用途に応じてメカニカルキーボードを自由にカスタマイズできる「メカニカルキースイッチ」。しかし、赤軸や青軸、茶軸など種類が多く、どれを選べばよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、メカニカルキースイッチのおすすめをご紹介します。選び方や軸の特徴も解説もしているので、購入の参考にしてみてください。

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メカニカルキースイッチの選び方

軸の種類で選ぶ

赤軸

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赤軸は「リニアスイッチ」というキースイッチを用いた定番の軸。文書作成などの一般的なタイピング作業からPCゲームまで幅広い用途で使用できるため、初めてメカニカルキーボードを使う方にもおすすめです。

キーを押す重さ(押下圧)や入力位置はメーカーによって多少異なりますが、重さ約45g、入力位置2.0mm、キーストローク4.0mm前後のモノが一般的。押し心地が軽めなため、滑らかに入力を行えるのが魅力です。

また、クリック音がないモデルのため、入力時のカタカタという打鍵音も抑えられます。配信やリモートワークなどでマイクを付けながらタイピングをする方にもおすすめです。

青軸

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青軸は、キーを押したときにカチカチというクリック音が鳴るのが特徴的。キーを押している感覚を直感的に味わえる「タクタイルスイッチ」を採用しているため、入力感が欲しい方におすすめです。

ゲーミングキーボードに採用されている場合も多く、PCゲーマーにもおすすめ。タイピング音によってゲーム操作を操作している感覚も強く感じられます。一般的な性能は、押下圧約60g、入力位置2.2mm、キーストローク4.0mm前後です。

銀軸

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銀軸は「スピード軸」とも呼ばれるほど素早い入力を行えるのが魅力。入力位置が約1.2mmとほかのキースイッチと比べても浅く、軽く触れるだけでキー入力を行えます。秒単位の入力速度が重視されるFPS、格闘ゲーマーなどにおすすめです。

一方で、少し触れるだけで入力を認識してしまうため、慣れるまでは誤入力が増えやすい可能性があります。ゲームで使用する重要なキーのみ銀軸にするなど、キーボードの一部をカスタマイズするのにもおすすめです。

一般的に、銀軸やスピードタイプとして販売されているモデルは「リニアスイッチ」を採用。押下圧は45g前後です。製品によって入力位置やキーの重さは異なるため、好みに合った入力位置・重さの製品を探してみてください。

茶軸

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キーを押したときの感覚は欲しいけれど、カチカチというクリック音はいらない方におすすめなのが茶軸。押し心地のある「タクタイルスイッチ」を採用していますが、音の鳴るクリッキータイプではないため、両方の希望を実現できます。

赤軸・青軸と並ぶ定番軸のひとつ。押下圧は約55gとやや重めで、赤軸と青軸の中間のような性能を持っています。普段の入力作業からゲームまでさまざまな用途に使用しやすいため、初心者にもおすすめです。

一般的な茶軸の入力位置は2.0mm、キーストロークは4.0mm前後です。

黒軸

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重ためなキーが好きな方におすすめなのが黒軸。約60gと押下圧が大きいため、キーを押したときに反発力や跳ね返りを感じられます。「リニアスイッチ」のため入力時のクリック音もほとんどなく、打鍵音が気になる方にもおすすめです。

入力位置やキーストロークは一般的な赤軸や青軸と変わらないため、キーが重たくても素早い入力は可能。ただし、赤軸などの軽めな軸から交換した場合は重さを感じやすくなるため、元々キーを押す力が強い方などに向いています。

定番モデルが合わない方やメカニカルキーボードの一部分だけカスタマイズしたい中~上級者向けのキースイッチです。

クリア軸

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クリア軸は、本記事に掲載している軸のなかで最も押下圧が大きい約65gの軸です。「タクタイルスイッチ」を採用しており、強い反発力を感じられるのが魅力。入力している感覚をはっきりと得たい方におすすめです。

ただし、クリア軸は赤軸や青軸ほどメジャーではないため、種類が少ないのがデメリット。軸色が透明でなくてもクリア軸に近い性能を持つ製品や、透明なのにまったく違う性能のモノもあるため注意が必要です。

