大画面で迫力ある映像が楽しめる「60インチ台のテレビ」。現在では比較的安い価格のモデルも増えており、大画面テレビを購入しやすくなってきています。しかし、モデルによって製品の特徴や搭載機能が異なるため、どれを購入すればよいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、安い60インチ台テレビのおすすめモデルをご紹介。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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60インチテレビのサイズってどれくらい?

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60インチ台のテレビでは、主に60インチ・65インチのモデルが販売されています。60インチモデルの本体サイズは、対角線が約152.4cm、約縦74.7×横132.8cm程度。65インチモデルは、対角線が約165.1cm、約縦80.9×横143.9cmの大きさです。
また、4K解像度テレビの場合、おすすめの視聴距離は「画面の高さ×約1.5倍」とされています。60V・65V型では、1.2m前後の視聴距離が必要になるため、設置する部屋の広さに合わせてサイズを検討するのがおすすめです。
60インチテレビの価格相場

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60インチ台テレビの価格相場は、機能やメーカーによって大きく異なります。一般的な4K液晶テレビは、10万円台前半~20万円台が中心。有機ELパネルを採用したモデルの場合は、20万円台後半以上の製品がほとんどです。
メーカー別では、日本メーカーのシャープやパナソニックなどは15万~20万円台が主流。シャオミなどの海外ブランドからは、10万円前後の安いモデルも販売されています。
安い60インチテレビの選び方
画質をチェック

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美しい映像で番組を視聴したい場合は、60インチ台テレビの画質をチェック。画質を左右する要素として「解像度」が挙げられますが、現在は安いモデルでも、ほとんどが4K解像度に対応しています。そのため、パネル種類や搭載機能をチェックして、希望に応じた製品を選ぶようにしましょう。
パネルの種類は、主に「有機EL」と「液晶」の2つに分けられます。有機ELは明暗表現や応答速度に優れている一方で、高価格のモデルが多いのが特徴。液晶はリビングなどの明るい場所でも画面が見やすく、リーズナブルな製品が多いのが魅力です。
録画機能をチェック

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お気に入りの番組を繰り返し視聴したい方は、録画機能を搭載したモデルがおすすめ。安いテレビでは録画機能自体が省かれているモデルもあるため、必ず仕様を確認しておきましょう。また、録画時に別売りのハードディスクが必要になる場合が多いので、あわせてチェックしておくと安心です。
また、本体に内蔵されているチューナー数も重要なポイント。複数のチューナーを搭載したモデルであれば、テレビを見ながら裏番組を録画したり、2番組以上を同時に録画したりできます。
音質をチェック

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近年は比較的安い60インチ台テレビでも、音質に力を入れたモデルが多く販売されています。テレビの音質を重視している場合には、スピーカーの出力と数を要チェック。出力は「W(ワット)」の値で表され、出力が高いモノほどパワフルな音を再生できます。
また、テレビに搭載されているスピーカーは、種類によって役割が異なるのが特徴。ツィーターは高音域の再生、ウーハーは重低音の再生のように、得意な音域が異なります。そのため、搭載スピーカーの数や種類が多いモデルほど、臨場感のあるサウンドを楽しむことが可能です。
あると便利な機能をチェック
インターネット接続機能

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インターネット接続機能を搭載したテレビは、地上波での放送に加えて、多様なネットコンテンツを楽しめるのが魅力。YouTube・Netflix・Amazon Prime Videoなどの動画配信サービスを、60インチ台の大画面で視聴できます。
ただし、対応する動画配信サービスは、テレビのOSによって異なります。Android OSやVIDAAといったさまざまなOSがあるため、事前に希望の配信サービスに対応しているかを確認しておきましょう。
壁掛け対応

