世界的に高い人気を集めており、日本でも話題の「クラフトジン」。通常のジンよりも個性が強いので、銘柄によって変わる風味を楽しめるのが魅力です。

独自のボタニカルを採用するなど、素材にこだわったモノが多いため、上質で味わい深いジンを楽しみたい方にも適しています。そこで今回は、クラフトジンのおすすめ銘柄をご紹介。定義や味の特徴も解説するので、クラフトジン初心者の方もぜひチェックしてみてください。

クラフトジンとは?

クラフトジンの定義

By: amazon.co.jp

クラフトジンは蒸留酒「ジン」の一種です。明確な定義はありませんが、主に小規模な蒸留所で造られる個性の強いジンが「クラフトジン」と呼ばれます。通常のジンでは使われない蒸留所特有のボタニカルが使われていたり、伝統的な製法が採用されていたりと、こだわりを持って造られているのが特徴です。

クラフトジンの味

By: amazon.co.jp

通常のジンと比べて個性が強いクラフトジンですが、その味は蒸留所や銘柄によってさまざま。複数のボタニカルをふんだんに使用した銘柄が多いため、複雑な香りと一緒に奥深い味わいが楽しめます。

また、沖縄のクラフトジンなら「シークヮーサー」、北海道のクラフトジンなら「日高昆布」というように、その土地を感じられるモノが素材として使われているのもクラフトジンの大きな魅力です。ぜひ、生産地ごとの味わいを堪能してみてください。

クラフトジンのおすすめ|日本製

サントリー(SUNTORY) ジャパニーズクラフトジン ROKU 六

サントリー(SUNTORY) ジャパニーズクラフトジン ROKU 六

ジンでよく使われるボタニカルに加えて、桜花や煎茶など日本ならではのボタニカルも6種類ブレンドされているサントリーのクラフトジン。華やかさや爽やかさ、スパイシーさが感じられる複雑な香りを持ちながら、繊細な味わいに仕上がっているのが特徴です。

ボタニカルのデザインが彫刻された六角形のおしゃれな瓶を採用しているのもポイント。また、ラベルに和紙が使われており、日本らしさを感じられる1本となっています。

北海道自由ウヰスキー ジン 9148

北海道自由ウヰスキー ジン 9148

北海道にある紅桜蒸留所が製造しているクラフトジン。原料に北海道産の日高昆布・切り干し大根・干し椎茸を使用しているのが特徴で、素材の旨みが存分に引き出されています。札幌市南区に流れる伏流水が割り水として使われているのもポイントです。

ジュニパーベリーというスパイスが強く感じられるため、辛口で飲みごたえのあるクラフトジンを探している方におすすめ。香港のコンペティションで金賞を獲得したこともある折り紙つきの銘柄です。

宮下酒造 クラフトジン 岡山

宮下酒造 クラフトジン 岡山

「クラフトジン 岡山」は、米焼酎をベースにして造られている銘柄。ジンとしては珍しく樽で熟成されており、ほんのりとした黄色の見ためが特徴です。

ジンの原料によく使われるジュニパーベリーやコリアンダーをはじめ、数十種類のさまざまなボタニカルが独自に配合されているのもポイントで、奥深い味わいが楽しめます。香りは爽やかで飲みやすいため、クラフトジン初心者の方にもおすすめの銘柄です。

本坊酒造 Japanese GIN 和美人

本坊酒造 Japanese GIN 和美人

焼酎を造る際の伝統技術が活かされているクラフトジン。鹿児島で獲れた9種類のボタニカルとジュニパーベリーが独自の製法でブレンドされています。金柑・けせん・月桃などが使用されており、焼酎のような甘みを楽しめるのが魅力です。

