さわやかな味わいと木綿豆腐のような食感が特徴の「カッテージチーズ」。たんぱく質やカルシウムといった栄養素を含み、ローカロリーなのが魅力です。粒タイプやうらごしタイプなど種類も豊富なので、用途や好みに合わせてチョイスできます。
そこで今回は、カッテージチーズのおすすめをタイプ別に紹介。アレンジレシピや自家製の方法についても解説します。ぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- カッテージチーズとは?
- カッテージチーズの選び方
- カッテージチーズのおすすめ|粒タイプ
- カッテージチーズのおすすめ|うらごしタイプ
- カッテージチーズのおすすめ|パニールタイプ
- カッテージチーズの売れ筋ランキングをチェック
- 番外編:カッテージチーズのおすすめレシピ・食べ方
- 番外編:カッテージチーズは自宅でも作れる?
- 番外編:カッテージチーズは離乳食にも使える?
カッテージチーズとは?
カッテージチーズは、フレッシュタイプのナチュラルチーズです。生乳から乳脂肪分を取り除いた脱脂乳を原料に製造されます。崩れやすい木綿豆腐のような質感が特徴。やさしい酸味がきいた、クセのないさわやかな味わいを楽しめます。
脂肪分を除去したあとも、たんぱく質やカルシウムといった栄養価は豊富。健康志向の方やダイエット中の方でも楽しめるチーズとして注目されています。
イギリスやオランダで生まれたチーズと考えられており、世界最古ともいわれているチーズのひとつです。サラダにトッピングして食べるほか、パスタをはじめとした調理に使用したり、スイーツの材料として使ったりできます。
カッテージチーズの選び方
食感のタイプをチェック
料理に混ぜるなら「粒タイプ」のモノを
崩れやすい木綿豆腐のような食感を楽しめるカッテージチーズには、粒タイプがあります。粒タイプのモノは、食感を活かした調理に使うのがおすすめ。ひき肉に似たような食感から、ひき肉の代用として使われることもあります。
そぼろ丼や肉団子、餃子などにアレンジしてみてください。また、ポテトサラダやオムレツに加えるとかさ増しにも繋がります。料理にボリュームを出したいときにもぴったりです。
パンなどに塗るなら「うらごしタイプ」を
うらごしタイプは、なめらかな食感を楽しめるのが特徴です。さまざまなアレンジ方法がありますが、とくに相性がよいのはスイーツ。なかでも、クリームチーズの代わりにチーズケーキに使用すると、ローカロリーに仕上げられます。
ディップに使うのもおすすめ。アボカドなどと合わせて、好みのディップにチャレンジしてみてください。パンやクラッカーに塗ってそのまま食べてもおいしく食べられます。なめらかな食感のチーズが好きな方や、クリームチーズの代わりに使用したい方はうらごしタイプがぴったりです。
料理の具材には「パニールタイプ」がおすすめ
パニールは、インドで親しまれているカッテージチーズです。モッツァレラチーズのような弾力があり、噛むとチーズのうまみが広がります。煮たり焼いたりして加熱しても形が崩れないのも特徴。調理後もチーズの食感を楽しみたい方におすすめです。
インドには専門店があるほど生活に根付いたチーズ。カレーをはじめとした料理の具材として用いる場合は、ぜひパニールにも注目してみてください。
賞味期限内に使い切れる容量のモノを選ぶ
カッテージチーズは商品によって容量と賞味期限が異なるため、食べきれるサイズを選ぶことが大切です。賞味期限は100日以上ある比較的日持ちするタイプから、1週間程度のモノまでさまざま。なかには、消費期限を設定している商品もあります。
容量は100~200g程度のモノから400gある大容量のモノ、ミニサイズで個包装されたモノなどさまざま。各商品の賞味期限と容量をチェックしながら選んでみてください。
カッテージチーズのおすすめ|粒タイプ
雪印メグミルク 雪印北海道100 カッテージチーズ
