キーが低くコンパクトに設計された「ロープロファイルのメカニカルキーボード」。一般的なメカニカルキーボードよりもスピーディーにタイピングでき、薄型で持ち運びに適しています。
今回は、おすすめのロープロファイルのメカニカルキーボードをご紹介。マルチデバイス接続ができる便利なモデルや、ゲームで素早いアクションができる応答性に優れたモデルなど、種類豊富に選定しました。選び方もご紹介するので、参考にしてみてください。
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- 目次
- ロープロファイルのメカニカルキーボードとは?
- ロープロファイルのメカニカルキーボードのメリット・デメリット
- ロープロファイルのメカニカルキーボードの選び方
- ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめメーカー
- ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめ|ゲーミング
- ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめ|仕事用
ロープロファイルのメカニカルキーボードとは?

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ロープロファイルのメカニカルキーボードとは、キーキャップやキースイッチが全体的に低く設計されたキーボードのことです。通常のモノと比較して35~40%ほどキーの背が低く、スリムで持ち運びやすい、手首に負担がかかりにくいなどのメリットがあります。
一般的なメカニカルキーボードと同じく、キースイッチがそれぞれ独立している構造が特徴。キースイッチの中に特殊なバネや軸が入っており、スイッチの種類によって打鍵音・クリック感が異なります。もし一部のキースイッチが壊れても交換が可能です。
ゲーム用に設計された製品も多く、高速に入力できるモノや、RGBライティングに対応したおしゃれなデザインのモノが展開されています。仕事とゲーム、どちらにも活用できるのでおすすめです。
ロープロファイルのメカニカルキーボードのメリット・デメリット

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ロープロファイルのメカニカルキーボードは、高速で入力しやすいのがメリット。キーが低いとキーの移動距離が短くなり、素早い反応ができます。キーの作動点である「アクチュエーションポイント」が浅いモノも多く、素早い操作が求められるゲームにおすすめです。
パームレストで高さ調整をしなくても自然な角度で作業しやすいのが特徴。軽量かつスリムで、持ち運びやすいモデルが充実しているのもメリットです。
カスタマイズや修理がしにくいのはデメリット。ロープロファイルのキースイッチは通常のモノに比べて流通が少なく、購入後にキーの付け替えが難しい場合もあるので注意しましょう。
ロープロファイルのメカニカルキーボードの選び方
接続方法をチェック
Bluetoothで接続する無線(ワイヤレス)タイプ

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ケーブルレスで使いたいなら、無線接続タイプのモデルがおすすめです。デスク周りをすっきりと整えられるだけでなく、簡単にキーボードを移動させたり持ち運んだりできます。Bluetooth接続に対応しているモノは、簡単にペアリングできるのも魅力です。
なお、無線接続は電波の干渉によって接続が不安定になる可能性があります。また、バッテリーを搭載しているため、外出先での充電切れには注意が必要です。
安定性重視なら有線タイプ

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接続の安定性を求めるなら、有線タイプのモデルを選びましょう。多重入力や電波干渉などのトラブルが少なく、安定したパフォーマンスで作業できます。
USBケーブルを挿すだけですぐに使い始められるのがメリット。ソフトウェアのインストールや設定などの手間がかからず、誰でも簡単に使えます。
なかには、有線・無線の両方に対応しているモデルも。外出先は無線、自宅は有線など、シーンに応じて使い分けが可能です。
軸の種類をチェック

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ロープロファイルのメカニカルキーボードを選ぶ際は、キースイッチの軸の種類をチェックしましょう。キースイッチには、赤軸・青軸・茶軸などがあります。
赤軸は「リニア」とも呼ばれ、軽いタッチで入力できるのが特徴。長時間のタイピングでも軽快に作業可能です。打鍵音が静かなので、周りに人がいる場所でも気兼ねなく使えます。
青軸は「クリッキー」ともいわれるクリック感の強いスイッチです。キーを押し上げる力が強く、適度な反発力が感じられます。カチカチとしたタイピング音を楽しみたい方にぴったりです。
茶軸は赤軸と青軸の中間的なキースイッチで、「タクタイル」とも呼ばれます。適度な反発力と打鍵音のあるスタンダードなタイプ。初めてメカニカルキーボードを選択する方は、茶軸で感触を確かめるのもおすすめです。
日本語配列か英語配列かどうか

