食品や油の温度を計測するのに便利な「クッキング温度計」。設定した数値に到達したときに音を鳴らすアラーム機能や、対象物から離しても表示が固定されるホールド機能など、便利な機能を備えたモデルが多くラインナップされています。
そこで本記事では、おすすめのクッキング温度計をご紹介。自分にあった製品の選び方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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クッキング温度計とは?どんなことに使える?
クッキング温度計とは、食品や油などの温度を測るのに便利なアイテムです。お肉の焼き加減を確認できるのに加えて、揚げ物ごとに適した油温度に調節したり赤ちゃんのミルクのあたたかさを管理できたりします。
ほかにも、野菜のシャキッとした食感をよみがえらせる「50℃洗い」やチョコレートの湯せんやテンパリングなどにも重宝します。正確な温度管理が必要な料理をするときにおすすめのアイテムです。
クッキング温度計の選び方
種類をチェック
中心の温度が測れるスティックタイプ
対象物の中心の温度を測りたい場合はスティックタイプのクッキング温度計がおすすめです。分厚いお肉などに測定部分を挿し込んで計測できます。
また、なかにはケーブル付きのモデルもラインナップ。オーブンの中にある食材やグリルの上にある食材の温度も安全に測れます。調理しながら計測できるため、焼き加減を自分好みに調節しやすいのも魅力のひとつです。
ただし、スティックタイプは、赤外線タイプと比較して計測まで若干時間がかかる点には留意しておきましょう。
非接触で測れる赤外線タイプ
対象物に非接触で素早く計測したいなら赤外線タイプがおすすめです。測りたいモノの上でボタンを押すだけで、すぐに温度が表示されるのが特徴。お湯などの冷めやすいモノを計測したい場合に適しています。
また、対象物に触れない分、衛生面に優れているのも魅力です。使用した後でも洗う必要がなく、スムーズに次の温度の計測を行えます。調理時の効率を重視したい場合にもおすすめです。
ただし、赤外線タイプは、表面の温度しか測れないのが留意点。分厚いお肉などの中心部を測りたい場合は、スティックタイプを別途で用意する必要があります。
測定できる温度や精度をチェック
クッキング温度計を選ぶ際には、測定できる温度を確認しておきましょう。各モデルでそれぞれ測れる温度の範囲が異なるため、よく確認せずに購入すると購入したものの満足に計測できなかったという事態が発生します。あらかじめ何に使用したいのかを検討しておくようにしましょう。
また、細かい温度管理が大切なモノを計測したい場合は、精度も大切です。なかには、±0.5℃の範囲で抑えられると謳うモデルもラインナップされているため、ぜひチェックしてみてください。
温度表示がアナログかデジタルかチェック
クッキング温度計の温度表示には、アナログタイプおよびデジタルタイプの2種類があります。アナログタイプは取り付け器具が付属しているモデルが多いため、温度を測っている際に別の作業をしたい場合におすすめ。ただし、目盛りを読む必要がある分、一目で温度が確認しにくいのが留意点です。
一方で、デジタルタイプは、一目で温度を読み取りたい場合や、1℃以下の細かい単位まで測りたい場合におすすめです。なかには、0.1℃単位で計測できるモデルもラインナップされています。自身の用途にあったタイプを選んでみてください。
機能性をチェック
アラーム機能
正確な温度管理が必要な調理を行いたい場合は、アラーム機能を搭載したクッキング温度計がおすすめです。アラーム機能とは、設定した数値に到達した際に、音やバックライトの色の変化で知らせる機能のことです。
温度管理を失敗する可能性を軽減できるのはもちろん、計測中にほかの作業を行えるのもメリットとして挙げられます。
ホールド機能
高温調理を行ったり、視力に不安があったりする場合は、ホールド機能を搭載したクッキング温度計がおすすめです。ホールド機能とは、測った温度で表示を固定できる機能のこと。火元に顔を近づける必要がないため安心です。
ただし、液晶表示がホールドボタンを押した瞬間の温度で固定されてしまう点には注意が必要。表示温度が安定していない段階でホールドボタンを押すと、正確な温度計測ができません。
クッキング温度計のおすすめメーカー
ドリテック(DRETEC)
ドリテックは、埼玉県川口市に本社を構える人気の計測機器メーカーです。「量る、測る、計る」をコンセプトにしており、クッキング温度計はもちろん、キッチンタイマーや料理用はかりなどの計測機器を幅広くラインナップしています。
