豊かな香りと深い味わいが魅力の赤ワイン。ブドウの品種や産地によって味わいが異なり、奥深さがあります。種類が豊富で、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの赤ワインをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
赤ワインと白ワインの違いとは?

赤ワインと白ワインの大きな違いは製造方法です。赤ワインは果皮と種子を一緒に発酵させるマセラシオンという工程を経るため、果皮由来の赤から紫色の美しい色合いになります。一方、白ワインは果汁のみで発酵させ、黄色から淡い緑色の透明感のある仕上がりです。
味わいの特徴も大きく差があります。赤ワインは果皮から抽出されるタンニンが豊富。渋味やコクが強く、複雑で重厚な味わいが楽しめます。白ワインはタンニンが少なく酸味が爽やかで、フルーティーで軽やかな口当たりが魅力です。
使うブドウも異なり、赤ワインは主に黒ブドウを使用。なお、黒ブドウでも果皮を除けば白ワインが造れます。
赤ワインの選び方
ボディを選ぶ
口当たりが軽く飲みやすいライトボディ

By: amazon.co.jp
ライトボディは口当たりが軽やかで、フレッシュな果実味が特徴。軽いタンニンで渋味が穏やかなため、爽やかな飲み心地を楽しめます。アルコール度数は低めに設定されており、赤ワインに慣れていない方や初心者にもおすすめです。
代表的な品種はピノ・ノワールやガメイなど。軽い料理や前菜との相性がよいワインです。
幅広い料理に合うミディアムボディ

By: asahibeer.co.jp
ミディアムボディはライトボディとフルボディの中間に位置し、バランスのよい味わいが魅力です。適度な渋みとフルーティーさをあわせ持ち、しっかりとした飲みごたえが感じられます。代表的な品種はメルローやサンジョヴェーゼです。
食事と合わせやすい万能タイプで、さまざまな料理との相性がよく、食中酒として適しています。赤ワイン初心者から上級者まで幅広く楽しめるバランスのよさがポイントです。
重さや渋みを味わいたいならフルボディ

By: amazon.co.jp
フルボディは色合いが濃く、深い果実味としっかりしたタンニンが特徴の重厚なワインです。豊かな渋みと酸味がポイント。重厚感やコクが強く、アルコール度数も高めで力強い味わいが楽しめます。代表的な品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーで、濃厚な品種を使用したワインが豊富です。
骨格がしっかりしたワインで、重い料理や肉料理との相性が良好。複雑で奥深い味わいが魅力で、渋みや重厚感を存分に味わいたい方におすすめです。
ブドウの品種をチェック
ピノ・ノワール

ピノ・ノワールは色調が淡く、透明感のある美しい赤色が特徴です。バラ・スミレの香りが感じられるほか、赤い果実の苺やチェリー、スパイスのアロマも楽しめます。「高貴なブドウ」と呼ばれることもある品種です。
タンニンは控えめで緻密。酸味が豊かで、伸びやかな口当たりが魅力です。エレガントな仕上がりで、ベリー系の酸味があるのもポイント。フレッシュな早飲みから熟成後の複雑な味わいまで幅広く味わえます。
メルロー

メルローは果実味が豊かで、濃厚かつジューシーな味わいが特徴の品種。なめらかな口当たりが魅力です。タンニンはピノ・ノワールよりやや強めですが、比較的やわらか。飲みやすく、バランスのよい仕上がりです。
果実味たっぷりで、ミディアムボディの代表的な品種として知られています。さまざまな料理と相性がよく、食事と合わせやすいのがポイントです。
カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンは果皮が厚く、色調が濃い特徴を持つ品種です。黒系果実のカシス・ブラックベリーに加え、森の針葉樹や杉の香りも感じられ、しっかりとした渋みがあります。
骨格のある濃厚で力強い味わいを楽しめるのがポイント。重厚なワインになるため、骨太なワインを好む方にもおすすめです。
産地をチェック

