高精細できれいな映像を楽しめる「有機ELテレビ」。最近では各メーカーからさまざまな製品が展開されているため、どれを選べばよいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、液晶テレビとの違いや有機ELテレビの選び方を解説しながら、おすすめの人気モデルをご紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

有機ELテレビとは?

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有機ELテレビとは、発光する有機物をパネルを使用した薄型テレビのこと。有機物は電圧をかけることで発光し、この現象を「有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)」といいます。有機ELテレビは、液晶テレビと比べて、高コントラストかつ薄いのが特徴です。

登場当初は価格が液晶テレビに比べて高く、製品数も少なかったものの、最近は価格が低下し製品も増加。また、従来は55インチ程度からだった画面サイズも48インチからのモデルも登場し、設置の自由度も高まっています。

液晶テレビとの違い

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有機ELテレビは発光材料に有機物を使用した、自発光方式で映像を表示するテレビ。従来の液晶テレビに搭載されているバックライトと放電スペースが不要となり、パネルも薄いのが特徴です。

液晶テレビとの大きな違いは、有機ELの画面に映し出される黒色の鮮やかさ。バックライトの光漏れなどがなく、黒色がボヤけにくく、くっきりと映るのが魅力です。1画素ずつ光量をコントロールできるので、立体感や奥行きのある映像をより美しく楽しめます。

有機ELテレビの選び方

サイズをチェック

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有機ELテレビのラインナップは小さいサイズで48インチ程度から、大きいサイズだと88インチほどまであるため、設置する場所や部屋の大きさを考慮して選ぶようにしましょう。

なお、テレビの買い替えを検討している方は、現在設置している機種のフレーム幅を確認しておくことも重要。有機ELテレビは狭額縁化が進んでおり、端面近くまで画面が広がっています。サイズを考える際、スペースをざっくりと把握しておくだけでは失敗する場合もあるので、設置場所の詳細な広さを確認しておきましょう。

画質をチェック

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有機ELテレビの画質は、プラズマテレビと液晶テレビのよいとこ取りの性質を持ちます。プラズマテレビの深みのある表現力と液晶テレビの明瞭感のある描写を兼ね備え、さらに黒の深みが増しているのが特徴です。

なお、映りに関しては、製品に搭載された画像処理エンジンやチューニングによって異なります。系統としては、鮮やかさが際立つモデルや黒の濃淡がはっきりしたモデル、明るいシーンが得意なモデルなど、メーカーによってさまざまなので確認しておきましょう。

録画機能をチェック

地上デジタル放送などの録画をする方は、チューナーの数を把握しておくことも重要。有機ELテレビの多くは2〜3つのチューナーを搭載して2番組同時録画できるタイプが主流です。なかでも、東芝の「タイムシフトマシン」は要チェック。最大6チャンネルを自動録画できるほか、放映中の番組を最初から再生できるため便利です。

音響性能をチェック

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有機ELテレビのハイクオリティな映像を楽しむためには、映像に見合った音響性能を備えたモデルを選びたいところです。

多くの有機ELテレビのスピーカーは、ツイーターとミッドレンジ、あるいはミッドレンジとウーファーなど、2種類のスピーカーを2つずつ備えているのが一般的。ハイエンドモデルでは6〜10のスピーカーを搭載した、80W以上の大出力モデルもあります。

なお、サラウンド規格「Dolby Atmos」に対応しているかどうかもポイント。立体的な音の広がりを体感できるので、臨場感のあるサウンドを楽しみたい方はチェックしてみてください。

ネットワーク機能をチェック

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有機ELテレビのなかにはインターネット接続に対応しているモノもあります。有線LANに加え、無線LAN(Wi-Fi)に対応していると、ワイヤレスでインターネットに接続可能です。

なかでも、「Wi-Fi Direct」機能を要チェック。「Wi-Fi Direct」対応機器同士であれば、一般的なWi-Fi対応機器と異なり、無線LANルーターを介さずに直接ワイヤレス接続できるため便利です。

接続端子の種類や数をチェック

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テレビ放送を視聴する以外に、AV機器やゲームなどを接続して、さまざまなコンテンツを楽しみたい方は入出力端子もチェックしておきましょう。

特に、PlayStation 4やPlayStation 5、Nintendo Switchなどのゲーム機、AmazonのFire TVやGoogleのChromecastなどのストリーミングデバイスなど、HDMI規格で接続する機器は多く存在します。そのため、HDMI端子の数に余裕のあるモデルを選ぶのがおすすめです。