江戸時代の末期から造られている「薩摩ボタン」のデザインがラベルに採用されているのもポイント。味はもちろん、ラベルのデザインからも和を感じられます。

養命酒製造 香の雫 ジン

養命酒製造 香の雫 ジン

古くから日本にある香木「クロモジ」を使用したクラフトジン。森を感じさせる爽やかでみずみずしい香りが楽しめます。ほんのりとした甘みがあって飲みやすいほか、アルコール度数が37%とジンのなかでは低めなので、クラフトジンを初めて飲む方にもおすすめです。

仕込み水に中央アルプスの伏流水が使われており、ジンの美味しさを引き出しているのも魅力。心地よい余韻が残るため、じっくりと長く味わえます。

まさひろ オキナワジン レシピ01

まさひろ オキナワジン レシピ01

ジュニパーベリーに加えて、シークヮーサーやハイビスカス属のローゼルなど、南国らしいボタニカルが使われているクラフトジン。沖縄の蔵元が製造しており、泡盛造りで培った技術が存分に活かされています。2種類の単式蒸留機を使うハイブリッド製法で丁寧に造られているのも特徴。柑橘系の香りが強いため、爽やかなお酒が好きな方におすすめです。

季の美(KINOBI) 京都ドライジン

季の美(KINOBI) 京都ドライジン

ジンを専門に扱う京都蒸溜所のクラフトジン。ボタニカルを「シトラス(柑)」や「スパイス(椒)」など6種類に分けて蒸溜しているのが特徴です。これにより、各素材のよさがしっかりと引き出された1本に仕上がっています。

和の印象がある墨色のボトルを採用しているのもポイント。四季をイメージした文様がデザインされており、日本らしさを感じられます。自分用としてはもちろん、プレゼントにもおすすめの銘柄です。

KOZUE 槙 ジン

KOZUE 槙 ジン

コウヤマキの香りで新緑のみずみずしさを感じられるクラフトジン。和歌山県産の温州みかん皮やレモン皮が原料として使われており、爽やかな風味を引き立てています。そこに山椒を加えることで、アクセントの効いた後味を生み出しているのが魅力です。

ジンらしさを感じるジュニパーベリーの香りも広がるため、自然の風味がありながらジンの豊かな味わいもしっかりと堪能できます。

クラフトジンのおすすめ|海外製

ヘンドリックス(HENDRICK’S) ジン

ヘンドリックス(HENDRICK'S) ジン

ヘンドリックスは、クラフトジンのパイオニア的存在といえる銘柄。原料として使われているキュウリとバラのエッセンスが絶妙にブレンドされており、心地よい香りを楽しめるのが特徴です。そのほかにもカモミールやコリアンダーなど、豊かに香り立つボタニカルが多く採用されています。

特に、キュウリのフレーバーを抽出するためだけに冷たい蒸留機を使用しており、独特のみずみずしいアロマを引き出しているのも魅力。バランスの取れたさっぱりとしている味で、クラフトジンに飲み慣れた方はもちろん初心者でも美味しく飲めます。

ザ・ボタニスト(THE BOTANIST) ジン

ザ・ボタニスト(THE BOTANIST) ジン

「ザ・ボタニスト」は、アイラ島に自生している22種類のボタニカルが採用されたクラフトジンです。ローモンド・スチルと呼ばれる希少な蒸留器を使い、約17時間かけて丁寧に蒸留しているのが特徴。口に含むと爽やかなシトラスの風味から始まり、その後ボタニカルの華やかな味わいが楽しめます。アイラ島の自然を感じられるアロマの香りが広がるのも魅力です。

ジェネラス(Generous) ジン

ジェネラス(Generous) ジン

香り高いクラフトジンを探している方におすすめの銘柄。天然由来の原料が採用されており、シトラス系やフローラル系のフレーバーが豊かに広がります。苦さ・酸っぱさ・甘さの3つが調和しているバランスの取れた味わいで、飲みやすい1本に仕上がっているのが特徴です。

アルコール度数が44%と高すぎず低すぎないため、さまざまな飲み方で楽しめるのも魅力。見た目もおしゃれなので、味はもちろん瓶のデザインも重視したいという方はぜひチョイスしてみてください。

