世界中で広く親しまれている「赤ワイン」。ポリフェノールを豊富に含み、美容や健康に効果が期待できることからも、家庭で気軽に楽しむ方も増えています。とはいえ、いざ美味しい赤ワインを探すとなると、種類も多く選び方がよくわからないという方も多いはず。

そこで今回は、ワイン初心者にもわかりやすい赤ワインの選び方と、価格帯別におすすめの赤ワインをピックアップ。ちょっとした予備知識を取り入れるだけで赤ワイン選びがスムーズになるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

赤ワインの選び方

味わいの基準となる「ボディ」で選ぶ

飲みやすい口当たりのライトボディ

色が薄く、タンニンの渋みが少ないのが特徴。さらっと軽い口当たりで、アルコール度数もほかのボディに比べて低いので、日常的にテーブルワインとして飲まれます。渋みが苦手な方や赤ワイン初心者にもおすすめです。

どんな料理にも合うミディアムボディ

ライトボディとフルボディの中間に位置する味わいです。ライトボディ寄りのモノからフルボディ寄りのモノまで、選択の幅が広いのが特徴。濃厚すぎず軽すぎないバランスのとれたワインが多く、さまざまな料理に合わせやすいマルチなワインです。

肉や癖の強い料理に合うフルボディ

3つのボディのうち、最も味・香り・渋みが強く、濃厚で重めの味わいです。ポリフェノールの含有量が多くアルコール度数も高め。色が濃いワインはフルボディと覚えておきましょう。味のしっかりした肉料理やクセの強い料理と合わせることで、より奥深さが引き立ちます。

ワインの産地で選ぶ

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定番のフランスワイン

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世界に名だたるワイン王国であるフランス。ワイン造りに最適な風土や環境なので、国の全土にわたって多様なワインが生産されています。主な産地は、フランスワインの2大名産地といわれるボルドーやブルゴーニュをはじめ、シャンパーニュやアルザスなど、大小合わせ8ヵ所です。

フランスでは、1935年に制定されたAOC(原産地呼称統制)以降、産地やブドウ品種・製法などの厳しい規定により、ワインの分類がなされています。そのため、フランスワインは価格に関わらず多くの銘柄が高品質です。テーブルワインから特別な日の高級ワインまで、幅広く楽しめます。

安くて美味しいチリワイン

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新世界ワイン(ニューワールドワイン)として、日本のワイン市場を賑わせているのがチリワインです。リーズナブルにも関わらず美味であることが人気の理由。主な産地はコキンボ、アコンカグア、セントラル・ヴァレー、南部地方の4ヵ所です。

チリは南北に細長く、ブドウ栽培に適した気候で、フランスから渡ってきた醸造家が多いため、ワイン醸造が大きく発展しました。チリで栽培されるブドウは黒ブドウ品種が多く、生産されるワインの約4分の3が赤ワインです。完熟度の高いブドウが育つことで、力強くコクのあるワインに仕上がります。

種類の豊富なイタリアワイン

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ワインの生産量が世界でもトップクラスのイタリア。温暖で日照量の多いイタリアでは、ほぼ全域でワインの生産が盛んです。また、栽培されているブドウの品種は政府が公認しているモノだけでも400種類以上もあるといわれており、多様性に富んだワインが楽しめます。

産地はピエモンテ・トスカーナ・ヴェネト・シチリア州など、全土合わせると20州。南北に細長い地形は、南部・中部・北部に分けられ、南と北では異なる表情のワインに仕上がるのも特徴です。

イタリアでは、上級のモノからDOCG(保証付原産地統制名称ワイン)・DOC(原産地統制名称ワイン)・IGT(地域特性表示ワイン)・VdT(テーブルワイン)と4つのクラスに分類されています。

スパイシーな品種が有名なオーストラリアワイン

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安くて高品質と好評のオーストラリアワイン。ニューワールドワインのなかでも特に輸出量が多く、日本でも気軽に飲めるワインとして親しまれています。オーストラリアは国土が広く、ブドウ栽培に適した土地が各地域にあり、高品質なワインを造ることができる環境です。

主な生産地は、南オーストラリア州やヴィクトリア州など合わせて5ヵ所。ランクは上質なモノからヴァラエルタル・ヴァラエルタルブレンド・ジェネリックの3つに分けられています。カジュアルワインから高級ワインまで幅広く楽しめ、のびやかでパワー溢れる味わいです。