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壁掛け対応のモデルは、省スペースですっきりと配置できるのが魅力。テレビ台を必要としないため、部屋のスペースを有効的に活用したい方や、スタイリッシュにテレビを設置したい方におすすめです。
テレビを壁掛けで設置する際は、別途壁掛け用金具の用意が必要。基本的には、金具の取り付け時に穴をあける必要があるため、賃貸住宅での設置が難しい点に留意しましょう。また、大画面の60インチ台テレビでは壁の強度も重要になるので、不安な場合は専門業者に取り付け依頼をするのが安心です。
電気代が気になるなら消費電力をチェック

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テレビの消費電力は、モデルごとの仕様によって大きく異なります。一般的には、液晶パネルを使用したモデルのほうが、有機ELモデルより消費電力が低いのが特徴。そのため、できるだけ電気代を抑えられるモデルを探している場合は、「液晶テレビ」から選ぶのがおすすめです。
モデルによっては、消費電力が抑えられる「節電モード」を備えた製品もあります。より高い省エネ性を求める方は、モデルごとの搭載モードをチェックしてみてください。
予算に合わせてモデルを選ぶ

安い60インチ台テレビを購入する際は、予算と重視するポイントを考慮したうえで、適したモデルを選ぶのが大切。できるだけ費用を抑えたい場合には、液晶パネルを使用したモデルから探すのがおすすめです。
価格を抑えつつ画質も重視したい方は、MiniLEDを採用したモデルをチェック。液晶テレビと比べると価格は高くなりますが、中間的な価格帯で高コントラスト比の美しい映像を実現しています。
また、高機能モデルほど価格が高くなる傾向があるため、自分のライフスタイルに合わせて搭載機能を絞るのも大切。動画配信サービスをよく利用する方はインターネット接続機能、番組をまとめて視聴したい方は録画機能を備えたモデルに絞って、予算内のモデルを探してみてください。
安い60インチテレビのおすすめメーカー
シャープ(SHARP)

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シャープは、大阪府堺市に本社を置く大手電機メーカーです。創業者の「まねされる商品をつくれ」という精神を受け継ぎ、電気機器や電気通信機器を中心とした、さまざまな製品を展開しています。
テレビでは「AQUOS」シリーズを展開しており、豊富なラインナップを取り揃えているのが魅力。また、比較的低価格なモデルでもAIを用いた高画質プロセッサーが採用されており、映し出す映像に合わせて自動で画質を調節してくれます。
パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは1935年に創業された、日本を代表する総合エレクトロニクスメーカーです。家電や空質空調製品などの開発・製造を行っており、現在では世界各国に向けてさまざまな製品を販売しています。
テレビでは、4K液晶・有機ELの「VIERA」シリーズを展開。インターネット接続機能にFire TVを採用しており、テレビ番組とネット動画を一覧で表示して、見たい番組を探しやすいのが魅力です。また、独自の「転倒防止スタンド」によって、震度6程度の地震にも耐えられる高い安全性を実現しています。
ソニー(SONY)

