やわらかい舌触りを楽しめる「とろけるチーズ」。スライスタイプとシュレッドタイプがあります。原料のチーズや加工方法もさまざまで、プロセスチーズに分類されるモノとナチュラルチーズに分類されるモノがあるのもポイントです。
そこで今回は、おすすめのとろけるチーズをご紹介。汎用性の高い商品から、特定の用途向けに作られているモノまで幅広くピックアップしました。ぜひお気に入りの商品を探してみてください。
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とろけるチーズの選び方
目的に合った形状をチェック
トーストには「スライスチーズタイプ」がおすすめ
トーストにのせるとろけるチーズには、スライスチーズタイプが適しています。スライスチーズタイプは、チーズを薄くスライスした形状であるのがポイント。トースト以外にも、ハンバーグやピザなどに1枚のせて焼くだけで存在感があります。
通常のスライスチーズは食パンよりも少し小さいサイズですが、なかにはトーストのサイズに合わせて作られている、大きめサイズの商品もあるので要チェック。プロセスチーズを加工している商品が多いなか、ナチュラルチーズをシンプルにスライスしたタイプもあるので、チーズ好きな方におすすめです。
グラタンには「シュレッドチーズタイプ」を
シュレッドタイプのとろけるチーズは、チーズを短冊状にカットしているのが特徴。加熱すると溶けやすいので、ピザ・グラタン・ハンバーグ・カレー・サラダなどのトッピングに便利です。
複数のチーズをブレンドしている商品も多く、メーカーごとの配合や使用するチーズの違いを楽しめます。なかにはチーズフォンデュ専用の商品もあるので、好きな方は要チェック。チーズ同士の結着を防ぐためのセルロースを、使わないことにこだわりのある商品にも注目してみてください。
チーズの種類をチェック
モッツァレラチーズ
ミルクの甘さとやさしい酸味を楽しめるモッツァレラチーズ。もともとは白くて丸い形状で、表面がなめらかでお餅のような外観が特徴です。弾力のあるチーズで、加熱によって特有のとろける糸引きが生まれます。ピザやグラタンなどの加熱料理にも使用可能です。
そのままスライスした商品は、スライスタイプのとろけるチーズとして使えるのがポイント。特徴的な糸引きを生み出すために、シュレッドタイプのチーズにブレンドされることもあります。
ゴーダチーズ
プロセスチーズの原料にもよく使われるゴーダチーズ。オランダ発祥のチーズで、クセのないマイルドな味わいは日本人の口に合うといわれています。さまざまな料理に応用しやすいのも特徴です。
シュレッドタイプのチーズでは、コクを出すのにブレンドされることも。食べやすく深みのあるとろけるチーズを探している方は、ゴーダチーズが使われている商品を選ぶのもおすすめです。
パルミジャーノ・レッジャーノ
イタリアでチーズの王様とも呼ばれているパルミジャーノ・レッジャーノ。コクがあり、かみしめるほどに味わいを感じるチーズです。
世界的に知名度の高いチーズで、模倣品も多く作られています。伝統的な製法で作られた本物のパルミジャーノ・レッジャーノを守るため、協会では厳格な品質検査を行っているのも特徴です。
とろけるチーズに使用されるケースはあまり多くありませんが、なかにはパウダー状のモノをブレンドしている商品も。パウダーを振りかけることで結着防止の作用もあり、セルロースを使わなくて済むのもポイントです。芳醇なチーズが好きな方はチェックしてみてください。
コルビージャック
コルビージャックはアメリカのチーズ。マイルドなチーズである「モントレージャック」に、チェダーチーズのようなコクを持つ「コルビー」、2種類のチーズを混ぜ合わせているのが特徴です。モントレージャックの白に、コルビーのオレンジが重なってマーブル模様に。鮮やかな色合いで食卓を彩ります。
オレンジ色は天然色素アナトーによるモノ。ほかのチーズにも使われる、植物由来の色素なので安心して食べられます。
色合いを生かしてサラダやオードブルに活用したり、トーストやハンバーグなどに使ったりするのもおすすめ。加熱するとよく溶けるので、とろけるチーズとしても使用できます。華やかな見た目は、パーティーの料理にもぴったりです。
