いつでもどこでも手軽に飲める「カップ酒」。酔うためのお酒や、呑兵衛のお酒といったネガティブなイメージもありますが、最近では質が高く、パッケージデザインにもこだわったおしゃれな銘柄が増えています。

コンビニやスーパーなどでも購入できるモノから、コレクションにもなるレアなモノまで、幅広いラインナップも大きな魅力。そこで今回は、おすすめのカップ酒を選び方とともにご紹介。豊富なバリエーションのなかから、ぜひ好みの1本を見つけてみてください。

カップ酒の魅力

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カップ酒といえば、1964年に発売された大関のロングセラー商品「ワンカップ大関」が有名です。開発当時の日本酒は、一升瓶から徳利に移して飲むスタイルが主流でした。若者の嗜好がビールやウイスキーなどの洋酒へと傾いていた時代、誰もが気軽に楽しめる日本酒として誕生したのが「ワンカップ大関」です。

容器から直接飲むという、新たな日本酒のスタイルを確立したカップ酒。徳利に移す必要がないため、メーカー名が分かりやすく、アウトドアにも携帯しやすいサイズなのが魅力です。飲み切りやすい容量なので、価格も比較的リーズナブル。瓶で購入する前に試しに飲んでみたいときや、気になる銘柄を飲み比べてみたいときなどにもおすすめです。

デイリーに楽しめるお酒はもちろん、こだわりの地酒や焼酎、ワインなど、さまざまなタイプがラインナップされているカップ酒。高い利便性とともに、バラエティ豊かな味わいや個性的なパッケージデザインも注目されています。

カップ酒の選び方

料理や好みに合わせてお酒の種類をチェック

日本酒

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もっともスタンダードなカップ酒で、種類も豊富なのが日本酒。リーズナブルな普通酒から、人気酒蔵の地酒まで、さまざまなタイプのカップ酒が揃っています。

200円以下で購入できる手頃なカップ酒は、毎日気軽に楽しみたい方におすすめ。精米歩合の指定がない普通酒に分類される日本酒がほとんどですが、原料や醸造方法の違いによって異なる、さまざまな味わいが楽しめます。

一方、高級日本酒が手軽に楽しめるとして人気なのが有名酒蔵のカップ酒です。400円前後と高価ではありますが、美味しいお酒を少しだけ購入したい方に最適。また、話題の銘柄をいくつか揃え、プレゼントしてみるのもおすすめです。

焼酎

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焼酎もカップ酒で手軽に楽しめるお酒のひとつ。水割りやお湯割り、ロックなどで楽しむ場合は、基本的にはグラスに移してから飲みます。ストレートでじっくり味わいたい場合や、あらかじめ水で割ってある「前割り」タイプは、カップから直接飲むことも可能。好みに合った飲み方で楽しめるのが魅力です。

焼酎のカップ酒にもさまざまな種類がありますが、大きくは「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の2種類に分けられます。「甲類焼酎」はリーズナブルでクセの少ない味わいが特徴。「乙類焼酎」は本格焼酎とも呼ばれ、素材の風味を生かした奥深い味わいが特徴です。比較的リーズナブルなカップ酒が多く、飲み比べなどが自宅で気軽に楽しめます。

ワイン

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ワインのカップ酒は、キャンプやバーベキューなどのアウトドアでもおしゃれに飲めるのが魅力。赤や白、ロゼなどが揃い、料理に合ったタイプが選択できます。アルコールが強くない方やワインを飲み慣れない方は、グラスに移し、ジュースなどで割ってカクテルにするのもおすすめです。

カップ酒タイプのラインナップは多くありませんが、趣向を凝らしたフォルムやラベルデザインで、スタイリッシュに楽しめます。ボトルを購入するほどではないけれど、軽くワインを飲みたいときにもおすすめのカップ酒です。

