サツマイモ特有の甘く濃厚な香りで人気の「芋焼酎」。やさしい甘みやフルーティーな香りを堪能できる銘柄に、エッジの効いた銘柄、プレミアムな高級銘柄など、使用するサツマイモの品種や麹の種類ごとに個性豊かな味わいを堪能できます。

そこで今回は、多彩に展開されている芋焼酎のなかからおすすめ銘柄をピックアップ。選ぶ際のポイントやおいしい飲み方も詳しくご紹介します。ぜひお気に入りの1本を見つけてみてください。

芋焼酎の特徴は?麦焼酎との違い

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芋焼酎は、サツマイモを主原料にして造られている焼酎です。糖度の高いサツマイモ由来の、甘く濃厚な香りが特徴。大麦を主原料とする、すっきりとした味わいの麦焼酎と比べると、香りやクセはやや強めの印象です。

以前は独特の香りに好みが分かれる傾向があったものの、最近ではクセを抑えた飲みやすい銘柄も登場。飲むとやみつきになる芳醇な香味で、多くの焼酎ファンを魅了しています。

サツマイモならではの甘みを堪能できる銘柄に、エッジの効いた力強い味わいの銘柄、マスカットやバナナを思わせる豊潤な香りを引き出した銘柄など、使用するサツマイモの品種や麹の違いなどによって個性豊かな風味を楽しめるのも魅力。

種類豊富な芋焼酎を飲み比べしながら、自分好みの味わいを見つけていくのも一興です。

麦焼酎について詳しく知りたい方はこちら

芋焼酎の選び方

芋の風味を味わうなら「乙類」がおすすめ

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焼酎は、蒸留方法などの違いによって「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の大きく2つに分類されています。「甲類焼酎」とは、製造過程でもろみを蒸留する際に連続式蒸留機を用いて蒸留を行い、アルコール度数36%未満に仕上げられた焼酎のことです。

純度の高いアルコールが取り出されるため、色は無色透明ですっきりとした味わいが特徴。クセが少なく飲みやすので、ストレートやロックなどはもちろん、チューハイやサワーのベースなどにも適しています。

一方「乙類焼酎」とは、単式蒸留機を用いて蒸留を一度のみ行い、アルコール度数45%以下に仕上げられた焼酎のことです。本格焼酎とも呼ばれており、原料の風味が色濃く残った深みのある味わいを堪能できるのが魅力。

芋の風味と個性が活きた芋焼酎を味わいたい場合には、ぜひ「乙類」を選んでみてください。

原料の芋の品種に注目

黄白色系の「黄金千貫(コガネセンガン)」

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「黄金千貫」は、芋焼酎に使用される代表格の品種です。淡い黄色の皮と果肉を持ち、豊富なでんぷん質を含んでいるのが特徴。加熱するとほくほくした食感にやさしい甘みを堪能でき、ふかし芋や天ぷら、お菓子の材料など食用としても人気を集めています。

黄金千貫を使った焼酎は、芋のふんわりとした甘い香りにフルーティーな味わいが魅力。なめらかで飲みやすいため、芋焼酎ファンの方にはもちろん、初心者の方にもおすすめです。

紫芋系の「アヤムラサキ・ムラサキマサリ」

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「アヤムラサキ」や「ムラサキマサリ」などの紫芋も芋焼酎に使用される人気の品種です。紫色の色素成分であるポリフェノールの一種、「アントシアニン」を豊富に含んでいるのが特徴。鮮やかな色素を活かして、お菓子用のペーストなどにも用いられています。

紫芋を使った焼酎は、甘く華やかな香りに上品かつ軽やかな味わいが魅力。赤ワインのような芳醇な風味を好む方におすすめです。

橙芋系の「アヤコマチ・ハマコマチ」

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「アヤコマチ」や「ハマコマチ」といった橙芋系品種は、カロテンを多く含み、カボチャやニンジンを思わせる濃いオレンジ色の果肉が特徴。冷めても鮮やかな色彩や甘みが損なわれにくいため、スイートポテトや料理の彩りなどとしても活用されています。

橙芋を使った焼酎は、花のような香りにフルーティーな甘みと香りを堪能できるのが魅力。飲みやすい口当たりなので、プレゼントにするのもおすすめです。芋焼酎特有のクセのある香りが苦手な方や、個性派焼酎を探している方はぜひチェックしてみてください。