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ソニーは東京都港区に本社を置く、日本の総合電機メーカーです。家電製品の販売以外にも、金融・ゲーム・音楽・映画など、幅広い分野の事業を行っています。
テレビでは、「BRAVIA」シリーズを中心としたさまざまなモデルを展開。ラインナップが豊富で、自分の希望に合う製品を選びやすいのが魅力です。また、画質だけでなく、音質にもこだわったモデルが多い点も特徴。映画などを視聴する際に、迫力あるサウンドを楽しみたい方におすすめのメーカーです。
安い60インチテレビのおすすめ
シャープ(SHARP) AQUOS 4K液晶テレビ 4T-C60EN1
100万通り以上の映像を学習したAI高画質プロセッサー搭載の4K液晶テレビです。画面に映し出すオブジェクトの情報と、番組の放送ジャンルに応じて、自動で色彩・明暗などを調節してくれるのが特徴。また、解像度の低い映像も高精細に映し出せる「4K超解像アップコンバート」機能を搭載しています。
2.1chのスピーカーシステムによって、高音質の豊かなサウンドを実現しているのもポイント。立体音響技術の「Dolby Atmos」にも対応しているため、自宅にいながら映画館のような臨場感があじわえます。低反射パネルによって画面の見やすさにも配慮された、おすすめの60インチテレビです。
パナソニック(Panasonic) VIERA 4K液晶テレビ TV-65W90A
地上波放送とネット動画が視聴できる「Fire TV」を備えた60インチ台テレビです。ストアから好みのアプリをダウンロードすれば、動画配信や音楽などの幅広いコンテンツを楽しめます。AIを用いた高画質エンジンを搭載しており、映し出すシーンに応じて画質を自動調節してくれる点も特徴です。
また、独自構造の「転倒防止スタンド」を採用しているのもポイント。スタンドの底面が台にぴったり吸着し、テレビの転倒を防いでくれます。画面の明るさを下げる「節電視聴モード」に対応しているため、省エネ性を重視する方にもおすすめのモデルです。
ソニー(SONY) BRAVIA 4K液晶テレビ KJ-65X75WL
4Kアップコンバート機能により、地上波放送やネット動画を高精細で楽しめる60インチ台テレビです。本体底面に、音の歪みが少ない「X-Balanced Speaker」を2つ搭載しており、クリアで迫力のあるサウンドを実現しています。
Google TV機能で、多彩な動画配信サービスを快適に利用できるのも魅力。リモコンの音声検索ボタンを活用して、見たいコンテンツを簡単に探せます。また、壁掛けスタイルに対応しているため、省スペースですっきり配置したい方にもおすすめです。
ハイセンス(HISENSE) Mini LED 4K液晶テレビ 65U8N
直下型のMini LEDバックライトと量子ドット技術を組み合わせた4K液晶テレビです。コントラストと色の表現に優れており、高精細かつ鮮やかな映像を楽しめるのが魅力。また、AIを用いた高画質エンジンが、表示するコンテンツを検知して、適した画質に自動で変更してくれるのもポイントです。
音響設定が簡単に行える「オーディオキャリブレーション」に対応しているのも特徴。テスト信号による測定を行うだけで、視聴環境に合った音響に調節ができます。さらに、ネット動画の視聴や音声操作にも対応しているなど、機能性に優れたおすすめの60インチ台テレビです。
TVS REGZA 4K液晶レグザ 65Z670N
レグザ専用の「直下型バックライト」を採用した、4K解像度の60インチ台テレビです。液晶パネル直下にLEDを配置することで、画面全体を均一に照らし、高コントラストで鮮やかな映像の表示が可能。さらに、本体に合計7個のスピーカーを搭載しており、立体的で臨場感のあるサウンドが楽しめます。
録画機能では、AIを活用した「みるコレAI」機能に対応。手持ちのUSBハードディスクを接続しておけば、ユーザーがよく見る番組を学習して自動で録画を行ってくれます。ほかにも、多彩な動画配信サービスや、低遅延のゲームモードが利用できるなど、幅広い用途で活躍するおすすめのモデルです。
シャオミ(Xiaomi) TV S Mini LED 65 2025
手頃な価格ながら、高コントラストの「Mini LEDディスプレイ」を採用した4Kテレビです。画面を392の調光ゾーンに分割して、明るさを細かくコントロールできるのが特徴。また、144Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、動きの速い映像も滑らかに映し出せます。
Google TVに対応しており、さまざまなネットコンテンツを楽しめるのも魅力。さらに、Googleアシスタントを活用した音声操作も可能で、動画検索や画面操作などを快適に行えます。コスパに優れた60インチ台テレビを探している方におすすめのモデルです。
60インチ台のテレビは、リビングなどで臨場感ある映像を楽しむ際におすすめのサイズです。近年では、大画面テレビでも手頃な価格帯の製品が増えており、購入時の選択肢が広がっています。安いモデルを探している場合には、重視するポイントを決めたうえで、視聴環境や予算に合う製品を探してみてください。