焼き芋を原料にして造られる「焼き芋焼酎」。芋を焼いていることで、芋本来の風味や香りを存分に堪能できます。酒造ごとにこだわりの製法で造られており、飲み比べを楽しめるのも魅力です。しかし、原料も製法もさまざまで選択に迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、焼き芋焼酎のおすすめをご紹介します。さまざまな銘柄をピックアップ。特徴や選び方も解説しているので、参考にしてみてください。

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焼き芋焼酎とは?

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焼き芋焼酎とは、焼いた芋を主原料として造られる焼酎のことです。芋焼酎が蒸した芋を使うのに対し、焼き芋焼酎は焼いた芋が原料。最初に造ったは、鹿児島酒造の黒瀬安光総杜氏といわれています。

納得できる仕上がりになるまでに、10年余りの年月をかけています。開発中に最も苦労したのは、原料となる焼き芋の香りと甘みのバランスがとれた焼き加減とのこと。現在は鹿児島酒造だけでなく、多くの蔵が独自のアレンジを加え、特色のある焼き芋焼酎を造っています。

焼き芋焼酎の特徴と魅力

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焼き芋焼酎は雑味が少なく、味と香りが豊かなのが特徴。焼き芋特有の香ばしい香りと豊かな味わいを楽しめるため、多くの芸能人が愛飲しているお酒としても有名です。

焼き芋焼酎は、原料になるさつまいもを焼きすぎると香りが強くなりすぎ、ほどよく焼いても香りが弱くなることがあります。絶妙な焼き加減で仕上げるには匠の技が必要です。ほとんどの蔵元では少量ずつていねいに焼き上げています。

焼き芋焼酎の選び方

原料のさつまいもの種類をチェック

紅はるか

焼き芋焼酎を選ぶ際は、原料となるさつまいもの種類に注目してみてください。紅はるかは、しっとりした食感と濃厚な甘みが特徴。食味や形状がほかの品種よりもはるかにすぐれていることから、「紅はるか」と名づけられたといわれています。

焼き芋にすると、しっとりとした舌触りと濃厚な甘みがより強くなるのも魅力。スイーツのような味わいを楽しめるさつまいもです。紅はるかを使った焼き芋焼酎は甘い風味が強く、やわらかなで濃醇な味わいに仕上がります。

鳴門金時

鳴門金時は、徳島県を代表するさつまいものブランドのひとつです。上質な甘みを持ち、加熱すると黄色くホクホクと粉をふいたようになる肉質が特徴。外皮が薄く、金時豆のような鮮やかな色であることから「鳴門金時」と名づけられました。

焼酎をはじめ、天ぷらやお菓子など、さまざまな調理の素材にしやすいのも魅力。黄金千貫と紅さつまの長所を併せ持つ鳴門金時で造った焼き芋焼酎は、ほんのりとした甘みと心地よい香りを楽しめます。

種子島紫芋

種子島紫芋は、安納芋などと一緒に昔から種子島で栽培されてきた品種です。別名「種子島ゴールド」とも呼ばれ、紫芋のなかでも特に甘みが強いのが特徴。紫色の果肉をしており、加熱するとさらに鮮やかな紫色になります。

アントシアニンを多く含んでいるのも魅力。薬膳芋とも呼ばれており、最近注目を集めています。種子島紫芋を使用して造った焼酎は、甘く華やかな香りで上品な味わいです。

ベニアズマ

ベニアズマは茨城県や千葉県など、主に関東で生産されている品種。やや紫がかった濃い赤色の皮と、繊維質が少ない黄色の果肉が特徴です。蒸したり焼いたりすることで、やわらかくなめらかな食感に仕上がります。

ベニアズマは食感と甘みのバランスがよく、長く愛されてきたさつまいも。大学芋やスイーツなど、さまざまな用途に使用されています。焼き芋焼酎にすると、甘さとコクの両方を楽しめる品種です。

麹の種類をチェック

焼き芋焼酎は、麹の種類で選ぶのもおすすめ。「一麹・二元・三造り」といわれるほど、麹は焼酎造りにおいて重要な役割を担っています。焼酎造りに使われる主な麹は、黄麹・黒麹・白麹の3種類です。

