心地よい打鍵感で、スムーズにタイピングができる「メカニカルキーボード」。普段使いだけでなく、仕事やゲームなどで長時間キーボードを操作する方にもぴったりです。
本記事では、おすすめのメカニカルキーボードをご紹介。選ぶ際のポイントや代表的な軸の特徴なども併せて解説します。製品選びの参考にしてみてください。
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- 目次
- メカニカルキーボードとは?
- メカニカルキーボードのおすすめメーカー・ブランド
- メカニカルキーボードのおすすめ|人気
- メカニカルキーボードのおすすめ|安い
- メカニカルキーボードのおすすめ|コンパクト
- メカニカルキーボードのおすすめ|ゲーミング
- メカニカルキーボードの選び方
メカニカルキーボードとは?
キーボードには、パンタグラフキーボードやメンブレンキーボードなどの種類があり、それぞれ内部の構造が異なります。そのなかでもメカニカルキーボードは、各スイッチが独立しているのが特徴。しっかりとした打鍵感を得られ、より快適にタイピングできるのが魅力です。
ほかの構造のキーボードよりも高価な傾向がありますが、耐久性に優れ、メンテナンス性も良好。デザイン性にこだわったおしゃれな製品もあり、キーキャップを交換して見た目や雰囲気に変化をつけられるのもメリットです。
また、青軸や赤軸など打鍵感や打鍵音が異なるさまざまなスイッチがあり、選択肢も豊富。ホットスワップに対応した製品であれば、気軽にスイッチを交換できます。メカニカルキーボードのスイッチは、ドイツのCHERRYが製造する「CHERRY MXスイッチ」が代表的。多くの製品に採用されており、軸の色分けなどメカニカルスイッチの基準にもなっています。
メカニカルキーボードのおすすめメーカー・ブランド
ロジクール(Logicool)
ロジクールは、マウスやキーボードなどのパソコン周辺機器を開発しているメーカーです。スイスに本社を置き、世界の多くの国で製品を販売しています。マウスやキーボードのラインナップが豊富です。
メカニカルキーボードは、普段使いできるモデルやゲーム用のモデルなど、幅広く展開しています。無料ソフトのLogicool G HUBに対応している製品は、カスタマイズ性に優れているのがメリット。ライティングの調整やマクロの作成をしたい方におすすめです。
キークロン(Keychron)
キークロンは、2017年にキーボード愛好家のグループによって結成されたメーカー。特に、コンパクトなメカニカルキーボードのラインナップが豊富です。
macOS・Windows・iOS・Androidなど、複数のOSに対応しているモデルが販売されています。英語配列の製品もラインナップされているため、エンジニアやプログラマーの方にもおすすめです。
フィルコ(FILCO)
フィルコはダイヤテック株式会社のブランドのひとつ。パソコン周辺機器を開発しています。特に、キーボードのラインナップが豊富で、Majestouchシリーズが代表的なモデルです。
メカニカルキーボードは60%レイアウトの製品をラインナップ。コンパクトな製品を探している方におすすめです。有線・無線の両方に対応したモデルも展開しています。
エレコム(ELECOM)
エレコムは1986年に創業され、デジタル機器関連製品の開発・製造・販売を行う日本のメーカーです。マウス・キーボード・イヤホン・ルーターなど、幅広く取り扱っています。
メカニカルキーボードは全キーロールオーバーに対応したモデルをラインナップ。複数キーの同時押しができるモデルを探している方におすすめです。高耐久スイッチを採用しており、5000万回のキーストロークに耐えられるモデルも販売しています。
メカニカルキーボードのおすすめ|人気
ロジクール(Logicool) PRO キーボード G-PKB-002LN
応答性・耐久性の高いメカニカルキーボードです。GX REDリニアスイッチを採用しています。ソフトタッチで入力できるため、長時間使用しても疲れにくいのが特徴です。確かな打鍵感を得られるGX Blueクリッキーもラインナップされています。
テンキーレスなので、マウスのスペースを広めにとりたい方におすすめです。ケーブルは着脱できるため、持ち運びやすいのもメリット。ケーブルのコネクタは三叉構造なので、簡単ながらしっかりと接続できます。
キーボードの角度は3段階で調整可能です。ラバーフィートが付いているため、ずれにくいのもポイント。無料ソフトのLogicool G HUBに対応しています。ライティングをカスタマイズしたり、複雑なコマンドをF1~F12にプログラムしたりできます。
