日本の大衆文化を象徴するお酒ともいえる「焼酎」。芋・麦・米などさまざまな原料から造られているのが特徴です。

ひとくちに焼酎といっても種類が多いため、最初は何をどのように飲んだらいいのか悩んでしまうもの。そこで今回は、焼酎の選び方とおすすめ銘柄をご紹介します。本記事を参考に、お気に入りの1本を見つけてみてください。

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焼酎とは?日本酒とどう違う?

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日本酒と焼酎の主な違いとして、製造方法があげられます。酵母を使って、原料に含まれる糖分をアルコール発酵させたモノが日本酒・ワイン・ビールなどの「醸造酒」。一方、醸造酒を熱して気化させたアルコールを冷やし、液体に戻して抽出したモノが焼酎・ウイスキー・ブランデーなどの「蒸留酒」です。

日本酒と焼酎で異なる製造方法は、アルコール度数にも関わります。日本酒は酒税法で「アルコール度数22%未満」と定められていますが、15~16%の商品が一般的。焼酎は「甲類焼酎は36%未満、乙類焼酎は45%以下」と定められており、20%もしくは25%の商品が主流です。

使用原料にも違いがあります。日本酒の原料は米のみですが、焼酎は麦・芋など米以外の穀物も使用。米を使う焼酎もありますが、酒造好適米と呼ばれるお酒専用の米を使う日本酒に対し、米焼酎は一般的なごはん用の米が原料です。

焼酎の種類

芋焼酎の特徴

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サツマイモを主原料とし、芋特有の甘みと濃厚な味わいが特徴の芋焼酎。使用する品種によってさまざまな味わいを堪能できるのが魅力です。

一般的な品種は「黄金千貫」。フルーティーでまろやかな口当たりが特徴です。また、焼酎用のサツマイモとして作られた「ジョイホワイト」も有名で、軽快な味わいが楽しめます。さらに、食用の「紅あずま」「安納芋」などを使った芋焼酎も要チェック。甘く芳醇な香りが感じられるとして人気です。

個性豊かな芋焼酎は、さまざまな飲み方ができるのも魅力。焼酎そのものの味わいを感じるにはストレートやロックがおすすめですが、甘い香りを味わうならお湯割り、食事と一緒に楽しむなら水割りなどもおすすめです。

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麦焼酎の特徴

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大麦を主原料とし、すっきりとしたキレのある飲み口を特徴とするタイプが多い麦焼酎。芋焼酎と比べてクセが少なく、焼酎が苦手な方にもおすすめです。

麦焼酎の生産地は長崎県や大分県が知られていますが、そのなかでも特に長崎県壱岐島は麦焼酎のルーツといわれています。この地で造られた「壱岐焼酎」は400年以上の歴史を持ち、WTO(世界貿易機関)の「地理的表示」が認められた銘柄。米麹を3分の1、大麦を3分の2とする壱岐の伝統的な配合で、素材の香りと甘みが引き出されています。

製造方法とあわせて、ぜひ産地や原料にも注目して選んでみてください。

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米焼酎の特徴

米焼酎の特徴

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日本人にもっとも馴染み深い「米」を原料としているのが米焼酎。日本酒の味わいに例えられることも多い米焼酎ですが、日本酒との大きな違いは「蒸留」にあります。

米焼酎は、醸造酒である日本酒をさらに蒸留させたモノ。日本酒よりもアルコール度数が高く、やさしい甘さですっきりとした味わいが特徴です。

米焼酎造りが盛んな熊本県の人吉・球磨地方には、WTO(世界貿易機関)によって産地呼称が認められた「球磨焼酎」があります。良質な米と、人吉・球磨地方の清冽な天然水を原料としていますが、銘柄によってその味わいはさまざま。さわやかで飲みやすいモノや、深みのある重厚な味わいのモノなど、個性が感じられるのも魅力です。

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その他焼酎の種類

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全国各地の特産品を使って造られている焼酎。なかには変わり種ともいえる、意外な原料を使用しているモノもあります。たとえば、北海道白糠町の香り高い赤しそを使用した紫蘇焼酎「鍛高譚」が有名です。

しその風味がそのまま焼酎に活かされており、新鮮な薬味のようにさわやかな香りが口のなかに広がってゆくのがポイント。ロックや水割りでもおいしく楽しめます。

そのほか、奄美大島の開運酒造が製造している、黒糖を原料に使用した奄美黒糖焼酎「れんと」もおすすめ。なめらかな口当たりに深いコクを感じられる、味わい深い1本です。

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焼酎のカロリーや糖質はどれくらい?

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アルコールそのものにカロリーがあるため、焼酎にもカロリーがあります。焼酎100mlあたりに含まれるカロリーは、甲類焼酎がおよそ200kcal、乙類焼酎がおよそ140kcal。ビールは約40kcal、日本酒は約100kcalなので、焼酎は高カロリーに見えます。

しかし、焼酎はアルコール度数が高く、割って楽しむことが多いお酒。糖質の含まれていない水やお湯、無糖の炭酸などで割れば、焼酎そのものの量が減るぶんカロリーを減らせます。ただし、糖質の多いジュースなどで割ると、逆にカロリーが増える可能性があるので注意してみてください。

焼酎自体には糖質やプリン体が含まれていないのもポイント。焼酎のカロリーは「エンプティカロリー」とも呼ばれるアルコール由来のカロリーで、糖分由来のカロリーよりも燃焼されやすいといわれています。焼酎は、健康志向の方におすすめのお酒です。

焼酎の選び方

飲み方に合わせて選ぶ

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焼酎はさまざまな飲み方を楽しめるのが魅力。原料の香りや旨みをしっかり堪能したい方は、ロックやストレートなどの飲み方がおすすめです。

