黒ブドウが醸す美しいルビーの液色と深い渋みが魅力の「赤ワイン」。造られる産地やブドウ品種などによって、軽やかなライトボディから重厚なフルボディまで多彩な味わいの銘柄が展開されており、料理に合わせて選べば至福のマリアージュを堪能できます。

今回は、豊富に揃う赤ワインのなかからおすすめの銘柄をピックアップ。選ぶ際のポイントについても詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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赤ワインと白ワインの違いとは?

赤ワインと白ワインの主な違いは、ブドウ品種と醸造方法です。赤ワインの主原料は、黒い果皮を持つ黒ブドウ品種。果汁・果皮・種をまるごと使用し、25~30℃程度のやや高い温度で発酵させて造られています。

黒ブドウの果皮には赤い色素成分である「アントシアニン」が含まれ、鮮やかな赤い液色のワインに仕上がるのが特徴。また、ポリフェノールの一種「タンニン」が種から溶け出して、特有の渋味がある味わいが生み出されています。

一方、白ワインの原料は白ブドウ品種が主流。果皮と種を取り除いて絞った果汁のみを使い、15~20℃程度の低温で発酵させて、淡いゴールドの液色とフレッシュな風味を引き出しています。

赤ワインと白ワインでは、相性のよい料理が異なるのもポイント。赤ワインにはジューシーな肉料理と濃い味付けの料理、白ワインには素材を活かしたシンプルな料理や魚介料理などがよく合います。

赤ワインの選び方

味の濃さやコクなどで選ぶなら「ボディ」をチェック

飲みやすい口当たりの「ライトボディ」

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「ボディ」とは、赤ワインの味わいの特徴を表現する言葉のひとつ。明確な基準はないものの、口に含んだ際に感じるコク・厚み・渋味・力強さなどの度合いによって、ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディに大別されます。

「ライトボディ」は、3種類のなかで最も渋味や酸味の少ない、軽やかな赤ワインのことです。淡い液色とフレッシュな香りに、フルーティで飲みやすい味わいが特徴。アルコール度数が低めの銘柄が多いので、赤ワイン初心者にもおすすめです。

ライトボディの軽い口当たりは、脂の少ないさっぱりした食材と好相性。おつまみなら生ハム・チーズ、メインなら魚介料理や野菜料理、しょうゆ・トマトソースで軽めに味付けした鶏肉料理などと合わせて楽しめます。

料理に合いやすい「ミディアムボディ」

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ライトボディとフルボディの中間に位置するのが「ミディアムボディ」の赤ワイン。香りが強すぎないうえ、酸味・渋味・コク・果実味のバランスがよく、赤ワイン初心者から上級者まで楽しめるのが特徴です。

しょうゆや味噌で味付けした和食にトマトソースで煮込んだ洋食、オイスターソースを用いた中華料理など、ジャンルを問わず幅広い料理に合わせやすいのもポイント。日々の食卓で気軽に赤ワインを堪能したい方にもおすすめです。

肉やクセの強い料理に合う「フルボディ」

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「フルボディ」はコクがあり、液色・香り・味すべてが濃厚な赤ワインのことです。渋味・酸味・果実味が強く、アルコール度数も高めで飲みごたえは十分。とくに、赤ワインを飲み慣れている上級者やお酒に強い方などにおすすめのタイプです。

フルボディの赤ワインには長期保存に耐えられる銘柄もあり、熟成による香味の変化を楽しめるのも魅力。どっしりと重厚感あふれる味わいは、ステーキ・ビーフシチューといった肉料理や、ジビエなどクセの強い料理によく合います。

ブドウの品種で選ぶ

ピノ・ノワール

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フランス中東部のブルゴーニュ地方でとれる品種の黒ブドウ。同地域を代表する品種で世界的な人気があり、高級ワインとして名高い「ロマネ・コンティ」の原料にも使われています。

「ピノ・ノワール」を使って生まれた赤ワインは、淡く透明感のある魅惑的なルビー色で、華やかに広がる香りと上品な味わいが特徴です。香りはフルーティで、ラズベリーやイチゴなど赤系の果実を思わせるニュアンス。味わいには、複雑かつ繊細に絡み合うほどよい渋みと酸味が漂います。

