サトウキビから作られるラム酒。そのままお酒として味わうのはもちろん、お菓子の材料として使えば大人の風味に仕上げることができ、幅広い使い方ができるのが特徴です。

色・醸造原料・製法によって細かく種類が分けられており、それぞれの銘柄が持つ個性を楽しめるのも魅力のひとつ。そこで今回は、ラム酒のおすすめ人気銘柄をご紹介します。

ラム酒とは?

ラム酒の特徴

By: amazon.co.jp

ラム酒とは、ひとことで言うと「サトウキビを原料として造られた蒸留酒」です。サトウキビ由来の甘味と独特の風味があるのがポイント。お菓子作りにも用いられることが多いお酒です。

ラム酒の大きな特徴として、製法やアルコール度数についての規定がありません。細かい取り決めが多いウイスキーやワインと違い制約がないため、ラム酒は作り方のバリエーションが豊富です。産地や製法によって色や風味の違いが大きいので、選ぶのがむずかしいお酒と言えます。

産地としては、キューバなどのカリビアン地域や中南米が古くから有名です。これらの多くの地域は植民地だったため、イギリスやフランスさらにはスペインなど、旧宗主国の酒作りの製法がラム酒に反映されているのもポイントです。

日本でもサトウキビ生産が盛んな沖縄県などで、近年活発にラム酒が作られるようになり注目されています。日本のサトウキビは、カリビアン地域のサトウキビに比べて風味があっさりしており、上品でなめらかな飲み心地が特徴です。

ラム酒の原料・ベースって?

ラム酒は、サトウキビを原料にして熟成させた醸造酒を蒸留して作られます。醸造酒を作る方法は、インダストリアル製法とアグリコール製法の2つの製法が代表的です。

インダストリアル製法は、トラディショナル製法とも呼ばれ、砂糖を作る過程でできた糖蜜(モラセス)を原料にしてラム酒を作る製法。糖蜜は冷蔵保存できるため、1年を通じてラム酒の製造が可能です。そのため、ラム酒の90%以上はインダストリアル製法で作られています。スッキリした味わいのラム酒が多いのが特徴です。

一方のアグリコール製法は、サトウキビを圧搾してできたサトウキビジュースから直接ラム酒を作る製法。19世紀にフランス領の植民地で確立されたので、現在もマルティニーク島などのフランス海外県を中心として生産されています。ただし、生産量はラム酒全体の10%未満と少数派で、サトウキビ独特の風味が強いのがポイントです。

ラム酒の度数は大体どのくらい?

ラム酒は製法やアルコール度数についての取り決めがないので、アルコール度数は銘柄によって大きく異なるのが特徴です。アルコール度数25%といった蒸留酒としては控えめなものから、75%を超えるラム酒もあります。

その中でも、スタンダードと言えるのが40%前後のラム酒。また、度数50%ほどの製品もラインナップが豊富です。これらのアルコール度数の製品は、世界的な有名ブランドからも数多くリリースされているのがポイント。そのため初心者の方は、少し度数が控えめな30%程度のラムや、カクテルからスタートすることをおすすめします。

ラム酒の選び方

ラム酒の種類は色・醸造原料・製法という3つのポイントで分けられます。自分好みの1本を見つけるためにも、どのラム酒がどんな特徴を持っているのかを把握しておくことが大切です。ここでは、ラム酒を種類ごとにご紹介するので、選ぶときの参考にしてみてください。

1. 色で選ぶ

By: ierum.ie-mono.com

ホワイト・ラム(シルバー・ラム)

活性炭でろ過して作られたモノを「ホワイト・ラム」と呼びます。無色透明な見た目で、クセの少ない味に仕上がるのが特徴。そのまま飲んでラム酒の味わいを楽しむというよりも、カクテルのベースとして使うのに適した種類です。

ゴールド・ラム(アンバー・ラム)

