権威ある国際的なコンクールで数々の賞を獲得し、国内外で高く評価されている山梨ワイン。日本ワインの発祥地として知られる山梨県には、約80ものワイナリーが点在し、各所で個性豊かな山梨ワインが醸造されています。
今回は、多彩に揃う山梨ワインのなかから、おすすめの銘柄をピックアップ。併せて、山梨ワインの基礎知識と選ぶ際のポイントも詳しく解説します。ぜひ本記事を参考に、お気に入りの山梨ワインを見つけてみてください。
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- 目次
- 山梨ワインとは?どんな特徴がある?
- 山梨ワインの歴史とは?
- 山梨ワインの選び方
- 山梨ワインのおすすめ銘柄|赤
- 山梨ワインのおすすめ銘柄|白
- 山梨ワインのおすすめ銘柄|ロゼ・オレンジ
- 山梨ワインのおすすめ銘柄|スパークリング
- 山梨ワインのおすすめ銘柄|一升瓶
- 山梨ワインの売れ筋ランキングをチェック
山梨ワインとは?どんな特徴がある?

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山梨ワインとは、山梨県で収穫されたぶどうを100%使用し、かつ醸造から容器詰めに至るまでの工程をすべて県内で完結させたワインのことです。
2013年には、国税庁よりワイン産地として初めて山梨が「地理的表示(GI)」に指定され、ブランド価値が向上。ブドウ品種や製法、品質などの基準に適合した山梨産ワインにのみ、ラベルや容器への「GI Yamanashi」の表示が認められています。
山梨県のブドウ産地は水はけのよい扇状地が多いうえ、標高の高い山々に囲まれた盆地で降水量が少なく、昼夜の寒暖差も大きいのが特徴。ブドウ栽培に適した環境で良質なブドウが育てられ、各ワイナリーから個性豊かな銘柄が生み出されています。
最近では、権威のある国際的なワインコンクールでも山梨ワインが数々の賞を獲得。世界的にも山梨ワインの評価が高まっています。
山梨ワインの歴史とは?

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日本におけるワイン造りの歴史が動いたのは、明治時代初期の山梨県。甲州市出身である山田宥教氏と詫間憲久氏が、日本固有品種の「甲州」や山ブドウを原料としてワイン醸造を成し遂げたのがはじまりとされています。
数年後には、高野正誠氏と土屋龍憲氏の2人がワインの醸造技術を学ぶために本場フランスへ留学。帰国後、地元の勝沼で甲州ブドウを用いた本格的なワイン醸造が開始され、政府の奨励もあり山梨県でのワイン産業は時代とともに着々と発展していきました。
現在では、山梨県内に約80のワイナリーが集積。国内の日本ワインの約3割を生み出す銘醸地として名を馳せ、世界にも通用する品質の高い山梨ワインを生み出しています。
山梨ワインの選び方
ブドウの品種をチェック
甲州

「甲州」は、約1300年もの歴史を持つ日本古来のブドウ品種です。白ブドウながら果皮は淡い赤紫色で、和柑橘・梨・甘酒・みりんなど和を感じさせるアロマを放つのが特徴。おもに、上品な酸味のある穏やかですっきりとした味わいの白ワインが造られます。
醸造方法により、多彩なスタイルのワインを生み出せるのも甲州種の魅力。「シュール・リー」製法を採用した辛口白ワインが主流ですが、樽で熟成させた厚みのあるワインやスパークリングワイン、果皮と一緒に仕込むオレンジワインなども造られています。
甲州を用いた山梨ワインは、和食と相性がよいのもポイント。とくに、日々の食卓で気軽に楽しめるワインを探している方におすすめです。
なお、甲州は2010年に日本固有のブドウとして初めて「国際ブドウ・ワイン機構(OIV)」に品種登録されました。そのため、ラベルの品種名に「甲州」と表示できるのも注目点です。
マスカット・ベーリーA

「マスカット・ベーリーA」は、岩の原葡萄園の創設者、川上善兵衛氏が1927年に開発した新潟県原産の黒ブドウ品種です。生食用のラブラスカ系ブドウ品種ベーリーと、ワイン用のヴィニフェラ系ブドウ品種マスカット・ハンブルグを交配して作り出されました。
房と粒が大きく、皮は薄めのブドウで、ストロベリー・ラズベリー・クランベリーを思わせる赤い果実とキャンディーの甘い香りが特徴。赤ワインにすると、フレッシュな果実味に、生き生きした酸と軽めのタンニンが重なるなめらかな味わいに仕上がります。
ペアリングには、ウナギのかば焼きや煮豚、焼き鳥など甘みのあるタレを用いた料理がぴったり。フルーティな香味は、渋みのあるワインが苦手な方にもおすすめです。
なお、マスカット・ベーリーAも2013年に「国際ブドウ・ワイン機構(OIV)」に品種登録されたため、ラベルに品種名として表示されています。
カベルネ・ソーヴィニヨン

