華やかな香りとすっきりした飲み口が魅力の「純米大吟醸」。日本酒特有のエグみが少なく、日本酒に馴染みがない方にも飲みやすいのが特徴です。最近は、国内のみならず海外でも高く評価されています。

今回は、純米大吟醸の選び方とおすすめの製品をご紹介。ワインのような感覚で飲めるモノや、プレゼントに喜ばれるモノまで幅広くピックアップしています。どの銘柄を選ぶべきか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。

純米大吟醸とは?

純米大吟醸の特徴

純米大吟醸とは、米・米麹・水のみを原料として造る日本酒のことです。50%以下の大きさまで磨かれた酒米を10℃以下の低温で発酵させる「吟醸造り」という製法で造られるのが特徴。低温でじっくり醸す過程で、フルーティーな独特の吟醸香が生まれます。

また、クリアな味わいを感じられるのも魅力。口当たりが優しくすっきり飲めるので、日本酒に苦手意識のある方にもおすすめです。

純米大吟醸と大吟醸の違い

純米大吟醸と大吟醸はどちらも低温でじっくり醸される日本酒ですが、使用される原料が異なります。純米大吟醸は米・米麹・水で造られるのに対し、大吟醸には米・米麹・水のほかに醸造アルコールが使われているのが特徴です。

醸造アルコールとは、サトウキビなどを原料にした蒸留酒のこと。雑味を抑えるだけでなく、フルーティーな香りを引き立てる働きがあります。

純米大吟醸と大吟醸のどちらがおいしいと感じるかは、銘柄やひとりひとりの好みによっても異なります。米本来の旨味をしっかりと楽しみたい方や控えめな香りが好きな方は、純米大吟醸から試してみてください。

純米大吟醸の選び方

有名な銘柄から選ぶ

獺祭

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獺祭とは、山口県岩国市にある蔵元「旭酒造」で醸されている日本酒のことです。酒蔵は複数のブランドをもつのが一般的ですが、旭酒造が造る銘柄は獺祭のみ。また、原材料となる酒米も日本酒の王道・山田錦しか使用していません。

旭酒造の最大の特徴は、日本酒の醸造職人である杜氏(もりし)がいないことです。杜氏の技術や知識に頼らなくとも高品質な酒を造れるように、温度やもろみの管理などをすべてデータ化。製造時期によるバラつきが出にくく、安定した味わいを楽しめます。

精米歩合により味わいは異なりますが、獺祭ブランドに共通しているのはすっきりした飲み口。フルーティーな味わいも感じられます。初心者から日本酒好きまで、幅広い層に愛される銘柄です。

十四代

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十四代は、山形県村山市にある蔵元「高木酒造」が造る日本酒です。淡麗辛口の日本酒が好まれていた頃に、香り高くフルーティーな日本酒として登場。甘口の日本酒ブームを巻き起こしたといわれています。 

十四代の生産量には限りがあり、日本酒好きな方からは幻の銘柄と呼ばれているのも特徴のひとつ。特別な日に楽しむのはもちろん、目上の方へのプレゼントにもおすすめの銘柄です。

醸し人九平次

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醸し人九平次とは、老舗蔵元「萬乗醸造」が造る純米大吟醸ブランドのことです。萬乗醸造は以前日本酒の大量生産を行っていましたが、1997年からは少量でも高品質な日本酒を造るよう方針を変更しました。

醸し人九平次は、フルーティーで華やかな香りと上品な酸味を楽しめるのが特徴。吟醸香を存分に楽しむため、ワイングラスで飲むことが推奨されている銘柄です。

久保田

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久保田とは、新潟県の蔵元「朝日酒造」の代表的な銘柄。朝日酒造は「酒造りは米づくりから」を合言葉にしており、酒米に非常にこだわりをもつ蔵元です。

久保田は淡麗辛口に分類される日本酒ですが、フルーティーさや程よい甘さをもつのが特徴。すっきりとした飲み口なのでさまざまな料理と相性がよく、食中酒として人気が高い銘柄です。

お米の種類で選ぶ

山田錦

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国内で100種類以上ある酒米のなかで「酒米の王様」といわれるのが山田錦です。米の中心にある心白が大きいため、精米歩合を高くしても割れにくいのが特徴。雑味のもとになる脂質やタンパク質が少ないので、高級酒造りに適しています。

山田錦を使用した純米大吟醸は、繊細でまろやかさを感じられるのが魅力。日本酒度を上げても米の旨味と甘みを残しやすいのも特徴です。安定した品質の日本酒が作りやすく、多くの蔵元が使用しています。