「ゴールド・ラム」は、淡い琥珀色が特徴。樽で熟成させた後、ろ過をしない状態で瓶詰めされています。ラム酒らしさを感じられますがクセが強すぎず、味・香りともにバランスがよいため、初めてラム酒を飲む方におすすめです。

ダーク・ラム

樽で3年以上熟成させたモノが「ダーク・ラム」です。ゴールド・ラムよりも濃い色に変わり、味と香りも強くなります。ラム酒らしさをしっかりと感じられるため、ストレートもしくは氷を入れてロックで少しずつ味わいながら楽しむのがベスト。お菓子を作るときに使う場合もダーク・ラムがおすすめです。

2. 醸造原料で選ぶ

インダストリアル・ラム

サトウキビから砂糖を作るときに”モラセス”という副産物ができます。そのモラセスを使用した製法で作られているのが「インダストリアル・ラム」。モラセスは貯蔵ができることからラム酒の通年生産が可能で、現在ほとんどがこのインダストリアル・ラムとなっており、豊富なバリエーションの中から選べるのが魅力です。

アグリコール・ラム

「アグリコール・ラム」は、サトウキビを絞ったときに出る汁をそのまま原料に使用しているのが特徴。サトウキビの絞り汁はモラセスと異なり貯めておくことができないので、収穫時期にしか生産ができず希少価値も高くなります。サトウキビ本来の風味をふんだんに楽しめるのがメリットです。

3. 製法ごとの風味で選ぶ

ライト・ラム

サトウキビを原料に作った醸造酒を連続式蒸留器で蒸留した後、短期間だけ熟成させたモノを「ライト・ラム」と呼びます。熟成期間が短いことにより、味のクセが少ないため飲みやすいのが特徴です。熟成させたライト・ラムを活性炭でろ過すれば「ホワイト・ラム」、熟成させたままなら「ゴールド・ラム」として展開されます。

ヘビー・ラム

「ヘビー・ラム」はサトウキビを原料に作った醸造酒を単式蒸留器で蒸留した後、長期間熟成させたラム酒。「ダーク・ラム」と呼ばれることもあります。他のラム酒と比べて濃い色になるのが特徴で風味も強め。じっくりと堪能しながら楽しめるラム酒を探している方には最適なタイプです。

ミディアム・ラム

ライト・ラムとヘビー・ラムのいいとこ取りをしているのが「ミディアム・ラム」です。銘柄によって連続式蒸留器を使うことも単式蒸留器を使うこともあり、そのバリエーションは非常に豊富。中にはライト・ラムとヘビー・ラムを混ぜて作られているモノもあります。個性が強すぎずラム酒のほどよい香りを楽しめるので、飲みやすいのが魅力です。

ラム酒のおすすめ銘柄|ホワイト・ラム

バカルディ(BACARDI) スペリオール

モヒートカクテルで有名な「バカルディ」の銘柄。熟成期間が1〜1年半のみなので味が強くなりすぎず、ドライな口当たりです。それでいてバニラやアロマの香りをほんのりと感じさせてくれるのが特徴で、バランスが取れています。

味の邪魔をしないので、種類を選ばずさまざまなカクテルのベースに向いているのが魅力。シンプルに炭酸水のみで割るのも、さっぱりとした味わいが楽しめるのでおすすめです。

アプルトン(APPLETON) ホワイト

1749年に創業したジャマイカの老舗ラムメーカー「アプルトン」が製造している銘柄。原料であるサトウキビを栽培するところから、瓶に詰めるまでの工程を全て自社で行なっているのが特徴です。

単式蒸留・連続式蒸留それぞれの方法で作られたラム酒がブレンドされており、バランスの整った味わいに仕上がっています。活性炭ろ過を行なっているため、クリアな口当たりが楽しめるのもポイント。クセの少ないホワイト・ラムなので、カクテルのベースをはじめさまざまな使い方ができます。