なお、焼酎のアルコール度数は比較的高いので、水割りやお湯割り、お茶割りなどで楽しむ方も多くいます。飲み方次第で香りや旨みの感じ方が変わってくるため、同じ銘柄であっても季節や肴に合わせて飲み方を変えられるのが魅力。焼酎を選ぶ際は、どのような飲み方で飲むかという点も考慮して銘柄を選んでみてください。

産地で選ぶ

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焼酎は日本全国で造られていますが、特に九州が多く、芋焼酎は鹿児島、麦焼酎は大分、米焼酎は熊本が有名どころです。さらに、焼酎には産地名を独占的に名乗れる「地理的表示制度」が導入されており、平成7年に琉球(沖縄)・球磨(熊本)・壱岐(長崎)が、平成17年に薩摩(鹿児島)が指定されています。

また、芋・麦・米以外にも、焼酎の種類は多岐にわたるのがポイント。奄美大島の黒糖焼酎や沖縄の泡盛のほか、北海道のじゃがいも焼酎や福岡の胡麻焼酎など、国税庁が認める本格焼酎の原材料は50種類以上あります。地域の特産物とも関係が深いので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。

度数で選ぶ

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焼酎のアルコール度数は銘柄によっても異なりますが、20~25%程度が一般的です。なかには同じ銘柄で20%・25%の2種類が造られているモノもあります。

どちらも原酒は同じですが、20%は割り水が多く含まれているため、よりまろやかで丸みのある口当たりを楽しめるのが特徴。同じ銘柄でも違った雰囲気が楽しめるため、度数が異なるモノを飲み比べてみるのもおすすめです。

甲類か乙類かで選ぶ

焼酎甲類

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焼酎甲類は「連続式蒸留法」と呼ばれる方法で造られているのが特徴。蒸留を何度も繰り返すので、アルコール純度が高くなります。

クセが少ないため、水やお茶などとの割りモノにもおすすめ。梅酒をはじめとする果実酒の原料として使われるホワイトリカーも甲類焼酎の一種です。連続して蒸留できることから、低コストで大量生産が可能なのもポイント。比較的リーズナブルに購入できるのも魅力です。

甲類焼酎について詳しく知りたい方はこちら

焼酎乙類

焼酎乙類は「単式蒸留法」と呼ばれる方法で造られたモノで、本格焼酎と呼ばれることも。アルコール度数は45%以下に調節されています。

原料本来の風味や香りがしっかりと残り、深い味わいになるのがポイント。ロックやストレートなどで、各銘柄の個性をしっかり堪能するのがおすすめです。

価格で選ぶ

焼酎は種類や産地、度数はもちろん、価格もさまざまです。瓶のサイズは700〜900mlの小瓶から1800mlの一升瓶まであるので一概にはいえませんが、1,000円未満から上は数万円のモノまで、価格差があります。

価格が高騰する目安としては、銘柄が周年物の限定品であるかがポイント。安易ではありますが、従来ラベルと異なるデザインを採用している場合や、華やかさのある木箱が付属している場合は総じて価格が高くなります。気になる際は購入時に確認しておきましょう。

焼酎のおすすめ銘柄|人気・有名

三和酒類 いいちこ

三和酒類 いいちこ
まろやかな飲み口で定番の麦焼酎

40年以上もの間多くの方に飲まれている、定番の麦焼酎です。いいちことは、「いいですよ」という意味の大分・北部の方言。大分に本社がある本メーカーから1979年に発売され、「下町のナポレオン」の愛称で親しまれています。

厳選されたオーストラリア産の大麦を使用。大麦の麹と清らかで良質な水を使って醸造した、まろやかな飲み口の本格焼酎です。アメリカの酒類コンペティション・SFWSC2017で「SILVER MEDAL」を受賞しています。

焼酎乙類で、アルコール度数は20%と25%。内容量は900mlと1800mlのパックタイプと瓶タイプのほか、200mlのカップタイプなどもあります。定番のロングセラー焼酎を選びたい方におすすめです。

佐藤酒造 黒麹仕込 佐藤

佐藤酒造 黒麹仕込 佐藤
飲み応えがあり芳醇な香りが特徴の芋焼酎

重厚な飲み応えがある芋焼酎です。本酒蔵は鹿児島県霧島市にある、190639年創業の老舗。地元の人々に親しまれる代表銘柄「さつま」をはじめ、麦焼酎「佐藤 麦」や原酒「あらあらざけ」などを造っています。

サツマイモは「黄金千貫」を使用。存在感のある甘さと芳醇な香りが特徴です。黒麹仕込みならではの力強さと明確なボディに加え、ていねいな熟成による繊細かつなめらかな舌触りを楽しめます。

お湯割りのほか、事前に水と混ぜて寝かせておく「前割り」で飲んでもおいしい商品です。アルコール度数が25%の焼酎乙類で、内容量は720mlと1800ml。本場鹿児島の芋焼酎を堪能したい方におすすめです。

神々 大分本格麦焼酎 神々 銀

神々 大分本格麦焼酎 神々 銀
クセが少なくフルーティな香りの麦焼酎

飲みやすくフルーティーな香りを楽しめる麦焼酎です。九州産の裸麦を使用。常圧蒸留器を使って麦のよさを引き出した原酒を半年以上熟成しており、麦の香ばしい香り・甘み・旨み・深みを堪能できます。

「美人の湯」と呼ばれる地下800mからくみ上げた温泉水を使っているのも特徴。シリカを豊富に含んだ水で、焼酎の質を引き上げるだけでなく、クセの少ないさわやかな口当たりになっています。

ロック・水割り・お湯割り・ソーダ割りなどで飲むとおいしい商品です。アルコール度数が25%の焼酎乙類で、内容量は720ml。アルコール度数が30%の「金」、22%の「青」、18%の「赤」もあります。大分の麦焼酎を満喫したい方におすすめです。

