飲みやすく、さまざまな料理にマッチする白ワイン。なかでも辛口のものは、よく冷やして食前酒として味わったり、イタリアンや和食と合わせたりできるため人気です。
今回は、おいしい辛口の白ワインをより楽しむために、味の違いや選び方について解説します。また、数あるなかからおすすめの辛口ワインをご紹介。好みに合った1本を選んでみてください。
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白ワインの辛口と甘口の違い
辛口と甘口のワインを決めるポイントは、「ぶどうの発酵がどれだけ進んだか」です。ぶどうの実を発酵させると、中に含まれる糖分がアルコールへと変化し、糖度が下がっていくため、短時間発酵したものは甘口、長時間発酵させたものは辛口になります。
発酵が進めば進むほど、アルコール度数も増加。そのため、辛口のものは甘口に比べてアルコール度数が高いものが多い傾向にあり、薄く上品な色合いと、酸味が強くキレのある味わいになります。
すっきりした辛口の白ワインには、鶏肉や豚肉、白身魚などを使った料理がぴったり。甘口の白ワインは、軽めの肉料理などのほか、和食ともよく合います。甘口のなかでもフルーティーな風味のものは、デザートと合わせるのもおすすめです。
辛口白ワインの選び方
ぶどうの品種で選ぶ
シャルドネ
シャルドネはフランス原産の、白ワイン用の原料として代表的なぶどう品種。さまざまな環境で強く育つため、世界中で栽培されていますが、育った環境によって味わいが違うのが特徴です。
冷涼な土地で育ったシャルドネは酸味が際立っており、すっきりと上品な味わいで、香りはリンゴに似ています。対して、温暖な土地で育ったシャルドネはまろやかで濃厚な風味。パイナップルのような、熟した果実の香りがします。
ソーヴィニヨン・ブラン
ソーヴィニヨン・ブランは、フランスのロワール地方やボルドー地方、ニュージーランドを中心に、世界中で栽培されている白ワイン用の品種です。
ソーヴィニヨン・ブランの特徴は、青々しい草のような独特の風味。熟成が進んでいない実は青臭い味や香りが強いですが、熟すにつれて青臭さは減り、トロピカルな風味へと変化します。
ハーブやグレープフルーツにも似たすっきりとした酸味や爽やかな香り、ほろ苦さはクセになる味わい。その独特の風味を活かすために、単一品種のみでワインが造られることの多い品種です。
リースリング
リースリングは、ドイツが原産の白ワイン用品種です。冷涼な土地で育つため、キリッと酸味が強いのが最大の特徴。酸味だけでなく、ほのかな甘みも感じられます。
その繊細な風味を活かすため、リースリングを原料とするワインは比較的アルコール度数が低め。ワイン初心者の方や、あまりお酒が得意でない方でも比較的飲みやすいのでおすすめです。
甲州
甲州は、日本で広く栽培されている白ワイン用品種です。湿気の多い日本の気候でもよく育ち、病気にもかかりにくい強い品種。糖度はヨーロッパの品種に比べると低めで、日本で採れる柑橘類や梨のようなフルーティーな香りと、甘酒を思わせる優しくまろやかな甘みが特徴です。
アルコール度数も低めで、後味にかすかな苦みや渋みを感じられるのも魅力。醸造方法にもよりますが、すっきりとまろやかな辛口ワインに仕上げるのが最近の主流です。
ピノ・グリ(ピノ・グリージョ)
ピノ・グリは、ピノ・ノワールという品種が突然変異を起こして生まれた白ワイン用品種。白ぶどうに分類されますが、果皮の色がほかの品種のような淡い黄緑色でなく、灰色だったり濃紺色だったりするのが特徴です。
そのため、できあがったワインの色も比較的濃いめの黄色になります。辛口ながらもフルーティーでコクがあり、白ワインのなかではしっかりとした味わいが特徴です。
肉料理やチーズなど、こってりした料理に合わせたい方はチェックしてみてください。
コルテーゼ
