サツマイモ特有の甘く濃厚な香りで人気の「芋焼酎」。やさしい甘みやフルーティーな香りを堪能できる銘柄に、エッジの効いた銘柄、プレミアムな高級銘柄など、使用するサツマイモの品種や麹の種類ごとに個性豊かな味わいを堪能できます。

そこで今回は、多彩に展開されている芋焼酎のなかからおすすめ銘柄をピックアップ。選ぶ際のポイントや美味しい飲み方も詳しくご紹介します。ぜひお気に入りの1本を見つけてみてください。
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芋焼酎の特徴は?麦焼酎との違い

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芋焼酎は、サツマイモを主原料にして造られている焼酎です。糖度の高いサツマイモ由来の、甘く濃厚な香りが特徴。大麦を主原料とする、すっきりとした味わいの麦焼酎と比べると、香りやクセはやや強めの印象です。

以前は独特の香りで好みが分かれる傾向があったものの、最近ではクセを抑えた飲みやすい銘柄も登場。飲むとやみつきになる芳醇な香味で、多くの焼酎ファンを魅了しています。

サツマイモならではの甘みを堪能できる銘柄をはじめ、エッジの効いた力強い味わいの銘柄、マスカットやバナナを思わせる豊潤な香りを引き出した銘柄など、使用するサツマイモの品種や麹の違いなどによって個性豊かな風味を楽しめるのも魅力。種類豊富な芋焼酎を飲み比べしながら、自分好みの味わいを見つけていくのも一興です。

麦焼酎について詳しく知りたい方はこちら

芋焼酎のおすすめ|人気・定番

濵田酒造 赤兎馬

濵田酒造 赤兎馬

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お刺身から揚げ物まで合うバランスのよい味わいが特徴

中国の歴史書「三国志」に登場する一日に千里を走るという名馬「赤兎馬」から名付けられた芋焼酎です。鹿児島の「黄金千貫」を使用し、冠岳湧水の軟水で仕込んでいるのが特徴。すっきりとしたキレとフルーティーな香り、まろやかな口当たりを楽しめます。

バランスのよい味わいのため、食中酒として適しているのがポイント。餃子や鰹のたたき、カキフライなどさまざまなおつまみと好相性です。ロックや水割り、ソーダ割りといろいろな飲み方で美味しく飲めるのもメリット。毎日の晩酌のお供におすすめの万能な1本です。

大海酒造 海


大海酒造 海

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プレゼントとしてもおすすめの高品質な1本

初心者にも飲みやすいフルーティーな芋焼酎です。鹿児島県大隅半島に蔵を構える「大海酒造」が手がける銘柄で、「ベニオトメ」を使用し、「温泉水寿鶴」で仕込んでいます。黄麹を低温発酵させたもろみを減圧蒸留して造られており、華やかで爽快な味わいを楽しめるのが特徴です。

ロックや10℃前後に冷やした水割り・ソーダ割りで飲むと香りがしっかりと感じられるのでおすすめ。クセが少ないので食事ともよく合います。人を選ばず飲めてプレゼントとしても適している高品質な1本です。

濱田酒造 だいやめ~DAIYAME~


濱田酒造 だいやめ~DAIYAME~

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甘くまろやかな味わいとキレのよい後味が特徴

ライチを思わせる華やかな香りが魅力の芋焼酎です。「濱田酒造」の傳藏院蔵で作られている1本で、「晩酌して疲れを癒す」という意味の鹿児島の方言「だいやめ」が名前の由来になっています。

本銘柄は独自の熟成法で香気を十分に引き出したサツマイモ「香熟芋」を使用しているのが特徴。甘くまろやかな味わいとキレのよい後味によって食中酒として楽しめます。香りをより感じるために強炭酸水で割って飲むのがおすすめの飲み方。芋焼酎初心者の方へのプレゼントとしても適した飲みやすい銘柄です。

黒木本店 㐂六

黒木本店 㐂六

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穀物のやさしい甘みと紅茶を思わせるふくよかな香りが魅力の芋焼酎です。造り手の「黒木本店」は原材料の栽培から手がけているのが特徴。製造過程で出た廃棄物は肥料として畑に戻しており、自然の恵みを重視し、土地に根ざした焼酎造りに取り組んでいます。

本銘柄は、原料に「黄金千貫」を使用。芋の旨みが表現された骨格のしっかりとした味わいに仕上がっています。食中酒としても輝きますが、複雑な風味の余韻があるので、ゆっくりと時間をかけて飲むのもおすすめです。

飲み方によってさまざまな表情を見せてくれるのもポイント。水割りにすると芋の風味がより感じられ、お湯割りでは柔らかい風味のバランスの取れた味わいを楽しめます。宮崎県を代表する焼酎蔵の看板銘柄をぜひ試してみてください。

西酒造 富乃宝山

西酒造 富乃宝山

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鹿児島県日置市に蔵を構える「西酒造」が手がける芋焼酎です。西酒造は畑を”屋根のない蔵”と称し、農業から焼酎造りに携わっています。グローバル展開にも力を入れており、日本酒やワインにも人気商品をラインナップしている実力派の焼酎蔵です。

「富乃宝山」は焼酎ブームの火付け役ともなった銘柄としても知られています。厳選された「黄金千貫」を使用し、黄麹仕込みで造られているのが特徴。柑橘系の爽やかな香りと深い芋の旨み、キレのよい口当たりを楽しめます。

静かなバーカウンターにもよく似合う焼酎を目指して造られた1本のため、ロックで時間をかけて味わうのがおすすめ。高級感のあるデザインで、プレゼントとしても適している人気の銘柄です。