二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂

二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂

原料・麹ともに麦だけで造られた麦焼酎です。本酒蔵は大分県速見郡にある、1866年創業の老舗。外から杜氏を雇わず、後継者のみに製法が語り継がれる、徹底した家内醸造で造られています。

厳選された大麦・麦麹・清水のみを使用。減圧蒸留により焼酎独特のクセを抑え、麦の甘みを引き出しています。芳醇な香りとまろやかな舌触りが楽しめる麦焼酎です。

ロック・水割り・お湯割り・ソーダ割りで飲むとおいしく飲めます。焼酎乙類で、アルコール度数は20%と25%の2種類。内容量は、720ml・900ml・1800mlがあります。麦だけで造られた麦焼酎を味わってみたい方におすすめです。

高橋酒造 吟麗しろ

高橋酒造 吟麗しろ

華やかに香る吟醸香と透き通った味わいの米焼酎です。本酒蔵は熊本県人吉市にある、1900年創業の老舗。熊本の南端に位置する酒蔵で、米・水・製法にこだわって焼酎を造っています。

米は人吉・球磨をはじめとした九州産のモノを使用。粒の形やでんぷんの量、発酵しやすさなどを見極め、厳選した米を使っています。

水は日本三大急流のひとつ・球磨川水系の地下水を採用。凛としていて清らかさがあり、やわらかい水質が特徴です。吟醸酵母を使ってていねいに低温発酵させた後、本格米焼酎「しろ」とブレンドしています。

マイルドな喉越しで、深みのあるまろやかな味を楽しめる商品。地元・熊本では「銀ハイ」と呼ばれるほど、ソーダ割りとよく合います。焼酎乙類でアルコール度数が25%です。内容量は720mlと1800mlの2種類。本場熊本の米焼酎を堪能したい方におすすめです。

紅乙女酒造 紅乙女ゴールド

紅乙女酒造 紅乙女ゴールド

洋酒に匹敵する香りのよさを楽しめるごま焼酎です。麦と米麹にごまを20%以上加えて貯蔵・熟成させた商品。芳醇な香りとまろやかに広がる熟成された旨み、自然に残る余韻を楽しめます。

福岡県久留米市にある酒蔵で、耳納連山から湧き出る伏流水を使って醸造。蒸留したばかりの角がある原酒を長期間寝かせ、丸みのある味に仕上げています。iTQi(国際味覚審査機構)で最優秀味覚賞を5年連続で受賞した商品です。

ロックで飲むと、食後酒として焼酎自体の芳醇さをシンプルに楽しめます。アルコール度数が38%で、内容量は720ml。ごまを加えて造った焼酎を味わってみたい方におすすめです。

霧島酒造 黒霧島

霧島酒造 黒霧島

溶けるような甘みと、凛としたキレを楽しめる芋焼酎です。宮崎県都城市にある本酒蔵は、1916年創業の老舗。創業当時に初蔵出しされたときの黒麹仕込み製法を、今も受け継いでいます。

サツマイモは九州産の「黄金千貫」を100%使用。雑味が出ないよう、収穫後3日以内のサツマイモだけを使っています。水は、まろやかな口当たりで適度なミネラルを含んだ「霧島裂罅水」。麹に使う米も、100%九州産米にこだわっています。

炭酸割りにすると、和・洋・中・エスニックなどジャンルを問わず料理の味を引き立てる商品です。焼酎乙類で、アルコール度数は20%と25%の2種類。内容量は720~1800mlで、瓶のほか紙パックもあります。宮崎で造られた芋焼酎を楽しみたい方におすすめです。

甲斐商店 伊佐美

甲斐商店 伊佐美

口当たりがよく、喉越しがなめらかな芋焼酎です。鹿児島県伊佐市にある本酒蔵は、1904年創業の老舗。夏は蒸し暑く、冬は0℃を下回る寒暖差が激しい盆地で、黒麹を使った焼酎を造り続けています。

サツマイモは鹿児島県産の「黄金千貫」を使用。甘口と辛口の中間ほどでコクがあり、まろやかな味わいに仕上げています。ロックでも楽しめますが、お湯割りにするとサツマイモの香りをより感じられる商品です。

焼酎乙類でアルコール度数が25%、内容量は1800ml。本場鹿児島で造られた芋焼酎を味わってみたい方におすすめです。

雲海酒造 そば雲海 雲海そば花酵母仕込み グリーン丸

雲海酒造 そば雲海 雲海そば花酵母仕込み グリーン丸

そば100%にこだわったそば焼酎です。本酒蔵の4つある蔵のうち、日本でも有数の照葉樹林に囲まれた宮崎県綾町で造られた商品。そばのふくよかな香り、やわらかな甘み、広がる余韻を楽しめます。

厳選されたそばとそば麹に加え、独自開発した「雲海そば花酵母」を使用。豊かな風味と味わい、香り立つ旨みを引き出しています。日本名水百選に選ばれた「綾の湧水群」の水を使っているのも特徴。照葉樹林でろ過されたミネラル分豊富な水を、仕込み水や割り水に活用しています。

さまざまな飲み方で楽しめますが、そば湯で割るとよりまろやかな味わいです。アルコール度数が25%で、内容量は720ml。原材料にこだわったそば焼酎を味わってみたい方におすすめです。

合同酒精 しそ焼酎 鍛高譚

合同酒精 しそ焼酎 鍛高譚

北海道で栽培されたしそを使った焼酎です。北海道白糠町の一村一品運動の商品として1992年に発売。現在は全国の方に親しまれ、焼酎だけでなく梅酒やジンにしそを使った商品も販売されています。

北海道白糠町の契約農家で無農薬栽培された赤しそを使用した商品です。昼と夜の気温差が大きく、色素成分が豊富で鮮やかな紫色。日照時間が長いため、葉が大きく香り豊かな赤しそになります。大雪山系から湧き出る旭川の清らかな水を使っているのも特徴です。

