自然な姿勢でタイピングができる「エルゴノミクスキーボード」。人間工学に基づいて設計されているといわれており、長時間の使用でも疲れにくいのが魅力です。
エルゴノミクスキーボードには独特な形状の製品が多く、どれを選べばよいのか悩んでしまう方も多いはず。そこで今回は、エルゴノミクスキーボードのおすすめ製品をご紹介します。製品の選び方についても詳しく解説するので、気になる方はチェックしてみてください。
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- 目次
- エルゴノミクスとは?
- エルゴノミクスキーボードのメリット
- エルゴノミクスキーボードのデメリット
- エルゴノミクスキーボードのおすすめメーカー
- エルゴノミクスキーボードのおすすめモデル
- エルゴノミクスキーボードの選び方
エルゴノミクスとは?
エルゴノミクスとは、人間の特性に合ったツールや仕事環境などについて考える学問のことで、人間工学とも呼ばれます。リモートでのデスクワークやパソコン作業が増えている昨今においては、切っても切り離せない学問です。
エルゴノミクスを取り入れた「エルゴノミクスデザイン」は、ディスプレイ・マウスなどさまざまなモノに採用されており、長時間パソコン作業がしやすいエルゴノミクスキーボードも展開されています。
手首の負担を軽減できるリストレストを搭載したモデルや、自然な形で手を置ける曲線状のモデルなどが販売されているので、使いやすさにこだわって作られたキーボードが欲しい方はぜひチェックしてみてください。
エルゴノミクスキーボードのメリット
エルゴノミクスキーボードの多くは、左右のキーエリアがハの字型に開いたデザインを採用しています。ホームポジションをとった際に、両手を自然な角度で楽に構えられるのが特徴。長時間作業にともなう手や腕の負担を感じにくいのが、エルゴノミクスキーボードを使うメリットです。
タイピングが快適に行えるのはもちろん、作業中の姿勢が安定することで集中力を維持しやすいので、入力速度や正確性の向上なども期待できます。入力作業の時間が長い方におすすめのアイテムです。
エルゴノミクスキーボードのデメリット
自然な姿勢で作業がしやすい反面、タイピングに慣れを要するのがエルゴノミクスキーボードのデメリット。一般的なキーボードと形状が異なるため、慣れるまでは入力速度や正確性が落ちる可能性があります。自宅ではエルゴノミクスキーボード、オフィスでは一般的なキーボードなど、場所によって使用するキーボードが違う方も注意が必要です。
一般的なキーボードに比べて価格が高い傾向にあるのもポイント。予算を高めに設定しておくと、好みに合ったエルゴノミクスキーボードが選びやすくなるのでおすすめです。
エルゴノミクスキーボードのおすすめメーカー
ロジクール(Logicool)
「ロジクール」は、コンピュータ周辺機器やゲーミング・ミュージック・ビデオなどの幅広いデジタルデバイスを展開するスイスの人気メーカーです。
エルゴノミクスキーボードにおいては、「ERGOシリーズ」をラインナップ。自然な姿勢でタイピングできるように曲線状の「スプリットキーフレーム」を採用していたり、パームレストを備えていたりするのも魅力です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY)
パソコン周辺機器を中心に、オフィスで役立つ家具などの開発にも取り組んでいる日本のメーカー。「あったらいいな」を形にし、豊かで心地よい生活の実現をビジョンとして掲げています。
「サンワサプライ」のエルゴノミクスキーボードは、テンキーやトラックボールの有無など、用途に合わせて選べるのが特徴。長時間でも快適にタイピングできる操作性に優れた製品が欲しい方におすすめです。
エルゴノミクスキーボードのおすすめモデル
ロジクール(Logicool) エルゴノミックキーボード WAVE KEYS K820
コンパクトなフレームを採用した、テンキー付きのエルゴノミクスキーボードです。小型のデスクで使いやすいほか、マウスとの移動距離が減らせるのがポイント。数字や文字の入力だけでなく、マウス操作も頻繁に行うような使い方におすすめのモデルです。
