蜂蜜を主原料に造られており、人類最古のお酒としても知られる「蜂蜜酒」。豊富な種類がラインナップされており、含まれる原材料や製法、生産地などによって味わいの個性が変わるのが特徴です。また、栄養価の高いお酒としても注目されています。
そこで今回は、蜂蜜酒のおすすめ銘柄をご紹介。選び方のポイントや飲み方についても解説するので、これから購入を考えている方はぜひチェックしてみてください。
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蜂蜜酒とは?
蜂蜜酒とは、蜂蜜を主原料とした醸造酒のことを指します。ワインやビールと同じ醸造酒のなかでも、非常に古い歴史を持っているのが特徴。14000年以上前に人類が出会った最古のお酒といわれており、西洋の神話や歴史物語などにも登場する神秘的かつ伝統的なお酒です。
蜂蜜酒は「ミード」と呼ばれるのが一般的ですが、欧米では「ハニーワイン」とも呼ばれています。蜂蜜を発酵させて造るのが本来の蜂蜜酒であり、飲料アルコールに蜂蜜を溶かしたモノは蜂蜜酒とは異なるので注意しましょう。
蜂蜜酒は、蜂蜜由来の栄養素が多く含まれているのもおすすめのポイント。鉄やビタミン類をはじめ、エネルギー源となる糖分や、人体に必要なミネラルなどが豊富に含まれています。
蜂蜜酒の選び方
味で選ぶ
蜂蜜の甘さをしっかり感じられる「甘口」
しっかりとした蜂蜜の味わいを感じたい方には、甘口タイプの蜂蜜酒がぴったりです。甘口とはいえ、甘ったるさを感じるような風味ではないのが特徴。濃厚な甘みを楽しめるモノからさっぱりと飲めるモノまで、甘口タイプにもさまざまな種類があります。
甘口タイプの蜂蜜酒は、食前酒や食後酒にぴったり。アイスクリームなどのデザートのトッピングとしても相性がよく、ぜいたくな大人のスイーツを楽しめます。飲みやすく仕上がった銘柄が多くラインナップされているので、お酒が苦手な方にもおすすめです。
爽やかで軽い口当たりの「辛口」
すっきりと軽い口当たりのお酒が好みの方には、辛口タイプの蜂蜜酒がおすすめ。しかし蜂蜜の特性上、甘口タイプに比べると種類が少ないことは留意しておきましょう。ほどよい酸味のなかに蜂蜜の甘みがあり、白ワインのようにさっぱりと飲めるのが特徴です。
辛口タイプは蜂蜜が強く主張しない味わいなので、食中酒にもぴったり。肉料理や魚料理など、さまざまな料理と合わせて楽しめます。また、甘いお酒が好みでない方にとっても、飲みやすく仕上がっているのがポイントです。
お祝いの席などで飲むなら「スパークリング」もチェック
パーティーや記念日などの華やかなシーンには、スパークリングタイプの蜂蜜酒がおすすめ。ハネムーンの語源が「ハニームーン」といわれるように、蜂蜜酒は古代より祝福の場にふさわしいお酒として親しまれてきました。
スパークリングタイプは、お祝いの席らしくシャンパン風に仕上がっています。きらきらと輝く見た目は、乾杯酒にもぴったり。口当たりは爽やかで、飲み終わった後のほのかな蜂蜜の余韻が特徴です。炭酸入りで飲みやすいので、お酒初心者の方にも適しています。
蜂蜜の種類で選ぶ
蜂蜜の種類は非常に多く、日本国内だけでもたくさんの種類があります。主な蜜源となる花にはレンゲやクローバー、リンゴやアカシアなどが挙げられ、それぞれ味わいに異なる個性を持つのが特徴です。
例を挙げると、レンゲの蜂蜜であればフローラルな香りがあり、クローバーの蜂蜜であれば青草のような爽やかな香りがあります。さまざまな蜂蜜酒を飲み比べて、原料由来の個性をじっくりと味わってみてください。
また、蜂蜜は大きく分けると、1種類の花の蜜から採取した「単花蜜」と、さまざまな花の蜜から採取した「百花蜜」に分類されます。百花蜜は地域や季節によって異なる味わいを楽しめるのが特徴。蜂蜜酒を選ぶ際は、ぜひ使われている蜂蜜の種類もチェックしてみてください。
蜂蜜以外の原材料が含まれているかどうかで選ぶ
