プレゼンテーション時などで便利な「レーザーポインター」。分かりやすく説明するためには、聞き手の聴覚だけでなく、視覚にも訴えかけることが大切です。多機能なモデルがあり、バリエーションが豊かなので、使い方に合ったモノを選べます。
そこで今回は、レーザーポインターのおすすめモデルをご紹介。選び方も解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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レーザーポインターとは?
レーザーポインターとは、先端からレーザー光を発して、離れた場所を光で指し示すために使うアイテムのことです。主に、ビジネスでのプレゼンテーション・会議・講義・講演などで用いられています。
口頭で話すだけでなく、スクリーンに投映したPowerPointなどの大きな画像をピンポイントで指し示せるので、より分かりやすく説明可能。多くのモデルが小型で持ち運びも容易なため、ビジネスツールとして持っておくと便利です。
レーザーポインターのおすすめメーカー
サンワサプライ(SANWA SUPPLY)
「サンワサプライ」は1923年に創業した国内有数のコンピュータ関連サプライヤーメーカーです。大学との産学連携や販売店・顧客から得たフィードバックを元に、さまざまな製品を開発・展開しています。
サンワサプライのレーザーポインターは、種類が豊富なのが魅力です。レーザーポインター・パワーポインター・プレゼンテーションマウスの3種類を扱っており、用途に応じて選べます。
コクヨ(KOKUYO)
「コクヨ」はオフィス家具や文具で有名な会社です。1900年代初めから帳簿表紙の製造を開始し、現在はファイルやノートなどの文具を幅広く扱っています。事務機器の製造と販売も行っており、多くの企業に製品が導入されていることでも有名です。
コクヨのレーザーポインターはバリエーションが豊かで、ペンタイプからハンディタイプまでサイズも幅広く揃っています。明るくて視認性が高いモノやマウスのように使えるモノもあり、使う方のニーズに合わせて選べるのがポイント。シンプルなデザインの製品が多く、使う場所を選びにくいのも魅力です。
キヤノン(Canon)
「キヤノン」は、カメラやプリンタなどの製造・販売で有名な大手精密機器メーカーです。半導体やフラットパネルディスプレイなども製造しており、多くの他社製品にも採用されています。海外展開も積極的で、日本企業のなかで米国特許を多く取得していることでも有名です。
キヤノンのレーザーポインターは、会議で便利に使える機能を搭載しているのが特徴。すべてのパソコンに無料の専用アプリケーションをインストールすれば、オンライン会議でもレーザーポインターからの操作で動画やウェブサイトを互いに表示できるモノもあります。ビジネスシーンにマッチするシンプルで落ち着いたデザインも魅力です。
ロジクール(Logicool)
「ロジクール」はコンピュータ周辺機器をはじめ、音楽・ゲーミング・ビデオなどの分野のデジタルデバイスを展開するメーカー。マウスやヘッドホン、キーボードなどのアイテムを多数扱っています。
ロジクールのレザーポインターは、機能的な製品からシンプルな製品までラインナップがさまざま。振動アラーム付きタイマー機能を搭載したモノや、スライド操作機能を搭載したモノなど幅広く展開しています。
電池の方式も電池式と充電式を揃えているので、使用環境に合ったモノを選べます。
レーザーポインターのおすすめ
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 高輝度赤色レーザーポインター LP-RD314GM
高輝度を実現したレーザーポインター。的確なプレゼンテーションを行えます。レーザー到達距離は夜間で最大約100mのため、広い会場でも使用可能です。
照射ボタンのみを搭載したシンプルな構造を採用。照射時は手元の赤色LEDが光るので、照射ができているかどうかを一目で把握できます。
スリムなペン型で、携帯しやすいのもポイント。本体にクリップを備えているため、胸ポケットに入れてスマートに持ち運べます。使い勝手に優れたレーザーポインターが欲しい方におすすめのモデルです。