五百万石

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山田錦と並び人気なのが、米どころ新潟で生まれた五百万石。心白が大きくタンパク質も少ないので、品質が安定しやすい酒米です。米が割れやすいため高精白の日本酒には不向きですが、機械での製麹に適しています。

五百万石で醸した日本酒は、淡麗ですっきりとした味わいになるのが特徴。やや硬めの飲み口なので、甘口の日本酒が苦手な方に好まれる品種です。するめ・焼き魚・漬物など、スタンダードなおつまみとよく合います。

美山錦

美山錦とは、長野県を代表する酒米のひとつ。山田錦・五百万石に続き、全国生産量第3位の酒米として知られています。心白が小さいため精米歩合を上げやすく、純米大吟醸に適した品種です。

美山錦で醸した日本酒は五百万石によく似ており、柔らかな口当たりとすっきりした味わいが特徴。吟醸香は華やかで、バナナやメロンのようなフルーティーな香りを楽しめます。強いインパクトはありませんが、優しい飲み口で飲み飽きにくいのが魅力です。

産地で選ぶ

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純米大吟醸は全国各地で作られていますが、産地によって味わいはさまざま。純米大吟醸の味を左右するのは、原料である米と水です。これらは地域の土壌や気候によって質が異なるため、純米大吟醸の味にも大きな差が生まれます。

例えば、北海道で造られる純米大吟醸は淡麗辛口の銘柄が主流。魚や貝などに合うように造られる銘柄が多く、すっきりとしたのど越しが重視されています。

また、岩手の純米大吟醸は濃醇甘口が主流。上質な水と米で酒造りが行われているため、濃厚な米の旨味を味わえる銘柄が多い傾向にあります。純米大吟醸選びで迷ったときは、各地域の特色を考慮しながら選ぶようにしましょう。

香りで選ぶ

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純米大吟醸を選ぶときは、吟醸香も要チェック。吟醸香とは、発酵の過程で酵母によって生成される香りのこと。「カプロン酸エチル」「酢酸イソアミル」の2種類の成分によって大別されます。

カプロン酸エチルは、リンゴ・ナシ・パイナップルを思わせるみずみずしい香り。フルーティーな香りが非常に華やかで、近年の純米大吟醸に多く使われている成分です。

また、酢酸イソアミルはやや甘みが強いのが特徴。甘いカクテルが好きな方や、日本酒に馴染みのない方におすすめです。

味で選ぶ

日本酒の味を大きく分けると、甘口と辛口の2種類があります。甘口か辛口を判断するには、日本酒度を確認しておきましょう。日本酒度とは、日本酒の甘さや辛さを表す基準のこと。数値がマイナスになるほど甘口になり、プラスになるほど辛口になります。

また、日本酒度のほか、酸度も味に影響するので要チェック。酸度とは日本酒に含まれるコハク酸やリンゴ酸などの酸の量を指しており、酸が多いほど辛さを感じ、少ないほど甘さを感じられます。

純米大吟醸のおすすめ

旭酒造 獺祭 純米大吟醸45

獺祭シリーズのなかでもスタンダードな銘柄です。山田錦を45%まで磨き上げ、雑味がなく透明感のある味わいを実現。甘さと旨味のバランスが優れており、余韻にはアルコールの心地よい苦味が続きます。

吟醸香は、米由来のふくよかな香りとリンゴのジューシーな香り。香りが強すぎないので、刺し身や天ぷらなど繊細な味つけの料理と合わせて飲むのも適しています。価格も比較的リーズナブルのため、初心者にもおすすめの銘柄です。

旭酒造 獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

山田錦を約85時間かけて23%まで磨き上げた、贅沢な純米大吟醸。雑味がとことん排除され、透明感のある口当たりと蜂蜜のような甘みが特徴です。後口はきれいに切れていきつつ、余韻が長く続きます。

洗練された味わいをしっかり味わうには、10℃前後で飲むのがおすすめ。甘みや香りを存分に楽しみたい方は、常温で飲むのも適しています。少量でも満足感が非常に高く、特別な日にゆっくりと楽しみたい銘柄です。

白瀧酒造 上善如水 純米大吟醸

酒造好適米を45%まで磨き上げ、純米大吟醸ならではの華やかな香りを楽しめる銘柄。水の柔らかさと酸味のキレのバランスがよく、すっきりとした口当たりを楽しめます。日本酒度は+2の中口で、クセがほとんどないのも魅力です。