トロワ・リビエール(Trois Rivieres) ブラン

柔らかな香りと味わいで人気が高い、フランスのトロワ・リビエール社製ラム酒です。フランス海外県マルティニーク島の蒸溜所で作られており、島の空と海の美しさを表すターコイズブルーのラベルで有名。アルコール度数が50%と高めのホワイト・ラムです。

サトウキビ収穫期にしか製造できないアグリコール製法で作られているのがポイント。豊かな芳香と、辛口のスッキリした味わいで定評があります。アグリコール製法の希少なラム酒ながら、2000円台というお手頃価格でコスパも良好です。

マイヤーズラム(MYERS’S RUM) プラチナホワイト

芳醇な香りと風味から、ダーク・ラムの最高級品と称されるマイヤーズラムの「オリジナルダーク」。マイヤーズラムがリリースしているホワイト・ラム酒が、アルコール度数40%のプラチナホワイトです。

プラチナホワイトも、ホワイト・ラムでありながら、オリジナルダーク同様の豊かな香りを楽しめるのが魅力。その一方で、口当たりはまろやかでスムースです。さらに、ジュースのほか、トニックウォーターなどの炭酸飲料との相性がよいのが特徴。モヒートなどのカクテルベースとしても最適なラム酒です。

ナインリーヴス クリア ラム

ナインリーヴスは、2013年に設立された滋賀県の蒸溜所。創業3年間で、世界のラム酒フェスティバルにおいて7つの賞を獲得した、注目のラム酒ブランドです。

本製品は、アルコール度数50%のホワイト・ラム酒。沖縄多良間島・波照間島産黒糖を、滋賀県音羽山系の硬度12という超軟水で蒸留しています。黒糖の華やかな甘い香りと、柔らかいコクがポイント。パリで開かれた「RHUM FEST PARIS 2014」において、国産ラム酒として初めて、イノベーション部門銀賞を獲得した逸品です。

ラム酒のおすすめ銘柄|ゴールド・ラム

キャプテンモルガン(Captain Morgan) スパイスト ラム

プエルトリコ産のゴールド・ラムをベースに、バニラスパイスとトロピカルフレーバーがそれぞれ加えられており、軽やかで甘みのある味わいを生み出しているのが特徴です。

度数が35%と少々控えめなので、ラム酒初心者の方にもおすすめ。そのまま飲むのはもちろん、カクテルのベースとしても使いやすいので、さまざまな飲み方を試してみてください。

サントリー(SUNTORY) ラム ゴールド

大手メーカーのサントリーが展開している銘柄。ミディアム・ラムなので、そのままでもカクテルのベースとしても楽しむことができ、飲み方のバリエーションが多いことも特徴です。

味にコクがあるほか、香りも豊かなのでお菓子作りにも適しています。黄金色の見た目をしているので、透明なカクテルを作りたいときには注意しましょう。

サントリー(SUNTORY) ロンリコ ゴールド

“リッチな味わいのラム”という意味を持つ「ロンリコ」の名が付けられたゴールド・ラム。1860年に誕生した歴史ある銘柄です。まろやかな味なので、ストレートはもちろんロックやソーダ割りなどさまざまな飲み方で楽しめます。

クセが少ないため、カクテルなどのベースとして使用するのもおすすめ。オーソドックスで飲みやすいゴールド・ラムを探している方はぜひチェックしてみてください。

イエラムサンタマリア(Ie Rum SantaMaria) ゴールド

沖縄・伊江島で獲れたサトウキビを使用している銘柄。絞り汁をそのまま使ったアグリコールタイプのラム酒です。じっくりと熟成させることにより、樽を感じさせる芳醇な香りが楽しめます。

「イエラムサンタマリア」という名前は、沖縄・伊江島の名物であるテッポウユリが聖母マリアの花として親しまれていることが由来。柔らかな味わいを楽しむためにも、飲み方はロックやソーダ割りなどシンプルなものがおすすめです。

