「冷蔵庫の中に残ってしまった食材を有効活用したい」、あるいは「添加物の入っていない身体に優しい子どものおやつや、安全・安心なペットフードを作りたい」、そんな節約・健康志向の方におすすめのアイテムが食品乾燥機です。

フードドライヤーとも呼ばれ、人気上昇中の食品乾燥機ですが種類や価格はさまざま。そこで今回は、価格が10,000円以下のお手頃機種から、本格的な大容量機まで価格別におすすめモデルをご紹介します。

食品乾燥機って?

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食品を乾燥することで得られるメリットは、保存性をよくする・成分を濃縮する・味や食感に変化をつけることです。天日干しでも乾燥はできますが、虫による衛生的な問題や、風で飛んでしまうなど手間がかかります。

そこで、周りの状況に左右されない屋内で電気を使って加熱乾燥させ、簡単に乾燥食品を作れるのが食品乾燥機です。

どんな料理が作れるの?

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「食品乾燥機のレシピ」をインターネットで検索すると、数え切れないほど多くのレシピが公開されています。紹介されている料理法は、枝豆ジャーキー・干し芋・乾燥ニンジンといった干し野菜作りから、鳥のささみ・砂肝・ビーフのジャーキーなどさまざま。さらに、それらのドライフードを使った料理まで含めると調理方法は広がります。

食品乾燥機の選び方

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食品乾燥機の選び方で大切なのは「タイマー内蔵」と「温度調節ができる」という2点です。時間管理は別売りのタイマーでもできますが、外出時や夜間の運転には不向き。

温度管理は食材によって変わる重要な設定項目です。高すぎるとカチカチで食べづらい、味が落ちてしまうといった、食材のおいしさを左右してしまうほど重要。

容量については、お試しで使ってみたいのか、初めからある程度の量が欲しいのか、用途を決めてから内部の棚の数や全体の大きさを考えて選ぶ必要があります。

消費電力の目安としては肉や魚など高い温度を必要とする食材は500W以上を、野菜や果物が主体なら400W前後を選びましょう。

食品乾燥機の容量をチェック

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食品の乾燥には時間がかかります。内部の棚の数が多ければ一度に乾燥できる量も増え、高さ調整が可能であれば高さのある食材にも対応可能。ただし、容量が多いとその分乾燥時間が長くなり電気代がかかります。

まずは、しっかりと使い方を決めてから、使用目的に見合った容量の機種を選びましょう。

食品乾燥機の機能をチェック

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温度調節機能

食材にはそれぞれ適切な乾燥温度があります。野菜や果物だけでなく肉や魚など幅広く乾燥を行うには、ある程度の高温加熱が必要です。

一般的な機種の最高温度は60℃程度ですが、肉をジャーキーにする場合は「O157の繁殖を抑えるために63℃以上という高温で8時間以上の加熱」が必要とされています。ジャーキーを作りたいと考えている方は、63℃以上の温度設定ができる機種を選びましょう。

タイマー機能

乾燥時間によって、ドライフードの食感や保存期間は変わります。しっかり乾燥させて長期保存するのか、セミドライ状態で食感を残し栄養価を凝縮させるのかを考えましょう。

タイマー機能は内蔵型がおすすめです。別売りのタイマーでも通常の使用には耐えられますが、外出する時や夜間の運転には自動で停止するオフタイマーが便利。残り時間が表示できる機能があると、あとどれくらいで終わるのかという目安になってさらに便利です。

食品乾燥機の電気代をチェック

一般家庭で使われる食品乾燥機の動力源は家庭用100Vの電源。一般的に消費電力の小さな機種は電力が少なくてすみますが、乾燥時間が長くなります。一方、消費電力の大きな機種は高温処理に向いていますが、その分電気代も上がってしまいます。

乾燥する食材の容量と乾燥時間・乾燥温度・季節による気温の条件などで電気代は変わってきます。メーカーによっては、おおよその電気代を公表しているところもあるのでチェックしておくと安心です。

食品乾燥機のおすすめモデル|10,000円以下

アピックス(APIX) ドライフードメーカー ADF-550-WH

12品目のレシピがついた簡単・お手軽機。縦横28cmの角型をしており、キッチンでの収まりのいいコンパクト設計。高さが22〜25cmまで切り替え式のトレイを採用しているので、かさばる食材でも乾燥できるのが特徴です。

2時間ごとのオフタイマーが内蔵され、外出時や夜間使用にも便利。ただし、温度調節機能がないので、高温を必要とするジャーキー作りなどには不向きです。付属のレシピに従って簡単にドライフードを作ってみたい方におすすめです。

ロイヤル通販 回転式フードドライヤー B564

乾燥ムラを無くす回転式でヨーグルト作りにも最適な食品乾燥機。直径が34cmと少し大きな円筒形、透明な容器で乾燥途中でも様子を確認できます。トレイが回転することで乾燥ムラを減らす工夫が施され、トレイのセンターを外せば10cmほどの容器を入れることも可能です。

自家製ヨーグルトを作ってみたい方におすすめ。最高温度は60℃まで設定が可能で、タイマーも内蔵されており入門機として人気の機種です。

ドライフード工房 FDS-77

ビーフジャーキーも作れる食品乾燥機。炊飯器のような円形フォルムなので、台所での違和感もありません。温度設定を35〜60℃まで調整できるのでビーフジャーキー作りも可能。ペットのおやつを手軽に作りたい方におすすめの機種です。

トレイは4段式になっており高さが16〜24cmまで調整ができるので、高さのある食材にも対応できます。ただし、タイマーは別売を用意する必要があるので注意してください。