しっかり冷やしてから飲むと味が引き締まり、さらに飲みやすくなるのもポイント。オードブルなど軽めのおつまみから、こってりした料理まで幅広く合わせられます。紺色のボトルデザインがおしゃれで、大切な方へのプレゼントにもおすすめです。

白瀧酒造 湊屋藤助 純米大吟醸

新潟生まれの酒造好適米・仕込み水・酵母を使用し、丁寧に仕込んだ純米大吟醸。米の旨味を凝縮した厚みのある味わいや、奥深いコクを感じるのが魅力です。吟醸香は控えめで品があり、強い香りが苦手な方にも適しています。

おすすめの飲み方は冷酒ですが、常温やぬる燗でもおいしく飲むことが可能。甘さと辛さのバランスが優れており、和食はもちろん洋食とも合わせられる銘柄です。アルコール感が苦手な方や、飲みやすさを重視したい方はチェックしてみてください。

萬乗醸造 醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦50% EAU DU DESI

フランスの三ツ星レストランでも採用され、海外でも高い評価を獲得している純米大吟醸。苦味・甘味・旨味などのバランスがよく、高級ワインを思わせるエレガントな酸が続きます。グレープフルーツやリンゴなどのみずみずしい吟醸香も魅力です。

繊細な旨味を楽しむなら、ワイングラスで飲むのがおすすめ。白身魚や天ぷらなどシンプルな料理と合わせると、素材の旨味がしっかりと引き立ちます。口当たりがさっぱりとして飲みやすいので、日本酒が苦手な方にも適した銘柄です。

平和酒造 紀土 純米大吟醸

メロンを思わせる華やかな香りが魅力の純米大吟醸。山田錦を50%まで磨き上げており、米の柔らかな旨味が口のなかでふんわりと広がります。余韻にはおだやかな酸が残り、すっきりと飲みやすいのも特徴です。

おすすめの飲み方は、しっかりと冷やした冷酒。淡麗の味わいがさらに際立つと同時に、上品な吟醸香を楽しめます。ピンク色のラベルのデザインがかわいらしく、女性へのプレゼントにもおすすめの銘柄です。

高木酒造 十四代 超特選 純米大吟醸 播州山田錦

兵庫県特A地区産の山田錦を35%まで磨き上げ、発酵が盛んなもろみを厳選し醸造した純米大吟醸。さらに、独自の殺菌技術で貯蔵熟成させた贅沢な純米大吟醸です。パイナップルや白桃を思わせる華やかな香りと、山田錦特有の米のまろやかなコクを楽しめます。

箔押しされた高級感のあるデザインも目を引き、お祝いの席や記念日などに楽しむのがおすすめ。希少価値が高く、日本酒好きの方へのプレゼントにも喜ばれるお酒です。

三和酒造 臥龍梅 純米大吟醸 五百万石 45 袋吊り

五百万石を45%まで磨き込み、袋吊りにて仕上げた純米大吟醸。仕込み水は静岡興津川の伏流水を使用し、清流のような透明感があります。日本酒度は+7で酸度は1.4あり、辛口の日本酒が好きな方におすすめです。

メロンを思わせるフルーティーな吟醸香がありますが、香りが強すぎないのも特徴のひとつ。刺し身や魚の煮付けなど繊細な味付けの料理と合わせやすく、毎日の食卓を華やかに演出してくれる銘柄です。

加藤吉平商店 梵 ゴールド無濾過純米大吟醸

-10℃で約1年間熟成させ、出荷の直前に加熱処理し旨さを封じ込めた銘柄。無濾過で淡い黄金のような酒色をしており、日本酒本来の成分や白いおりが含まれています。味わいは非常に柔らかく、濃縮された旨味を楽しめるのが魅力です。

原料米は、兵庫県特A地区で栽培された山田錦を100%使用。和食はもちろん、チーズやバターなどを使った濃厚な料理ともよく合います。国内のみならず、海外の日本酒コンクールでも高く評価されている純米大吟醸です。

遠藤酒造場 彗 39 マックノート 純米大吟醸

長野県産特A美山錦を精米歩合39%まで磨き込んだ純米大吟醸。芳醇でフルーティーな香りと、すっと消える後口が特徴の銘柄です。クリアな味わいと米のほのかな甘みがあり、さまざまな料理と合わせられます。

すっきりとした飲み口を引き立てるには、冷酒で飲むのがおすすめ。吟醸香をじっくり楽しみたい方は、ワイングラスで飲むのが適しています。赤いボトルは特別感があり、プレゼントとしても人気です。