クリアデザインのキースイッチを使いたい方もクリア軸の性能を重視したい方も、購入前にスイッチ形式や押下圧を確認するようにしましょう。

通常タイプかロープロファイルかで選ぶ

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メカニカルキースイッチには、通常サイズのモノとロープロファイルのモデルがあります。ロープロファイルとは、背の低いスイッチのこと。一般的なキースイッチが高さ約17.9mmに対して、ロープロファイルは約11.7mmと低めに設計されています。

ロープロファイルを使用するメリットは、入力時に指を動かす距離が短くなるため、より素早い入力作業を行える点。薄型キーキャップによるスリムでスタイリッシュな見た目も魅力です。

一方、通常タイプは取り扱っているメーカーが多く、軸の種類がロープロファイルより豊富なのが魅力。いろいろな軸を試したい方には通常タイプがおすすめです。

互換性に注意

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キースイッチの互換性で気を付けるべきポイントは、「ホットスワップ対応有無」「種類」「ピン数」の3点。まずは所有しているメカニカルキーボードが、キースイッチを取り外せる「ホットスワップ」機能に対応しているか確認しましょう。

対応していない場合はハンダ付けをはがして分解・再組立する必要があるため、交換難易度が高くなってしまいます。また、通常タイプとロープロファイルには互換性がないため、メカニカルキーボードの種類を確認するのも大切です。

最後に、キースイッチを選ぶ際はピン数に注目。キースイッチには主に3ピンと5ピンの2種類があり、メカニカルキーボード側のピン数によって互換性が異なります。特に基板が3ピンの場合は5ピンキースイッチを取り付けられないため注意しましょう。

対応している製品が記載されているキーボードもあるため、チェックしてみてください。

メカニカルキースイッチのおすすめメーカー

チェリー(CHERRY)

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チェリーは、メカニカルキースイッチを製造しているドイツの有名メーカー。「CHERRY MXスイッチ」というシリーズを展開しており、高い信頼性と耐久性から定番のキースイッチとして世界中で愛されています。

多くのキーボードメーカーでも採用されており、互換性のあるキースイッチも数多く展開されているのが特徴。「CHERRY MXスイッチ」の軸を基準に、多くのメーカーが赤軸や青軸といったキースイッチを製造しています。

カイル(Kailh)

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カイルは、中国の有名メカニカルスイッチメーカー。主に、Boxスイッチ・Speedスイッチ・ロープロファイルを3種類を展開しており、7000万回のキーストロークにも耐えられる耐久性が魅力です。

また、BOXスイッチにはホコリや湿気からスイッチ部分を保護する機能も搭載されており、安心して利用できるのもポイント。ロープロファイルモデルを製造している数少ないメーカーでもあるため、ロープロファイルのキースイッチを利用したい方にもおすすめです。

ゲートロン(Gateron)

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ゲートロンは中国のメカニカルキースイッチメーカーです。キーの押し心地がシルクのように滑らかなのが特徴で、指を滑らせるようにタイピングしたい方におすすめ。3ピンスイッチの製品も多いため、互換性が高いのも嬉しいところです。

リニア・クリッキー・タクタイルの製品をそれぞれ製造しているのもポイント。定番の赤軸や青軸から黄色軸、緑軸モデルなど、さまざまなタイプを販売しています。価格も手ごろで、コスパを重視したい方にもおすすめです。

メカニカルキースイッチのおすすめ|赤軸

チェリー(CHERRY) MX RGB RED

チェリー(CHERRY) MX RGB RED

ほとんどのメカニカルキーボードと互換性のある定番の赤軸キースイッチです。高い信頼性が魅力のひとつ。世界中で愛用されているスタンダード製品のため、赤軸を試したことがない初心者にもおすすめです。

キーを押す重さを示す押下圧は軽めな約45g。軽いキータッチで入力を行えるため、文書作成やタイピング作業用におすすめです。クリック音がほとんど鳴らないため、オンラインミーティング中も打鍵音を抑えられます。

また、ライティングを透過する透明なキーを採用しているのもポイント。メカニカルゲーミングキーボードなどで好きな色にキーボードを光らせたい方にも向いています。スイッチはリニア、キーストロークは一般的な約4mmです。

チェリー(CHERRY) MX SILENT RED

チェリー(CHERRY) MX SILENT RED

打鍵音が静かなモデルを探している方におすすめのキースイッチ。キーボードの音が気になる方やオフィスなどで大きな音を出したくない方におすすめです。

押下圧や打ち心地は赤軸とほとんど変わらないため、元々赤軸を使っていれば従来のメカニカルキーボードと同じような感覚でタイピングが可能。入力位置は約1.9mm、ストロークは約3.7mmです。