ロジクール(Logicool) SIGNATURE K855
テンキーレスのメカニカルキーボードです。本体は垂直に立てられるため、使わないときも邪魔になりません。ワイヤレス仕様なので、机の上に省スペースで置ける製品を探している方におすすめです。
BluetoothまたはUSBレシーバーを用いてワイヤレス接続できます。使用には単4形アルカリ乾電池が2本必要です。最大3台のデバイスとペアリングできます。Easy-Switchキーにより、ワンタップで接続先を切り替え可能。複数のデバイスで使用したい方にもぴったりです。
耐久性に優れており、最大5000万回の打鍵に耐えられると謳っています。赤軸スイッチを採用しているため、静音性を重視する方にもおすすめです。
ロジクール(Logicool) G413 SEメカニカル ゲーミング キーボード G413SE
フルサイズのメカニカルキーボードです。テンキーが付いているため、数字を入力しやすい製品を探している方におすすめ。6キーロールオーバーとアンチゴースティングに対応しており、複数のキーを同時に入力できます。同時押し時の誤入力を防ぎたい方にもぴったりです。
本製品はタクタイルスイッチを採用。打鍵感と静音性のバランスが取れているのが特徴です。また、PBTキーキャップを採用しており、耐熱性と耐摩耗性に優れています。長く愛用できる製品を求める方にもおすすめです。
ロジクール(Logicool) G512 CARBON G512-CK
LIGHTSYNC機能を搭載しているメカニカルキーボードです。ライティングがゲーム・オーディオ・画面と連動するため、ゲーム中の没入感を高めたい方におすすめ。約1680万色からカスタマイズでき、オリジナルのエフェクトを作れます。
本製品は、26キー ロールオーバー機能を搭載。複数のキーをどの順序で同時押ししても狙い通りのコマンドを入力できると謳っています。無料ソフトのLogicool G HUBを使えば、マクロ機能を使用可能。複雑なコマンドをF1~F12キーで入力できます。
高耐久の5052アルミ合金を使用しているため、頑丈なモデルを求める方にもおすすめです。
ロジクール(Logicool) G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL-LN
軽いキータッチで高速なタイピングが可能なメカニカルキーボードです。わずか22mmの高さを実現した薄型デザイン。人間工学に基づいたスリムなデザインで、テンキーレスながら優れたパフォーマンスを実現できます。
LIGHTSPEEDワイヤレス接続・Bluetooth接続・USB有線接続など、幅広い接続に対応している点もメリット。独自のワイヤレス技術である「LIGHTSPEED」を使用すれば1msの応答速度、超低遅延を実現し、ゲームなども快適にプレイできます。
1つのキーに最大15の機能をプログラムでき、自分の使いやすいようにカスタマイズ可能。薄型で快適な操作性を実現したメカニカルキーボードを求めている方におすすめです。
フィルコ(FILCO) Majestouch + ASK FKBN108M/NAS3GMB
オールブラックのシンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴的なメカニカルキーボードです。クリック感があり、軽快な入力ができる茶軸を採用しているのが特徴。Fnキーの組み合わせによるマルチメディア機能を搭載し、ショートカットで作業などを効率化できます。
複数のキーを同時押ししてもしっかりとすべて認識される「Nキーロールオーバー」に対応しているのも魅力のひとつ。高速入力でもしっかりと認識し、複雑な操作が必要なゲームも快適にプレイできます。
耐久性に優れた「PBT2色成形カラーキーキャップ」を採用し、印字が消えにくく長持ちしやすい点もメリット。長く愛用できるシンプルかつ使いやすいモデルを求めている方はチェックしてみてください。
エレコム(ELECOM) 有線メカニカルテンキーレスキーボード TK-MC30UKPBK
シンプルなデザインと軽めのキータッチが魅力のメカニカルテンキーレスキーボードです。本モデルは日本語配列を採用。キースイッチには、静かで滑らかな打鍵感が魅力の静音赤軸を用いています。本体内部に敷き詰められた吸音シートとあいまって、優れた静音性を発揮するおすすめモデルです。
比較的リーズナブルな価格ながらも、心地のよい打鍵感を味わえるコスパのよさも魅力。キートップは、かな表記を省いたスタイリッシュなデザインで、独自のフォントを採用した文字を印字しています。