クッキング温度計は、機能性に優れているのが特徴。設定した数値に到達すると音で知らせるアラーム機能や、未使用時に自動的に電源が切れるオートパワーオフ機能、残量が低下すると液晶画面にマークが表示される電池残量お知らせ機能などを備えたモデルを展開しています。機能性を重視したい場合におすすめのメーカーです。
タニタ(TANITA)
タニタは、東京都板橋区に本社を構える人気の計測機器メーカーです。「はかる」を通して世界の人々に貢献することを理念としており、計測関連のさまざまな製品およびサービスを展開しています。
クッキング温度計は、デジタルタイプとアナログタイプを問わず、豊富な種類がラインナップされています。作りたいレシピや使用用途にあわせて選択可能。多くの選択肢のなかから自分に適した製品を見つけたい場合におすすめのメーカーです。
Thermopro
Thermoproは、世界的に高く評価されている計測機器メーカーです。価格を抑えながらも機能や品質を維持していると謳っており、コスパに優れた製品を多くラインナップしています。
クッキング温度計は、測定速度および精度に優れているのが魅力です。温度計測にかかる時間が3~4秒以内と、スティックタイプのなかでは比較的速く温度を測定できるモデルや、誤差を±0.5℃の範囲で抑えられるモデルが展開されています。
速く測定して調理をスムーズに進めたかったり、できるだけ正確な数値を表示させたかったりする場合におすすめのメーカーです。
クッキング温度計のおすすめ
ドリテック(DRETEC) お知らせアラーム付クッキング温度計 O-263
セットした温度に到達したらアラームで知らせるクッキング温度計。油の温度管理はもちろん、赤ちゃんが飲みやすいミルクの温度を確認したい場合や、チョコレートを湯せんする際に一定の温度を保ちたい場合におすすめです。
また、本製品は、計測部分を食材の中に挿して計測するスティックタイプを採用しています。お肉や冷凍食品などの火の通り具合を確認したい場合にもぴったりです。
高い機能性を有しているのもポイント。設定温度に到達すると音で知らせるアラーム機能や未使用時に自動的に電源が切れるオートパワーオフ機能などを搭載しています。温度管理を失敗してしまったり、余計に電池を消費してしまったりする心配がほとんどありません。
本モデルは、濡れた手でも使用できる防滴仕様に仕上がっています。温度計を使用するたびにタオルで手をふく必要がほとんどなく、スムーズに使用可能です。
ドリテック(DRETEC) 防水クッキング温度計 O-280
IPX7相当の防水性を有しているクッキング温度計です。汚れても水で洗えるため、きれいな状態を長く維持できます。加えて、測定部分に取り付けて測定部分を保護できるホルダーも付属しています。
また、測定速度に優れているのも特徴です。25℃の室内温度で約85℃のお湯に測定部分を入れたところ約7秒で表示されたと謳っています。少しの温度変化で食感や味に変化が起きるような繊細な調理を行う場合におすすめです。
本製品は、スティックタイプを採用しています。測定可能な温度の範囲は-50~300℃。お肉や貝類の中心部の加熱具合の確認やチョコレートの湯せん時の温度の確認などで活躍します。
磁石を内蔵しているのもポイント。冷蔵庫などの金属部分にくっつけて保管できるため、収納場所に困る心配がほとんどありません。できるだけきれいにキッチン周りを整理しておきたい場合にもぴったりです。
ドリテック(DRETEC) サッとはかれる温度計 O-604
対象物に触れずに素早く測れる赤外線タイプのクッキング温度計です。測定レバーを引いて約0.5秒で温度を確認できると謳っています。加えて、測定可能な温度の範囲は-30~400℃と幅広いため、さまざまな場面で使用可能です。
また、ディスプレイにバックライトを搭載しています。温度表示が視認しやすいため、暗い場所でも作業をよりスムーズに行うことが可能です。さらに、握りやすいグリップ形状を採用しており、誤って落としてしまう心配を軽減します。
本製品は、電池残量お知らせ機能も搭載しています。残量が低下すると液晶画面にマークが表示されるため、電池の交換時期を把握可能です。必要なときに電池が切れてしまうトラブルを回避できます。
タニタ(TANITA) デジタル温度計 TT-583
測定した温度を読み取りやすいデジタルタイプの製品です。表示部が横向きに設計されており、利き手関係なく使いやすいモデル。利き手の異なる複数人で使用したい場合におすすめです。