カジュアルから高級まで幅広いアメリカワイン

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主にカリフォルニア産が中心のアメリカワイン。生産の約9割を占めるのがカリフォルニア州ですが、有名な産地として知られるナパ・ヴァレーでは、フランスの有名産地のワインにも匹敵する高い水準のワインも生産されています。

アメリカワインの歴史は、ほかのワイン産出国に比べるとまだまだ浅いものの、近代的な品種改良を続け、「カリフォルニアワイン」という確固たる地位を確立。しっかりとした果実味溢れる味わいが特徴で、ワイン初心者から上級者まで楽しめる味に仕上がっています。

穏やかな味わいの多い日本ワイン

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日本で初めてワイン醸造所が誕生したのは明治時代。現在では山梨県をはじめ、日本各地にワイナリーが設立されています。特に、マスカット・ベーリーAのように日本固有品種で造られた赤ワインは、海外でも評価が高く、世界的な認知度も高まりつつあります。

日本ワインは他国のワインに比べ、雑味が少なくフルーティーでふくよかな味わいが特徴。ちなみに、日本ワインは、日本で収穫されたブドウだけを使っているので、輸入ブドウを使った国産ワインとは別物です。選ぶ際は、ラベルに「日本ワイン」の表記がされているか確認しましょう。

ブドウの品種で選ぶ

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カベルネ・ソーヴィニヨン

フランスのボルドー地方を原産とする、赤ワイン用の代表的な品種。フランスをはじめ世界各国で生産されており、しっかりとしたタンニンの渋みと酸味・コクのバランスがよく、飲みごたえのある赤ワインに仕上がります。

強い渋みには、赤身の牛肉が相性抜群。カベルネ・ソーヴィニヨンを使った赤ワインは数多く販売されているので、飲んだことがない方はぜひ試してみてください。

メルロー

フランス、ボルドー原産の赤ワイン用ブドウ品種。カベルネ・ソーヴィニョンに次ぐ栽培面積で、世界的に人気がある品種のひとつです。深みのある色合いとふくよかな果実味が特徴。渋みも少なく、まろやかで口当たりのよいワインです。

シルクのようになめらかなメルローは、柔らかく仕上げたハンバーグなどの肉料理がよく合います。

シラー

フランス、コート・デュ・ローヌ地方原産の赤ワイン用ブドウ品種。オーストラリアでは「シラーズ」として親しまれ、最近急激にワインの生産量が増えている人気の品種です。

黒胡椒のようなスパイシーさとタンニンのなめらかな渋みが特徴的。そのうえ、フルーティーさも兼ね備えており、力強い味わいに仕上がります。スパイシーな肉料理と好相性なほか、いつもと趣向を変えたワインが飲みたいときにもおすすめです。

マスカット・ベーリーA

新潟県で交配され作られた、日本を代表する生食・醸造ともに使われるブドウ品種です。ベリー系の果実味とキャンディーのような甘い香りが特徴。渋みが少なく甘味と酸味が際立ち、フルーツジュースのような優しい口当たりに仕上がります。

鶏肉や白身魚、また甘辛く煮たソースとも相性よく、いつもの和食に合わせたい方や、渋みが苦手な方にもおすすめです。

赤ワインのおすすめ|1000〜3000円

カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ

イタリア、アブルッツォ地方の赤ワイン。ファルネーゼは、コスパよく高水準なワインを産出するワイナリーとして、国際的にもその名が知られています。なかでも本銘柄は、スタンダードでありながら色・香り・コクともに凝縮された1本。しっかりとしたフルボディの奥深さを味わいたい方におすすめです。

赤身の牛肉ステーキや煮込み料理に合わせると料理が一層引き立ちます。カジュアルなホームパーティーの手土産にもおすすめの赤ワインです。

カザマッタ ロッソ

カザマッタ ロッソ

イタリア、トスカーナ州のモダンな製法で造られた赤ワイン。造り手であるビービー・グラーツ氏の世界観を気軽に楽しめる、カジュアルなテーブルワインです。ワインを題材とした漫画「神の雫」にも登場し、コスパのよいワインとして知られています。

