カクテルや製菓用の材料として使いやすい「リキュール」。さまざまな味わいの製品が多数販売されており、甘いモノはお酒の苦味が苦手な方からも人気があります。

この記事では、おすすめのリキュールとそれぞれの楽しみ方もご紹介します。なにを買おうか迷っている方も、味わいのイメージを膨らませる際の参考にしてみてください。

リキュールとは?

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リキュールとは、ジンやウォッカなどの蒸留酒に果実やハーブなどのフレーバーを加えた混成酒のひとつです。もともとはハーブなどを原料に作られた薬酒が起源ともいわれます。

シロップや砂糖を加えているため甘く、酒の苦味が苦手な方でも飲みやすいのが特徴。さまざまに色付けされたリキュールは目にも鮮やかで、テーブルに並べるだけでも楽しめます。

リキュールに加えられるフレーバーには、ピーチなどのフルーツ系のほか、ナッツなどの種子系や、ハーブなどの香草系などがあり、種類が豊富です。そのまま飲めるモノもありますが、多くはカクテルの材料として使われており、さまざまな飲み方が楽しめます。

リキュールの楽しみ方

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リキュールはカクテルの材料として使われるほか、お菓子や料理のソース作りにも使われます。例えば、カシスリキュールは肉料理との相性がよく、鴨のローストやスペアリブなどのソースとしてもおすすめです。

上品な香りがある紅茶リキュールは、パウンドケーキなどの洋菓子へ使うのにも向いています。さまざまな種類のリキュールがあり、組み合わせに正解はないので、自分好みのものを見つけてみてください。

リキュールの種類

フルーツ系

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フルーツ系のリキュールには、果汁や果皮が使われています。紫やオレンジなどを使った華やかな色合いは見た目にも楽しく、パーティーシーンなどへもおすすめです。

代表的なものとしてはオレンジの果皮を使った「キュラソー」やベリー系の「カシス」などがあり、お菓子作りに使われるリキュールとしても有名。また、フルーツ系のリキュールには、梅酒など自宅で作りやすいモノがあるので、手軽に楽しめます。

ナッツ・種子系

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ナッツや種子系のリキュールには、果実の種が使われています。例えば、カカオを使ったチョコレートのリキュールは親しみやすい味からも人気があり、甘口が好きな方にもおすすめです。ホットミルクで割れば、チョコレートドリンクのような楽しみ方もできます。

コーヒーリキュールを使った「カルーア」は、適度なほろ苦さとまろやかな口当たりからお菓子との組み合わせも良好。杏仁を使った「アマレット」やココナッツを使った「マリブ」など、爽やかな甘みが楽しめるモノも広く親しまれています。

香草・薬草系

ハーブ・薬草・スパイスを使った香草や薬草系のリキュールは、甘みを抑えたさっぱりとした味わいが特徴。砂糖をたっぷり使ったカクテルが苦手な方にもおすすめです。

個性的な味わいは好みが分かれますが、甘みが強いフルーツ系や種子系カクテルのアクセントとしても使いやすいリキュール。ビターオレンジなどを合わせた「カンパリ」や、56種類の生薬などを入れた「イエーガー」などが広く知られています。

その他

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リキュールにはクリーム系や紅茶系など、現代の技術の進歩や嗜好の変化に合わせて作られたものもあります。ヨーグルト系など変わったリキュールもあるので、いつもと違う味わいを楽しみたい方や、話の種としてもおすすめです。

クリーム系のリキュールとしては、アイリッシュウイスキーをベースにした「ベイリーズ」が有名。紅茶系のリキュールにはアッサムやアールグレイなどさまざまなモノがあるので、味や香りの好みに合わせて選べます。

リキュールのおすすめ

コアントロー(COINTREAU) コアントロー

ホワイトキュラソーの一種である、コアントロー。キュラソーはオレンジの果皮を使った、爽やかな香りとビターな苦味が楽しめるリキュール。なかでもコアントローのホワイトキュラソーは香りとやわらかな甘さで根強い人気があり、多くの飲食店などで使われています。

カクテルの香り付けとして使われることが多く、エレガントな味わいが特徴的な「ホワイトレディ」などが有名。ジンをベースにしているためアルコール度数は35%と高めですが、すっきりとした味わいが楽しめます。