厳選したしそ独特のエレガントな香りや、口の中にあふれるさわやかな風味が魅力。焼酎甲類を88%、焼酎乙類を12%の比率でブレンドしています。

アルコール度数は20%。内容量が720mlと1800mlの瓶タイプと、500ml・900ml・1800mlの紙パックタイプがあります。北海道のしそ焼酎を堪能したい方におすすめです。

奄美大島開運酒造 奄美黒糖焼酎 れんと

奄美大島開運酒造 奄美黒糖焼酎 れんと

黒糖と白麹を使った黒糖焼酎です。香り高い原酒と深い味わいの原酒をブレンドした、独特の香味がある焼酎。奄美大島の霊峰・湯湾岳から湧き出る伏流水を潤沢に使用しています。

貯蔵タンクに一定の音響振動を与えて熟成させる「音響熟成」製法が特徴。モーツァルト・ベートーベン・ビバルディなどのクラシック音楽を聞かせつつ、およそ3ヵ月ゆっくりと熟成させています。やさしくまろやかな味わいと豊かな香りのある焼酎です。

心地よい香りや繊細な喉越しを楽しむならストレートやロック、軽やかな味わいを好むなら水割りや炭酸割りが適しています。焼酎乙類でアルコール度数が25%、内容量は1800ml。黒糖で造られた焼酎を味わってみたい方におすすめです。

清里焼酎醸造所 北海道 清里

清里焼酎醸造所 北海道 清里

じゃがいもと麦麹を使ったじゃがいも焼酎です。極寒の気候ながら肥沃な大地に恵まれた、北海道清里町で栽培されたじゃがいもを使用。斜里岳山麓から湧き出る斜里川の清涼な水を使って醸しています。

じゃがいもの旨みだけを抽出した、じゃがいも焼酎ならではのさわやかな風味が特徴です。麦麹に使われる大麦は国産のモノを使用。白麹で仕込んだ焼酎の、ほのかな甘みとやさしい味わいを楽しめます。

ストレート・ロック・水割り・お湯割りなど、さまざまな飲み方ができる商品。本商品と梅を漬け込んで、梅酒にもできます。焼酎乙類でアルコール度数が25%、内容量は700mlと1800mlの2種類。じゃがいもで造った焼酎を試してみたい方におすすめです。

西酒造 富乃宝山

西酒造 富乃宝山

バーカウンターでも飲みやすいことを目指して造られた芋焼酎です。手がけているのは、1845年に薩摩の地で創業した老舗酒蔵。本商品以外にも、「天使の誘惑」や「GrandCru 酒酒楽楽 金」など、多方面から高く評価されている芋焼酎を造っています。

厳選した鹿児島県産「黄金千貫」を、低温管理でていねいに仕込んでいるのが特徴。グラスに注いだ際には軽やかな香りがただよい、口に含むと深い旨みを味わえます。柑橘系のさわやかな香りと、キレのよい口当たりが魅力です。

「Kura Master 本格焼酎・泡盛コンクール2021」において金賞を受賞しています。焼酎乙類でアルコール度数は25%。内容量は720mlと1800mlがあります。香りがさわやかな芋焼酎を味わいたい方におすすめです。

奄美大島酒造 高倉

奄美大島酒造 高倉

熟成に熟成を重ねて造られた黒糖焼酎です。3年以上かけて熟成した原酒を、樫樽でさらに琥珀色に熟成しているのがポイント。黒糖のまろやかなコクが広がる、ふくよかな味わいに仕上げています。果実を思わせる芳醇な甘い香りが特徴。奄美産黒糖を100%使用しています。

ロックや水割りで飲むのがおすすめです。モンドセレクションにおいて、9年連続して最高金賞を受賞しています。アルコール度数は30%で、内容量は720mlと1800mlの2種類。通常タイプのほかに、金箔が入った華やかなモノもあります。熟成を重ねた甘い香りの焼酎を味わいたい方におすすめです。

旭酒造 獺祭 焼酎

旭酒造 獺祭 焼酎

日本酒「獺祭」の酒粕から造られた焼酎です。獺祭の酒粕をそのまま蒸留して酒精分を取り出し、焼酎に仕上げています。剥いだ当日の酒粕を使用しているのがポイント。凝縮された、獺祭ならではの華やかな香りを楽しめます。製法的に大量には造れない焼酎です。

一般的な芋・麦・米を用いた焼酎の味とは異なり、焼酎を飲み慣れている方も新鮮に感じる味わいが魅力。アルコール度数は39%と高めで、内容量は720mlです。ひと味違う焼酎を味わってみたい方は、チェックしてみてください。

薩州濵田屋 薩州 赤兎馬

薩州濵田屋 薩州 赤兎馬

淡麗でありながら芳醇な味わいの芋焼酎です。特殊なろ過方法で造ることによって、すっきりとした味わいのなかにも重厚さがあります。後から追いかけるように広がる、ほどよく香る芋の風味がポイント。「冠岳」の伏流水を割り水に使用し、まろやかでやさしい味わいに仕上げています。

商品名の由来は、三国志に登場する「1日に千里を走る」という名馬です。本シリーズは繊細な味わいの「赤」に加え、フルーティーな「紫」や金木犀を思わせる「橙」など、多彩なラインナップを展開しています。和洋を問わず、さまざまな料理と相性のよい味わいです。

焼酎乙類で、アルコール度数は25%。内容量は720ml・1800mlの2種類があります。淡麗で重厚な芋焼酎を探している方におすすめです。

焼酎のおすすめ銘柄|初心者向け

サントリー(SUNTORY) 鏡月Green

サントリー(SUNTORY) 鏡月Green

韓国の名水を使った焼酎です。韓国北東部を南北に走る山岳景勝地・雪岳山から湧き出る清らかな水を使用。やさしい口当たりでクセがなく、さわやかな味わいの焼酎です。

水割り・お茶割り・ソーダ割りなど、飲み方は自由自在。焼酎1に対し、コーラ・レモンティー・オレンジジュース・コーヒーなどをおよそ3の割合でブレンドすると、より楽しめます。