キヤノン(Canon) PRESENTER グリーンレーザーポインター PR1-HY
プレゼンターモードとレーザーモードを搭載した、2WAY仕様のレーザーポインターです。プレゼンターモードでは、モニター上にカーソルの表示が可能。PowerPointのスライド送りや拡大表示などの操作も行えます。
レーザーモードはレーザー光を直接当てるため、直感的に使用可能。視認性の高い緑色レーザーなので、明るい場所や広い空間でも見やすいのが利点です。
また、国が定めた技術基準に適合した証のPSCマークを取得しています。抗菌仕様のため、衛生的に使用できるのもポイント。安心して使えるレーザーポインターが欲しい方にもおすすめです。
ロジクール(Logicool) レーザー プレゼンテーション リモコン R800
緑色のレーザーを採用したレーザーポインター。照明の明るい場所や広い会議室などでも見やすいのが魅力です。
本体にはシンプルなボタンを搭載しており、直観的な操作が可能。レーザー照射はもちろん、スライドショーのページ送りやブラックスクリーンなどもワンタッチでスムーズに行えます。
タイマー機能を備えているのもポイント。プレゼンテーションの時間を設定すれば、本体のディスプレイで残り時間の確認が可能です。
バイブレーションアラート機能にも対応しているのが特徴。スムーズなプレゼンテーションが可能なレーザーポインターが欲しい方におすすめの製品です。
コクヨ(KOKUYO) レーザーポインター ELP-GP10
グリーンレーザーを搭載したレーザーポインターです。レーザーの波長は最大515nmで、赤色よりも明るく見やすいのが特徴。スクリーンから離れた場所でも対象物をしっかりと照射できるので、広い会議室などでプレゼンテーションを行う機会が多い方におすすめのモデルです。
本製品は照射機能のみを搭載したシンプルなタイプ。本体のレーザーボタンを押すだけでレーザー光を照射できるので、使いやすさを重視する方にもおすすめです。
また、消費電力を抑えるパルス波を採用しており、長時間の使用が可能。電源は電池式で、一度電池を交換すれば約60時間連続で照射できます。
AMERTEER レーザーポインター RF038
幅広い互換性のあるレーザーポインターです。WindowsやmacOSはもちろん、LinuxやAndroidなどにも対応。PowerPointをはじめ、KeynoteやGoogleスライドなど、さまざまなアプリケーションで使用できます。ドライバーインストールが不要なので、USB受信機をパソコンに差し込むだけですぐに使い始められます。
パワーポインター機能を搭載しており、ページアップやページダウン、ブラックスクリーンなどの操作が可能。本体にコントロールボタンを備えているため、直感的に扱えます。使いやすいレーザーポインターが欲しい方におすすめのモデルです。
スリムなスティック型かつ約30gと軽量なので、携帯しやすいのも魅力。USB受信機は本体に収納できるため、持ち運ぶ際に邪魔になりません。外出先で使用する機会が多い方にもおすすめです。
AMERTEER レーザーポインター RF031
レーザー到達距離最大200mのレーザーポインター。USBレシーバーの通信範囲は最大30mなので、歩き回りながらのプレゼンテーションが行えます。本体にレーザーボタン・スライドボタン・ハイパーリンクボタンなどを備えており、直感的な操作ができるのも魅力です。
付属のUSB受信機をパソコンに差し込むだけで使えるのもポイント。ドライバーのインストールが必要ないので、面倒な設定などをせずにすぐに使用できます。PSCマーク付きのため、安全性を重視する方にもおすすめの製品です。
エレコム(ELECOM) 緑色レーザーポインター ペンタイプ ELP-GL09BK
緑色の光線を放つレーザーポインターです。レーザー到達距離は最大約200mのため、遠くのスクリーンにもしっかりと照射できます。大きな会議室などで、大人数を前にプレゼンテーションを行う方におすすめのモデルです。
また、スリムな小型のペンタイプで、持ちやすくかさばりにくいのもポイント。100万回の耐久テストをクリアした高耐久電源スイッチを搭載しているため、長く使い続けられます。