ルジェ(LEJAY) クレーム・ド・カシス

1841年から作られており、カシスリキュールの元祖ともいわれる定番リキュールです。安価ながら良質なカシスを厳選して使っており、保存料や添加物を一切使っていない点も魅力です。

カシスリキュールにはさまざまなモノがありますが、甘めの味が好みの方には、本製品のように濃厚な甘さを示す「クレーム・ド」を冠したカシスリキュールがマッチ。糖分を多く含み、デザート代わりのドリンクとしても向いています。

カシスリキュールを合わせたカクテルとしては、柑橘系のジュースと割った「カシスオレンジ」「カシスグレープフルーツ」のほか「カシスソーダ」「カシスウーロン」などが有名。バニラアイスやプレーンヨーグルトなどと合わせて食べるのもおすすめです。

ミドリ(MIDORI) メロンリキュール

きれいな緑色が目を引くメロンリキュールです。マスクメロン由来のフルーティーな味わいと香りが特徴。世界50カ国以上で愛飲されており、特徴的な緑色を生かしたおしゃれな見た目のカクテルも多数考案されています。

おすすめは爽やかな味わいが特徴的な「ミドリスプモーニ」。氷を入れたグラスに、ミドリ・グレープフルーツジュース・トニックウォーターを1:2:2の割合で入れて作ります。後味もすっきりとしており、1杯目にも適したカクテルです。

デカイパー(Dekuyper) オリジナル・ピーチツリー

熟した桃の風味が贅沢に感じられる、フルーツ系のリキュールです。黄桃果汁を使ったピーチリキュールなので、桃本来の香りを楽しめるのが特徴。さまざまなカクテルと合わせやすく、家でも手軽に楽しめます。

甘く爽やかな味が好みの方には、炭酸で割った「ピーチフィズ」がぴったり。フルーティーな味わいが好きな方には、「ファジーネーブル」もおすすめです。さっぱりした味わいが好みの方からは、馴染み深い烏龍茶を使った「上海ピーチ」も人気があります。

ディタ(DITA) ライチ

ディタは、ライチの甘い果汁と上品な香りがしっかりと感じられるフルーツ系のリキュールです。口当たりのなめらかさから、「マジックタッチ」とも呼ばれます。

さまざまなカクテルに使われていますが、代表格は「チャイナブルー」。グレープフルーツジュース・ブルーキュラソー・トニックウォーターを組み合わせて作ります。ブルーキュラソーをフロートすれば見た目にも楽しく、パーティーシーンにもおすすめです。

ピムス(PIMM’S) ピムス

ピムスは、1840年にイギリスで誕生したフルーツ系のリキュールです。ロンドン産のジンをベースに、複数種類のハーブや柑橘系のフルーツエキスを配合。ウィンドブルドン全英テニス選手権大会など、さまざまなイベントで愛飲されています。

おすすめのカクテルは「パーフェクトピムス」です。グラスへ炭酸水とキウイなど好みのフルーツを入れて混ぜた後、ピムスを上からフロートすれば完成。色鮮やかな見た目はパーティーシーンにも合います。

梅乃宿 あらごし梅酒

奈良県の吉野梅を豊富に使った果肉感あふれる梅酒です。1800mlに約18個分の梅の果肉をブレンドしているのが特徴。甘酸っぱい梅の香りと、とろとろとした濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。

おすすめの飲み方は、梅酒らしさを感じられるロック割。「デザート梅酒」として、食後にゆったりと味わってみてください。

ゴディバ(GODIVA) チョコレート リキュール

チョコレートで有名なゴディバのチョコレートリキュールです。濃厚なチョコレートの味わいを楽しみたい方におすすめ。高級感あふれるボトルデザインは、棚に置いておくだけでインテリアとしても楽しめます。

ミルク割りなどのカクテル以外に、アイスへのトッピングとしてもぴったり。シルクのようななめらかな舌触りと上品なカカオの香りが楽しめるプレミアムモデルなので、リキュール自体の味わいを楽しめるロックなどの飲み方もできます。