焼酎甲類でアルコール度数は20%と25%の2種類。内容量700mlのほか、1800ml・2700ml・4000mlの大容量サイズもあります。さまざまな割り方で焼酎を楽しみたい方におすすめです。

アサヒ(Asahi) 大五郎

アサヒ(Asahi) 大五郎

大容量で使いやすい焼酎です。磨き上げた純水で仕上げた商品。クセが少なく飲みやすいうえ、口当たりがよくさわやか、大量に飲んでも飲み飽きにくい味わいが特徴です。

ロック・水割り・お湯割り・お茶割り・ソーダ割りなど、飲み方は自由自在。レモンを搾ってレモンサワーにしたり、グレープフルーツサワーにしたりしても楽しめます。

焼酎甲類でアルコール度数は20%と25%の2種類。内容量は1800ml・2700ml・4000mlの3種類があります。焼酎を頻繁に飲む方や、大人数で飲みたい方におすすめです。

宝酒造 純

宝酒造 純

原酒と樽貯蔵熟成酒とのブレンドにこだわった焼酎です。原酒にはサトウキビ糖蜜を使ったピュアな焼酎を使用。大麦やトウモロコシなどを原料にした、11種類もの樽貯蔵熟成酒を13%の比率でブレンドしています。

樽の材質や熟成する年数、風味が異なる約2万樽、85種類もの樽貯蔵熟成酒から、11種類を厳選。11種類の樽貯蔵熟成酒は、原料や求める味わいに応じて蒸留方法や蒸留回数を変えています。焼酎だけ飲んでも、料理に合わせてもおいしく飲める比率でブレンドした商品です。

ストレート・ロック・水割り・炭酸割りなど、さまざまな飲み方ができる焼酎。焼酎甲類で、アルコール度数は20%・25%・35%の3種類です。

内容量が720ml・1920ml・2700ml・4000mlのペットボトルタイプのほか、1800mlの紙パックタイプもあります。蒸留方法にこだわった焼酎を手軽に楽しみたい方におすすめです。

大海酒販 海

大海酒販 海

さわやかな味わいの芋焼酎です。「ベニオトメ」という種類のサツマイモと日本酒でも使う黄麹を用いて、低温発酵し減圧蒸留しています。吟醸香や花を思わせる、華やかな香りが特徴。すっきりとした味わいで、初心者の方も飲みやすい芋焼酎です。

飲み頃は10℃前後の花冷えから40℃前後のぬる燗程度。ロック・水割り・ソーダ割りなどでおいしく飲めます。焼酎乙類でアルコール度数は25%。内容量は300ml・720ml・1800mlがあります。初めて芋焼酎に挑戦する方は、チェックしてみてください。

薩摩酒造 麦わら帽子

薩摩酒造 麦わら帽子

鹿児島県にある酒蔵が手がける麦焼酎です。軽快な味で香りも強すぎず、麦焼酎を初めての方も飲みやすい味わいが魅力。さわやかな飲み口は、ロックや水割りでおいしく飲めます。

内容量は720ml・900ml・1800mlです。1800mlには瓶タイプとパックタイプの2種類があります。焼酎乙類で、アルコール度数は25%。東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)の2021と2023において、金賞を受賞しています。初めて麦焼酎に挑戦する方におすすめです。

焼酎のおすすめ銘柄|安い

合同酒精 ビッグマン

合同酒精 ビッグマン

大容量でコスパのよい焼酎です。1900年にアルコール製造を開始して以来、長年にわたって培ってきた蒸留技術で造られた焼酎。パッケージのラベルにもイメージされた、透明感のあるクリアな味わいを楽しめます。

ロック・水割り・ウーロン茶割りなどと相性のよい商品。炭酸水で割ってハイボールにしたり、レモンサワーやすだちサワーなどにしたりしてもおいしく飲めます。

焼酎甲類でアルコール度数は20%と25%の2種類。内容量が1800ml・2000ml・2700ml・4000ml・5000mlのペットボトルタイプのほか、900ml・1800mlの紙パックタイプもあります。焼酎を頻繁に飲む方や、大人数でお酒を楽しみたい方におすすめです。

濱田酒造 だいやめ DAIYAME

濱田酒造 だいやめ DAIYAME

ライチのようなエレガントな香りが広がる芋焼酎です。まろやかで甘みのある味わいと、後味のキレのよさが特徴。「だいやめ」とは、晩酌で疲れをいやすという意味の鹿児島弁です。食中酒として華やかな香りを楽しみつつ、飽きずに飲み続けられるように仕上げています。

独自技術で生み出した鹿児島県産のサツマイモ「香熟芋」を使用。アロマにも似た香りを引き出す成分を多く含んだサツマイモです。麹は国産米を使った黒麹を使っています。

炭酸割りにすることで脂を洗い流し、濃い味付けの料理とよく合う商品。食後は冷やしてストレートで飲むと味が引き締まり、甘さを抑えた酸味のあるデザートと好相性です。

焼酎乙類でアルコール度数は25%。内容量は、720ml・900ml・1800mlがあります。サツマイモにこだわった芋焼酎を飲みたい方におすすめです。

花の舞酒造 阿茶

花の舞酒造 阿茶

静岡で造られた米焼酎です。原料には静岡県西部の契約農家によって栽培された酒造好適米・山田錦を使用。南アルプス・赤石山系から湧き出る地下水を使って醸しています。

凛としたキレのある喉越し、ほのかな香り、やわらかな味わいが特徴。酔い心地がよく、普段たしなむ焼酎に適しています。静岡県産の本商品は、緑茶とも好相性。米のさわやかな香りと旨みが、緑茶の香りと旨みも引き立てます。