価格も比較的リーズナブルなため、静音化を考えている方は本製品を検討してみてください。

カイル(Kailh) Box V2 Switch Red

カイル(Kailh) Box V2 Switch Red

ダブル防塵構造を採用している赤軸キースイッチです。埃や湿気の侵入を防ぐダストウォール構造とボックス構造の2重設計により、IP54等級の防塵機能を搭載しているのが魅力。耐久性に優れ、約8000万回の入力を行えます。

あらかじめ潤滑剤が塗布されているのも便利なところ。購入後に自分で作業する手間を省けるため、すぐに利用できます。押下圧は約40g、入力位置は約1.8mmで、赤軸のなかでも軽めのキータッチが好きな方におすすめです。

ただし、5ピンタイプのため互換性には注意が必要。キーボードが3ピンの場合は接続できません。あらかじめ所有しているキーボードのピン数を確認するようにしましょう。

カイル(Kailh) ロープロファイルスイッチ 赤軸 CPG135001D01

カイル(Kailh) ロープロファイルスイッチ 赤軸 CPG135001D01

ロープロファイルモデルを探している方におすすめな赤軸キースイッチです。一般的なキースイッチよりも背が低いため、素早く入力を行えるのが魅力。接点も約1.5mmと通常の赤軸キースイッチより低く設計されています。

入力速度を重視するPCゲームやスムーズなキー操作を行いたい方にもおすすめ。押下圧は約45g、ストロークは約3mmです。互換性が限られているため、あらかじめ所有しているキーボードが対応しているか確認しておきましょう。

また、対応するキーキャップが一般的な十字型ではなく2つ穴式なのもポイント。通常タイプのキーキャップは取り付けられないため、併せて注意が必要です。

ゲートロン(Gateron) レッドメカニカルキースイッチ

ゲートロン(Gateron) レッドメカニカルキースイッチ

よりスムーズなタイピングを実現したい方におすすめの赤軸キースイッチです。シルクのように滑らかなキー操作が魅力のキースイッチで、軽やかで快適に入力作業を行えます。押下圧は一般的な赤軸と同じ約45gです。

キーを押したときの反発力が控えめなため、長時間のタイピングにもおすすめ。リニア軸のためタイピング音も小さく、職場や日常的な作業、ゲームなど幅広い用途で使用できます。

入力位置は約2mm、キーストロークは約4mmです。価格も安めなため、コスパを重視したい方にも向いています。

OUTEMU Gaote レッドメカニカルキースイッチ

OUTEMU Gaote レッドメカニカルキースイッチ

安価なキースイッチを探している方におすすめな赤軸キースイッチです。Cherry MXスイッチと互換性があり、さまざまなメカニカルキーボードに取り付けできるのが魅力のひとつ。押下圧は約45gで、一般的な赤軸と同様の感覚で入力が可能です。

本体には防塵機能も搭載。また、約5000万回以上のテストを行っており、耐久性にも期待できます。キースイッチを保管するためのPPプラスチック保護ケースやキースイッチを抜くためのツールが付属しているのも嬉しいところです。

半透明設計でRGB機能付きのメカニカルキーボードに対応しているのもポイント。メカニカルゲーミングキーボードの交換用キースイッチとしてもおすすめの製品です。

メカニカルキースイッチのおすすめ|青軸

チェリー(CHERRY) MX RGB BLUE

チェリー(CHERRY) MX RGB BLUE

スタンダードな青軸キースイッチです。キーを押したときにカチッという独特な打鍵音を得られるのが特徴。入力時の音を重視したい方におすすめです。

タイピングに爽快感が欲しい方にもぴったり。タクタイルタイプのスイッチを搭載しているため、キーを押している感覚をはっきりと感じられます。押下圧はやや重めの約60gで、キーの誤入力を減らしたい方にもおすすめです。