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キーボードは、主に日本語配列と英語配列の2種類があります。日本語配列は「JIS配列」ともいわれており、日本国内で広く使われているキーボード。「半角/全角」「変換」「カタカナ/ひらがな」など、日本語専用のキーを搭載しています。
英語圏で一般的に使われているのが「US配列」とも呼ばれる英語配列。日本語のかな表記がないため見た目がシンプルなほか、キーの数が日本語配列より少ないのも特徴です。
学校や職場のキーボードのような、使い慣れた操作感を求める方には日本語配列がおすすめ。キーボードの種類の豊富さや見た目を重視する方、英語入力が中心の方には英語配列が適しています。
テンキー付きかテンキーレスかどうか

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テンキー付きのモデルは数字入力しやすいのが特徴。電卓のようにスピーディーに数字を打てるため、会計・経理業務やデータ入力など、数字キーを頻繁に使う方におすすめです。
テンキーレスのキーボードは横幅が狭く、デスクの上を広々と使えるのがメリット。ゲームでマウスを大きく動かしたい方に適しています。コンパクトで、持ち運びしやすいのもポイントです。
あると便利な機能をチェック
マクロ機能

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マクロ機能とは、複数のキー入力を1つのキーにまとめて登録することで、ワンタッチで操作を実行できる機能です。よく使うショートカットや複雑なキー操作を登録すれば、作業時間の短縮に繋がります。
特に、ゲームで使いたい方にはマクロ機能付きのモデルがおすすめ。武器の切り替えのような頻繁に行うアクションや、複数キー同時押しの複雑なコンボも、設定したキーを押すだけで素早く繰り出せます。
マルチデバイス接続

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複数のデバイスを使う方には、マルチデバイス接続ができるキーボードがおすすめです。キーボード1台のみで、PC・タブレット・スマホなどを効率よく操作可能。例えば、PCの操作中に、スマホに届いた急ぎのメールに素早く返信するなどの便利な使い方ができます。
なかには、最大3台までのデバイスに同時にペアリングできるモデルも。専用の切り替えキーを押すだけで、シームレスに接続先を切り替えられるのが特徴です。
バックライト付き

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バックライト付きのモデルは、暗い部屋でもキーボードを見やすいのがメリット。深夜に照明を点けずに作業するときでも、しっかりとキーボードの文字を確認しながらタイピングできます。
ゲーム用のメカニカルキーボードには、ゲームや音楽に連動してライティングするモデルもラインナップ。デスク周りをライティングでスタイリッシュに演出できるのがおすすめポイントです。
デザインをチェック

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ロープロファイルのメカニカルキーボードは、おしゃれなデザインのモノが多数ラインナップ。アルミ製のボディを採用したモデルは、見た目に高級感があるだけでなく、丈夫で耐久性に優れています。機能性とデザイン性の両方を重視する方におすすめです。
シンプルなデザインのキーボードも充実。モノトーンやニュアンスカラーのモデルはインテリアに溶け込みやすく、デスク周りをすっきりとした印象にまとめられます。
ゲーム向けのキーボードは、RGBライティングを活かせるスタイリッシュな佇まいのモノが豊富。デスク周辺の雰囲気や用途に合わせて選んでみてください。
ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめメーカー
ロジクール(Logicool)

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ロジクールは、マウスやキーボード、ゲーミングデバイスなどのPC周辺機器を取り扱うメーカーです。1981年にスイスで創業した「Logitech International」が出資する日本法人として、ロジクールが設立されました。
ロープロファイルのメカニカルキーボードは、ゲーム用・仕事用どちらにも使いやすいモデルが充実。ゲーム用なら、応答速度が速く耐久性に優れた「Gシリーズ」がおすすめです。仕事用のキーボードには、リニア・タクタイル・クリッキーなどキースイッチの軸を選べるモデルがラインナップ。好みの打鍵感を選びやすいのが特徴です。
キークロン(Keychron)