栽培面積世界一を誇り、黒ブドウ品種の王様とも称される「カベルネ・ソーヴィニヨン」。小粒で皮が厚いブドウのため、造られるワインは色が濃く深みがあり、黒系果実の濃厚な果実味と強い渋みを備える骨格のしっかりとした味わいに仕上がります。
フランス・ボルドー地方が原産ですが、アメリカ・チリ・アルゼンチンなども有名産地。日本では、おもに山梨・長野・山形県などで栽培されており、世界各地で高品質なワインが多数生み出されています。
コスパのよいデイリーワインから格付け第1級の高級ワインまで、幅広い価格帯のワインを楽しめるのも魅力のひとつ。合わせる料理は、牛肉や仔羊肉のステーキなど、食べごたえのある赤身肉がおすすめです。
メルロー

「メルロー」は、フランス・ボルドー地方原産の赤ワイン用ブドウ品種です。栽培面積は、カベルネ・ソーヴィニヨンに次ぐ世界2位。日本の高温多湿な気候条件にも適しており、長野県の塩尻市周辺を筆頭に、山梨・山形・北海道など各地で広く栽培されています。
ブドウの果皮は薄く、粒は大きめ。ワインを造ると、ルビーのような深みのある色合いにプラムやブラックベリーを思わせる黒系果実の香りが漂い、きめ細やかなタンニンと果実味があふれる豊満な味わいに仕上がります。
とくに、渋みの少ないまろやかな口当たりの赤ワインを探している方におすすめ。丸みを帯びたふくよかな味わいは、肉汁あふれるハンバーグなどやわらかな肉料理や煮込み料理にマッチします。
シャルドネ

白ワイン用ブドウの最高級品種であり、白ワインの女王という名声も得ている「シャルドネ」。原産はフランス・ブルゴーニュ地方で、さまざまな気候に適応し育てやすいことから、世界中のワイン生産地で広く栽培されています。
ブドウとしての個性的な風味が少ない分、産地や気候、醸造技術などの影響を香味に反映しやすいのが特徴。寒冷地で育ったシャルドネはライムやレモンのような柑橘香を、温暖な地域のシャルドネはパイナップルやマンゴーなどの甘いフルーツ香を醸し出します。
造られるワインも、酸味の強いシャープなタイプからリッチでコクのあるタイプまでさまざま。魚介類のほか豚や鶏肉とも相性がよく、樽熟成で仕立てた銘柄ならクリーミーな味わいの料理もよく合います。
ワイナリーで選ぶ
まるき葡萄酒

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「まるき葡萄酒」は、現存する日本最古のワイナリーです。ワイン醸造技術習得のため、1877年に日本人として初めてフランスに渡った土屋龍憲氏によって、山梨県甲州市勝沼町下岩崎の地に設立されました。
現在、自社農園ではできるだけ人の手を入れない自然に近い状態の生育環境を目指し、不耕起草生栽培や羊の放牧などを積極的に採用。地球環境に配慮した、サスティナブルなワイン造りが実施されています。
「日本には日本食に合うワインが必要」との想いから、ブドウには、日本の土着品種である甲州とマスカット・ベーリーAを主軸に使用。「毎日飲むためのデイリーワイン」と「特別な日に飲むワイン」を多彩に展開しています。
中央葡萄酒

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1923年、山梨県勝沼町に創業した名門ワイナリー「中央葡萄酒」。「日本の美しさをワインに表現する」という哲学のもと、自然条件と向かい合いながら除草剤や化成肥料を使わずにブドウを栽培し、丁寧かつ堅実な手仕事で繊細なワインを生み出しています。
2014年には、世界最大級のワインコンクール「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」で、甲州のポテンシャルを引き出した「キュヴェ三澤明野甲州2013」が日本初の金賞を受賞。日本土着品種である甲州の魅力を世界に知らしめました。
甲州100%で仕込んだフラッグシップの白ワインのほか、品種ごとの特性を活かしながらバランスよくブレンドした赤ワインや、瓶内二次発酵で仕上げるスパークリングワインなども人気。世界からも注目を浴びるワインの味わいをぜひ堪能してみてください。
白百合醸造

「白百合醸造」は、1938年に創業された勝沼の歴史あるワイナリーです。自社畑では、生食用ブドウに近い手間暇のかかる方法で良質なブドウを栽培。甲州とマスカット・ベーリーAをはじめ、欧州系品種も使った、バラエティに富むワインが醸造されています。
なかでも、勝沼産の甲州のみで贅沢に仕上げた白百合醸造のフラッグシップワイン「勝沼甲州」が人気。国内外で数々の受賞歴があり、2021年には「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」でプラチナ賞受賞の快挙を果たしています。
シャトー勝沼

