日本を代表するお酒として、世界的にも高い評価を受ける「日本酒」。日本には数多くの酒蔵が存在していますが、なかでも新潟は日本有数の酒どころとして有名です。

新潟は酒造りに適した冷涼な気候に加え、高品質な酒米や美しい水にも恵まれているのが特徴。有名銘柄をはじめ、個性的な銘柄も揃っており、幅広い種類から好みのタイプを選べる点が魅力です。そこで今回は、新潟の日本酒からおすすめ銘柄をご紹介します。

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新潟の日本酒の特徴

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新潟の日本酒の特徴は、すっきりとして後に残らない「淡麗辛口」の味わいと表現されるのが一般的ですが、実は味わいのバリエーションが豊富。地域や酒蔵ごとに違った個性を持っており、幅広い層から親しまれています。

日本酒を生産する地域は、主に中越・下越・上越・佐渡の4つに分けられ、それぞれで酒質の傾向が異なるのがポイント。飲み比べを楽しみながら、地域ごとの個性をじっくり味わうのもおすすめです。

新潟の日本酒の選び方

味の特徴をチェック

辛口

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新潟の日本酒を代表する「淡麗辛口」の味わいを求める方には、辛口の銘柄がおすすめです。すっきりとした口当たりで飲み飽きせず、食事との相性もぴったり。繊細な味わいの和食をはじめ、さまざまな料理とのペアリングを楽しめます。

辛口の日本酒は、主に中越地方や下越地方での生産が盛んです。きれいに香りが開いてぱっと消える酒質は、花火のようなキレのよさとも形容されています。新潟の日本酒ならではの個性を味わいたい方はチェックしてみてください。

甘口

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「淡麗辛口」のイメージが強い新潟の日本酒ですが、なかには甘口の銘柄も存在します。甘口の日本酒はコクと丸みのある味わいで、日本酒初心者の方でも飲みやすく仕上がっているのがポイント。低アルコールタイプの銘柄もラインナップしています。

甘口の日本酒を造る酒蔵はあまり数が多くないものの、上越地方を中心に生産されているのが特徴。お米本来の甘みをストレートに味わいたい方におすすめです。

フルーティー

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辛口・甘口の区別のほか、フルーティーなタイプの日本酒が好みの方であれば、吟醸酒をチェック。吟醸酒とは、精米歩合が60%以下の日本酒を指します。新潟の日本酒にも吟醸酒は多く揃っており、吟醸香と呼ばれる華やかな香りを持っているのが特徴です。

精米歩合が50%以下の日本酒は大吟醸酒といわれ、よりフルーティーで清涼感のある吟醸香を楽しめます。アルコール感が抑えられ、飲みやすく仕上がった酒質は、これから日本酒を飲んでみたい方にもぴったりです。

地域・酒蔵ごとの味わいをチェック

淡麗辛口が魅力的な「中越地方」

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中越地方は、酒蔵が密集している新潟の中心地域です。特に、中央部に位置する長岡市には多くの酒蔵があります。また、日本三大杜氏に数えられる「越後杜氏」を多く輩出した地としても有名です。

「淡麗辛口」ブームの一翼を担ったとされる朝日酒造の「久保田」や、八海醸造の「八海山」など、全国的に流通する銘柄が揃っているのが特徴。新潟の日本酒らしさを味わいたい方は、中越地方の日本酒がおすすめです。

まろやかで甘口が好きなら「上越地方」

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上越地方は、上越・妙高・糸魚川の3市からなる地域で、上杉謙信ゆかりの地としても有名です。毎年10月下旬には、上越市と地元の酒蔵が主催する「越後・謙信SAKEまつり」を開催。全国の日本酒ファンが集まる一大イベントとして知られています。

上越地方には多くの酒蔵があり、多種多様な味わいを楽しめるのが魅力です。新潟の日本酒らしい「淡麗辛口」の酒質とは異なる、まろやかで甘口の銘柄もラインナップ。より幅広い層から親しまれています。

料理に日本酒を合わせたいなら「下越地方」

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下越地方は、土地によって文化や言葉、気候の違いもある広大な地域です。新潟市を中心に、多くの酒蔵が存在します。京都の祇園や東京の新橋と並び、花街の伝統が残っており、現在の美食文化に受け継がれています。