重すぎず、なめらかで軽いテイストは、酸味を感じる料理や控えめな甘さのスイーツといった軽い味付けの料理と相性良好。和食に合わせるのもおすすめです。

カベルネ・ソーヴィニヨン

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「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、フランス・ボルドー地方を原産とする赤ワイン用黒ブドウ品種の代表格。深い色味と豊富なタンニンを備えており、しっかりした渋味と酸味に凝縮した果実味を感じる、重厚な赤ワインに仕上がるのが特徴です。

「赤ワイン界の王様」とも称される芳醇な香りとコクのある味わいは、特別な日に飲む1本にもおすすめ。食事と一緒に楽しむなら、牛肉や仔羊肉などの赤身肉を用いた料理がよく合います。

世界中のワイン産地で広く栽培されているポピュラーな品種で、ラインナップが豊富なのもポイント。リーズナブルな価格のモノから高級銘柄まであり、好みやシーンに合わせて選べます。

メルロー

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「メルロー」は、カベルネ・ソーヴィニヨンに次ぐ、世界第2位の栽培面積を有する人気の黒ブドウ品種。フランス・ボルドー地方が原産ですが、イタリア・アメリカ・日本などでも栽培されており、優れた環境適応力で各産地から質のよいワインが生み出されています。

濃く深い色合いの果実で、プラムやブラックチェリーを想わせる香りに、やわらかなタンニンとまろやかな果実味が特徴。丸みのあるやさしい味わいの赤ワインに仕上がるため、渋味の強いワインが苦手な方や初心者などにもおすすめです。

ペアリングには、ハンバーグやミートボールなどのやわらかな肉料理がぴったり。なお、メルローは単体で醸造されるだけでなく、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを主体とした赤ワインのブレンドにも広く使用されています。

シラー

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「シラー」は、ブラックベリーや黒胡椒を想わせるスパイシーな香りに、豊富なタンニンと酸味が特徴の個性的な黒ブドウ品種。原産地であるフランス・ローヌ地方とオーストラリアが2大産地で、オーストラリアでは「シラーズ」とも呼ばれています。

仕上がる赤ワインは色が濃く、フルーティさとタンニンの渋味がバランスよく溶け合う濃厚な味わいが特徴。土地の個性を反映しやすく、ローヌ地方ではスパイシーで気品のあるワインが、オーストラリアでは果実味豊かなフルボディのワインが生まれています。

力強いシラーは、スパイスを効かせたパンチのある肉料理と好相性。とくに、牛肉・ラム肉などの赤身肉や鹿・イノシシ・鴨といったジビエを、こんがりとローストしたりしっとりと煮込んだりした料理がよく合います。

ワインの産地で選ぶ

定番のフランスワイン

恵まれた気候風土のもと、国内全域で個性豊かなワインが生み出されているワイン王国のフランス。テーブルワインから高級銘柄まで価格の幅が広く、赤ワイン選びで迷った際は、定番のフランスワインからチェックするのもおすすめです。

日本に輸入されているフランスワインの多くは、認定原産地統制呼称法(A.O.C)によって生産地域・品種・製造法などが厳しく管理されたトップカテゴリーに位置する銘柄。味わいが安定した良質なワインを手に入れられるのが魅力です。

代表的な赤ワイン産地は、2大銘醸地として世界に名を馳せるボルドーとブルゴーニュ。ボルドーではカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどを用いた重厚な赤ワインが、ブルゴーニュでは単一品種で繊細かつエレガントな赤ワインが造られています。

安くておいしいチリワイン

チリは、南北4300kmにも広がる細長くて気候の変化に富んだ国。とくに、年間を通して雨量が少なく乾燥した地中海性気候の中部では、毎年安定して糖度の高いブドウが栽培され、良質なチリワインが生産されています。

他国に比べて人件費が安く生産コストを抑えられる点、現在日本へワインを輸入する際に関税がかからない点から、高品質なチリワインを比較的低価格で手に入れられるのもポイント。コスパのよいテーブルワインとして多くのワイン愛好家から人気を集めています。

赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、カルメネールなどの品種を用いており、ブドウの果実味と旨味のあふれる味わいが魅力。手頃な価格のチリワインが人気の一方、近年では複雑味のあるエレガントな高級ワインも注目されつつあります。