コルテーゼは、イタリアのピエモンテ州の南東部で栽培されている白ワイン用のぶどう品種。ピエモンテ州の湿度が低い気候と粘土質の痩せた土壌がコルテーゼの栽培に適しており、成熟したぶどうが育ちます。
コルテーゼから造られるワインは、柑橘系のフレッシュな香りが特徴。口にするとしっかりした酸味が感じられます。ミネラル感あふれる爽やかな味わいで、デイリーワインとしてさまざまな食事に合わせやすいのも魅力。ピエモンテ州の郷土料理として知られる「バーニャカウダ」と好相性です。
ピエモンテ州で製造されるワインとして有名なのが、格付け最高ランクDOCGの「ガヴィ」。コルテーゼ100%の単一品種でワインを造ることが義務付けられおり、シンプルな味わいのものや複雑で優美な味わいがするものまで種類も豊富に揃っています。
ガルガーネガ
イタリア北部のヴェネト州で広く栽培されているガルガーネガ種。果皮が厚くてしっかりした果実味があり、古くから高貴なぶどう品種として栽培されています。
完熟した上質なガルガーネガから造られる白ワインは、パイナップルや洋ナシなどの爽やかな香りを感じられるのが特徴。柔らかい酸味があるフルーティーな味わいで飲みやすいのが魅力です。イタリアの格付け最高ランクに昇格した白ワインも多数あり、多くのワイン愛好家に親しまれています。
産地で選ぶ
個性豊かなイタリアの辛口ワイン
南北に長く伸びるイタリア半島は日照量が多く温暖なため、ぶどう栽培に恵まれた環境があります。ワイン栽培に適したイタリアには全土に産地があり、ワインの生産量も世界1位です。イタリアワインは産地によってぶどうの栽培方法や品種が異なるので、個性豊かなワインが多数揃っています。
イタリアの代表的な産地は「アスティ・スプマンテ」で有名なピエモンテ州、人気の「ソアーヴェ」を製造するヴェネト州、「キャンティ」の生産地であるトスカーナ州などがあります。それぞれの州のなかでもいくつかの地区があり、味わいの異なるワインを製造しているのが特徴です。
イタリアワインの格付けには3段階あり、最高ランクが「DOCG(統制保証原産地呼称ワイン)」で、それに次ぐ上級ワインが「DOC(統制原産地呼称ワイン)」。「IGT(地域特性表示ワイン)」と続き、いずも厳しい規制が設けられています。
有名な銘柄が多いフランスの辛口ワイン
フランスは、イタリアに次いで世界2位のワイン生産量を誇ります。国土のいたるところにワインの産地があり、そのなかで最も有名な産地が「ボルドー」と「ブルゴーニュ」。ボルドーは赤ワイン、ブルゴーニュは単一のぶどう品種のみのワインの産地として有名です。
そのほかにも、ロワール、アルザスなど多数の有名生産地があり、それぞれ異なる味わいや特徴が楽しめるのもフランスワインの醍醐味のひとつです。
フランスでは「AOC」と呼ばれる、ワインの基準を定めた独自の法律があるため、どの産地のワインでも水準が高く、安定した品質が保たれています。
生産量が多いドイツの辛口ワイン
ドイツのワインは、生産されるほとんどのワインが白ワインという珍しい国です。甘みと酸味のバランスがよく、フルーティーな香りと味わいが魅力的。違う品種のぶどうをブレンドして作ることはほとんどなく、単一品種のワインが多いのも特徴です。
甘口の白ワインで有名なドイツでしたが、最近は辛口の白ワインにも注目が集まっており、現在は辛口ワインが生産量の半分ほどを占めています。
爽やかな味わいの多いスペインの辛口ワイン
スペインのワインは、原料のぶどうがしっかりと完熟するため、非常にフルーティーで力強い味わいが特徴。ぶどうの栽培に適した気候のため、世界第3位のワイン生産国として名を挙げています。
シャンパンと同じ製法で造られる「カヴァ」という発泡ワインや、アルコール濃度が高めの「シェリー」が有名です。
カジュアルで飲みやすいチリの辛口ワイン
リーズナブルな価格ながら、おいしさも申し分ないチリワイン。良質なぶどうが収穫できる栽培に適した気候と人件費や関税の安さによって、コスパの高いワインを生産しています。