蜂蜜酒には、蜂蜜以外の原材料が含まれている種類もあり、ビールと同じくスタイルで分類されます。原材料に蜂蜜のみを使用したモノは「トラディショナル」に分類。スパイスやハーブ、フルーツなどが含まれている場合は、別のスタイルになるのが特徴です。
原材料にスパイスやハーブを使ったモノは「メセグリン」と呼ばれ、薬の意味を持つ「メディシン」の語源になったお酒といわれています。主原料にブドウを加えたモノは「ピメント」、リンゴを加えたモノは「サイザー」など、バリエーションが豊富です。
生産地で選ぶ
蜂蜜酒はヨーロッパをはじめ、世界中で造られています。産地の気候や製法などによって、香りや味わいの個性が異なるのが特徴。自分好みの蜂蜜酒探しの参考に、蜂蜜の種類や含まれる原材料に加え、産地もよくチェックしておきましょう。
国産の蜂蜜酒は主に日本酒の蔵元で造られていますが、蜂蜜酒専門のメーカーで造られるモノもいくつかラインナップしています。ほとんどが日本人の口に合うように仕上がっているのがポイント。蜂蜜酒を初めて飲む方でも、抵抗感なく楽しめます。
伝統的な蜂蜜酒を飲みたい方は、ヨーロッパ産を選びましょう。蜂蜜の濃厚な風味が楽しめるモノや、ハーブの香りが強いモノなどが多く揃っています。蜂蜜酒に飲み慣れた方をはじめ、お酒好きの方にもおすすめです。
アルコール度数で選ぶ
蜂蜜酒のアルコール度数は、平均して10%前後です。アルコール度数が低いモノであればビールと同じ程度で、高いモノはワインや日本酒と同じ程度に仕上がっています。また、銘柄によっては、さらにアルコール度数が高いモノもあるので購入前は注意しましょう。
お酒が得意な方であれば、アルコール度数が高めの蜂蜜酒をロックなどの飲み方で飲むのがおすすめ。あまり強くない方であれば、アルコール度数が低めのモノが適しています。蜂蜜酒はカクテルベースにも適しており、さまざまなスタイルで楽しめる親しみやすいお酒です。
蜂蜜酒のおすすめ
菊水酒造 ミード ハニーリッチ プレーン
濃厚な蜂蜜の風味をじっくりと味わえる蜂蜜酒です。口に含むと、そのまま蜂蜜を食べているかのようなリッチな甘みに加え、鼻を抜ける爽やかな香りも楽しめます。
アルコール度数は7~8%と低めなのが特徴。飲み方のバリエーションが幅広く、ストレートやロックをはじめ、ソーダ割りやホット、カクテルベースにも適しています。初めての蜂蜜酒にもおすすめの1本です。
口あたりはさらりと上品で、食前酒や食後酒にぴったり。料理の隠し味としても応用できるなど、汎用性の高さも魅力的なポイントです。
菊水酒造 ミード シークレット・オブ・クレオパトラ
原材料に高品質なレンゲの蜂蜜だけを使った蜂蜜酒です。古代エジプト女王のクレオパトラが、蜂蜜酒を愛飲していたという逸話をベースに名付けられています。2005年9月に菊水酒造が開発・販売した銘柄であり、日本で初めて造られた蜂蜜酒として注目を集めました。
美しい色味に加え、上質な蜂蜜の風味が特徴。アルコール度数は11%で、ストレートやロックのほか、さまざまなカクテル作りにも活躍します。また、蜂蜜の濃厚な甘みが強いので、アイスクリームやスイーツのトッピングとしても好相性です。
菊水酒造 はちみつのお酒
高知県安芸市にある菊水酒造が手がけた国産の蜂蜜酒です。クローバーの蜂蜜・水・酵母のみで造られた甘さ控えめのミード。自然の恵みを堪能できるやさしい味わいの蜂蜜酒を探している方にぴったりです。
アルコール度数は11%。ほのかな甘みとサラッとした飲み口が魅力です。8℃前後に冷やして飲むのがおすすめ。ストレートで味わうのはもちろん、レモン果汁を加えたり、ジンジャーエールやウーロン茶で割ったりしても美味しく飲めます。
ディアレットフィールド醸造所(Deerlet Field Brewery) 秩父百花 ミード
さまざまな花の蜜を蜜源とした、百花蜜を原材料に使った蜂蜜酒です。水で希釈し、酵母でじっくりと発酵して造られます。混じり気のない黄金色が特徴。まるでワインのように、さらさらとした口あたりに仕上がっています。