USBによる有線接続に対応。ケーブルは着脱できます。底面には角度を調節できるスタンドも搭載。そのほか、1000Hzのポーリングレートに対応しているので、ゲームなどもストレスなくプレイできます。
スティールシリーズ(SteelSeries) APEX PRO TKL 64861
キーストロークの作動距離を約0.1mm単位で調整できるメカニカルキーボードです。0.1~4.0mmの間で設定できます。カスタマイズ性に優れたモデルを求める方におすすめ。ソフトを使えば、キーごとのRGBイルミネーションの調整やマクロの設定が可能です。
2-in-1アクションキーにより、打鍵時の深さで機能を切り替えられます。ゲーム中に軽く押したときは歩き、深く押したら走るなどの動作を設定可能です。耐久性にも優れており、1億回のキープレスに耐えられると謳っています。
テンキーレス仕様なので、コンパクトに置けるのも魅力。キーボードの高さは3段階で調整できます。マグネット式のリストレストが付属しているため、長時間使用しても疲れにくいモノがほしい方にもおすすめです。
メカニカルキーボードのおすすめ|安い
ロジクール(Logicool) K835 TKL メカニカル K835
テンキーレスのメカニカルキーボードです。コンパクトなサイズ感が特徴。最大5000万回の入力に耐えられ、表面の文字も色褪せにくいと謳っています。耐久性に優れているのがおすすめポイントです。
チルトレッグを使用すれば角度を調整できます。接続はUSBによる有線接続で、ケーブル長は1.5mです。スイッチは青軸を採用。クリック感の強い製品を求める方におすすめです。
エレコム(ELECOM) メカニカルゲーミングキーボード TK-G01UKBK
高耐久スイッチを採用しているメカニカルキーボードです。5000万回のキーストロークに耐えられると謳っており、長く使い続けられるのが特徴。全キーロールオーバーに対応しているため、すべてのキーを同時入力できるのがメリットです。
スイッチは茶軸を採用。接続方法はUSB Type-Aによる有線接続です。Windowsキーやメニューキーを無効にできるゲーミングモードも便利。テンキーレスなので、コンパクトな製品がほしい方にも適しています。
W・A・S・Dなど、ゲームプレイ時に多用する8種のキーにはゲーミングキーキャップが付属。表面の凹凸がほかのキーと異なり、操作性に優れています。キーキャップの着脱に使えるキーキャップリリースが付属しているのもポイントです。
エレコム(ELECOM) メカニカルゲーミングキーボード TK-GK20TBK
5000万回の優れた耐久性を実現するメカニカルスイッチを採用したメカニカルキーボードです。激しいキー入力にも耐えうるため、毎日のゲーミングにもおすすめ。押下する感覚のわかりやすさと静音性のバランスが取れた茶軸を採用しているのも特徴です。
指がズレにくいようにラウンド形状のキートップを採用しているのもポイント。Z〜Mキーは特殊なアシンメトリー形状を採用しているので、左手親指で操作しやすい仕様です。
すべてのキーを同時押ししてもしっかりと認識されるNキーロールオーバーに対応しているのも魅力。テンキーレスサイズなので、マウスの操作スペースを広く確保できる点もメリットです。
e元素 メカニカル式キーボード USB接続有線
81キーのコンパクトなメカニカルキーボードです。81キーロールオーバーに対応しており、すべてのキーを同時押しできます。軸は青軸を採用しているため、クリック感の強いモデルを探している方におすすめです。
耐衝撃性に優れたABS材料を使用しています。液体・汚れ・ほこりに強いのもメリットです。スペアの青軸スイッチが付属しているため、スイッチが壊れた際に交換が可能。交換時には付属のキーキャッププーラーやスイッチプーラーが便利です。
人間工学に基づいて設計されており、長時間使っても疲れにくいと謳っています。キックスタンドは2段階で角度を調節可能。滑り止めゴムが付いているため、固定しやすいのもポイントです。
アイティプロテック REDRAGON K552RGB-JPTI
銀軸のスイッチを搭載しているメカニカルキーボードです。アクチュエーションポイントが浅く、キーを1.3mm押し込むと入力できます。ゲームなどで素早くキー入力したい方におすすめです。
N-Keyロールオーバー機能とアンチゴースト機能を搭載しており、複数キーの同時入力を正確に認識できます。Windowsキーロック機能により、誤操作でゲームが中断されてしまうのを防げるのも便利です。
