壁や庭、家具などを自分好みにリメイクするのに便利な「DIY用塗料」。好きな色に変えられるモノから木材を塗料で染めるモノ、質感にアレンジを加えられるモノまで、用途にあわせた多彩なDIY用塗料が展開されています。
そこで今回は、多種多様なDIY用塗料から、おすすめの製品をご紹介。水性と油性に分けてピックアップしました。DIY用塗料の詳しい選び方も解説しているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
DIY用塗料の選び方
作業場所にあわせて水性塗料か油性塗料を選ぼう
室内での使用や初心者には水性塗料がおすすめ
室内の壁・家具などに使用するなら、ニオイが少ない水性塗料がおすすめです。水性のDIY用塗料は原材料を水で希釈しており、水が乾くことによって塗料を定着させるのが特徴。強いニオイが発生しにくいため、室内での作業も比較的快適に進められます。
そのほか、水性ならではの扱いやすさもメリット。乾く前であれば色味・塗り加減の調整ができたり、刷毛や容器などの道具を水で洗ったりすることも可能です。DIYの経験が少ない初心者にも向いています。
一方で、気温が低い時期や湿気が多い雨天時には、乾きにくいのが難点。塗膜が定着しにくくなってしまうので、なるべく天気のよい日に作業しましょう。また、金属製の素材に塗るとはじいてしまうモノも。使用する素材に対応している水性塗料かどうかも忘れず確認してみてください。
屋外での使用や綺麗な仕上がりを求めるなら油性塗料
屋外のウッドデッキや家具へ塗装する目的なら、油性塗料をチェックしてみてください。油性のDIY用塗料は耐久性に優れているのが魅力。直射日光や雨・風にさらされるような、外部の影響を受けて劣化しやすい場所にも適しています。
また、塗装の際には気温や湿度などの環境条件に左右されにくく、乾きやすいという利点も。刷毛の跡などは自然になめらかになるため、色ムラや凹凸のない綺麗な仕上がりにも期待できます。
しかし、油性のDIY用塗料はシンナーなどの有機溶剤を希釈に使用していることから、強いニオイを発しやすいのがデメリット。十分な換気ができない場所での作業は避けるようにしましょう。原材料の性質上、引火性が高いモノもあるので、管理方法にも注意する必要があります。
用途にあわせて種類を選ぼう
木材の塗装にはステイン系塗料がおすすめ
木材を塗装する際には、ステイン系塗料がおすすめです。ステイン系塗料とは、着色剤を木に染み込ませることで色付けする塗料のこと。木目を美しく引き立たせる仕上がりが特徴で、木材本来の質感を損ないにくいのが特徴です。
ステイン系のDIY用塗料は、主に油性ステインと水性ステインの2種類に分類されます。油性のオイルステインは木材への浸透性が高く、ムラなく塗りやすいのが魅力。一方、水性ステインはニオイが少ないので、室内での塗装にも向いています。
ただし、ステイン系のDIY用塗料には強力な木材の保護効果はありません。耐久性を高めたり、色移りを防いだりする場合には、上からウレタンニスなどでコーティングするのがおすすめです。
質感を残した自然な仕上がりを目指すならワックス
木材の保護と、質感を残した自然な仕上がりを両立させたいなら、ワックスが適当。DIY用塗料に用いられるワックスは、塗料をすり込むことで木材の表面に薄い塗膜を形成します。自然な見た目のまま、木材の劣化を抑えられるのがメリットです。
なかには、木材の通気性を確保しながらコーティングできたり、使い古したようなアンティーク調の風合いに見せられたりするモノもあります。半固形のモノなら塗りやすく、初心者が扱いやすいのもポイント。なお、美しい風合いを維持するためには、3ヵ月から半年での塗り直しがおすすめです。
木材をしっかり保護するならウレタンニスがおすすめ