朝日酒造 久保田 純米大吟醸

酒造好適米・五百万石を50%まで磨き、洋梨やメロンを思わせる華やかな香りを生み出した純米大吟醸。久保田らしいキレと程よい甘みのバランスもよく、心地よい余韻が楽しめるのが特徴です。

すっきりとした味わいと淡麗の飲み口で、さまざまな料理と合わせられるのも魅力。しっかりと冷やして飲めば、吟醸香がさらに上品に感じられます。純米大吟醸を気軽に楽しみたい方におすすめの銘柄です。

朝日酒造 久保田 萬寿 純米大吟醸

久保田の最高峰として、多くの日本酒ファンから愛される銘柄。仕込み水には長岡市・朝日の地下水脈を流れる清涼な水を使用しています。華やかで重厚な香りと、旨味・酸味・甘味が調和した味わいが魅力です。

幅広い飲み方を楽しめる銘柄ですが、バランス感を純粋に楽しむなら冷酒がおすすめ。また、刺し身や天ぷらなどシンプルな料理と合わせるのにも適しています。大切な家族や友人へのプレゼントにもおすすめの純米大吟醸です。

車多酒造 天狗舞 山廃純米大吟醸

米の旨味を存分に引き出す、独自の山廃酒母造りで醸された純米大吟醸。低温でじっくり発酵させることで、フルーティーな香り・酸味・キレを造り出しています。

原料米は、兵庫産特Aの山田錦を100%使用。力強いコクとボリューム感があるため、濃厚な料理と合わせられるのも特徴です。あたためると旨味がさらに高まるので、燗酒に適した純米大吟醸を探している方はチェックしてみてください。

鶴正酒造 古都の雫 純米大吟醸

厳選された酒米を49%まで磨き、低温でじっくり発酵させた京都生まれの純米大吟醸。華やかで、果物のような吟醸香とすっきりとした後味が特徴です。

冷やでも燗酒でも楽しめますが、秋から冬にかけてはぬる燗で楽しむのがおすすめ。ふくよかな米の旨味がさらに高まります。価格もリーズナブルなので、毎日でも気軽に飲める純米大吟醸です。

大雪乃蔵 北の誉 純米大吟醸 鰊御殿

米・水・気候に恵まれた北海道旭川市に蔵を構える「大雪乃蔵」が造る純米大吟醸。酒造好適米「吟風」を50%まで磨き上げ、雪解け水で仕込んでいます。ほのかな香りとしっかりとした旨味があり、バランスに優れた銘柄です。

冷酒でも燗酒でも楽しめ、さまざまな料理と合わせられるのも魅力。また、ほんのりとした甘みがあるため、辛口の日本酒が苦手な方にも適しています。純米大吟醸としては価格も比較的手頃で、コストパフォーマンスもよい銘柄です。

秋田酒類製造 高清水 純米大吟醸

15年の月日をかけて開発された酒造好適米「秋田酒こまち」を使用した純米大吟醸。米が割れないよう丁寧に45%まで磨き上げ、秋田流寒仕込みで醸しあげています。上品な旨味とほどよい酸味が複雑に合わさり、口のなかで優しく広がるのが特徴です。

おすすめの飲み方は、常温か冷酒。飲み口が爽やかになり、アルコール感が苦手な方でもすっきりと飲めます。煮魚や刺し身など繊細な味の料理と相性がよく、食中酒に適した銘柄です。

麒麟山酒造 きりんざん ブルーボトル 純米大吟醸

新潟県産の五百万石を100%使用し、香味バランスが非常に優れた銘柄。控えめでキリッと引き締まった果実香とクリアな味わいが特徴で、日本酒の初心者にも飲みやすく造られています。

爽やかな香りを引き立てたい方は、よく冷やしてから飲むのがおすすめ。柔らかな味わいが好きな方は、燗酒で飲んでみてください。淡い青色のオリジナル六角ボトルがおしゃれで、プレゼントにも喜ばれる製品です。

楯の川酒造 楯野川 純米大吟醸 清流

山形県のオリジナル酒造好適米「出羽燦々」を50%まで磨き上げた純米大吟醸。清流という名称の通り、きれいな透明感と軽やかさをコンセプトに造られています。柔らかくみずみずしい果実の香りと、後味のキレのよさが特徴です。