菊水酒造 ジャパニーズラム 龍馬

メーカーが所有している高知県の畑で獲れたサトウキビを使用しているラム酒。栽培・蒸留・貯蔵までの全工程を自社で行なっているこだわりが魅力です。

甘い香りを持ちながらも、爽やかな飲み口なのでスムースに飲めます。度数は32%と控えめ。ロックやホットでサトウキビの香りを楽しむのがおすすめです。

ラム酒のおすすめ銘柄|ダーク・ラム

キャプテンモルガン(Captain Morgan) プライベートストック

バニラやシナモンそしてアプリコットなどの、スパイスで香りづけされたスパイストラム酒で定評のあるキャプテンモルガン。「プライベートストック」は、生産者が自分達のためにストックしておいた、仕上がりのよいラム酒を一般向けに商品化した最高級品です。

同社のスタンダードなラム酒である「スパイストラム」に比べて、色が濃く、バニラやシナモンなどの甘味が強いのがポイント。アルコール度数は40%です。フルーティな香りを楽しむためにも、ストレートやロックで飲むことをおすすめします。

アプルトン(APPLETON) エステート12年

ジャマイカ最古の蒸溜所、アプルトンエステートを経営する、Jレイ&ネフュー社は1749年創業。それ以前は砂糖の生産を行っていました。現在もサトウキビ栽培から瓶詰めまで、すべて自社で行っています。

アプルトンは単式蒸留器と連続式蒸留器で蒸留した、それぞれの原酒をブレンドしているのがポイントです。ジャマイカでは、ブレンデッドラム酒は最も若い原酒の年数を表記することになっているので、エステート12年は実質12〜18年という長期に渡って熟成されたラム酒。そのため、芳醇な香りと、深みのある味わい、そしてなめらかな後味が特徴です。

アルコール度数は少し高めの43%。価格は2000円台で、12年以上の長期熟成ラム酒としてはリーズナブルな価格も魅力です。ストレートやロックでじっくり味わってください。

ロン サカパ(Ron Zacapa) 23

「ソレラ・システム」と呼ばれる伝統の熟成方法で作られた銘柄。6〜23年の長い熟成期間を経たラム酒をブレンドしており、繊細な味わいを楽しめるのがおすすめポイントです。

サトウキビから取れる一番搾り汁を原料に使用することで、芳醇な香りが濃縮されています。カクテルのベースというよりも、ストレートやロックで味をじっくり確かめながら飲むのがおすすめです。

マイヤーズラム(MYERS’S RUM) オリジナルダーク

「マイヤーズラム オリジナルダーク」はジャマイカで誕生したラム酒。200種類以上ある原酒の中から、厳選された20種類のみが使われているこだわりの銘柄です。

4年の熟成により濃厚かつ芳醇な香りが楽しめるのも特徴。お酒としてはもちろん、お菓子に混ぜるラム酒としても人気の高い1本です。非常に有名な銘柄なので、ラム酒を初めて飲む方はぜひ試してみてください。

パンペロ(PAMPERO) アニバサリオ ラム

高品質なサトウキビを使用しているベネズエラのラム酒。2種類の樽を使用して長期間熟成されており、ドライフルーツやシナモンなどが感じられる複雑な風味に仕上がっています。

香りが非常に豊かなので、ホットで飲むのがおすすめ。また、色合いが独特なため、大きなブランデーグラスなどで見た目を楽しみながら飲むのもよいでしょう。付属する袋がおしゃれなのもポイントです。

クラーケン(KRAKEN) ブラック スパイスド ラム

伝説上の怪物「クラーケン」の名が付いたラム酒。タコの墨を彷彿とさせる黒い見た目が特徴です。11種類以上のスパイスがブレンドされており、複雑な香りが口の中に広がります。

ストレートやロックで飲むのもよいですが、度数が47%と高いので、ラム酒初心者の方はまずカクテルのベースとして使用するのがおすすめ。甘さ控えめのドライなラム酒を探している方に最適の1本です。