白色系「ジョイホワイト」

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クリーム色の皮と果肉を持つ「ジョイホワイト」は、九州で開発された焼酎用の品種です。「ジョイホワイト」を使った焼酎は、フレッシュフルーツのようなさわやかな香りになめらかな口当たり、端麗でフルーティーな味わいを堪能できるのが特徴。

飲みやすくさっぱりとした焼酎を好む方や、変わり種の銘柄を探している方におすすめです。

麹の種類と特徴

マイルドな味わいの「白麹」

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「白麹」は、古くから焼酎造りに使用されている黒麹の突然変異によって誕生した麹菌のこと。白麹で仕込まれた焼酎は、黒麹の焼酎と比べて香りや口当たりがやさしく、マイルドでスッキリとした味わいを堪能できるのが魅力です。

飲みやすいので、芋焼酎初心者の方にもおすすめ。キレがある爽快な飲み口は、食中酒にも適しています。

コクのある「黒麹」

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「黒麹」は、クエン酸を多く生成するため雑菌の繁殖を防ぐといわれています。高温多湿の九州地方などで、古くから焼酎造りに使用されてきた麹菌です。当時、焼酎の製造指導をしていた河内源一郎が、泡盛用の麹から黒麹の分離に成功したのが起源とされています。

黒麹で仕込まれた焼酎は、重厚なコクと旨みが特徴。芋の風味をしっかりと感じられる、力強い味わいを好む方におすすめです。

プレゼントや贈り物には高級銘柄が人気

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大切な方へのプレゼントや贈り物に芋焼酎を選ぶ際には、幻の焼酎やプレミア焼酎などと称される高級銘柄を選ぶのがおすすめ。なかでも、頭文字のMをとって「3M」とも呼ばれている、魔王・村尾・森伊蔵の3銘柄が人気を博しています。

高い需要がありながら、少量生産のために入手困難な状況が続いている上質な銘柄揃いで、定価の数倍の価格で取引されているケースも。希少品でなかなか手に入れにくいため、焼酎好きの方に喜ばれます。

特別感のある芋焼酎を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

芋焼酎のおすすめ銘柄

霧島酒造 黒霧島

伝統ある味わいを堪能できる

創業100年を超える老舗蔵元「霧島酒造」が手がける定番の本格芋焼酎、「黒霧島」。九州の豊かな土地で育った「黄金千貫」を、黒麹と霧島連山の清らかな地下水で仕込んだ上質な1本です。

黒麹由来のトロリとした濃厚なコクと甘みに、キレのあるすっきりとした後味は、料理とともに楽しむ食中酒にぴったり。香りにクセが少ないので、和洋中にエスニックと幅広い料理の味を引き立て、食をより一層楽しくおいしく彩ります。

飲み方は、ロックや「黒ッキリボール」と名付けられたソーダ割りがおすすめ。ぜひ、さまざまな料理と合わせながら、伝統ある味わいを堪能してみてください。

霧島酒造 赤霧島

幅広く楽しめる芋焼酎を探している方に

紫芋品種の「ムラサキマサリ」を白麹でじっくりと仕込んだ本格芋焼酎。ムラサキマサリに含まれる豊富なアントシアニンが、麹菌の生成するクエン酸に反応してもろみが真っ赤に染まることから「赤霧島」と名付けられ、通称「赤キリ」として親しまれています。

気品のある香りに余韻の残るクリアな甘みは、さまざまな料理と好相性。ワインのように、チーズや生ハム、ビターチョコレートなどとのマリアージュを楽しむのも一興です。

ロック・ストレート・水割りなどのシンプルな飲み方で本来の香味をじっくり味わうほか、お湯割りにした赤キリに板チョコを加えたり、赤キリをバニラアイスにかけたりとユニークな赤キリデザートを堪能するのもおすすめ。

定番からアレンジの効いた飲み方まで、幅広く楽しめる芋焼酎を探している方はぜひチェックしてみてください。

霧島酒造 茜霧島

フレッシュな香りとフルーティーな甘み

鮮やかなオレンジ色のサツマイモ品種「タマアカネ」を使用した本格芋焼酎。酵母に霧島酒造独自の「芋の花酵母」を採用し、開発から商品化に至るまで約13年もの歳月をかけたこだわりの1本です。