アルコール度数は10%で、割り材とも好相性です。蜂蜜本来の香りや澄んだのどごしを味わえるので、しっかり冷やして飲むのがおすすめ。ストレートやロックといったシンプルな飲み方をはじめ、リンゴジュースやジンジャーエールで割っても美味しく飲めます。
結婚祝いや誕生日など、特別な日のプレゼントとしてもぴったりな1本です。
ディアレットフィールド醸造所(Deerlet Field Brewery) 蜂蜜酒 秩父月花 ライチ花
ライチのみずみずしい甘みが際立つ蜂蜜酒です。東南アジアのライチの花から採取した蜂蜜を主原料に、水・酵母のみを使って造られているのが特徴。サラッとした飲み口の甘口タイプで、華やかな蜂蜜の香りに加えてトロピカルな香りも楽しめます。
アルコール度数は10%で後味はすっきりとしており、食後酒にもぴったりです。アイスクリームのトッピングをはじめ、焼き菓子とのペアリングもおすすめ。冷凍庫で軽く凍らせてみぞれ酒風にするなど、楽しみ方のバリエーションの幅広さが魅力です。
ディアレットフィールド醸造所(Deerlet Field Brewery) DFBミード トロピカル
自然に恵まれた埼玉県秩父郡で丁寧に手造りされている国産の蜂蜜酒。埼玉のお土産にはもちろん、お酒が好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
秩父で採取された百花蜂蜜と海外産ライチ花の蜂蜜をブレンドして使用。水で希釈し、酵母で発酵させた甘口の蜂蜜酒です。着色料・香料・酸化防止剤を使用せず、ろ過もしていないため、蜂蜜本来の風味を堪能できます。
花々の香りとライチ由来のトロピカルな風味が魅力。サラッとした口当たりで飲みやすく、後味もすっきりしているので、蜂蜜酒を飲み慣れていない初心者にもおすすめです。アルコール度数は10%。冷やしたり、ジンジャーエールで割ったりして飲むと美味しく味わえます。
養命酒製造 はちみつのお酒
山田養蜂場の完熟蜂蜜を使用したぜいたくな蜂蜜酒です。完熟蜂蜜を全量の30%配合しているのが特徴。砂糖・人工甘味料・着色料・香料を使用していないため、蜂蜜と果汁由来の自然な甘さを楽しめます。ナチュラルな味わいの蜂蜜酒を求める方におすすめの1本です。
また、レモンマートル・エルダーフラワー・ローズマリー・バニラビーンズなど8種類のハーブをそのまま原酒に漬け込む「合醸法」を採用して造られているのもポイント。爽やかなハーブの風味が蜂蜜の味わいを引き立て、すっきりとした後味に仕上げています。
アルコール度数は14%。冷やしてオン・ザ・ロックや炭酸割りで味わうのはもちろん、ホットミルクやホットティーとの相性も良好です。季節や好みに合わせてさまざまな飲み方を楽しめます。
峰の雪酒造 会津ミード 美禄の森
蜂蜜の甘みに加え、日本酒のような繊細な風味も併せ持つ蜂蜜酒です。原材料には会津の山奥に自生するトチノキの蜂蜜をはじめ、飯豊山系の伏流水を使用。酵母を加えて約1ヶ月じっくり発酵させることで、爽やかな酸味と甘みのある味わいに仕上げています。
キレのある飲み口は料理の味を邪魔せず、食中酒としてもおすすめです。アルコール度数は11%で、お酒好きの方でもじっくりと楽しめるのがポイント。おしゃれな化粧箱入りなので、プレゼントにも適しています。
車多酒造 Tengumai Mead 蜂蜜酒
ハンガリー産のアカシアの蜂蜜と、国産の米麹を使用した蜂蜜酒。特許取得済みの独自の三段仕込み製法で発酵させることにより、やさしい甘みとほのかな酸味が調和した新感覚の味わいを実現しています。
アルコール度数は14%と少し高めです。お酒が得意な方はストレートやロックでじっくり味わうのがおすすめ。ソーダ割りやカクテルベースのほか、冬場はホットでも楽しめるため、お酒が苦手な方でも飲みやすくアレンジできます。
食後のデザートワインとしてはもちろん、リラックスタイムや就寝前など、さまざまなシーンにぴったり。また、蜂蜜の強い甘さは控えめなので、食事やおつまみと合わせても楽しめます。
はちみつ工房 スパークリングミード
