高品質な味わいをリーズナブルな価格で楽しめるチリワイン。日本での流通量が多く、スーパーやコンビニでも豊富な銘柄が並んでおり、手に取りやすいのが魅力です。
さまざまな産地で多彩な品種を使用し、バラエティ豊かなワインが造られているのも特徴。そこで今回は、チリワインのおすすめの銘柄を種類別にご紹介します。
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チリワインの特徴とは?

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チリワインは、低価格ながらおいしい銘柄が多く揃っているのが特徴。気軽に楽しめるデイリーワインを求める方におすすめです。
チリは太平洋やアンデス山脈からの冷涼な風により昼夜の寒暖差が大きく、ブドウ栽培に適した自然条件が揃っています。年間の降水量は平均300mmと少なく、雨による被害や病気のリスクが低いため、安定した収穫が可能です。
チリは一年を通して日照時間が長く、ブドウがしっかりと熟してから収穫できるのもポイント。糖度の高いブドウから生まれるワインは、フルーティーでバランスのよい味わいに仕上がります。
チリワインの選び方
ワインの種類をチェック
赤ワイン

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チリワインでは、ワイン用ブドウ品種の約75%が赤ワイン用とされているため、赤ワインの生産が盛んです。カベルネ・ソーヴィニヨンをはじめ、メルローやカルメネールなど幅広い品種が栽培され、多彩な味わいの赤ワインが造られています。
果実味豊かでタンニンがしっかりとしたワインが多いので、食中酒として取り入れるなら、濃厚な味付けの肉料理とのペアリングがおすすめです。
白ワイン

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チリワインは白ワインのラインナップも豊富。赤ワインと同様に、手頃な価格でおいしく飲める銘柄が揃っているのが魅力です。白ワイン用ブドウ品種としては、主にソーヴィニヨン・ブランとシャルドネが栽培されています。
ソーヴィニヨン・ブランはすっきりとした飲み口の辛口タイプが多く、シャルドネはコクのあるまろやかな味わいが主流。それぞれ日々の食事に合わせやすく、とくに魚介類を使用したカルパッチョやソテーとのペアリングがおすすめです。
スパークリングワイン

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お祝いごとやホームパーティーなど、華やかなシーンでワインを飲むなら、スパークリングタイプのチリワインがぴったり。気軽に楽しめるリーズナブルなタイプから、長期熟成で造られる本格派まで、多彩な銘柄が揃っているのが特徴です。
爽やかな飲み口でさまざまな料理と合わせやすく、前菜や魚料理を中心に、幅広くペアリングを楽しめます。おしゃれなボトル入りの銘柄は、プレゼントにもおすすめ。特別な日の乾杯酒のほか、デイリーワインとしても活躍します。
品種で選ぶ
カベルネ・ソーヴィニヨン

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カベルネ・ソーヴィニヨンは、赤ワイン用ブドウ品種のなかでも最も有名な品種として知られています。小粒で種が大きく、色味が濃いのが特徴。カベルネ・ソーヴィニヨンのチリワインは、「チリカベ」の愛称で多くのワイン愛好家から親しまれています。
チリの気候はカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しており、赤ワインの生産量の約半数を占めています。濃厚な果実味としっかりとしたタンニンに加え、フルーティーな香りとスパイスやチョコレートのニュアンスを兼ね備えているのが魅力です。
産地によって風味に違いがあり、飲み比べを楽しめるのもポイント。チリワインが初めての方にもおすすめです。
メルロー

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メルローは、カベルネ・ソーヴィニヨンに次いで世界中で広く栽培されている赤ワイン用ブドウ品種。房が大きく実がしっかりとしているのが特徴です。
プラムやブラックチェリーを思わせる香りを持っており、カベルネ・ソーヴィニヨンと比べて酸味・タンニンがおだやかで、やさしい味わいに仕上がるのがポイント。赤ワイン特有の渋みを抑えたチリワインを求める方におすすめです。
カルメネール

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カルメネールは、チリを代表する赤ワイン用ブドウ品種です。もとはフランスのボルドー地方が原産の品種ですが、現在ではチリ以外での栽培はごくわずか。多くのチリワインに使用されています。
実の大きさは一般的で、果皮の色素が濃いのが特徴。また、熟成させるとコーヒーやチョコレートのような風味が感じられるのもポイントです。
カルメネールのチリワインはコクがありつつも口当たりはなめらかで、渋みと果実味のバランスが良好。食事との相性がよく、ボリュームのある肉料理とのペアリングがおすすめです。
ピノ・ノワール