桃やオレンジを思わせるフレッシュな香りに、フルーティーな甘みが特徴。口に含めば、甘く華やかな香味が広がるとともに、長めの余韻を堪能できます。

まずは、ロック・水割り・お湯割りと、基本の飲み方で本来の風味をじっくりと味わうのがおすすめ。ソーダ割りにした茜霧島にレモンやオレンジスライスを加えたり、赤霧島をピーチティで割ったりと、オリジナルの焼酎カクテルを楽しむのも一興です。

クセの少ない芋焼酎を好む方はぜひ試してみてください。芳醇な味わいは、プレゼントにもぴったりです。

白玉醸造 魔王

明治37年、九州南部の大隅半島に創業した本格焼酎の蔵元「白玉醸造」が手がける芋焼酎。「魔法」は、3Mと呼ばれるプレミア焼酎の一角で、多くの焼酎ファンを長年魅了し続けている人気銘柄です。

地元産のサツマイモをじっくりと仕込んで、吟醸香を思わせるリンゴのような華やかな香りに、トロリと上品な甘みを引き出した1本。つい杯を重ねてしまうような、やさしくやわらかな味わいが魅力です。

飲み方は、本来の風味をじっくりと堪能できるロックや水割りがおすすめ。希少性が高いので、芋焼酎好きの方や、大切な方へのプレゼントにも適しています。

白玉醸造 白玉の露

「白玉醸造」が手がける看板銘柄のひとつ、「黄金千貫」を白麹で仕込んだ本格芋焼酎です。芋由来の甘くやさしい香りに、まろやかでキレのあるすっきりとした飲み口が魅力。人気のプレミア焼酎「魔王」の原点とも称される上質な1本です。

飲み飽きしないスタンダードな味わいは、ストレートやお湯割りが好相性。飲みやすいうえ比較的お手頃価格なので、毎晩気軽に飲める芋焼酎を探している方や、芋焼酎を試してみたい方などにもおすすめです。

三岳酒造 三岳

屋久島産のサツマイモと原生林に育まれた清冽な水を、昔ながらのかめ壺仕込みで仕上げた本格芋焼酎。すっきりとした味わいのなかに感じる、豊かなコクと旨みが魅力の1本です。

まろやかな口当たりは、日々の食事を彩る食中酒として、こってりとしたフライから淡泊なお刺身までさまざまな料理と好相性。ぜひ、ストレート・ロック・お湯割り・水割り・ソーダ割りと、飲用シーンに合わせた多彩な飲み方を楽しんでみてください。

比較的リーズナブルでコストパフォーマンスに優れているのも注目ポイントです。

西酒造 天使の誘惑

170余年もの歴史ある焼酎蔵、「西酒造」が手がける本格芋焼酎。鹿児島県産の「黄金千貫」を丹念に磨いて白麹で仕込み、樫樽のなかでじっくり熟成させたこだわりの1本です。

長期熟成を経た芋焼酎は、薄い琥珀色の液色に芋ならではの上品な香りを放ち、まるでブランデーのような仕上がり。とろりとした口当たりが心地よく、ほのかな甘みと旨みの余韻も長く楽しめます。

芳醇な味わいは、塩気の効いた料理や揚げ物、中華料理などとも好相性。樫樽貯蔵による古酒ならではの、奥深い香味をぜひじっくりと堪能してみてください。

西酒造 紅薩摩宝山

厳選された紫芋品種「アヤムラサキ」を使った、上質な本格芋焼酎です。赤ワインを思わせる深みのある香りにやさしい口当たりが特徴。口に含めば、上品な甘みとコク、すっきりとキレのある後味を堪能できます。

飲みやすくクセの少ない味わいは、食中酒にぴったり。肉料理に魚料理、エスニック料理などとも相性がよく、さまざまな料理の味わいを引き立てます。

飲み方は、ロック・水割り・ソーダ割りなどの冷やがおすすめ。ロックなら華やかな香り、ソーダ割りならクリーミーな香りを堪能できるのが魅力です。ぜひ自分好みの飲み方を見つけてみてください。

大海酒造 海

古くからサツマイモの栽培が盛んな鹿児島県鹿屋市に蔵を構える、「大海酒造」の本格芋焼酎。本銘柄は、赤芋品種の「ベニオトメ」と日本酒でも用いられる黄麹を使用して、低温発酵・減圧蒸留で仕込んだこだわりの1本です。