なお、古くからワイン造りを行うヨーロッパ諸国「旧世界」に対して、比較的歴史の新しいチリは「新世界」のワイン生産国にカテゴライズされています。

種類の豊富なイタリアワイン

フランスと並ぶ世界的なワイン生産国のイタリア。全国的にブドウ栽培に適した気候風土で、国内にある20の州すべてでワイン造りが盛んに行われています。

南北に細長い国土のイタリアは地域によって気候や土壌が違い、栽培されるブドウ品種が土地ごとに異なるのが特徴。国際品種や、500種以上栽培される土着品種を用いて、各産地からバラエティーに富んだワインが多数生み出されています。

赤ワインの銘醸地はピエモンテ州とトスカーナ州。ピエモンテ州では重厚な「バローロ」「バルバレスコ」、トスカーナ州では高貴な「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」や親しみやすい「キャンティ」、モダンなスタイルの「スーパータスカン」などが有名です。

スパイシーな品種が有名なオーストラリアワイン

オーストラリアは、チリとともに新世界を牽引するワイン生産国です。世界第6位の広大な国土面積による多様性に富んだテロワールと、夏は暑く冬はほどよく雨が降るワイン造りに適した気候が特徴。個性豊かで良質なワインが生産されています。

オーストラリアを代表する黒ブドウ品種はシラーズ(シラー)。とくに、南オーストラリア州のバロッサ・ヴァレーでは世界屈指の品質を誇るシラーズが栽培されており、なめらかなタンニンと芳醇なアロマを備えた力強い赤ワインが造られています。

リーズナブルな価格のテーブルワインから高級銘柄まで、さまざまな赤ワインが揃い、用途やシーンに合わせて選びやすいのもポイント。近年では、オーガニック農法やビオディナミ農法によるナチュラルワインも注目を集めています。

カジュアルから高級まで幅広いアメリカワイン

新世界のワインに分類されるアメリカワイン。ワイン造りの歴史は220年ほどながら、生産量はフランス・イタリア・スペインと名だたるヨーロッパ諸国に次いで世界第4位に位置し、カリフォルニアを中心に高水準な銘柄が醸造されています。

赤ワインは、果実味あふれるフルーティでボリューミーな味わいが特徴。タンニンがまろやかな飲みやすい銘柄も豊富なので、ワイン初心者にもおすすめです。

ワインのラインナップが充実しているのも魅力。デイリーワインとして気軽に楽しめるカジュアルな銘柄から、カリフォルニア屈指の銘醸地ナパ・ヴァレーで造られる「オーパス・ワン」などの高級銘柄まで、幅広く展開されています。

穏やかな味わいの多い日本ワイン

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日本ワインとは、国産ブドウのみを原料に国内で醸造された純日本産ワインのこと。2018年施行の「果実酒等の製法品質表示基準」により、日本で造られる「日本ワイン」と、濃縮ブドウ果汁などの海外原料を含む「国内製造ワイン」に区分されました。

日本ワインの代表産地は、ワイン県を掲げる山梨県をはじめ、長野県・北海道・山形県など。日本の気候風土に合わせてブドウ栽培技術や醸造技術が年々磨かれ、近年では国際的なワインコンクールで輝かしい称号を獲得する日本ワインが次々と生み出されています。

赤ワインには、日本固有種のマスカット・ベーリーAのほか、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどの国際品種も使用。穏やかな飲み口と上品な味わいの銘柄が多く、洋食のほか、繊細な和食とのマリアージュも楽しめます。

ブドウの収穫年をチェック

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赤ワインを選ぶ際は、ブドウの収穫年を指す「ヴィンテージ」にも注目。ラベルに収穫年が記載されたワインは「ヴィンテージワイン」と呼ばれ、「2015」のヴィンテージ表記があれば2015年に収穫されたブドウで造られていることを意味します。

ブドウは気象条件によってできばえが変わり、造られるワインも毎年仕上がりが異なるのが特徴。そのため、ヴィンテージをチェックすれば、より好みやシーンに合う赤ワインを見つけやすくなります。

極めて質のよいブドウが収穫できた「当たり年」のヴィンテージワインは、高品質かつ長期熟成のポテンシャルも備えているので、コレクションや贈り物にぴったり。また、大切な方へのプレゼントなら、誕生日などの記念年にちなんだヴィンテージを選ぶのもおすすめです。