なお、D端子やコンポーネント入力といった旧式の映像入力端子は搭載テレビ自体が減ってきているので、使いたい方は事前に確認しておきましょう。

スポーツ番組やゲームを楽しみたい方は「倍速駆動」対応がおすすめ

スポーツやゲームなどのスピード感ある映像では、残像や画面のチラつきが気になる場合があります。「倍速駆動」機能を使用すれば、毎秒60コマで表示する通常のコンテンツが倍の120コマで表示され、残像感の少ない滑らかな映像を楽しむことが可能。アクション性の高い映画やドラマなどにもぴったりです。

なお、操作に対する画面の反応速度が重要なゲームで「倍速駆動」を使用すると、操作に対する画面の反応が遅く感じられる場合があります。コンテンツに応じて「倍速駆動」を使い分けるのもおすすめです。

電気代が気になる方は「年間消費電力量」を確認

ほとんどの有機ELテレビは大型画面を採用しているので、液晶テレビと比べて電気代が大きくなることが考えられます。気になる方は、製品スペックの「年間消費電力量(kWh/年)」も参考に検討してみてください。年間電力消費量の目安としては、55インチのテレビが220kWh/年ほど、65インチは250〜280kWh/年、77インチは400kWh/年前後です。

有機ELテレビのおすすめメーカー

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックの有機ELテレビは、VIERA専用映像エンジン「ヘキサクロマドライブプラス」を搭載。明暗の階調や色彩をしっかりと表現できるのが特徴です。

さらに、メーカー独自の「有機ELパネル制御技術」を備えているのも魅力のひとつ。パネル自体のポテンシャルを十分に引き出すことで、高い輝度を実現できます。ハイコントラストで美しい映像を体感できるモデルを多くラインナップしているメーカーです。

ソニー(SONY)

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ソニーの有機ELテレビの特徴は、有機ELパネルのポテンシャルを引き出す4K高画質プロセッサーの「X1 Ultimate」などを採用している点です。

また、壁掛けできるモデルなどがラインナップされているのもポイント。さらに、壁掛けとして使う場合には、適した音質に調節することも可能なので、音響面もこだわりたい方はチェックしてみてください。

LGエレクトロニクス(LG Electronics)

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韓国メーカーのLGは有機ELパネルを自社生産しているのが特徴。日本メーカーのモデルに比べて機能はシンプルですが、製品ラインナップが豊富で、幅広い価格帯の有機ELテレビを発売しています。

基本性能をしっかり搭載していることに加え、価格がリーズナブルなモデルもあるので、手軽に有機ELテレビを楽しみたい方はチェックしておきたいメーカーです。

東芝(TOSHIBA)

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東芝の有機ELテレビは、充実した録画機能を備えたモデルが多いのが特徴。特に、予約録画なしで好きなときに番組を視聴できる「タイムシフトマシン」を備えたモノが人気で、録画機能にこだわりたい方におすすめです。

また、解像度技術も魅力のひとつ。高画質映像処理エンジンを搭載したモデルでは、地デジだけでなく、ネット動画なども美しく描きます。

有機ELテレビのおすすめ人気モデル|〜55インチ

LGエレクトロニクス(LG Electronics) OLED 48CXPJA

薄さ約3.9mmのスリムな有機ELテレビ。画面サイズは48インチとコンパクトなので、リビングから寝室までさまざまな部屋に設置して使えます。インターフェイスには、HDMI端子×4、USB端子×3を備えており、BDレコーダーやゲーム機など、さまざまなデバイスを繋げて使用可能。

応答速度は1msで、動きの速い映像も残像感の少ない映像で楽しめます。機能面では、立体的な音響を実現する「Dolby Atmos」、周囲の明るさに合わせて輝度を調節する「Dolby Vision IQ」に対応しているのもポイントです。

東芝(TOSHIBA) REGZA 48X8400

独自の高音質技術「レグザパワーオーディオX」を搭載した有機ELテレビ。外部スピーカーに繋がなくても力強いパワフルなサウンドが楽しめます。また、自然な音像定位とフラットで明瞭な音質を実現する「VIRイコライザー」なども採用しており、音質にこだわりたい方におすすめです。

