOLDEN BLEND

熟成樽貯蔵酒をブレンドしたハイボール缶。樽で熟成させた麦焼酎ならではの深い味わいと、甘い香りを堪能できます。炭酸の割合をこだわり抜き、レモンスピリッツを隠し味として使っているのも魅力です。味の濃い料理や、スナック・チーズ等のおつまみ、甘いチョコなどさまざまな食べ物とともに楽しめます。
また、プリン体・糖質・香料・甘味料がゼロなのもうれしいポイント。本格焼酎のハイボールを、飲みきりサイズで手軽に味わいたい方におすすめです。
ハイボール缶には定番のウイスキーベースの銘柄だけでなく、焼酎ベースのモノもあります。最近のハイボール人気を受けて、選択の幅が広がりつつあり、飲み比べて楽しめるのもうれしいポイント。記事を参考に、好みや用途にぴったりのハイボール缶を探して、自宅で手軽においしいハイボールを楽しんでみてください。