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ピノ・ノワールは、フランスのブルゴーニュ地方が起源の赤ワイン用ブドウ品種です。果皮が薄い品種のため病気にかかりやすく、栽培が難しい品種としても認知されています。
ピノ・ノワールのチリワインは、イチゴやチェリーのような果実香があり、酸味とタンニンの絶妙なバランスを楽しめるのが特徴。繊細な複雑味もあり、プレミアムワイン造りにも広く使用されています。
シラー

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シラーは、フランスのコート・デュ・ローヌ地方原産の赤ワイン用ブドウ品種です。オーストラリアではシラーズとも呼ばれています。色味は濃い紫がかったガーネット色で、フルーティーな香りと渋みのバランスがよいのが特徴です。
シラーのチリワインは、力強いフルボディタイプが主流。ブドウのジューシーな果実味と豊かなタンニン、スパイシーなニュアンスが重なり合った味わいを楽しめます。料理と合わせるなら、スパイスを効かせた肉料理とのペアリングがおすすめです。
パイス

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パイスは、チリワインの原点ともいえる、歴史ある赤ワイン用ブドウ品種です。チリがまだスペインの植民地だった16世紀、キリスト教の布教活動でスペイン人宣教師が持ってきた初めてのブドウが、パイスだったと伝えられています。
1997年まではチリで最も多く栽培されていた品種ですが、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種が次第に栽培面積を増やすと、パイスの栽培面積は減少。現在の生産量は少ないものの、チリワインの伝統品種です。
パイスは乾燥に強いうえ収量が多く、さまざまな土地や気候に適応できるのが特徴。フレッシュでジューシーな果実味が際立ちます。昔ながらのチリワインを味わいたい方におすすめです。
産地で選ぶ
コキンボ地方

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コキンボ地方は、チリワインの産地のなかでも最北に位置しており、冷涼な気候が特徴。エルキ・ヴァレーやリマリ・ヴァレー、チョアパ・ヴァレーなどを擁しており、赤ワインを多く造っています。
シラーやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カルメネールが主な栽培品種です。畑は太平洋とアンデス山脈に挟まれた標高1000~2000mの場所にあり、昼夜の寒暖差が大きく、栽培に適した日照量に恵まれています。
凝縮感のあるブドウを生産しているのがポイントです。
アコンカグア地方

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アコンカグア地方は、チリワインの産地のなかでも中央部に位置。南米最高峰であるアコンカグア山のふもとの河川流域に沿って、数多くのブドウ畑が広がっています。
アコンカグア・ヴァレーやカサブランカ・ヴァレーでは、カベルネ・ソーヴィニヨンを中心とした多彩な赤ワインを生産。チリワインを世界市場へと押し上げた産地としても知られています。
海岸山脈の西側にあるレイダ・ヴァレーでは、ピノ・ノワールを使用した高品質なワイン造りが盛んです。プレミアムワインの産地としても注目されています。
セントラル・ヴァレー地方

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セントラル・ヴァレー地方は、アコンカグアからマウレ川まで南北350kmにわたって広がる、チリ最大級のワイン産地です。首都サンティアゴ周辺のマイポ・ヴァレーをはじめ、コルチャグア・ヴァレーやマウレ・ヴァレーなど、数多くの銘醸地を擁しています。
畑は太平洋とアンデス山脈に挟まれた盆地に位置しており、豊富な日照量が特徴。赤ワインではカベルネ・ソーヴィニヨン、白ワインではシャルドネやセミヨンを使用した銘柄が多く、高品質ワインとして高評価を得ています。
南部地方

南部地方は、マウレ川の南からニッブレ州にわたって広がるワイン産地。生産地域はマジェコ・ヴァレーとビオ・ビオ・ヴァレー、イタタ・ヴァレーの3つに分かれており、栽培面積はチリ全体の10%と少ないのが特徴です。
太平洋からの海風による昼夜の寒暖差や豊富な日照量など、ブドウ栽培に適した環境が注目され、近年では生産量が増加。カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワール、シャルドネのほか、土着品種であるパイスなど多様な品種が栽培されています。
ワイナリーにも注目