クッション性に優れたパームレストとの組み合わせにより、長時間快適に作業が続けられます。
Bluetoothもしくは付属の「Logi Bolt USBレシーバー」によるワイヤレス接続に対応。単4乾電池2本で最長36ヶ月間動作するため、頻繁に交換する煩わしさはありません。無料アプリ「Logi Options+」をインストールすれば、ショートカットの割り当てができるなど使い勝手は良好です。
ロジクール(Logicool) スプリットエルゴノミックキーボード ERGO K860
人気モデルのエルゴノミクスキーボードです。曲線をえがいたスプリットキーレイアウトを採用しており、手首や腕を自然な角度に保ちながらスムーズにタイピングができます。長時間快適に使用できるのがメリットです。
本モデルは日本語配列を採用しており、WindowsとmacOSの両方に対応しています。テンキーを搭載したフルサイズ仕様なので、数字の入力も楽です。また、本体には手首を支えるパームレストを搭載しています。弾力があるうえ、表面にコーティングを施されたニット生地を採用。触り心地がよく、汚れの付着も抑えられます。
キートップは中央が球状に窪んでいるので、指先にフィットしやすいのもポイント。底面には本体の角度を調節できるスタンドも搭載しています。接続方法は、Bluetooth接続とUSBレシーバーを用いる2.4GHzワイヤレス接続に対応。電源には単四型乾電池を2本使用しています。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレスキーボード エルゴデザイン 400-SKB076
折りたたみ式構造を採用したコンパクトなモデルです。持ち運びに便利なエルゴノミクスキーボードが欲しい方におすすめ。収納時の厚みが1.28cmと薄型のうえ、重さも約254gと軽量なのでカバンやリュックに入れて気軽に携帯できます。小型ながら19mmのキーピッチを確保しており、窮屈感なく打てるのも便利です。
電源はUSB充電方式を採用。1回の充電で最大約130時間使用できます。本体を閉じると自動的に電源がオフになるので、切り忘れの心配はありません。充電ポートにType-Cを採用しており、iPhone 15やiPadなどと充電器やケーブルが共有できるのも嬉しいポイントです。旅行や出張時の荷物が減らせます。
Bluetoothによるワイヤレス接続に対応。最大3台のデバイスとペアリングができ、キー操作で素早く切り替えて使えます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) エルゴノミクスキーボード SKB-ERG5BK
本体中央に光学式トラックボールを内蔵したエルゴノミクスキーボード。加えて、スクロールホイールも搭載しています。キーボードから手を離すことなく、ほとんどの操作ができるので便利。より効率よく作業を進めたい方におすすめです。
キーには日本語配列を採用しています。本体は、中央で分割したようなエルゴノミクスデザインで、より楽な姿勢を保ちながらタイピングが可能。大型のリストレストも搭載しており、手首の負担を軽減する効果も期待できます。
スイッチは、コストの抑えられたメンブレン式でありながらも、しっかりとした打鍵感を得られるのが魅力。接続方法は、USBによる有線接続に対応しており、ケーブルの長さは1.8mあります。
ペリックス(Perixx) ワイヤレス スプリット キーボード PERIBOARD-624
ワイヤレス接続可能なセパレートタイプのエルゴノミクスキーボードです。左右が完全に分離しているため、使いやすい位置地に設置可能。人間工学に基づいてキーはカーブして配置されており、長時間のタイピングでも負担になりにくくておすすめです。
デスクトップ用キーボードに多く採用される、メンブレン式のキースイッチを搭載。音量調整やメディアの再生・停止などができる、便利なマルチメディアショートカットキーも配置されています。
キーボードの底面には、付属のスタンドを使用可能。キーボードを5パターンの角度に調整できます。作業姿勢や好みのポジションに合わせられるので便利です。