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創業140余年の歴史を有する老舗ワイナリー「シャトー勝沼」。「日本髄一のテロワール」とも称される勝沼の鳥居平地区に広大な自社畑を所有し、ブドウの栽培から醸造、販売に至るまで一貫して手作りするこだわりのワインが生み出されています。
シャトー勝沼の山梨ワインは、甲州のみを用いた白ワインに、マスカット・ベーリーAの赤ワイン、ロゼにスパークリングと多彩なラインナップが魅力。豊かな土壌で育まれたブドウが醸す、旨味の凝縮したワインを、ぜひ堪能してみてください。
ルミエールワイナリー

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「ルミエールワイナリー」は、130年以上の歴史を有する山形県笛吹市のワイナリー。「本物のワインは本物のブドウから」をモットーに、自然に近づけた環境でのブドウ栽培や欧州種などを積極的に取り入れ、品質にこだわった風格あるワインを造り続けています。
2021年には「ルミエール光甲州2018」が「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」で金賞を獲得。ほかにも、ブドウを果皮ごと醸すオレンジワインや瓶内二次発酵のスパークリングワインなど、多彩なラインナップで人気を集めています。
種類をチェック
肉料理には「赤ワイン」がおすすめ

肉料理に合わせるなら、赤の山梨ワインに注目。黒ブドウを果皮や種ごと醸す赤ワインには「タンニン」という渋み成分が含まれており、肉の旨味や甘みを引き出しながら、口に残る脂っぽさをさっぱりさせるといわれています。
なかでも、唐揚げやトマト煮込みなど脂の少ない肉にトマトソースやしょうゆなどで味付けした軽めの料理には、マスカット・ベーリーAなどを用いたフルーティで軽めの赤ワインがおすすめです。
ビーフシチューやすき焼きなど、脂のある肉を濃い色のソースで煮込んだコクのある料理には、カベルネ・ソーヴィニヨンなどで醸す重みのある赤ワインがぴったり。中間の料理には、メルローなどを使ったミディアムボディの銘柄が適しています。
魚介類には「白ワイン」がおすすめ

山梨ワインを魚介類と一緒に堪能するなら白ワインがおすすめです。ブドウの皮と種を取り除き果汁のみを使って醸造する白ワインは、渋みが少なく、味は酸味を帯びてすっきりとしているのが特徴。白ワインのフレッシュな酸味が魚の淡白な味わいを引き立てます。
とくに、魚を使った和食には、日本生まれの山梨ワインが好相性。さわやかな柑橘香と上品な酸味をまとう甲州の白ワインなら、さっぱりとした魚料理によく合います。
バターや生クリーム、しょうゆ、味噌などでしっかりと味付けしたコクのある魚料理には、果実味たっぷりで濃厚な重めの白ワインをチェックしてみてください。
ロゼ・オレンジも人気