価格で選ぶ

By: rakuten.co.jp

赤ワインの種類は非常に豊富で、価格もさまざま。銘柄によって、3,000円以下で手軽に楽しめるモノから、10,000円以上で高級な味わいが堪能できるモノまであります。価格やこだわりのブランドといった、自分なりの楽しみ方で選べるのも赤ワインの魅力です。

3,000円以下の銘柄は、毎日お酒をたしなむ方など、日々の生活での費用を抑えたい方に適しています。なかには、1,000円以下の安い銘柄も。3,000~10,000円の価格で展開されている銘柄は、少し贅沢をして味にもこだわりたい場合におすすめです。

10,000円以上する価格の銘柄は、高級ワインの本格的な味わいを満喫したい方に向いています。記念日など特別な日のギフトにもぴったりです。

赤ワインのおすすめ|3,000円以下

ベンド(BEND) カベルネ・ソーヴィニヨン

ベンド(BEND) カベルネ・ソーヴィニヨン

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品質のよいカリフォルニア産のカベルネ・ソーヴィニヨンを原料に使用した赤ワイン。ダークベリーなどの熟したフルーツを想わせる豊かで芳醇な果実味と、オーク樽由来の奥深い風味がほどよく口中に広がります。

やわらかで口当たりのよい、タンニンの渋味が感じられるのも特徴。ミディアムボディで辛口の味わいは、ブルーチーズ・キノコ類・ビーフシチューなどと合わせて楽しむのがおすすめです。

コノスル(Cono Sur) メルロー ビシクレタ レゼルバ

コノスル(Cono Sur) メルロー ビシクレタ レゼルバ

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凝縮した果実味がしっかりと味わえる赤ワイン。原料は主にメルローで、カべルネ・ソーヴィニヨンやマルベックなどチリ産のブドウ品種を使用し、6ヶ月の熟成を行って仕上げられています。

ラズベリーやコーヒーなどの鮮烈で複雑なニュアンスが表れるのが特徴。なめらかに広がる、豊かで深いタンニンの果実味も楽しめます。やわらかくまろやかな口当たりも魅力です。後味には、洗練されたコク深い余韻が残ります。

メルローが主体のコクがありまろやかな味わいは、ハンバーグ・ハッシュドビーフ・ヒレステーキといった肉料理と相性良好。食事と一緒に豊かな果実味をじっくりと楽しめる、おすすめの赤ワインです。

タヴェルネッロ(TAVERNELLO) ロッソ イタリア

タヴェルネッロ(TAVERNELLO) ロッソ イタリア

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世界で多くの愛飲家に親しまれているイタリアの赤ワイン。すっきりとして飲みやすい味わいのライトボディです。さまざまな料理と合わせて楽しみやすいのが魅力。パスタ・ピザ・シーザーサラダ・カルパッチョといった、イタリア料理と相性良好です。

原料には、イタリアで収穫されるブドウの品種としてポピュラーな「サンジョヴェーゼ」を使用。酸味と渋味のバランスがよい味わいで、しっかりとした果実の香りが口中に広がります。やわらかく口当たりのよい、やさしい味わいもポイントです。

メルシャン(Mercian) おいしい酸化防止剤無添加赤ワイン ふくよか 赤

メルシャン(Mercian) おいしい酸化防止剤無添加赤ワイン ふくよか 赤

1934年創立の老舗で、国内大手の酒類メーカー「メルシャン」が展開する日本の赤ワイン。独自原料の「濃厚ぶどう果汁」が用いられており、濃くふくよかな果実味の広がる香りや味わいを楽しめます。

酸化防止剤無添加で、使われているブドウ果汁は収穫して24時間以内もの短時間で搾汁されています。ブドウ本来の味わいを引き立たせているのも魅力です。

飲み口はやや甘口で、ほどよい渋味が感じられるバランスのよいフルボディのテイスト。食事と合わせても濃くふくよかな味わいが際立つ、おすすめの赤ワインです。

・6本

シャトー モンペラ(Chateau Mont-Perat) ルージュ

シャトー モンペラ(Chateau Mont-Perat) ルージュ

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リーズナブルな価格ながらも、世界有数の評論家から高い評価を得ているフランスの赤ワイン。

