パソコンのパーツメーカーとして高い人気を有する「ギガバイト(GIGABYTE)」。ゲーミングノートパソコンにおいても、初心者向きの高コスパモデルから、プロゲーマーの要求にもこたえられる高性能モデルまで、さまざまなシリーズがラインナップされています。
今回は、GIGABYTEから新発売された、AIゲーミングノートパソコン「GIGABYTE G6X」をレビュー。ゲームからコンテンツ制作まで幅広く使える、本製品のスペックや機能を徹底解説します。
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- 目次
- マザーボード・グラフィックカード・ラップトップで有名な「ギガバイト(GIGABYTE)」とは?
- ミドルスペックながら高性能CPUとGPUを採用しコスパ良好
- 独自の冷却技術「WINDFORCE」で高負荷ゲームもサクサク
- 大きく見やすいディスプレイ
- 「Dolby Atmos」サラウンドサウンドで没入感あふれる視聴体験が可能
- 製品情報
マザーボード・グラフィックカード・ラップトップで有名な「ギガバイト(GIGABYTE)」とは?
GIGABYTE Technology(以下:GIGABYTE)は、1986年に設立された台湾のパソコンメーカー。「Upgrade Your Life(生活を向上させる)」を目指し、ユーザーに価値ある製品を展開しています。
特に、マザーボードやグラフィックカード、ゲーミングノートパソコンの知名度が高いのがポイント。「DualBIOSテクノロジー」や「Ultra Durableテクノロジー」などで特許を取得しており、業界に革命を起こし続けています。
また、ラップトップシリーズには機能やスペックを重視した「AORUS」をはじめとして、各シリーズから多彩な製品がラインナップしています。
高性能ディスプレイ搭載のクリエイターモデル「AERO」、GeForceを搭載したグラフィック重視のコスパモデル「G SERIES」などがあり、希望に応じて選びやすいのが魅力です。
ミドルスペックながら高性能CPUとGPUを採用しコスパ良好
CPUは高性能ノートパソコン向けの「Intel Core™ i7-13650HX」
ミドルクラスのゲーミングノートパソコン「GIGABYTE G6X」。マルチコアで高性能な、インテル第13世代の「Core™ i7-13650HX」を採用したモデルです。
「HXシリーズ」はパフォーマンスに特化したシリーズで、デスクトップにも引けを取らないスペックの高さが特徴。処理性能に優れる「Pコア」が最大6コア、電力効率の高い「Eコア」が8コアの合計14コア、20スレッド構成で、複数タスクもサクサクこなせます。
高性能なグラフィックボードの性能を活かせるスペック。動画編集など負荷の高い作業や、最新技術を用いて開発されたAAAゲームタイトルもプレイできます。
GPUはNVIDIAの上位シリーズ「GeForce RTX™4060」。性能が高く3Dゲームや動画編集などで活躍
「GPU」は画像や動画をきれいに速くモニターに映し出すために、なくてはならないパーツ。GPUの性能が高いほど映像が豊かに、美しく表示されます。
G6Xには、代表的なGPUメーカー、NVIDIA社の上位シリーズ「GeForce RTX™4060」を採用。「GeForce RTX™40シリーズ」のなかではエントリーモデルとされており、省電力性に優れています。
本製品の消費電力は105Wながら、消費電力が140Wのモデル「GeForce RTX™ 4060 in 140W」とほぼ変わらないパフォーマンスを発揮するのがポイントです。
さらに、リアルな表現を叶える「第3世代レイトレーシングコア」や、AI機能の処理に特化した「第4世代 Tensorコア」を搭載しているのが魅力。生成AI系アプリを使う方やゲーマーはもちろん、動画編集クリエイターなど、仕事で使う方にもおすすめのモデルです。
独自の冷却技術「WINDFORCE」で高負荷ゲームもサクサク
GIGABYTEを象徴する冷却テクノロジー「WINDFORCE」がG6Xにも搭載。ハイスペックなCPUやGPUの性能を最大限発揮するためには、冷却性能の高さも重要なポイントです。
本製品には、熱を効率的に拡散する「デュアル67枚ブレードファン」のほか、CPUやGPUなどの熱を排気口に出す5本のヒートパイプを搭載。また、4つの排気口とキーボード上部・底面の吸気口を組み合わせて形成される「3Dエアチャンネル」を採用するなど、高い排熱性能を実現しています。
また、キーボードのクールゾーンにより、メインコントロールエリアを低温に保てるのもポイント。G6XのCPUやGPUの高いパフォーマンスを存分に発揮できます。
大きく見やすいディスプレイ
16インチで4辺スリムベゼルの大画面。90%の画面占有率を実現
G6Xのディスプレイは16インチと大画面。また、4辺スリムベゼルを採用しています。ベゼル幅は4.6mm、画面占有率は90%と作業領域が広く、クリエイティブな作業やゲームをプレイするのにぴったりです。
WUXGAの165Hzディスプレイ。高解像度で表示がなめらか
G6Xのディスプレイは、WUXGA(1920×1200)の高画質で、アスペクト比は16:10。WUXGAはフルHDより縦の表示領域が11%広く、動画編集や画像編集、ゲームをプレイする方に向いているとされています。
また、165Hzと高リフレッシュレートなのもポイントです。リフレッシュレートは1秒間に何回画面が書き換わるかを示した回数のことで、数値が大きいほど映像をなめらかに表示できます。
素早い反応が求められるFPSや格闘ゲームは144Hz以上が推奨されており、G6Xは十分なリフレッシュレートを実現しているのもポイント。大画面とあわせて美しくきれいな画面表示で、没入感あふれる視聴体験やゲーム体験が叶うのも魅力です。
「Dolby Atmos」サラウンドサウンドで没入感あふれる視聴体験が可能
G6Xには左右2Wのスピーカーを搭載。ダイナミックな音声を楽しめるほか、ゲームやメディアの種類によって適した設定にモード切り替えられます。
また、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応。コンテンツがDolby Atmosに対応していれば、奥行きや明瞭間のある、バーチャル5.1.2チャンネルサラウンドサウンドが実現可能です。ゲームプレイ時や、音楽・映像の視聴時の没入感をより高められます。
製品情報
ギガバイト(GIGABYTE) ゲーミングノートパソコン G6X
・9KG-43JP864SH(メモリ:32GB)
・9KG-43JP854SH(メモリ:16GB)
多くのゲームタイトルのプレイやコンテンツ制作には十分なCPUやGPUを搭載した「GIGABYTE G6X」。ミドルスペックを謳いながらも、さまざまな作業をこなせるスペックを有しています。ゲーミングノートパソコン初心者はもちろん、高性能なコスパモデルを求める方は、ぜひチェックしてみてください。