本体に備えたストラップホールを使用すれば、バッグに取り付けたり首から下げたりして持ち運ぶことも可能です。
テクノロジック(Tecnologic) 電池がいらないレーザーポインター TCG-005
カラーにメタリックグレーを採用したレーザーポインター。スタイリッシュな見た目でデザイン性が良好です。本体にはシンプルなボタンを搭載しており、直感的に使えます。USB充電式なので、電池を交換する手間がないのも魅力です。
スライドのページ送りなどの操作ができるのもポイント。PSC認証製品のため、安心して使いたい方にもおすすめです。
東心(TOSHIN) 防滴・防塵 レーザーポインター TLP-7WP
JIS保護等級IP65の性能を備えた防滴・防塵仕様のレーザーポインター。建設現場や解体工事現場、トンネル工事現場など、屋外での使用に耐えられるのが特徴です。レーザー到達距離は約50~70mのため、遠方でも的確に対象物を照射できます。
本体には通電ランプを備えているため、照射状況の確認が可能です。本製品は電池式を採用。電池寿命は約30時間なので、一度の電池交換で長時間使えます。
TSUNAGU 青色レーザーポインター
青色のレーザーを採用したレーザーポインター。万全な品質管理で生産されている日本製の製品なので、高品質なレーザーポインターが欲しい方に適しています。
電池式を採用しているのも特徴のひとつ。プレゼンテーション中に切れても、電池を交換すればすぐに使用できます。本体にクリップを備えているので、胸ポケットなどに入れてスマートに持ち運べるのも魅力。使い勝手に優れたレーザーポインターが欲しい方にもおすすめです。
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レーザーポインターを使う際の注意点
レーザーポインターは、その名の通り対象物に向けてレーザー光線を照射するモノ。レーザーが直接目に入ると、網膜がダメージを受け、視力の低下につながる可能性があります。
使用する際は人体へ向けて照射しないことが重要。また、使用する側もレーザー光線を直視せず、覗かないようにしましょう。
レーザーポインターの選び方
光の色をチェック
赤色
一般的に幅広く使われているのが赤色のレーザーポインター。緑色に比べて波長が長く、離れた場所からは多少見えにくいため、狭い場所で使うのに適しています。少人数の会議がメインの方におすすめです。
また、機器の構造がそれほど複雑ではないため、低価格モデルが多いのも魅力。連続使用時間が長いのも特徴です。
緑色
緑色の光線は赤色に比べて短い波長を持つのが特徴です。明るい会議室や広い場所で使用しても見やすい点がメリット。大人数を前にして広い場所でプレゼンテーションをすることが多い方におすすめです。
しかし、緑色のレーザーポインターは機器の内部構造が複雑で、価格は高めに設定されています。
青色
青色レーザーポインターは、美しい青色の光が特徴。比較的めずらしい青い光は聞き手の印象に残りやすく、プレゼンテーションを効果的に演出できます。
しかし、緑色や赤色に比べるとあまり普及しておらず、価格もやや高め。非常に明るい光を発するため、使用に関しては注意が必要です。
到達距離をチェック
レーザーポインターは、モデルによってレーザー到達距離が異なります。ホワイトボードやスクリーンからどのくらい離れて使うかを考え、各モデルのレーザー到達距離をよくチェックしたうえで選びましょう。
レーザー到達距離は、赤色で約100m、緑色で約200m、青色で約50mが一般的です。大きな会議室でのプレゼンテーションが多い方には緑色がおすすめ。一般的な広さの会議室なら赤色や青色で十分です。
パワーポインター機能やプレゼンテーションマウス機能などが搭載されたレーザーポインターの場合は、パソコンとの「通信範囲」も重要。一般的にUSBレシーバーで接続するタイプは半径10~30m、なかには50mまで通信できるモノもあります。
モデルによって前後するので、レーザーポインターでパソコンを操作する場合は、通信範囲も忘れずにチェックしておきましょう。
機能をチェック
パワーポインター機能
