アルコールは控えているけれど、どうしても日本酒を楽しみたい方に人気の「ノンアルコール日本酒」。アルコールを含みませんが、本物の日本酒かと思ってしまうような、華やかな香りや甘さがあります。
今回は、おすすめのノンアルコール日本酒をご紹介。番外編として、飲み方や10度以下の低アルコール日本酒も解説します。ノンアルコール日本酒を選ぶときの参考にしてみてください。
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ノンアルコールの日本酒とは?
ノンアルコール飲料は、アルコール度数0.00%で、酒類に似た味わいとなっています。満20歳以上の成人が飲むことを想定・推奨している商品です。さまざまな酒造メーカーから販売されています。
飲酒運転の防止や休肝日を作りたい方だけでなく、食事と一緒に楽しみたい方にもおすすめの商品です。特別な日の1杯や、日々の晩酌のおともとして活用できます。
ノンアルコール日本酒は、通常の日本酒と同じ発酵過程を経て作られるモノや、旨味や香り、苦味などの成分を調整して、味を調えているモノがあるのが特徴です。どれもメーカーのこだわりが詰まっており、日本酒の初心者から愛好者まで高い人気があります。
ノンアルコールの日本酒のおすすめ
月桂冠 スペシャルフリー
大吟醸酒を思わせるノンアルコールの日本酒です。通常の日本酒醸造に使用する米や米麹を一切使わず、糖質ゼロを実現しています。アミノ酸を配合し、甘味や旨味をプラスしたコクのある味わいが魅力。アルコールや糖質を抑え、日本酒の味わいを楽しめます。
冷酒で楽しむほか、炭酸水や果汁を加えてカクテル風にアレンジするのもおすすめ。やさしい甘さがあり、甘口の日本酒が好きな方に向いています。同じシリーズに辛口の商品もあり、お好みに合わせて使い分けできるのもポイントです。
・1本
・12本セット
福光屋 零の雫
石川県金沢市で最も古い酒造メーカーが製造した、ノンアルコールの日本酒です。原材料は米と米麹のみ。金沢の霊峰白山の湧き水を仕込み水に使用しています。香料や着色料、保存料は使用せず、米本来の旨味を活かした自然なおいしさを追求。ナチュラル志向の方にもおすすめです。
主原料となる米は国産の契約栽培米100%にこだわり、メーカー独自のトリプルゼロ醗酵で製造。冷酒から熱燗まで幅広く楽しめるのも魅力です。刺身や寿司といった和食と合わせるのがおすすめです。
・1本
・12本セット
白鶴酒造(HAKUTSURU SAKE BREWING) 白鶴 吟零 スパークリング
すっきりとした大吟醸テイストのノンアルコール日本酒です。パイナップルを想わせる華やかでジューシーな吟醸香を再現したこだわりの銘柄。爽快感を楽しめるスパークリングタイプで、グラスに注げば、炭酸の泡とともに弾ける芳醇な香りを堪能できます。
控えめの甘さと、後口に感じるキレのよさは、刺身・焼肉・鍋などさまざまな食事と相性がよく日々の食中酒代わりにぴったり。人工甘味料不使用かつグルテンフリーで、100mlあたり約8kcalと低カロリーなノンアルコール日本酒です。
・6本セット
・12本セット
ノンアルコールの日本酒のおすすめの飲み方
ノンアルコール日本酒はアルコールを含まないため、お酒が進んできたときのチェイサーとしても使えます。そのまま飲む以外には、ノンアルコールカクテルである「モクテル」の材料としても使い勝手がよく、さまざまなアレンジが楽しめるのも魅力です。
氷とライム果汁を入れたサムライロック風やローズヒップティーと合わせてティーフレーバーのモクテルを楽しむなど、アレンジが可能。お好みでシロップを足すのもおすすめです。
番外編|低アルコールの日本酒のおすすめ
一ノ蔵(ICHINOKURA) ひめぜん
宮城の日本酒蔵「一ノ蔵」がアルコール分約8%で仕立てた低アルコールの日本酒です。グラスに注ぐと立ち上がるのは、すだちやかぼすなどの柑橘果実を想わせるさわやかな香り。口に含めば、ジューシーかつフルーティーな甘酸っぱさが心地よく広がります。
軽やかで飲みやすい極甘口タイプなので、日本酒初心者の方や日本酒の辛味が苦手な方にもぴったり。冷酒やお燗でシンプルに味わうほか、好みのソフトドリンクやお酒などをミックスしたオリジナルカクテルを楽しむのもおすすめです。
富久錦(FUKUNISHIKI SAKE BREWING) 純米 Fu.
