木材やステンレス、プラスチックなどさまざまな素材の切断に利用するハンドソー。DIYで木材を切断したり、プラスチック素材の粗大ゴミを切断したりと幅広い用途で活用できます。

しかし、モデルによってデザインや対応している素材が異なり、どれを購入するか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめのハンドソーをピックアップ。選び方についても解説するため、購入を検討している方は参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ハンドソーとは?どんな用途で使われる?

By: amazon.co.jp

ハンドソーは、手動で操作するのこぎりを指します。木材や金属、プラスチックなどの硬い材料を切断できるので、木材加工の業務から家庭での日曜大工まで幅広い用途で利用できるのが特徴です。

電源を必要としないため、場所を選ばず利用できるのも魅力。機能性に優れており、幅広い素材を加工できる工具を選びたい方におすすめです。

ハンドソーの選び方

タイプで選ぶ

弦かけタイプ(直線型)

By: amazon.co.jp

直線型ハンドソーは、弓状のフレームと刃の直線上に配置されたハンドルが特徴。ハンドル部分は、自由に握れるので、はじめての方や不慣れな方でも扱いやすいのが魅力です。

また、押す動作と引く動作の双方で切断できるため、効率よく作業を進められるのもポイント。使い勝手が良好なので、ハンドソー初心者におすすめのタイプです。

弦かけタイプ(洋ノコ型)

By: amazon.co.jp

洋ノコ型の弦かけタイプは、柄の部分が刃と弦の部分に対して縦に配置されているデザインが特徴です。直線型のノコギリと比較して力をより効率的に伝えられます。

また、刃に対して力を入れやすく、厚い金属板や固い材質をより簡単に切断できるのが魅力です。硬い素材を加工できるハンドソーを選びたい方におすすめです。

弦なしタイプ

By: amazon.co.jp

弦なし型のノコギリは、ノコ刃がフレームの外部に露出しているデザインが特徴。弦が存在しないので、刃にかかる張力が比較的弱く、硬い物質の切断よりも細かく繊細な作業に適しています。複雑な形状や小さな部品の切断にぴったりです。

また、コンパクトタイプの製品もラインナップされており、省スペースでも使いやすいのが特徴のひとつです。

金属など切れる材質をチェック

By: amazon.co.jp

ハンドソーの材質によって、切断するのに適している素材が異なります。たとえば、ハイス鋼を採用したハンドソーは耐久性が高く、鉄管などの金属類を切断できます。また、炭素工具鋼という素材を採用したハンドソーは、切れ味が鋭くて耐摩耗性が高く、木材・鉄・カーペット・粗大ゴミなどの切断を行えます。

製品によって、切断できるモノが限られている場合があるため、自分が切断したいモノが切れるかどうかを確認すると安心です。

刃の長さをチェック

By: amazon.co.jp

ハンドソーを選ぶ際、素材の太さや作業の緻密さに合わせて適切な刃の長さを選ぶことが大切です。大きな素材を効率よく切断するには、長めの刃がぴったり。一方、狭いスペースや細かい作業には短い刃が適しています。

さまざまな場面での使用を考えるなら中間の長さがおすすめです。ハンドソーの利用用途を明確にし、適切な刃の長さを選ぶことで作業の効率と完成度を高められます。

替刃の有無や交換のしやすさをチェック

By: amazon.co.jp

替刃式は、歯切れが悪くなったときに刃だけ交換してすぐ利用できるのが特徴です。ハンドソーを頻繁に使う方や、さまざまな素材を切る必要がある方に適しています。また、刃だけ取り換えればよいので長期間利用できるのも魅力です。

作業効率を求める場合は、替刃をスムーズに交換できるモデルがぴったり。刃が摩耗した際にも迅速に対応できるため、作業の中断を最小限に抑えられます。また、替刃がセットで提供されているモデルであれば、替刃を買う手間も省けてより効率的に利用可能です。

静音性にも注目

By: amazon.co.jp

ハンドソーによって切断中の作業音が異なるので、音が気になる環境下で利用する場合は静音性に優れたモデルを選ぶことがおすすめです。たとえば、住宅地などの夜間の作業で騒音が気になる場所では、静音性に優れたタイプのハンドソーが向いています。