国産の純粋蜂蜜だけで仕上げた、スパークリングタイプの蜂蜜酒です。蜂蜜はプロの養蜂家によって採蜜されており、蜂蜜の良好な状態を常にチェックしています。
醸造の際に、香料や保存料を使わないのもポイント。蜂蜜本来の甘みや風味だけでなく、花の種類によって異なる香りを生かした製法を守って造られています。
ほどよい炭酸入りですっきり飲みやすく、さまざまなシーンでの乾杯酒として活躍。結婚記念日や誕生パーティーをはじめ、パートナーと過ごすリラックスタイムにもおすすめです。プレゼントにも適しています。
はちみつ工房 クラフトミード
蜂蜜酒をより身近なモノとして楽しめるよう、値段を抑えて造られた銘柄です。原材料には厳選されたカナダ産・メキシコ産の蜂蜜を使用。自社所有の専門ワイナリーにて丁寧に醸造されています。温度を1℃単位で徹底管理しているのもこだわりのポイントです。
アルコール度数は5%と低く、内容量も330mlの飲み切りサイズを採用。アウトドアシーンなどでも手軽に楽しめます。甘口で飲みやすい味わいのため、強いお酒が苦手な方にもおすすめです。
ドクターディムース(Dr.Demuth) カトレンブルガー ハニーワイン
ヨーロッパ最大級のフルーツワインメーカーが造る蜂蜜酒です。純粋な蜂蜜だけで造られたこだわりの1本。さっぱりとした飲み口ながら、蜂蜜の豊かな風味を感じられるのが特徴です。
ドイツ農産物協会主催コンクールでは金賞を受賞した実績もあり、日本でも広く流通しています。比較的リーズナブルな価格で手に入るので、初めて海外の蜂蜜酒にトライしたい方にもおすすめです。
リエトヴィシュカス・ミドゥス(LIETUVISKAS MIDUS) 蜂蜜酒ミード トラカイ
「リトアニア国家遺産」と「リトアニア保護料理遺産」に登録されている蜂蜜酒です。「トラカイ」とは、石造の王城で知られているリトアニアの旧首都名。蜂蜜大国として有名なリトアニア産の蜂蜜酒を飲んでみたい方はチェックしてみてください。
主原料には、リトアニア産の天然蜂蜜を100%使用。厳選したジュニパーベリーやリンデンなどのハーブとオークの実を加え、華やかで複雑な風味に仕上げています。蜂蜜の甘みとオークのほろ苦さを味わえるおすすめの蜂蜜酒です。
アルコール度数は15%。冷やして飲むとすっきりとした味わいになり、40℃程度にあたためると甘みが増します。飲む温度で楽しみ方が変わるのが魅力。個性的な蜂蜜酒を試してみたい方にぴったりの1本です。
金市商店 ミールミィ はちみつのお酒 蜜月
蜂蜜専門店と京都の酒造が共同で開発した国産蜂蜜酒です。内容量は720mlのフルボトル。蜂蜜酒をたっぷり味わいたい方にぴったりです。
原材料には、イタリア産のレモン蜂蜜とアルゼンチン産の百花蜂蜜を使用。人工甘味料・着色料・香料は使用しておらず、蜂蜜の甘みのみを活かして造られています。アルコール度数は12%で、味わいはやや甘口。初心者でも飲みやすい蜂蜜酒を探している方はチェックしてみてください。
冷やすとすっきりとした飲み口を楽しめるのが魅力。食前酒や食後酒としてはもちろん、魚料理や香辛料をきかせたエスニック料理と一緒に楽しむ食中酒としても美味しく味わえます。
インターミエル(Intermiel) カナダミード ロゼ
真っ赤な色合いが目を引くカナダ産の蜂蜜酒です。カナダ・ケベック州の養蜂家が手がけたミード。地元で採れた蜂蜜に水と酵母を加えて醸造し、自家バラ園で採取したバラの花びらを漬け込んでいます。ひと味違う蜂蜜酒を味わってみたい方はチェックしてみてください。
色づけに使用しているのはクランベリージュース。人工着色料や香料は使用していないのが特徴です。クランベリージュースの酸味とバラの芳香を楽しめる蜂蜜酒として人気があります。華やかな外観なので、大切な日のお祝いやプレゼントにぴったりです。
アルコール度数は12%。内容量は750mlです。肉料理・魚料理・チーズなどの料理と相性がよいため、食前酒・食中酒・食後酒などさまざまな楽しみ方ができます。冷やしてストレートで飲むだけでなく、炭酸水やオレンジジュースなどで割るのもおすすめです。