「黄麹」は淡麗で爽やかな味わいを生み出すのが特徴。もともと黄麹しか存在していませんでしたが、黒麹と白麹の登場でマイナーに。豊かな香りも楽しめることから、最近になって黄麹を取り入れる蔵が増えています。

「黒麹」を使った焼酎は、重厚感のあるコクと旨味を持つのが特徴。芳醇な香りも堪能できます。「白麹」を使用した焼酎は、軽快でマイルドな味わいが特徴。キレがよく、爽やかな後口を楽しめます。

蒸留方法をチェック

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焼酎の蒸留方法は、「常圧蒸留」と「減圧蒸留」に分けられます。現在、造られている芋焼酎のほとんどは常圧蒸留です。常圧蒸留は昔から受け継がれてきた一般的な手法。原材料の風味をいかした濃醇な焼酎になります。

一方、減圧蒸留は蒸留器内の気圧を下げて蒸留する手法。麦焼酎・米焼酎などに多く採用される蒸留方法です。口当たりが軽やかな焼酎に仕上がります。豊かな風味や香りを楽しみたい方は常圧蒸留、雑味が少なく香りの弱いモノを楽しみたい方は減圧蒸留を用いた焼酎がおすすめです。

迷ったら有名な銘柄をチェック

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多種多様なさつまいもの品種を使用している焼き芋焼酎は、バラエティに富んでいるのが魅力。さまざまな特色を持つ銘柄が販売されています。焼き芋焼酎選びに迷ったら、有名な銘柄をチェックしてみてください

鹿児島酒造が手がける「元祖やきいも」や「黒瀬」は有名です。光武酒造店の「魔界への誘い」や田崎酒造の「鬼火」なども人気。人気が高い有名な銘柄は、贈り物にも適しています。

焼き芋焼酎のおすすめ

鹿児島酒造 焼き芋焼酎 やきいも黒瀬

鹿児島酒造 焼き芋焼酎 やきいも黒瀬

焼き芋焼酎を開発した黒瀬杜氏伝承蔵「鹿児島酒造」が手がける人気銘柄。黒瀬杜氏が編み出した製法で造られているのが特徴です。窯の熱風を浴びながら、昼夜を問わず焼き続けた焼き芋を使用。手間ひまをかけて焼き上げた芋の風味が、豊かな香りと甘みを生み出しています。

さまざまな飲み方で楽しめるのもポイント。お湯割りにすると芳醇な香りを感じられ、ロックで飲むと焼き芋特有の甘みを堪能できます。アルコール度数は25%。白麹を使用し、常圧蒸留で造られています。焼き芋焼酎が誕生した酒蔵の有名な銘柄を飲んでみたい方におすすめです。

鹿児島酒造 焼き芋焼酎 やきいも黒瀬 紫

鹿児島酒造 焼き芋焼酎 やきいも黒瀬 紫

紫芋の香ばしくフルーティーな甘みを堪能できる焼き芋焼酎です。鹿児島酒造が造る焼き芋焼酎の新酒と古酒をブレンドしているのが特徴。相乗効果により紫芋の香りと味わいを引き立たせています。

「アヤムラサキ」の焼き芋を原料にした新酒は、ワインのような華やかな香りとキレのよい甘みがポイント。「エイムラサキ」の焼き芋を原料にした古酒は、まろやかな甘みと上品な香りが魅力です。この2種類をバランスよくブレンドして仕上げています。

丹精込めて育てられた良質なさつまいもで造られているのもおいしさの秘訣。ただ甘いだけでなく、しつこさのない爽やかな甘みを楽しめます。弓場杜氏自信作の焼き芋焼酎を飲んでみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

鹿児島酒造 元祖やきいも

鹿児島酒造 元祖やきいも

鹿児島県阿久根市に蔵を構える「鹿児島酒造」が手がける焼き芋焼酎です。焼き芋ならではの豊かな香りと甘い飲み口を楽しめるのが特徴。白麹で仕込み、常圧蒸留方式で造られています。

おすすめの飲み方はお湯割りです。飲みやすい焼酎を追求し、焼き芋から焼酎を造った黒瀬杜氏伝承蔵の鹿児島酒造。焼き芋焼酎を開発した蔵が提供する焼き芋焼酎を試してみたい方におすすめです。