チリでは赤ワインの生産が盛んですが、一方で白ワインも人気です。ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネを使ったワインが多く、それぞれが持つ特徴を存分に生かした、味わい深いワインが造られています。
軽やかな味わいが特徴の日本の辛口ワイン
日本では全国各地でワインが造られていますが、原料となるぶどうはおもに山梨・北海道・長野・山形で生産されています。最近は、日本を代表する甲州だけでなく、シャルドネなどの外国品種も導入するなど、新しい味わいのワイン造りが展開されています。
日本ワインはデリケートな味わいが特徴で、寿司や天ぷらなど和食と好相性。和食のあっさりとした味わいをさらに引き立てます。
辛口白ワインのおすすめ銘柄
ボッラ(BOLLA) ソアーヴェ クラッシコ
イタリアの白ワインの代名詞ともいわれているソアーヴェ種を世界に広めた「ボッラ」の辛口白ワイン。本製品は、ガルガーネガ種を主体として製造されています。
また、フルーティーで辛口な味わいが特徴。爽やかな飲み口ですっきりしているため、辛口白ワイン初心者の方にもおすすめです。さまざまな料理との相性がよいのも魅力のひとつ。友人へのプレゼントやお祝いの席にも適しています。
アレグリーニ(Allegrini) ソアヴェ
ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに輝いたこともあるイタリアの名門ワイナリーが造る辛口白ワイン。16世紀より続く歴史ある名家で、現在も家族経営を続けています。品質を重視した丁寧なワイン造りに定評があり、白ワインも赤ワインも高評価を得ていることが特徴です。
「ソアヴェ」はガルガーネガ種80%とシャルドネ種20%をブレンドした辛口白ワイン。ステンレスタンクでぶどうを発酵させており、フレッシュな果実のような味わいを堪能できます。爽やかで心地よい香りも魅力。価格以上のクオリティが感じられる白ワインです。
フォンタナフレッダ(Fontanafredda) ガヴィ デル コムーネ ディ ガヴィ
土着品種のコルテーゼで造られる辛口白ワイン。ガヴィ村で造られる高品質なワインだけが名乗れる「ガヴィ・ワイン」として地元でも有名です。9月に収穫したぶどうをソフトプレスした後、すぐに果汁と果皮に分けて製造するのが特徴。ステンレス鋼タンク内で低温発酵させてから澱と共に2~3ヶ月間熟成し、収穫翌年の春に瓶詰めして出荷されます。
ミネラル豊富でエレガントな味わいは、エビや牡蠣などの魚介料理にぴったり。しっかりしたドライな味で、さまざまな料理に合わせやすいのも魅力です。コルクを開けるとレモンや青リンゴのようなフレッシュな香りが漂い、食卓が華やぎます。暑い夏の日にキリッと冷やして飲みたい辛口白ワインです。
ミシェル・シャプティエ(M.Chapoutier) ペイ・ドック ブラン
フランスのローヌ地方にある家族経営のワイナリーが造った辛口白ワイン。視覚障害を持つ人々にもおいしいワインを味わってもらうために、全てのワインに点字を導入していることでも知られているワイナリーです。
「ペイ・ドック」はやや緑色を帯びた淡い黄色のワインで、グラスに注ぐと美しく輝くのが魅力。豊かな果実味とキレのある酸味が調和しており、すっきりした味わいを楽しめます。熟したグレープフルーツのような柑橘類の香りが爽やかで、白身魚やシーフードと好相性です。
ルイ・ジャド(Louis Jadot) プイイ・フュイッセ
プレゼントに適したものを探している方におすすめの辛口白ワイン。シャルドネを使用して造られているブルゴーニュ地方の白ワインで、フランス国内でも高級ワインとして知られています。シャルドネの豊かな果実味とバランスのよい酸味を好む方にもおすすめです。
