読書の記録を綴る「読書ノート」。本の内容や感想などを読書ノートへ書き込んでおけば、過去にどんな本を読みどんな内容だったのかを確認する備忘録として活用でき、さらに本の世界が広がって読書を一層深く楽しめます。

そこで今回は、読書ノートのおすすめアイテムを大人向けと子供向けに分けてピックアップ。選ぶ際のポイントも詳しく解説します。ぜひ参考に、お気に入りの1冊を見つけてみてください。

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読書ノートとは?

読書ノートとは、読んだ本の内容や感想、本から得た知識や発見などを記録しておくためのノートのことです。いつどんな本を読みどう感じたのか、備忘録として自分の読書生活を客観的に振り返れるのが特徴。次に読む本を探す際のガイド役としても活躍します。

また、本との出会いを文章で書き留めておくことで内容の理解が深まり、読書の楽しさを一層広げていけるのも魅力。過去にどれだけの冊数を読んだのかも把握できるため、達成感や自信にもつながります。

なお、読書ノートは読書記録専用で、用途の広い一般ノートとは基本的に別物。書名・著者名・出版社・購入日・読了日・感想などの項目がフォーマット化され、読書の記録を楽しく簡単に綴っていけるよう工夫されたアイテムが豊富に展開されています。

読書ノートの選び方

ノートの大きさをチェック

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読書ノートを選ぶ際には、まずノートの大きさをチェックしましょう。一般的には、文庫本と同じA6サイズか、単行本と同じB6サイズがおすすめ。本と一緒に収納しやすく、本のように読み返しやすいのがポイントです。

また、読書ノートは、本1冊につき片側または見開き1ページ程度を使用するのが基本。感想をたっぷり書きたい場合にはB6、要点を簡潔に綴りたい場合にはA6など、どのくらいのボリュームでまとめたいかを考慮して自分に合うサイズを検討してみてください。

罫線の種類をチェック

書きやすさや見やすさを向上するため、読書ノートの罫線にも注目しましょう。罫線には、等間隔に横線が引かれた「横罫」やドットが打たれた「ドット罫」、正方形の枡目が連なる「方眼罫」や「無地」などさまざまな種類が展開されています。

たとえば、読書の記録を文字で見栄えよく書き残したい場合には、スタンダードな横罫やドット罫タイプがおすすめ。図やイラストを交えてわかりやすくまとめたい場合には、方眼罫や無地タイプが適しています。

また、読書ノートには、タイトル・筆者名・感想などとセクションごとに専用の罫線が設けられたより書きやすいタイプも存在。読書ノート初心者の方や、どのような内容をどう書きはじめればよいのかわからないといった方などはぜひチェックしてみてください。

ノートの厚さをチェック

読書ノートの厚さも重要なポイント。読書ノートは1冊に本50冊分を記録できるモノや、たっぷりのページに100冊分を記録できるモノなどさまざまです。自分の読書量や好み、用途を考慮してぴったりのモノを選んでみてください。

ただし、読書ノートは1冊書き終えたときに味わえる達成感も魅力のひとつ。あまりにも分厚いノートを選んでしまうと、いつまでも使い終わらず、読書ノートを書き続けるモチベーションが下がってしまう場合もあります。

そのため、とくに読書ノート初心者の方は、薄めのモノから使いはじめるのがおすすめです。

デザインも重要

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読書ノートは、デザインバリエーションも多彩に展開されています。大人向きの読書ノートは、洋書のような雰囲気を醸すおしゃれなモノが豊富。子供向きには、おなじみのキャラクターが描かれたかわいいモノが人気を集めています。

ぜひ、デザインにもこだわって、毎回手に取りページを開くのが楽しくなるようなお気に入りの1冊を見つけてみてください。

読書ノートのおすすめ|大人向け

マークス(MARK’S) EDiT 読書ノート EDI-NB17

マークス(MARK'S) EDiT 読書ノート EDI-NB17

布クロスのハードカバーが洋書のような雰囲気のある、おしゃれな読書ノート。タイトルや筆者名などの基本情報に、感想や印象に残った言葉などを綴れる「ブックジャーナルページ」が、本1冊につき見開き1ページ用意された充実の1冊です。