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チリワイン選びに悩んだら、有名なワイナリーの銘柄をチェックしてみましょう。知名度の高いワイナリーが手がけるワインは流通量が多く、飲み比べながら好みに合った一本を見つけやすい点が魅力です。
チリワインの名門として世界的に名が知られるワイナリーは、「コンチャ・イ・トロ」や「コノスル」「モンテス」などが挙げられます。ワインのラインナップが豊富で、多種多様な味わいを楽しめるのがポイント。ワイン初心者の方にもおすすめです。
チリワインのおすすめ|赤ワイン
モンテス クラシック・シリーズ メルロー
「モンテス」の定番シリーズのチリワイン。メルローにカルメネールをブレンドして造られており、手摘みブドウの一部をフレンチオークの新樽で熟成させているのが特徴です。
グラスに注ぐとブラックチェリーやブルーベリーのようなフルーティーな香りが立ち上がり、口当たりはまろやか。濃厚な果実味となめらかなタンニンがバランスよく調和し、メルローのしっかりとした骨格が感じられます。
料理と合わせるなら、豚の角煮やラタトゥイユとのペアリングがおすすめ。リーズナブルで場面を選ばないワインです。
サンタ・ヘレナ アルパカ カルメネール
コストパフォーマンスを重視したい方におすすめのチリワインです。セントラル・ヴァレー地方で収穫されたカルメネールを全量使用。濃厚な果実味にハーブやスパイスのニュアンスが加わった、エキゾチックな味わいが特徴です。
タンニンがほどよく、まろやかな口当たりで飲みやすく仕上がっているのがポイント。さまざまな料理と合わせやすいほか、スクリューキャップ仕様のため、場面を選ばず気軽に楽しめます。赤ワイン初心者の方にもぴったりです。
「アルパカ」シリーズは日本でも流通量が多く、豊富なラインナップから好みに合った一本を選べるのが魅力。赤ワイン・白ワインに加え、ロゼやスパークリングも揃っています。幅広い層から支持されるデイリーワインブランドです。
モンテス モンテス・アルファ ピノ・ノワール
ピノ・ノワールの凝縮感のある果実香と奥深い味わいを堪能できるチリワイン。本銘柄は「モンテス」の高品質ラインとして世界中で高評価を得る「モンテス・アルファ」シリーズの一本であり、ロングセラーの看板銘柄としても有名です。
アコンカグア地方で収穫された良質なピノ・ノワールを全量使用。熟したチェリー・ラズベリーのようなエレガントな香りを持ち、口に含むと芳醇で力強い果実味やオーク由来の複雑味が広がり、香り豊かな余韻をじっくりと楽しめます。
酸味とタンニンのバランスがよく、食中酒にもぴったりです。マグロのタルタルや子羊の香草焼きのほか、ミートソース・クリームソースとも好相性。すっきりとした飲み口が好みの方であれば、飲む前に軽く冷やしておくのもおすすめです。
コノスル オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン カルメネール シラー
フランスに本部を置く国際的な有機認証機関「エコサート」認証の有機栽培ブドウのみで造られたチリワインです。品種はカべルネ・ソーヴィニヨンとカルメネール、シラーの3つを使用しています。
見た目は輝きのある濃いルビー色。チェリー・ラズベリーといった赤系果実にタバコやバニラのニュアンスが加わった、複雑な香りが特徴です。なめらかで豊かなタンニンがあり、土壌由来のミネラル感もじっくりと堪能できます。
辛口のフルボディタイプなので、肉料理とのペアリングがおすすめ。ヒレステーキやすき焼き、合鴨のローストなど、旨味の強い料理と一緒に楽しんでみてください。
コノスル ビシクレタ・レゼルバ シラー
力強くスパイシーな風味を持ちつつも、バランスの取れた味わいで飲みやすいチリワインです。シラーを主体にメルローをブレンドし、フレンチオーク樽とステンレスタンクを用いて13か月間熟成。ブドウの収穫は手摘みで行われています。
色調は深みのある美しいチェリーレッド。煮詰めたイチゴやイチジクのような濃厚な香りに加え、シラー特有のスパイシーなニュアンスも感じられるのが特徴です。口当たりはなめらかで、豊富なタンニンのあるやわらかくジューシーな味わいを楽しめます。
ラベルに描かれた自転車は「コノスル」を象徴するアイコン。コノスルのブドウ栽培の基本である「自然のサイクルを尊重」というコンセプトを示しています。
コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン
「地上最高のカベルネ」とも称される、チリワインを代表する一本です。セントラル・ヴァレー地方で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用しています。
色調は鮮明で美しいルビーレッドで、グラスを華やかに演出。チェリーやダークプラム、オーク由来のトースト香が重なり合った複雑な香りを持ち、フルーティーでバランスのよいタンニンが感じられる味わいが特徴です。
料理と合わせるなら、赤身の肉料理と好相性。すき焼きやビーフシチュー、青椒肉絲などとのペアリングを楽しめます。また、グリュイエールやブルーチーズといった、熟成チーズをおつまみに飲むのもおすすめです。
ロス・ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン
上品でクラシックなボルドースタイルをリーズナブルな価格で楽しめるチリワイン。セントラル・ヴァレー地方のコルチャグア・ヴァレーで収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンを全量使用した一本です。
果実のポテンシャルを活かすため、温度管理されたステンレスタンクを用いて発酵・熟成させているのがポイント。ブルーベリーやスミレを思わせる香りにスパイシーなニュアンスが加わり、涼やかな酸味と自然な凝縮感のある味わいが特徴です。
ミディアムボディタイプなので渋みがほどよく、飲みやすい点もおすすめ。牛肉と野菜のポトフやひき肉のグラタン、鶏手羽元の甘辛煮などとよく合います。
ビーニャ・ファレルニア グラン・レゼルバ カルメネール エルキヴァレー
ふくよかなボディのチリワインです。コキンボ地方のエルキ・ヴァレーで収穫されたカルメネールを100%使用。粘性が高く濃厚で、煮詰めたプラムやバニラの香りに加え、スモーキーさもあるのが特徴です。
フルボディタイプに仕上がっており、とくにビーフステーキやローストビーフなど、シンプルな肉料理とのペアリングがおすすめ。素材の旨味をしっかりと引き立てます。
ブション・ファミリー・ワインズ パイス・サルヴァヘ・レッド マウレ・ヴァレー
チリの伝統品種であるパイスの復興を目指して造られたチリワインです。セントラル・ヴァレー地方のマウレ・ヴァレーの海岸地域に自生したパイスを厳選。6mほどのブドウの樹にハシゴをかけ手作業で房を切り取るという、昔ながらの手法を採用しています。
見た目は美しいラズベリーレッドで、サクランボや野イチゴ、バラなどの華やかなアロマが特徴。口に含むとフレッシュな果実味となめらかなタンニンが広がり、いきいきとした味わいを楽しめます。
パイスの個性を巧みに表現した仕上がりなので、チリワインの伝統的なスタイルを堪能したい方におすすめです。
チリワインのおすすめ|白ワイン
モンテス モンテス・アルファ シャルドネ
良質なシャルドネを原料に、手間暇をかけて丁寧に造られたチリワインです。アコンカグア地方のヴァレーの畑で栽培されたブドウのみを使用しています。
絞られた果汁は3つのロットに分けられ、それぞれ異なる酵母で発酵。フレンチオークを用いて12か月間熟成させ、熟成中は1か月に1回バトナージュを行うことで、複雑味を引き出しているのが特徴です。
バナナやパイナップルを思わせるフレッシュでコクのある香りと、オークの香ばしさのバランスが良好。バターのような濃厚でクリーミーな味わいを楽しめます。白身魚のムニエルやサーモンのタルタル、グラタンとのペアリングがおすすめです。
コンチャ・イ・トロ フロンテラ シャルドネ
カジュアルに楽しめるリーズナブルな価格のチリワインです。「クオリティ&フリースタイル」をキーワードに造られており、さまざまなシーンで自由に飲めるのがポイント。容量は375ml・750ml・1500mlのほか、3000mlのバッグインボックスタイプも展開されています。
リンゴ・洋ナシのようなフルーティーな香りに、バターやウッディなニュアンスも感じられるのが特徴。口当たりはまろやかで、爽やかな酸味とリッチな果実味のバランスの取れた味わいに仕上がっています。
食中酒としても取り入れやすく、魚料理はもちろん、サラダやクリームパスタなど幅広い料理と好相性。ワイン初心者の方でも親しみやすいおすすめの一本です。