西酒造 吉兆宝山

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原料芋黄金千貫の深い味わいを楽しめる芋焼酎です。仕込みに黒麹を使用し、かめで熟成されているのが特徴。芋由来の甘味のある風味や深い味わいが表現されています。「芋焼酎の王道を、さらに深めた一本」と謳われており、力強い飲み口の芋焼酎を探している方におすすめです。

一方でキレもよく、食中酒として高いポテンシャルがあるのもポイント。味の濃い料理との相性がよく、豚の角煮やもつ煮込みなどとマッチします。さまざまな飲み方で美味しく楽しめますが、特にお湯割りがおすすめ。深い味わいやすっきりとした後味が引き立ちます。芋本来の魅力を堪能できる1本なので、ぜひチェックしてみてください。

渡邊酒造場 白麹 旭萬年


渡邊酒造場 白麹 旭萬年

原料芋「黄金千貫」の素材感を味わえる本格的な芋焼酎です。製造元の「渡邊酒造場」は芋の栽培から蒸留・瓶詰めまで、蔵人の手で行っているのが特徴。ふくよかな甘みとコクが表現されており、ゆっくりと腰を据えて楽しめる銘柄です。

バランスのよい味わいに仕上がっており、さまざまな飲み方ができるのもポイント。芳醇さが引き出される人気のお湯割りではもちろん、ロックや水割りでも美味しく飲むことができます。食中酒としても適しており、和食との相性は抜群です。重厚感がありつつも飲みやすい、こだわりの1本をぜひ試してみてください。

村尾酒造 薩摩茶屋

村尾酒造 薩摩茶屋

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プレミアム芋焼酎「村尾」を手がける「村尾酒造」の看板芋焼酎です。銘柄名「薩摩茶屋」は、蔵の近くに西郷隆盛がお茶飲みに立ち寄っていたといわれる薩摩藩公卿茶屋屋敷があったことが由来になっています。

伝統の「かめ壺仕込み」を用いて造られているのが特徴。原料芋に「黄金千貫」と「白豊」を使い、麹米にはタイ米が採用されています。

芋の豊かな香りと甘み、コクが楽しめる味わいで、キレもよい高品質な1本です。さまざまな飲み方ができますが、お湯割りにするとより香りが立つのでおすすめ。「村尾」と飲み比べても楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

長島研醸 さつま島美人

長島研醸 さつま島美人

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鹿児島県の最北端・長島町にある5つの蔵元が造る白麹仕込みの芋焼酎。それぞれの蔵で醸造された原酒をブレンドしています。

口に含むと広がるまろやかな甘みと、後口に残る上品な余韻がポイント。クセが少なく飲み飽きしにくい味わいで、さまざまな料理と相性がよく、日々の食中酒にもぴったりです。

ロックやストレートなどさまざまな飲み方で楽しめるのもおすすめの点。お湯割りにすれば、豊かな香りとコクを堪能できます。

大海酒造 くじらのボトル 綾紫黒麹

大海酒造 くじらのボトル 綾紫黒麹

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鹿児島県鹿屋市の焼酎蔵「大海酒造」が手がける人気シリーズ「くじらのボトル」の芋焼酎です。原料に紫芋の「アヤムラサキ」を使用し、黒麹で仕込んでいるのが特徴。芋の豊かな香りと黒麹由来のまろやかな味わいを楽しめます。

ロックからお湯割りまで、さまざまな飲み方ができるのがポイント。芋の個性を感じたい場合はロック、ふわりと漂う芋の香りを楽しみたい場合は水割りがおすすめです。お湯割りではよりまろやかさが強調されるので、ぜひ試してみてください。

くじらをあしらったおしゃれなラベルデザインも魅力。飲みやすいことと相まってプレゼントとしても適しています。味でも見た目でも引き付けられる個性的な1本です。

黒木本店 尾鈴山蒸留所 尾鈴山 山ねこ

黒木本店 尾鈴山蒸留所 尾鈴山 山ねこ

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宮崎県有数の山域「尾鈴山」の山中に位置する「尾鈴山蒸留所」で造られる芋焼酎です。尾鈴山蒸留所では、良質な水が得られる豊かな自然のなかで酒造りが行われており、土地の恵みを活かした高品質な芋焼酎が展開されています。

本銘柄は、原料に「ジョイホワイト」を使用しているのが特徴。柑橘のような爽やかさと芋の甘さ、米麹「ヒノヒカリ」由来の香ばしい香りを楽しめます。ふくよかな甘みとキレのよい後味のバランスがよく、食中酒としてぴったりです。

おすすめの飲み方は、ソーダ割りや水割り、ロック。初心者の方にも飲みやすく仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。

アサヒ(Asahi) さつま司 ハマコマチ


アサヒ(Asahi) さつま司 ハマコマチ

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アサヒビールが手がける本格芋焼酎「さつま司」シリーズの1本です。鹿児島県産「ハマコマチ」を100%原料にして造られているのが特徴。上品な甘さと橙芋特有の紅茶や果実を思わせる華やかな香りを楽しめます。

樽貯蔵原酒を一部使用しており、コク深い味わいに仕上がっているのもポイント。食中酒としても魅力的で、鶏皮ポン酢などのさっぱりとした料理と相性が良好です。

ロックや水割りなどの定番の飲み方以外にアレンジができるのも魅力。高い香りを活かしてレモンと合わせれば、レモンティーのようなすっきりとした味に変わります。橙芋を試してみたい方はぜひチェックしてみてください。

高良酒造 八幡 甕仕込

高良酒造 八幡 甕仕込

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明治44年の創業より、100年以上にわたり高品質な焼酎を製造してきた蔵元「高良酒造」の人気銘柄。甕仕込みによってじっくりと造りあげられた希少な芋焼酎で、地元の鹿児島県でも手に入れにくいとされている貴重な逸品です。