GAMDIAS HERMES L1R-JP RGB
1680万色のRGBバックライトを採用したおしゃれなメカニカルキーボードです。低コストながらアンチゴーストやNキーロールオーバーなどゲームに欲しい機能が充実しているのが魅力。照明効果は指でタップするだけで自在に操作できます。
「32ビットArmCortexプロセッサ」を搭載し、キーボードに最大5つのプロファイルを保存できるのもポイント。ゲームに合わせたキー設定を保存して複数のゲームを快適にプレイできます。
おしゃれかつコスパの優れたモデルを求めている方におすすめです。
メカニカルキーボードのおすすめ|コンパクト
ロジクール(Logicool) POP KEYS K730
ポップなデザインのメカニカルキーボードです。カラーはイエローのほか、グレージュ・パープル・ローズをラインナップしています。タイプライターのようなデザインと打鍵感が特徴です。
交換可能な8個の絵文字キーが付いており、絵文字を簡単に入力できます。チャットに使いたい方におすすめです。画面の切り取り・ディクテーション機能・ミュート機能などに対応した12個のFNショートカットも使用できます。
BluetoothまたはUSBレシーバーによるワイヤレス接続に対応。最大で3台のデバイスをペアリングでき、Easy Switchキーで接続先を切り替えられます。最大5000万回のキーストロークに耐えられると謳っており、耐久性も良好です。
キークロン(Keychron) K1 SE Wireless Mechanical Keyboard White LED K1SE-A1-JIS
心地よいタイピングを実現できるスリム設計のメカニカルキーボードです。航空機グレードの強化アルミフレームを採用した優れた耐久性を実現。汎用性が高く、無線でも有線でも接続できるため、スマホやノートパソコン、タブレットなど幅広いデバイスで使用できます。
また、2段階で角度調節できる人間工学に基づいた角度デザインも魅力のひとつ。自分に適した傾斜に調節することで、快適なタイピングが可能です。
スリムかつ快適にタイピングできるモデルを求めている方はチェックしてみてください。
アーキサイト(ARCHISITE) Maestro TKL 日本語配列 AS-KBM91/TCGBA
スイッチにクリア軸を採用しているメカニカルキーボードです。打鍵時にクリック感があるのが特徴。キーの印字には摩耗に強い昇華印刷を採用しています。長時間使用しても文字が薄れにくいのがメリットです。
macOS風配列最適化モードを搭載しており、macOS標準キーボードのキー配列に近づけられます。ゲームプレイ時に便利なキーロック機能を搭載しているのもポイントです。半角・全角キーやWindowsキーの誤操作により、ゲームが中断されるのを防げます。
エイスース(ASUS) ROG Falchion Ace M602 FALCHION ACE/NXRD/WHT/US/ABS
65%レイアウトのコンパクトなメカニカルキーボード。矢印キーを備えているので、ゲームだけでなく、文章入力などの普段使いにも活躍します。本モデルは英語配列で、キースイッチには独自の「ROG NXメカニカルスイッチ」を採用。スムーズで安定感のある打鍵感を実現します。
本体左側の側面には、指先で触れるだけで操作できるタッチパネルを搭載。機能の割り振りが可能で、音量調節やアプリ切り替えなどの操作ができます。USBによる有線接続に対応。背面にはUSB Type-Cポートを2基搭載し、2台のデバイスと接続しておけます。デバイスを切り替える際に、ケーブルを挿し替える必要がないので便利です。
そのほか、100%アンチゴーストとNキーロールオーバーにも対応。オンボードメモリも内蔵しており、最大6つのプロファイルを本体内に保存しておけます。
コルセア(Corsair) K65 PLUS WIRELESS CH-91D431E-JP
266時間持続するロングバッテリーが魅力のメカニカルキーボードです。スムーズで応答性の優れた「CORSAIR MLX Red スイッチ」を採用。RGB輝度・ズーム・スクロールなどさまざまなモノを調節できる多機能ダイヤルを備えているのが特徴です。
安定したタイピングができる「トップマウント設計」を採用しているのも魅力のひとつ。高速な2.4GHzワイヤレス接続に対応しているため、遅延を気にせず快適にゲームをプレイできます。
スタイリッシュなデザインなので、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