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赤ワインや白ワインと比べると生産数は少ないものの、ロゼワインやオレンジワインも人気。赤ワインと白ワインそれぞれの要素を両方持ち合わせているため、さまざまな料理に合わせやすく、マリアージュの幅を広げられるのが魅力です。
ロゼワインは、赤ワイン同様黒ブドウの果汁を果皮や種と一緒に醸す方法や、白ワイン同様果汁のみを発酵させる方法などで造られているのが特徴。優美なピンクの液色に仕上がり、とくにトマトソースやしょうゆで味付けした料理やピンク色の食材とよく合います。
一方、白ブドウを赤ワインと同じように破砕し、果皮や種を果汁と一緒に醸して造られているのがオレンジワイン。白ワインのフルーティさに赤ワインのような渋みとコクを備えた香味は、肉や魚料理、スパイシーなエスニック料理などとも好相性です。
山梨ワインのおすすめ銘柄|赤
まるき葡萄酒 ラフィーユ 樽ベーリーA
山梨県甲州市に1891年に創業した「まるき葡萄酒」が手がける赤ワインです。まるき葡萄酒は、フランスでの研究をもとに日本料理に合うワイン造りを追求し、日本ワインコンクールでも金賞を受賞する実力派のワイナリーとして知られています。
本銘柄は完熟したマスカット・ベーリーAをフレンチオークで熟成させて造られた赤ワイン。豊かな果実味と樽熟成による芳醇な風味が特徴で、滑らかで心地よい味わいが楽しめます。
ライトボディなのですき焼きや照り焼き、しょうゆベースの和食との相性が抜群。こってりとした肉料理とのマリアージュもおすすめです。日本最古のワイナリーで作られた、コクのある味わいと樽香を感じられる深みのある赤ワインです。
中央葡萄酒 YAMANASHI de GRACE
「中央葡萄酒」が造る赤の山梨ワインです。契約農家産のマスカット・ベーリーAを主体に、自社栽培の三澤農場産メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを使用。フレンチオーク樽で約8ヶ月間貯蔵し、品種ごとの個性を引き立てながらブレンドした人気銘柄です。
ブルーベリーとプラムの果実香とバラやラベンダーの花香に、ナツメグやクローブなどのスパイシーさが重なる華やかなアロマが魅力。口に含めば、シルキーなタンニンとしなやかな酸味、ピュアな果実味が心地よく広がります。
とくに、バランスのとれたライトボディの赤ワインを探している方におすすめ。やわらかな口当たりは和洋中問わず、軽めに味付けをした肉料理などとよく合います。
シャトー勝沼 GI山梨 晩秋仕込み マスカット・ベーリーA
山梨県勝沼町で栽培された遅摘みのマスカット・ベーリーAを使用した山梨ワインです。収穫は10月初旬に行われ、成熟したブドウを晩秋に仕込んで造られるのがポイント。果実味を残すため、低温発酵によりじっくりと時間をかけて醸されています。
液色は明るいガーネット色で、スミレを思わせる心地よい香りが特徴。ほどよいボリューム感のあるミディアムボディに仕上がっており、チャーミングな果実味あふれる味わいを堪能できます。渋みが少ないので、飲みやすさを重視したい方にもおすすめです。
すき焼きやステーキなどの肉料理にはもちろん、赤身魚の刺身やウナギのかば焼きといった魚料理とも好相性。幅広いペアリングを楽しめる点が魅力的な1本です。
ルミエールワイナリー GABU
多彩なスタイルで気軽に楽しめる山梨ワインです。山梨県産のマスカット・ベーリーAを使用。やさしい酸味とやわらかなタンニンが調和した飲み飽きしない味わいで、ワイン初心者の方にも適しています。
名前の通り「がぶがぶ」と飲めるようなライトボディの仕上がりで、軽く冷やしてから飲むのがおすすめ。暑い時期には、ジョッキに氷をたっぷり入れたカチ割りワインでもおいしく飲めます。
簡単に開栓できるスクリューキャップ仕様なので、持ち運びにも便利。キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでも活躍する1本です。
盛田甲州ワイナリー(MORITA KOSHU WINERY) シャンモリ GI山梨 マスカット・ベーリーA
勝沼ワイン郷のなかでもトップクラスの規模の老舗「盛田甲州ワイナリー」が造る赤の山梨ワインです。ブドウ品種には日本土着のマスカット・ベーリーAを100%使用。イチゴやラズベリーの甘い香りが際立つ、すっきりとしたミディアムボディの1本です。
口に含むと、アメリカンチェリーを思わせるチャーミングな果実味に、ほろ苦さとスパイシーさが心地よく調和。軽やかかつ優美な味わいは、とくに肉じゃがやすき焼きなど、甘辛く味付けした和食と合わせて楽しむのがおすすめです。