レモンハート(LEMON HEART) デメララ

1804年に発売が開始された、イギリスの老舗レモンハートを代表するラムです。アルコール度数は40%のダーク・ラムであるため、色が濃く香りも比較的強め。その反面、味はクセがなく口当たりがよいのが特徴です。ストレートで飲んで香りを楽しめるとともに、カクテルベースとしても適しています。

ほのかな甘みとコクのある香りでバランスがとれたラム酒なので、初心者の方にもおすすめのラム酒です。価格は2000円台と比較的リーズナブル。普段飲み用としても気軽に購入できるのがポイントです。

ロン サカパ(Ron Zacapa) センテナリオ X.O. ソレラ グランリザーブ

数々の原酒をブレンドした後、長期熟成させたプレミアムなラム酒です。原酒は、時間をかけて発酵させた糖蜜を15年にわたり熟成。さらに、オーク樽で12ヶ月以上長期熟成させることにより、バニラやアーモンドそしてスパイスなどの複雑な香りを引き出しています。

カナダで開催された「インターナショナル・ラム・フェスティバル2003」では、スーパープレミアム部門においてプラチナメダルを受賞。ストレートで本来の香りをじっくり楽しみたい、アルコール度数40%の高級ラム酒です。

サントリー(SUNTORY) サンタ テレサ 1796

南米にあるベネズエラで生まれたダーク・ラム。オーク樽で最低4年、最大35年熟成された原酒がブレンドされており、ブランデーを感じさせる上品かつ深みのある味わいが楽しめます。

熟成期間が長い原酒から新しい原酒までバランスよく混ざる「ソレラシステム」という方法を採用しているのも特徴。ロックなど、ラム酒本来の味と香りを楽しめる飲み方で味わうのがおすすめです。

プランテーション ラム バルバドス XO

バーボン樽で長期間熟成させたあと、コニャック樽でも熟成をさせているダーク・ラム。ふたつの樽で熟成させることにより、複雑かつ奥行きのある味に仕上がっているのが特徴です。

バナナやバニラを思わせる甘い香りと、スパイシーな香りが混ざりあい、ほかにない芳醇な香りを生み出しているのもポイント。上品な味わいと香りのダーク・ラムを探している方におすすめです。

番外編:ラム酒のおすすめの飲み方

By: ierum.ie-mono.com

ストレート

高い度数のお酒に抵抗のない方であれば、そのまま「ストレート」で味わうのがおすすめ。サトウキビ由来の奥深い甘さを舌にしっかりと感じられるのが魅力です。また、鼻に抜けていくラム酒の香りも同時に楽しめます。水(チェイサー)を用意して交互に飲むのがおすすめです。

ロック

氷が入ったグラスにラム酒を注ぐ「ロック」もおすすめの飲み方。キリッと冷えるのでクリアな口当たりになります。氷が溶けるとアルコールが薄まるため、ストレートより飲みやすいのもメリット。ロック用のグラスと丸い氷を用意すれば、おしゃれな雰囲気が出るので試してみてください。

ホット

体を温めたい方や、ラム酒の香りをより楽しみたい方は「ホット」がおすすめ。耐熱性のあるグラスにラム酒とお湯を注いで混ぜるだけでラクに作れます。ラム酒とお湯を注ぐ順番で口当たりが変わるのが特徴。ラム酒を先に注げばドライに、お湯を先に注げばまろやかに仕上がります。

モヒート

暑い季節に飲みたくなる爽やかな味わいの「モヒート」。コンビニなどでもよく瓶タイプの製品が販売されており、飲んだことがある方も多いのではないでしょうか?