木材をしっかり保護するなら、耐久性に優れるウレタンニスがベター。ウレタンニスによる塗膜は厚く、硬さがあるため、しっかりと木材の表面を保護できます。傷や凹みのほか、空気中の水分による木材の腐敗やひび割れなども防止できるのが魅力です。
ウレタンニスも水性と油性の2種類があります。より高い保護効果が必要な床や、紫外線・天候などの影響を受けやすい屋外用の家具には油性のウレタンニスがおすすめです。ニオイが少ない水性のウレタンニスは、木製の食器類や子供のおもちゃの保護などに向いています。
ウレタンニスは塗膜によるツヤ出しや保護効果だけでなく、着色効果があるモノも。塗り重ねるほどに色が濃くなっていくので、色味の変化に注意が必要です。木材本来の色味を生かしたい場合には、透明タイプを選ぶようにしましょう。
使用する素材に適した塗料を選ぼう
DIY用塗料は、使用する予定の素材に適したモノを選ぶのが重要。なかには、木材のみに対応したDIY用塗料もあります。その場合、金属・ガラス・プラスチックなどの木材以外の材質に塗るとはじいてしまったり、すぐにはがれてしまったりする事態にもなりかねません。
まずはガラス専用塗料や鉄部用塗料といった、それぞれの材質に特化したDIY塗料をチェックするのがおすすめ。さまざまな材質に使える多用途なDIY用塗料を選ぶ際にも、使用予定の素材に対応しているかどうかを確認しておきましょう。
プラスチック・金属など、表面がツルツルとした素材は、あらかじめサンドペーパーや下塗り用塗料を用いて表面に下処理を施しておくのもひとつの手段。使えるDIY用塗料の幅が広がります。
質感や風合いを変えられる塗料に注目
より家具や部屋にオリジナリティを出したいなら、塗るだけで質感や風合いを変化させられるDIY用塗料に注目してみてください。木材やプラスチックに金属の質感を再現するモノや、塗るだけで表面が古びたようになるモノなど、ユニークな塗料があります。
壁の印象を変化させるには、ザラザラとした砂壁風に見せる下塗り塗料やコンクリート風に仕上げるDIY用塗料などに挑戦してみるのもおすすめです。どれも塗装によって見た目の印象を大きく変化させられるのが魅力。家具のテイストと揃えれば、空間全体の統一感も演出できます。
防水効果や耐熱効果など保護効果のある塗料をチェック
湿気が多い浴室や屋外のモノを塗装する場合には、環境に適した保護効果のあるDIY用塗料もチェック。撥水性に優れ、防水効果・防カビ効果に期待できるDIY用塗料なら、雨や水分にさらされても壁や天井、家具を美しいまま保つ効果に期待できます。
また、ストーブやアウトドア用コンロなどを塗装するなら、耐熱・耐火効果のあるモノがおすすめ。熱による塗料の変色を抑えられます。そのほか、熱にさらされる時間が長いウッドデッキやPC用デスクなども、遮熱効果を有しているDIY用塗料の使用を検討してみてください。
自然由来成分なら子供やペットがいる環境でも安心
子供やペットがいる環境には、自然由来成分を使用したDIY用塗料が安心できます。ミルク・亜麻仁油・クルミ油など、自然由来成分が原料のDIY用塗料は、特に人体への影響に配慮したモノが多いのがポイント。食用にも用いられる成分なら、赤ちゃんのおもちゃの塗装にもおすすめです。
特に、強いニオイを発するDIY用塗料は、小さな子供やペットにとって刺激が強い場合があります。自然由来成分のDIY用塗料はニオイも抑えられていることが多いものの、使用の際には子供やペットの体調の変化に注視するようにしましょう。
DIY用塗料のおすすめ|水性
アサヒペン(Asahipen) 水性ステイン
木材の色味を生かす特殊顔料を使用し、木目を美しく染め上げるステイン系のDIY用塗料です。屋内の木部・木製家具などに幅広く使用可能。浸透性に優れた塗料は乾くと半透明の塗膜が形成されるため、上塗りをせずにそのまま仕上げられるのが魅力です。