鹿児島酒造 焼き芋焼酎 やきいも原酒

鹿児島酒造 焼き芋焼酎 やきいも原酒

黒瀬杜氏伝承蔵が造った焼き芋焼酎の原酒です。黄金千貫の焼き芋を原料に、白麹で仕込んだ銘柄。手間ひまをかけて焼き上げたさつまいもを使うことで、高い香りと甘さを持つ逸品に仕上がっています。

原酒のままで熟成して瓶詰しており、アルコール度数は37%と高めです。焼き芋の甘みを強く感じたい方はロック、芳醇な香りを楽しみたい方はお湯割りで飲むのがおすすめ。黒をベースにした魅力的なボトルデザインなので、贈り物にも適しています。

宝酒造 石焼き芋焼酎 石茜

宝酒造 石焼き芋焼酎 石茜

京都市伏見区に本社を構える「宝酒造」が手がける焼き芋焼酎です。宮崎や鹿児島で育った金時芋を、石焼きにして使用しているのが特徴。那智石で手間ひまかけて焼くことで、芋の中心まで熱を加え、さつまいもの甘みと香ばしさを引き出しています。

独自の蒸留製法で造られているのもおいしさの秘訣。黒麹を用いてかめ壺で丹念に仕込んでいるため、石焼き芋本来の甘く香ばしい香りと深い味わいを楽しめます。夕暮れの茜色の空に石焼き芋のある情景をイメージしたのが商品名の由来。石焼き芋らしさにこだわった焼酎が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

光武酒造場 焼き芋焼酎 魔界への誘い

光武酒造場 焼き芋焼酎 魔界への誘い

佐賀県鹿島市に蔵を構える「光武酒造場」が手がける焼き芋焼酎です。雑味が少なく、芳醇な味わいと香りが特徴。焼き芋ならではのやわらかな甘みとまろやかさを醸し出した、上品な味わいを楽しめます。

鹿児島県産の黄金千貫を原料に、黒麹で仕込んだ人気銘柄です。ていねいに焼き上げた芋を、皮ごと粉砕して使用。蒸留後は−5℃で2日間冷却し、手作業で油分などを取り除き、手間ひまをかけて仕上げています。

モンドセレクションで19年連続金賞受賞。焼き芋の甘さと風味をより味わいたい方は、お湯割りがおすすめです。春から夏にかけては、ソーダ割りにすると爽快に飲めます。さまざまな飲み方ができるので、自分の好みに合わせて楽しんでみてください。有名な銘柄を選びたい方に適した焼き芋焼酎です。

霧島町蒸留所 焼き芋焼酎 農家の嫁

霧島町蒸留所 焼き芋焼酎 農家の嫁

鹿児島県霧島市に蔵を構える「霧島町蒸留所」が手がける焼き芋焼酎です。時間をかけて芯まで焼き上げた鹿児島県産の黄金千貫を原料に使用。焼き芋焼酎ならではの、香ばしさとコクのある甘みを楽しめます。

「よき焼酎は、よき土から生まれる。よき土は、明るい農村にあり。明るい農村は、農家の嫁がつくる。」が名前の由来。おすすめの飲み方は、お湯割りやロックです。米国最大の出品数を誇る、国際的な酒類鑑評会「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2018」で銀賞を受賞しています。

種子島酒造 炭火焼安納芋

種子島酒造 炭火焼安納芋

明治35年に創業した鹿児島県西之表市に蔵を構える「種子島酒造」が手がける焼き芋焼酎です。種子島産の安納芋を原料に、黒麹で仕込んだ銘柄。自社農園で育てた安納芋を炭火焼にすることで、濃厚でふくよかな味わいを実現しています。

さまざまな飲み方で、好みに合わせて味わえるのもポイント。お湯割り・水割り・ロックと、気分に合わせて楽しめます。芋焼酎のイメージを変える一品を飲んでみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

櫻の郷酒造 やき芋浪漫

櫻の郷酒造 やき芋浪漫

宮崎県日南市に蔵を構える「櫻の郷酒造」が手がける焼き芋焼酎です。焼き芋ならではの香ばしさと甘みが特徴。炭火で焼いた国産さつまいもを原料に、白麹で仕込んでいます。

蒸留方式は常圧蒸留を採用。おすすめの飲み方はお湯割りです。ロックや水割りにしてもおいしく飲めます。芳醇な香りと濃厚な味わい、コクのある後味を楽しみたい方におすすめです。