ミントの葉・ライム・砂糖をグラスに入れて「ペストル」と呼ばれる棒で軽く潰した後、ラム酒と炭酸水を加えればモヒートが完成します。使用するラム酒の種類はホワイト・ラムがおすすめです。

ダイキリ

「ダイキリ」は、ラム酒にライムジュースと砂糖を加えたシンプルなカクテル。柑橘系の酸味が感じられるフレッシュな味わいが特徴です。ダイキリを作るときは、逆三角形のカクテルグラスに注ぐときれいに映えるためおすすめ。好みに合わせて、ライムジュースをレモンジュースに変えても美味しく飲めます。

エックスワイジー(XYZ)

XYZの3文字がアルファベットの最後を表すことから、”これ以上よいモノはない”という意味が込められているとされるカクテル。ラム酒とレモンジュース、そしてコアントローと呼ばれるオレンジ系のリキュールを混ぜて作ります。

こちらもダイキリと同じく、逆三角形のカクテルグラスに注ぐのがおすすめ。酸味と甘味が感じられる爽やかな味わいが特徴です。

キューバ・リブレ

コーラが好きで普段よく飲む方には、「キューバ・リブレ」というカクテルがおすすめ。ラム酒・ライムジュース・コーラの順でグラスに注いだ後、軽く混ぜれば仕上がります。

キューバ・リブレに使うラム酒はホワイト・ラムがベスト。コーラは甘いイメージがありますが、ライムジュースを加えることであっさりとした口当たりを楽しめるのがポイントです。

ブルー・ハワイ

「ブルー・ハワイ」という名前の通り、鮮やかなブルーの見た目が特徴のカクテル。ブルー・キュラソーと呼ばれるリキュールで色を付けています。ラム酒にレモンジュースとパイナップルジュースをシェイクしているため、酸味のあるハワイアンな味になるのが魅力。夏にぴったりな爽やか系のカクテルが飲みたい方におすすめです。

ボストン・クーラー

ラム酒を使った、代表的なロングカクテル。ラム酒と相性がよいジンジャーエールを使うのがポイントです。作り方は、ホワイト・ラムにシュガーシロップ、そしてレモンジュースあるいはライムジュースを加えて、シェイクします。コリンズグラスに注いで、ジンジャーエールを満たせば完成です。

ボストン・クーラーは、キリッとした味わいが魅力のカクテルです。ちなみに、「クーラー」とはカクテルのスタイルの1つ。ベースとなる酒を、柑橘系ジュースに甘味を加えて、炭酸飲料で割ったモノを言います。

キューバン・スクリュー

口当たりがよく、アルコールの強さが分かりにくいことから「レディキラー」と称される、ウォッカベースの「スクリュー・ドライバー」。「キューバン・スクリュー」は、ウォッカをラム酒に代えたカクテルです。「ラム・オレンジ」とも言われます。

作り方はとても簡単。まず、氷を入れたコリンズグラスにホワイト・ラム酒を注ぎます。次いで、オレンジジュースを適量入れてステアするだけです。最後にオレンジを飾ると、より華やかな印象になります。材料が入手しやすく、手間もかからないので、家飲み用のラム酒ベースカクテルとしておすすめです。

番外編:ラム酒で作れるおすすめのお菓子・スイーツ

ティラミス

ラム酒はその奥深い味と香りを活かして、さまざまなお菓子・スイーツ作りに使われますが、その代表格は「ティラミス」です。ラム酒の風味により、甘すぎない大人の味わいに仕上げられるのが特徴。ビターなティラミスを作りたい方におすすめです。

トリュフチョコレート

丸いかたちが特徴の「トリュフチョコレート」にもラム酒は使われます。あまり多く入れすぎると苦味が強くなってしまうので、少量を加えてほのかに香らせるのがポイント。深い味わいを出したい場合はダーク・ラムを使うのが最適です。

モンブラン

栗の美味しさを存分に味わえる「モンブラン」は、見た目も華やかで人気のスイーツのひとつ。そのままでもまろやかで上品な味を楽しめますが、ラム酒を加えることでアクセントになり、芳醇な風味に変化します。少量のラム酒でさりげなく香らせるのがポイントです。