料理とともに地酒を楽しめるよう、すっきりとした辛口の銘柄が揃っているのが特徴。新鮮な刺身や出汁の繊細な味わいと相性がよく、全国の料亭などでも高い評価を受けています。食中酒として日本酒を取り入れたい方におすすめです。

個性的な味わいが特徴的な「佐渡地方」

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佐渡地方は、新潟の西部に位置する自然あふれる島です。酒蔵の数は少ないものの、それぞれの酒蔵でバラエティに富んだ日本酒が造られているので、個性的な味わいを求める方におすすめです。

佐渡島は国の特別天然記念物であるトキが放鳥されていることでも有名。トキが生息するために田畑の農薬や化学肥料を減らすなど、さまざまな取り組みが行われています。

新潟の三大銘柄「越の三梅」をチェック

越乃寒梅

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「越乃寒梅」は、亀田郷で1907年に創業の石本酒造が造る日本酒です。新潟市の中央部に位置する亀田郷は、寒冷な冬の気候に加え、小阿賀野川に囲まれていることから良水にも恵まれているのが特徴。古くから酒造りの好適地とされています。

また、亀田郷は江戸時代より続く梅の名産地としても有名です。冬の厳しい寒さに耐えながら凛と咲く梅の花に由来し、「越乃寒梅」と命名されました。銘柄の種類が豊富で、定番酒のほか、純米酒や吟醸酒も多くラインナップしています。

飲み飽きせず、料理の味わいをしっかり引き立てる酒質は、日々の食中酒や親しい仲間との集いにもおすすめ。吟醸酒は特別なお祝いの日のギフトとしても好まれています。

雪中梅

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「雪中梅」は、上越市で1897年に創業の丸山酒造場が造る日本酒です。味わいは新潟の日本酒の「淡麗辛口」を踏まえ、「淡麗旨口」と表現されており、「雪中梅」特有のきれいな甘口タイプの酒質を形容しています。

現在使用する酒米の約1/3は、契約栽培で調達。生産者と連携しながら、より良質な酒米が収穫できるよう取り組みを進めています。種類が豊富で、普通酒から大吟醸酒までがラインナップ。さまざまなシーンに対応する銘柄が揃っているのが魅力です。

峰乃白梅

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「峰乃白梅」は、新潟市で1624年に創業の峰乃白梅酒造が造る日本酒。長岡市の吉乃川に次いで、新潟で2番目に歴史の古い酒蔵としても有名です。現在では「芳醇旨口」を味わいの軸とした、新たな日本酒造りにも積極的に挑戦しています。

食卓の定番酒をはじめ、純米酒や吟醸酒など、豊富な種類から選べるのが魅力。高級銘柄はギフトにも適しています。また、峰乃白梅酒造では、日本酒初心者の方でも飲みやすい「菱湖」シリーズも展開。やや甘口の日本酒が好みの方におすすめです。

酒米をチェック

山田錦

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「山田錦」は「酒米の王様」とも称される、酒米を代表する品種です。1923年に「山田穂」と「短稈渡船」の交配により誕生。全国で最も多く生産されている酒米であり、生産量の約半数以上が兵庫県で栽培されています。

大粒で高精米に向いており、約8割が心白である点が特徴。大吟醸酒などにも多く用いられています。タンパク質の含有量が少ないため、日本酒に雑味が出にくく吸水性に優れ、もろみにしやすい性質から、より高品質な米麹を生み出せるのが魅力です。

五百万石

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「五百万石」は日本を代表する米どころ、新潟で1938年に誕生した品種です。新潟の気候や風土に合うよう開発された酒米であり、新潟のお米の生産量が5百万石を突破したことをきっかけとして、名付けられました。

「山田錦」と肩を並べ、全国的に知名度が高い品種であり、主に北陸地方で栽培されています。米質はやや硬く溶けにくい性質を持ち、高精米には向かないものの、新潟の日本酒らしい「淡麗辛口」な酒質になりやすいのが特徴です。

越淡麗

「越淡麗」は、「山田錦」と「五百万石」の掛け合わせで育成された品種です。研究開発が始まったのは1989年のことで、新潟県農事試験場において16年もの歳月をかけて誕生。現在は、主に大吟醸酒造りに用いられています。