ワインの色合いは濃く深みのある黒紫で、重厚な雰囲気が漂います。赤系の熟した果実やプラムを思わせるフルーティに広がる香りが特徴。絹のようになめらかな味わいが堪能できます。

なめらかに後を引くタンニンの余韻がしっかりと感じられるのも魅力。費用をかけずに本格的な味わいを楽しみたい方におすすめの赤ワインです。

グランポレール(GRANDE POLAIRE) エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢-AYA-

グランポレール(GRANDE POLAIRE) エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢-AYA-

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山梨県を産地とするマスカット・ベーリーAを主な原料に使用した日本の赤ワイン。繊細かつマイルドな口当たりのライトボディで、初心者やクセのあるお酒が苦手な方でも比較的飲みやすいのが特徴の銘柄です。

イチゴなどの赤系果実を思わせる華やかなアロマや、酸味のあるエレガントな風味が楽しめます。熟成感がほどよく、タンニンの果実味もバランスよく絡み合う繊細な味わい深さが伴うのも魅力。飲みやすく価格も手頃で、デイリーワインとして楽しみたい方にもおすすめの赤ワインです。

サンタ ヘレナ(Santa Helena) アルパカ シラー

サンタ ヘレナ(Santa Helena) アルパカ シラー

原料のシラーに由来する個性的なニュアンスがしっかりと味わえるチリの赤ワイン。ブラックベリーにダークチェリーといったフルーツを想起させる芳醇な香りや、タンニン特有の果実味もしっかりと伴うコク深い味わいが楽しめます。

味わい深く風味豊かな銘柄で、価格が安いのも魅力。辛口フルボディのしっかりとした味わいを手軽に堪能できる、おすすめの赤ワインです。

赤ワインのおすすめ|3,000~5,000円

ルイ・ジャド(LOUIS JADOT) ブルゴーニュ ピノ・ノワール

ルイ・ジャド(LOUIS JADOT) ブルゴーニュ ピノ・ノワール

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ブドウ栽培家の由緒ある名家によって1859年に創立された「ルイ・ジャド社」がスタンダードな銘柄として展開する赤ワイン。同社が所有する、フランスワイン界で高い等級の畑から収穫された、厳選のブドウを原料に使用して仕上げられた銘柄です。

使われているブドウの品種はピノ・ノワールで、フルーティでふくよかな味わいと絹を思わせるなめらかな口当たりが特徴。ミディアムボディのマイルドなタンニンの果実味も感じられ、穏やかかつバランスのよい香りと味わいが楽しめます。

時間経過によって引き立つスパイスのニュアンスやコク深い熟成香も魅力の、おすすめの赤ワインです。

ボデガ・チャクラ(BODEGA CHACRA) バルダ

ボデガ・チャクラ(BODEGA CHACRA) バルダ

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ピノ・ノワールを100%使用し、豊かで濃厚な果実味が際立つ赤ワイン。果実味・渋味・酸味のバランスがよいミディアムボディで、エレガントですっきりとした透明感のある味わいを堪能できます。

飲み口は新鮮な果実のような瑞々しいアロマが広がり、ほのかに漂うスパイシーなニュアンスを伴うのが特徴。繊細に絡み合うフローラルなノートの芳香も感じられます。

豊かで香り高い味わいは、豚の角煮やチキンのトマト煮込みなど、濃厚な味付けの料理と合わせて楽しむのにもおすすめです。

フォグ・マウンテン(FOG MOUNTAIN) カベルネ・ソーヴィニョン

フォグ・マウンテン(FOG MOUNTAIN) カベルネ・ソーヴィニョン

複雑に絡み合う、カシス・ラズベリー・ブルーベリーを想わせるアロマが華やかに漂うアメリカの赤ワイン。口に含むと、ベリー系果実のようなフルーティな風味や、紅茶を想起させるエレガントなタンニン由来の味わいも感じられます。長く後を引く余韻が楽しめるのも魅力です。

原料には、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にプティ・ヴェルドやプティ・シラーといったブドウの品種を使用しています。芳醇でメリハリのある果実味をしっかりと味わうには、シンプルに塩や胡椒で仕上げられた料理と合わせるのがおすすめです。