By: amazon.co.jp
赤ワイン選びにおいては、産地をチェックすることも大切。フランスのブルゴーニュでは繊細でエレガントな赤ワインが造られています。アメリカで造られる赤ワインは度数が高く濃厚で、力強い味わいが特徴です。
好みに合った産地のモノを探してみてください。
赤ワインのおすすめ|ライトボディ
エーデルワイン 月のセレナーデ
岩手県産キャンベル種を使った甘口の赤ワイン。フルーティーな味わいで、ライトボディに仕上がっています。甘口ながらもコクが感じられ、飲みやすさが特徴です。
容量は720ml。冷やして飲むとさらに美味しく楽しめます。赤ワイン初心者の方や、甘口を好む方におすすめです。
KWV ケープ・ルージュ
南アフリカワインの入門版と謳われている赤ワインです。材料には主にサンソーとルビー・カベルネを使用しており、フルーティーな香りを楽しめます。なめらかな喉ごしも特徴です。
軽やかな飲み口で、ワイン初心者の方でも親しみやすい仕上がり。ピザなどに合わせるのもおすすめです。南アフリカワインに挑戦してみたい方に適しています。
サントリー(SUNTORY) ジョルジュ デュブッフ ボジョレー
フレッシュでいきいきとした味わいが魅力の赤ワイン。ガメ種のブドウを使用しており、果実味が口の中に広がります。果実や花の香りが楽しめるのもポイントです。
単体ではもちろん、日常の料理と相性がよく、気軽に飲める銘柄。少し冷やして飲むと、より美味しく味わえます。軽快で飲みやすい赤ワインを探している方におすすめです。
くらむぼんワイン 山梨 エヌ マスカット・ベーリーA
マスカット・ベーリーAを用いた野生酵母仕込みの赤ワイン。自社農園で育てたブドウを使用し、酵母で発酵後に樽熟成を行っています。自然な味わいを楽しめる製品です。
ナチュラルな果実味とタンニンの風味が調和しているのが魅力。樽熟成によってもたらされる複雑味がアクセントとして効いています。果実味が主体となった味わいを堪能したい方におすすめです。
岩崎醸造 ホンジョー マスカット・ベーリーA 勝沼 樽熟成
勝沼のマスカット・ベーリーAのみを使用した深みのある赤ワイン。樽の香りとフルーティーさが共存しており、複雑ながらバランスの取れた味わいに仕上がっています。鮮やかな赤紫色が美しく、赤い果実の香りが広がるのが特徴です。
やわらかいタンニンとふくよかな果実感が調和しています。濃口醤油を使った料理との相性がよく、和食と一緒に飲める赤ワイン。国産の赤ワインを楽しみたい方におすすめです。
赤ワインのおすすめ|ミディアムボディ
アサヒ(Asahi) サンタ・ヘレナ・アルパカ
人気が高いチリ産の赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをブレンドしており、ブラックチェリーやカシス、プラムのような豊かな果実味が楽しめます。まろやかなコクとバランスのよい味わいが特徴です。
ミディアムボディで中口の仕上がり。さまざまな料理に合わせやすく、ワイン初心者の方やデイリーワインを探している方におすすめです。
・1本セット
・12本セット
カステッロ・ディ・アマ キャンティ・クラシコ・アマ
サンジョヴェーゼ主体でメルローを少量ブレンドした赤ワイン。産地は、有名なイタリア産ワインのキャンティが造られるイタリア・トスカーナです。フレッシュな果実の味わいが特徴。シルキーなタンニンと酸が見事に調和し、エレガントな味わいに仕上がっています。
価格が安いため、キャンティ・クラシコを味わってみたい方におすすめです。
トーレス サングレ・デ・トロ オリジナル
土着品種にこだわったスペインの名門ワイナリーが手がける赤ワイン。カタルーニャ州のブドウを使用して造られています。深いルビー色と黒色果実のアロマティックな香りが楽しめる銘柄です。
繊細なタンニンでなめらかな口当たり。パエリアやシチューなどの料理と合わせると、マリアージュを堪能できます。コストパフォーマンスを重視してスペインワインを探している方におすすめです。