メカニカルゲーミングキーボードのRGBライティングにも対応。PCゲーマーにもおすすめの製品です。

ゲートロン(Gateron) ブルーメカニカルキースイッチ

ゲートロン(Gateron) ブルーメカニカルキースイッチ

コスパを重視したい方におすすめの青軸キースイッチです。入力位置が約2mmと比較的速いのが特徴。タクタイルスイッチのため青軸の特徴的な打鍵感や音を楽しめます。

押下圧は約60gと重めですが、滑らかなタイピング感により長時間快適に入力を行えるのも魅力のひとつ。打鍵音の気にならない環境や自宅用メカニカルキーボードの軸交換用としておすすめです。

ロジクール(Logicool) G PRO X G-PKB-002用 GX-CK

ロジクール(Logicool) G PRO X G-PKB-002用 GX-CK

ロジクールの「G PRO X」ユーザーにおすすめの青軸キースイッチ。ロジクール独自の「GX BLUEクリッキースイッチ」が使用されており、G PRO Xで一部だけ青軸を使用したい場合や赤軸から青軸に交換したい場合におすすめです。

キーを押したのがはっきりと分かるクリック音が魅力のひとつ。青軸特有のカチッという音が目立つモデルで、タクタイルの打鍵感を楽しめます。押下圧は約50g、キーストロークは約3.7mmです。

また、スイッチケースとして利用できるパッケージもおしゃれなポイント。交換したキーも収納できるため、紛失リスクを軽減できます。キースイッチを引き抜くツールも付属しており、手軽にキースイッチ交換が可能です。

ゲートロン(Gateron) KS-33 ロープロファイル2.0 スイッチ G51

ゲートロン(Gateron) KS-33 ロープロファイル2.0 スイッチ G51

ロープロファイルモデルの青軸キースイッチです。素早いキー操作が可能なため、青軸の打ち心地で使用感を高めたいPCゲーマーにおすすめ。押下圧が約65gと重めなため、タイプミスやゲーム中の誤入力軽減も期待できます。

従来品よりやや高さの高い約12.2mm設計で、打ち心地が改善されているのもポイント。内部のインナーポジショニングステムポールとサイドポールのバランスを変更し、課題だった底付きが早いという問題を解決しています。

100個セットのため、すべてのキーを入れ替えたい場合にもぴったり。ただし、対応できるキーボードが決まっているため、事前の確認が大切です。

Redragon A113メカニカルキースイッチ Bullet-B Parrot

Redragon A113メカニカルキースイッチ Bullet-B Parrot

メカニカルゲーミングキーボードのキースイッチ交換におすすめなキースイッチです。軸色は白ですが、青軸相当の性能を有しているのが特徴。キーを押したときのクリック感や打鍵音を楽しめる製品です。

押下圧が約40gと青軸のなかでは軽めなのも魅力のひとつ。青軸の音や押し心地が好みで、キー自体は軽いモノがよい方におすすめです。工場で潤滑剤が塗布されているため、スムーズなタイピングを体験できます。

チェリーのキースイッチに準拠して製造されているため、広い互換性があるのも嬉しいところ。公式動画では実際の打鍵音も視聴できます。カラフルな見た目もポイントです。

メカニカルキースイッチのおすすめ|銀軸

チェリー(CHERRY) MX SPEED SILVER

チェリー(CHERRY) MX SPEED SILVER

FPSゲーマーなどにおすすめの銀軸キースイッチです。入力位置が約1.2mmとほかのキースイッチと比べても浅く、軽いキータッチで入力できるのが特徴。キーストロークも約3.4mmと浅めに設計されています。

打鍵音があまり響かないリニアタイプを採用しているのもポイント。入力音をマイクが拾いにくいため、ゲーム配信や通話中も使いやすいモデルです。通常のタイピングにも使用できますが、どちらかといえばゲームに向いています。

押下圧は同社の赤軸と同じ約45g。10個入りのため、ゲームでよく使うキーのみ交換するのもおすすめです。

カイル(Kailh) Super Speed Switch Silver G142

カイル(Kailh) Super Speed Switch Silver G142

約38gの軽い押下圧が魅力の銀軸キースイッチです。入力位置約1.1mm、キーストローク約3.5mmの素早い入力に適したモデルで、PCゲームやタイピングメインの仕事におすすめ。押し込む力があまり必要ないため、長時間快適にキー操作を行えます。

チェリーの構造に準拠したMXシステムを採用しているのもポイント。互換性が広く、所有しているメカニカルキーボードと組み合わせやすいのがメリットです。リニアスイッチで打鍵音も控えめなため、職場での利用にも適しています。