乾いた後は耐光性にも期待できるので、日差しが当たる位置にある家具などへの使用もおすすめ。日光による退色を緩和します。より強度を高めたい場合には、クリアカラーのラッカー系塗料やポリウレタン系ニスを上塗りしてみてください。
アサヒペン(Asahipen) 水性高耐久2液ウレタンニス
屋内の木部・木製品のために、より強い保護を求める方におすすめのウレタンニスタイプのDIY用塗料です。主剤と硬化剤の2種の液体を混ぜ合わせて使用する2液型の塗料になっており、塗装することでツヤのある強力な塗膜を形成。最大100℃までの優れた耐熱性や耐摩耗性を発揮します。
本製品の塗膜は色味が黄変しにくく、見た目の美しさを長期間保ちます。耐溶剤性・耐薬品性も備えた高性能な塗料ながら、水性なので扱いやすいのも魅力。鉄板などを使用する食卓テーブルの天面や、傷つきやすい床面などにも使いやすいおすすめのDIY用塗料です。
アサヒペン(Asahipen) 水性多用途カラー
水性の扱いやすさと、耐久性を兼ね備えたおすすめのDIY用塗料です。トタンやブロック、鉄部から木製製品まで、幅広い材質に使用できるのが魅力。汚れにも強く、屋内・屋外の双方に適しています。
強力な防カビ剤やサビ止め剤が配合されているのも特徴。塗装することで、長期間カビやサビの発生を防ぐ効果に期待できます。強いニオイを発しない無臭タイプなので、室内の家具などにも気にせず塗装できる作業性の高さもポイントです。
下地を完全に覆うことで色変えが楽しめる本製品は、厚塗りしても垂れにくく、塗りやすさにも工夫が凝らされています。塗りにくい場合には、手近な水で塗料を薄めることで対応可能。マルチに使いやすいDIY用塗料を検討している方は、ぜひ候補に含めてみてください。
アサヒペン(Asahipen) 水性ツヤ消し多用途ペイント マットカラー
マット調で、落ち着いた風合いに仕上げられるDIY用塗料です。木部・鉄部・コンクリート・壁紙など、さまざまな場所に使える多用途性が特徴。抗菌性があり、カビや藻の発生の予防効果にも期待できます。
塗りやすい水性タイプの本製品。ニオイに弱い方も使いやすい低臭タイプなので、屋内外問わず作業できるのも魅力です。塗ったときの刷毛跡も、時間経過とともに馴染んで目立ちにくくなるよう塗料に工夫が凝らされています。
大容量タイプだけでなく、55mlの小ぶりなパックタイプも展開。小さな小物へ塗装したり、複数の色味を組み合わせたりと、用途にマッチしたカラーとサイズを選びやすいのもおすすめポイントです。
アサヒペン(Asahipen) NEW水性インテリアカラー 浴室カベ用
屋内の湿気が多い場所にも使える水性のDIY用塗料です。強力な防カビ剤が配合されているほか、耐水・防汚機能に優れているのがポイント。汚れや水分が気になる浴室の壁や天井、キッチン・洗面所などの水まわりにおすすめです。
強いニオイのない無臭タイプなので、換気しにくい環境でも作業時に負担がかかりにくいのも魅力。1度塗りで、淡いマットカラーが美しく発色します。ビニール製を含む壁紙の上からも直接塗装できるため、手あかや水あか、マジック・クレヨンの汚れが気になる場所の塗装にも向いているDIY用塗料です。
ニッペホームプロダクツ(NIPPON PAINT) ローズガーデンカラーズ ステインタイプ
ガーデニングに調和するDIY用塗料として考えられた水性ステインです。花や葉、木材の色に馴染むナチュラルなカラー展開が特徴。木材内部に塗料を浸透させることで乾燥後に半透明に仕上がり、木目をくっきりと美しく引き立てます。
ガーデン用として、耐水性や耐候性にも優れている本製品。防かびや防腐のほか、防虫・防藻・はっ水など多彩な効果に期待できるのも魅力です。ウッドデッキをはじめとする、屋外の木部・木部製品を長期間保護する役割を担います。