北海道で作られているカッテージチーズです。北海道の酪農とチーズ作りに深く関わってきた雪印メグミルクが手がけている商品。北海道産の生乳を100%使用して仕上げているのが特徴です。日本人の味覚に合う食べやすい味わいと謳われています。
白くてやわらかい粒タイプ。サラダに使うのはもちろん、パスタ・加熱調理・和風料理など、さまざまな調理に使ってみてください。100gと200gをラインナップしています。
プラスチックの容器を採用。賞味期限は90日です。北海道産にこだわって作られているカッテージチーズが気になる方はチェックしてみてください。
・1個
・6個セット
協同乳業 メイトー カッテージチーズつぶタイプ 北海道生乳使用
北海道の生乳のみを使って作られたカッテージチーズです。低脂肪・低カロリー・高たんぱくでヘルシーなのが魅力。シンプルな食べやすい味わいもポイントです。和風から洋風の料理、デザートまで幅広く使えます。
粒タイプ。サラダなどのトッピングにも使いやすいのが特徴です。110gと220gをラインナップしています。賞味期限は、未開封の状態で製造日から91日間です。
協同乳業の「メイトー」は、豊かな自然の恵みを損なわずありのままに伝えたいという想いで展開されているブランド。自然の恵みから生み出されるカッテージチーズを楽しみたい方におすすめです。
花畑牧場 カッテージチーズ ミニタイプ
酪農家でタレントでもある田中義剛氏が代表を務める、花畑牧場のカッテージチーズです。北海道・十勝産の生乳を使用しています。さわやかで食べやすく、やさしい味わい。日本人の味覚にも合っているナチュラルチーズです。そのままで食べてもおいしく楽しめます。
ほか、サラダ・パスタ・ピザのトッピングにしたり、デザート作りの材料に使ったりするのもおすすめです。ミニタイプ。個包装されているので、無駄なく食べられるのも魅力です。
3個・13個入りをラインナップ。賞味期限は製造日から120日です。食べ切りサイズのカッテージチーズを探している方は、ぜひ検討してみてください。
・3個
・13個セット
世界チーズ商会 パリの台所 フェッセル フランボワーズ
フランボワーズの風味が楽しめるカッテージチーズ。原産国はフランスです。軽い酸味とやさしい味わいが特徴。新鮮でなめらかな質感もポイントです。フランボワーズのソースが付属しており、カッテージチーズにかけるだけでスイーツのような味わいを楽しめます。
賞味期限は届いてからおよそ5~7日です。容量は120gのチーズが2つ。パリから直送で届きます。チーズの本場・フランスで楽しまれている味わいを楽しみたい方におすすめ です。
アレクサンドロス(ALEKSANDROV)スィローク スイートカッテージチーズ レーズン入り
ロシアで人気のカッテージチーズです。レーズンが入っています。スイートカッテージチーズの甘さと、レーズンのコクと酸味が絶妙な味わい。スイーツ感覚で楽しめます。ヘルシーなチーズを、濃厚な味わいで楽しみたい場合にぴったり。パンやクラッカーに塗って食べたり、ロシアスイーツの材料にしたりするのもおすすめです。
容量は100g。賞味期限は17~19日です。レーズン入りのほか、プレーンとアプリコット入りもラインナップしています。ロシアのチーズを味わってみたい方や、スイーツとして楽しめるチーズを探している方はチェックしてみてください。
斉藤牧場 斉藤牧場のカッテージチーズ
北海道旭川市にある斉藤牧場のカッテージチーズです。日本にわずかしかないといわれる山地自然放牧牛乳を使用しています。輸入・配合飼料は使わず、山に自生する牧草や野草を中心に食べて育っている牛は、よく動き健康的な食事を行うため、寿命が 長いのも特徴です 。
乳量の少ない貴重な牛乳を低温殺菌でていねいに仕上げ、チーズに加工。少し酸味のきいた素朴な味わいが魅力です。季節によって生乳の成分が異なるため、色や風味が微妙に異なる味わいを楽しめます。
容量は100g。原材料は生乳・米酢・粗塩です。消費期限は2週間。ていねいに作られたカッテージチーズが気になる方におすすめです。
カッテージチーズのおすすめ|うらごしタイプ