映像面では、クラウドと連携する高画質映像処理エンジン「レグザエンジンCloud PRO」や、さまざまなノイズを検知し低減する「地デジAIビューティPRO」を搭載。さらに、遅延を抑えた「瞬速ゲームモード」を使えば、格闘ゲームのようなレスポンスが重要なゲームも快適に楽しめます。

シャープ(SHARP) 有機ELテレビ 4T-C48CQ1

シャープ独自の映像技術を詰め込んだ有機ELテレビ。4K画像処理エンジン「Medalist S1」をはじめ、有機ELパネルの輝度性能を最大限に引き出す「Sparkling Drive」を搭載しています。

「4K Master アップコンパートプロ」は、ネット動画もメリハリのある美しい映像で楽しめるのがポイント。また、総合出力65Wの「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」と、空間全体の音響パワーを補正する「Eilex PRISM」により、高精細なサウンドが体験できるのも大きな特徴です。

画面サイズは48インチと他モデルよりもコンパクトなので、省スペースに設置したい方に適しています。

パナソニック(Panasonic) VIERA TH-55HZ1000

便利な機能が充実した有機ELテレビです。テレビを声で操作できる「スマートスピーカー連携」や、2つの裏番組をUSBハードディスクに録画できる「2番組同時裏録」、映像をなめらかにする「倍速補間」などに対応しています。

スタンド底面を真空に近い状態にする独自構造の「転倒防止スタンド」を採用することで、地震などでテレビが倒れにくいのも大きな特徴。テレビの向きを左右に動かせる「スイーベル機能」を使えば、画面の向きを簡単に調節可能です。

映像面では、コントラストの高い表現力と色忠実再現性を実現する「Dot Contrastパネルコントローラー」を搭載。有機ELテレビの画質にこだわりたい方にもおすすめの1台です。

ソニー(SONY) BRAVIA KJ-55A8H

ソニーの人気シリーズ「BRAVIA」の2020年モデルです。独自のパネル制御技術「ピクセル コントラスト ブースター」と、高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を組み合わせることで、高コントラストで忠実な再現が可能。

テレビ番組はもちろん、お気に入りのネット動画など、さまざまなコンテンツを美しい映像で楽しめます。独自のデバイス発光制御により、スポーツなど動きの速い映像がくっきりと再現できるのも大きなポイントです。また、倍速駆動にも対応しています。

機能面では、アプリを自由に追加して楽しめる「Android TV」機能や、声で見たい動画を探せる「Google アシスタント」を搭載。「Wi-Fi Direct」も採用しているので、他機器との接続も簡単です。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) OLED 55BXPJA

基本性能が充実したLGエレクトロニクスの有機ELテレビ。人工知能を搭載したAI対応映像エンジン「α7 Gen3 AI Processor 4K」を搭載しており、さまざまな映像コンテンツを4K相当にアップスケーリングして楽しめます。

また、ブルーライトの発生量が少ないのもポイント。テレビ番組はもちろん、ゲームや映画を長時間楽しみたい方にもおすすめです。付属のマジックリモコンを使えば、話しかけるだけで音量調節・チャンネル変更・電源オフなど、さまざまな操作が可能。

見ている映像のジャンルを分析してサウンドを調節する「AIサウンド」や、臨場感あふれるリアルなサウンドが体験できる「Dolby Atmos」など、音質面に優れているのも魅力のひとつです。

東芝(TOSHIBA) REGZA 55X9400

高画質映像処理エンジン「ダブルレグザエンジンCloud PRO」を採用した有機ELテレビ。クラウドと連携して映像処理を行うことで、地デジや4K放送、ネット動画など、さまざまなコンテンツをリアルな高精細映像で楽しめます。「タイムシフトマシン」を搭載しており、録画機能が充実しているのもポイントです。

ほかにも、視聴環境に合わせて画質を自動調節する「おまかせAIピクチャー」や、高輝度・高コントラストを実現する「レグザ専用有機ELパネル」、自然で豊かな色の再現が可能な「広色域復元PRO」など、さまざまな高画質技術を採用。

音質面では、最大出力142Wのマルチアンプを内蔵した「レグザパワーオーディオX-PRO」を搭載しているので、外部スピーカーに繋がなくても臨場感あふれるパワフルなサウンドが楽しめます。

ハイセンス(HISENSE) 有機ELテレビ 55X8F

ハイセンスの先進技術が詰まった有機ELテレビです。AIテクノロジーを搭載した「NEOエンジンplus 2020」や、自社開発専用設計の「冷却インナープレート」によって、コントラストの高いリアルな映像表現が可能。