デザイン性にもこだわったおしゃれな缶は、使用後にそのままガーデニングに取り入れるのもおすすめ。手軽に庭の統一感を演出できるような水性塗料を探している方向けのDIY用塗料です。
ニッペホームプロダクツ(NIPPON PAINT) 手で塗るMORUMORU
屋内外の壁面を、本格的なしっくい風に仕上げられるDIY用塗料です。厚みのある塗料は、そのまま手を使って塗装できるのが特徴。外壁塗装の初心者も、簡単にしっくいのような凹凸のある風合いを表現できます。
耐久性も高く、屋外の古いブロック塀や外壁などにも塗装できる本製品。藻やカビなどの発生を抑制する効果にも期待できます。有害な化学物質を配合していないため、子供も一緒に安心して作業を進められるのも魅力です。
壁面全体の塗装のほか、壁面のひび割れやピンポイントの穴・隙間を埋めるのにも活用できます。完全に乾燥させたあとは上から他の水性塗料を重ねられるので、さらなるアレンジに挑戦するのもおすすめ。壁面の印象を大きく変えてみたい方向けのDIY用塗料です。
・5kg
・14kg
ニッペホームプロダクツ(NIPPON PAINT) P-Effector ザラザラベース
下塗りとして使用することで、特殊な仕上げを楽しめるDIY用塗料です。デコボコ・ザラザラ・パリパリの3種類がラインナップ。ザラザラとしたアイアン風や、ひび割れたようなアンティーク風の表面感を素材に再現できます。
屋内外の木部から鉄部、コンクリート・ビニールの壁面まで、多くの素材に対応しているのも魅力。約1〜2時間で乾燥させられるので、その後の塗装もあわせて1日で作業を進められます。上塗りには、水性の本製品に馴染みやすい水性塗料の使用がおすすめです。
庭の植木鉢をリメイクしたり、室内の小物に古びたこなれ感を演出したい方向けのDIY用塗料。手持ちのカラー塗料と組み合わせて、アレンジの幅を広げてみてください。
ターナー色彩(TURNER’S) 無臭柿渋
日本古来の天然塗料・柿渋を使ったDIY用塗料です。化学物質を配合せず、天然素材だけで作られているのがポイント。木材の塗装のほか布や和紙などの染色にも活用できます。
本製品は柿渋ならではの独特のニオイを解消し、無臭に近づけられているのも魅力。柿渋は天然の防水・防腐剤としての働きに期待できるため、子供が使用する木製家具などにもおすすめです。
塗り重ねるほどに色味が濃くなり、乾燥時の日光の当たり方で色味に変化が現れるなど、天然塗料独特の風合いが楽しめます。木部には塗装する前にサンドペーパーで下地を整えると、より美しく色味を乗せることが可能です。
ターナー色彩(TURNER’S) ミルクペイント
ミルクを原料として使用した、自然由来の水性DIY用塗料です。含まれる溶剤も安全性の高さを追求しており、環境にもやさしいのが魅力。屋内の木部や紙へそのまま使用できます。伸びのよいクリーミーな質感で、薄めることなく塗りやすいのもおすすめポイントです。
塗装するとマットな質感に仕上がり、乾燥後は耐水性へと変化します。ニオイも少ないので、屋内での作業も可能。やわらかなアンティーク調のくすみカラーが多く揃っているのも特徴です。
また、下地になるメディウムのバリエーションが豊富に展開されており、同シリーズ内の製品を組み合わせることで、多彩な質感表現に挑戦できます。乳成分由来の原料を使用しているため、直射日光や高温多湿を避け、腐らないよう保存環境には注意しましょう。
ターナー色彩(TURNER’S) アイアンペイント
塗るだけで金属風の質感を表現できるDIY用塗料です。屋内の木材家具や紙・ダンボール、硬質な塩ビパイプなどにそのまま使用可能。さまざまな家具や雑貨を、おしゃれなアイアン調にリメイクできます。
見た目だけでなく、表面もザラザラとした金属風の質感に仕上がるのがポイント。少し厚めに塗ることで、さらに本物のような質感へ近づけられます。乾いた後は耐水性になるため、キッチンなど水まわりのDIYにも活用しやすいのも魅力です。