黄麹由来の華やかかつフルーティーな香りと甘み、心地よく爽快な味わいが魅力。クセの少ないすっきりとした飲み口は、とくに芋焼酎初心者の方や独特の香りが苦手な方におすすめです。

ぜひ、ロックや水割り、ソーダ割りなどしっかりと冷やした飲み方で堪能してみてください。

大海酒造 くじらのボトル 綾紫黒麹

「大海酒造」の代表銘柄、「くじらのボトル」シリーズの本格芋焼酎です。紫芋品種の「アヤムラサキ」を、黒麹・常圧蒸留で丹念に仕込んだ1本。栓を開ければ紫芋特有の豊かで上品な香りが、口に含めば黒麹由来のまろやかな旨みが広がります。

飲用シーンに合わせて、冷えから熱燗まで幅広く楽しめるのも魅力。お湯割りなら40~50℃前後が飲みごろ、ロックやソーダ割りなら個性豊かな味わいを堪能できます。

濱田酒造 薩州 赤兎馬

鹿児島県いちき串木野市の焼酎蔵、「濱田酒造」が手がける本格芋焼酎。本銘柄は、人気の「赤兎馬」シリーズのなかでも、鹿児島県産「黄金千貫」を白麹で仕込んだスタンダードな1本です。

芋の気品漂う香りに端麗かつ重厚な旨みが特徴。仕込み水に霊峰冠岳の清らかな伏流水を用いて、やさしくまろやかな味わいを引き出しています。

三国志に登場する名馬「赤兎馬」が由来のキャッチーなネーミングに、赤と黒のコントラストが鮮やかに映える力強いボトルデザインも印象的。ロックに水割り、お湯割り、ソーダ割りと好みの飲み方でぜひじっくりと堪能してみてください。

濱田酒造 紫の赤兎馬

本格芋焼酎「紫の赤兎馬」は、同酒造を代表する人気銘柄のひとつ。紫芋品種「アヤムラサキ」と白麹を霊峰冠岳の湧水で仕込み、熟成と濾過を幾度も繰り返して磨き抜いた1本です。

グラスに注げば吟醸香を思わせる華やかな香りが立ちのぼり、口に含めばふくよかな甘みが広がります。まずはストレートで、個性豊かな香りと味わいをじっくりと堪能するのがおすすめ。

ワインのようなフルーティーな香味は、ロックや水割りにして、肉料理とのマリアージュを楽しむのも一興です。

さつま無双(Satsumamusou) 芋焼酎 もぐら

「黄金千貫」の持ち味を引き出した、上質な本格芋焼酎です。泡盛の伝統的な熟成法である「仕次ぎ法」により、原酒をじっくりと熟成させているのが特徴。

仕込み水には、シラス台地で育まれた「七窪大重谷」の湧水を自社の木槽受水槽で寝かせ、まろやかにして使用しています。造り手のこだわりがとことん詰められた1本です。

また、濾過を最小限に抑える「荒濾過」仕上げで、旨みや香りを絶妙に残しているのも魅力。「薩摩に双つとない焼酎を」という意味が込められた「さつま無双」の名の通り、唯一無二の深く濃厚な味わいを堪能してみてください。

濱田酒造 だいやめ~DAIYAME~

独自の熟成技術によって香りを十分に引き出したサツマイモ、「香熟芋」を使用した本格芋焼酎。イギリスで開催される酒類品評会「IWSC」で、2019年度の焼酎部門最高賞を獲得した実力派です。

世界でも高く評価されている、ライチのような華やかな香りに甘くマイルドな旨み、キレのある後味が特徴。香りを存分に堪能したい場合には、ソーダ割りがおすすめです。

洋食やスイーツと合わせるならロック、生姜焼きや焼き鳥などの居酒屋めしと合わせるなら水割りがぴったり。そのほか、出汁の効いた和食と合わせるならお湯割りなど、食事に合わせてさまざまな飲み方を楽しむのも一興です。

光武酒造場 黒麹芋焼酎 魔界への誘い

「魔界への誘い」というキャッチーなネーミングが印象的な、黒麹仕込みの本格芋焼酎です。原料の「黄金千貫」を丁寧に下処理し、悪臭をできるかぎり除去。「荒ごし濾過」により、旨みと香りが活きた深い味わいに仕上げられています。