ほどよい酸味があり、和洋食どちらにも合わせられるのも魅力。純米大吟醸としては価格も手頃なので、普段飲みにも適した銘柄です。

大関 十段仕込 純米大吟醸酒

貴腐ワインの日本酒版とも称される、甘さを極めた純米大吟醸。一般的な日本酒は三段仕込みなのに対し、本製品は十段まで仕込み回数を増やしているのが特徴です。酵母の活性を維持する繊細な温度管理のもと、50日間もの日数をかけて醸しています。

本製品の最大の特徴は、上質で奥行きのある甘さ。日本酒度は-30で、とろりとした濃密な甘みを感じられます。

原料には、山田錦のなかでも最高級とされる兵庫県産米を100%使用。40%まで磨き上げた酒米を、熟練の職人が丁寧に仕込んでいます。国内だけでなく海外でも多数の賞を獲得しており、世界中から高く評価される銘柄です。

ほまれ酒造 会津ほまれ純米大吟醸 極 福島県

酒米のブランド力にこだわらず、技術力により高品質な純米大吟醸づくりに挑戦した銘柄。一般の酒造用米をあえて使用することでコストを抑え、リーズナブルな価格を実現しています。フルーティーで気品のある香りと、米のしっかりとした旨味を味わえるのが魅力です。

酒造りを統括する杜氏は、世界的なワインコンクールIWCにおいてチャンピオン・サケの受賞歴をもつ中島一郎氏。リーズナブルながら、杜氏の実力が感じられる純米大吟醸です。

新澤醸造店 伯楽星 純米大吟醸 宮城県産

最高ランクといわれる特A地区東条秋津の山田錦(特上米)を使用した純米大吟醸。自社精米機で29%まで磨き上げ、40日間じっくりと発酵させています。雑味がないクリアな口当たりと、バナナやメロンを思わせる上品な果実香が特徴です。

フィニッシュは香りや甘みがスッと消え、透明感とキレのよさを演出。よく冷やしてから薄口のワイングラスで飲むと、繊細な旨味をしっかりと感じられます。最高峰の酒米を熟練の技術で仕込んでおり、日本酒好きの方へのプレゼントにもおすすめの銘柄です。

男山 純米大吟醸 日本酒 北海道

国内外の酒類コンクールにおいて、多数の受賞歴をもつ銘柄。全国から選りすぐった酒造好適米を38%まで磨き、北海道の中央・大雪山の万年雪を源とする伏流水を使用しています。

淡麗辛口ながら上品な深みがあり、バランスのよさが魅力。日本酒に飲み慣れている方だけでなく、初心者でも非常に飲みやすい純米大吟醸です。

人気酒造 人気一 ゴールド人気純米大吟醸

福島県二本松市に蔵を構える「人気酒造」の代表的な銘柄。辛口ながらほんのりとした甘みもあり、軽快な後味を楽しめるのが特徴です。高級白ワインを思わせる口当たりで、初心者にも飲みやすく造られています。

冷蔵庫でしっかり冷やしてから飲むと、旨味がさらに倍増。香り高い味わいは海外でも評価され、ノーベル賞のフィナーレを飾るパーティー「ノーベルナイトキャップ2012」でも採用されています。味の濃い料理とも相性がよく、食中酒として飲むのに適した純米大吟醸です。

純米大吟醸のおすすめの飲み方

冷酒

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純米大吟醸の魅力は、ふくよかな吟醸香と淡麗な飲み口。この持ち味をしっかり楽しめるのが、10℃前後に冷やした「花冷え」です。華やかな香りがおだやかに立ち上がりつつ、クリアな味わいも楽しめます。

冷やすことでアルコールのニオイも和らぐため、日本酒が苦手な方にもおすすめ。和食など繊細な味付けの料理とも合わせやすいので試してみてください。

燗酒

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一般的には、純米大吟醸は燗酒に不向きな日本酒だといわれています。あたためることで旨味は際立ちますが、香りも飛んでしまうため注意が必要です。

もしあたためる場合は、35℃のひと肌燗や、40℃のかぬる燗で楽しむのがおすすめ。また、純米大吟醸のなかには燗酒向きに造られた銘柄もあるので、燗酒が好きな方はチェックしてみてください。

常温(冷や)

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常温(冷や)とは、約15〜20℃の日本酒のこと。口当たりが非常に柔らかく、日本酒本来の味わいを楽しめます。甘さや辛さだけでなく、酸味や渋味など味の奥行きを感じられる飲み方です。

冬は少し冷たく夏はぬるめになるため、季節によって日本酒の味わいが変化するのも魅力。冷酒よりも香りが際立つため、吟醸香をしっかり楽しみたい方はぜひ試してみてください。