能登ワイン(NOTO WINE) 2023年 樽熟成 心の雫

能登ワイン(NOTO WINE) 2023年 樽熟成 心の雫

主に品質のよい厳選のヤマソーヴィニヨンを原料に使用した日本の赤ワイン。品種特有のコク深く力強い風味が、オーク樽によって約6ヶ月間の貯蔵と熟成により一層際立っています。優雅で品格のある味わいと香りを楽しめるのが特徴です。

口に含むと感じられる風味は、オーク樽由来のバニラにチョコレートといったニュアンスに黒胡椒を想わせるスパイスを伴うテイスト。さらに、なめらかな酸味としっかりとしたタンニンの渋味も感じられます。

加熱処理が施されていない生ワインで、素材本来の味わいが堪能できるのも魅力。重厚で深い味わいをじっくりと満喫するのにおすすめの赤ワインです。

テッレ デル バローロ(Terre del Barolo) バローロ

テッレ デル バローロ(Terre del Barolo) バローロ

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「ワインの王様」とも称される、イタリアワインを代表する銘柄として名高い「バローロ」。テイストは重厚かつ芳醇で、豊かに広がる力強い風味が特徴です。スミレのようなフローラルな香りも伴います。

伝統的な独自製法で、2年間もの長期熟成によって仕上げられているのもポイント。濃厚な果実味がより引き立ち、しっかりと長く残る余韻も楽しめます。また、高い格式の「バローロ」としては価格が比較的安いのも魅力。高級な味わいを手軽に堪能したい方にもおすすめの赤ワインです。

ヤンガラ・エステート・ヴィンヤード(YANGARRA ESTATE VINEYARD) シラーズ・プリザベイティブ・フリー

ヤンガラ・エステート・ヴィンヤード(YANGARRA ESTATE VINEYARD) シラーズ・プリザベイティブ・フリー

シラーズを100%使用して造られた赤ワイン。シラーズ特有の芳醇で力強いアロマが感じられます。添加物は一切使わずに製造されており、フレッシュで素材そのものの果実味がしっかりと楽しめるのが魅力です。

リッチでグラマーな味わいのフルボディながら、軽くなめらかな口当たりで飲みやすいのも特徴。幅広い料理と相性がよく、パスタやピザなどのイタリア料理をはじめ、スパイシーな味付けの肉料理と合わせるのもおすすめです。

ドメーヌ・アラン・ブリュモン(Domaine Alain Brumont) シャトー モンテュス

ドメーヌ・アラン・ブリュモン(Domaine Alain Brumont) シャトー モンテュス

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フランスの「マディラン」地域で製造されるAOCワインを世界に広げたと称される逸品。「アラン・ブリュモン」の傑作として人気を博し、ハリウッドスターに親しまれているほか、著名なソムリエにも認められています。世界で多くの3つ星レストランが取り扱う銘柄です。

使用されているブドウの品種は、タンニンの特徴が強いタナやカベルネ・ソーヴィニヨン。力強く濃厚な果実味と、甘味を伴うまろやかでなめらかな味わいが魅力です。

ブラックベリーやプラムを想わせる凝縮した果実の風味や、豊かなスパイスのニュアンスも感じられます。タンニン由来の上品で芳醇な果実味もしっかりと楽しめる、おすすめの赤ワインです。

赤ワインのおすすめ|5,000~10,000円

ベリンジャー(BERINGER) ナイツ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン

ベリンジャー(BERINGER) ナイツ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン

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140年以上にわたって培われた伝統の製法によって生み出された高級な銘柄。高い品質のワインを生産する地域として知られる、カリフォルニア州のナパ・ヴァレー最古とされるワイナリー「ベリンジャー」が扱うブランドの赤ワインです。

ベリンジャー・アペラシオンシリーズとして展開されている銘柄で、原産地で収穫されたブドウ品種のみを使って製造されています。使用しているブドウの個性をしっかりと活かして仕上げられているのが特徴です。

同銘柄の原料に使われているのは、カリフォルニア州ソノマ北部に位置する地域のナイツバレーで収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨン。オーク樽によって21ヶ月間もの熟成が行われ、コク深く芳醇な香りと凝縮感のあるフルーティな味わいが漂います。名高い伝統の味わいが楽しめる、おすすめの赤ワインです。