甘口白ワインを想わせるさわやかな低アルコール日本酒。純米酒のみを造る兵庫県の純米蔵「富久錦」が、地元加西市産のキヌヒカリを原料米に用い、酒造りの伝統製法で丹念に仕込んだフルーティーな1本です。
口中へ広がるのは、パイナップルのような甘みとアンズのような酸味が豊かに折り重なるバランスの取れた味わい。アルコール度数8〜8.9%の軽やかな口当たりで飲みやすいのもおすすめポイントです。キリリと冷やしてワイングラスに注ぎ、ぜひ、軽めの洋食と合わせてカジュアルに堪能してみてください。
・1本
・2本セット
川鶴酒造(Kawatsuru sake brewing) 讃岐くらうでぃ
アルコール度数6%の低アルコール日本酒です。造り手は、1891年に創業した香川の老舗蔵元「川鶴酒造」。通常の3倍の麹を使用して、フルーティーな吟醸香と、乳酸菌飲料のような甘酸っぱい味わいを引き出したこだわりの銘柄です。
澱(おり)をたっぷりと含むクリーミーなにごり酒に仕立てられており、飲みやすさとともに飲みごたえを堪能できるのも魅力。シンプルにロックスタイルで、香川名物の骨付鳥や、から揚げ、焼き鳥などのジューシーな肉料理と合わせて楽しむのがおすすめです。
月の桂(TSUKINO KATSURA) 抱腹絶倒 500ml
フルーティーな味わいを好む方におすすめの低アルコール日本酒です。口中を心地よく満たす、ほのかな甘みと果実のようなフレッシュな酸味を楽しめるのがポイント。しっかりと冷やせば、なめらかな丸みをシャープな酸味が引き締める一層バランスのとれた香味を堪能できます。
アルコール度数は約8%。ワイングラスでの乾杯シーンにもぴったりです。
酒井酒造 発泡純米酒 ねね 300ml
山口県岩国市の老舗蔵元「酒井酒造」が醸す低アルコールの日本酒。山口県産の米を使用した、上質なスパークリング純米酒です。
グラスに注ぐと立ち上がる、きめ細やかな炭酸の泡とフルーティーな香りが魅力的。口に含めば、ドライフルーツやマスカットを連想させるやさしい甘みとさわやかな酸味が、なめらかかつ軽やかに広がります。
アルコール度数が約5%と低めなので、日本酒初心者の方やアルコールの強い刺激が苦手な方にもおすすめ。しっかりと冷やしたストレートで楽しんでみてください。
日本盛(Nihonsakari) JAPAN SODA 180mlボトル缶 180ml
スパークリングタイプの低アルコール日本酒です。弾ける泡とともに広がる、華やかな香りとほのかな甘みに、すっきりとした後口が特徴。揚げ物や焼肉、イタリアン、中華など幅広い食事と相性がよい、日々の食中酒にぴったりの1本です。
アルコール度数約7%の軽やかな飲み口で、気軽に味わえるのもおすすめポイント。約180m缶入りの飲みきりサイズは、家飲み用にはもちろん、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでも活躍します。
日本酒をカジュアルに楽しみたい方や、甘さ控えめの銘柄を求めている方などは、ぜひチェックしてみてください。
一ノ蔵(ICHINOKURA) 花めくすず音
特別な日のお酒にぴったりの低アルコール日本酒です。人気の発泡清酒「すず音」に、宮城県大崎産の黒豆と紫黒米の天然色素を加えて仕立てた、淡いピンクの液色が美しく映える1本。パーティーなどのお祝いの席へ取り入れれば、テーブルを華やかに彩れます。
アルコール度数約4.5%の軽やかさに、瓶内二次発酵によるきめ細やかな発泡感も魅力。口に含めば、やわらかな含み香を感じられ、ブルーベリーを想わせるジューシーな甘酸っぱさが豊かにふくらみます。
なめらかなで上品な飲み口は、乾杯酒にも、デザートと合わせる食後酒にもおすすめ。ストレートで飲むのはもちろん、イチゴやイチゴのピューレを加えてアレンジすると、華やかなピンク色が一層引き立つおしゃれカクテルも楽しめます。
ノンアルコール日本酒は、車の運転が必要な方やお酒を控えたい方も気兼ねなく飲める日本酒です。メーカーが工夫を凝らして製造しているため、米の旨味や甘味を感じる本格的な味わいが楽しめます。そのまま飲む以外にも、さまざまなアレンジを加えるのもおすすめ。シーンに合わせてぴったりの1本を探してみてください。