また、長めのスプリングを採用しているのも特徴的。20.5mmと通常よりもやや長いバネにより打鍵感を得られます。動作寿命も最大7000万回ストロークと長く、長期利用できる製品です。

ゲートロン(Gateron) G Pro 3.0 Silver G186

ゲートロン(Gateron) G Pro 3.0 Silver G186

コスパを重視したい方におすすめの銀軸キースイッチです。108個入りをリーズナブルに購入できるため、メカニカルキーボードのすべてのキーを交換したい方におすすめ。入力位置は一般的な銀軸と同じ約1.2mm、ストロークは約3.4mmです。

3層ピンを採用しており、ピンの強度が良好なのも嬉しいポイント。破損や変形リスクを軽減し、長寿命を実現しています。

また、ゲーミングキーボードのライティングをより鮮やかに映せるのも魅力的。すりガラスのような導光面を採用しており、バックライトを均一に明るく表示できる製品です。

アコ(Akko) キーボードスイッチ CS Crystal Silver

アコ(Akko) キーボードスイッチ CS Crystal Silver

アコのCSシリーズでも最速の銀軸キースイッチです。入力位置約1mmのモデルで軽く触れるだけで反応するため、入力速度をとにかく速くしたい方にぴったり。ストロークも約3mmと短めなため、FPS用の自作メカニカルキーボードにおすすめです。

45個入りでコスパが高いのも魅力のひとつ。ゲームで使用するメインのキーのみ入れ替えれば、1セット購入するだけで実用的に使用できます。約6000万回のキーストロークに耐えられる耐久性の高い製品です。

押下圧は約43g。潤滑剤が塗布されていないため、好みに応じてカスタマイズできます。チェリーのキースイッチに準拠した構造のため、互換性が高いのも嬉しいポイントです。

TTC Speed Silver Switches

TTC Speed Silver Switches

入力位置約1.08mmの高速反応を実現している人気のキースイッチです。ストロークも一般的な軸より短い約3.4mmで、深く押し込まなくても入力できるのがメリット。両面防塵壁特許技術により、ぐらつきやブレを抑えた製品です。

ダブルロングばね構造を取り入れているのもポイント。スイッチ精度と押し込み始めたときの押下圧を改善し、誤作動や急激な反発が発生するリスクを軽減しています。速く正確なキー操作を行いたい方におすすめです。

メカニカルキースイッチのおすすめ|茶軸

チェリー(CHERRY) MX RGB BROWN

チェリー(CHERRY) MX RGB BROWN

メカニカルキーボード初心者から上級者まで、幅広い層に人気のあるスタンダードな茶軸キースイッチ。汎用性が高く、普段のタイピングからPCゲームまで、さまざまなキー入力に対応できるのが魅力です。

ソフトなタクタイル感が欲しい方にもおすすめ。入力している感覚を得られるため、タイピングを楽しみながら作業できます。押下圧は約55gと赤軸に比べるとやや重みがありますが、その分しっかりとタイピングを行えます。

本製品を採用しているメーカーも多く、チェリーや同社に準拠した軸を使用しているメカニカルキーボードであれば基本的に交換可能です。

カイル(Kailh) Box V2 Switch Brown

カイル(Kailh) Box V2 Switch Brown

安定性を重視したい方におすすめの茶軸キースイッチです。ボックス型を採用しており、キーを押したときのグラつきを軽減できるのが魅力。潤滑剤も塗布されているため、スムーズなタイピングを行えます。

押下圧は約45g。長めの金メッキスプリングを採用しており、しっかりとしたタクタイルの押し心地と反発を感じられます。ダブル防塵構造により埃や湿気も入りにくく、長寿命化を期待できるモデルです。

コスパも高いため、予算を抑えたい方にもおすすめ。誤入力したくないキーにのみ取り付けるなどカスタマイズも可能です。

カイル(Kailh) Midnight Silent V2 Switch

カイル(Kailh) Midnight Silent V2 Switch

静音性を重視したい方におすすめのタクタイルキースイッチです。トップとボトム部分にラバー製のダンパーが取り付けられており、メリハリのある打鍵感を維持しつつ打鍵音を抑えたい方にぴったり。押下圧は約55gで茶軸寄りの性能を持っています。