ペリックス(Perixx) エルゴノミクス キーボード 2.4GH/Bluetooth両用 PERIBOARD-612
デュアルワイヤレスモードを搭載したエルゴノミクスキーボードです。USBレシーバーによる2.4GHzとBluetooth4.0の両方の接続方法に対応しています。USBポートの数や接続の安定性などにより、使い分けができておすすめです。
キーが中央で左右に分かれた扇形のエルゴノミクスデザインを採用。一体型パームレストが搭載されており、腕や肩を楽な姿勢に保ちやすいのがポイントです。
長めのキートップを採用。しっかりとした手ごたえのある打鍵感が特徴です。OSはWindowsとMacの両方に対応。CommandキーとCtrlキーなど、OSに合わせて付け替え可能な交換用キートップが付属しています。
ペリックス(Perixx) フルサイズ・メカニカル・エルゴノミクスキーボード PERIBOARD-535
タイピングしやすいフルサイズのエルゴノミクスキーボードです。人間工学に基づいてカーブしたフレームデザインを採用。手首や腕をタイピングしやすい場所設置することで、スムーズに操作できます。
キーボード一体型のパームレスト付き。手をしっかりとサポートしながらタイピングできるため、長時間の作業が多い方におすすめです。調節が可能なチルトスタンドの搭載も特徴のひとつ。キーボードを0、-4、-7°の角度に変更できます。
キーは英語配列を採用。WindowsやLinux、MacOSと互換性があり、幅広いパソコンに使えておすすめです。マクロキーに対応しており、最大4プロファイルまで設定が可能。自分好みにマクロ設定することで、作業効率の向上が期待できます。
ペリックス(Perixx) テンキーレス・メカニカル・エルゴノミクスキーボード PERIBOARD-335
テンキーレスのコンパクトなエルゴノミクスキーボードです。人間工学に基づいたスプリットデザインを採用しつつも、狭いスペースに設置しやすいサイズ感が特徴。小さめのデスクに設置したい方におすすめです。
Kailh社のメカニカルキースイッチを採用。赤軸、青軸、青軸の3種類のキースイッチを採用したモデルが展開されています。タイピングのしやすさはもちろん、打鍵感にもこだわりたい方におすすめです。
キーボードを好きな角度に調節できるのがポイント。椅子に座っているときは0°、キーボードより画面が高い位置にある場合は-4°、立った状態でタイピングするなら-7°など、作業するときの姿勢に合わせて調節できます。
ペリックス(Perixx) ワイヤレス エルゴノミクス メカニカルキーボード PERIBOARD-835
ゲーミングにおすすめのエルゴノミクスキーボードです。同時に複数のキーを押しても誤入力を防ぐ「アンチゴースト機能」を搭載。RGBバックライトに対応。専用ソフトウェアでライトをカスタマイズし、ゲーム中の気分を盛り上げられます。
異なるキースイッチを搭載したモデルが展開されているのが特徴。高速なタイピングがしやすい赤軸、しっかりとしたタイピング音を楽しめる青軸、静音性に優れている茶軸の3種類があります。好みの打鍵音やキータッチを選べるのもおすすめです。
また、USBレシーバーによる2.4GHz無線接続とBluetooth接続の両方に対応しています。
ペリックス(Perixx) 折りたたみエルゴノミクス キーボード Bluetooth PERIBOARD-805EUS
コンパクトに折りたためるエルゴノミクスキーボードです。本体重量約141gの軽量スリムなデザインなので、カバンなどに入れて気軽に持ち運べます。本体はVシェイプのエルゴノミクスデザインなので、腕を開いた自然な姿勢でタイピング可能です。
英語配列を採用しており、WindowsやiOS、AndroidなどのさまざまなOSで使用できます。接続方法はBluetoothによるワイヤレス接続に対応しており、最大3台のデバイスとのマルチペアリングが可能です。スマホやタブレットと接続すれば、外出先でも快適に文字を入力できます。
パンタグラフ式なので、一般的なノートパソコンと同じ感覚でタイピングが可能。内蔵のリチウム電池は、1回の充電で最大約36時間連続で使用できます。開閉するだけで電源のオン・オフが切り替わるのも便利なポイントです。