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キークロンは、2017年に創業した香港のメーカーです。メカニカルキーボードを中心に取り扱っており、豊富なラインナップが特徴。100%(フルサイズ)、80%(テンキーレス)、75%など、同じシリーズでもキーレイアウトの異なる製品が展開されています。
ロープロファイルのメカニカルキーボードは、英語配列のモデルが中心。本体がコンパクトなため持ち運びがしやすく、仕事用のキーボードを探している方に適しています。無駄を省いたシンプルかつおしゃれなデザインも魅力です。
ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめ|ゲーミング
ロジクール(Logicool) LIGHTSPEED TKL ワイヤレス ゲーミング キーボード G515
高さ22mmのロープロファイルのキーを採用したメカニカルキーボードです。アクチュエーションポイントが1.3mmと浅めに設定されているのが特徴。すばやい反応速度が求められるゲームにおすすめです。
高速な無線接続ができるロジクールのワイヤレス技術「LIGHTSPEED」に対応。ラグが少なく、スムーズにゲームをプレイできます。有線接続やBluetoothによる接続も可能です。
キーは日本語配列。テンキーレスタイプで、マウスを動かすスペースを広く確保できるのがメリットです。専用ソフトの「G HUB」を使うと、マクロ機能やキーの割り当てを変更できます。
クーラーマスター(Cooler Master) テンキーレス 赤軸 オンザフライ ミニサイズキーボード SK622
コンパクトなロープロファイルメカニカルキーボードです。シンプルなテンキーレスデザインで、デスク上の作業スペースを広く確保できます。メカニカルキーボードのなかでも価格が安いため、費用を抑えたい方におすすめです。
ソフトウェアを使わずにマクロやキーボードの設定が可能な「オンザフライシステム」を採用。簡単な操作でキーボードをカスタマイズできます。また、PCを変えても設定を維持可能。職場・自宅など、違う作業環境で使うときに役立ちます。
Bluetoothによるワイヤレス接続と有線接続の両方に対応。バッテリーはUSB Type-Cケーブルで充電できます。
エレコム(ELECOM) V custom TK-VK520LL
FPSゲームにおすすめのロープロファイルのメカニカルキーボードです。指にキーが食いつきやすく離れやすい「ネオクラッチキーキャップ」を搭載。Z~Mキーは、左手親指で操作しやすいアシンメトリー形状です。
キーボード内部にシリコン吸音パッドとスポンジ吸音シートがあり、静音性に優れているのが魅力。金属音がしにくく振動が軽減されるため、心地よくタイピングできます。
1677万色のRGBライティングに対応し、没入感を高められるのがポイント。ボディはアルミパネル製で長期的に使えます。
コルセア(Corsair) AIR WIRELESS RGB 超薄型メカニカルゲーミングキーボード K100
高性能なロープロファイルのメカニカルキーボードです。最薄部の厚さ11mmとスリムなボディが魅力。アルミニウム製で、薄型ながらも耐久性は良好です。
アクチュエーションポイントが0.8mmと浅く設定されているのも特徴。メカニカルならではのしっかりとした打鍵感がありつつ、静音性に優れています。
メディアキーとボリュームコントローラーを搭載。動画の再生・停止やゲーム音の調整などが簡単にできます。また、RGBバックライトに対応。ゲームや音楽に合わせてライティングを楽しめます。
ロジクール(Logicool) 有線ゲーミングキーボード G915X