比較的リーズナブルでコスパがよいのもポイント。国際的なワインコンクールでも数々の賞を獲得している実力派の山梨ワインを、ぜひ堪能してみてください。
サントリー(SUNTORY) SUNTORY FROM FARM 登美 赤 2017
サントリーが展開する日本ワインの新ブランド「SUNTORY FROM FARM」のなかで最高峰を謳う山梨ワイン「登美 赤」。恵まれた好区画でとれる上質なメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンなどを独自にブレンドして仕立てた、気品漂う高級銘柄です。
グラスに映える濃く深いガーネットの液色が好印象。口に含めば、赤黒系果実のフルーティな香りにリコリスやナツメグなどのスパイスと樽香がバランスよく折り重なり、しっかりとしたタンニンと長く続く心地よい余韻も堪能できます。
ペアリングには、和牛のステーキなど脂がのったコクのある肉料理が好相性。存在感のある上品な味わいは、特別な記念日や大切な方へ贈るギフトなどにもおすすめです。
サドヤ(SADOYA) シャトーブリヤン 2017年 赤 750ml gd315
甲府市善光寺町サドヤ農場産のカベルネ・ソーヴィニヨンを贅沢に醸した、赤の山梨ワイン。日本で初めてワイン用ブドウ品種でワインを醸造した歴史あるワイナリー「サドヤ」が手がける、長期熟成のポテンシャルも秘めた高級銘柄です。
ブラックベリー・カシス・プラムなどを思わせる黒系果実のアロマに、スミレや針葉樹などのニュアンスが溶け込む芳醇な香りが好印象。口に含めば、濃厚な果実味ときめ細かなタンニンが織りなす、複雑性のある味わいを感じられます。
世界最大級のワインコンテスト「オーストリア・ウィーン国際ワインコンクール2021」で金賞を獲得した実力派としても知られる1本。ぜひ大切な記念日に、ビーフシチューや子羊のグリルなどといったコクのある料理と合わせて楽しんでみてください。重厚な赤ワインを好む方への特別なギフトにもおすすめです。
シャトー・メルシャン 穂坂マスカット・ベーリーA
山梨県韮崎市の穂坂地区で収穫された、良質なマスカット・ベーリーAを全量使用した山梨ワイン。ブドウ畑は甲府盆地北西部の丘陵地にあり、標高が高く昼夜の寒暖差が大きいことから、熟度が高く酸味のあるブドウが育つのが特徴です。
グラスに注ぐと煮詰めたイチゴを思わせる華やかなアロマが立ち上がり、口に含むと凝縮感のある果実の味わいと力強い酸味が広がります。オーク樽を用いて約24ヶ月長期熟成されるため、軽やかでありながら複雑味も感じられるのがポイントです。
甘い香りと穏やかなタンニンから、こってりと甘辛い味付けの料理と好相性。すき焼きやタレ焼き鳥のほか、酢豚やチンジャオロースとのペアリングもおすすめです。
アルプスワイン(ALPS WINE) フォックスヴィレッジ メルロ
山梨県笛吹市一宮町にある家族経営のワイナリー「アルプスワイン」が創業60周年を記念して造る赤の山梨ワインです。ブドウ品種には、自社管理畑産のメルローを100%使用。小さなタンクで丁寧に醸し、約6ヶ月の樽熟成を経て仕上げたこだわりの1本です。
グラスに注ぐとツヤめく、深いバーガンディの液色が特徴。ブラックペッパーやカシスの複雑なニュアンスとともに、豊かな果実味と穏やかなタンニンが口中へとやわらかく広がります。
とくに、バランスのよいミディアムボディの銘柄を探している方におすすめ。フードペアリングを楽しむなら、赤身肉のステーキやサラミ、ラザニアなどがよく合います。
山梨ワインのおすすめ銘柄|白
白百合醸造 ロリアン 勝沼甲州
山梨県産の甲州のみを使用したフレッシュな山梨ワイン「勝沼甲州」。世界最大級のワインコンクール「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA) 2021」でプラチナ賞を獲得し、山梨ワインの実力を世界に知らしめた有名銘柄です。
発酵が終わった白ワインを澱の上で熟成させる「シュール・リー製法」で醸造し、じっくりと旨味を引き出しているのが特徴。すっきりとした辛口テイストは、適温に冷やして和食とのマリアージュを堪能するのがおすすめです。
なお、プラチナ賞を受賞した「勝沼甲州」は2019年のヴィンテージ。現在は、「日本ワインコンクール2022」の甲州部門で銅賞を獲得した、2021年のヴィンテージが販売されています。
シャトー勝沼 GI山梨 勝沼産100% 白
山梨県勝沼町産の良質な甲州のみで仕込んだ山梨ワインです。勝沼地区でも最良の有機栽培による、厳選された畑のブドウを全量使用。香りがしっかりと残るよう、低温発酵で丹精込めて造られています。
口に含むと豊かな果実味とやさしい酸味が広がり、洋ナシやオレンジなどのニュアンスが余韻として続くのが特徴。口当たりのよいバランスの取れた味わいに仕上がっており、ワイン初心者の方にも適しています。