コルクを抜くとパイナップルやセルフィーユのような爽やかな香りが心地よく漂います。白亜質と粘土が混合した土壌で育ったぶどうの性質により、ヘーゼルナッツや煎ったアーモンドのような香りも感じられるのが特徴です。2~5年熟成させてから飲むのもおすすめ。肉や魚だけでなく、サラダとも相性がよい辛口白ワインです。
ロス ヴァスコス(LOS VASCOS) ソーヴィニヨン・ブラン
三方を山で囲まれたコルチャグアヴァレーのカニェテン盆地に自社畑を持つ「ロス ヴァスコス」の辛口白ワイン。日中の強い日差しを浴びたぶどうは、夜間に冷涼な風で冷やされて完熟するため、上質な白ワインに生まれ変わります。
本製品はチリ屈指の白ワインの優良生産地であるカサブランカで長期契約している畑のぶどうを使用。ソーヴィニヨン・ブランとしては香りの量が控えめなのが特徴です。口にするとみずみずしい酸味を味わえ、ミネラルの余韻も広がります。クセのない辛口白ワインを飲みたい方におすすめの1本です。
コンチャ・イ・トロ(Concha y Toro) カッシェロ・デル・ディアブロ ピノ・グリージョ
ピノ・グリージョのよさを活かしたフレッシュで軽快な味わいが魅力の辛口白ワイン。色は透明感のあるイエローで、ワイングラスに注ぐと美しく輝きます。
青りんごや洋ナシを思わせる香りもポイント。すっきりとした味わいでサラダや魚介類とよく合います。「ピノ・グリージョ」の辛口白ワインをじっくり味わいたい方におすすめです。
トルマレスカ(TORMARESCA) トルマレスカ・シャルドネ
ボッカ・ディ・ルポとマッセリア・マイメの2種類のぶどうをブレンドした辛口白ワイン。グラスに注ぐと、柑橘系のフレッシュな香りと白い花のような甘い香りが漂います。海沿いで栽培されたぶどうを使っているため、潮風を感じる爽やかな味わいが特徴です。
果実味と酸味のバランスがよいので、魚介料理に合わせるのがおすすめ。コスパがよいのでデイリーワインにも適しています。
ココ・ファーム(COCO FARM) 農民ドライ
北海道や長野などの契約農家で育った白ワイン用のぶどうから造られる辛口白ワイン。グレープフルーツやレモンピールにミントを加えたような清涼感のある個性的な香りと、しっかりとした酸味が特徴です。
雑味のないすっきりした辛口の味わいは和食だけでなく、洋食にもよく合います。レアチーズケーキとの相性もよいので、食後のひとときにまったりと味わうのもおすすめです。
ジェイコブス・クリーク(JACOB’S CREEK) シャルドネ
オーストラリアで造られた辛口白ワインです。「ジェイコブス・クリーク」は日本でも有名なオーストラリアワインのブランド。白ワインや赤ワインだけでなくスパークリングワインも製造しており、どのワインも世界各国で人気です。
「シャルドネ」は丸みを帯びたクリーミーな味わいで、口にするとメロンやレモンのようなフレーバーが広がります。緑がかった淡いイエロー色も美しく、目でも楽しめるのが魅力のひとつ。ほのかなスパイスの香りと柑橘系の香りが調和した芳香豊かな辛口白ワインです。
ベリンジャー・ヴィンヤーズ(Beringer Vineyards) カリフォルニア・ソーヴィニヨン・ブラン
1876年にベリンジャー兄弟によって創業されたワイナリーの辛口白ワイン。太陽の日差しに恵まれているカリフォルニアで栽培されるぶどうを使用し、長年培ってきた技術と経験でおいしいワインを製造しています。味だけでなく品質にもこだわっているのが魅力です。
「カリフォルニア・ソーヴィニヨン・ブラン」は口にすると生き生きしたアロマが感じられ、パッションフルーツや柑橘類の爽やかな味わいも堪能できます。後味がすっきりしているので、和食や洋食などさまざまな料理に合わせられるのもポイント。コスパのよいアメリカの白ワインを探している方にもおすすめです。
ペーター・メルテス(Peter Mertes) ゴールドエディション リースリング カビネット トロッケン