・1本
・6本
アラス・デ・ピルケ アルバクララ ソーヴィニヨン・ブラン
イタリアの名門「アンティノリ」の技術と、チリのテロワールの融合で生まれたチリワインです。自社畑で収穫されたソーヴィニヨン・ブランを全量使用。畑から見える美しい朝焼けにちなんで、ラテン語で日の出の意味を持つ「アルバクララ」と名付けられました。
見た目は明るい黄色で、パッションフルーツやオレンジの香りに加え、ミント・ハーブなどのニュアンスも重なり合っているのが特徴。きれいな酸味とジューシーな果実味があふれるフレッシュな味わいを楽しめます。
爽快で香り豊かなスタイルは、さまざまな料理と好相性。サラダや牡蠣、白身魚のほか、スパイシーなタイ料理とのペアリングもおすすめです。
サンタ・カロリーナ シャルドネ レセルヴァ
1875年創設の老舗ワイナリー「サンタ・カロリーナ」が手がけるチリワインです。樽熟成に由来する豊かな甘みを感じさせる、芳醇で心地よい味わいを堪能できます。
グラスに注ぐとリンゴや黄桃のコンポートを連想させる濃厚な果実香とともに、アーモンドのような香ばしさとバニラのニュアンスも立ち上がります。まろやかで厚みのあるリッチな仕上がりで、幅広い層におすすめです。
チリワインのおすすめ|スパークリングワイン
マイカス・デル・リマリ エスパス・オブ・リマリ スパークリング ロゼ
日々の食卓を華やかに彩るロゼ・スパークリングタイプのチリワインです。シャルドネをメインに、ピノ・ノワールをブレンドして造られています。淡いピンク色は見た目がかわいく、ホームパーティーなどのシーンにもおすすめです。
グラスに注ぐとイチゴやチェリーといった赤系果実の香りが立ち上がり、口に含むとフルーティーな果実味とバランスのよい酸味が広がります。また、石灰岩の土壌に由来する爽やかなミネラル感も得られるのが特徴です。
ドライな仕上がりで、さまざまな料理と合わせて楽しめるのも魅力的なポイント。なかでもスモークサーモンや生春巻き、エビチリといった料理とのペアリングがおすすめです。
モンテス スパークリング・エンジェル ブリュット
シャンパンに匹敵すると謳うほど丁寧に仕立てたチリワイン。ピノ・ノワールとシャルドネをブレンドし、シャンパンと同じ瓶内二次発酵方式を用いて、36か月もの長期熟成を経て造られているのが特徴です。
色調は明るい麦わら色で、クリーミーでなめらかな泡立ちとともにクルミやドライフルーツ、トーストなどの贅沢な香りが立ち上がります。力強い果実味と繊細な酸味を有した、リッチな味わいが魅力です。
サラダやカルパッチョといった軽めの食事のほか、ボリュームのある肉料理とのペアリングもおすすめ。高級感あふれるブラックのボトル入りなので、プレゼントにもぴったりです。
マイカス・デル・リマリ エスパス・オブ・リマリ スパークリング ブリュット
バランスの取れたクセのない味わいを楽しめるチリワインです。コキンボ地方のリマリ・ヴァレーの冷涼な気候で育まれた、良質なシャルドネとピノ・ノワールを絶妙にブレンド。ブルゴーニュワインのスタイルにも通ずるような、繊細な雰囲気を備えています。
泡立ちはきめ細かで、青リンゴや柑橘系のフレッシュでエレガントな香りが特徴。酸味とミネラル感がほどよく調和し、余計な甘みやべたつきのないすっきりとした飲み口に仕上がっています。
爽快な味わいで、食中酒としても活躍する一本。刺身やカルパッチョ、サラダ、生ハムなど、さっぱりとした食事とのペアリングがおすすめです。
ビーニャ・バルディビエソ バルディビエソ ブリュット
南アメリカで初めてスパークリングワインを生産したワイナリーが手がけるチリワインです。多様な気候風土を活かし、品種に最も適した産地を厳選して栽培を行っています。
シャルドネとピノ・ノワールをブレンドしたミディアムボディタイプで、爽やかな柑橘系や白い花の香りが特徴です。きりっと引き締まった酸味は食中酒としても活躍。もつ鍋のほか、焼売や餃子、春巻きといった中華料理とのペアリングもおすすめです。
チリワインの売れ筋ランキングをチェック
チリワインのランキングをチェックしたい方はこちら。
価格の安さだけでなく、クオリティの高い味わいも実現しているのがチリワインの魅力。産地や品種ごとに個性豊かなラインナップから選べるので、飲み比べを楽しみたい方にもおすすめです。本記事を参考に、お気に入りの一本を見つけてみてください。