さまざまな料理とのペアリングを楽しめるのもおすすめのポイントです。ほうれん草のバター炒めやあさりの酒蒸しのほか、刺身やざるそば、シュウマイや餃子といった中華料理とも好相性。食事に合う白ワインを求める方もチェックしてみてください。
ルミエールワイナリー 甲州シュール・リー
大正時代に宮内庁御用達となった由緒あるルミエールワイナリーが手がける白ワインです。山梨県の自社畑で丁寧に育てられた甲州種のブドウを100%使用し、伝統と革新の融合によって生まれた逸品です。
シュール・リー製法によって造られたワインは、フレッシュな果実味を残しながらも程よい旨みが特徴です。甲州種本来の繊細な香りと上質な酸味のバランスが絶妙で、日本のワイン造りの真髄を感じられる仕上がりとなっています。
和食全般との相性が抜群で、とくに刺身や天ぷらなどの繊細な料理と好相性です。日本ワインの魅力を再発見したい方や、毎日の食卓に寄り添う上質な白ワインを探している方にぴったりの1本です。
勝沼醸造 甲州テロワール・セレクション 祝
山梨県勝沼町に本社を構える老舗ワイナリー「勝沼醸造」が手がける白ワインです。勝沼醸造は土地や気候のポテンシャルを引き出した栽培方法による高品質なワイン造りにこだわり、フランスのワインコンクールでも高い評価を受けている実力派のワイナリーとして知られています。
本銘柄は日本ワインの発祥の地ともいわれる祝地区で造られた白ワイン。熟した白桃のような甘やかな果実のアロマやレモンピール、リンゴなどのフレッシュな風味が特徴です。シュール・リー製法により凝縮された甘みと後味に感じる苦味が印象的な味わいを生み出しています。
バーニャカウダやむね肉の蒸し鶏など、さまざまな料理と相性抜群。「祝」という名前から、祝い事の食事やギフトとしてもおすすめのワインです。
グレイスワイン(中央葡萄酒) グレイス 茅ヶ岳 甲州
山梨県北杜市明野町に本社を構える「グレイスワイン」が手がけるワインです。グレイスワインは日本固有の品種である甲州を世界に知らしめた名門ワイナリーとして知られ、イギリスで開催された国際ワインコンクールでも高い評価を受けています。
本銘柄は茅ヶ岳の麓で栽培される甲州種を使用した白ワイン。日照量が多く降水量が少ない気候と冷涼な土地柄を反映した緊張感のある味わいが魅力です。シトラスや青りんごを思わせるフレッシュな香りと、生き生きとしたシャープな酸味が特徴となっています。
冷やして楽しむのがおすすめの白ワイン。繊細な味わいを活かし、和食の淡白な魚料理や野菜の天ぷらなどと合わせるのがおすすめです。日本のテロワールを感じたい方におすすめの1本となっています。
盛田甲州ワイナリー(MORITA KOSHU WINERY) シャンモリ 山梨 甲州 102394
山梨県産甲州を100%使用した、アロマティックに香る山梨ワインです。国内外の権威あるワインコンクールで数々の受賞歴を有する実力派の1本。すっきりと飲みやすいので、甲州種白ワイン初心者の入門編にもおすすめです。
グラスからさわやかに立ち上がる、青りんごやグレープフルーツなどの柑橘香が魅力的。口当たりは軽やかで、ハツラツとした酸味ときれいな甘みに甲州特有のほろ苦さが心地よく重なる、上品な味わいが広がります。
合わせる料理は、焼き魚やだし巻き卵、天ぷらなどの和食がおすすめ。比較的リーズナブルでコスパがよいため、デイリーワインにも適しています。
岩崎醸造 ホンジョー 甲州 シュール・リー
フレッシュな果実味と、奥深い酵母由来の旨味を兼ね備えた山梨ワインです。厳選された甲州のフリーラン(一番搾り)果汁を使用しているのが特徴で、発酵後はシュール・リー製法を用いて、ステンレスタンクにて澱とともに約6ヶ月熟成されています。
液色は緑がかったレモンイエローで、グラスに注ぐと立ち上がる洋ナシや柑橘系の上品なアロマがポイント。飲み口は軽快でやわらかく、余韻には心地よい苦味も感じられます。
ミネラル感のあるクリアで繊細な味わいは、さっぱりとした魚料理や鍋料理との相性がぴったり。白身魚のカルパッチョのほか、カニ鍋やしゃぶしゃぶとのペアリングがおすすめです。
塩山洋酒醸造 SALZ BERG Koshu
スタイリッシュなボトル入りの山梨ワインです。ステンレス発酵させた甲州に、8ヶ月樽熟成させた甲州をバランスよくブレンド。白い花のようなさわやかな香りとトロピカルな果実香を持ち、酸味とほのかな樽香を兼ね備えた味わいが特徴です。
銘柄名の「ザルツベルグ(SALZBERG)」は、ドイツ語で「SALZ(塩)」と「BERG(山)」を意味しており、産地の塩山地区に由来。軽やかに飲める辛口タイプの仕上がりは食中酒としても相性がよく、とくに刺身や天ぷらなど、和食とのペアリングがおすすめです。