キャップで選ぶ

プルアップキャップ

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多くのカップ酒に採用されている、アルミ製のプルアップキャップ。リングの穴に指をかけ、上に引き上げて開栓します。キャップの端に指が触れにくく、指を切るなどのケガを予防できる設計が魅力のひとつ。大きめのリングで指がかけやすく、軽い力で開けやすいのもポイントです。

スクリューキャップ

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焼酎のカップ酒で比較的多くみられるのがスクリューキャップ。ドリンク類のキャップとして、もっともポピュラーなタイプです。密閉性が高く、回すだけで簡単に開栓できるのが魅力。飲み残したカップに再び蓋ができるので、少しずつ飲み進められます。新幹線など、移動途中の限られた時間で一息つきたい場合にも便利なタイプです。

容器で選ぶ

ガラス製・陶器製

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カジュアルに楽しめるカップ酒のなかでも、ガラス製や陶器製の容器は口当たりがよく、高級感のある上品な雰囲気が魅力。特にガラスは無味無臭の素材で、お酒の繊細な味わいがダイレクトに伝わります。また、陶器製はお酒のまろやかな味わいが引き立つのが特徴。どちらもお酒そのものの風味を味わうのにおすすめの容器です。

プラスチック製

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プラスチック製の容器は、軽量で持ち運びやすく、いつでもどこでも手軽に飲めるのが魅力です。キャップは再度蓋のできるスクリューキャップであることが多く、丈夫で割れにくいのもポイント。少しずつマイペースに飲みたい方や、キャンプなどのアウトドアで楽しみたい方におすすめの素材です。

容量で選ぶ

ミニカップ(50〜100ml前後)

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コンパクトなカップ酒をさらに小さくしたミニカップは、お酒を少しだけ楽しみたい方や、アルコールに強くない方におすすめ。ちょっとしたリラックスタイムに飲むお酒としても最適です。

飲み切りやすい手のひらサイズで、旅先などへ携帯しやすいのもうれしいポイント。種類は多くありませんが、容器からそのまま飲める日本酒やワインなどがラインナップされています。

通常タイプ(180ml前後)

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カップ酒のスタンダードな容量は180ml前後。さまざまな種類のお酒や銘柄がラインナップされており、カップ酒の通常タイプとして親しまれています。普段あまり飲まない種類のお酒を選んでみたり、人気酒蔵の高級なお酒を気軽に飲んでみたりと、新たな味にチャレンジしやすいのも魅力。好みや目的に合わせて選択できる、豊富なバリエーションが特徴のサイズです。

大容量タイプ(300ml前後)

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300ml前後のサイズは、カップ酒としては大容量。たっぷりと飲みごたえのあるカップ酒を楽しみたい方におすすめです。大きめではありますが、容器ごと冷蔵庫で冷やしたり、湯煎であたためたりできるサイズで、好みの飲み方で楽しめます。

お猪口やグラスなどに注げば、複数人で楽しむことも可能。通常タイプが物足りない方はぜひ大容量タイプを試してみてください。

パッケージのデザインで選ぶ

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最近では、安くて手軽な酒といったマイナスイメージを払拭する、スタイリッシュでおしゃれなデザインのカップ酒が増えています。カップ酒に抵抗のある方には、人気キャラクターやイラストが描かれたモノや、一升瓶と同じ高級感のあるラベルを使用したモノなどがおすすめ。若い世代も手にしやすく、見た目も楽しめるカップ酒は、プレゼントにも最適です。

カップ酒のおすすめ

大関 ワンカップ 大吟醸

大関 ワンカップ 大吟醸

カップ酒を語るのに欠かせない、大関のワンカップ。本製品は精米歩合50%の大吟醸酒で、華やかな香りと上品な味わいが魅力です。さまざまな種類がラインナップされているワンカップシリーズのなかでも、ワンランク上の上質なカップ酒として人気があります。クセが少ないすっきりとした口当たりで、料理と合わせやすいのもポイントです。

5~10℃の冷酒、または常温で飲むと、キレのある飲み口が引き立ちます。飽きのこないすっきりとした味わいは、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめ。また、180mlの通常サイズでは飲み切れない方には、100mlのミニカップがおすすめです。