モーツァルト(MOZART) モーツァルト チョコレートクリーム リキュール

モーツァルトが誕生したオーストラリアのザルツブルクで生まれたチョコレートリキュールです。製造のかくはん工程では特製のスピーカーでモーツァルトの曲を聞かせるなど、こだわりの製法で大切に作られています。

また、生クリームが入っているので、とろけるようなクリーミーな味わいが楽しめるのも魅力。普段口にするようなチョコレートと同程度の素材を使っており、ロックのほかアイスへのトッピングなど、リキュールそのままでも美味しく召し上がれます。

お酒の苦味がほとんどないので、甘党の方からも人気。甘みを抑えたい方には、コーヒーリキュールと牛乳を合わせて「モーツァルト・カフェモカ」にするのもおすすめです。

ボルス(BOLS) クレーム・ド・カカオホワイト

ボルス クレーム・ド・カカオホワイトは、ナッツ種子クリームを使った種子系のリキュールです。上品なミルクチョコレートの風味をベースにしていますが、口に含むとバニラやアプリコットの味わいもほんのりと感じられます。

おすすめは「ホワイトカカオミルク」。ボルス クレーム・ド・カカオホワイトと牛乳を1:2で組み合わせるだけで完成します。シェイカーが家にある場合は、「イースター・エッグ」や「ゴールデン・キャデラック」などのカクテルに挑戦してみてください。

ディサローノ(DISARONNO) アマレット

杏の核を使った種子系のリキュールです。アーモンドフレーバーとアプリコットの甘い香りを組み合わせており、杏仁豆腐の味にも似た爽やかな甘みを楽しめるのが特徴。アマレットの元祖ともいわれる歴史ある銘柄で、世界的にも愛されています。

牛乳で割ると杏仁豆腐のような味わいが楽しめるのも魅力。ストレートやロックでも飲みやすく、食後のデザートがわりにもなります。

すっきりとした味わいが好きな方には「アマレットジンジャー」もおすすめ。ジンジャーエールで割りカットライムやレモンで仕上げることにより、キリッとした味わいが楽しめます。アルコール度数も28%と比較的低いのもポイントです。

マリブ(MALIBU) マリブ

マリブは1980年に誕生した、ラム酒をベースにしたココナッツリキュールです。アメリカのサーファー達が集う街マリブが名前の由来となっています。

ライト・ホワイト・ラムをベースにココナッツの果肉を使って蒸留しているため甘く、ココナッツの豊かな風味を感じられるのが特徴。ミルク・オレンジジュース・コーラなどと相性がよく、手軽にさまざまな組み合わせが楽しめます。

なかでもお酒を飲み慣れていない方でも飲みやすいのが「マリブミルク」。ココナッツとミルクの甘く濃厚な味わいが楽しめます。マリブ自体のアルコール度数も21%とリキュールとしては低めなのもおすすめのポイントです。

カルーア(KAHLUA) カルーア

カルーアはコーヒーリキュールの定番です。良質なアラビカ種のコーヒー豆を100%使用しており、コーヒーのほろ苦さとまろやかなコクと甘みを感じられるのが特徴。1936年の誕生以来、世界的に親しまれています。

おすすめの飲み方はカルーアをミルクで割った「カルーアミルク」。氷を入れたグラスに材料を入れるだけで完成するため気軽に作れます。カフェオレのような風味がするので、好みでチョコレートなどのシロップを混ぜて楽しんでみてください。

一方、甘いものと一緒に飲みたいときには、すっきりとした味わいの「ブラックルシアン」がぴったり。カルーアをウォッカで割りロックグラスに入れた、強いアルコール感を味わえる1杯です。

ダヴィデ・カンパリ(DAVIDE CAMPARI) カンパリ

カンパリは、ビターで独特な味わいが特徴的なハーブ系のリキュールです。1860年に北イタリア・ノヴァーラで誕生。以来現在まで150年以上の歴史があり、世界中で愛されています。

誕生以来同じ製法で作られているというレシピは明らかにされておらず、製造責任者だけが知っている完全機密。カンパリの爽やかな苦味のなかへ甘みがかすかに感じられる個性的な味わいは、好き嫌いが別れるものの、癖になる味ともいえます。