M.シャプティエ(M.CHAPOUTIER) シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ コレクション・ビオ

M.シャプティエ(M.CHAPOUTIER) シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ コレクション・ビオ

EU(欧州連合)における有機農業規則を満たす「ユーロリーフ」認証の原料で製造されたフランスの赤ワインです。原料のブドウ品種は、丁寧に有機農法で育てられたオーガニックなグルナッシュが主体。成熟したブドウの濃厚でコク深い味わいが楽しめる、辛口のフルボディに仕上げられた銘柄です。

飲み口は、熟れたブラックカラントやラズベリーといった果実を想わせる芳醇な香りが絡み合い、スパイシーな風味も伴います。やや強めに表れるタンニンの渋味もあり、力強さを感じる赤ワインの本格的な味わいが堪能できるのも魅力です。

ハンバーグやステーキなどの肉類をはじめ、四川料理とも相性良好。重厚な食事と合わせてもパワフルで濃厚な味わいが引き立つ、おすすめの赤ワインです。

G’dayWine ラニスター リザーブ マリーランズ カベルネ・ソーヴィニヨン

G'dayWine ラニスター リザーブ マリーランズ カベルネ・ソーヴィニヨン

南オーストラリアの質がよい土壌で栽培されたカルベネ・ソービニヨンを使って製造された赤ワイン。豊かで複雑なニュアンスの香りや、繊細で骨格のあるしっかりとしたタンニン由来の果実味が存分に堪能できる逸品です。香味・渋味・酸味・甘味・果実味のバランがとれた、上質な味わいが楽しめます。

口に含んだ瞬間に表れて複雑に絡み合って広がるのは、カシスなどの黒系果実を想わせるフレーバー。さらに、タバコを想起させる刺激的な香味も伴います。マイルドで芳醇なタンニンの渋味もしっかりと感じられ、ボリュームのある味わいと後を引く余韻がじっくりと満喫できるのも魅力です。

繊細ながらも力強く濃厚な味わいは、赤身のステーキやローストビーフといった料理とよく合います。なお、同銘柄はギフトボックス入りでの展開もあり、プレゼントにもおすすめです。

ファットリアアルフィオーレ(Fattoria AL FIORE) ロッソ 2018

ファットリアアルフィオーレ(Fattoria AL FIORE) ロッソ 2018

農家が丹念に栽培したオーガニックな原料を使用し「ヴァンナチュール」の規格を満たした日本の赤ワインです。原料のブドウは、しっかりと管理して栽培されたメルロー。手間をかけて熟成を行い仕上げられています。ヴィンテージは、雨が少なくブドウ栽培の天候に恵まれた2018年です。

添加物を一切使用せず丁寧に仕上げられた自然派ワインの飲み口は、舌触りがよくなめらかで、ふくらみのある果実の味わいが特徴。マイルドながらもしっかりと酸味を感じる飲み心地のよさと、長く余韻として続く後味も楽しめます。ナチュラルなブドウの味わいが堪能できる、おすすめの赤ワインです。

グラハム(GRAHAM’S) グラハム・トゥニー 20年

グラハム(GRAHAM'S) グラハム・トゥニー 20年

ポルトガル北部のアルト・ドウロという地域で収穫されたブドウを原料に使用した赤ワイン。同条件で製造されたワインは「ポートワイン」と呼ばれます。15世紀中期から17世紀中期にわたって航海が大規模に行われていた、ヨーロッパの「大航海時代」に誕生した種類のワインです。

ワインが航海の長い時間で腐敗するのを防ぐために、ブランデーがワイン樽に加えられました。含まれたブランデーにより鮮度が保たれるだけでなく、芳醇に広がる甘味と豊かな香りが漂うワインに仕上がったのがきっかけとなり、多くの人気を博したのがポートワインです。

本銘柄もポートワインの特徴を備えており、芳醇な果実の甘味やエレガントな香りが楽しめます。プラムのような瑞々しい果実味や、長期熟成によって引き出された複雑でバランスのよい風味を堪能できる、おすすめの赤ワインです。

赤ワインのおすすめ|10,000円以上

モンテス(MONTES) モンテス・アルファ・エム

モンテス(MONTES) モンテス・アルファ・エム

チリ屈指のワイナリー「モンテス」が展開する、プレミアムな赤ワイン。世界的な高級レストランや大手航空会社にも採用されている銘柄を取り扱う、プレミアムチリワインを製造するパイオニア的存在のワイナリーが手掛ける銘柄です。