また、使い勝手に優れているのも特徴。フック穴にセンサーホルダーを挿し込んで火元から手を放して計測できます。また、IPX2の防滴仕様に対応しているのもポイント。ほかにも、測った温度で表示を固定できるホールド機能を搭載しています。
本モデルは、収納しやすいのもポイントです。センサーキャップの裏面にマグネットを搭載しており、冷蔵庫などに貼り付けられるのに加えて、フック穴でぶら下げることも可能。キッチン周りをきれいに整えておきたい場合にも適しています。
タニタ(TANITA) 温度計 揚げもの用温度計クックサーモ 5495B
アナログタイプの表示を採用した揚げ物用のクッキング温度計です。低温・中温・高温の温度帯がそれぞれ3色で色分けされており、温度を視覚的に把握しやすいのがポイント。20~220℃までの範囲を計測できます。
また、鍋にワンタッチで取り付けられる金具が付属。素早く設置できるため、余計な時間を取られることなく、スムーズに調理を進められます。
タニタ(TANITA) デジタル温度計 TT-508N
カラーバリエーションが豊富に展開されているクッキング温度計です。ホワイト・ブルー・グリーン・レッド・イエローの5色がラインナップされています。使用シーンごとに色で使い分けて食中毒対策を行いたい場合におすすめです。
また、性能にも優れています。温度の測定が可能な範囲が-50~250℃と幅広いため、さまざまな調理で活躍可能です。ほかにも、測った温度を記憶して表示し続けるホールド機能や、未使用時に電源が自動的に切れるオートパワーオフ機能などを搭載しています。
IPX7と防水性に優れているのもポイント。測定時に汚れてしまった場合でも水で丸洗いできるため、清潔さを維持したい場合にも適しています。
本製品は、センサーホルダーが付属。フック穴に差し込んで持つことで、火元から手を放して使用できるのも魅力のひとつです。
ThermoPro ThermoPro クッキング温度計 TP16
お肉や魚の温度を測るのに便利なクッキング温度計です。鶏肉や牛肉、魚など焼く際に失敗しにくいプリセットが用意されており、適温に達した際にアラームが鳴ります。加えて、自分で温度を設定することもできるため、好みの焼き心地を実現可能。お肉や魚の調理を上手く行いたい場合におすすめです。
また、対応する温度範囲が広いのも特徴で、0~300℃の範囲を計測できると謳っています。さらに、ケーブルの長さが101.6cm、計測部分の長さが16.5cmと長いため、オーブンやグリルなど幅広く使用可能です。
本製品は、スタンドとフックを搭載しており、さまざまな場所に取り付けられるのもポイント。磁石も備えているため、冷蔵庫やオーブンなどにも設置できます。温度を測りたいときに素早く手に取れる場所に置いておきたい場合にもぴったりです。
ThermoPro クッキング温度計 TP516
温度測定の精度に優れたクッキング温度計です。温度を計測する際の誤差は、0~100℃の範囲なら±0.5℃で抑えられると謳っています。正確な温度を表示させたい場合におすすめです。
また、測った温度で表示を固定できるホールド機能を搭載しています。高温調理を行ったり、視力に不安があったりする場合でも安心です。加えて、付属のプローブグリップを使うことで、火元から手を離して計測可能で、火傷などの怪我をする可能性を軽減できます。
未使用時に自動的に電源がオフになる機能を搭載しているのもポイント。省エネルギー性に優れており、電池1個で数年間使用できると謳っています。電池代を抑えたい場合にもぴったりです。
本製品は、バックライト機能を搭載したディスプレイを搭載しています。暗い場所でも温度表示を読み取れるため、スムーズに調理を進めることが可能です。
ThermoPro ThermoPro クッキング温度計 TP02S
手入れが簡単なクッキング温度計です。素材にステンレスを採用しているため、経過とともに錆びる心配がほとんどありません。きれいな状態を長く維持したい場合におすすめです。
また、素早く温度を計測できるのも魅力。-50~300℃の範囲を4~6秒で計測できると謳っています。少しの温度変化で食感や味に変化が起きるような、繊細な調理をサポートする設計です。
本製品は、計測部分であるプローブが13.5cmと長く確保されています。火元から手を放して計測できるため、高温の調理を行う場合でも安心です。
ThermoPro ThermoPro クッキング温度計 TP03H
測定速度および精度に優れたクッキング温度計です。3~4秒以内に温度を読み取れるセンサーを搭載しているのに加えて、0~100℃の範囲内なら誤差も±0.5℃以内で抑えられると謳っています。なるべく速く、正確に測定できる製品を探している場合にぴったりです。