フィルコ(FILCO) Majestouch Xacro M10SP 76JP 左右分割型 FKBXS76MPS/NB
左右のユニットが分離する、セパレートタイプのエルゴノミクスキーボードです。自分にあった快適な入力環境を求める方におすすめのモデル。静音性に優れた赤軸のメカニカルキースイッチを搭載しているため、周囲に気兼ねなくタイピングが行えます。
日本語配列ながら「かな無し」表示を採用した、シンプルですっきりとした見た目も魅力です。
マクロ機能に対応しているのもポイント。専用アプリ「FILCO Assist」を利用することで、作成したマクロやテキストを割り当てることが可能です。頻繁に使用する機能を設定すれば作業効率の向上が図れます。
パソコンとの接続や左右の連結にはUSBケーブルを使用。ただし、連結ケーブルには通信用の専用チップが内蔵されているため、一般のType-Cケーブルは流用できません。市販のカラーケーブルなどによるカスタマイズを検討している方は注意が必要です。
フィルコ(FILCO) Matias Programmable Ergo Pro for Win FK403QPC-P/3
プログラマブル機能を搭載したエルゴノミクスキーボードです。ショートカットやよく使う文字列をキーに記憶させることが可能。タイピングスピードや作業効率をアップさせたい方におすすめです。
自由な位置に手を置きやすいセパレートタイプを採用。真ん中の部分は高さがあり、手や腕を自然に置いて操作できます。中央4つの脚を立てるとエルゴノミクス形状で使用可能。前方部分のみ脚を立てることで一般的な形状のキーボードとしても使えます。
キー表面の文字は、レーザー刻印されており消えにくいのが特徴。指にフィットしやすいキートップを採用しています。ホームポジションに指を置きやすく、スムーズなタイピングをサポートするのがポイントです。
キネシス(Kinesis) Advantage2 KB600LFQ-JP
キー部分がおわん状に窪んだ、特徴的な形状のエルゴノミクスキーボード。手を添えて指を自然に曲げるだけでキーを操作できます。より負担の少ない姿勢でスムーズにタイピングが可能です。
親指の位置には、使用頻度の多いCtrlやSpace、Windowsなどのキーを配置しています。ホームポジションから手を動かすことなく、ほぼ全てのキー操作ができるので便利です。一般的なキーボードとは異なる部分が多い製品ですが、慣れれば快適に使用できます。
そのほか、キーの配置を変更できるリマップ機能や、複数のキー入力を1つのキーで入力できるマクロ機能などにも対応。スイッチはメカニカル式で、本モデルにはタイピング音が目立ちにくい静音赤軸を採用しています。
Macally バックライト付きスプリットキーボード Mac用 BLERGO2SG
Mac用に設計されたエルゴノミクスキーボードです。Apple製品のデザインに合わせやすいスタイリッシュなデザインが特徴。MacOS向けのレイアウトやショートカットキーにも対応しているのがポイントです。
本キーボードは有線接続仕様。プラグアンドプレイですぐに使い始められます。また、フルサイズで操作性に優れているのがポイント。3つの明るさ調節ができるバックライトを搭載しており、暗い場所でも使いやすいのが魅力です。
調節可能なキックスタンド付き。キーボードの手前には一体型のクッションが配置されています。リストレストやパームレストを別途購入しなくても、快適にタイピングしやすいのがメリットです。
ATTACK SHARK AKS068 ゲーミングキーボード
おしゃれなデザインが魅力のエルゴノミクスキーボードです。人間工学に基づきキーに角度を付けたアリスレイアウトを採用。キーには茶軸を使用しています。デザインと打鍵感の両方を重視する方にもおすすめです。
右上にはボリュームノブを配置。ゲームや作業中でも素早く音量調節ができます。RGBバックライティングを搭載しており、ゲーミング用キーボードとして適しています。
キー配置を変更できるVIAプログラマブルに対応。使用するパソコンやOSに合わせて調節できます。ホットスワップに対応しており、キースイッチを付け替えることが可能。キーボードを自分好みにカスタマイズしたい方におすすめです。