メカニカルキーボードのおすすめ|ゲーミング
ロジクール(Logicool) G913 TKL G913-TKL-TC
コンパクトGLメカニカルスイッチを搭載しているメカニカルキーボードです。耐久性・反応性・精度に優れていると謳っています。通常のスイッチと比べて高さが半分なので、素早く入力できる製品を求める方におすすめです。
本製品はタクタイルスイッチを採用しており、静音性と打鍵感のバランスが取れているのが特徴。青軸のような打鍵感の強いクリッキータイプや、赤軸のような優れた静音性が魅力のリニアタイプもラインナップされています。
ワイヤレス接続とUSB接続に対応しています。ワイヤレス接続時は、BluetoothやUSBレシーバーによる接続が可能です。約4時間で満充電でき、40時間使用できます。
Logicool G HUBを使えば、ライティングをカスタマイズしたり、マクロを作成したりできるのもメリット。テンキーレスデザインなので、コンパクトな製品がほしい方にもおすすめです。
コルセア(Corsair) K70 CORE CH-910971E-JP
独自の「Red リニアメカニカルスイッチ」を採用したフルサイズのメカニカルキーボードです。1.9mmのアクチュエーションポイントを採用し、正確なタイピングが可能。7000万回のキーストロークに耐えうる優れた耐久性を備えているので、ハードな使用でも長期的に愛用できます。
最大5つのプロファイルを保存できる設計で、ゲームに適したキー設定を保存して幅広いゲームに対応できる点もメリット。1000Hzのポーリングレートにより、遅延を気にせずゲームに集中できるのもうれしいポイントです。
表面はスタイリッシュなデザインなので、見た目にこだわりたい方も検討してみてください。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V4 75% RZ03-05002900-R3J1
カスタマイズ性を重視する方におすすめのメカニカルキーボードです。オレンジ タクタイルメカニカルスイッチを搭載しており、静音性と打鍵感のバランスに優れています。ホットスワップに対応しているのも魅力。3ピンまたは5ピンのカスタムスイッチと簡単に交換できます。
ライティング効果を設定できるのもメリットです。Razer Chroma RGBに対応しており、ライティングをほかのRazerデバイスと同期させられます。高い没入感を得られる製品を求める方におすすめです。
テンキーレスの75%レイアウトを採用。マグネットでキーボードに取り付けられるレザーレット製リストレストが付属しているのもポイントです。
レイザー(Razer) BlackWidow V3 TKL JP Yellow Switch RZ03-03491900-R3J1
静音かつ高速入力を実現する独自の「Razer イエローメカニカルスイッチ」を採用したメカニカルキーボード。1680万色とエフェクトでおしゃれにキーボードを彩れる「Razer Chroma RGB」に対応しているのも特徴です。
テンキーレスのコンパクトデザインで、マウスのスペースを広く確保したい方にもおすすめ。ケーブルを整理して収納できる溝を備えているので、配線を気にせずスタイリッシュに設置できます。
プロファイルやマクロを作成・保存できるため、カスタマイズ性も良好。8000万回のキーストロークに耐えうる耐久性も備えているので、日頃のハードなゲームプレイにもしっかり対応できます。
エイスース(ASUS) ROG Strix Scope NX TKL Moonlight White X806 STRIX SCOPE NX TKL ML/NXRD/JP
幅の広いL-Ctrlキーを採用しているメカニカルキーボードです。FPSゲームなどで誤操作を減らしたい方におすすめ。テンキーレスを採用しており、接続方法は有線接続です。ケーブルは着脱できるので、持ち運びやすい製品を求める方にも適しています。
軸は赤軸を採用しているため、静音性を重視する方にもぴったりです。キー・ロゴ・ロックインジケーターのライティングを個別に設定できます。Aura Sync機能により、多彩なライティングエフェクトを楽しめるのも魅力です。
本製品はステルスキーを搭載しており、タップするとすべてのアプリを非表示にし、音声をミュートできます。Windowsロックキーを搭載しているため、誤操作によりゲームを中断したくない方にもおすすめです。
エイスース(ASUS) ROG Azoth M701 ROG AZOTH/NXSW/US/PBT