ルイ・ジャド ブルゴーニュ ピノ・ノワール
ブルゴーニュ地方のテロワールを体現した赤ワイン。ピノ・ノワールを100%使用しています。ピノ・ノワールの味わいを十分に楽しめる仕上がり。1859年創業の老舗ルイ・ジャド社が手がける銘柄です。
透き通ったルビー色の美しい見た目で、ふくよかな果実味と穏やかな香味を堪能できます。ローマ神話の酒神バッカスがデザインされた伝統的なラベルも魅力。プレゼントにもおすすめです。
クラレンス ディロン クラレンドル・ルージュ
ボルドー全域から厳選されたブドウで仕立てた、上質な赤ワインです。いきいきとしたアロマを楽しめるのが魅力。スモーキーなニュアンスも感じられる一本です。
伝統的なボルドースタイルを堪能できるのもポイント。フルボディに近いミディアムボディに仕上げられています。フルーティーな風味ながらパワフルさも味わえる、おすすめの赤ワインです。
赤ワインのおすすめ|フルボディ
ボデガ・ノートン プリヴァーダ
濃厚な口当たりが楽しめる、アルゼンチンの赤ワイン。使用している品種はマルベックやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローで、熟した果実のような香りを堪能できます。豊かな果実味が口の中に広がる一本です。
重厚感のあるタンニンを味わえるのも魅力。ステーキなど、骨太な肉料理と合わせるのがおすすめです。
モンテス(Montes) モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン
安価ながら高クオリティの赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にメルローをブレンドし、フレンチオーク樽で12か月間熟成させています。赤・黒系果実のなかにブラックペッパーやタバコのニュアンスを加えた、複雑な香りが特徴です。
なめらかなタンニンと豊かな果実味で、フルボディらしい力強さを楽しめる仕上がり。チョリソーやステーキなどの肉料理と相性がよい赤ワインを探している方におすすめです。
カイケン・カベルネ・ソーヴィニョン
アンデス山脈の恵みを受けた、メンドーサ産の高品質な赤ワイン。チリの名門モンテスが手がけるワイナリーが造っている銘柄です。黒果実の濃厚な香りのなかにバニラやタバコのニュアンスが加わり、バランスの取れた味わいを生み出しています。
コストパフォーマンスに優れた一本。アルゼンチンワインを試したい方におすすめです。
ペトラ ジンガリ
地中海らしい明るい雰囲気が魅力のイタリア産赤ワインです。メルロー、プティ・ヴェルド、シラー、サンジョヴェーゼの4品種をブレンド。瑞々しい果実味ときめ細かなタンニンが調和しています。フルボディながら親しみやすい仕上がりです。
赤い果実のなかに、チョコレートのニュアンスや黒コショウのスパイス感が混じった香り。繊細な酸が溶け込んだ構成で、余韻も楽しめるおすすめの一本です。
マルケス・デ・ムリエタ リオハ ムリエタ
リオハ最古の長い歴史を持つワイナリーで醸造された上質な赤ワインです。テンプラニーリョを主体に、ガルナッチャやグラシアーノなどをブレンド。カシスやブラックベリーの豊かな果実味を表現しています。
スモーキーさやスパイシーさが溶け込んでいるのが魅力。複雑で長い余韻を楽しめます。リオハワインの伝統的な味わいを体験してみたい方におすすめの一本です。
赤ワインの売れ筋ランキングをチェック
赤ワインのランキングをチェックしたい方はこちら。
赤ワインは、ブドウの品種や産地、ボディによって味わいが大きく変わります。気軽に楽しめるデイリーワインから特別な日に味わいたいモノまで。種類はさまざまです。まずは好みの味わいの方向性を決め、料理との相性も考慮して選ぶのがおすすめ。ぜひ本記事を参考に、お気に入りの一本を見つけてみてください。