田崎酒造 白麹仕込み 鬼火

田崎酒造 白麹仕込み 鬼火

芳醇で深い味わいのある本格熟成焼酎の普及に力を入れている「田崎酒造」が手がける焼き芋焼酎です。田崎酒造は、豊かな土壌から生まれた良質なさつまいもと銘水を用いて、妥協を許さない焼酎造りの姿勢を貫いている蔵元。本銘柄「鬼火」は、焼き芋焼酎の代表的な銘柄としても知られています。

契約農家で栽培された鹿児島県産の紫芋を原料に使用。甘みと香りが強い焼き芋を、上質な天然水と白麹で仕込んでいます。お湯割りで飲む際は先にお湯を入れ、後から焼酎を注ぐのがおすすめ。さつまいも特有の香りと味わいが、より一層引き立ちます。こだわりぬいて造られた焼き芋焼酎を探している方におすすめです。

明利酒類 本格焼芋焼酎 漫遊記

明利酒類 本格焼芋焼酎 漫遊記

茨城県水戸市に蔵を構える「明利酒類」が手がける焼き芋焼酎です。茨城県産ベニアズマの焼き芋を原料に使用。蒸留方式は常圧単式蒸留法です。焼き芋ならではの甘く香ばしい香りと、キレのある味わいを楽しめます。

ベニアズマは鹿児島に次いで全国2位の生産量を誇る茨城県のさつまいも。九州の焼き芋焼酎とはひと味違う味わいが、地元の方から高い支持を集めています。しつこくない甘みを楽しみたい方にもおすすめの銘柄です。

老松酒造 やきいも焼酎 寧

老松酒造 やきいも焼酎 寧

大分県日田市に蔵を構える「老松酒造」が手がける焼き芋焼酎です。南九州産の黄金千貫を100%使用。手間ひまをかけて焼き上げ、澄みきった伏流水でていねいに仕込んでいます。

焼き芋本来の香ばしさと甘みを持ちながらも、キレのある味わいを楽しめるのが特徴。飲み方はお湯割りやロックがおすすめです。1789年創業の老舗酒蔵がていねいに造った焼き芋焼酎を飲んでみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

老松酒造 やきいも屋

老松酒造 やきいも屋

1789年創業の老舗の蔵元「老松酒造」が手がける焼き芋焼酎です。荒ろ過仕上げにより、スイートポテトのような甘みと香りを楽しめるのが特徴。焼き芋にすることでさつまいもの甘さを引き出し、黒麹で仕込んでいます。

老松酒造は、麹にもこだわり、長期樽熟成にも力を注ぐ大分焼酎の老舗蔵。伝統ある蔵元が手がけたこだわりの焼き芋焼酎を飲んでみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

太久保酒造 焼き芋焼酎 紅はるか

太久保酒造 焼き芋焼酎 紅はるか

鹿児島県志布志市に蔵を構える「太久保酒造」が手がける焼き芋焼酎です。甘みが増すまで貯蔵熟成させた紅はるかを原料に使用。焼き芋にして仕込むことで、濃厚で芳醇な味わいと香りを実現しています。

昔ながらのこだわりの製法で造られているのもおいしさの秘訣。量産より良産を目指し、1工程ずつ愛情を込めてていねいに仕上げています。おすすめの飲み方は、水割り・ロック・ストレート。紅はるかの焼き芋を原料にした焼酎を飲みたい方におすすめです。

太久保酒造 伝承古式黄麹 太久保

太久保酒造 伝承古式黄麹 太久保

豊かな香りを生み出す黄麹で仕込んだ焼き芋焼酎です。黄麹仕込みならではの華やかな香りを楽しめるのが特徴。まろやかな甘みも、口の中に広がります。

芳醇な香りをより一層堪能したい方は、お湯割りで飲むのがおすすめ。先代から受け継いだ技法を用いた、蔵人の思いがこもった銘柄です。高級感のあるデザインを採用しているため、贈答用にも適しています。