飲み口は、芋焼酎特有の深いコクと、複雑に絡み合うまるみと甘みを感じる味わいが楽しめます。長く続く、しっかりとした余韻が残る後味も特徴。甕仕込み由来の、複雑ながらまろやかな風味でのどごしがよいのも魅力です。

飲み方は、純粋な旨みを活かすためにも、お湯割りや前割りがおすすめ。あらかじめ水で割り一晩寝かせる前割りにすることで、まろやかな味わいが一層引き立ちます。

神川酒造 別撰 神川

神川酒造 別撰 神川

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少量生産で、手造りにこだわって製造された芋焼酎。造り手によって一滴一滴を丁寧に仕上げられた逸品です。原料は地元鹿児島産の新鮮な黄金千貫で、高隈山系の湧水を使って醸造されています。

仕上がった原酒は、厳選されてかめ壺で熟成。飲み口には、芋が持つ柔らかくコク深い香りや、クセが少なくまろやかですっきりとした風味が楽しめます。風味豊かでまろやかな味わいは、ロックをはじめ水割りやお湯割りでじっくりと楽しむのにおすすめです。

光武酒造場 焼き芋焼酎 魔界への誘い

光武酒造場 焼き芋焼酎 魔界への誘い

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鹿児島県産の黄金千貫と黒麹で仕込んだ焼き芋焼酎です。造り手は、佐賀県鹿島市で330年以上続く歴史ある酒造「光武酒造場」。黄金千貫を焦げつかない程度にじっくりと焼き上げ、皮ごと粉砕して丹念に醸造された芋の旨みがあふれる1本です。

焼き芋ならでは芳醇な香りと柔らかい甘みが特徴。まろやかな口当たりで飲みやすいので、芋焼酎初心者の方や芋焼酎特有のクセが苦手な方などにもおすすめです。

芋焼酎のおすすめ|安い

三岳酒造 三岳

三岳酒造 三岳

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屋久島に位置する「三岳酒造」が手がける、まろやかかつすっきりとした味わいが魅力の芋焼酎です。「三岳」の名は、屋久島の中央に連座する宮之浦岳・永田岳・黒味岳が由来になっています。

本銘柄は、厳選した原料を用いて丁寧に造られているのが特徴。日本名水百選にも選ばれた屋久島の豊富な天然水と、鹿児島県産の「黄金千貫」を使用しています。味のバランスがよく、飲みやすいのもポイント。芋の香り、コク、キレの良さが調和しており、食中酒として適しています。

水割りやロックなどさまざまな飲み方ができますが、ぬるめのお湯で割って人肌程度の温度にするとふくよかな旨みを堪能できるのでおすすめ。人を選ばない味わいで、初心者の方もお酒好きな方も楽しめる高コスパな1本です。

霧島酒造 黒霧島

霧島酒造 黒霧島

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数ある芋焼酎のなかでも代表的な銘柄「黒霧島」です。創業100年を超える老舗焼酎蔵「霧島酒造」が手がけています。原料に九州産の新鮮な「黄金千貫」と都城盆地の地下水「霧島裂罅水」を使用し、黒麹を用いて仕込んでいるのが特徴。キャッチコピー「トロッとキリッと」の通り、芋由来の甘みとコク、キレのよい後味を楽しめます。

バランスのよい味わいに仕上がっているので、食中酒としておすすめ。和食、洋食、中華、エスニックのどの料理とも相性がよく、ジャンルを問わずマッチします。

好みに合った飲み方ができるのもポイント。味の濃い料理と一緒にゆっくり飲むならロックで、さっぱりとした飲み心地を味わいたいときはソーダ割りというふうに変えられます。芋焼酎初心者にも適している定番の1本なので、ぜひ試してみてください。

霧島酒造 赤霧島


霧島酒造 赤霧島

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宮崎県都城市に蔵を構える代表的な焼酎蔵「霧島酒造」が手がけるフルーティーな芋焼酎です。原料に紫芋「ムラサキマサリ」を使用しているのが特徴。上品で華やかな香りと、後を引く甘みを楽しめます。

料理との相性がよく、食中酒として適しているのもポイント。海鮮を使った和食や、宮崎の地鶏の炭火焼き、さらにはチーズやチョコレートともマッチします。ジャンルを問わず手軽に合わせられるので、毎日の晩酌のお供におすすめです。

気分に合わせてさまざまな飲み方ができるのも魅力。ロックや水割り、お湯割りで高い香りを楽しむのはもちろん、ソーダ割りで爽やかに飲むのもぴったり。飲みやすい芋焼酎を探している方はぜひチェックしてみてください。

白玉醸造 白玉の露


白玉醸造 白玉の露

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鹿児島県大隅に位置する明治37年創業の老舗焼酎蔵「白玉醸造」の代表銘柄「白玉の露」です。地元産の「黄金千貫」を原料に白麹で醸した1本で、芋のやさしい香りとまろやかかつキレのある口当たりを楽しめるのが特徴。すっきりと飲みやすいため、毎日の食事に合わせる食中酒として適しています。

本格的な仕上がりながら比較的リーズナブルに購入できるのも魅力。芋焼酎らしい味わいが好みな方や、スタンダードな芋焼酎を試してみたい方はぜひチェックしてみてください。

宝酒造(TAKARA SHUZO) 全量芋焼酎 一刻者


宝酒造(TAKARA SHUZO) 全量芋焼酎 一刻者

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「宝酒造」が手がける、麹まで芋で造った全量芋焼酎です。芋が本来持つ華やかな香りと、上品ですっきりとした味わいを楽しめるのが特徴。温度変化が起きにくい石蔵で長期熟成させているのもポイントで、しっかりと旨みが表現された高品質な1本に仕上がっています。