山梨ワインのおすすめ銘柄|ロゼ・オレンジ
シャトー勝沼 GI山梨 プレミアム ロゼ 日本ワイン・GI山梨
淡いグレーがかったピンクの液色がテーブルを上品に彩る、ロゼの山梨ワインです。ブドウ品種には、山梨産の甲州とマスカット・ベーリーAをブレンド使用。やや辛口に仕立てた、果実味あふれる銘柄です。
鼻腔をくすぐる、イチゴ・ラズベリー・さくらんぼのようなやさしいアロマが魅力。果実のフルーティな甘みが広がり、後口には、フレッシュな酸味にスパイスのほのかなニュアンスが溶け込みます。
自然な甘さで飲みやすいため、渋みの強いワインが苦手な方やロゼワイン初心者にもぴったり。合わせる料理は、ソーセージやハム、豚の角煮などのジューシーな肉料理がおすすめです。
ルミエールワイナリー プレステージクラス オランジェ 2021
甲州を100%用いて果皮や種と一緒に醸し、樽熟成させて仕立てた、ワイナリーこだわりの山梨ワイン「プレステージクラス オランジェ」。フルーティさと果皮由来の程よい渋みを感じられる、希少なオレンジワインです。
グラスに注ぐとあらわれる、透き通るようなオレンジの液色が魅力。バナナやアプリコットを連想させる優美なアロマとともに、やわらかな酸味と旨味がバランスよく広がります。
複雑さを感じられる味わいは、魚料理とも肉料理とも好相性。日々の晩酌のお供にもおすすめです。
イケダワイナリー ヴァン・ロゼ
山梨県甲州市勝沼町にある「イケダワイナリー」が手がけるロゼワインです。イケダワイナリーは『ワインをつうじて、造り手と飲み手の心が通い合う』を理想として一貫してきれいな味わいにこだわったワイン造りを行っています。
本銘柄は巨峰を主体に造られるやや甘口のロゼワイン。美しいピンクの色合いと巨峰由来のマスカット系のフルーティな香りが特徴です。さわやかな果実味と程よい甘さのバランスが取れた味わいで、フレッシュな余韻が楽しめます。
食前酒や食後酒としても楽しめ、甘みのある魚料理や中華料理とも好相性。飲みやすい味わいなので、ワイン初心者の方ややや甘口のワインをお好みの方におすすめの1本となっています。
シャトー・メルシャン(Chatean Mercian) 笛吹甲州グリ・ド・グリ
勝沼に誕生した日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒」を起源とする歴史あるワイナリー「シャトー・メルシャン」の山梨ワイン。山梨県笛吹地区の甲州を贅沢に醸した上質なオレンジワインです。
リンゴのコンポートやアプリコットの果実香とダージリンなどの甘美な香りに、全体を包み込むバニラのほのかな樽香が魅力。果皮や種由来の複雑味と厚みのあるタンニンが折り重なり、奥行きある味わいを奏でます。
ロンドン開催の「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2021」では金賞も獲得。同時に、オレンジワインのカテゴリーにて、オレンジワイン発祥地であるジョージア産の銘柄以外で史上初の金賞という快挙も達成しています。
ペアリングには、みりん・砂糖・醤油などで味付けした和食がおすすめ。果皮や種が醸す特有の渋みはほろ苦い山菜とのマリアージュも楽しめます。
蒼龍葡萄酒 ジャパンワイン桜
蒼龍葡萄酒が手がける、ロゼタイプの山梨ワインです。甲州種にマスカット・ベーリーAをブレンド。やさしく色付いた桜色が特徴の、日本生まれのロゼワインです。
ワインの中に金箔をあしらっており、桜の花びらが舞い散る景色をイメージした仕上がりに。軽く甘さがあるワインなので、和食と合わせて飲んでもおいしく楽しめます。
風情があり、贈答用の山梨ワインを探している方にもおすすめです。お花見はもちろん、バレンタインデー・卒業・入学のお祝いなどにも適しています。高級感のあるコルク仕様なのもポイントです。容量は375ml。趣向を凝らした山梨ワインが気になる方はチェックしてみてください。
くらむぼんワイン くらむぼん ロゼ
こだわりの製法で仕立てられた山梨ワインです。良質なマスカット・ベーリーAを原料に、醸造中の果汁を抜き取って得られるセニエ果汁を用いて低温で発酵。発酵にはブドウの果皮に付いた天然酵母を使用し、無ろ過でボトリングされています。
無ろ過仕上げのため、ボトルの底に澱が見られるのも特徴です。ドライアプリコットやラズベリー、バラなどの華やかな香りを持ち、軽快な果実味とさわやかな酸味のバランスが取れた味わいを楽しめます。ナチュラルワインファンの方にもおすすめの1本です。
山梨ワインのおすすめ銘柄|スパークリング
ルミエールワイナリー トラディショナル スパークリング KAKITSUBATA
