ネット閲覧や文書作成だけでなく、スペックによっては動画編集やゲームにも使える「ノートパソコン」。これから動画編集を始めたいなど、一般用プラスアルファの用途で使いたい方は、オーバースペックだったり価格が高くなったりと、「ちょうどよい1台」を探すのに悩むことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マウスコンピューターのグラフィックス搭載ノートパソコン「mouse K5-I7GM5BK-A」をご紹介。動画閲覧や動画編集、マルチタスクなどもこなせるうえ、コスパも良好なモデルをレビューします。

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BTOパソコンで有名な「マウスコンピューター」とは?

マウスコンピューターは2006年に設立され、東京に本社を構える、国内生産のパソコンメーカー。同社はBTOパソコンメーカー業界をけん引している存在で、多くのユーザーから高評価を受けています。

BTO(Build To Order)とは、パソコンの用途や予算に合わせて、自分好みにカスタマイズできる「受注生産」のこと。自分に必要なスペックのモノを、適切な価格で手に入れられるのがメリットです。

マウスコンピューターは、長野県の飯山工場で製品を生産しているのに加え、埼玉県春日部市と広島県広島市には修理工場(サービスセンター)を構えています。さらに、沖縄県と鳥取県に24時間365日稼働のコールセンターを設置。生産から販売、サポートまですべて国内で行っています。

また、一般向けの「mouse」や高性能ゲーミングパソコン「G-Tune」、EC限定でコスパ重視のゲーミングパソコン「NEXTGEAR」、クリエイター向けパソコン「DAIV」、ビジネス向けの「MousePro」といった豊富なブランドを展開。初心者から上級者まで、用途に合わせてブランド別で選べるのも嬉しいポイントです。

グラフィックスを搭載した高性能ノートパソコン「mouse Kシリーズ」とは?

マウスコンピューターの数あるノートパソコンのなかでも、グラフィックス(GPU)を搭載し、画像編集や動画編集に向いている「mouse Kシリーズ」。グラフィックスとは、映像や画像をパソコンの画面に表示するための、描画処理を行うパーツのことです。

基本的にノートパソコンにおいて、グラフィックスはCPUの中に内蔵されています。ネット検索や資料作成など一般的な使い方の場合は、内蔵グラフィックスでも十分。しかし、3Dゲームのプレイや動画編集などグラフィックスを重視する用途では画面がカクついたり遅くなったりすることがあります。

mouse Kシリーズには独立した高性能グラフィックスが標準搭載されており、内臓グラフィックスよりも高いパフォーマンスを期待できるのがポイント。画像編集をサクサクと行えるうえ、動画再生もなめらかで、趣味からビジネスまで幅広く使えます。

ビジネスから動画編集までさまざまな用途に。mouse Kシリーズの「mouse K5-I7GM5BK-A」基本スペック

グラフィックスには「NVIDIA GeForce MX550」を採用

mouse Kシリーズの「mouse K5-I7GM5BK-A」のグラフィックスには、NVIDIA社の「GeForce MX550」を採用。流通量の少ないエントリーモデルで、同名の旧モデルに搭載されていた「GeForce MX350」と比較し、性能が約88%(※1)アップしているのが特徴です。

事務作業をマルチタスクでもサクサクと行えるほか、グラフィックスを活用するオンライン会議ツールなども軽快に動作。さらに、写真・動画編集、軽めのゲームといった少し負荷の高い用途にも使えます。
※1 ベンチマークソフト「3DMark」にて「NightRaid」の測定結果に基づく

CPUは「Core i7-12650H」を採用。多様なタスクをサクサクこなせる

CPUはノートパソコンにおける頭脳にあたり、高性能であればあるほどデバイスが速く快適に動作するといわれています。mouse K5-I7GM5BK-Aにはハイエンド向けの上位CPU、インテルの第12世代「Core i7-12650H」を採用しています。

6つの高性能コア(Pコア)と4つの高効率コア(Eコア)の2種類が搭載された「ハイブリッドアーキテクチャー」を採用。性能と電力効率の高さを両立しているのがポイントです。

計10コア、16スレッドを備えており、同時作業も快適にこなせるうえ、動画編集やエンコードなど、重めのクリエイティブ作業も行えるスペック。「Corei7-10750H」を搭載している従来の「mouse K5」製品と比較すると、シングルコア性能が約45.6%、マルチコア性能は約90.4%アップ(※2)しています。
※2 MAXON社のCPUベンチマークソフト「CINEBENCH Release23」の測定結果に基づく。ベンチマークはMAXONによって実行・サポート・検証、または認定されたものではありません。

メモリは最大64GBまで、SSDは最大2TBまでカスタマイズ可能

mouse K5-I7GM5BK-Aのメモリとストレージ容量は2パターンから選択できます。K5I7GM5BKABAW101DECのメモリ標準容量は16GB、ストレージには高速データ転送が可能なNVMe SSDを採用し、標準容量は512GB。K5I7GM5BKABAW102DECのメモリ標準容量は32GB、ストレージの標準容量は1TBです。