カロリーをチェック
とろけるチーズのカロリーが気になる方は、商品ごとのカロリーをチェックするのがおすすめです。特にスライスタイプは1枚ずつ使うことが多いので、1枚に対するカロリーの数値に注目。バターを使ったモノやサイズの大きいモノは、カロリーも少し高めになるので注意が必要です。
健康を気にしている方は、コレステロールをカットしたヘルシーな商品も。チーズ中の乳脂肪を植物油脂に置き換えた商品が発売されているので、気になる方は試してみてください。
賞味期限をチェック
とろけるチーズを購入する際は、賞味期限をチェックしてみてください。一般的に、スライスチーズタイプはプロセスチーズで作られていることが多いため、賞味期限が6~8ヵ月程度と長め。一方で、シュレッドタイプはナチュラルチーズをベースに作られることが多いので、3~4ヵ月程度と短いのが特徴です。
冷凍保存が前提の商品は、タイプにかかわらず比較的長い賞味期限が設定されています。ナチュラルチーズをスライスしているだけの商品は、賞味期限が2週間程度のモノも。期限内に使い切れるかどうかも考えて選ぶのがおすすめです。
とろけるチーズのおすすめ|スライスチーズ
森永乳業 クラフト とろけるスライス
森永乳業のチーズブランド「クラフト」から発売されているとろけるチーズです。メーカーオリジナルの風味が強いチーズ原料を使用しているのが特徴。チーズの豊かな香りを高めて仕上げています。チーズらしい風味を楽しみながら、とろける食感を味わえるスライスチーズです。
内容量は7枚。賞味期限は7ヵ月です。カロリーは1枚あたり48kcal。クラフトは、チーズの本場であるヨーロッパに負けない味わいのチーズを展開しています。定番となるとろけるチーズを探している方におすすめです。
森永乳業 クラフト 濃いとろけるスライス
森永乳業のチーズブランド「クラフト」から発売されているとろけるチーズのひとつです。メーカーオリジナルのチーズ原料をブレンドしています。香料・調味料を使用していないのもポイント。濃厚なコクとうま味が味わえる仕上がりです。
同社の「とろけるスライス」と同じく、チーズの糸引きを楽しめるのが特徴。カロリーは1枚あたり50kcalです。内容量は7枚入り。賞味期限は6ヵ月です。「とろけるスライス」よりも濃厚なとろけるチーズを楽しみたい方におすすめです。
・1袋
・12袋
雪印メグミルク とろけるスライス
雪印メグミルクから発売されている「スライスチーズシリーズ」のひとつです。とろける食感を楽しめます。7枚入りです。賞味期限は210日。多様な使い方で楽しめるので、いろいろな調理に応用したい方におすすめです。
1962年から発売され、愛され続けているシリーズ。本商品以外にも、焼くことで本領を発揮する「こんがり焼けるとろけるスライス」や、彩りにも使いやすい鮮やかな色合いを持つ「チェダーとろけるスライス」などがあります。さまざまなとろけるチーズを使ってみたい方は注目してみてください。
六甲バター QBB 大きいとろけるスライス
通常のスライスチーズと比べて約1.2倍の大きめサイズに仕立てられたとろけるチーズです。食パンにのせた際に、端から端までチーズで覆えるのが特徴。どこから食べてもチーズが口に入ります。環境にやさしい水性インキを使用したパッケージにも注目。ジッパーが付いているので、保存も容易です。
7枚入り。賞味期限は240日です。カロリーは1枚あたり59kcal。食パンにのせるとろけるチーズを探している方はチェックしてみてください。
・1袋
・12袋
花畑牧場 業務用 メダルモッツァレラ
北海道十勝産の生乳を100%使ったモッツァレラをスライス状に加工した商品です。クセのないクリーミーな味わいが特徴。原材料は余計なモノを加えず、生乳と食塩のみです。
弾力のある食感で、加熱することでとろけるチーズとしても活躍。ピザ・パスタ・サラダと、加熱から生食まで幅広く活用できる汎用性の高さも魅力です。業務用サイズで、気兼ねなく使える大容量の1kg入り。賞味期限は冷凍保存で365日です。