有線タイプのロープロファイルメカニカルキーボードです。高さは23mmで、スリムなボディが特徴。トッププレートにはサンドブラスト加工が施されたアルミニウム合金を使用しており、耐久性に優れています。
メディア専用キーと音量調整用のローラーが搭載され、動画視聴中やゲーム中でもスムーズにコントロールできるのがおすすめのポイント。左側には好きな機能を割り当てられるGキーがあります。
アクチュエーションポイントは1.3mmと浅めで、軽いタッチでスピーディーに入力可能。キーの軸はリニア・タクタイルが展開されています。
デル(Dell) ALIENWAREロー プロファイルRGBメカニカル ゲーミング キーボード AW510K
スタイリッシュなデザインのロープロファイルメカニカルキーボード。RGBライティングにより1680万色のバックライトを楽しめます。ゲーミングデバイスらしい、近未来的な佇まいが好きな方におすすめの製品です。
5000万回のキーストロークに耐えられる丈夫なキーを使用。金属製のトッププレートを内蔵しており、見た目が綺麗なだけでなく耐久性に優れています。フルサイズのキーボードで、表計算や会計ソフト入力などの事務作業も効率的にこなせます。
複数のキーを入力したときに誤入力を防ぐ「アンチゴースト」機能を搭載。また、キーを同時に押したときにすべてのキーを認識する「Nキーロールオーバー」機能も採用しています。キーの同時押しが多いFPSや格闘ゲームにぴったりです。
ロープロファイルのメカニカルキーボードおすすめ|仕事用
ロジクール(Logicool) MX Mechanical ワイヤレス イルミネーション パフォーマンス キーボード KX850
マルチデバイスで使えるロープロファイルのメカニカルキーボードです。最大3台のデバイスに接続でき、ボタンを押すだけで簡単に接続機器を切り替えられます。OSはWindows・macOS・ChromeOSなどに対応。複数のデバイスを使う方におすすめです。
タクタイル・リニア・クリッキーのキースイッチが展開されています。キートップはマットな質感で指を移動させやすく、スムーズにタイピング可能。キーキャップは2色配置されており、ひと目でキーの位置を把握しやすいのが特徴です。
手を近付けるとバックライトが点灯するのもポイント。周りの環境に合わせてライトの明るさが自動で調節されます。テンキー付きのフルサイズキーボードで、数字入力が多い方にもぴったりです。
キークロン(Keychron) Keychron K3 Max QMK/VIA ワイヤレス カスタム メカニカルキーボード K3M-A1
おしゃれで実用的なロープロファイルのメカニカルキーボードです。テンキーレスの75%レイアウトを採用しており、薄型かつコンパクト。持ち運びにもぴったりです。グレーを基調としたシンプルなデザインで、スタイリッシュな雰囲気があります。
キーは赤軸のリニアスイッチ。キーボード内部には弾力のある吸音フォームがあり、静音性に優れているのも魅力です。
キーボードは英語配列で、OSはWindows・Mac・Linuxに対応しています。接続方法は、2.4GHzワイヤレス接続・Bluetooth接続・有線接続の3種類。さまざまな環境で使いやすい、おすすめのモデルです。
アーキサイト(ARCHISITE) Quattro TKL AS-KBQ89/CGB
しっかりとした打鍵感を楽しめるメカニカルキーボードです。厚み1.5mmと肉厚なキーキャップを採用しており、ロープロファイルのなかでも安定感のある押し心地を味わえます。キースイッチは青軸で、カチカチとした心地よい打鍵音も魅力です。
マウス代わりに使えるポインティングスティックを搭載しています。スティック操作でカーソル移動できるため、キーボードから手を離さず効率的に作業可能。スティックキャップは2種類付属し、好みに合わせて付け替えられます。
マウス操作に必要なボタンがキーボードに割り当てられているのも特徴。左右のクリックはスペースキー横のボタンで、親指で操作できます。Fnキーを押しながらスティックを倒すと垂直スクロールができるのもポイントです
LOFREE Flow Lite 84 OE921
すっきりとしたシンプルなロープロファイルメカニカルキーボードです。キーの印字が目立ちにくいデザインがポイント。ビンテージグレー・ホワイト・ピンクの3色展開で、インテリアに馴染みやすい淡い色合いが魅力です。
ボディには、肌触りのよいABS素材を採用しています。メカニカルキーボードのなかでも比較的手頃な価格で、コスパ重視の方におすすめです。
手首への負担を軽減するために作動力を引き下げており、軽やかなキータッチを実現。静音性に優れているので、外出先でも気兼ねなく使えます。
ロープロファイルのメカニカルキーボードは、心地よい打鍵感で高速なタイピングができる便利なアイテムです。ゲーム用に選ぶなら、アクチュエーションポイントが浅い高速入力に特化したモデルがおすすめ。仕事用には、日本語配列やテンキー付きのモデルが適しています。本記事を購入時の参考にしてみてください。