メモリ(RAM)はよくパソコンの「作業台」に例えられる、CPUが処理した情報を一時的に記憶しておくパーツ。ストレージはパソコンのデータを長期的に記憶しておく装置です。

本製品はBTOモデルなので、使い方に合わせてさらにメモリやストレージを拡張できるのが魅力。メモリの標準容量は最大64GB、ストレージのM.2 SSDは2TBまで種類を選べます。

より負荷の大きいマルチタスクを行う方や4Kなど高画質動画を再生したい方、たくさんのデータを保存したい方は、メモリやストレージの容量が大きい「K5I7GM5BKABAW102DEC」を選ぶか、カスタマイズで拡張するのがおすすめです。

ほか、Windows 11 Home 64ビットかWindows 11 Pro 64ビットの選択や、Officeソフト有無の変更も可能。ビジネス用途でセキュリティー性能を重視する方は、Windows 11 Pro 64ビットを選択するのがおすすめです。

mouse K5-I7GM5BK-Aは「バッテリーマネージャー」搭載。3段階で設定可能

mouse K5-I7GM5BK-Aは約8時間のバッテリー持ちに加え、バッテリーを長持ちさせるための「バッテリーマネージャーアプリ」を搭載。アプリ上から100%・75%・50%の3段階で設定し、指定した値で充電を停止します。

100%はバッテリーを最大限に使いたい方、75%は常時ACアダプターに接続して使う方やバッテリー寿命を極力伸ばしたい方、50%はあまりパソコンを使用せず長期保管することが多い方など、使い方に合わせて設定するのがおすすめです。

ノートパソコンが長く使えるかどうかはバッテリーの寿命にかかっています。本機能によって満充電を避けて使うことで、バッテリーの寿命を延ばし、より長く使うことが可能です。

豊富なインターフェイス。HDMIとMini DisplayPortにより3画面表示も可能

mouse K5-I7GM5BK-Aに搭載されているインターフェイスは以下の通り。インターフェイスの数が多く、充実しているのが魅力です。

  • USB Type-A(USB3.0)ポート
  • USB Type-A(USB2.0)ポート
  • ヘッドホン出力端子
  • マイク端子
  • USB Type-C(USB3.1)ポート×2
  • HDMIポート
  • Mini DisplayPort
  • AC(電源)ポート
  • SDXCカードリーダー(UHS-I対応)
  • ネットワーク端子(LAN)

USB Type-Cを2ポート備えているのがポイント。高速データ転送だけでなく給電ができるなど汎用性が高いポートなので、便利に使えます。

さらに、HDMI・Mini DisplayPortを本体背面に搭載し、本製品を合わせると最大3画面表示ができるのもメリット。複数のディスプレイを使って効率的にタスクをこなすことも可能です。

ほかにも、最大2TBと大容量にも対応するSDXCカードリーダーを搭載。さらに、高速データ転送規格の「UHS-I」に対応しており、多くのデータを読み書きしたい方にも向いています。

「Dolby Atmos」に対応。臨場感あふれる視聴体験が叶う

「Dolby Atmos」は、映画館や劇場などでも採用されており、立体的な音を楽しめる音響フォーマットのひとつ。mouse K5-I7GM5BK-AはDolby Atmos対応なので、同フォーマットに対応したエンタメ作品などを、臨場感のある音で楽しめます。

また、Dolby Atmosに対応していない場合も、動画やビデオ通話の音声など、人の声の音質を向上。音声が聞き取りやすいため、映画鑑賞などをより楽しめるだけでなく、オンライン会議でのコミュニケーションもスムーズに取りやすくなります。

また、ヘッドホンを使用する際は、本製品にプリインストールされている「Dolby Access」から「Dolby Atmos for Headphones」機能を有効化することが可能。まるで複数のスピーカーから聴いているような立体音響を、ヘッドホンで楽しめるのも大きな魅力です。

より大画面&高性能を求めるなら「mouse K7-I7G50BK-A」がおすすめ

動画編集やゲームをする方で、より高性能で大画面のモデルを求めるなら、17.3インチの「mouse K7-I7G50BK-A」がおすすめ。15.6インチモデルと比較すると、約23%画面領域が広く、より多くの情報を表示でき、マルチタスクもしやすいのがポイントです。

グラフィックスにはハイスペックなNVIDIAの「GeForce RTX 2050 Laptop GPU」を採用。CG映像の描画など、より高性能な画像編集に向いているほか、ゲームやマルチタスクなどさまざまなタスクをこなせます。

ストレージには高速かつ大容量の「M.2 SSD」を搭載し、高速規格「PCIe Gen4」に対応。ストレージの性能を最大限に引き出すことが可能です。さらに、4K UHD解像度に対応したHDMIとmini DisplayPortを搭載しており、より精細な表示ができるモニターにも対応しています。

本製品はキーボードにLEDバックライトを内蔵。明るさ調節ができ、発光色は好みの15色から選べるのも魅力です。

製品情報

マウスコンピューター(MouseComputer) mouse K5-I7GM5BK-A K5I7GM5BKABAW102DEC

マウスコンピューター(MouseComputer) mouse K7-I7G50BK-A K7I7G50BKABAW101DEC