口に含むと最初に感じるのは、黒麹特有の上品な香りにすっきりと淡麗な風味。あとから旨みとコクがじんわりと広がって、飲み進めるほどやみつきに。魔界に誘われているかのように心地よく杯を重ねてしまう、甘い香りとまろやかな口当たりが魅力です。

森伊蔵酒造 芋焼酎 森伊蔵

3Mと呼ばれる人気プレミア芋焼酎のひとつ、「森伊蔵」。鹿児島県で有機栽培された「黄金千貫」を原料に、伝統的なかめ壺仕込みでじっくりと熟成させたこだわりの銘柄です。

芋ならではのやさしい甘みを引き出して、クセの少ないまろやかな香りと味わいを実現。口に含めば、とろりとしたなめらかな風味が心地よく広がります。

特別な日に飲んだり大切な方へプレゼントしたりするのにぴったりの1本。高級かつ上質な芋焼酎を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

甲斐商店 伊佐美

明治37年、鹿児島県伊佐市に創業した老舗の焼酎蔵「甲斐商店」の本格芋焼酎です。「伊佐美」はプレミア焼酎の元祖で、焼酎ブームのパイオニアとしても知られる人気銘柄のひとつ。

「種子島むらさき芋」を黒麹でじっくりと仕込んで、まろやかな口当たりや、むらさき芋特有の上品な甘みとコクを引き出しています。雑味やクセが少なく、飲みやすいのも魅力。

ストレート・ロック・水割り・お湯割りなど飲み方を選ばない、オールマイティで上質な芋焼酎を探している方におすすめです。

種子島酒造 紫 ゆかり 大地のかがやき紫

自社畑で育てた紫芋品種「種子島ゴールド」を原料に、白麹で丹念に仕込んだ本格芋焼酎。手がけているのは、種子島の北部、鹿児島県西之表市にある老舗の焼酎蔵「種子島酒造」です。

仕込み水には、鉄分の少ない天然深層地下水「岳之田湧水」を使用。伝統のかめ壺仕込みで仕上げて、フルーティーな香りとほのかな甘みを引き出した1本です。

クセの少ない軽快な香味は、芋焼酎特有の香りが苦手な方や芋焼酎初心者の方にもおすすめ。水割り・お湯割り・ソーダ割りにしたり、レモンやライムなどの柑橘類を絞ったりと、好みや飲用シーンに合わせてさまざまな飲み方を楽しんでみてください。

宝酒造(TAKARA SHUZO) 全量芋焼酎 一刻者

京都に本社を置く大手酒造メーカー「宝酒造」が約6年もの歳月をかけて生み出した、芋100%の本格芋焼酎です。米麹を使用する一般的な芋焼酎とは異なり、独自の芋麹を使用しているのが特徴。

南九州の話し言葉で頑固者を意味する「一刻者」の名の通り、原料と麹のすべてに芋を使うという徹底したこだわりの詰まった1本です。味わいは、上品かつまろやか。栓を開ければ、芋本来の甘い香りがふわっと立ちのぼります。

ロック・お湯割り・水割り・ソーダ割りと、好みや食事のシーンに合わせてさまざまな飲み方を楽しめるのも魅力。雑味の少ないクリアな風味は、芋焼酎初心者の方にもおすすめです。

小鹿酒造 小鹿

日本有数のサツマイモ産地、鹿児島県大隅半島に本社を置く「小鹿酒造」の本格芋焼酎です。地元で採れる新鮮な「黄金千貫」のみを贅沢に使用した1本。白麹で丹念に仕込んで、ふわっと立ちのぼる華やかな香りに、すっきりとした甘みを引き出しています。

雑味を抑えたまろやかな風味は、さまざまなジャンルの料理やおつまみと好相性。1:1のお湯割りで飲めば、旨みと甘みが際立つ芳醇な味わいを楽しめます。日々の晩酌にぴったりの飲みやすい芋焼酎を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

村尾酒造 村尾

鹿児島県薩摩川内市の市街地に佇む小さな焼酎蔵、「村尾酒造」が手がけている本格芋焼酎です。「村尾」は、プレミア焼酎3Mの一角として知られる人気銘柄。良質な「黄金千貫」と国産米を使い、昔ながらのかめ壺仕込みで丹念に少量生産されています。