ふくよかでまろやかな味わいが特徴。ワインビギナーが初めてトライする赤ワインとしてもおすすめの1本です。

カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン

カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン

チリNo.1ワイナリー、コンチャ・イ・トロの赤ワイン。あまりの美味しさから貯蔵しているワインが頻繁に盗まれたため、創立者のドン・メルチョー氏が「蔵に悪魔が棲みついている」という噂を流してワインを守ったという「悪魔の蔵」伝説でも知られる赤ワインです。

カベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用した、エレガントなフルボディ。濃いルビー色で、まろやかなタンニンと熟したフルーツやベリーの豊かな香りがバランスのとれた1本です。フルーツや甘いスイーツとも好相性なので、食後のワインを探している方はぜひチェックしてみてください。

サントリー(SUNTORY) ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA

日本固有品種であるマスカット・ベーリー・Aを100%使用した日本ワイン。マスカット・ベーリー・Aの生みの親で「日本ワインの父」と称される川上善兵衛に敬意を表し造られた赤ワインです。ブドウのもぎたての香りやフルーティーさを生かした、フレッシュな味わいに仕上がっています。

爽やかな酸味と甘味が心地よく、初めての赤ワインとしてもおすすめです。国内外のコンクールにおいても毎年高い評価を受けており、品質は折り紙付き。普段の食卓でも気軽に楽しめる1本です。

シャトー ラモット・ヴァンサン レゼルヴ サン・ヴァンサン

シャトー ラモット・ヴァンサン レゼルヴ サン・ヴァンサン

フランス、ボルドーの赤ワイン。ボルドー産は高級な赤ワインが多いなか、コスパよく高水準なワインとして好評です。メルローを80%、カベルネ・ソーヴィニヨンを20%使用したブレンドワイン。収穫時期を遅らせた完熟したブドウのみ使用し、手間暇惜しまず丁寧に醸造されています。

フルボディの凝縮した果実感が味わえる1本です。口に含むと、まろやかなタンニンの渋みとともにシルキーな口当たりが感じられます。ハンバーグや柔らかく煮込んだ肉料理とも相性抜群のおすすめボルドーワインです。

トルブレック ウッド カッターズ シラーズ

トルブレック ウッド カッターズ シラーズ

オーストラリア、トルブレックワイナリーのフルボディ赤ワイン。オーストラリアではメジャーな品種シラーズ特有の、スパイシーかつフルーティーな味わいが楽しめます。

全体的に優しく丸みのあるなめらかな口当たりが特徴。渋みは弱く、ほどよくスパイシーさが感じられワイン初心者にもおすすめです。コショウなどで味付けした肉料理とのマリアージュが楽しめるおすすめの1本です。

シャトー・モンペラ ルージュ

シャトー・モンペラ ルージュ

評論家から大絶賛されているシャトー・モンペラの赤ワイン。主に使用されている品種はメルロー、その他カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランをブレンドした甘さの際立つワインです。

口に含んだ途端、凝縮された果実味が立ちのぼり、ふくよかな奥深い味わいが楽しめます。渋みや酸味もトゲトゲしくなく、ワイン初心者から愛好家まで満足のいくおすすめの1本です。

北海道ワイン おたる特撰キャンベルアーリ

北海道ワイン おたる特撰キャンベルアーリ

大粒の黒ブドウ品種キャンベルアーリを原料とした日本ワイン。凍結果汁仕込みで果実の甘みを引き出した甘口の赤ワインです。渋みはほとんどなく、果実の芳醇な香りとコクのあるまろやかな甘みが特徴。

まるで濃厚なブドウジュースを飲んでいるような感覚で、赤ワインの渋みが苦手な方にもおすすめです。食後にキリッと冷やしてフルーツやケーキなどの甘いデザートと一緒に堪能してみてください。

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル

フランスボルドーの5大シャトーの1つ、シャトー・ラフィットが造る極上赤ワイン。男爵が日常的に楽しめる秘蔵ワインとして造ったのがルーツとされています。カベルネ・ソーヴィニヨンを原料とし、気品溢れる芳醇な香りが特徴。

果実味・酸味・苦味ともにバランスよく、リーズナブルながら高水準ワインのエレガントさが漂う1本です。赤身肉との相性は抜群。その他さまざまな料理とのマリアージュを試してみてください。

モンテス アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン

モンテス アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン

プレミアムチリワインのパイオニア、モンテスが手掛けるカベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワイン。ニューヨークやロサンゼルスのシェフたちがこぞってメニューリストに載せるワインとしても有名です。紫がかったルビー色が美しく、フルボディでありながら柔らかく包み込むような口当たりが特徴です。