「山田錦」と「五百万石」それぞれの長所を兼ね備えた米質が特徴で、大粒でタンパク質の含有量が少なく、高精米にも向いているのがポイント。越淡麗を原料にした日本酒は、やわらかくふくらみのある味わいと評価されています。

お土産や贈り物には有名銘柄や飲み比べセットが人気

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日本酒ファンの方へのお土産やギフトには、有名銘柄のほか、さまざまなタイプの味わいを楽しめる飲み比べセットがぴったり。飲み比べセットは酒蔵から公式で販売されることもあり、日本酒をまとめ買いで備えておきたい方にもおすすめです。

飲み比べセットには、酒屋が独自におすすめ銘柄を揃えたセットもラインナップ。有名銘柄を一度に楽しめる点がメリットです。化粧箱入りや名入れ対応したモノなど、ギフトに適したセットを幅広く選べるので、購入前によくチェックしてみましょう。

新潟の日本酒のおすすめ|甘口

峰乃白梅酒造 菱湖 純米吟醸

峰乃白梅酒造 菱湖 純米吟醸

江戸時代後期より活躍した書家であり、「幕末の三筆」の1人にも数えられる、巻菱湖の名を冠した日本酒です。巻菱湖の生誕地でもある、新潟市西蒲区に酒蔵が所在することから名付けられました。

お米の旨みやきれいな甘みを感じる、芳醇旨口の酒質が特徴。口に含むと上品でやさしい香りとほどよい酸味が広がり、キレのよい後味も楽しめます。アルコール度数は16%ながら、アルコール感を抑えたやや甘口の味わいがポイントです。

飲みやすい仕上がりなので、日本酒初心者の方にもおすすめ。辛口の日本酒が得意でない方にもぴったりの1本です。

丸山酒造場 雪中梅 本醸造

丸山酒造場 雪中梅 本醸造

比較的甘口の日本酒が多い新潟の上越地方のなかでも、特に知名度の高い銘柄です。日本酒度は-3.5のほどよい甘口タイプで、酒質はすっきりと淡麗。口当たりはやわらかく、後口を引き締めるほのかな渋味や苦味も調和しているのが特徴です。

原料米には契約栽培米を含む「五百万石」や「山田錦」などを使用。酒蔵の敷地内に所有する、自家井戸の軟水を用いて仕込まれています。飲み頃温度は冷酒か常温がおすすめ。肌寒い日には、軽く燗を付けてもおいしく飲めます。

青木酒造 鶴齢 純米吟醸

青木酒造 鶴齢 純米吟醸

新潟の南魚沼市で創業300年以上となる、青木酒造の歴史が凝縮された日本酒です。お米本来の旨みを重視しつつ、軽やかな飲み口に仕上げた飲み飽きしない純米吟醸酒。ほのかな香りと、やさしくふくよかな味わいがマッチした1本です。

原料米には「越淡麗」を全量使用。仕込み水には、新潟・群馬の2県にまたがり、日本百名山のひとつにも数えられる巻機山の伏流水を使用しています。キレがよく淡麗な酒質ながら、ほどよく甘口の仕上がりは、塩や醤油を用いた味付けの料理とも好相性です。

菊水酒造 菊水の淡麗甘口 四段仕込

菊水酒造 菊水の淡麗甘口 四段仕込

ひと手間かけて醸すことで、上品なキレを兼ね備えたやさしい甘みを実現した新潟の日本酒。一般的な三段仕込み製法ではなく、しぼる前のもろみに甘みを付けるためにさらに蒸米の工程を加えた、「四段仕込み製法」を採用しているのが特徴です。

火入れはしぼった後にのみ行い、瓶詰め時には加熱処理をしない「非加熱充填」を採用しているのもポイント。ほどよく熟れた果実のようなフレッシュさに加え、ジューシーな旨みも味わえます。

すっきりとした飲み口でほどよく甘口の淡麗な酒質は、濃いめの味付けの料理との相性がぴったり。豚の角煮など、こってりとした料理とのペアリングを楽しめます。飲み頃温度は冷酒か常温、ぬる燗もおすすめ。ロックでもおいしく飲めます。