焼酎乙類でアルコール度数は25%。内容量は、720mlと1800mlの2種類があります。静岡で造られた米焼酎を楽しんでみたい方におすすめです。

・720ml

・1800ml

高橋酒造 白岳

高橋酒造 白岳

上品な米の香りを楽しめる米焼酎です。口当たりがまろやかで、飲みやすい軽快な味わいに仕上げています。透明感があり、すっきりとした甘さが引き立つ飽きにくい味わいが魅力。熊本県の人吉・球磨地域で創業以来、本格米焼酎にこだわって造り続けている酒蔵のロングセラー商品です。

お湯割り・水割り・ロックで飲むのがおすすめで、さまざまな料理とよく合います。食材のおいしさを引き立たせるので、食中酒にもぴったり。令和3年熊本国税局酒類鑑評会において、優等賞を受賞しています。

焼酎乙類でアルコール度数は20%・25%・35%・40%の4種類。内容量は200mlと360mlのペットタイプ、900mlと1800mlのパックタイプ、900ml・1800ml・4500mlの瓶タイプがあります。食事中に飲みやすい米焼酎を探している方におすすめです。

藤居酒造 ふしぎ屋

藤居酒造 ふしぎ屋

飲みごたえのある、味わい豊かな麦焼酎です。「常圧蒸留」の後、「氷点ろ過」という原酒を氷点まで冷却する手法のみで仕上げており、麦本来の旨みをうまく引き出しています。一定期間熟成させることによって、芳ばしさのなかにもやわらかさのある、豊かな味わいを実現。お湯割りやロックでおいしく飲めます。

平成18~22年度熊本国税局主催の酒類鑑評会において、5年連続で優等賞を受賞。2011~2013年の国際味覚審査機構では、3年連続で最高賞の3つ星賞を獲得したため、麦焼酎で初めてクリスタル賞を受賞しています。気軽に飲みやすい定番商品ですが、多方面から高く評価されているワンランク上の味わいです。

アルコール度数は25%と20%の2種類。内容量は720ml・900ml・1800mlがあります。いつもの焼酎をグレードアップさせたい方は、チェックしてみてください。

濵田酒造 海童

濵田酒造 海童

黒麹で仕込んだ芋焼酎です。黒麹ならではのふくよかな甘さと、華やかな芋の香りを楽しめます。薩摩の地で育った良質なサツマイモのなかでも、鮮度の高いモノのみを厳選して使用。麹の原料も100%国産米を使うなど、国産の原材料にこだわって造っています。

肉料理・魚料理・麺類など、さまざまな料理と相性のよい味わいです。すっきりとした飲み口で、食中酒にも適しています。焼酎乙類で、アルコール度数は15%・16%・20%・25%の4種類。内容量は200ml・900ml・1800mlがあります。食事中に飲みやすい芋焼酎を探している方におすすめです。

宮﨑本店 亀甲宮焼酎

宮﨑本店 亀甲宮焼酎

長年下町の飲食店で愛され続けている焼酎です。口当たりのよい、まろやかな味わいを堪能できます。すっきりとした味わいのなかにある、ほのかな甘みと舌触りのよさが特徴。通称「キンミヤ」と呼ばれており、国内の甲類焼酎のなかでも高品質な商品と謳っています。

ブレンドした素材のおいしさを引き立たせるため、幅広い飲み方で楽しめます。カクテルや酎ハイのベースにぴったり。梅酒など、果実酒を造る際のホワイトリカーにも適しています。レトロ調のおしゃれなラベルもポイントです。

アルコール度数は20%・25%・35%。内容量は90ml・200ml・300ml・600ml・720ml・900ml・1800mlがあります。容器もパウチ・カップ・瓶・パックと、幅広く展開しているのが魅力。ベースに使いやすい焼酎を探している方におすすめです。

焼酎のおすすめ銘柄|高級

森伊蔵酒造 森伊蔵

森伊蔵酒造 森伊蔵

「焼酎3M」とも呼ばれる、高級な芋焼酎のひとつです。銘柄名の「森伊蔵」は、本酒蔵の4代目当主から付けられた名前。1885年の創業以来、昔ながらの和ガメを使い、初代より受け継がれた技術で時間をかけて発酵・蒸留させています。

鹿児島県の契約農家で栽培されたサツマイモを使用。麹には鹿児島県産米を使っています。サツマイモならではの豊かな香りと、旨みのあるキメ細かな味わいが特徴。ストレートやロックで飲むとより楽しめます。

焼酎乙類でアルコール度数は25%。内容量は、720mlと1800mlの2種類があります。プレミアム感のある芋焼酎を味わってみたい方におすすめです。

村尾酒造 村尾

村尾酒造 村尾

「焼酎3M」とも呼ばれる、高級な芋焼酎のひとつです。1902年に創業、黒麹を使用してかめつぼで焼酎を造っている酒蔵。酒造りの全行程が杜氏ひとりによる手作業で行われており、製造される本数の少なさから「幻の焼酎」とも呼ばれています。

サツマイモは「黄金千貫」を使用。仕込み水は昆岳山から湧き出る、清らかな伏流水を使っています。昔ながらの木桶蒸留機でていねいに時間をかけて蒸留した、やわらかい酒質の焼酎です。

ANA国際線のファーストクラスで採用された商品。圧倒的なスケールの旨みと香ばしさ、芋の甘みを感じられます。焼酎乙類でアルコール度数は25%。希少価値の高い芋焼酎を飲んでみたい方におすすめです。

白玉醸造 魔王

白玉醸造 魔王

「焼酎3M」とも呼ばれる、高級な芋焼酎のひとつです。1904年に創業し、大隅半島の造り酒屋として地元の方に親しまれてきた本酒蔵。銘柄名の「魔王」は、樽で熟成するときに蒸発して失われる「天使の取り分」に関わる天使を誘惑する悪魔にちなんで命名されています。