耐久性に優れているのもポイント。防塵機能を持つ構造設計や内部パーツの幅を広げる工夫により、長寿命化を実現しています。PC操作やタイピングがメインの職場でも、打鍵音をあまり気にせずに入力可能です。

ただし、5ピン対応製品のためメカニカルキーボードとの互換性には注意してみましょう。

OUTEMU Gaote 茶色メカニカルキースイッチ

OUTEMU Gaote 茶色メカニカルキースイッチ

押下圧約45gのやや軽めな茶軸キースイッチです。チェリーのMXスイッチと互換性のあるモデルで、ほとんどすべてのメカニカルキーボードに適応しているのが魅力。十字型スイッチのためキーキャップの互換性も広いのが嬉しいところです。

タクタイル感や打鍵音もそこまで大きくないため、作業やゲームなどさまざまな用途で利用できるのもポイント。価格も比較的安く、予算を抑えてキースイッチを交換したい方におすすめです。

RGBプラグインライトや丸型2本脚ライトにも対応。キースイッチを抜くツールや保管用のケースも付属しており、初めての方でも交換しやすい製品です。

メカニカルキースイッチのおすすめ|黒軸

チェリー(CHERRY) MX RGB BLACK

チェリー(CHERRY) MX RGB BLACK

しっかりとした押し心地が好みの方におすすめの黒軸キースイッチです。押下圧が約60gと重ためなのが特徴のひとつ。リニアスイッチのため打鍵音もそこまで大きくなく、タイピング作業やゲームなどに適しています。

叩くようにキーをタイピングする癖がある方や入力時に力がこもりがちな方におすすめ。リニアスイッチと螺旋バネの強力なスプリングの組み合わせにより高い反発力を得られるため、ある程度の衝撃を吸収できます。

反対に軽い打ち心地が好きな方にはやや不向きなため、ある程度自分のキーの好みが分かる中~上級者に向いている製品です。

カイル(Kailh) STANDARD BLACK RGB SWITCHES

カイル(Kailh) STANDARD BLACK RGB SWITCHES

カイルが製造しているRGBライティング対応の黒軸キースイッチです。半透明パーツを使用しているため、メカニカルゲーミングキーボードの光も鮮やかに映し出せるのが魅力。さまざまなホットスワップ対応機に互換性があります。

押下圧は一般的な黒軸と同じ約60g。入力位置は約2.1mm、ストロークは約3.8mmです。比較的安価で購入できるため、価格を重視したい方やカイルのキースイッチが好きな方に向いています。MXシリーズと迷っている場合にもおすすめです。

ゲートロン(Gateron) ブラックメカニカルキースイッチ

ゲートロン(Gateron) ブラックメカニカルキースイッチ

互換性の高い黒軸キースイッチです。MXシリーズと互換性のある3ピンタイプのモデルで、幅広いメカニカルキーボードに取り付けできるのが魅力。5000万回以上のテストもクリアしており、高い耐久性も期待できます。

押下圧は約60g。重みをしっかりと感じるタイプで、跳ね返りの強いキースイッチが好きな方や重い押し心地が好きな方におすすめです。キーの戻りがスムーズなため、ゲームにも向いています。

比較的安めな黒軸なので、押下圧の大きいキースイッチを試したい方にもおすすめ。誤入力したくない一部のキーのみ交換するのにも向いています。

ゲートロン(Gateron) Oil King Linearスイッチ G60

ゲートロン(Gateron) Oil King Linearスイッチ G60

安定感が魅力の黒軸キースイッチです。ナイロンPA66という樹脂素材を用いたアッパーハウジングにより、キーを押したときのグラつきがほとんどないのが特徴。6000万回のキーストロークに耐えられる耐久性も有しています。

押下圧は、黒軸のなかではやや軽めな約55g。20mmの長い黒軸メッキスプリングを採用しており、滑らかな押し心地と高い反発力を実現しています。入力位置は約2mm、ストロークは約4mmです。

リニアスイッチのため打鍵音はそこまで大きくなく、オンラインミーティング中も快適にタイピングを行えます。

OUTEMU Gaote ブラックメカニカルキースイッチ

OUTEMU Gaote ブラックメカニカルキースイッチ

フィードバック力が高く、誤入力のリスクを軽減できる黒軸キースイッチです。押下圧が約60gと大きいため、軽いタッチで入力が認識されてしまう心配が少ないのが魅力のひとつ。PCゲームでも高精度の入力が可能です。