ただし、切断作業においての力加減や切断素材の大きさによっては、切断音が増す場合があるので、注意が必要です。

ハンドソーのおすすめ|弦かけタイプ(直線型)

角利(KAKURI) プロメイト 糸鋸デラックス 焼入刃付 No.7260

角利(KAKURI) プロメイト 糸鋸デラックス 焼入刃付 No.7260

木材やプラスチック、軽金属などの素材に対応する4種の替刃が付属しているハンドソー。汎用性に優れているので、木材や金属の加工はもちろん、ゴミの切断用としても利用可能です。

刃とフレームの間に160mmの空間があるため、比較的幅の広いモノも切断できます。また、フレームが干渉しにくい構造なので、曲線切りや内側のくり抜き作業を行う際も、作業しやすいのがポイントです。

ハンドルを回転させると刃を取り外せるため、替刃をスムーズに装着できます。幅広い用途で利用できる弦かけタイプのモデルを選びたい方におすすめです。

SK11 アルミダイカスト製金切鋸 MCS-1

SK11 アルミダイカスト製金切鋸 MCS-1

一般的な金属の切断に適しているハンドソー。サイズが長さ26.7×幅7×高さ1.7cmで、重量が0.17kgと軽量コンパクトなのが特徴です。

高強度かつ軽量なアルミダイキャスト素材ハンドルは、握りやすいワイドグリップを採用。一体成型タイプなので、刃がねじれにくく、切りやすいのが魅力です。

市販の替刃に対応しており、ステンレスや塩ビ、プラスチックなどの切断も用途に応じて行えます。また、刃を本体とネジではさんで固定する構造なので、刃の固定する位置を利用シーンに合わせて変更できるのもおすすめポイントです。

ケンオー(KENOH) ハンドソー

ケンオー(KENOH) ハンドソー

サイズが26.5×7.3×1.9cm、重量が111gとコンパクトで持ち運びやすく、狭い場所でも作業できるハンドソー。プラスチックから金属までさまざまな素材を切断できるので、汎用性に優れているのが特徴です。

ネジを使って刃の長さを微調整できるため、用途に適した長さで作業できます。ゴムのような弾性を持つ「エストラマー樹脂」のグリップを採用しているので、滑りにくくて握りやすいのが魅力です。

替刃にも対応しており、刃を変えるだけで利用できます。長期間コスパよく利用できるモデルを選びたい方におすすめです。

イーバリュー(E-Value) 固定フレーム 一般鉄工用 EHF-250C

イーバリュー(E-Value) 固定フレーム 一般鉄工用 EHF-250C

鉄やアルミ、銅などの切断作業に適している金切りタイプのハンドソー。刃の長さが250mmで、刃の数が24山あり、太さ6~25mmの材料を切断するのにぴったりです。替刃に対応しており、蝶ネジ1本で簡単に刃の交換を行えます。

価格が手ごろなのも魅力のひとつ。コスパがよく、金属を切断するのにぴったりなモデルを選びたい方におすすめのモデルです。

バーコ(BAHCO) Mini Hacksaw Frame ミニハックソーフレーム 208

バーコ(BAHCO) Mini Hacksaw Frame ミニハックソーフレーム 208

スプリング鋼にHSS材を合わせた「バイメタル素材」の刃が付属するハンドソーです。サイズは、全長330mmで、刃の長さが250mm、重量が149gとコンパクトかつ軽量なのが特徴です。

刃の取り付け方を工夫すれば、コンパスソーやセーバーソーなど、さまざまな切断ができるのがポイント。コーナーが狭い場所でも、刃を曲げて使えるのもメリットです。

ハンドソーのおすすめ|弦かけタイプ(洋ノコ型)