高級キーボードに多くみられるガスケットマウントを採用した、ゲーミングキーボードです。加えて、内部には3層からなる静音ダンパーを搭載し、反響音などを軽減します。キースイッチには、ルブ済みの「ROG NXメカニカルスイッチ」を採用。滑らかで安定感のあるタイピングが可能です。
キーキャップには「ROG PBTダブルショットキーキャップ」を採用しており、優れた耐久性を有しています。底面には、好みに合わせて角度を3段階で調節できるスタンドも搭載。さらに、ホットスワップに対応しているので、ハンダ付けをすることなくキースイッチを交換できます。カスタマイズ性に優れたモデルを探している方にもおすすめです。
本体右上にはコントロールノブと、情報やアニメーションなどを表示できる有機ELディスプレイも搭載。接続方法は、有線・Bluetooth・2.4GHzワイヤレスに対応しています。
メカニカルキーボードの選び方
軸の種類で選ぶ
静音性が高くオフィスなどでも使いやすい「赤軸」
赤軸は、軽い力で滑らかに入力できる「リニアタイプ」のスイッチです。キーを押した際のクリック感が少なく、静音性も良好。カチャカチャしたタイピング音が苦手な方や、オフィスや公共施設などで使用したい方にもおすすめです。
また、マイクがタイピング音を拾いにくいので、オンライン会議やゲーム実況時などにも役立ちます。そのほか、少ない力で軽快にタイピングができるため、手が疲れにくいのもメリット。ゲームや文章の作成、プログラミングなどで長時間使用する方にもぴったりです。
クリック感が強く打ち心地が特徴的な「青軸」
青軸は、入力時にしっかりとしたクリック感が得られるクリッキータイプのスイッチ。メカニカルキーボードらしい、カチャカチャしたクリック音が特徴です。
スイッチを押すときの重さを表す押下圧は重め。反発力も強く、スイッチを押したという感覚をしっかり感じられるので、タイプミスを軽減する効果も期待できます。
夜中や周囲に気を遣うような環境での使用には向きませんが、爽快な打ち心地を楽しみながらタイピング可能。周りを気にする必要のない環境で使用できる場合などにおすすめです。
初心者にもおすすめの「茶軸」
茶軸は、クリック感と適度な重みがあるタクタイルタイプのスイッチです。青軸と赤軸の中間に近い打鍵感で、スムーズにタイピングできます。
軽すぎず重すぎないスタンダードなスイッチで、汎用性が高く万人向けのタイプです。文章入力からプログラミング、ゲームまで、幅広い用途で使用できます。また、赤軸では軽すぎると感じる方や、青軸の打鍵音だとタイピング音が気になる方などにもおすすめです。
反応が速くゲームに適した「銀軸」
銀軸はスピードシルバー軸とも呼ばれ、名前の通り高速入力が可能なスイッチです。スイッチを押してから反応するまでの距離を示すアクチュエーションポイントが浅く設定されており、軽い力で素早くタイピングできます。
軽い力で入力できるのも魅力のひとつ。ほかのスイッチよりもスピーディーに反応できるので、ゲームでの使用におすすめです。銀軸を搭載したゲーミングキーボードも数多く販売されています。
そのほか、文章作成やプログラミングなどで長時間タイピングする方や高速入力したい方などにもぴったりです。
他にも「黒軸」や「クリア軸」など種類が豊富
赤軸や青軸など、一般的な軸以外にも異なる性能を備えたスイッチがあります。例えば、黒軸は赤軸と同様にクリック感はありませんが、反発力が高いのが特徴。打鍵音を抑えつつ、押す感覚をしっかりと味わえます。
クリア軸は、クリック感があり、茶軸よりも強めの反発力を感じられるスイッチ。しっかりとした打鍵感を求める方におすすめです。
最近では、CHERRY以外のメーカーが開発したスイッチを搭載するメカニカルキーボードも増えつつあり、より多様化しています。独自のスイッチを開発するゲーミングデバイスメーカーも多く、その製品ならではの打鍵感を味わえるのが魅力です。そのほか、さまざまなスイッチが存在するので、興味のある方はチェックしてみてください。
有線かワイヤレスか
メカニカルキーボードの接続方法には、有線接続とワイヤレス接続の2種類があります。有線接続は、USB端子による接続が主流です。ほかにも、PS/2変換アダプターが付属する場合もあります。
有線接続タイプは、充電や電池の交換をすることなく使用できるのがメリットです。また、遅延や接続の安定性などを気にかける必要もありません。
一方で、ワイヤレス接続タイプのメカニカルキーボードは、ケーブルの取り回しを気にすることなく使用できるのが魅力。接続方法は主にBluetoothと、USBレシーバーを用いる2.4GHzワイヤレスの2種類です。