食品乾燥機のおすすめモデル|10,000〜30,000円

ユニコム からりんこKN-128E

タイマーも温度調節機能もついていないシンプルな設計が特徴的な商品乾燥機。消費電力も250Wと控えめですが、野菜や果物を乾燥させるだけと割り切った使い方をする方には、スイッチを押すだけという便利さが魅力です。

この機種最大の魅力がドイツ・EU・アメリカで火災や感電の事故から人や財産を守るための規格認証を受けている安心感。機能を制限しても安心・安全に使える信頼性をもポイントです。

ネスコ(NESCO) ディハイドレーター FD-75PR

消費電力700Wと家庭用の食品乾燥機としてはパワフルな機種です。上部のトレイまで入れ替えなしで乾燥ができるのも魅力。5合炊きの炊飯器より大きいので容量的にも十分でです。

本格的にドライフードを作りたい方におすすめ。ただし、プラグがアメリカ仕様なので変換プラグが必要です。購入前に確認しておきましょう。

プリンセス(PRINCESS) フードドライヤー 112381

2016年に日本で販売を開始した、オランダの家電メーカー「プリンセス」の食品乾燥機。タイマーと温度調節機能を備え、デジタル表示により細かい設定が可能です。トレイも6段あり一度に多くの食材を乾燥できます。

透明な本体と黒のフタという独特のデザインが特徴です。スタイリッシュなデザインで、台所やテーブルに置いても家電らしさを感じさせません。部屋の雰囲気を大事にされる方におすすめ。高機能ですがリーズナブルな価格設定で贈り物にも最適です。

ウミダスジャパン フードドライヤー FD880E

総重量約2.0kgと軽量で、出し入れが簡単にできる食品乾燥機。機械の底は高床式に4つの足で立つように設計されていて、動作時の振動や熱がテーブルに伝わりにくいというメリットがあります。

持ち運びに便利なので、食品乾燥機をホームパーティーで使ったり、家の中で移動させたりして使う方におすすめの機種です。

東明テック プチマレンギ TTM-435S

業務用の食品乾燥機を作り続けてきた東明テックの、家庭用食品乾燥機。食材の乾燥ムラをなくすために開発した「1秒間に60回の温度測定を行うセンサー」を内蔵しています。家庭用であっても機能を削らず、業務用機の技術採用しているのが魅力です。

ハイトレー・目の細かいネット・ヨーグルト専用容器など付属品も充実。本格的にドライフードを作ってみようと考えている方におすすめの機種です。

東明テック プチマレンギDX TTM-440N

家庭用食品乾燥機「プチマレンギ」の上位機種で処理能力が3kgから6kgにアップしました。食材や乾燥環境によって差がありますが、乾燥時間も従来機に比べ約30%短縮。電気代の節約にも適しています。

家庭用ですが、業務用として使うことも可能。大量にドライフードを作ろうと思っている方には嬉しいポイントです。

ラボネクスト株式会社 ドラミニ

家庭菜園を楽しむ本格派におすすめの食品乾燥機。1トレイに乗せられる食材量は約500g。全6段のトレイで3kgの食材を乾燥できます。

消費電力は530Wで、24時間運転しても電気代は100円以下とリーズナブル。ただし、本体重量が6kgと重く、移動するのが大変なので設置場所には注意が必要です。

Aosnow フードデハイドレーター6層

設定温度が30〜80℃、24時間のタイマーセットができる本格的な食品乾燥機です。全体が堅牢なステンレス鋼で作られ、扉にバックルロックを装備した安全性重視の設計。電源さえあれば野外での使用にも耐えられることから、アウトドアで魚や肉の乾燥を楽しむ方におすすめです。

魚や肉などを乾燥させた後は片付けや掃除が大切ですが、本体がステンレス製なので、掃除や後片付けにも便利です。しっかりとメンテナンスをして雑菌の繁殖を防ぎましょう。

食品乾燥機のおすすめモデル|30,000円以上

ロハススタイルジャパン ドライフードエアー B019J1WDB4

乾燥・送風・オーブンと3つの機能を併せ持つ多機能食品乾燥機。ドライフードを作った後でお餅やパンを焼くなどオーブンとして使ったり、温風で食品を温めたりもできます。

多機能機ならではの省スペース化を活かして、レストランなどでも使われています。ドライフードを試したいけれどオーブンや保温機も置きたい。限られたスペースを有効活用したい方におすすめの機種です。

静岡製機 ドラッピーmini DSJ-mini

大規模に家庭菜園をしていると収穫時の野菜や果物は相当な量になり、処理に困ってしまいます。そんな方におすすめなのが本製品です。

食品乾燥以外にも食器類・小物・靴・部品類といったモノまで乾燥できます。サイズは小さいですが搭載された機能は業務用と同等。お弁当の保温庫としても使えます。

エクスカリバー(Excalibur) ディハイドレーター 3926T

アメリカでヘルシー志向のセレブに人気の機種。シンプルでスタイリッシュな四角いボディが印象的です。特徴は38cm角のトレイが9段入る大きさ。肉や魚の乾燥にも対応できます。

家庭用乾燥機ではトップクラス73℃の最高温度を誇ります。サーモスタット・自動電源OFF機能など基本的な機能も完備。北米仕様の並行輸入品なので、コンセントのアダプターが必要です。

大紀産業 プチミニII

家庭用の100Vで使える小型の食品乾燥機ですが、業務使用にも耐えられる機能を搭載。水分排出の調整が可能なシャッター・低騒音ファン・見やすいデジタルタイマーを装備したプロ仕様です。

本体重量は小型とはいえ約20kgとかなりの重量ですが、移動用のキャスターを標準装備しているのでラクに動かせます。本格的に食品乾燥をやりたいが、業務用では大き過ぎると迷っている方におすすめです。