音質面では、最大出力72Wのパワフルなスピーカーユニットを採用しているので、お気に入りのゲームや映画が重厚感あるサウンドで楽しめます。

ほかにも、左右でそれぞれ違う番組が楽しめる「二画面表示」、テレビをハンズフリーでコントロールできる「スマートスピーカー連携」など、便利な機能を多数搭載しているのも魅力です。

有機ELテレビのおすすめ人気モデル|65インチ以上

パナソニック(Panasonic) VIERA TH-65HZ2000

パナソニックの人気シリーズ「VIERA」のハイスペックモデルです。パネルの発光性能を最大限に引き出す「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」を搭載。明部から暗部までコントラストの高い映像を実現しています。

音質面では、映画館でも採用されている立体音響技術「Dolby Atmos」をはじめ、高さ方向の音表現を可能にする「イネーブルドスピーカー」、最大出力140Wの「ダイナミックサウンドシステム」を搭載。映画やゲームを迫力あるサウンドで楽しみたい方にもおすすめです。

新聞のテレビ欄のように一覧表示できる「テレビ番組ガイド」を採用しているのも嬉しいポイント。専用アプリ「TVシェア」を使えば、スマホの動画や写真をテレビの大画面で楽しめます。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) OLED 65GXPJA

スマート壁掛けに対応した有機ELテレビ。テレビと壁の間に隙間ができにくく、ぴったり密着するため、圧迫感を覚えることなくスッキリと設置できます。

Netflix・Hulu・U-NEXTなどの各種VODサービスに対応しているのもポイント。映画やドラマなどさまざまなコンテンツを楽しみたい方にもおすすめです。インターフェイスには、HDMI端子×4、USB端子×3を備えているので、BDレコーダーやゲーム機など、複数のデバイスを繋げて楽しめます。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) OLED 65B9PJA

4Kチューナーを内蔵した有機ELテレビです。テレビの画質を大きく左右する映像エンジンには「α7 Gen2 Intelligent Processor」を採用。

また、映像ソースをAIが認識することで、さまざまなコンテンツが美しい色鮮やかな映像で楽しめます。自然な会話形式でテレビが操作できる、独自のAIプラットフォーム「ThinQ AI」に対応しているのも嬉しいポイントです。

世界的に有名な観光名所を表示するオリジナルのギャラリーモードを使えば、生活に高級感を演出するおしゃれなアイテムとしても使えます。

ソニー(SONY) BRAVIA KJ-77A9G

映像と音が一体となった新感覚の有機ELテレビ。画面から音が出る独自の高音質技術「アコースティック サーフェス オーディオプラス」を搭載しており、映画館で感じるような臨場感が自宅でも気軽に体験できます。

画質を大きく左右する映像エンジンには、次世代高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を採用。さまざまなコンテンツを美しい映像で楽しめます。

そのほか、見たいアプリをワンタッチで起動できる「ネット動画ボタン」など、便利な機能を多数搭載。一部の操作を除いて、どこに向けても操作できるBluetooth接続のリモコンを採用しているのも魅力です。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) OLED 77W9PJA

臨場感あふれるサウンドが体験できる「Dolby Atmos」を採用した有機ELテレビ。映像に入り込んだような、臨場感のある音響を実現しています。

映像面では、有機EL専用のAI対応映像エンジン「α9 Gen2 Intelligent Processor」を搭載。画質にあわせて適した画質処理を行うことで、地上波やネット動画を美しくクリアな映像で楽しめます。

画面サイズは77インチで、インターフェイスにはHDMI端子×4、USB端子×3を採用。「Amazon Alexa」や「Google アシスタント」などのメジャーな音声アシスタントに対応しているのも魅力のひとつです。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) OLED 88ZXPJA

8Kチューナーを内蔵した有機ELテレビです。4Kの4倍になる7680×4320の画素数を備えており、鮮明な映像を実現。画面サイズは88インチと大きいため、お気に入りのゲームや映画を迫力ある映像で楽しめます。

電源のオン・オフ、音量調節などの操作が簡単にできる「ThinQ AI」に加えて、Google アシスタント・Amazon Alexaなどの各種AIアシスタントにも対応しており、機能面も充実。ワンランク上の高性能な有機ELテレビが欲しい方におすすめの1台です。

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