2.4GHzワイヤレスはUSBポートを利用しますが、低遅延かつ安定したワイヤレス接続が可能。ゲーミングキーボードに多く採用されています。Bluetooth接続は、PCだけでなく、タブレットなどのさまざまなデバイスと気軽に接続できるのがメリットです。
テンキーの有無で選ぶ
メカニカルキーボードを選ぶ際は、テンキーの有無も重要なポイントです。テンキーを搭載したフルサイズなどのキーボードは、数字を入力しやすいのがメリット。事務作業などで利用したい方やExcelなどを頻繁に使用する方などにおすすめです。
テンキーを搭載していないキーボードは、本体サイズがコンパクトなので、デスク上のスペースをあまりとらないのがメリット。また、一口にテンキーレスキーボードといっても、60%レイアウトや75%レイアウトなど、キー数はさまざまです。
キー数が少ないほどコンパクトになりますが、使い勝手は劣るので注意が必要。自分の用途に合ったサイズのキーボードを見つけることで、より快適に作業を進められます。
キーの配列で選ぶ
こだわりがなければ「日本語配列」がおすすめ
キーボードの配列を大きく分けて、「日本語配列(JIS)」と「英語配列(US)」の2種類があります。日本語配列は、日本語を入力しやすいようにレイアウトされた配列です。
英語配列のキーボードにはない、「半角/全角」や「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」などのキーを搭載しているのが特徴。また、エンターキーのサイズやスペースキーの長さなど、一部のキーのサイズや形状も異なります。
公共施設や会社、学校などに用意されているキーボードも基本的に日本語配列です。また、かな入力しやすいようにかな表記があるモノもあります。特にこだわりのない方や、日本語配列を使用する機会が多い方などにおすすめです。
エンジニアやプログラマーには「英語配列」も人気
英語配列は日本語配列とは異なり、「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」などのキーがないのが特徴です。
プログラミングなどで使用する場合は、英語配列の方が入力しやすい場合があるので、プログラマーやエンジニアの方におすすめ。また、英語配列はキーの印字が少なく見た目がすっきりしているのもポイントです。
そのほか、ホームポジションを維持しやすいのもメリット。交換用キーキャップの選択肢が豊富なので、キーボードの外観にこだわりたい方などにもおすすめです。慣れれば、日本語も不便を感じることなく入力できるため、興味のある方はチェックしてみてください。
用途に合ったモデルを選ぼう
仕事やオフィスで使うなら「静音モデル」を
仕事やオフィスなどで使用するメカニカルキーボードを探している方は、静音性に優れたモデルがおすすめです。メカニカルスイッチには、静音性に優れたスイッチもあります。
CHERRY MXスイッチであれば、「静音赤軸」が優れた静音性を実現。赤軸をベースに静音性を高めたスイッチで、打鍵音が約30%軽減されています。底打ち音やキーが戻ってきたときの音もほとんどなく、スコスコとした打鍵感が特徴です。
持ち運びに便利なコンパクトタイプも人気
テンキーレスキーボードのなかには、フルサイズキーボードの約60%のサイズで設計されている製品も販売されています。60%レイアウトのメカニカルキーボードは携帯性を重視する方におすすめです。
また、有線タイプの製品のなかにはケーブルを取り外せる製品も販売されています。リュックなどにしまって持ち運びたい方にぴったりです。
ゲーム用には専用の「ゲーミングキーボード」がおすすめ
ゲームでの使用に特化したメカニカルキーボードは「ゲーミングキーボード」と呼ばれており、ゲーミングデバイスメーカーをはじめとする多くのメーカーが取り扱っています。
複数同時押しやマクロ機能などゲーム向けのさまざまな便利機能を搭載しているのが特徴。カスタマイズ性に優れているのもメリットです。また、LEDによるライティング機能に対応しているモノもあります。
メーカー独自のスイッチを採用したモデルなどもラインナップ。PCゲームをより快適に楽しみたい方は要チェックです。基本的な使い勝手は一般的なメカニカルキーボードと同様なので、普段使いもできます。
メカニカルキーボードは、スイッチの種類などによってさまざまな打鍵感を味わえます。カスタマイズ性や耐久性に優れ、長く使用できるのもメリット。豊富な選択肢の中から自分に合ったモノが見つかれば、よりタイピングが楽しくなります。本記事を製品選びの参考にしてみてください。