吉乃川 純米酒 PAIR

吉乃川 純米酒 PAIR

新潟で現存最古とされる酒蔵、吉乃川で造られる低アルコールタイプの日本酒です。創業は1548年で、越後国を代表する大名である、上杉謙信が活躍した戦国時代より酒造りを行っていると伝えられています。

原料米に加え、米麹造りにも新潟産米のみを使用。アルコール度数は12%で、日本酒度は-14.0の甘口タイプです。果実のような軽快な香りに、お米のやさしい旨みとさわやかな酸味が際立ち、すっきりと飲めます。

飲み方は冷酒や常温のほか、ぬる燗もおすすめ。「PAIR」の名にもあるように、その日の料理だけでなくそのときの場所や人など、さまざまな「つながり」を楽しめる1本です。

天領盃酒造 純米吟醸 低アルコール原酒

天領盃酒造 純米吟醸 低アルコール原酒

新潟の佐渡島で、若い蔵元が醸すこだわりの日本酒です。2018年3月、後継者不在で廃業が危ぶまれた天領盃酒造を、当時24歳だった現代表の加登仙一氏が事業承継。全国最年少の蔵元の登場は、業界でも注目を浴びました。

バラエティに富んだ味わいの銘柄を生み出すなか、創業当時から引き継ぐ伝統銘柄である「天領盃」シリーズもリブランディングして刷新。本銘柄はするすると飲める甘口タイプに仕上がっており、食中酒にもおすすめの酒質が特徴です。

白ブドウやラムネを思わせるさわやかな香りを持ち、口に含むとほどよいボリューム感の甘みがやさしく広がります。アルコール度数は12.5%と低めなので、日本酒初心者の方でも抵抗なく飲みやすいのがポイントです。

竹田酒造店 かたふね はなじかん

竹田酒造店 かたふね はなじかん

甘口の日本酒ファンから高評価を得る竹田酒造店の「かたふね」シリーズのなかでも、特に濃醇でコク深い甘みを楽しめる銘柄です。アルコール度数は12%と低めで、日本酒度は-50と、新潟の日本酒では数が少ない超甘口タイプに仕上がっています。

封印シールには「金曜日、午後9時45分のお酒」と記載されており、ラベルデザインにも9時45分を指すシンプルなアナログ時計のデザインを採用。心を解きほぐすようなやさしい味わいは、1日の終わりのリラックスタイムにぴったりです。

国内最大規模の日本酒コンテスト「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」では、2021年度に最高金賞を受賞。冷蔵庫でしっかり冷やして、ワイングラスで飲むのがおすすめです。

玉川酒造 にごり酒 守門の雪

玉川酒造 にごり酒 守門の雪

新潟のなかでも日本一の豪雪地として知られる、魚沼市旧守門村で造られる日本酒です。甘口タイプのにごり酒で、守門村にしんしんと降り積もる雪を表現。きめ細かくやわらかいオリが入った、すっきりと口当たりのよい酒質に仕上がっています。

アルコール度数は18.5度と高いものの、日本酒度は₋25.0と低く、アルコール感が抑えられているのが特徴。よく振って白いオリを絡めて飲んだり、上澄みだけを飲んだりと、好みのスタイルで楽しめます。

ぬる燗や熱燗がおすすめの飲み頃温度。低アルコールで楽しみたい方や、よりさわやかに飲みたい方には、サイダー割りもおすすめです。

柏露酒造 発泡純米清酒 柏露花火

柏露酒造 発泡純米清酒 柏露花火

日本酒初心者の方でも気軽に楽しめるよう低アルコールで仕上げた、スパークリングタイプの新潟の日本酒です。長岡市で開催される日本三大花火のひとつ「長岡花火」にちなみ、花火のように弾けるおいしさをイメージして名付けられました。

口に含むと瓶内二次発酵による天然の発酵炭酸ガスがしゅわっと心地よく、純米酒ならではのお米の旨みや酸味が広がります。アルコール度数は8%と低く抑えられているのに加え、日本酒度は-60の超甘口タイプと、飲みやすさを追求した酒質です。

日々の食中酒やリラックスタイムなど、さまざまなシーンでカジュアルに楽しめるほか、特別な日の乾杯酒にもぴったり。きりっと冷やして冷酒で飲むか、ロックで飲むのもおすすめです。