また、測った温度で表示を固定できるホールド機能を搭載しています。計測後に対象物から離しても表示が変化しないため、火元に顔を近づけることなく温度を確認可能。高温調理を行ったり、視力に不安があったりする場合でも安心です。
収納場所に困りにくいのもポイント。測定部分が折りたためるので、コンパクトにして収納したり、搭載しているマグネットで冷蔵庫やグリルに貼り付けたりできます。
本モデルは、IPX6に準拠しており、防水性にも優れています。温度を測る際に汚れた場合でも水で洗うことが可能。清潔さを保ちやすい仕様です。
オーム電機(OHM) クッキング温度計 ホワイト COK-Z100-W 07-9898
リーズナブルながら性能に優れたクッキング温度計です。-10~140℃までは0.1℃単位で、141~250℃までは0.5℃単位で表示されます。できるだけ安く、かつ温度の測定が可能な範囲が広い製品を探している場合におすすめです。
また、高い精度を有しているのも特徴。-10~100℃なら±1℃、101~200℃なら±2℃、201~250℃なら±3℃の誤差に抑えられると謳っています。
機能性に優れているのもポイント。約10分間操作がないとき、自動的に電源が切れるオートパワーオフ機能や、測った温度で表示を固定できるホールド機能を搭載しています。
本製品は、壁掛け用のフック穴を備えています。別途でフックを購入して壁などの取り付けておけば、収納場所にほとんど困りません。キッチン周りをきれいに整えておきたい場合にもぴったりです。
オーム電機(OHM) 赤外線温度計 ホワイト COK-Z300-W 08-1449
赤外線タイプのなかでは比較的リーズナブルな価格で展開されているクッキング温度計です。素早く測定できるのが特徴で、約1秒で温度を測定可能と謳っています。安くて、かつ測定速度に優れた製品を探している場合におすすめです。
また、温度の測定が可能な範囲が0~250℃と広いのも魅力。揚げ物の調理やお菓子作り、離乳食など幅広い場面で使用可能です。
本モデルは、高温アラーム表示機能を搭載しています。設定した温度を測定温度が超えた場合にバックライトの色が緑から赤色に変化するため、温度の上がりすぎを防ぐことが可能です。
パール金属(PEARL METAL) フライデー 揚げ物プレート専用温度計 H-5850
リーズナブルな揚げ物プレート専用のクッキング温度計です。鍋などの調理器具に固定する金具が付属していないため、差込口のあるモノに使用するか、計測が終わるまで手で持っておく必要があります。安さを重視したい場合におすすめです。
また、計測可能な温度範囲は0~220℃を採用しています。揚げ物をする場合に計測することが多い140~200℃までを計測できるため、十分に活躍可能です。
貝印 スイーツづくりのための温度計 100℃計測 DL6313
スイーツ作り用に製造されたクッキング温度計です。アナログタイプを採用しており、100℃まで計測できます。チョコレートのテンパリングなどにおすすめです。
また、専用ケースが付属しており、収納時に役立ちます。ケースの中に入れておけば、清潔さを維持できるのはもちろん、落としたりぶつけたりした場合でも壊れる可能性を軽減できるのがポイント。安心して長く使用したい場合にも適しています。
エペイオス(EPEIOS) クッキング温度計 EPTM024
温度を確認しやすいクッキング温度計です。比較的大きなディスプレイを採用しており、温度が大きく表示されます。加えて、バックライトも搭載しているため、薄暗い場所でも視認性を保つことが可能。温度表示を確認しやすい製品を探している場合におすすめです。
また、機能性に優れているのも特徴。約8分間操作していないときに電源が自動で切れる機能や、測った温度で表示を固定できるホールド機能、長期間の使用や落下などの影響で測定性能が低下するのを防ぐ校正機能などを備えています。
測定速度が速いのもポイント。3~5秒で0.1℃単位までの温度を液晶画面に表示できると謳っています。測定速度を重視したい場合にもぴったりです。
本モデルは、耐久性にも優れています。素材にステンレス鋼を採用しており、錆びる心配がほとんどなく汚れを落とすのも簡単。長期間の使用でも、清潔さを保ちやすい仕様です。
クッキング温度計の売れ筋ランキングをチェック
クッキング温度計のランキングをチェックしたい方はこちら。
食品や油の温度を計測するのに便利なクッキング温度計。クッキング温度計を選ぶ際には、測定できる温度や測定の精度、機能性や温度表示のタイプなどを確認することが大切です。自分の使用用途などから適した製品を選んでみてください。