単色で使用するだけでなく、同シリーズの他の色味を組み合わせて塗ることで、より本格的なアンティーク調の風合いを演出できます。高級感のある印象へ変えられて、アレンジ幅も広いDIY用塗料を探している方におすすめです。
ターナー色彩(TURNER’S) ガラスペイント
ガラス部分に直接塗装できるDIY用塗料です。水性の塗料には透明感があり、ガラス製品の質感を生かしたリメイクが可能。乾燥後は密着度が高くなるので、少量の水滴などで塗装がはがれることを防止します。
やわらかい毛質の筆や、スポンジなどで手軽に塗れるのがポイント。ガラス面のほか、アクリル・ポリカーボネート・一部のプラスチックにも塗装できます。約3〜4時間で乾燥するので、スムーズに作業を進められるのも魅力です。
アンティーク調の単色だけでなく、曇りガラス調や気泡を再現できるモノもラインナップ。本製品同士で色を混ぜたり、グラデーションにしたりと、さまざまな色味の表現を楽しめます。手持ちのガラス製品でオリジナルのリメイクを楽しみたい方におすすめのDIY用塗料です。
和信ペイント(Washi Paint) 水性ウレタンニス 透明クリヤー
屋内の木部の保護に適した、ウレタンニスタイプのDIY用塗料です。乾燥させることで硬い塗膜が形成されるため、棚などの実用的な家具にも使用可能。完全に硬化させたあとは防水性によって水拭きもでき、頻繁に汚れが気になる場所にもおすすめです。
ニオイも少なく、使用後の道具は水で洗えるなど、扱いやすさも兼ね備えているのが魅力。水で薄めたり、同シリーズの色モノと混ぜたりと、汎用性の高さもポイントです。極端な熱を与えないモノであれば、菓子皿や箸といった食器類や子供のおもちゃの保護にも活用できます。
友安製作所(TOMOYASU SEISAKUSYO) Dippin’ Paint Car Paint
車両用としては珍しい水性のシリコン樹脂塗料で、気軽に車両の塗装に挑戦できるDIY用塗料です。耐候性と耐ガソリン性の高さが特徴で、紫外線やガソリンの付着による退色・はがれにも強いのが魅力。低臭タイプなので、自宅のガレージなどでも気兼ねなく作業できます。
水で薄めることでさらに伸びがよくなるため、面積の大きいモノに塗りやすいのもポイント。車のほか、バイクや自転車、屋外の遊具などにも使用可能です。ツヤ消しのマットカラーは重厚感もあり、古びたアイテムにもおしゃれで個性的な印象を演出します。
リーズナブルかつ手軽に車両を塗装してみたい初心者におすすめのDIY用塗料です。
アトムハウスペイント(ATOM HOUSE PAINT) 水性防水塗料専用 遮熱トップコート
トップコートとして上塗りすることで、遮熱効果に期待できるDIY用塗料です。コンクリートやモルタルのほか、FRP・ウレタンなどの防水面に重ねて塗装することが可能。屋外のベランダ・テラスや屋上といった日光にさらされる場所へ塗装することで、防水効果と遮熱効果を与えます。
扱いやすい水性タイプなので、薄め液が不要なのもポイント。ローラーを用いてすばやく作業でき、道具の洗浄も水で済ませられます。古いコンクリート面などを一新する場合には、同シリーズの下地などと組み合わせて使用するのもおすすめです。
DIY用塗料のおすすめ|油性
大阪ガスケミカル キシラデコール 木材保護塗料
屋外の木材の保護に特化した、ステイン系のDIY用塗料です。木材の内部に塗料を浸透させることで、防腐・防カビ・防虫効果に期待できるのが特徴。木材の表面に塗膜を作らないため、木の通気性を損ねず、膨張や割れなども起こしにくくなっています。
日本の四季の変化にあわせた強い耐候性も備えており、日光や風雨などによる木材の劣化を軽減。美しい色味を長期間保ちます。木目を生かした自然な塗装が可能なので、屋外のウッドデッキやログハウスの外壁に使用するのにもおすすめです。