新潟の日本酒のおすすめ|辛口

朝日酒造 久保田 千寿 吟醸

朝日酒造 久保田 千寿 吟醸

全国で広く流通する新潟の日本酒の人気ブランド、「久保田」の原点とされる銘柄です。日本人のワークスタイルが肉体労働から知的労働へと移り変わる姿を見て、酒造りを根本から改善。新たに「淡麗辛口」の酒質を志向し、1985年に誕生しました。

香りはおだやかで、口に含むとお米本来の旨みや酸味に加え、ほのかな甘みも余韻に残る味わいが特徴。キレがよくすっきりとした飲み口は料理の邪魔をせず、四季折々の食材の風味をしっかり引き立てます。

飲み方は常温をはじめ、冷酒やぬる燗とも好相性。刺身や焼き枝豆などのあっさりとした料理のほか、鰻のかば焼きや牛すじ煮込みなど、こってりとした料理とのペアリングもおすすめです。

八海醸造 清酒 八海山

八海醸造 清酒 八海山

「いい酒をより多くの人に」をコンセプトに生まれた新潟の日本酒です。普通酒ながら、吟醸酒にも迫るほどの高精米が人気のポイント。精米歩合は60%で、長期低温発酵によりゆっくりていねいに造られています。

原料米には主に「五百万石」を使用しており、仕込み水には、霊峰・八海山の伝説の伏流水ともいわれる「雷電様の清水」をぜいたくに使用。原料や製法ともにこだわった酒質は淡麗ながら深みがあり、きれいで飲み飽きしない酒質に仕上がっています。

飲み頃温度は冷酒や常温のほか、寒い時期は燗酒もおすすめ。ぬる燗や熱燗など、さまざまな温度帯で楽しめる点が魅力です。日々の食事のおともに、リーズナブルでおいしい日本酒を求める方はチェックしてみてください。

八海醸造 大吟醸 八海山

八海醸造 大吟醸 八海山

磨き抜かれた蔵人の酒造りの技が活きる新潟の日本酒です。原料米には厳選された「山田錦」と「五百万石」を使用。精米歩合は45%まで磨き上げ、手造りの麹と霊峰・八海山の名水「雷電様の清水」を仕込み水に用いて醸されます。

口に含むと繊細でまろやかな味わいと上品な甘みがほのかに広がり、誰にとっても飲みやすい仕上がり。料理の邪魔をしない酒質のため、食中酒を求める方にもおすすめの1本です。

石本酒造 越乃寒梅 白ラベル

石本酒造 越乃寒梅 白ラベル

地元新潟で「日々に寄り添うお酒」として長く親しまれる日本酒です。いつもの晩酌の定番酒であるからこそ、飲み飽きせず料理を引き立て、次の日に残らない酒質を目指し誕生。上品な香りとさわやかな飲み口に加え、しっかりと力強い旨みも余韻に残ります。

原料米には新潟産の「五百万石」のほか、酒造好適米を全量使用。精米歩合は吟醸酒クラスの58%まで磨き上げられています。普通酒ながら高級銘柄と同じ志を持ち、ていねいに仕込まれているのが魅力です。

常温で飲めばお米のクリーミーなニュアンスがより上品に感じられ、燗酒で飲めばコク深さをじっくり味わえます。ドライさを求める方には、冷酒もおすすめ。海鮮料理のほか、肉料理とのペアリングも楽しめます。

峰乃白梅酒造 峰乃白梅 純米

峰乃白梅酒造 峰乃白梅 純米

万能食中酒として、幅広いジャンルの料理と相性のよい新潟の日本酒です。口に含むとすっきりとした酸味が広がり、のどごしもさわやか。余韻に残るほのかな甘みがバランスを生み出し、飲み飽きしない「淡麗辛口」の酒質を実現しています。

イギリス・ロンドンで開催される高い影響力を持つワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」でも入賞実績があるなど、品質は世界でも認められる本格派。冷酒や常温、ぬる燗や上燗など、好みの温度帯で楽しめる点もおすすめです。