長く保存できるので、使いたいときに少しずつ使えるのもポイント。モッツァレラチーズが好きな方や調理にとろけるチーズを使いたい方におすすめの商品です。
ドレステーブル コルビージャック スライス
アメリカのコルビージャックチーズをスライス状に加工した商品です。モントレージャックチーズとコルビーチーズを混ぜ合わせることで生まれる、白とオレンジのマーブル模様が特徴。まろやかでコクのある味わいを楽しめます。
サラダにのせるのはもちろん、ハンバーグやピザにのせて加熱するのもおすすめです。見た目も華やかで、味もよい優秀なチーズ。原料は生乳と塩、アナトー色素のみを使っています。賞味期限は未開封で2週間です。
内容量は150g。一般的なスライスチーズの多くはプロセスチーズタイプですが、本商品は加熱処理を行わないナチュラルチーズタイプです。チーズ本来の味わいを楽しめる商品を探している方はチェックしてみてください。
明治 明治北海道十勝とろけるスライスチーズ
北海道十勝産のナチュラルチーズを使った、スライスタイプのとろけるチーズです。十勝は、チーズ作りがさかんなヨーロッパとほぼ同緯度にある地域。夏でも涼しく、清らかな空気と澄んだ水に恵まれた十勝で育てられた乳牛から搾った生乳で作られています。
日本人の舌に合いやすい、クセのない味わいとコクのある旨み、口溶けが特徴。「うまみ乳酸菌熟成技術」で、濃厚な味と豊かな糸引きを生み出しています。内容量は7枚入りで112g。十勝産のミルクで作られたとろけるチーズが欲しい方におすすめです。
・1袋
・12袋
小岩井乳業 小岩井 とろけるスライスチーズ
伸びがよく味にコクのある、スライスタイプのとろけるチーズです。モッツァレラチーズを35%使用。熱で溶け合う伸びのよいチーズと、華やかなバターの香りを楽しめます。
クリームに乳酸菌を加えて発酵させる、伝統の発酵バターを使用。たっぷりと感じられるコクのほか、乳酸菌で発酵させることで豊かな香りを生み出しています。チーズ本来の味わいにこだわり、食塩だけで味付けを施したチーズです。
トーストにのせるだけでなく、グラタンなどに入れても楽しめます。内容量は7枚入りで105gです。賞味期限は10℃以下の冷蔵保存で240日。コクのあるとろけるチーズを使ってみたい方におすすめです。
・1袋
・6袋
とろけるチーズのおすすめ|シュレッドチーズ
よつ葉乳業 北海道十勝 3種のチーズ 濃厚コク旨ブレンド
3種のチーズをブレンドしたコクのあるとろけるチーズです。チーズは北海道十勝産100%のモノを使用。芳醇な味わいのチェダー50%、コクのあるゴーダ30%、とろける食感を楽しめるモッツァレラ20%を配合しています。グラタンやオムレツにぴったり。セルロースを使っていないのもポイントです。
ナチュラルチーズタイプ。加熱が必要な商品です。賞味期限は90日。チーズ本来の味わいを楽しめるシュレッドチーズを探している方におすすめです。
雪印メグミルク とろけるナチュラルチーズ ピザ用
ピザ用に作られた、シュレッドタイプのとろけるチーズです。少しだけ使うのにもぴったり。コストパフォーマンスを気にする方にもおすすめです。ピザやピザトーストに使ってみてください。賞味期限は100日。オーストラリアで製造された加熱用のナチュラルチーズを加工しています。
雪印メグミルクでは、本商品以外にもシュレッドタイプのチーズをラインナップ。さまざまな料理に使いやすい「クッキング用」や、コクのあるゴーダを使用した「とろけるナチュラルチーズ」があるので、用途に合わせて選べます。
・1袋
・20袋
マリンフード アメリカの風とろけるミックスチーズ
アメリカ産ナチュラルチーズをブレンドしたとろけるチーズです。アメリカ産のモントレージャック50%に、ホワイトチェダー50%を配合。加熱によって簡単に溶け、まろやかで食べやすい味わいが特徴です。
多様な調理に使える便利な商品。チーズは、約6mm幅のシュレッドタイプです。内容量は1kgと大容量なので、気兼ねなく使えるのもポイント。賞味期限は製造日から4ヵ月です。シュレッドタイプのとろけるチーズをふんだんに使いたい方はチェックしてみてください。