フルーティーな豊かな香りがチョコレートやウッディな香ばしさとバランスよくマッチし、奥深い味わいに仕上がっています。ラム肉のソテーやチョリソーなど味の濃い肉料理におすすめの1本です。

ベッレンダ コントラーダ・ディ・コンチェニゴ コッリ・ディ・コネリアーノ・ロッソ

ベッレンダ コントラーダ・ディ・コンチェニゴ コッリ・ディ・コネリアーノ・ロッソ

イタリアにあるヴェネト州の赤ワイン。コンチェニゴ地区という古い地名が由来です。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをブレンドし、18ヵ月ゆっくりと熟成させることで、濃厚で深い味わいに仕上げています。

酸味と渋みのバランスもよく、芳醇な味わいの後にかすかに草の爽やかな香りが感じられる1本です。飲む数時間前に抜栓しておくことで、よりまろやかな口当たりが楽しめます。どんな料理とも好相性で、いつもの食卓にもおすすめの1本です。

赤ワインのおすすめ|3000〜5000円

ケンダル・ジャクソン ヴィントナーズ・リザーヴ メルロ

ケンダル・ジャクソン ヴィントナーズ・リザーヴ メルロ

カリフォルニア屈指のワイナリー、ケンダル・ジャクソンの赤ワインです。原料の9割にメルローを使用したリッチでエレガントな味わい。野いちごやブラックチェリーなど甘酸っぱい果実の香りのアクセントがあり、柔らかなタンニンの渋みが特徴です。

あっさりとした和食にもよく合い、テーブルワインにぴったり。初めて赤ワインを味わう方も、数々のワインを飲み比べてきた方も楽しめるおすすめの1本です。

登美の丘ワイナリー 登美の丘

登美の丘ワイナリー 登美の丘

100年以上の歴史をもつ登美の丘ワイナリーの赤ワイン。同ワイナリーの自園産ブドウ数種をブレンドした日本ワインです。バラやスミレなどの華やかな香りと、甘酸っぱい果実の香りが際立つエレガントな味わいが特徴。

柔らかなタンニンの渋みが心地よく、シルキーな口当たりでさらりと飲めます。白身の魚や淡白な鶏肉とも好相性で、料理に合わせて楽しみたい方におすすめです。

シャトー・ル・ピュイ エミリアン

シャトー・ル・ピュイ エミリアン

フランス、ボルドーで400年の歴史をもつ老舗、シャトー・ル・ピュイの赤ワイン。同シャトーのワインは、ビオディナミ栽培と呼ばれる自然農法を守り続けて造られています。漫画「神の雫」で一躍話題を呼んだワイナリーとしても有名です。

酵母の添加や補糖は行わず、天然酵母のみで発酵させて造られたワインは、森林を感じさせるしっとりとしたアロマに、後から旨味が溢れ出てくるような奥深い味わい。大地の恵みをぜひ体感してみてください。

リブランディ グラヴェッロ ヴァル・ディ・ネート・ロッソ

リブランディ グラヴェッロ ヴァル・ディ・ネート・ロッソ

イタリア、カラブリア地方で生産されるリブランディ社の赤ワイン。土着品種ガリオッポとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした同社を代表するワインです。ベリーやハチミツ、スパイスといったさまざまな香りがギュッと濃縮された、力強い味わいが特徴です。

濃厚なだけでなく、エレガントでシルキーな優しさも兼ね備えています。漫画「神の雫」ではキムチとマリアージュしていましたが、スパイシーな料理とも合うので、さまざまな料理との相性を試してみてください。

ティント ペスケラ クリアンサ

ティント ペスケラ クリアンサ

スペインはリベラ・デル・ドゥエロ地方の赤ワイン。テンプラニーリョという、香り高く繊細なブドウ品種を100%使用しています。やや青みがかった美しいワインレッドカラーで、シルキーで果実味溢れる味わいが特徴です。

渋みや酸味も柔らかく包み込まれ、フルボディでありながら程よいコクなのでワイン初心者にも飲みやすくおすすめ。価格以上の味わいが楽しめる1本です。

プピーユ コート・ド・カスティヨン

プピーユ コート・ド・カスティヨン

フランス、ボルドー産のコート・ド・カスティヨンで造られている赤ワイン。スイスで行われたブラインド・テイスティング大会で、超高級ワインで有名なシャトー・ペトリスと最後まで張り合ったと話題になったワインです。