エルゴノミクスキーボードの選び方
接続方法をチェック
ワイヤレス
ワイヤレスタイプは、ケーブルを介さずにBluetoothやUSBレシーバーを用いてパソコンと接続できるのが特徴。配線が不要なので、デスク周りをスッキリさせたい方や置き場所を選ばずに使いたい方におすすめです。
Bluetoothモデルならば、タブレットやスマートフォンと接続して使用できるモノもあります。ただし、ワイヤレスタイプは乾電池で駆動するモノが多いため、ランニングコストがかかる点には注意が必要です。
有線
有線タイプは、パソコンとキーボードをケーブルで接続するのが特徴です。ケーブルを挿すだけで接続でき、初期設定も簡単に行えるため、機械が苦手な方でも扱いやすいタイプ。ケーブルを通してパソコンから直接給電を行うので、電池交換が不要なのが魅力です。
一方、設置場所はパソコンの近くに限られるのがデメリット。ただし、ワイヤレスタイプに比べて安価なモデルも多いため、コストを抑えたい方にもおすすめです。
本体を分離できるセパレートタイプをチェック
エルゴノミクスキーボードのなかには、本体が左右に分離できるセパレートタイプの製品も販売されています。分離した2つのキーボードの位置や角度を自在に変えられるのが特徴。ユーザーの好みや体格に応じて、タイピングに適した環境が構築できるおすすめのモデルです。
ただし、左右のユニットを連結するためのケーブルが必要など、構造がやや複雑で価格も高い傾向にある点は留意しておきましょう。
ショートカットキーの有無をチェック
作業の効率化を図りたい方には、ショートカットキーを搭載したエルゴノミクスキーボードがおすすめ。CtrlやCommandなど、ほかのキーと合わせて操作することで、コマンド選択を行う手間を省けます。
ショートカットキーでの操作に慣れると、パソコンにおけるさまざまな操作を短縮化することが可能。スムーズに作業を行いたい方は、ショートカットキーの有無も確認してみてください。
リストレストの有無をチェック
リストレストとは、キーボードやマウスの手前に置いて手首をサポートできるアイテム。長時間の使用による負担の軽減や、操作性の向上が期待できます。
長時間の作業でエルゴノミクスキーボードを使用する場合、本体手前にリストレストが搭載されている製品がおすすめ。メーカーによっては、手のひらをカバーできるパームレストを採用した製品も展開されています。
テンキーの有無をチェック
エルゴノミクスキーボードを選ぶ際は、テンキーの有無にも注目。テンキーとは数字を入力するキーのことで、数字を入力する機会が多い方におすすめです。
ただし、テンキーを搭載したモデルは、その分キーボードのサイズも大きくなってしまうため、デスクの占有スペースも広くなります。マウスや飲み物を置くスペースなどを広く確保したい方には、テンキーレスのモデルがおすすめです。
テンキーがなくても数字の入力は可能で、あとからテンキーを追加することも可能。特にこだわりがない方もテンキーレスのモデルを選んでみてください。
日本配列か英語配列か
エルゴノミクスキーボードに限らず、キーボードを選ぶ際は「配列」も要チェック。キーボードの配列には、大きく分けて「日本語配列」と「英語配列」の2種類が存在します。
日本語配列は106個キーがあることから「106キーボード」とも呼ばれ、「無変換」「前候補/変換/前候補」「カタカナ/ひらがな/ローマ字」など、日本語特有のキーを搭載しているのが特徴。日本語を合理的かつ効率的に入力できるため、日本語入力が多いユーザーにおすすめです。
英語配列は、「101キーボード」とも呼ばれ、日本語配列に比べてキーが少なくコンパクトなのが特徴。日本語特有のキーがなく、「スペースキー」が長かったり、かな文字の印字がなかったりするのが日本語配列との違いです。
なお、英語配列でも基本的に日本語の入力は可能なため、好みに合わせて選んでみてください。
一口にエルゴノミクスキーボードといっても、さまざまな形状の製品が開発されています。人によって扱いやすいキー配列や形状も異なるため、自分に適した製品を選ぶことが大切です。自分の癖やキーボードの使い方に合わせて、快適にタイピングできる製品を見つけてみてください。