20個入りなため、素早い操作が必要なキーは銀軸、使用頻度の低いキーは黒軸など使い分けるのもおすすめ。キーを叩く力が強めな方であれば、ゲーム以外の通常のタイピングも快適に行えます。

防塵機能を搭載しており、耐久性に優れているのも嬉しいところ。SMDライト・RGBプラグインライト・丸型2本足ライトの3種類に対応しています。メカニカルゲーミングキーボードにもおすすめです。

アコ(Akko) CS Jelly Black

アコ(Akko) CS Jelly Black

押下圧約50gの軽めな黒軸キースイッチです。アコのCSシリーズのなかでも重いスイッチに位置する製品。一般的な黒軸よりはキー荷重が控えめですが、しっかりとしたリバウンド感を得られます。

防塵機構を搭載しているのもポイント。ホコリの侵入を防ぐだけでなく、グラつきも抑えられます。半透明のポリカーボネートを採用しているため、RGBバックライトを搭載しているメカニカルキーボードにもおすすめです。

また、本製品はチェリーのMXシリーズに準拠。互換性が高く、十字型のほとんどのキーキャップにフィットします。コスパのよい、安く黒軸キースイッチを購入したい方にもおすすめです。

メカニカルキースイッチのおすすめ|クリア軸

カイル(Kailh) Polia スイッチ タクタイル

カイル(Kailh) Polia スイッチ タクタイル

しっかりとしたタクタイル感を得られるキースイッチです。第4の感触を持つ独自の「アドバンスト・タクティル」というスイッチを採用しており、押したときに独特な触感と強い反発力を感じられます。

3ピンデザインのため、さまざまなホットスワップ対応メカニカルキーボードに取り付けられるのも嬉しいところ。半透明素材とライトガイド構造を採用しており、バックライトの光を鮮やかに透過できます。

押下圧は約60g。タクタイルスイッチの押し心地や重たいキースイッチが好きな方におすすめです。

カイル(Kailh) Clione Limacina Switch

カイル(Kailh) Clione Limacina Switch

本体も軸もクリアなデザインで統一したい方におすすめのキースイッチです。カイル初の完全透明スイッチで、クラゲのような見た目が魅力のひとつ。外観にこだわりたい方向けのユニークな製品です。

リニア・タクタイルの2種類展開を行っているのもポイント。タクタイルでは一般的なクリア軸と同様の重めなキー設計を採用しており、しっかりとしたタイピングを楽しめます。押下圧は約58g、入力位置は約1.9mmです。

また、内部には反発力の高い金メッキロングスプリングを搭載。錆や腐食リスクを軽減できるため、長期的な使用を期待できます。

DUROCK T1 Shrimp Silent Tactile

DUROCK T1 Shrimp Silent Tactile

タクタイルスイッチの押し心地と静音を両立したキースイッチです。内部に静音化用のクッションが搭載されており、キーを押したときの音を軽減できるのが魅力。打鍵音が気になる方におすすめです。

キーを底まで押したときの重さが約67gと重めで、クリア軸らしいタクタイル感と反発力を感じられるのもポイント。潤滑剤が塗布されているため、自分で加工せずともスムーズな押し心地を体験できます。

ラムネのような清涼感のあるクリアデザインで、見た目を重視したい方にもおすすめ。ただし、軽い押し心地が好きな方にはやや不向きなため注意しましょう。

ゲートロン(Gateron) Baby kangaroo

ゲートロン(Gateron) Baby kangaroo

タクタイルスイッチが好きな方におすすめのキースイッチです。押下圧は約59gと一般的なクリア軸と比べてやや軽めですが、はっきりとしたタクタイル感を得られるのが特徴。22mmの2段金メッキスプリングを採用しており、タイトな動作を実現しています。

キースイッチを腐食から守る酸化防止剤入りゴールドコンタクトを搭載しているのもポイント。約6000万回のストロークに耐えられると謳われており、長期的に使用できます。ピンは5ピン、潤滑剤もあらかじめ塗布されているモデルです。

見た目のデザインもかわいく、白色に緑色の軸が目立つ構成。トップは十字型のため、さまざまなキーキャップを装着可能です。