黄桜 辛口一献 ビッグカップ

黄桜 辛口一献 ビッグカップ

通常タイプでは物足りない方におすすめの大容量タイプ。日本を代表する大手の日本酒製造会社、黄桜のカップ酒です。メーカー独自の「黄桜辛口酵母」を使用することで、キレのあるすっきりとした飲み口に仕上がっています。

また、日本酒の製造工程は、3回に分けて行われる「三段仕込み」が一般的であるのに対し、本銘柄は「五段仕込み」で醸造。豊かなコクと旨みが感じられるのも魅力です。

たっぷり飲める300mlサイズで、食事とともにゆっくりと楽しめます。料理の味を引き立てるまろやかな口当たりで、お刺身や焼き魚、てんぷらなどの和食によく合います。通常タイプの200mlとミニカップの100mlもラインナップされており、好みや目的に合ったサイズが選択できるのもポイントです。

志太泉酒造 にゃんかっぷ 純米吟醸

志太泉酒造 にゃんかっぷ 純米吟醸

「にゃんかっぷ」と名付けられた、可愛らしい黒猫のデザインが目を引くカップ酒です。原料には、「酒米の王」と称される酒造好適米、山田錦を使用。精米歩合50%の純米吟醸酒で、爽やかな吟醸香と米本来の豊かな旨みが感じられます。キレのある口当たりですっきりと飲みやすく、食事との相性がよいのも魅力です。

本シリーズのイラストには、豊富なバリエーションがあります。日本酒をより多くの方が楽しめるよう考えられたパッケージは、どれもポップで親しみやすいデザイン。ホームパーティーなどで楽しむお酒としても、また、猫好きの方へのプレゼントとしてもおすすめです。

苗場酒造 純米酒 苗場山

苗場酒造 純米酒 苗場山

新潟県産の酒造好適米「五百万石」と、苗場山系の清冽な伏流水を使用した苗場山。精米歩合に規定のない純米酒ですが、酒米は吟醸酒並みの60%まで磨かれています。口当たりはすっきりとしていますが、米本来の旨みとまろやかな甘みが感じられる奥深い味わいが魅力です。

苗場酒造は、1907年に新潟県で創業した老舗酒造。苗場山は同酒造のメインブランドで、種類や容量などさまざまなタイプがラインナップされています。本製品はカップ酒という手軽なスタイルで楽しめる上質な純米酒。洗練されたデザインのラベルは高級感があり、プレゼントとしてもおすすめです。

大嶺酒造 Ohmine Junmai Cup

大嶺酒造 Ohmine Junmai Cup

スタイリッシュなパッケージが魅力的な、純米酒のカップ酒。山口県美祢市に蔵を構える、大嶺酒造が醸造しています。容器に描かれているのは、日本酒の原料となる米。1粒は大吟醸、2粒は吟醸、3粒は純米と、米の数でお酒の種類が分かるようデザインされています。

酒米には山口県産の良質な山田錦を採用。仕込み水には日本銘水百選のひとつである「弁天の湧水」を使用しています。旨み・甘み・酸味のバランスに優れた味わいと、芳醇で豊かな風味が魅力。飲み切りやすい100mlのミニカップで、日本酒初心者から上級者までおしゃれに楽しめるカップ酒です。

梅錦山川 梅錦 純米大吟醸 カップ

梅錦山川 梅錦 純米大吟醸 カップ

丸みを帯びた可愛らしいパッケージが特徴のカップ酒。130mlのミニサイズで、上質な純米大吟醸酒が手軽に楽しめます。本銘柄は、愛媛県で1872年に創業した、梅錦山川が醸造するメインブランド。米の旨みが引き出された深みのある味わいと、吟醸酒らしいキレのある飲み口が魅力です。

高価なカップ酒ですが、上品なデザインのラベルとガラスの容器で高級感があり、プレゼントにも最適。お酒を主役にじっくり楽しめるカップ酒ですが、料理と合わせるならさっぱりとした豆腐や焼き魚などがおすすめです。