雪印メグミルク 雪印北海道100 カッテージチーズ うらごしタイプ
「雪印北海道100シリーズ」から発売されているカッテージチーズ。北海道産の素材を用いて作っています。うらごしすることで、白くてなめらかな状態に仕上げているのが特徴。パンに塗って食べるほか、製菓用に用いたりディップに仕立てたりと、クリームチーズのような使い方が可能です。
容量は200g。賞味期限は90日です。プラスチックの容器入り。「雪印北海道100シリーズ」では、日本人の味覚に合う乳製品を手がけています。なめらかな舌触りのカッテージチーズを探している方におすすめです。
協同乳業 メイトー カッテージチーズうらごしタイプ 北海道生乳使用
北海道の生乳を100%使用して仕上げた、うらごしタイプのカッテージチーズ。さわやかな味わいが楽しめます。低脂肪・高たんぱく・低カロリーで、健康志向の方にもぴったり。幅広いアレンジメニューに仕立てられるのが魅力です。
うらごしをする必要がないため時短調理が可能。ケーキ作りや野菜のディップにも手軽に使えます。容量は200gです。賞味期限は、未開封の状態で製造日を含む91日。うらごしされた状態で販売されている商品を探している方におすすめです。
カッテージチーズのおすすめ|パニールタイプ
ナナック(NANAK)パニールブロック
インドの伝統的なチーズ、パニールを楽しめるカッテージチーズです。水牛の乳や牛乳をあたため、レモンやライムの果汁、酢などでタンパク質や脂肪分を凝固。乳清から分離したモノです。カットされていないブロックタイプ。好みの大きさにカットできます。
容量も400gとボリュームがあり、たくさん食べたい方にぴったり。料理にも気兼ねなく使えます。インドで親しまれているチーズを味わってみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
蔵王酪農センター 蔵王 パニールチーズ
インドや中東地域で親しまれているパニールチーズを、国内で製造した商品です。カッテージチーズを固めたモノに似た形状。さわやかな味わいが特徴です。原材料は生乳・クリーム・レモン果汁・食塩。生乳は宮城県産のモノを使用しているのもポイントです。
煮たり焼いたりしても形状が崩れないため、見栄えのよい料理に仕上がります。加熱してもチーズの食感を楽しみたい場合にも便利です。内容量は500g。賞味期限は14日です。
蔵王チーズは豊かな自然の恩恵を受けた原料を使って、昔ながらの高い技術で製造しています。国内で製造されるパニールが気になる方におすすめです。
カッテージチーズの売れ筋ランキングをチェック
カッテージチーズのランキングをチェックしたい方はこちら。
番外編:カッテージチーズのおすすめレシピ・食べ方
カルボナーラ
カッテージチーズを使った「カルボナーラ」。さわやかな味わいを楽しめるのが特徴です。パスタが好きな方は、ぜひチャレンジしてみてください。
玉ねぎとにんにくを薄くスライス、ベーコンは短冊状にカットします。フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくが軽く色づくまで炒めたらベーコン、玉ねぎの順で入れて加熱。ボウルにうらごしタイプのカッテージチーズ・卵・牛乳を入れて混ぜておきます。
パスタが茹で上がったらフライパンに投入。ボウルの中のチーズも入れて軽く加熱しながら混ぜ合わせます。お皿に盛って黒胡椒を振りかけたら完成です。
レアチーズケーキ
クリームチーズの代わりにカッテージチーズを使った「レアチーズケーキ」。スイーツをローカロリーで楽しみたい方におすすめのレシピです。
ビスケットを厚めの袋に入れて叩いて砕き、溶かしたバターと合わせて型に敷き詰めておきます。生クリームに砂糖を分量の一部だけ入れて7分立てに。ボウルにカッテージチーズと残りの砂糖を入れて練ります。
チーズにヨーグルトを3回に分けて混ぜ入れ、さらに泡立てた生クリームも入れて攪拌。ゼラチンを入れてよく混ぜ、型に入れて冷蔵庫で冷やします。1時間ほど冷やし固めて完成です。