メルローを100%使った、優しくシルキーな口当たりが特徴。安価ながらフルボディのしっかりとしたコクが味わえ、ボルドーファンならずとも満足のいく逸品です。ちなみに、「シャトー・プピーユ」はプピーユの1つ下のグレードのワインなので、混同しないように気をつけましょう。

コノスル カベルネソーヴィニヨン 20バレル リミテッド・エディション

コノスル カベルネソーヴィニヨン 20バレル リミテッド・エディション

コノスルは、チリのワインブランド。新しいワイナリーですが、チリで第2位の輸出量を誇ります。低価格でありながらも品質にこだわったワイン造りが好評です。なかでも20バレル リミテッド・エディションは、コノスルブランドの最上級シリーズ。

カベルネ・ソーヴィニョンを100%使用した力強い赤ワインです。ベリー系の果実味やスパイシーな香りが見事に調和し、しっかりとした渋みが特徴。奥深い余韻を楽しみたい方にもおすすめの1本です。

トーレス アルトス・イベリコス・レゼルヴァ

トーレス アルトス・イベリコス・レゼルヴァ

スペイン屈指の銘醸地リオハ地方で造られる上級赤ワイン。スペインを代表するワイナリー、トーレスが手がけたワンランク上のワインです。スペインの土着品種テンプラニーリョを100%使用しており、濃厚でスパイシーな味わいは、世界中でも多くのファンを獲得しています。

48ヵ月もの長い熟成期間を経てリリースされるワインは、深いルビーレッドカラーが特徴。濃厚な果実味と黒胡椒のスパイシーな味わいと、ドライフルーツやキノコなど、さまざまなニュアンスが重なり合った複雑で奥深い香りが魅力です。クセのある食材とも好相性なので、ぜひ試してみてください。

赤ワインのおすすめ|5000〜1万円

サン・ジュリアン シャトー・ブラネール・デュクリュ

サン・ジュリアン シャトー・ブラネール・デュクリュ

フランス、ボルドー産の赤ワイン。長年のボルドーファンも多い、シャトー・ブラネール・デュクリュが手掛けるワインです。JALのファーストクラスのワインリストにも上がるほど評価が高く、クオリティの高さに比べリーズナブルに味わえる1本です。

ライトボディでありながら、力強く濃厚な口当たりが特徴。スパイシーでエキゾチックなアロマに、チョコレートと甘い果実の風味が持ち味で、ラグジュアリーさを堪能できるおすすめの1本です。

カンポ・デイ・ジーリ アマローネ デッラ・ヴァルポリチェッラ

カンポ・デイ・ジーリ アマローネ デッラ・ヴァルポリチェッラ

イタリア、ヴェネト州で生まれたイタリア国宝級の赤ワイン。アマローネはヴェネト州でもごく限られた生産者の手で少量生産され、かつては王族貴族しか口にすることができなかった希少なワインです。できあがったワインを樽の中で約3年熟成し、瓶詰めされます。

生き生きとした果実味や酸味に加え、カカオやスパイスなどのアクセントが重なり、なめらかな口当たりとエレガントさが感じられる極上の1本です。チーズとの相性が抜群で、特別な方への贈り物としても喜ばれる、おすすめのワインです。

ドメーヌQ ピノ・ノワール

ドメーヌQ ピノ・ノワール

日本におけるピノ・ノワール栽培の先駆者である、ドメーヌQが手掛ける赤ワイン。ピノ・ノワールは、デリケートで病気にかかりやすく、日本での栽培は難しいとされてきましたが、同ワイナリーは4年かけて研究し、収穫に成功しました。

色合いは透明感のあるルビー。グラスに注ぐと、バニラのような甘さとラズベリーのような甘酸っぱい香りが立ち上がります。なめらかな口当たりで、口いっぱいにベリーの風味が広がり、豊かな酸味と優美なタンニンの渋みを味わえるのが魅力です。後味は穏やかで、そっと消えていくような上品さを楽しめます。

モンテス パープル・エンジェル

モンテス パープル・エンジェル

「世界最高峰のチリワインを造る」という目標を掲げるチリのワイナリー、モンテスが生み出した赤ワイン。公式晩餐会で、オバマ大統領に振る舞われたワインとして話題になりました。