シャンパン同様、瓶内二次発酵によるトラディショナル方式を用いて造られる山梨ワインです。樽発酵・樽熟成を経た甲州・セミヨン・シャルドネを絶妙なバランスでブレンド。クリーミーな泡立ちのスパークリングワインに仕上がっています。
グラスに注ぐと熟したリンゴやトースト、バニラの香りが立ち上がり、豊かな果実味と奥行きのあるまろやかな味わいが特徴。食事とも相性がよく、天ぷらや蒸し鶏とのペアリングがおすすめです。
大和葡萄酒 ハギーワイン ハギースパーク重畳
日本の風土と環境に適したワインを醸す、創業100年以上の歴史あるワイナリー「大和葡萄酒」の山梨ワイン。製品名の「重畳」は幾重にも重なることを意味し、ワイナリーが歩んできた長い歴史と甲州を長年研究してきた作り手たちの想いが込められています。
グラスに注ぐとあらわれる、淡いレモンイエローの液色と、優雅に立ち上がる繊細な泡が好印象。甲州を樽熟成して仕上げているため、口に含めば、クリーミーな泡立ちと凝縮した果実味にオークのほのかな香りがやわらかく重なります。
とくに、リッチな辛口テイストのスパークリングワインを探している方におすすめ。ペアリングには、天ぷらや煮物などのこっくりと味付けをした和食が適しています。
シャトージュン ジュンスパークリング
幅広いシーンで飲みやすい山梨ワインです。良質な甲州を100%使用し、炭酸ガス充填方式を用いて造られたスパークリングワイン。エレガントなボトルデザインは、パーティーやお祝いの席のほか、プレゼントにも適しています。
洋ナシや柑橘系を思わせる香りに、ほのかな甘みと酸味が調和したバランスのよい味わいが魅力で、食前酒・食中酒ともにおすすめ。和食から洋食まで多彩な料理とのペアリングを楽しめるほか、ケーキやフルーツなど、デザートとの組み合わせも好相性です。
敷島醸造 マスカットベーリーAロゼ スパークリング
雄大な自然に囲まれた山梨県茅ヶ岳南麓に佇むワイナリー「敷島醸造」が造るロゼの山梨ワインです。自社農場でとれるマスカット・ベーリーAを100%使用したこだわりの1本。サーモンピンクのチャーミングな液色が、グラスをエレガントに彩ります。
キメの細かいクリーミーな泡立ちに、イチゴやラズベリーを思わせる赤系果実の華やかな香りが魅力。口に含めば、炭酸の心地よい刺激とともに、きれいな酸味と豊かな果実味がバランスよく広がります。
和洋中とさまざまなジャンルの料理と合わせやすいのもおすすめポイント。自宅用にはもちろん、お祝い事やパーティーシーンにもぴったりです。
山梨ワインのおすすめ銘柄|一升瓶
シャトー勝沼 GI山梨 蔵出し 甲州
契約農場産の良質な甲州を100%用いて造られた、地元のブドウ生産者たちからも愛される人気の山梨ワインです。果実香がフレッシュに香るさわやかな辛口タイプ。酸味とタンニンのバランスがよく、丸みのある味わいが口中に広がります。
相性のよい料理は、天ぷら・煮物・焼き魚に白身魚のポワレや白ワインソースのパスタ、アサリのワイン蒸しにチーズフォンデュなどとさまざま。和食にも洋食にも合わせやすいので、デイリーワインにもおすすめです。
盛田甲州ワイナリー シャンモリ 山梨県産 マスカットベリーA
国際ワインコンクールにて、甲州種葡萄を使ったワインで世界初の金賞を受賞した経歴をもつ「盛田甲州ワイナリー」が手がけるワインです。1973年に設立され、山梨県産葡萄にこだわったワイン造りを行い、シャンモリブランドとして多彩な製品を展開している名門ワイナリーです。
本銘柄は山梨県産マスカット・ベーリーAを100%使用した赤ワイン。程よい渋みと軽やかな味わいが特徴で、イチゴやベリー系の甘い香りが楽しめます。
すき焼きやトマトソースを使った料理など、和食から洋食まで幅広い料理と合わせやすく、普段使いのワインとしても最適。軽快な飲み口でワインビギナーの方にもおすすめの1本となっています。
麻屋葡萄酒(Asaya Winery) 生き生き山梨 GIYamanashi 1800ml
鮮やかなピンクの液色が食卓を優雅に彩る、ロゼの山梨ワインです。勝沼産の良質なマスカット・ベーリーAを丹念に仕込んで、フルーティな果実味を引き出した甘口タイプ。食中酒にはもちろん、食後に楽しむデザートワインにもおすすめの1本です。
大容量の一升瓶入りながら、リーズナブルでコスパがよいのもポイント。カジュアルなパーティーシーンやちょっとしたお祝いの席などでも重宝します。
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国際的な評価が高まっている山梨ワイン。日本固有品種の甲州やマスカット・ベーリーAで造られたワインをはじめ、欧州種ブドウのワインも人気を集めています。選ぶ際には、品種に注目するほか有名ワイナリーの実力派銘柄も要チェック。ぜひお気に入りの1本を見つけて、山梨ワインの魅力に酔いしれてみてください。