さまざまな飲み方ができるのも魅力。芋の甘さや旨みを感じたい場合はロックやお湯割りで飲むのがおすすめです。食中酒にしたい場合は、華やかな香りと爽快感が魅力のソーダ割りや、まとまりのよい味を楽しめる水割りが適しています。南九州の話し言葉で頑固者という意味を表す「一刻者」の名の通り、こだわり抜いて造られた銘柄です。

薩摩酒造 さつま白波


薩摩酒造 さつま白波

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鹿児島県枕崎市の「薩摩酒造」が手がける人気の芋焼酎です。鹿児島県南部の「黒瀬」から各地に出稼ぎして活躍した技術者集団「黒瀬杜氏」の技を継承した製法で造られているのが特徴。地元産の「黄金千貫」を原料にして白麹で仕込んでおり、しっかりとした濃い甘さと、芋らしい香りを楽しめます。

さまざまな飲み方ができるのも魅力。ロックやソーダ割りでも美味しく飲めますが、お湯割りにするとより甘さや旨さが引き立ちます。芋の味わいを感じつつさっぱりと飲みたいときは、水割りを試してみてください。

また、食中酒として適しているのもポイント。「さつま白波」の甘さと相性がよい、甘辛い味付けの魚の煮付けと合わせるのがおすすめです。ほかにも、おつまみの定番の唐揚げや、鹿児島の郷土料理さつま揚げなどともマッチするので、毎日の食事のお供を探している方はぜひチェックしてみてください。

大口酒造 黒伊佐錦


大口酒造 黒伊佐錦

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自然豊かな焼酎の名産地、鹿児島県伊佐市の「大口酒造」が手がける定番の芋焼酎です。黒麹ブームの火付け役となった銘柄で、地元鹿児島でも高い人気を誇っています。

地元で採れた良質な水と米、そしてサツマイモを原料に、黒麹で仕込んで造られているのが特徴。黒麹特有のコクや甘み、濃厚な香りが表現されています。

バランスのよい味わいに仕上がっているのもポイント。お湯割りはもちろん、水割りやロックなど、好みの飲み方で楽しめます。食事との相性もよく、比較的安く買えるので、毎日の食中酒としておすすめの1本です。

白金酒造 白金乃露

白金酒造 白金乃露

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鹿児島最古の焼酎蔵「白金酒造」が手がける代表銘柄です。国指定の登録有形文化財でもある創業当時から残る石蔵で造られているのが特徴。石蔵は、1年を通して温度・湿度の変化が少なく、ブレのない高品質な焼酎を生み出すことができます。

焼酎造りの技術者集団「黒瀬杜氏」の技を受け継ぐ伝統的な製造方法を用いているのもポイント。こだわりを持って造られた芋焼酎は、芋本来のほのかな甘みと旨みを感じられる味わいに仕上がっています。後味はすっきりとしており、飲み飽きないのも魅力です。

高品質ながら、比較的リーズナブルに購入が可能。大正元年発売のロングセラー銘柄をぜひ味わってみてください。

さつま無双 赤ラベル

さつま無双 赤ラベル

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鹿児島県酒造協同組合の協力によって誕生した焼酎蔵「さつま無双」の看板銘柄「赤ラベル」です。辰戦争で官軍が掲げていた「錦の御旗」をラベルにあしらい、鹿児島の焼酎であることをアピールしています。

本銘柄は、芋の自然な風味がしっかりと表現されているのが特徴。飲み口はすっきりとしており、さまざまな飲み方で楽しめます。お湯割りや水割りにしても風味が失われないので、好みに合わせて楽しめる芋焼酎です。

3年連続のモンドセレクション金賞受賞など、高い評価を受けているのもポイント。鹿児島を代表する本格的な1本をぜひ味わってみてください。

濵田酒造 海童

濵田酒造 海童

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鹿児島県いちき串木野市に位置する「濵田酒造」の傳藏院蔵で生産される芋焼酎です。ブランドスローガンに「造る、磨く、続く」を掲げ、こだわり抜いた鹿児島県産のサツマイモと国産の黒麹を使用して造られています。

華やかな芋の香りと、黒麹由来のふくよかな甘みを楽しめるのが特徴です。まろやかですっきりとした口当たりのため、食中酒としておすすめ。肉料理、魚料理、麺料理などジャンルを問わず合わせることができます。

本格的な味わいながら比較的安いのもポイント。コスパに優れた芋焼酎を探している方はぜひチェックしてみてください。

雲海酒造 木挽BLUE

雲海酒造 木挽BLUE

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爽やかな口当たりと、キレのある甘みを楽しめる本格芋焼酎です。宮崎の海から採取したオリジナル酵母「日向灘黒潮酵母」を使用。長年の研究を重ねて開発した海の酵母を使うことで、爽快な味わいの芋焼酎を実現しています。

熟練の蔵人が丁寧に造りあげた銘柄です。厳選した九州産のサツマイモ「黄金千貫」を原料に使用。宮崎県綾町にある日本有数の照葉樹林が育んだ清らかな水を仕込み水に使っています。

さまざまな飲み方で楽しめるのもポイント。そのままの旨みを味わいたい方はロック、爽快感を楽しみたい方はソーダ割りがおすすめです。サツマイモの豊かな風味を堪能したい方は、お湯割りで飲んでみてください。

霧島酒造 茜霧島

霧島酒造 茜霧島

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フルーティーな甘みを楽しめる本格芋焼酎です。高カロテンによるオレンジ色が特徴の品種「玉茜」を原料に使用。霧島酒造オリジナル酵母「芋の花酵母」とかけ合わせることで、桃やオレンジのような香りを引き出しています。

麹に使う米は国産米を100%使用。霧島連山の地下水「霧島裂罅水」で醸しています。炭酸割りにする場合は、芋焼酎と炭酸水を1:2で割るのがおすすめ。爽快なのどごしと、フルーティーな甘みをより楽しめます。