マックスウェル(Maxwell) ハニーミード NV
南オーストラリア産の蜂蜜を使用して造られた蜂蜜酒です。インターナショナル・ミード・フェスティバル・コンペティションで「ベスト・ピュア・ヴァラエタル・ミード」の金賞を獲得するなど、国内外で高い評価を得ているのが魅力。蜂蜜酒の有名銘柄を飲んでみたい方におすすめです。
華やかな蜜蝋とマーマレードの香りが広がる甘口の蜂蜜酒。アプリコットと蜂蜜にほのかなナッツの風味が加わった独特の味わいが魅力です。さっぱりとした軽やかな飲み口で、くどさを感じにくいのも嬉しいポイント。上品な甘さを好む方にぴったりです。
アルコール度数は12.5%。冷やして食後酒として味わったり、水・レモネード・ジンジャーエールなどで割って飲んだり、さまざまな楽しみ方ができます。オレンジシャーベットやブルーチーズとも相性良好です。
アピス(Apis) ポーランドミード・ミニボトル3本セット ミョーディーポリスキ
ポーランドを代表する有名メーカーが手がけた蜂蜜酒のセットです。ポーランド国内でも人気のある「ヤドヴィガ」「クルピオフスキ」「ピャストフスキ」の3本を飲み比べられるセット。250mlのミニボトルに入っているため、少量ずつ試せるのが魅力です。
ヤドヴィガは原料に百花蜜とそば蜂蜜を使用した極甘口の蜂蜜酒。ラズベリー・ローズヒップシロップ・スパイスなどを加えて6年以上かけて造られています。華やかで濃厚な風味が特徴。ストレートやオン・ザ・ロックで味わうのがおすすめです。
中濃度で甘口のクルピオフスキは親しみやすい香りと味わいがポイント。蜂蜜酒を飲み慣れていない初心者でも飲みやすいのが魅力です。数種類のハーブを加えたピャストフスキはあっさりとしていて、濃厚な甘みが苦手な方に適しています。
蜂蜜酒の飲み方
ホットミード
蜂蜜がホットドリンクと好相性であるように、蜂蜜酒をホットで飲むのも定番の楽しみ方のひとつです。イギリスやポーランドのような寒い地域では古くから好まれており、多くのレシピが紹介されています。
蜂蜜酒をベースにクローブやシナモン、ショウガなどを加えて片手鍋で加熱すれば、簡単に本格ホットミードのできあがり。スパイスを入れる際は、市販のお茶パックが役立ちます。 オレンジやレモンスライスを添えたり、蜂蜜を加えたりするのもおすすめです。
スパイスが用意できない場合は、シンプルにお湯や紅茶、生姜湯などで割るだけでも美味しく飲めます。火を使う手間も省けるので、より手軽にホットミードを楽しみたい方は参考にしてみてください。
ミルクミード
蜂蜜酒は乳製品と相性がよいため、牛乳で割るだけでも本格カクテルが味わえます。レシピは簡単で、蜂蜜酒と同量の牛乳を入れて混ぜるだけで完成。アイス・ホットともに楽しめるので、1年を通して飲める点もおすすめです。
ひと手間加えてより本格的な味わいを目指すなら、シナモンパウダーやシナモンスティックを添えてみてください。スパイスの風味が際立ち、より飲みやすく仕上がります。
カクテル
蜂蜜酒はそのまま飲むだけでなく、カクテルベースにもおすすめ。シェイカーを使った本格レシピのほか、混ぜるだけのレシピも多く紹介されているので、自宅でも試しやすいのがポイントです。
蜂蜜酒のソーダ割りはカクテルの基本ですが、割り材の定番であるトニックウォーターとも好相性です。蜂蜜酒とトニックウォーターを1:2の比率で割り、レモンを絞り入れれば「ハニートニック」の完成。アルコール度数が低く、強いお酒が苦手な方にもぴったりのカクテルです。
加えて、リンゴジュースやオレンジジュースなど、果汁100%のジュースで割っても美味しく飲めます。しかし、ジュースの比率が高くなるほど蜂蜜酒の風味が損なわれるため、分量には注意しましょう。
銘柄によって個性の異なる味わいを楽しめる蜂蜜酒。蜂蜜の豊かな甘みが際立つモノだけでなく、食事とも合わせやすいさっぱりした味わいのモノなど種類が豊富です。本記事でご紹介したおすすめ銘柄や選び方なども参考に、自分に合う蜂蜜酒を見つけてみてください。