レノックス (LENOX) 12131-88300 ハックソー軽量フレーム

レノックス (LENOX) 12131-88300 ハックソー軽量フレーム

エルゴノミクスデザインに則った握りやすいハンドルを採用したハンドソー。持ち手が広い構造なので、手袋をはめた状態でも使いやすいのが特徴です。

300mmの長い刃により、木材や鉄材などの素材から、プラスチックのような素材までの切断に対応。蝶ネジを使って刃のテンションを変えられるのが嬉しいポイントです。

製品重量が約136gと軽量なのも魅力のひとつ。使い心地がよくてさまざまなモノを切断できるハンドソーを選びたい方におすすめです。

髙儀(Takagi) パイプハクソー 250mm

髙儀(Takagi) パイプハクソー 250mm

銅材や非鉄金属、アルミといった素材の切断に適しているハンドソー。先端の蝶ナットを緩めることで、簡単に刃を取り外せるのが特徴です。替刃に対応しているため、刃が摩耗した際の取り換えを手軽に行えます。

サイズは、長さ400×幅125×高さ30mm。刃の部分が250mmなので、比較的大きな素材を切断できるのが魅力です。

三共コーポレーション CUSTOM KOBO パイプフレーム金切鋸 01-301

三共コーポレーション CUSTOM KOBO パイプフレーム金切鋸 01-301

鋼管や軟鋼、合金鋼などの切断に適しており、現場での切断作業におすすめのハンドソー。250mmと300mmの替刃に対応しており、使いやすさや利用シーンに合わせて替刃の長さを選べるのが特徴です。

サイズは幅130×長さ395×高さ25mmで重量が約300g。金属類の切断にぴったりのハンドソーを選びたい方におすすめです。

リジッド(RIDGID) プロアークハックソー 212 20238

リジッド(RIDGID) プロアークハックソー 212 20238

高度な強度と優れた操作性を実現するために設計された、プロ向けのハンドソー。ステンレス鋼・銅・プラスチック・アルミニウム・木材など、さまざまな素材の切断に対応しています。

ハンドソーの両側面に搭載されたノブにはめるだけで、簡単に刃を取り換えられるのが特徴。ハンドグリップ部分はゴム素材でカバーされており、握りやすくて滑りにくいのが魅力です。全長405mmで重量が600gと、サイズが大きくてほどよい重量感があります。

ベスト マイティフレーム FM-10

ベスト マイティフレーム FM-10

フレーム部分にメモリが搭載されており、切断する際に長さを把握できる洋ノコ型のハンドソー。ステンレスや鉄、アルミなどの切断に適しています。

サイズは全長400mmで刃の長さが250mm、重量は520g。長さと重量のバランスがよいのが特徴。また、ハンドル部分にはグリップ形状を採用しているので、握りやすく力を入れやすいのがおすすめポイントです。

パークツール(PARKTOOL) 金属用鋸 金鋸 ハクソー アルミダイカスト製 SAW-1

パークツール(PARKTOOL) 金属用鋸 金鋸 ハクソー アルミダイカスト製 SAW-1

グリップ部に樹脂を採用したハンドソー。本体はアルミ素材によって作られており、刃の長さが300mと長いのが特徴です。

自転車用工具を取り扱うメーカーが販売している金属用ハンドソーなので、フォークコラムやハンドルなどをカットするのにもぴったり。握りやすくて作業性のよいモデルを選びたい方におすすめです。

良匠(FIRSTINFO TOOLS) 鋸切断ガイド・替刃式ホビー鉋・弓鋸 木工具3点セット

良匠(FIRSTINFO TOOLS) 鋸切断ガイド・替刃式ホビー鉋・弓鋸 木工具3点セット

切断ガイドと替刃式ホビー鉋が付属するハンドソーです。切断ガイドには、アルミ素材を採用。耐久性が高く、刃を当てても削れにくいのが特徴です。

替刃式ホビー鉋は、木材を削る作業に適しており、ネジを使って刃を調整・交換できるのがポイント。木材の面取りや平面削りなどのさまざまな加工が可能です。

また、ハンドソーには、軽量で丈夫なアルミ製を採用。加えて、替刃式ホビー鉋と同様、ネジ式が搭載されており、刃の調整や交換を簡単に行えるのがメリットです。

ハンドソーのおすすめ|弦なしタイプ

ユーエム工業(Silky) ポケットボーイ 万能目 340-18 170mm

ユーエム工業(Silky) ポケットボーイ 万能目 340-18 170mm

刃の素材に高強度の合金鋼を採用しており、コンパネや乾燥薪、生木の切断など幅広い用途で活用できるハンドソーです。折りたたみタイプを採用しているので、コンパクトに収納できるのが魅力。収納時のサイズは、210×60×25mmで、持ち運びやすいのも特徴です。