太久保酒造 焼き芋仕込 杜の妖精

太久保酒造 焼き芋仕込 杜の妖精

濃厚芳醇な酒質を持つ焼き芋焼酎です。蒸し芋にはない、焼き芋ならではの濃厚な香りと味わいを楽しめるのが特徴。紅おとめと白さつまの2種類のさつまいもを原料にし、かめ壺で醸しています。

大量生産でなく、こだわりの製法「かめ壺仕込み」で造られた本格焼酎です。おすすめの飲み方は、お湯割りと水割り。奥深く風味豊かな味わいを楽しみたい方に適しています。

日新酒類 本格芋焼酎 鳴門金時焼き芋焼酎

日新酒類 本格芋焼酎 鳴門金時焼き芋焼酎

徳島県板野郡に蔵を構える「日新酒類」が手がける焼き芋焼酎です。日新酒類は江戸時代末期から続く、四国唯一の酒類総合メーカー。「日々、新なり」をモットーに、酒造りに取り組んでいます。

徳島県の特産品である鳴門金時を原料に使用。入念に焼き上げた鳴門金時で仕込むことで、甘く香ばしい香りを実現しています。さまざまな飲み方で楽しめるのも魅力。鳴門金時ならではの上品な甘みと、深いコクが口の中に広がる銘柄です。

濱田酒造 海童焼き芋

濱田酒造 海童焼き芋

明治元年に、鹿児島県いちき串木野市に蔵を構えた「濱田酒造」が手がける焼き芋焼酎です。スイーツのように甘い品種のさつまいもシルクスイートを焼き芋にして仕込んでいます。なめらかな口当たりと上品な甘さが特徴。芳醇な味わいのなかに、焼き芋ならではの香ばしさを余韻として楽しめます。

お湯割りにして飲むと、焼き芋の甘い香りがより引き立つのでおすすめです。さまざまな料理と合わせやすいのも魅力。ポークソテーや蒲焼きなどの濃い味付けの料理から天ぷらなどの繊細な味わいの料理、スイートポテトなどのスイーツと合わせてもおいしく飲めます。食中酒に適した焼き芋焼酎を探している方におすすめです。

すき酒造 焼き芋焼酎 甘えんぼう

すき酒造 焼き芋焼酎 甘えんぼう

宮崎県小林市に蔵を構える「すき酒造」が手がける焼き芋焼酎です。ていねいに焼き上げた紅はるかを原料にして仕込んでいます。焼き芋の香ばしさを感じられるのが特徴。ふくらみのある甘い味わいを堪能できます。

白麹と九州山脈の伏流水を使用。明治初期から続く和甕で仕込んでいます。焼き芋特有の香りや芳醇な甘みを楽しみたい方にはお湯割りがおすすめです。蜜芋「紅はるか」の甘みを引き出した焼き芋焼酎が気になる方は、チェックしてみてください。

霧島町蒸留所 紫芋・焼き芋焼酎 農家の嫁

霧島町蒸留所 紫芋・焼き芋焼酎 農家の嫁

鹿児島県産の紫芋を芯まで焼き上げて仕込んだ焼き芋焼酎です。果実を思わせるフルーティーな香りが特徴。ロックや水割りにして飲むと、芳醇な味わいとのど越しのよさがより一層引き立ちます。

霧島町蒸留所は、「日本一礼儀正しい蔵」を目指している酒蔵。霧島山系天然水を使用し、昔ながらのかめ壺で焼酎を造っています。のどごしのよい焼き芋焼酎を試したい方におすすめです。

さつま無双 火焔山 紅

さつま無双 火焔山 紅

鹿児島県鹿児島市に蔵を構える「さつま無双」が手がける焼き芋焼酎です。甘みが強く、スイーツにもよく使われる品種の紅さつまを原料に使用。紅さつまを焼き芋にすることで旨味が凝縮され、甘さとコクが引き出されています。

素焼きのかめ壺で寝かせ、熟成させているのもおいしさの秘訣。遠赤外線効果に加え、かめ壺の気孔に詰まった空気により熟成が進み、まろやかな焼酎が出来上がります。

さまざまな飲み方で楽しめるのもポイントです。おすすめの飲み方はお湯割り。ロック・ストレート・水割りでもおいしく飲めます。焼き芋焼酎ならではの甘さと香ばしさを味わいたい方におすすめです。