J-オイルミルズ ビオライフ 植物生まれのチーズ シュレッド モッツァレラタイプ
ココナッツオイルを使った、シュレッドタイプのとろけるチーズです。乳原料・乳糖・ナッツを使わず、ココナッツオイルを採用。植物由来のチーズですが、ミルクで作ったチーズと遜色のない味わい・香り・食感を楽しめます。
なめらかな口溶けで、スプレッドやディップに適したチーズ。野菜との相性がよく、サラダやサンドイッチなどに便利です。また、まろやかな味わいでピザやグラタンなどの料理にも使えます。
加熱しても焦げ目がつかず、加熱せずにそのまま使っても食べられるも魅力です。内容量は100g。乳製品ではなく植物生まれのとろけるチーズを試してみたい方におすすめです。
・2袋
・5袋
蔵王チーズ 蔵王 シュレッドチーズ モッツァレラ&ゴーダ
モッツァレラチーズとゴーダチーズをミックスした、シュレッドタイプのとろけるチーズです。まろやかな舌触りで、モッツァレラチーズの伸びとゴーダチーズのコクをどちらも楽しめるのが特徴。ピザトーストやグラタンなど、さまざまな料理に使えます。
ピラフに加えることで、コクのあるひと味違った味わいになるのもポイントです。内容量は180g、賞味期限は10℃以下の冷蔵保存で製造日より90日。モッツァレラチーズとゴーダチーズの両方を楽しめるとろけるチーズが欲しい方におすすめです。
マリンフード チェダー入りやわらかライト
チェダーチーズを使った、シュレッドタイプのとろけるチーズです。チェダーチーズを約30%練り込んだチーズ。チーズ中の乳脂肪を使わず、植物油脂に置き換えた素材を使っています。
パプリカ色素を使い、食欲を刺激する鮮やかなオレンジ色に着色。また、ゴーダチーズと比較してコレステロールが50%以上抑えられていると謳っています。内容量は1kg、賞味期限は10℃以下の冷蔵保存で製造日を含む120日。チェダーチーズを使ったとろけるチーズを味わってみたい方におすすめです。
とろけるチーズを使ったおすすめのレシピ
オニオングラタン風スープ
玉ねぎの甘みを堪能できる「オニオングラタン風スープ」。本格的なレシピで作るのは大変ですが、アレンジすれば簡単に作れるのがポイントです。
玉ねぎはスライス、ベーコンは食べやすいサイズに細切りに。耐熱容器に顆粒のだし・はちみつ・しょうゆ・塩・こしょうを加え、玉ねぎとベーコンを入れたら500Wで3分ほど加熱します。とろけるチーズをかけたフランスパンのスライスをのせたら、さらに1分ほど加熱して完成です。
マグカップを使って調理すれば、そのまま食卓へ並べられて便利。加熱時間は、使っている電子レンジの機種に応じて調節してみてください。
チーズ焼きカレー
あまりモノのカレーで簡単に試せる「チーズ焼きカレー」。カレーとチーズの相性がぴったりで、2日目以降のカレーも飽きることなく楽しめます。
グラタン皿のような耐熱容器にごはんを盛り、粉チーズを加えて混合。上からカレーのルーをかけます。とろけるチーズをのせ、粉チーズを振りかけてオーブントースターで10分ほど焼いて完成です。
彩りにパセリを振りかけるのもおすすめ。手間もかからず簡単に試せるアレンジレシピなので、ぜひ試してみてください。
チーズタコス
具だくさんで食べ応えのある「チーズタコス」。とろけるチーズが入ることで、味わいがより一層豊かになるおすすめのレシピです。
オリーブオイルを入れたフライパンで、みじん切りの玉ねぎとにんにくを炒めます。香りがたってきたら、ひき肉を入れてさらに加熱。トマトペースト・顆粒だし・塩・こしょうを加えて味を調節します。
にんにくはすりおろし、ミニトマト・玉ねぎをみじん切りに。クミンパウダー・タバスコ・塩とあえてサルサソースを作っておきます。とろけるチーズを敷いたタコスの皮を軽くあたためたら、レタス・タコスミート・サルサソースをのせて完成です。
とろけるチーズは加熱した際の食感がよく、子供も喜ぶ食材のひとつです。商品によってサイズ・使っているチーズの種類に違いがあるのもポイント。賞味期限やカロリーも異なるので、場面に応じて使い分けるのがおすすめです。チーズが好きな方は、濃厚な味わいのナチュラルチーズタイプにも注目してみてください。