刃の長さは170mmと弦なしタイプのなかでも比較的長く、直径2~4センチの生木にぴったり。替刃にも対応しているため、刃の部分だけ取り換えて長期間利用できるのがポイントです。

6種類のカラーを取り揃えており、機能性だけでなくデザイン面にもこだわりたい方にぴったり。使いやすくておしゃれなハンドソーを探している方におすすめです。

高芝ギムネ製作所 龍宝丸 粗大ゴミ切断のこぎり No.1521

高芝ギムネ製作所 龍宝丸 粗大ゴミ切断のこぎり No.1521

全長40.4×横5.8×高さ2.8cmと比較的大きいサイズのハンドソー。粗大ゴミ・木材・鉄・カーペットなど、切断できる対象が広く、仕事から家庭まで幅広いシーンで活用できます。

刃の素材には、高い硬度と切れ味をもった「JIS SK85」を採用しているのが特徴です。また、替刃に対応しており、歯切れが悪くなったときは新しい刃への交換が可能。さまざまなモノを切断できる、弦なしタイプのハンドソーを選びたい方におすすめです。

ゼット(ZETT) ライフソー 竹プラ 175 本体 30061

ゼット(ZETT) ライフソー 竹プラ 175 本体 30061

取り回しやすくてさまざまなシーンで活用できるハンドソー。竹や樹脂といった素材の切断に適しているので、DIYでの家具作りやプラスチックケースの廃材解体などのシーンで活躍します。

刃渡りの長さが180mmで、重量が90gと軽量かつコンパクト設計のため、日曜大工や簡単な切断作業にもぴったりのモデル。竹やプラスチックの切断に適したハンドソーを探している方におすすめです。

ゼット(ZETT) Zハイスパイマン 金属切断用ノコギリ P1.4 08104

ゼット(ZETT) Zハイスパイマン 金属切断用ノコギリ P1.4 08104

刃の素材にハイス鋼を採用しており、鉄管や、アルミフレーム、雨樋などの切断に適しているハンドソー。サイズは、全長380mmで刃渡りが225mmと比較的コンパクトなので、大きいハンドソーや電気工具が利用できないシーンでの利用におすすめです。

刃の色が黒くて、クールなデザインなのも特徴。また、騒音を出せないような場所での使用にも向いているため、静音性を意識する方にぴったりです。

LSLANSOON 両刃鋸 両刃のこぎり 320mm

LSLANSOON 両刃鋸 両刃のこぎり 320mm

耐摩耗に優れている炭素工具鋼を採用しており、長期間安定した切れ味で利用できるハンドソー。縦挽き用と横挽き用の両面刃が付いているのが魅力です。

ハンドル部分はTPRグリップを採用しており、手にフィットして滑りにくいのが特徴。刃の長さが320mmと長めなので、材料を切断しやすいのもポイントです。

取り付けている刃は、ハンドル部分に搭載されているネジを緩めることで簡単に取り外しできます。替刃にも対応しているため、長期間利用できるハンドソーを選びたい方におすすめです。

ゼット(ZETT) ソーガイド ベスト 鋸セット 30107

ゼット(ZETT) ソーガイド ベスト 鋸セット 301077

265mmと175mmの替刃が付属されており、用途に合わせて使い分けられるのが魅力のハンドソー。直角に切断するのをサポートする「位置決めストッパー」が付属しており、初心者でも使いやすいのが特徴です。

また、付属の45°カット金具を使って斜めに切断したり、平行スライダーを使って当て木に沿わせて切断したりすることも可能。重量は900gで、DIYや精密な切断作業に適しているモデルを選びたい方におすすめです。