地元産のサツマイモと酒蔵内に湧き出る伏流水、米麹を使って造られた焼酎。吟醸香にも似たリンゴのような香りがあり、ロックにするとより楽しめます。焼酎乙類でアルコール度数は25%。内容量は、720mlと1800mlの2種類があります。高級な芋焼酎を味わってみたい方におすすめです。

黒木本店 百年の孤独

黒木本店 百年の孤独

宮崎県にある酒蔵が手がける麦焼酎です。香ばしい麦やココナッツの風味が複雑に広がる、凝縮されたなめらかな味わいが特徴。オークやほのかなシガーの香りを楽しめます。上品でありながらも、力強い味わいの焼酎です。

水割りにすると穀物の甘みが引き立ち、さまざまな風味と溶け合うのが魅力。お湯割りではコクが生まれ、複雑な風味と一緒によりボリューム感の増した味わいを堪能できます。

焼酎乙類でアルコール度数は40%、内容量は720mlです。英文が書かれたおしゃれなデザインもポイント。味だけでなく見た目にもこだわりたい方は、チェックしてみてください。

焼酎のおすすめ銘柄|プレゼント向け

三和酒類 いいちこオリジナルミニチュアコレクション

三和酒類 いいちこオリジナルミニチュアコレクション

5種類の「いいちこ」を飲み比べができる焼酎の詰め合わせです。「いいちこシルエット」のアルコール度数は25%。全麹造り原酒と樽貯蔵酒をブレンドした商品です。「いいちこ深薫」のアルコール度数は25%。深い香りと芳醇なコクを感じられます。

「いいちこ清凛」のアルコール度数は20%。丹念にろ過した軽快な味わいです。「いいちこ全麹仕込み 原酒」は、本セット商品限定銘柄。アルコール度数は44%です。大分県産の大麦「ニシノホシ」の麹のみを使用し、高精白・低温発酵・全麹造りで醸造しています。

「いいちこ全麹仕込み 樽貯蔵酒」も、本セット商品限定銘柄。アルコール度数は40%で、3年以上樽で熟成させたやわらかな香りと深みのあるまろやかさが特徴です。内容量はいずれも200ml。いいちこが好きな方へのプレゼントにおすすめです。

霧島酒造 霧島 白・黒・赤セット

霧島酒造 霧島 白・黒・赤セット

芋焼酎3種類を詰め合わせたセット商品です。セット内容は「白霧島」「黒霧島」「赤霧島」の3本。白霧島は「平成宮崎酵母」を使用した白麹仕込みで、酵母由来の甘い香りが特徴です。サツマイモならではの重厚なコクと、ほのかな香りを楽しめます。

黒霧島は1916年に創業した当時の黒麹仕込みを受け継いだ、本格芋焼酎です。とろけるような甘みと、凛としたキレのよさが特徴。和食・洋食・中華料理・エスニック料理など、さまざまな場面で素材の味を引き立てます。

赤霧島は、紫芋「紫優(ムラサキマサリ)」を使った焼酎です。紫芋に含まれるアントシアニンと麹が生成するクエン酸が反応して、もろみを赤く染めることから命名。高貴な香りと後を引く甘みを楽しめます。特徴の異なる3種類の芋焼酎を飲み比べてみたい方におすすめです。

白玉醸造 魔王 白玉の露 元老院3本セット

白玉醸造 魔王 白玉の露 元老院3本セット

焼酎3種類を詰め合わせたセット商品です。セット内容は「魔王」「白玉の露」「元老院」の3種類。「魔王」は時間をかけて熟成することで生まれる、とろけるような甘みのある味わいとサツマイモの華やかな香りを楽しめます。

「白玉の露」は魔王が誕生するよりも前から地元で親しまれている、本酒蔵の看板銘柄。サツマイモの香りと甘みを余すことなく引き出し、バランスがよく飲み飽きにくい商品に仕上げています。

「元老院」は、芋焼酎と麦焼酎をブレンドした琥珀色の焼酎。樫樽で貯蔵熟成し混成することで、芋焼酎の豊かな甘みと香り、麦焼酎の香ばしい香りをどちらも楽しめます。いずれもアルコール度数が25%で、内容量は720ml。魔王で知られる酒蔵の焼酎を飲み比べてみたい方におすすめです。

田苑酒造 田苑ゴールド&シルバー

田苑酒造 田苑ゴールド&シルバー

麦焼酎2本を詰め合わせたセット商品です。クラシック音楽を特殊な技術で聴かせて熟成させることで、アルコール発酵を促進。時間をかけて熟成し、まろやかな風味と原酒の個性を生かした味わいに仕上げています。

「ゴールド」は、バニラを思わせる甘い香り。力強さを感じさせつつ、まろやかでやさしく深みのある味わいを楽しめます。甘さを際立たせる樽の余韻を感じられるのも特徴です。

「シルバー」はやさしいフローラルな香り。まろやかな味わいと透き通るような余韻で、さまざまな料理とよく合います。いずれも焼酎乙類でアルコール度数が25%、内容量は720ml。麦焼酎が好きな方へのプレゼントにおすすめです。

恒松酒造本店 本場九州厳選飲み比べセット

恒松酒造本店 本場九州厳選飲み比べセット

芋焼酎5本を詰め合わせたセット商品です。「徹宵」は「ロサンゼルスインターナショナルスピリッツコンペティション」で5年連続ゴールドメダルを受賞。ろ過を行わずに造り上げた、焼酎の常識をくつがえすフルーティーな甘みを楽しめます。