カッテージチーズのオムレツ
チーズを具材に使ったオムレツ。シンプルな料理ですが、チーズを加えることで味わいが増すだけでなく、かさ増しにも繋がります。
卵は卵白と卵黄を分けて別のボウルに入れ、卵白はハンドミキサーや泡立て器でメレンゲに。卵黄は牛乳とカッテージチーズ、塩コショウを入れて混ぜ合わせます。卵黄のボウルに少しずつメレンゲを加えながら軽く混ぜましょう。
フライパンでバターを溶かします。卵液を入れて焼いたら形を整えて完成。お皿に盛りケチャップをかけて食べてみてください。
チーズ入りポテトサラダ
チーズを加えることでコクのある味わいに仕上がる「ポテトサラダ」。ワインのおつまみやサンドイッチの具材におすすめのレシピです。
じゃがいもは皮を剥いて4等分に切ってから茹でてください。中まで柔らかくなったらお湯を捨てます。フタをして火にかけながら水分を飛ばしましょう。水分が飛んだらボウルに入れて潰し、マスタード・塩・クリームチーズで和えます。
粗熱がとれたら、カッテージチーズ・ホワイトペッパー・マヨネーズを加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫へ。冷めたら薄切りにして水にさらしておいた玉ねぎと合わせお皿に盛り、 好みでイタリアンパセリやチャービルを飾って完成です。
カッテージチーズのカプレーゼ
モッツァレラの代わりにカッテージチーズを使った「カプレーゼ」。シンプルな材料で簡単に作れるレシピです。ワインのおつまみや、食卓にあとひと皿欲しいときにぴったりです。
トマトを5mm程度の薄さにスライスします。細長いお皿にトマトとバジルの葉を交互に敷き、うえからカッテージチーズをトッピング。仕上げにオリーブオイルをかけ、塩とブラックペッパーを振りかけて完成です。
モッツァレラチーズのような弾力を持つパニールを使って作るのもおすすめ。おしゃれなレシピを探している方はチャレンジしてみてください。
スモークサーモンサンド
チーズと相性のよいスモークサーモンを使ったバゲットサンド。朝ごはんやお弁当にもぴったりなので、ぜひ試してみてください。
バゲットをお好みの幅にカットし、中央に切れ目を入れておきます。トマトは薄くスライスし、レタスは食べやすいサイズにちぎっておきましょう。
カッテージチーズ・マヨネーズ・こしょうをよく混ぜてディップに。バゲットの切れ目にディップを塗り、トマト・レタス・スモークサーモンを乗せて完成です。お好みでケイパーやマスタードを塗ると、アクセントになってよりおいしく楽しめます。
番外編:カッテージチーズは自宅でも作れる?
カッテージチーズは自宅で自家製することも可能なチーズです。用意するのは牛乳と酢。鍋に牛乳を入れ、70℃程度まで加熱します。火を消して酢を入れ、10秒ほど経ったら全体を混ぜて少し放置。少し時間が経つと成分が分離を始めます。
ボウルにザルを被せ、キッチンペーパーを敷いた上に鍋の中身を全て投入。自然に液体が濾されるのを待ったあと、キッチンペーパーの上に残った固形物がカッテージチーズです。なお分離した水分には、レモン果汁と砂糖を混ぜて飲むのがおすすめです。
番外編:カッテージチーズは離乳食にも使える?
カッテージチーズは、離乳食中期から使える食材です。離乳食初期に豆腐や白身魚などのたんぱく質を食べることに慣れさせ、離乳食中期で乳製品にチャレンジするのがポイント。加熱せずに食べられますが、心配な場合は加熱調理も可能です。
うらごしタイプなら、なめらかな舌触りなので離乳食に取り入れやすいのも魅力。購入するのが難しい場合は、牛乳とレモンや酢で手作りしてみてください。出来立てを離乳食に使えば、新鮮なカッテージチーズが食べられます。
カッテージチーズは栄養価も高くローカロリーな食材です。粒タイプとうらごしタイプがあるので、用途や好みに合わせて選択できます。うらごしタイプのカッテージチーズは、パンやクラッカーに塗ったりして楽しんでみてください。インドの食材に興味のある方は、加熱しても食感が崩れにくいパニールもおすすめです。