さまざまな料理とも合わせやすいのも魅力。炭酸割りはトマトとチーズのカプレーゼやオニオンドレッシングなど酸味が効いた料理に合います。水割りはキノコのアヒージョなど、脂っこい料理と相性がぴったりです。食中酒に適した芋焼酎を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

霧島酒造 虎斑霧島

霧島酒造 虎斑霧島

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醸造は、日本酒に使われる黄麹と黒霧島に使われる黒麹が用いられた芋焼酎。虎を思わせる黄色と黒の虎斑模様から、本銘柄は「虎斑(トラフ)」とネーミングされています。透明感のあるドライで軽やかな飲み口が特徴です。

三段仕込みの霧島酒造独自製法によって丹念に仕上げられているのもポイント。なめらかでキレのよい当たりと、ほのかな苦みにマイルドで華やかに広がる香りが楽しめます。甘口の味わいを苦みが一層引き立たせており、複雑に絡み合うなめらかな旨さが堪能できる、おすすめの芋焼酎です。

吉永酒造 利八 ジョイホワイト

吉永酒造 利八 ジョイホワイト

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鹿児島県指宿市に蔵を構える「吉永酒造」が手がける芋焼酎です。香り芋として焼酎専用に開発された品種「ジョイホワイト」と黒麹を原料に使用。フルーツのような爽やかな香りと、まろやかな味わいが特徴です。

飲みやすいため、芋焼酎がはじめての方にもぴったり。ロックやお湯割りなど、さまざまな飲み方を楽しめます。数少ない蔵でしか使われていないサツマイモの品種で造られた本銘柄は、変わり種の芋焼酎を飲んでみたい方におすすめです。

本坊酒造 あらわざ桜島

本坊酒造 あらわざ桜島

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鹿児島県の酒類メーカー「本坊酒造」が、南薩摩産の黄金千貫を原料に仕込む本格芋焼酎。特許取得の「磨き蒸留」という新技(あらわざ)で、原料の香りやコクを引き出したこだわりの1本です。

クリアな旨みと香りが特徴。フルーツのような甘い香りも感じられます。水割りやロックで飲めば、軽やかさをより堪能できるのが魅力です。

本銘柄は、世界的な酒類品評会「IWSC 2013」の焼酎部門で金賞&世界最高賞を受賞。高品質なおすすめの1本です。

霧島町蒸留所 かめ壺焼酎 明るい農村

霧島町蒸留所 かめ壺焼酎 明るい農村

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100年以上前から伝わる、伝統の「かめ壺仕込み」で造られた芋焼酎です。ふくよかな芋の香りと、キレのよいのどごしを楽しめるのが特徴。鹿児島県産のサツマイモ「黄金千貫」を原料に使い、霧島山系の天然水で仕込んでいます。

2022年の鹿児島県本格焼酎鑑評会で15年連続入賞。2023年の熊本国税局酒類鑑評会では優等賞を受賞しています。サツマイモの風味を堪能できる芋焼酎を探している方におすすめです。水割りやお湯割りなど、その日の気分に合わせて、さまざまな飲み方で楽しんでみてください。

大口酒造 伊佐小町

大口酒造 伊佐小町

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花や紅茶など、多彩な香りを楽しめる本格芋焼酎です。原料に「ハマコマチ」、麹の原料には地元ブランド米「伊佐米」を使用。3つの香り成分を高濃度で含んでいるため、香りを嗅ぐたびに異なる香りを感じられるのが特徴です。花・紅茶・りんごのコンポート・トロピカルフルーツなど、華やかで甘い香りを楽しめます。

本銘柄は鹿児島県伊佐市に蔵を構える「大口酒造」の女性社員チームが商品化。芋焼酎が苦手な方でも飲みやすく仕上げています。ハナコマチの花をイメージした、ノスタルジックなパッケージデザインも魅力。内容量は900mlと1800mlをラインナップしています。華やかな香りのなかに、心地よい芋の香りも感じられる1本です。

種子島酒造 夢尽蔵 安納

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種子島に蔵を構える「種子島酒造」が手がける芋焼酎です。種子島の土はミネラルを多く含んでおり、良質なサツマイモが育つのが特徴。地中に埋めたかめで発酵を行う「かめ壺仕込み」を採用しているため、マイルドな焼酎に仕上がっています。

本銘柄は、種子島の安納地区で古くから栽培されている安納芋を使用。原料芋由来の豊かな甘みとふくよかな香りを楽しめます。飲み口も軽く飲みやすいので、芋焼酎初心者の方にもおすすめの1本です。

サッポロ(SAPPORO) 焼酎甲類乙類混和いも焼酎 こくいも

サッポロ(SAPPORO) 焼酎甲類乙類混和いも焼酎 こくいも

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サッポロビールが手がける芋焼酎です。かめ貯蔵酒を一部使用した黒麹仕込みの本格芋焼酎と、透明感のある味わいの甲類焼酎をブレンド。まろやかな味わいと芳醇な香りを楽しめます。

毎日飲んでも飽きにくい、すっきりとした味わいも魅力です。リーズナブルな価格はもちろん、飲み終えた後に処分しやすい紙パックを採用しているのもポイント。気軽に飲める芋焼酎を探している方におすすめです。

芋焼酎のおすすめ|高級

森伊蔵酒造 森伊蔵


森伊蔵酒造 森伊蔵

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明治18年創業の老舗焼酎蔵「森伊蔵酒造」が手がけるプレミアム芋焼酎です。本銘柄「森伊蔵」は「魔王」「村尾」と並んで「3M」と称され、市場になかなか出回らない希少な焼酎として知られています。日本航空のファーストクラスで限定販売されるなど、確固たる地位を築いている1本です。