峰乃白梅酒造 峰乃白梅 純米大吟醸原酒 瑠璃

峰乃白梅酒造 峰乃白梅 純米大吟醸原酒 瑠璃

蔵人の熟練の技術を結集させ、長期低温仕込みで醸した新潟の日本酒です。原料米には兵庫産の「山田錦」を全量使用し、精米歩合は35%まで磨き上げています。純米酒ならではの芳醇なコク深さと、バランスのよい風味が特徴です。

飲み頃温度は5~10℃の冷酒がおすすめ。常温でもおいしく飲めます。食中酒として取り入れるほか、リラックスタイムにじっくり味わいたい方にもぴったりの1本です。

麒麟山酒造 麒麟山 超辛口

麒麟山酒造 麒麟山 超辛口

心地よい旨みから少しずつ辛さがふくらむ、「究極の淡麗酒」とも謳われる日本酒です。銘柄にも「超辛口」とあるように、日本酒度は+12.0の辛口タイプ。すっきりとしたキレ味を重視して日本酒を選びたい方におすすめです。

原料米には新潟の下越地方、奥阿賀産の「たかね錦」や「こしいぶき」を使用。仕込み水には、麒麟山の麓を流れる常浪川の超軟水を使用しています。飲み方は55℃あたりまで燗を付ける飛び切り燗をはじめ、常温や冷酒もおすすめです。

菊水酒造 菊水の辛口

菊水酒造 菊水の辛口

「食事とともに味わう酒」として設計された新潟の日本酒です。冴えた辛さのなかにしっかりとした旨みがあり、すっきりと飲めるのがポイント。あっさりとした料理はおだやかにまとめ、濃いめの味付けの料理はより風味を引き立てます。

原料米には良質な新潟産米を全量使用。精米歩合をあえて70%に留めることで、お米本来の香味を余すことなく活かしています。瓶詰め時に加熱処理をしない「非加熱充填」を採用しており、新鮮で華やかな香りをあわせ持っているのも特徴です。

飲み方は冷酒や常温、ぬる燗など、幅広い温度帯で楽しめます。また、グラスに氷を浮かべてロックで飲むのもおすすめ。オールシーズンでおいしく飲める1本です。

白瀧酒造 上善如水 純米吟醸

白瀧酒造 上善如水 純米吟醸

やわらかい口当たりと、透明感のあるすっきりとした味わいを楽しめる新潟の日本酒です。日本酒度は+4.0のやや辛口タイプながら、華やかな吟醸香が際立つ軽快な酒質で、辛口の日本酒が得意でない方にとっても飲みやすく仕上がっています。

白瀧酒造の地元である越後湯沢は、日本有数の雪国としても有名。冬の間に降り積もった雪はやがて雪解け水となり、「上善如水」の仕込み水として使用されます。軽やかでやわらかく、ほのかな甘みもあるような、豊かな水の表情を感じられる1本です。

飲み方はきりっと冷やした冷酒がおすすめ。食中酒としても相性がよく、和食や洋食などを問わず、さまざまな料理とマッチします。飲みやすさでも人気の銘柄のため、これから日本酒を飲んでみたい方へのギフトにもぴったりです。

尾畑酒造 真野鶴 辛口純米酒

尾畑酒造 真野鶴 辛口純米酒

日本有数の辛口の銘柄として知られる新潟の日本酒です。日本酒度は+15以上と高いので、日本酒ファンのなかでも、特に辛口通の方におすすめ。佐渡地方ならではの個性をじっくりと堪能したい方にもぴったりの1本です。

極めて辛口タイプながら、口に含むとお米のやわらかさを感じるさわやかな仕上がりが特徴。料理の邪魔をせず、飲み飽きしない酒質が魅力です。飲み方はさまざまな温度帯に対応していますが、繊細な風味が際立つぬる燗や常温が適しています。

新潟の日本酒のおすすめ|フルーティー

朝日酒造 久保田 萬寿 純米大吟醸

朝日酒造 久保田 萬寿 純米大吟醸

深みのある味わいと香りの調和を追求して生まれた日本酒です。新潟の日本酒を代表するブランド「久保田」のプレミアムラインとして人気の1本。誕生日や記念日などの特別なお祝いの日や、大切な人や上司へのギフトに使われることが多い高級銘柄です。