塗膜を作らないことによって、塗り替える際に大きな手間を要しないのも魅力。手軽に上塗りできるなど、メンテナンス性にも秀でています。木材の傷みが頻繁に心配される箇所への塗装を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
シオン(XION) U-OIL for DIY カラータイプ
肌に触れても傷める心配のない自然由来成分を活用した、ステイン系のDIY用塗料です。気になるニオイが抑えられているため、屋内・屋外を問わず使えるのが魅力。子供も一緒に作業できます。
木材に塗料が染み込む浸透タイプながら、木目を活かした塗装と木目を隠す厚塗りの両方に挑戦できるのもポイント。耐候性・耐水性・耐摩耗性などの効果も備えており、しっかりと着色させることで雨や紫外線などからも木部を長く保護します。
カラーバリエーションも60色以上と豊富。オリジナリティのあるDIYを楽しめます。子供部屋などにも気兼ねなく塗装しやすいオイル系DIY用塗料を探している方におすすめです。
北三(HOXAN) ワトコオイル
木製の家具・工芸品から内装まで幅広く使える、屋内用のDIY用塗料です。主成分には亜麻仁油を採用し、木材の内側に硬化した膜を作ることで木を保護するのが特徴。表面に塗膜を作らないつや消し仕様のため、内側からしっとりとした深みのある風合いを演出できます。
内部に塗料を浸透させることで、調湿効果を発揮するのも魅力。木材の呼吸を邪魔せず、割れや狂いを抑制します。塗りムラもできにくく、DIY初心者も簡単に塗装とオイルコーティングを完了させられるのがメリットです。
本製品同士で色味をブレンドして、好みの色に調整できるのもポイント。内装と木製家具の色味を揃えたいときにも重宝します。木材の特徴を活かしつつ、塗装と仕上げを両立させられるおすすめのDIY用塗料です。
ターナー色彩(TURNER’S) オールドウッドワックス
木部に塗り込むことで、古材のような風合いを演出できるワックスタイプのDIY用塗料です。木材への着色とつや出しを同時に行えるのが特徴。元の質感をある程度残したまま、木部をナチュラルに保護したい方におすすめです。
主な原料には、人体にやさしい天然素材のミツロウが使用されています。ニオイを抑えた低臭仕様のため、屋内で気軽に使いやすいのもポイント。DIY初心者も挑戦しやすい油性塗料です。
クリームのように伸びがよいペーストタイプで塗りやすく、複数色の重ね塗りも可能。乾燥後には布で拭きあげると、塗りムラが修正され、より美しい仕上がりへと近づけられます。
アサヒペン(Asahipen) 油性高耐久アクリルトタン用α
表面のサビを落とす手間なく、上からそのまま塗装できるトタン用のDIY用塗料です。耐候性に優れた特殊なアクリル樹脂が使用されており、雨風にさらされる屋外のトタン部分を長期間保護します。
加えて、強力な防サビ剤が配合されているのもおすすめポイント。新たなサビの発生を防ぐだけでなく、すでに錆びている部分に塗布することで、サビの進行を抑える効果に期待できます。
密着力も高く、1度塗りで光沢感のある美しい質感を表現。塗料が付着しにくいガルバリウム鋼板などにも使用できます。サビが気になる金属製の屋根や外壁の塗装に挑戦したい方におすすめのDIY用塗料です。
DIY用塗料の売れ筋ランキングをチェック
DIY用塗料のランキングをチェックしたい方はこちら。
DIY用塗料は、使う場所や目的、表現したい質感にあわせて使い分けることが重要です。水性塗料はニオイが少なく、扱いやすいので初心者にもおすすめ。油性塗料は、環境の影響を受けやすい場所にもしっかりと塗装できるというメリットがあります。目的にあったDIY用塗料で、自分好みのDIYに挑戦してみてください。