チリを代表する品種、カルメネールを存分に味わえる逸品です。ワインの色味は、黒ブドウの果皮のように深みのある紫色。黒胡椒を彷彿とさせるスパイシーな香りで、プラムのような丸みのある芳醇な味わいを楽しめます。また、コーヒーのように芳ばしい後味も魅力です。

ドミナス・エステート オテロ

ドミナス・エステート オテロ

世界屈指のワインメーカーであるクリスチャン・ムエックス氏が造る赤ワイン。本銘柄は、親日家でもある彼の思いが込められ、和食とも相性がよい軽やかでエレガントな味わいが特徴です。

ダークチェリーを思わせる濃厚なアロマに、マッシュルームの芳醇な香りがさらに深みをもたせています。口当たりはパワフルすぎず繊細さもあり、ジューシーな酸味となめらかなタンニンの渋みを楽しめるのが魅力です。

ジャスパー・ヒル パドック・ネッビオーロ

ジャスパー・ヒル パドック・ネッビオーロ

現地でも入手が難しいとされているオーストラリア産の赤ワイン。イタリアを代表するネッビオーロという品種を使用しています。原産国と比べると違いはあるものの、酸味・タンニン・アルコールのいずれもしっかり感じられる、重みのあるワインです。

凝縮されたチェリー系のアロマと、ほのかに漂うスパイシーな香りが魅力。重厚感のある味わいで、和牛や赤身の魚などとよく合います。

トーレス マス・ラ・プラナ

トーレス マス・ラ・プラナ

140年以上の歴史をもつスペインの名門、トーレスが造る赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用しています。また、有名なワイン専門誌であるワインスペクテーター誌・デキャンタ誌で高得点を得ているのもポイントです。

ブラックベリーやプラムなどの濃密なアロマに、杉やタバコなどの芳ばしい香りが重なります。エレガントな甘みや濃厚なタンニンの渋みが感じられ、奥行きのある味わいに仕上がっているのが魅力。余韻を長く楽しみたい方におすすめです。

番外編:赤ワインの飲み方

飲み頃の温度で味わう

ワインの味は温度によって変化するので、飲み頃の適温を知ることも、より美味しく赤ワインを味わうポイントです。赤ワインの場合、温度が低すぎるとタンニンの渋みが強くなり、反対に高すぎるとフルーティーさが半減しアルコール分も蒸発します。

軽い飲み口のライトボディであれば、フルーティーさが損なわれない10〜12°Cが適温。飲む1時間ほど前に冷蔵庫で冷やしておくと飲み頃です。ミディアムボディなら13〜16°C。あまり冷えすぎると渋みが増すので、飲む少し前には冷蔵庫から取り出しておきましょう。

また、しっかりと重みのあるフルボディなら、渋みを和らげる16〜18°Cがおすすめ。飲む10〜20分前に冷蔵庫から出しておくと飲み頃です。

スワリングでアロマを味わう

ワイングラスをクルクルと回す仕草を「スワリング」といいます。グラスに注いだワインを空気に触れさせることで、香りを引き立たせたり、タンニンの渋みを和らげたりすることが可能。ワインが酸化し、まろやかで丸みを帯びた味に変化していくことを「ワインが開く」と表現することもあります。

スワリングの1番簡単なやり方は、テーブルの上でグラスのステム部分を持ちながら、静かに3〜5周回すだけ。開栓したばかりの味と変わってきたな、と感じたらスワリングは成功です。ぜひ試してみてください。

料理とのマリアージュで味わう

ワインは本来、料理とともに楽しむための飲み物なので、ワインと料理は切っても切れない関係です。ワインと料理をうまく組み合わせることを「マリアージュ」と表現します。お互いのよさを引き出すためにも、相性のよい料理との組み合わせは非常に重要です。

さっぱりとした白ワインに比べ、重みがあり複雑な味わいの赤ワインには赤身の肉やクセのある食材がよく合います。また、フルーティーな軽い口当たりの赤ワインならさっぱりとした和食とも好相性。反対にスパイシーで辛口な赤ワインには、スパイシーな料理がおすすめです。

とはいえ、大切なのは自分が美味しいと思うかどうか。細かいルールにはとらわれず、いろいろとチャレンジして自分好みの組み合わせを楽しんでみてください。