しっかりとした芋の風味がありながら、まろやかで深みのある味わいが魅力。上品な甘さのなかに、柑橘系を思わせるさわやかなキレも感じられます。すっきりとした飲み口は、さまざまな料理と楽しむ食中酒にぴったり。

特別感のある芋焼酎や、大切な方へのプレゼントに適した上質な銘柄を探している方におすすめです。

村尾酒造 薩摩茶屋

同酒造におけるスタンダートな芋焼酎。高級銘柄の「村尾」とは異なり、米麹にタイ米を使用しており、辛口に仕上がっているのが特徴です。

醸造は1次仕込み、2次仕込みともに昔ながらのカメ壺仕込みで、麹は黒麹を採用。キレがありつつも、柔らかな芋の甘みも感じられ、味わいにバランスが取れているのも魅力です。

丸西酒造 深海うなぎ

ラベルに描かれたうなぎの絵が印象的な芋焼酎。麹は黒麹、醸造は昔ながらのカメ仕込みを採用しており、コク深さと豊かな味わいを堪能できるのが特徴です。

原材料のさつま芋は黄金千貫を使用。さらに芋の旨みをいかすべく、ろ過を最小限にとどめているのも魅力です。

なお、同シリーズには赤いラベルもラインナップ。こちらは白麹、さらに紅芋を使っている点に違いがあり、より華やかな香りやスッキリとした甘みが感じられます。興味がある方はぜひ飲み比べてみてください。

鹿児島酒造 やきいも黒瀬

芋焼酎のなかでも「焼芋焼酎」を代表する1本。芋は黄金千貫、麹は白麹を使用しており、10年余の年月をかけて作り上げられたことでも知られています。

焼き芋の香ばしさやコクのある濃い甘みが味わえるのもポイント。飲み方はロック、さらにはより香りが立ち、甘みや旨みが引き立つお湯割もおすすめです。

小正醸造 黄猿 217380

完熟させた「黄金千貫」を華やかな香りを生む黄麹で仕込んだ、本格芋焼酎です。口に含めば、マスカットのようにフルーティーで上品な香味が広がる芳醇な1本。

さわやかな甘みとコクに、キレのある後味で飲みごたえも良好です。飲み方は、豊かな香りを存分に引き出す、水割り・ロック・ソーダ割りなどがおすすめ。個性際立つ高貴な味わいを、ぜひじっくりと堪能してみてください。

長島研醸 さつま島美人

比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスに優れた本格芋焼酎です。自然豊かな長島にある5つの酒蔵の原酒を、絶妙にブレンドして仕上げているのが特徴。

芋由来の豊かな香りに深いコク、まろやかな甘みを堪能できる1本です。クセが少なく飲みやすい味わいは、料理の味を引き立てる食中酒にぴったり。ストレート・ロック・水割り・お湯割りと、好みや飲用シーンに合わせてさまざまな飲み方を楽しめます。

毎日の晩酌にぴったりの芋焼酎を探している方は、ぜひチェックしてみてください。芋焼酎愛好家の方にはもちろん、初心者の方にもおすすめです。

佐藤酒造 黒麹仕込 佐藤

鹿児島県霧島市の焼酎蔵「佐藤酒造」が手がける本格芋焼酎です。原料には「黄金千貫」を使用し、黒麹で丹念に仕込んでいるのが特徴。手に入りにくいプレミア焼酎としても知られる人気銘柄です。

丁寧な熟成による繊細かつなめらかな口当たりに、「黄金千貫」の香ばしい香りと甘み、黒麹仕込み特有の力強い味わいが魅力。重厚なコクを感じる、飲みごたえ十分の芋焼酎を探している方におすすめです。

大口酒造 伊佐小町

鹿児島県伊佐市に本社を置く焼酎蔵「大口酒造」の女性社員が、「女性のための焼酎」をコンセプトに生み出した上品な本格芋焼酎。橙芋系品種「ハマコマチ」を原料に、地元のブランド米「伊佐米」で造った麹を使用して、丁寧に仕込んだ1本です。

花や紅茶、リンゴやトロピカルフルーツなどが何層にも折り重なった、甘く華やかな香りが魅力。さまざまな香気成分を高濃度に含んでいるため、フルーティーでみずみずしい香りに芋の素朴でやさしい香りと、嗅ぐたびに異なる芳香を楽しめるユニークな1本です。