「紫王道」は、上品ながら濃厚な香りと味わいを感じられる焼酎。「久遠の瞬」は日本酒用の黄麹を使い、フルーティーで上品な商品に仕上げています。「王道楽土」は、麹1に対してサツマイモを5の割合で使ったぜいたくな焼酎。黒麹仕込みならではのコク深さも魅力です。

「魁偉」は、エレガントでやわらかな香りが特徴。口の中に入れたとたん、芳醇な味わいと雑味を感じさせない後味のよさを感じられます。いずれも焼酎乙類でアルコール度数が25%、内容量は300ml。芋焼酎が好きな方へのプレゼントにおすすめです。

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番外編:焼酎のおすすめの飲み方・割り方

ロック

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グラスや陶器にロックアイスを入れて飲む王道スタイルです。お酒と氷の配分を考えて、浅すぎず深すぎずの器を用意するのがコツ。さらに香りが感じられるよう、飲み口が広いタイプがおすすめです。

序盤は焼酎本来の味わいがしっかりと感じられるのがポイント。中盤から終盤にかけては徐々に氷が溶け出し、変化が楽しめるのも魅力です。

水割り

飲みやすさを重視したい方は水割りがおすすめ。焼酎の種類にもよりますが、お酒の個性がやや抑えられるので、さまざまな料理に合わせやすいのが特徴です。

グラスはお酒・水・氷の配分を考えると、ハイボールやサワーで使う程度のやや高さあるモノが適しています。手に取る際にぬるくなるのが気になる方は、ジョッキを選ぶのも選択肢のひとつです。

お湯割り

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お湯割りは焼酎の香りを存分に楽しめるのがポイント。酒器の持ち手が熱くなるので、グラスであれば取っ手付きやホルダーとセットになっているモノを、陶器であればやや厚みがあるモノを用意しましょう。

合わせるおつまみは万能で、味の濃い肴や脂っこい料理とも相性は良好。あたたかい分じっくりと焼酎を味わえるため、ゆっくりとしたペースで飲みたい方にもおすすめです。

ソーダ割り

焼酎のソーダ割りや炭酸割りは、すっきりさわやかに飲めるのが魅力。グラスにお酒・炭酸・氷を入れるためやや高さがあり、スリムなグラスを用意することで飲み口からの炭酸の抜けを抑えつつ、おいしく味わえます。

また、焼酎のソーダ割りはロックや水割りとは異なるテイストが感じられるのもポイント。より華やかさが感じられたり、ふんわりとした香りがしたり、甘みやコクが増したりと、味わいの変化を楽しめます。

ストレート

氷や水を加えずにそのまま飲む「ストレート」は、焼酎の味わいがガツンと来るのが特徴。アルコール度数が高い状態で口に入れるので、酔いが早く回りやすい点は注意しましょう。

保存する温度によって味わいや香りが異なるのもポイント。18~20℃の常温であれば焼酎の香りをしっかりと堪能でき、5~15℃ほどであれば焼酎の味がより引き締まります。焼酎本来の味わいを楽しみたい方は、ぜひ試してみてください。

焼酎ベースのモヒート

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モヒートはラム酒をベースに、ミントの葉やライム、砂糖、炭酸を加えたカクテルです。キューバが発祥で、「老人と海」で知られるヘミングウェイも愛飲していたことで有名。ラム酒のかわりに焼酎を使って、モヒート風のカクテルを作れます。

材料はパクチー・麦焼酎・砂糖・ライムジュース・炭酸水・五香粉。グラスにパクチーを入れ、麦焼酎・砂糖・ライムジュースを加えたら、スプーンなどでパクチーの葉をつぶしつつ混ぜ合わせます。パクチーの葉はつぶしすぎると苦くなるので、軽くつぶすようにしてみてください。

氷と炭酸水を加え、飾りに残ったパクチーの葉や五香粉を添えてでき上がり。パクチーや五香粉のエスニックな風味が広がる、口当たりのやさしいカクテルです。中華料理やエスニック料理のお供として楽しんでみてください。

コーヒーの漬け込み焼酎

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コーヒー豆と焼酎を漬け込んで楽しむ方法です。液体のコーヒーで割ってもおいしい焼酎ですが、コーヒー豆と一緒に漬け込むことでより濃厚な味わい。キリマンジャロやコロンビアなど酸味の強いコーヒー豆がおすすめです。すでにひいてある粉状のモノでも手軽に作れます。

材料は麦焼酎とコーヒー豆の粉末のみ。使用する容器は、あらかじめ消毒液を染み込ませたキッチンペーパーなどで清潔にしてみてください。容器に麦焼酎とコーヒー豆の粉末を入れたら、容器を軽くゆすって材料をなじませます。

そのまま、1ヵ月ほど寝かせたら飲み頃です。原液をペーパーフィルターでろ過し、グラスやカップに移してでき上がり。ただし、漬け込み焼酎は酒税法における「自家醸造」にあたるので、かならず自分で楽しむようにしてみてください。

番外編:焼酎似合うおつまみとは?

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焼酎はさまざまな食材とよく合い、おつまみの種類も多種多様。書籍やインターネットなどでも、焼き物・揚げ物・刺身などのアレンジレシピが多数紹介されています。コンビニエンスストアで購入して手間なくおつまみにできる缶詰やお菓子なども便利です。

カロリー面で選ぶなら、糖質を分解する食材や、少量でも満腹感を得られる食材がおすすめ。たとえば、スルメイカは低糖質・低カロリーなだけでなく、何度もかむ必要があるので食べすぎることがありません。小魚アーモンドや冷奴なども、低カロリーな食材です。

焼酎との相性で選ぶなら、チョコレートが手軽で用意しやすいおつまみ。チョコレートは「カカオを発酵させている」「さまざまな風味を持っている」など、焼酎と共通点の多い食材です。お湯割りなどあたたかい焼酎と合わせるとチョコレートの口溶けがよくなり、香りや味わいをより楽しめます。