使用している原料のブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とし、カベルネ・フランやメルロー&プティなどをブレンド。高級なシルクを想わせるなめらかな舌触りや、上品なタンニンの果実味が漂う味わいが魅力です。

赤系果実や黒系果実の豊かで芳醇なアロマで、甘味・苦味・スパイスなどのニュアンスも絡み合います。ボルドースタイルの複雑かつゴージャスでエレガントな味わいが楽しめる、おすすめの赤ワインです。

サブリナ(SUBRINA) ACT4 2020

サブリナ(SUBRINA) ACT4 2020

海底熟成によって仕上げられた赤ワイン。南伊豆の美しい海底で約7ヶ月間の熟成が行われており、フレッシュで丸みがあるまろやかな味わいが引き出されているのが特徴です。

原料のブドウには、南アフリカのステレンボッシュで丹念に栽培された、2020年収穫のシラー種を100%使用。熟した黒系果実の芳醇な風味や、ローストされたプラムのような甘くコク深いニュアンスが絡み合うアロマが広がります。

フルーティで爽やかな酸味とほのかに表れるタンニンのドライな果実味が伴い、スパイシーな香りと融合。バランスがよく引き締まった、上品で豊かな余韻も楽しめます。まろやかな口当たりと凝縮した果実の味わいが堪能できる、おすすめの赤ワインです。

シャトー ラトゥール(Chateau Latour) レ フォール ド ラトゥール

シャトー ラトゥール(Chateau Latour) レ フォール ド ラトゥール

メドック格付けで第1級に位置づけられている、偉大な高級赤ワイン。フランスのボルドーワインにおける「五大シャトー」のひとつと称されている、格式高い銘柄です。

原料として使用しているブドウは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローが主体で、プティ・ヴェルドにカベルネ・フランといった品種をブレンド。ヴィンテージは2015年です。

重厚感のある力強さと、黒系果実の芳醇で豊かな味わいが特徴。タンニンの渋味がしっかりと感じられ、上品な口当たりも楽しめます。品格のある、本格的なボルドーの味わいを体験してみたい方におすすめの赤ワインです。

オーパス ワン(OPUS ONE) 2019

オーパス ワン(OPUS ONE) 2019

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世界でも屈指と称される、アメリカ・カリフォルニアの名高い銘柄の赤ワイン。とくにヴィンテージ2019年の本銘柄はブドウの成熟度に優れ、果実本来の純粋で優雅な味わいが表現されていると、ワインの評価誌において高く評されています。

主な原料に使用している2019年にナパ・ヴァレーで収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンは、アメリカのワイン専門誌で高得点を獲得。豊満でしっかりと輪郭のある味わいと賞賛されているヴィンテージのブドウです。

飲み口は、非常に上品かつはっきりとした骨格があり、フレッシュで芳醇な赤や青系果実の香りを楽しめるのが特徴。スパイスにコク深い甘味も絡み合う、華やかで繊細なフレーバーも伴います。バランスがよい味わいで、濃厚で長く続く余韻もじっくりと堪能できるおすすめの赤ワインです。

ワイ・バイ・ヨシキ(Y by YOSHIKI) カベルネ・ソーヴィニョン オークヴィル ナパ・ヴァレー2018

ワイ・バイ・ヨシキ(Y by YOSHIKI) カベルネ・ソーヴィニョン オークヴィル ナパ・ヴァレー2018

日本の有名アーティストYOSHIKIとナパ・ヴァレーの醸造家によるコラボで誕生したシリーズの赤ワインです。原料は、2018年に収穫されたナパ・ヴァレー産のカベルネ・ソーヴィニヨン。フレンチオーク樽によって20ヶ月の熟成が行われています。

ワインは深みのある美しい青紫色。口に含むと上品な香りが広がり、熟成樽由来のわずかに伴う甘味と芳ばしいアロマが感じられます。熟したベリー系果実の芳醇でコク深い味わいや、なめらかな舌触りも特徴です。

長く残り続ける余韻も楽しめます。非常にバランスのよい味わいが魅力的な、おすすめの赤ワインです。

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