しらたき酒造 ふくのひれ酒 白カップ

しらたき酒造 ふくのひれ酒 白カップ

蓋付の白い容器に入った「ふくのひれ酒」。ふぐの本場下関において、40年以上ひれ酒を造り続けているしらたき酒造が醸造しています。ひれ酒とは、ふぐや鯛のひれを炙り、燗酒に入れて味わう日本酒のこと。本銘柄は、乾燥させたふぐひれとふぐの身の部分を粉砕し、焙煎処理したものを清酒に仕込むなど、酒造独自の製法で造られています。

香ばしさと旨みが十分に抽出された味わい深いカップ酒は、特別な日のお酒としておすすめ。ひれ酒はお燗にして飲むのが一般的で、湯煎はもちろん、電子レンジで簡単にあたためられるのもうれしいポイントです。容器にデザインされた愛らしいふぐが、テーブルを賑やかに演出します。

雲海酒造 さつま木挽

雲海酒造 さつま木挽

南九州産の黄金千貫を原料とした芋焼酎のカップ酒。200mlのスタンダードなサイズです。アルコール度数が25%と高めなので、飲み切れない場合はスクリューキャップで再度蓋をして保管できます。ロックや水割りでも美味しく飲めますが、芋の風味がより引き立つお湯割りがおすすめです。

ボトルだと飲み切れない方や、いろいろな種類を試してみたい方、芋焼酎を初めて飲む方に最適なカップ酒。手頃な価格で購入できるのもポイントで、素材の味を生かした本格焼酎の味わいがいつでも気軽に楽しめます。

高千穂酒造 わかむぎ

サントリー(SUNTORY) カップワイン ロゼ

大麦を原料とした本格麦焼酎、わかむぎのカップ酒です。大麦の精米歩合は60%以下で、雑味の少ないすっきりとした味わいが魅力。宮崎県北部の高千穂に蔵を構える高千穂酒造が醸造しています。割り水には南阿蘇に悠然と湧き出る、白川水源の天然水を使用。カップ酒の手軽さと柔らかな口当たりで、焼酎を飲み慣れない方にもおすすめです。

アルコール度数は20%で、水割りやお湯割り、ロックで飲むほか、お酒に強い方はストレートでも楽しめます。プラスチック製の容器は軽量で、キャップは再度蓋のできるスクリューキャップ。携帯しやすく、旅先などでも手軽に味わえるのも魅力です。

サントリー(SUNTORY) カップワイン ロゼ

サントリー(SUNTORY) カップワイン ロゼ

華やかな色合いが美しい、ロゼワインのカップ酒です。飲食店向けに開発されたワインで、さまざまなジャンルの食事とともに味わえるすっきりとした飲み口が特徴です。10.5%のアルコール度数はワインとしてはやや低め。手軽に飲めるカップ酒で、お酒に強くない方も楽しめる軽い口当たりが魅力です。

180mlの飲み切りやすい容量で、赤・白・ロゼの3タイプが揃っています。合わせる料理や好みによって選択できるので、ホームパーティーなどでの手土産としてもおすすめ。持ちやすいシンプルなフォルムと、落ち着いたデザインのラベルもポイントです。

ワインカップ シャルドネ

ワインカップ シャルドネ

イタリアのワインメーカー、「デ アンジェリ社」が開発したカップ酒。シャルドネ種100%の白ワインで、果実味溢れる豊かな風味と、軽快な口当たりが魅力です。プラスチック製の容器でカジュアルに楽しめるカップ酒ですが、味わいは本格的。グラスのような洗練されたフォルムもポイントです。

白ワインのほか、メルロー種100%の赤ワインと華やかなロゼワインがラインナップ。軽く冷やして飲むのがおすすめで、どれもフレッシュで爽やかな飲み口が楽しめます。自宅はもちろん、キャンプなどのアウトドアでもおしゃれに楽しめるカップ酒です。