口に含むとフルーティーかつ重厚感のある香りに加え、コク深さや上品な甘みが広がります。複雑な味わいながら、キレのある後味ですっきりと飲めるのがポイント。飲み頃温度は冷酒や常温ですが、燗を付ける場合はぬる燗が適しています。

食中酒として飲む際は、繊細な旨みを引き出した料理とのペアリングがぴったり。魚介の天ぷらや鯛めし、ささみのしそ味噌焼きなどがおすすめです。

朝日酒造 朝日山 純米大吟醸 越淡麗

朝日酒造 朝日山 純米大吟醸 越淡麗

明治半ばに誕生して以来、品質に重きを置いた酒造りを貫き、酒どころ新潟で長年親しまれる日本酒です。原料米には「越淡麗」を使用し、長岡地域の豊かな自然から得た清冽な水で醸した純米大吟醸酒。フルーティーな香りと、ふくらむ芳醇な旨みが特徴です。

日本酒度は+3.0のやや辛口タイプで、後味にキレがありすっきりと飲めるのがポイント。料理の邪魔をしない味わいで、さまざまなジャンルの料理とのペアリングを楽しめます。飲み方は香りが華やかに開く冷酒をはじめ、常温やぬる燗もおすすめです。

石本酒造 越乃寒梅 超特撰 大吟醸

石本酒造 越乃寒梅 超特撰 大吟醸

新潟の銘酒「越乃寒梅」の最高峰として知られる銘柄です。原料米には兵庫産の「山田錦」を全量使用。精米歩合はぜいたくに30%まで磨き上げ、石本酒造の酒造りの技を尽くして醸した大吟醸酒を、1℃の低温の環境下で約2年間長期熟成させて造られます。

香りはフルーティーでさわやかな印象を持ち、口に含むとまろやかな甘みと華やかな風味が広がり、エレガントな余韻が長く続く味わい。海鮮料理と相性がよく、タコのしゃぶしゃぶや車海老の天ぷら、イカの刺身などとのペアリングを楽しめます。

幅広い温度帯でおいしく飲めるのも魅力。10℃前後の冷酒で飲む場合は、ワイングラスで飲むのがおすすめです。大吟醸タイプの日本酒ながら、ぬる燗と相性がよいのもポイント。しっかりした旨みに加え、すっと消えていく余韻も感じられます。

竹田酒造店 大吟醸 雪舟

竹田酒造店 大吟醸 雪舟

新潟の日本酒らしい「淡麗辛口」の味わいはそのままに、フルーティーさが際立った銘柄です。アルコール度数は17%と高めですが、日本酒度は-3.0とやや甘口タイプの酒質が特徴。アルコール感が苦手な方や、日本酒初心者の方でも飲みやすく仕上がっています。

飲み方は冷酒か常温がおすすめ。5℃あたりまできりっと冷やしてもおいしく飲めます。食事と合わせる場合は、白身魚のムースや穴子の白焼きなど、淡白な味わいの料理と好相性です。

越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸

越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸

清酒酵母ではなく、珍しいワイン酵母で醸した新潟の日本酒です。フルーティーで甘い香りとフレッシュな風味は、ワインファンの方にもぴったりの1本。日本酒度は-32.0と低いため、甘口の日本酒が好みの方にもおすすめです。

原料米には「山田錦」と「五百万石」に加え、「こしいぶき」も使用。濃厚な甘みがありながら酸味の効いた味わいは食事とも相性がよく、現代の和食にも合う日本酒として人気です。アルコール度数は12%と低めなので、アルコール感を気にせず楽しめます。

高野酒造 名入れ 飲み比べセット

高野酒造 名入れ 飲み比べセット

高野酒造を代表する人気銘柄が詰め合わせになった、さまざまなシーンで使えるギフトセットです。容量はそれぞれ300mlの飲み切りサイズを採用。新潟の日本酒を飲み比べてみたい方にもおすすめです。

セットのラインナップは「越路吹雪 純米大吟醸」「大地悠々 大吟醸」「越路吹雪 吟醸酒」「越路吹雪 純米酒70」「越乃銀紋 白露」の5本。「越路吹雪 純米大吟醸」のみ名入れラベルにも対応しています。

フルーティーな吟醸酒を中心に、純米酒と普通酒が揃っているため、料理とのペアリングの幅が広がる点も魅力です。

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