感想の項目には、文字のほかイラストや図も描きやすいドット罫線を採用。1ヶ月に5冊程度読む方なら、約1年間で本製品を書き終えられます。

気になる書店やブックカフェの情報をメモしておける「ブックストア・アドレス」や、年間の読書記録を一覧で記せる「読書リスト」など、読書の楽しさが広がる多彩なコンテンツページも魅力。やや大きめの単行本サイズで収納性も良好です。

カラーは、レッド・ブルー・ブラウンの3種類。本1冊ごとにボリューミーな読書記録を残していきたい方におすすめです。

モレスキン(MOLESKINE) パッション ジャーナル ブック

モレスキン(MOLESKINE) パッション ジャーナル ブック

人気の老舗ノートブランド「モレスキン」の読書ノートです。グラフィカルなデザインのプレミアムボックスに、デボス加工でロゴをあしらったおしゃれなハードカバーが魅力。A5サイズ、全400ページで構成された高級感と存在感を放つ上質な1冊です。

「ブックジャーナルページ」は本1冊につき片側1ページ。タイトルや著者名などの基本情報に、感想や考え、印象に残った言葉などを記録するスペースが無地でシンプルに設けられています。

必要なページをサッと開ける2本の栞ひもが付いているのもうれしいポイント。1冊にたっぷりの記録をまとめられる、大容量タイプの読書ノートを探している方におすすめです。

講談社文庫 ムーミン100冊読書ノート

講談社文庫 ムーミン100冊読書ノート

ムーミンとスナフキンのイラストが描かれた、おしゃれな読書ノートです。お気に入りの本と一緒に収納しやすく、携帯性にも優れた、コンパクトな文庫本サイズ。バッグやカバンに入れて持ち歩けば、さまざまな場所で読書記録を綴れます。

本1冊につき、タイトル・著者名・出版社・読了日・評価・感想を片側1ページに記入するシンプルなレイアウトが特徴。ページの半分以上を占めるフリースペースには方眼罫が採用されており、文字やイラストで自由に表現できます。

比較的リーズナブルなのもうれしいポイント。シンプルで大人かわいいデザインを好む方や、読書ノート初心者の方などにおすすめです。

新潮文庫 ほんのきろく

新潮文庫 ほんのきろく

新潮文庫のキャラクター、小さなロボットの「QUNTA」が描かれたかわいい読書ノート。シンプルなデザインなので、年齢を問わず使いやすい1冊です。

感想を書くスペースが見開き1ページに渡ってたっぷりと設けられたレイアウトを採用。1冊最後まで書き終えると、本100冊分のオリジナル記録書が完成します。

比較的リーズナブルなので、読書ノートを気軽に試せるのもうれしいポイント。複数冊揃えてミステリーや恋愛小説などジャンルごとの読書ノートを作るのもおすすめです。

ディスカヴァー・トゥエンティワン(Discover 21) 大人の読書ノート My Book of Books

ディスカヴァー・トゥエンティワン(Discover 21) 大人の読書ノート My Book of Books

読書記録を簡単にまとめたい方にぴったりの読書ノートです。巻末に、充実した内容の「ブックナビ」が付いているのが特徴。名だたる文学賞の受賞作品や1960年以降の出来事とその年のベストセラ―作品、世界の名著などがたっぷりと紹介されており、次に読む本を探す際のガイド本としても活躍します。