プレディカーツヴァインのカビネットに分類される辛口白ワインです。ドイツワインの等級は4つに分かれており、「プレディカーツヴァイン」は最上位の品質区分。最も糖度が低い等級にあたる「カビネット」は、軽やかですっきりとした飲み口が特徴です。
アルコール度数は10.5%。ドイツのモーゼル地方ベルンカステル・クースの単一畑で栽培されたリースリング種のぶとうを使用しています。キレのある酸味と豊かなミネラル感、みずみずしくジューシーな柑橘系の香りが魅力の高級白ワインです。
飲み頃の温度は9℃が目安。食前酒として楽しむ場合はしっかり冷やすのがおすすめです。少しずつ温度を上げながら食中も楽しめます。エビフライ・魚の塩焼き・シーフードピザなど魚介類を使った料理と好相性です。
ゴンザレス・ビアス(Gonzalez Byass) ティオ・ペペ
世界75ヵ国以上で親しまれているスペイン産の辛口白ワイン。ティオ・ぺぺとは「ぺぺ叔父さん」を意味する言葉で、シェリーの利き酒を得意としていた創始者の叔父ドン・ホセを指しています。世界的な有名ブランドが手がけた辛口シェリーを味わってみたい方におすすめです。
自社畑で栽培したパロミノ種のぶどうを100%使用。色調は淡い黄金色で、シェリーらしい香りや味わいを楽しめるのが魅力です。オーソドックスな辛口シェリーを探している方はチェックしてみてください。
食前酒や食中酒にぴったりの辛口白ワイン。2〜5℃程度に冷やして飲むとおいしく味わえます。特に、牡蠣やキャビアなどを使ったシーフード料理と相性良好。「ティオヒート」や「ぺぺ・トニック」などのカクテルベースとしても楽しめます。
アルベール・ビショー(ALBERT BICHOT) シャブリ ラ・キュヴェ・デパキ
シャブリ地区産のシャルドネを100%使用した高級辛口白ワイン。「レッド・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」と「ホワイト・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」の両方を獲得したことがある名門ワイナリーが手がけたシャブリです。
グリーンがかった美しい金色の外観とフレッシュな香りが魅力。柑橘系のアロマにリンゴ・ミネラル・ハーブのニュアンスが加わった爽やかな香りが広がります。アルコール度数は12.5%。キリッとした酸味と若い味わいを楽しめるおすすめの辛口白ワインです。
飲み頃の温度は8〜10℃が目安。スモークサーモン・牡蠣・ハムなどの食材と相性がよいほか、繊細な味付けの和食ともよく合います。自宅用としてはもちろん、辛口白ワインが好きな方へのプレゼントにもぴったりの1本です。
マルケス・デ・リスカル(Marques de Riscal) オーガニック ブランコ ソーヴィニヨン
1858年創業の老舗ワイナリーが手がけた辛口白ワインです。マルケス・デ・リスカルは、スペイン国王家主催の晩餐会でワインを提供したことがある有名なワイナリー。スペインを代表する辛口白ワインを飲んでみたい方はチェックしてみてください。
スペインのルエダで栽培されたソーヴィニヨン・ブラン種を使用。ハーブや柑橘系フルーツに、マンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツのアロマが重なった爽やかな香りが魅力です。口に含むとフレッシュな酸味と、華やかな果実味が広がります。
アルコール度数は12.5%。7〜10℃に冷やして飲むとおいしく味わえます。生牡蠣・魚介のカルパッチョ・ピザなどの料理と好相性。カジュアルに楽しめるテーブルワインを求めている方におすすめです。
タケダワイナリー(TAKEDA WINERY) ブラン 白 辛口
山形県上山市にあるワイナリーが手がけた国産の辛口白ワインです。上山市近隣や天童市の農家が栽培したデラウェアとマスカット・ベーリーAを用いて造られたおすすめの辛口白ワインです。