モンキー 47(MONKEY 47) ドライ・ジン

モンキー 47(MONKEY 47) ドライ・ジン

自然豊かなドイツのブラックフォレストで誕生したクラフトジン。「モンキー 47」という名前の通り、47種類のボタニカルが使われているほか、アルコール度数も47%なのが特徴です。爽やかさと華やかさが入り混じる複雑な香りのなかに、スパイシーなフレーバーも感じられる奥深い風味に仕上がっています。

サイレントプール(SILENT POOL) ジン

サイレントプール(SILENT POOL) ジン

湖をイメージしているエメラルドグリーンの瓶がおしゃれなクラフトジン。イギリスにあるサイレントプール湖の澄んだ水が使われています。ジンらしいジュニパーベリーの香りに加えて、カモミールやラベンダーなど上品で香水のようなフレーバーを楽しめるのが魅力です。

爽やかな柑橘系の味わいと蜂蜜の甘みがほんのりと感じられるのも特徴で、クセが少ないのでクラフトジン初心者の方でも美味しく飲めます。フローラル系のボタニカルが多く使われているため、華やかな風味のクラフトジンが好きな方もぜひチェックしてみてください。

ブルーボトル(BLUE BOTTLE) クラフト・ドライジン

ブルーボトル(BLUE BOTTLE) クラフト・ドライジン

ブルーボトルの「クラフト・ドライジン」は、“いかなる場所でも美の探求”をモットーに丁寧な蒸留が行われているクラフトジンです。ココナッツやバニラの香りが広がるため、トロピカルで甘い風味が好みの方におすすめ。そのなかにジンらしいジュニパーベリーの味わいも感じられ、バランスの取れた1本に仕上がっています。

また、原料にクバベペッパーが使われており、ただ甘いだけではなくスパイシーさも感じる大人な味を楽しめるのが魅力です。

番外編:クラフトジンのおすすめの飲み方

ジントニック

ジントニックは、ジンとトニックウォーターを混ぜてカットライムを添える定番のカクテル。爽やかな風味の中にほんのりと苦みを感じる大人っぽい味わいが特徴で、柑橘系の香りが強いクラフトジンで作るとより美味しくなります。ストレートやロックよりも度数が低くなるため飲みやすく、初めてクラフトジンを飲む方にもおすすめです。

ストレート

クラフトジン本来の味を楽しみたい方はストレートがおすすめ。銘柄ごとにあるボタニカルの強い個性がそのまま感じられます。冷やして飲むのも美味しいですが、クラフトジンの味と一緒に香りもしっかり楽しみたい場合は、常温に近い温度で飲むのがベストです。

なお、クラフトジンは度数が40%前後と高めなので、ストレートの場合は舐めるようにしてゆっくり味わうのがおすすめ。チェイサーとして水を用意するのも忘れないようにしましょう。

ロック

クラフトジンに氷を入れるロックもおすすめの飲み方。飲んでいくうちに少しずつ氷が溶けて薄まるため、「クラフトジン本来の味が楽しみたいけれどストレートは度数が高くて飲めない」という方に適しています。ストレートと異なり、キリっと冷えた飲み口になるので、さっぱりとした口当たりが好みの方にもベストです。

トワイスアップ

By: amazon.co.jp

お酒と常温の水を1:1で割る飲み方がトワイスアップ。主にウイスキーで用いられる飲み方ですが、お酒を冷やさずに香りが堪能できるため、豊かなフレーバーを持つ銘柄が多いクラフトジンにもおすすめです。どのクラフトジンを選んでも美味しく飲めますが、特にフローラル系の華やかな銘柄を楽しみたい方に適しています。

なお、クラフトジンをトワイスアップで飲む場合は、テイスティンググラスに注ぐと香りが広がるので、ぜひ用意してみてください。