創業以来受け継いできた和甕を用いた「かめ壺仕込み」で造られているのが特徴。味わいはすっきりとしており、サツマイモ本来の旨みや甘みを感じられる上品な焼酎に仕上がっています。

クセが少なく、味のバランスがよいので人を選ばず楽しめるのも魅力。大切な人に送るプレゼントとしてもおすすめです。数ある芋焼酎のなかでも幻と謳われる高品質な「森伊蔵」をぜひ飲んでみてください。

白玉醸造 魔王


白玉醸造 魔王

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明治37年創業の老舗焼酎蔵「白玉醸造」が手がけるプレミアム芋焼酎「魔王」。「森伊蔵」「村尾」とともに「3M」として知られる入手困難な銘柄の1つです。

酒の熟成過程で失われる水分・アルコール分を指す「天使の取り分」にちなんだ銘柄名が独特で面白いのもポイント。”天使を誘惑し、魔界へ最高の酒を調達する悪魔たちによって、もたらされた特別のお酒”という意味を込めて「魔王」と名付けられています。

魅力は、黄麹由来のフルーティーな香りを伴ったすっきりとした味わい。余韻も豊かで、ロックでゆっくり飲むのに適しています。いわゆる芋くささを感じにくいので、万人受けしやすいのもメリット。特別なプレゼントとしてもおすすめの高品質な芋焼酎です。

村尾酒造 村尾


村尾酒造 村尾

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鹿児島県薩摩川内市の「村尾酒造」が手がけるプレミアム芋焼酎です。「森伊蔵」「魔王」と並んで「3M」と呼ばれる人気銘柄の1つ。伝統の「甕壺仕込み」を使用して、こだわりを持って造られています。

本銘柄は、芋焼酎らしい香ばしい香りを楽しめるのが特徴。一方で芋くささは抑えられており、甘さとなめらかさを備えた、複雑ながらもバランスのよい味わいに仕上がっています。

ANA国際線で販売された実績もあり、広く価値を認められている1本です。プレゼントとしてもおすすめなので、お酒好きな方への贈り物としてぜひチェックしてみてください。

佐藤酒造 黒麹仕込み 佐藤

佐藤酒造 黒麹仕込み 佐藤

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鹿児島県霧島市の老舗焼酎蔵「佐藤酒造」が手がける高品質な芋焼酎です。プレミアム焼酎として名高い「3M」に匹敵する銘柄として知られ、多くの人気を集めています。原料に「黄金千貫」を使用し、黒麹で仕込んでいるのが特徴。芋の素材が表現された力強い味わいと香ばしい香りを楽しめます。

ゆっくりと時間をかけて貯蔵・熟成されたことで、繊細でなめらかな舌触りに仕上がっているのもポイント。さまざまな飲み方ができますが、お湯割りにするとよりまろやかさを感じられるのでおすすめです。重厚感のある本格的な芋焼酎なので、お酒好きな方へのプレゼントとしても適しています。

甲斐商店 伊佐美

甲斐商店 伊佐美

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鹿児島県伊佐市に位置する明治37年創業の老舗焼酎蔵「甲斐商店」が手がける人気の芋焼酎です。本銘柄「伊佐美」は元祖プレミアム焼酎としても知られている1本。大口盆地の自然豊かな風土のなかで育まれた「黄金千貫」を黒麹で仕込み、甕壺で丁寧に造られています。

芋焼酎らしい素朴な風味を楽しめるのが特徴。キレのよさやなめらかさも持ち合わせており、どっしりとしていながらも飲みやすい味わいに仕上がっています。

ロックや水割り、お湯割りと幅広い飲み方ができるのもポイント。ジャンルを問わずさまざまな料理と相性がよく、和食だけでなく洋食ともマッチします。本格的な芋焼酎を探している方におすすめの伝統ある銘柄です。

中村酒造場 なかむら

中村酒造場 なかむら

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鹿児島県霧島市の国分平野の田園地帯に蔵を構える中村酒造場が手がけるプレミアム芋焼酎です。人の手と、昔ながらの道具による伝統的な製法で造られているのが特徴。麹造りは石造りの麹室で手作業によって行われ、仕込みには1つ1つ規格の異なる和瓶が用いられています。

こだわりの原料を使っているのもポイント。カルシウムやマグネシウムを補う特殊な「カルゲン農法」で作られた米「ヒノヒカリ」や地元産の原料芋「黄金千貫」を使用しており、素材が活きた焼酎に仕上がっています。

味わいは重厚かつ軽快で、上品な香り・味わい・余韻を楽しめるのが魅力。あたためると甘く香ばしく、冷やすと絹のようななめらかな舌触りを感じられます。飲みやすく人を選ばないため、プレゼントとしてもおすすめ。産地の恵みが詰まった高品質な銘柄です。

西酒造 天使の誘惑

西酒造 天使の誘惑

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農業から焼酎造りに取り組む鹿児島県日置市の焼酎蔵「西酒造」が手がける個性的な芋焼酎です。厳選された「黄金千貫」を原料に、オークのシェリー樽で10年以上の長期熟成を行って造られているのが特徴。薄い琥珀色をしており、口に含むとブランデーのような柔らかくコクのある味わいを楽しめます。

アルコール度数が40%と一般的な焼酎に比べて高めに仕上げられているのもポイント。シェリー樽由来のレーズンのような甘い香りを伴った長い余韻を感じながら、ゆっくりと時間をかけて飲むのがおすすめです。

時期によってはプレミア価値がつくこともある人気の銘柄のためプレゼントとしても魅力的。向いていないとされてきた長期熟成に挑戦し、芋焼酎の新たな可能性を導き出した逸品をぜひ試してみてください。