レーザーポインターのなかには、プレゼンテーションの際に欠かせないPowerPointと連動し、ページ送り・戻し・ブラックアウトの操作までできる機能が搭載されたモデルがあります。
離れた場所からプレゼンテーションする際は、パソコンに戻ってスライドの切り替えなどを行いますが、パワーポインター機能があればその場でスライドを操作可能。スムーズに画面を操作したい方におすすめです。
プレゼンテーションマウス機能
プレゼンテーションマウス機能が搭載されたレーザーポインターのなかには、PowerPointのスライド操作に加えて、プレゼンテーション中にファイル操作などができる機能を備えたモデルもあります。
カーソル移動やクリック操作をして、Excelを開いたり、動画を再生したりすることが可能。多様な操作ができるモノを求めている方や、より幅広いプレゼンテーションを展開したい方におすすめです。
バイブレーション式タイマー機能
バイブレーション式タイマー機能とは、振動でプレゼンターに時間を知らせることが可能な便利な機能のこと。時間に合わせて次のスライドに移行できるのが魅力です。
また、時間が過ぎた際も、オーバーした時間をカウントアップ機能で計測。限られた持ち時間のプレゼンテーションや、時間配分に気を付けて発表したい場合におすすめです。
形状とサイズをチェック
レーザーポインターには、さまざまな形状やサイズのモノがあります。ペン型やスティック型の製品は、持ち運びしやすいアイテムを探している方におすすめ。スリムでコンパクトなのが特徴です。胸ポケットに入れられる小型タイプのモノもあります。
手にフィットしやすいアイテムが欲しい方は、持ち手側がやや太くなっている下ぶくれ型の製品がおすすめ。ボックス型のモデルも適度な太さで握りやすく、安定感があり手ぶれしにくいため便利です。
しかし、ペン型やスティック型よりも大きいモノが多いので、持ち運ぶ際の負担にならない大きさか、購入前に確認しておきましょう。用途や好みに合わせて、適したモノを選んでみてください。
電池の方式をチェック
電池式
電池式のレーザーポインターは、胸ポケットにも収まるペン型が主流。軽量かつ小型で携帯性に優れている点がメリットです。
赤色のレーザーポインターは電池の持ちがよく、20時間程度使用可能。一方、緑色や青色のレーザーポインターは電池の消耗が早く、使用可能時間は約3〜5時間のモノが一般的です。
電池が消耗しても新しいモノをセットすればすぐに使えるので、急な電池切れにも対応しやすいのがポイント。充電環境がない出張先などで、レーザーポインターを多用する機会が多い方におすすめです。
充電式
充電式のレーザーポインターは、長時間使える点がメリット。一度の充電で20時間以上連続使用可能なモデルもあるため、長時間のプレゼンテーションや会議が多い方におすすめです。
なお、ほとんどのモデルがUSBケーブルでの充電が可能。毎日のようにレーザーポインターを使うなら、電池が不要な充電式の方が経済的に使える場合もあります。
屋外で使うなら防塵・防水性能をチェック
レーザーポインターを屋外でも使用するなら防塵・防水性能が重要なポイント。防塵・防水性能はIPと2つの数字で表示され、例えばIP64であれば防塵性能は6、防水性能は4であることを表します。
防塵・防水性能を備えているモノなら、水・泥・塵・ほこりなどの侵入を防げるのが魅力。故障のリスクを軽減できるため、屋外でも気軽に使用できます。建設現場や解体工事現場、トンネル工事現場など、屋外で対象物を照射するといった使い方をする方はチェックしてみてください。
安全性重視ならPSCマークが付いたモノを
レーザーポインターを安全に使用するなら、PSCマークが付いたモノを選びましょう。PSCマークは国が定めた技術基準に適合した製品であることの証。PSCマークの付いていない製品のなかには、レーザーの出力が基準を超えているモノもあります。
安全性を重視する場合は、必ずPSCマークが付いているかチェックしてください。
プレゼンテーションでは、余計な動きや無駄な時間をカットすることが重要。レーザーポインターを使いこなせば、動き回る必要がないうえにパソコンを操作する時間も省略でき、プレゼンテーションをスムーズに進行できます。ぜひ、自分にぴったりのレーザーポインターを探してみてください。