外観は淡いピンク色。デラウェア由来の爽やかな酸味と豊かな味わい、マスカット・ベーリーAの華やかな香りを楽しめるのが魅力です。アルコール度数は10.5%。飲みやすい辛口白ワインを探している方にぴったりの1本です。和食にはもちろん洋食にもよく合います。
ダークホース(DARK HORSE) シャルドネ
馬をモチーフにしたラベルデザインが目を引く辛口白ワインです。ダークホースは、「濃い旨」の味わいを目指して革新的なワイン造りを行っているメーカー。多品種をブレンドして理想の味を追求しているのが特徴です。個性的な銘柄を試してみたい方はチェックしてみてください。
シャルドネ種をベースに、ヴィオニエ種とゲヴュルツトラミネール種をブレンドして使用。カラメルを思わせる香ばしさに、リンゴや桃のニュアンスが加わった芳醇な香りが魅力です。口に含むともっちりボディの濃い味わいが広がります。
アルコール度数は14.5%。魚介や野菜の天ぷら・ソーセージ・グラタン・餃子など、さまざまな料理と相性がよいので、食事と一緒に楽しむ食中酒としておすすめです。毎日の晩酌にはもちろん、ホームパーティーや家飲み用のワインとしても重宝します。
ウマニ・ロンキ(Umani Ronchi) ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラシコ ウマニ ロンキ
イタリアのマルケ州で造られた辛口白ワインです。ウマニ・ロンキは、近代的な栽培・管理・醸造方法を取り入れ、数多くのおいしいワインを生み出しているワイナリー。彗星をモチーフにしたシンボルマークが目印です。
マルケ州を代表する土着品種「ヴェルディッキオ」を使用したやや辛口の白ワイン。ほのかに緑がかった麦わら色の外観と果実香が特徴です。アルコール度数は12.5%。フルーティーな味わいと軽快な酸味、ビターアーモンドのような後味を楽しめます。
また、古代ギリシャの壺「アンフォラ」をかたどった個性的なボトルデザインもポイント。白ワインが好きな方へのプレゼントや手土産にも適しています。アンティパストやパスタのほか、魚介類を使用した料理と一緒に味わうのがおすすめです。
ヴァイングート・マイヤー・アム・プァールプラッツ(Weingut Mayer am Pfarrplatz) グリューナー・ヴェルトリーナー ベートーヴェン 第九 ラベル
オーストリアの首都ウィーンで造られた辛口白ワインです。1683年創業の老舗ワイナリーが手がけた1本。敷地内には、音楽家のベートーヴェンが第九を作曲したといわれる家が残されており、多くの観光客で賑わう名所になっています。
サステナブル農法で栽培されたグリューナー・ヴェルトリーナー種を100%使用。ハーブやスパイスのアロマと、レモン・グレープフルーツ・ミネラルのニュアンスが心地よく調和したリッチな香りが特徴です。上品な味わいの辛口白ワインを求める方はチェックしてみてください。
また、ベートーヴェンの肖像画と「No.9」の文字をあしらったラベルデザインも魅力。自宅用としてはもちろん、音楽が好きな方へのプレゼントや手土産にもおすすめです。
中央葡萄酒 グレイス グリド甲州 VINTAGE 2023
山梨県産の甲州を使用した辛口白ワイン。国産で飲みやすいモノを探している方におすすめです。桃・洋梨・オレンジなどの果実香にスパイス香が調和。爽やかな酸味の中にほのかな甘みがあり、口当たりがまろやかなのが特徴です。
Decanter Asia Wine Awards 2013の白ワイン部門で最高賞を獲得。アジアを代表する白ワインとして多くの方に愛飲されています。ラベルのデザインもシンプルでおしゃれなので、親しい人へのプレゼントにもおすすめです。
魚介類をはじめ、さまざまな料理と相性のよい辛口の白ワイン。爽やかな酸味と、すっきりとしたドライな後味が魅力です。産地や原料のぶどうによって、味わいが違うのもワインの面白いところ。フルーティーな香りや風味で、ワイン初心者でも飲みやすい白ワインもあるので、ぜひトライしてみてください。