さつま無双 もぐら


さつま無双 もぐら

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鹿児島を代表する焼酎蔵「さつま無双」が手がけるこだわりの芋焼酎です。掘り出したばかりの原料芋「黄金千貫」がもぐらを想起させたことから「もぐら」と名付けられました。割り水には、素材を活かせる七窪の自然湧水を採用し、さらに木槽受水槽で貯水してまろやかにして使っています。

本銘柄は、独自の製造方法をとっているのが特徴。泡盛の伝統的な熟成法である「仕次ぎ法」を用いて貯蔵・熟成し、蒸留後に残る麹や酵母・微生物などの未分解物質を上手に残す「荒濾過」造りで仕上げています。芋の魅力が引き出された濃厚でコクのある味わいが人気の1本です。

そのまま飲んでも食中酒としても楽しめるので、芋焼酎好きな方へのプレゼントとしてもおすすめ。薩摩の芋焼酎らしいどっしりとした旨みをぜひ味わってみてください。

岩倉酒造場 月の中

岩倉酒造場 月の中

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宮崎県西都市月中地区の家族経営の小さな焼酎蔵「岩倉酒造場」が手がける飲みやすい芋焼酎です。「月の中」という銘柄名は月の名所だった月中地区の地名からとられています。

収穫から製造まで全て手作業で行われているのが特徴。原料の芋は鮮度のよいうちに麹と合わせて仕込まれ、家族総出で朝も夜もないほど丁寧に管理されて焼酎になります。製造量に限りがあるため市場に出回る数は多くはありませんが、こだわりの製造過程ゆえの確かな品質によって高い人気を集めている銘柄です。

味わいはやさしく、芋のやさしい香りと甘みを楽しめます。いわゆる芋くささが少なく、マイルドなので芋焼酎初心者でも飲みやすいのが魅力。大切な人へのプレゼントとしてもおすすめの真心がこもった1本です。

小正醸造 悠久の道

小正醸造 悠久の道

素材にこだわる方におすすめの芋焼酎。明治16年に創業した鹿児島の老舗「小正醸造」が、有機栽培の黄金千貫と有機栽培米「ヒノヒカリ」を原料に独自製法で仕込み、素焼きのかめ壺で熟成させた高級銘柄です。

豊かに立ち上がる甘い熟成香と、柔らかい味わいが特徴。ストレートやロックはもちろん、水割りにしても美味しく楽しめます。

鹿児島酒造 黒瀬安光

鹿児島酒造 黒瀬安光

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黄綬褒章を受章した「鹿児島酒造」の総杜氏、「黒瀬安光」の名を冠した蔵元こだわりの芋焼酎。「S型麹」と「ネオマイセル吟醸麹」という2種類の麹を合わせて、サツマイモの旨みを存分に引き出した1本です。

鼻腔をくすぐる、芋の芳醇な香りが魅力。まろやかさのある甘みと柔らかい喉越しも楽しめます。

おすすめの飲み方は、ロックや水割りなどのシンプルなスタイル。黒を基調としたボトルに赤いリボンが映える重厚感のあるボトルデザインで、大切な方へのプレゼントにもぴったりです。

田苑酒造 五百年蔵 甕貯蔵

田苑酒造 五百年蔵 甕貯蔵

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品格があり高級感の漂う雰囲気の甕入り芋焼酎。創業より約130年受け継がれてきた伝統の和甕で、手間を惜しまずじっくりと時間をかけて熟成された逸品です。長期間の貯蔵により引き出された、原酒が持つ個性と熟成味が楽しめます。

甘口で飲みやすく、華やかに広がる香りが特徴。マイルドな香りで、トロリとした口当たりと濃厚ながらクセが少ないのも魅力です。さらに、独特の音楽仕込みによって熟成効果が一層高められています。

クラシック音楽の振動が響くことでアルコール発酵が促進され、まろやかに仕上げられた風味も際立つ、おすすめの芋焼酎です。

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芋焼酎の選び方

芋の風味を味わうなら「乙類」がおすすめ

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焼酎は、蒸留方法などの違いによって「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の大きく2つに分類されています。「甲類焼酎」とは、製造過程でもろみを蒸留する際に連続式蒸留機を用いて蒸留を行い、アルコール度数36%未満に仕上げられた焼酎のことです。

純度の高いアルコールが取り出されるため、色は無色透明ですっきりとした味わいが特徴。クセが少なく飲みやすいので、ストレートやロックなどはもちろん、チューハイやサワーのベースなどにも適しています。

一方「乙類焼酎」とは、単式蒸留機を用いて蒸留を一度のみ行い、アルコール度数45%以下にして仕上げた焼酎のことです。本格焼酎とも呼ばれており、原料の風味が色濃く残った深みのある味わいを堪能できるのが魅力。

芋の風味と個性が活きた芋焼酎を味わいたい場合には、ぜひ「乙類」を選んでみてください。

原料の芋の品種に注目

黄白色系の「黄金千貫(コガネセンガン)」

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「黄金千貫」は、芋焼酎に使用される代表格の品種です。淡い黄色の皮と果肉を持ち、豊富なでんぷん質を含んでいるのが特徴。加熱するとほくほくした食感に加えてやさしい甘みを堪能でき、ふかし芋や天ぷら、お菓子の材料など食用としても人気を集めています。

黄金千貫を使った焼酎は、芋のふんわりとした甘い香りにフルーティーな味わいが魅力。なめらかで飲みやすいため、芋焼酎ファンの方にはもちろん、初心者の方にもおすすめです。

紫芋系の「アヤムラサキ・ムラサキマサリ」

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「アヤムラサキ」や「ムラサキマサリ」などの紫芋も芋焼酎に使用される人気の品種です。紫色の色素成分であるポリフェノールの一種、「アントシアニン」を豊富に含んでいるのが特徴。鮮やかな色素を活かして、お菓子用のペーストなどにも用いられています。