おすすめの飲み方は、レッド・ベルモットと炭酸水を合わせた「アメリカーノ」。食前酒としても親しまれており、ベルモットの甘さとカンパリの苦味が食欲をそそります。最後にオレンジスライスやレモンピールを添えるのもおすすめです。

マストイエーガーマイスター(Mast-Jägermeister) イエーガーマイスター

イエーガーマイスターは、ドイツ生まれのハーブリキュールです。生姜・シナモン・カモミールなど、56種類の生薬・フルーツ・草根木皮から作られています。

イエーガーマイスターはショットで飲むのが定番。独特の味が苦手な方は、「イエーガージンジャー」や「イエーガーオレンジ」など、ジンジャーエールやオレンジジュースで割ると飲みやすく、見た目の変化も楽しめます。

ベイリーズ(BAILEYS) オリジナルアイリッシュクリーム

ベイリーズは1974年に誕生した、歴史あるクリーム系のリキュールです。世界5大ウイスキーのひとつであるアイリッシュウイスキーをベースに、クリーム・カカオ・バニラなどをミックスしています。

甘くまろやかな味わいが楽しめるので、甘党の方にもぴったりです。また、アイリッシュウイスキーを使用しており、ウイスキー好きの方からも人気があります。

氷を少し溶かしながらのロックで飲むとベイリーズならではのコクをより楽しむことが可能。アイスクリームやコーヒーと組み合わせれば、食後のデザートのように楽しめます。「ベイリーズミルク」や「ベイリーズティー」などのカクテルもおすすめです。

ドーバー(Dover) ティー 紅茶 リキュール 濃茶

ダージリンとアッサムを使った紅茶系のリキュールです。時間をかけてエキスを抽出しているため、ダージリンの上品な風味が強く感じられます。お菓子作りなどにも使いやすく、焼き菓子などの香り付けにも使用可能です。

アルコール度数は25%と高く、紅茶リキュールのなかでは比較的濃い味わい。ミルクで割っても紅茶の風味がしっかりと感じられます。また、爽やかな風味が好みの方には、ソーダで割ってレモンを絞った「レモンティーソーダ」もおすすめです。

ジョシィー(Jossie) ティーリキュール アールグレイ

厳選した茶葉をじっくりと漬け込み、香りと風味を丁寧に抽出した紅茶系のリキュール。キャップを開けると、豊かなベルガモットの香りを感じられるのが特徴です。

2016年にはインターナショナル・ワイン&スピリッツコンペティションで最優秀賞を獲得。香りも甘さもしっかり感じられるので、製菓用などにも便利です。

また、ミルクで割って「ジョシーミルク」にすると、最高級茶葉を使っているリキュールならではの豊かな香りが楽しめます。あたたまりたいときには、ハイビスカスティーを組み合わせてホットカクテル「アールグレイルージュ」がおすすめです。

アントン・ライメーシュミット ティフィン ティーリキュール

ドイツの老舗リキュールメーカー「アントン・ライメーシュミット」の紅茶リキュールです。高品質な紅茶リキュールとして評価を受けており、古くからの定番として広く知られています。

原材料には、香り高いヒマラヤ産のダージリン茶葉を使用。しっかりとした味わいが特徴的で、オーソドックスな紅茶の風味が感じられます。味のイメージがしやすく、カクテルのアレンジや製菓用としてもおすすめです。

おすすめの飲み方は、「ティフィン・レモンソーダ」です。ティフィンとソーダを1:3の割合で注ぎ、レモンジュースを小さじ1加えれば完成。アイスレモンティのような爽やかな味わいが楽しめます。

サントリー(SUNTORY) ヨーグリート

ヨーグリートはヨーグルト系のリキュールです。乳製品ならではのコクとヨーグルトの甘味、ほのかな酸味が特徴。青い水玉模様を配置したキュートなボトルデザインにも人気があります。

なめらかな口当たりは、食後のデザートとしてもぴったり。ヨーグリートとオレンジジュースを1:3の比率で組み合わせた「ヨーグリート オレンジ」などがおすすめです。

また、さまざまなドリンクと組み合わせやすく、手軽にカクテルが楽しめます。爽やかなカクテルが好みの方はソーダやジンジャーエールで割ってみてください。