シンプルなデザインで書きやすく使いやすいため、読書ノート初心者の方にもおすすめです。デザインもシンプルなので、持ち歩いて使いたい方はチェックしてみてください。

読書ノートのおすすめ|子供向け

KADOKAWA 星のカービィ 読書ノート

KADOKAWA 星のカービィ 読書ノート

人気キャラクターであるカービィが描かれた、かわいい読書ノート。本のタイトルや著者名、お気に入り度や好きな登場人物・場面・セリフなどを記入できます。読書記録が簡単に仕上がる使いやすい1冊です。

感じたことや発見したことなどは、ページ下部のフリーメモ欄へ自由に記入可能。本1冊読み終えるごとにごほうびシールが貼れる「プププ読書ロード」や、5冊本を読むごとに貼れる「達成シール」など、読書を楽しく続けていけるユニークな仕掛けも満載です。

また、B6判のノートに全50冊分の記録が残せる、手ごろなサイズ感も魅力。キャラクターの紹介や能力紹介コラムも付いているので、カービィ好きの子供へのプレゼントにもおすすめです。

小学館 すみっコぐらしの読書ノート ぱーと2

小学館 すみっコぐらしの読書ノート ぱーと2

すみっコぐらし好きの子供におすすめの読書ノートです。すみっコぐらしのキャラクターたちが登場する、キュートなアイテム。ページをめくるごとにフォーマットやデザインが変わるため、読書記録を楽しみながら続けていけます。

記録する内容は、読み始めた日・読み終わった日・タイトル・著者名・お気に入り度・好きな登場人物・好きな場面・好きな言葉・メモの全9項目。メモ欄は方眼罫・横罫・無地などページによって、さまざまなタイプがあります。方眼罫や無地のページには、文字のほかにイラストや図を用いて、感想を自由に表現できるのがポイントです。

キャラクター紹介やごほうびページなど、楽しく続けられる工夫も魅力。子供へのプレゼントにもおすすめです。

集英社 ねこあつめ読書ノート

集英社 ねこあつめ読書ノート

人気アプリ「ねこあつめ」のゆるいイラストに癒される、キュートな読書ノートです。フルカラーで構成された、鮮やかな1冊。かわいいイラストとともに楽しみながら読書記録できます。

タイトルや著書名、好きなシーンや心に残ったセリフなど、さまざまな項目があるのが特徴。初心者でも簡単に書きはじめられます。本の記録を全100冊分まで綴れるのも魅力です。

猫のチェックシールが付いており、楽しみながら使い続けていけるのもうれしいポイント。猫やキャラクター好きの子供へのプレゼントにおすすめです。

学研ステイフル(Gakken) kazokutte 読書しょうかい ノート D06876

学研ステイフル(Gakken) kazokutte 読書しょうかい ノート D06876

「これからの未来を作る子供たちが、大人になった時にも使えるような力を身につけてほしい」という思いから誕生した「きろく育」シリーズの読書ノート。小学校入学準備期頃の子供から使える、シンプルで使いやすい1冊です。

本の内容を簡潔および詳細にまとめられるほか、本と同じ経験をしたことやおすすめポイントなど、フォーマットに従って全6項目を記入する形式。本の具体的な内容を自分の言葉で人に紹介するように書けます。

比較的リーズナブルなため、読書ノートに気軽にトライできるのもポイント。読書感想文のトレーニングに活用するのもおすすめです。ピンク色の花柄と黄緑色の本柄の2種類をラインナップ。子供へのプレゼントにもおすすめです。

読書ノートの書き方

読書ノートには、まずタイトル・著者名・出版社・読書開始日・読了日など本にまつわる基本情報を記録しましょう。著者名や出版社名は後に振り返る際に重宝し、読書開始日や読了日は自分の読書のペースを把握するのに活用できます。

次に本の内容を要約し、印象に残った文章やセリフなどを綴ります。どうして心に残ったのか、理由も記入するのがおすすめ。詳細な理由が書いてあれば振り返りやすくなります。

最後に、感想や意見などを文章で記録。イラストや図などを交えながら書くのもおすすめです。また、本から得た情報や発見なども忘れずに書き残しておくと、知識を深めるのに役立ちます。