「ハマコマチ」の可憐な花々をあしらった、レトロでかわいいパッケージデザインもポイント。香り高い芋焼酎を好む方はぜひチェックしてみてください。自分用にはもちろん、女性へのプレゼントにもおすすめです。

吉永酒造 利八ジョイホワイト

焼酎専用に開発された白色系の香り芋品種「ジョイホワイト」を使用した希少な本格芋焼酎。微量の塩分を含む井戸水と黒麹を用いて、伝統のかめ壺でじっくりと仕込んだ上質な1本です。

できあがった焼酎は、フルーティーな柑橘香に、おだやかで丸みのある味わいが魅力。ロックや水割り、お湯割りなど、飲用シーンに合わせてさまざまな飲み方を楽しめます。

一風変わった個性派芋焼酎を探している方は、ぜひチェックしてみてください。飲みやすいので、芋焼酎初心者の方にもおすすめです。

尾鈴山蒸留所 本格焼酎 尾鈴山 山ねこ

白色系品種「ジョイホワイト」を使用した、こだわりの本格芋焼酎です。手がけているのは、老舗焼酎蔵の別蔵として建設された「尾鈴山蒸留所」。

長期間じっくりと貯蔵熟成させて、フルーティーな柑橘香に麹由来の香ばしい香り、芋の上品かつまろやかな甘みを引き出しています。すっきりとした口当たりで、ロックや水割り、ソーダ割りなど冷やして飲むのがおすすめ。

クセが少なく飲みやすいので、芋焼酎初心者の方の入門酒にもぴったりです。

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番外編:芋焼酎のおすすめの飲み方

ストレート

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芋焼酎独特の香りと風味をダイレクトに堪能したい場合には、グラスに焼酎のみを注ぐ、シンプルな「ストレート」で飲むのがおすすめです。ただし、アルコール度数が高いため、お酒に弱い方や芋焼酎初心者の方は無理をしないようにしましょう。

チェイサーを用意して、少しずつゆっくりと味わってみてください。

ロック

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芋焼酎本来の風味を感じつつ、アルコールも抑えたい場合には、氷を入れたグラスに焼酎を注ぐ「ロック」がぴったり。飲み始めはストレートのような力強い味わい、氷が溶けるごとに水割りのようなやさしい味わいと、味の変化を堪能できます。

また、氷がグラスにぶつかって奏でる、「カラカラ」という音を楽しみながら飲めるのもロックの醍醐味。なお、常温のグラスを使用すると氷がすぐに解けてしまうため、事前にグラスをしっかりと冷やしておくのがおすすめです。

水割り

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「水割り」は、芋焼酎初心者の方やお酒があまり得意でない方にぴったりの飲み方です。加水によってアルコールが薄まり、やわらかな風味を味わえるのが魅力。芋焼酎独特の香りも和らぐため、飲みやすさも増します。

水と焼酎の割合を変えたり、好みで梅干しやレモンスライスなどを加えたりして、味わいの変化を堪能するのも一興です。さらに、水割りにした芋焼酎を冷蔵庫で一晩寝かせる「前割り」もツウな飲み方。

前割りにより焼酎と水がしっかりと馴染んで、よりまろやかな味わいを楽しめます。

ソーダ割り

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芋焼酎をさわやかに楽しみたい場合には、「焼酎ハイボール」とも呼ばれる「ソーダ割り」が人気。氷を入れたグラスに、焼酎としっかり冷やした炭酸水を注げば、豊かな香りが一層際立ちます。

ライムやレモンなど柑橘類のスライスを添えると清涼感がさらにアップ。食中酒としてはもちろん、デザートと一緒に食後酒として堪能するのもおすすめです。

お湯割り

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サツマイモの香味をじっくり堪能したい場合には、芋焼酎に70℃程度のお湯を注ぐ「お湯割り」がおすすめ。湯気とともに豊かな香りが立ちのぼり、口に含めばふくよかな味わいが広がります。

焼酎の名産地である鹿児島では、芋焼酎とお湯を6:4で割る「ロクヨン」や5:5で割る「ゴウゴウ」が人気。水割り同様、「前割り焼酎」を事前に準備しておき、飲む前に手で触れられるくらいの温度までお燗するとより風味がアップします。

なお、芋焼酎よりも先にお湯を注いでグラスをあたためておくのが、おいしいお湯割りを作るコツ。梅干しをつぶして加えれば、コクのある味わいを楽しめます。