紫芋を使った焼酎は、甘く華やかな香りに上品かつ軽やかな味わいが魅力。赤ワインのような芳醇な風味を好む方におすすめです。

橙芋系の「アヤコマチ・ハマコマチ」

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「アヤコマチ」や「ハマコマチ」といった橙芋系品種は、カロテンを多く含み、カボチャやニンジンを思わせる濃いオレンジ色の果肉が特徴。冷めても鮮やかな色彩や甘みが損なわれにくいため、スイートポテトや料理の彩りなどとしても活用されています。

橙芋を使った焼酎は、花のような香りにフルーティーな甘みと香りを堪能できるのが魅力。飲みやすい口当たりなので、プレゼントにするのもおすすめです。芋焼酎特有のクセのある香りが苦手な方や、個性派焼酎を探している方はぜひチェックしてみてください。

白色系「ジョイホワイト」

黒木本店 尾鈴山蒸留所 尾鈴山 山ねこ

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クリーム色の皮と果肉を持つ「ジョイホワイト」は、九州で開発された焼酎用の品種です。「ジョイホワイト」を使った焼酎は、フレッシュフルーツのような爽やかな香りとなめらかな口当たり、端麗でフルーティーな味わいを堪能できるのが特徴。

飲みやすくさっぱりとした焼酎を好む方や、変わり種の銘柄を探している方におすすめです。

麹の種類と特徴

マイルドな味わいの「白麹」

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「白麹」は、古くから焼酎造りに使用されている黒麹の突然変異によって誕生した麹菌のこと。白麹で仕込まれた焼酎は、黒麹の焼酎と比べて香りや口当たりがやさしく、マイルドですっきりとした味わいを堪能できるのが魅力です。

飲みやすいので、芋焼酎初心者の方にもおすすめ。キレがある爽快な飲み口は、食中酒にも適しています。

コクのある「黒麹」

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「黒麹」は、クエン酸を多く生成するため雑菌の繁殖を防ぐといわれています。高温多湿の九州地方などで、古くから焼酎造りに使用されてきた麹菌です。当時、焼酎の製造指導をしていた河内源一郎が、泡盛用の麹から黒麹の分離に成功したのが起源とされています。

黒麹で仕込まれた焼酎は、重厚なコクと旨みが特徴。芋の風味をしっかりと感じられる、力強い味わいを好む方におすすめです。

プレゼントや贈り物には高級銘柄が人気

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大切な方へのプレゼントや贈り物に芋焼酎を選ぶ際には、幻の焼酎やプレミア焼酎などと称される高級銘柄を選ぶのがおすすめ。なかでも、頭文字のMをとって「3M」とも呼ばれている、魔王・村尾・森伊蔵の3銘柄が人気を博しています。

高い需要がありながら、少量生産のために入手困難な状況が続いている上質な銘柄揃いで、定価の数倍の価格で取引されているケースも。希少品でなかなか手に入れにくいため、焼酎好きの方に喜ばれます。

特別感のある芋焼酎を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

番外編:芋焼酎のおすすめの飲み方

ストレート

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芋焼酎独特の香りと風味をダイレクトに堪能したい場合には、グラスに焼酎のみを注ぐ、シンプルな「ストレート」で飲むのがおすすめです。ただし、アルコール度数が高いため、お酒に弱い方や芋焼酎初心者の方は無理をしないようにしましょう。

チェイサーを用意して、少しずつゆっくりと味わってみてください。

ロック

芋焼酎本来の風味を感じつつ、アルコールも抑えたい場合には、氷を入れたグラスに焼酎を注ぐ「ロック」がぴったり。飲み始めはストレートのような力強い味わい、氷が溶けるごとに水割りのようなやさしい味わいと、味の変化を堪能できます。

また、氷がグラスにぶつかって奏でる、「カラカラ」という音を楽しみながら飲めるのもロックの醍醐味。なお、常温のグラスを使用すると氷がすぐに解けてしまうため、事前にグラスをしっかりと冷やしておくのがおすすめです。

水割り

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「水割り」は、芋焼酎初心者の方やお酒があまり得意でない方にぴったりの飲み方です。加水によってアルコールが薄まり、やわらかな風味を味わえるのが魅力。芋焼酎独特の香りも和らぐため、飲みやすさも増します。

水と焼酎の割合を変えたり、好みで梅干しやレモンスライスなどを加えたりして、味わいの変化を堪能するのも一興です。さらに、水割りにした芋焼酎を冷蔵庫で一晩寝かせる「前割り」もツウな飲み方。

前割りにより焼酎と水がしっかりと馴染んで、よりまろやかな味わいを楽しめます。

ソーダ割り

芋焼酎を爽やかに楽しみたい場合には、「焼酎ハイボール」とも呼ばれる「ソーダ割り」が人気。氷を入れたグラスに、焼酎としっかり冷やした炭酸水を注げば、豊かな香りが一層際立ちます。

ライムやレモンなど柑橘類のスライスを添えると清涼感がさらにアップ。食中酒としてはもちろん、デザートと一緒に食後酒として堪能するのもおすすめです。

お湯割り

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サツマイモの香味をじっくり堪能したい場合には、芋焼酎に70℃程度のお湯を注ぐ「お湯割り」がおすすめ。湯気とともに豊かな香りが立ちのぼり、口に含めばふくよかな味わいが広がります。

焼酎の名産地である鹿児島では、芋焼酎とお湯を6:4で割る「ロクヨン」や5:5で割る「ゴウゴウ」が人気。水割り同様、「前割り焼酎」を事前に準備しておき、飲む前に手で触れられるくらいの温度までお燗するとより風味がアップします。

なお、芋焼酎よりも先にお湯を注いでグラスをあたためておくのが、美味しいお湯割りを作るコツ。梅干しをつぶして加えれば、コクのある味わいを楽しめます。