食品を乾燥させるときに便利な家庭用食品乾燥機。一人暮らし向けのコンパクトサイズからファミリー向けの大容量モデルまで、ラインナップが豊富です。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ用途を明確にしておきましょう。

今回は、家庭用食品乾燥機のおすすめアイテムをピックアップ。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。

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家庭用食品乾燥機とは?

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家庭用食品乾燥機は、手軽にドライフードがつくれる製品。フードドライヤーとも呼ばれており、水分を多く含む食品を乾燥させることで、ドライフルーツやドライベジタブル、ビーフジャーキーなどのドライフードづくりが可能です。水分を抜くと腐りにくくなり、保存食としても活用できます。

また、乾燥させた食品はそのまま食べるだけでなく、シリアルやヨーグルトにトッピングするなど、さまざまな方法にアレンジ可能です。

天日干し用のネットでもドライフードはつくれますが、梅雨の時期や湿度、日当たり時間によって乾燥ムラが発生する可能性があります。家庭用食品乾燥機は室内で使用するため天候の影響を受けず、簡単にドライフードをつくれるのが魅力です。

家庭用食品乾燥機の選び方

食材に合う温度設定ができるかどうか

ジャーキーなら70℃以上

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家庭用食品乾燥機を使ってジャーキーをつくりたい方は、70℃以上に設定できるかチェックしておくことが大切です。ジャーキーをつくるときは生肉を使用します。

乾燥温度が低いと生焼けの状態になり、食中毒を起こす可能性があるため注意。70℃以上の高温で10時間以上乾燥させると、パリッとした食感のジャーキーに仕上がります。

ジャーキーは、肉の厚みによって食感や食べ応えが異なるのが特徴。厚みのある肉を乾燥させるときは、仕上がりを確認しながら乾燥時間や温度を調節しましょう。

また、ガーリックパウダーやコショウなどで味付けをすると、味にアクセントを加えられます。犬などのペット用ジャーキーの場合は、味付けをせずに乾燥させるのがおすすめです。

ヨーグルトなら45℃以下

家庭用食品乾燥機のなかには、ヨーグルトや甘酒などの発酵食品づくりに対応している製品もあります。自家製ヨーグルトづくりをしたい方は、45℃以下の温度に設定できるモノを選んでみてください。

ヨーグルトは種類ごとに発酵温度と発酵時間が異なります。ヨーグルト種菌は40〜45℃で8〜10時間程度、ケフィアやカスピ海ヨーグルトは25〜30℃で20〜24時間程度です。

家庭用食品乾燥機でヨーグルトをつくるときは、耐熱容器を使用するのが一般的。ヨーグルトは乳酸菌を発酵させるので、あらかじめ容器を熱湯消毒しておきましょう。

ドライフルーツなら35〜70℃程度

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果物は乾燥させすぎると硬くなり、食べにくくなる傾向があります。ドライフルーツをつくるなら、果物の種類ごとに乾燥時間や乾燥温度を設定できる製品がおすすめです。35〜70℃程度までの、幅広い温度に設定できる製品を選びましょう。

果物の酸味や甘みを感じたい方には35〜40℃程度、パリッとした食感を楽しみたい方には70℃程度の高温が適しています。果物に含まれる水分量によって乾燥温度や乾燥時間が異なるため、果物の特徴をチェックしておくことが大切です。

ドライフルーツはそのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやお菓子、パンづくりにも活用できます。

トレーの段数・深さをチェック

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家庭用食品乾燥機を選ぶときは、使用人数や用途にあわせてトレーの段数や深さをチェックしましょう。

トレーの段数が多い製品は、一度に多くの食品を並べて乾燥できます。1段目にバナナ、2段目にりんご、3段目にオレンジなど、種類ごとに分けられるのもポイント。ドライフードをまとめてつくりたい方やファミリー向けの製品を求めている方におすすめです。

本体サイズをチェック

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本体サイズもしっかりチェックしてみてください。家庭用食品乾燥機は、トレーの段数が多い製品ほど本体サイズは大きい傾向があります。

必要なときだけ取り出して使いたい方には、コンパクトサイズの製品がおすすめです。小型の製品は、キッチンやリビングなどさまざまな場所におけるのが魅力。放熱スペースを必要とする場合は、本体サイズよりも広い設置スペースを確保しておくことが大切です。

家庭用食品乾燥機は電源コードを接続するため、設置場所とコンセントの距離も確認しておきましょう。

タイマー機能の有無をチェック

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タイマー機能を使用することで、食品の種類にあわせて細かく乾燥時間を調節可能。食品の仕上がり具合や好みにあわせられます。タイマー機能の設定時間は製品ごとに異なるので、あらかじめ設定時間をチェックしておきましょう。

事前にタイマーで乾燥時間を設定しておくことで、自動的に電源が停止する製品もあります。食品を乾燥させすぎたり、電源をつけっぱなしにしたりする心配が軽減されるのもポイントです。

本体に液晶パネルが搭載され、残り時間を表示する製品も。乾燥終了までの時間を把握しやすいのがメリットです。

静音性をチェック

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家庭用食品乾燥機は長時間運転するため、リビングなどで使用するときに騒音が気になる場合もあります。

騒音レベルを表す単位は「dB(デシベル)」です。dBの数値が高いほど騒音レベルが大きく、数値が低いほど騒音レベルが小さいと判断できます。静音性に優れた家庭用食品乾燥機を求めている方には、45dB以下の製品がおすすめです。

静かに運転するモノは、早朝や深夜に使用しても周りに迷惑をかけにくいのが特徴。子どもやペットの睡眠を妨げず、気軽に使いやすいのもポイントです。

電気代が気になるなら消費電力をチェック

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日々の電気代が気になる方は、家電製品を動かすために必要なパワーを表す消費電力をチェックしておきましょう。

家庭用食品乾燥機の消費電力は、一般的に200〜400W程度です。電気代の目安は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間×料金単価(31円/kWh)」から算出できます。たとえば、消費電力400Wの製品を10時間使用する場合の電気代は約124円です。

家庭用食品乾燥機のなかには、省エネ性能を採用した製品も存在します。ランニングコストをおさえたい方には、消費電力が小さい製品がおすすめです。

家庭用食品乾燥機のおすすめメーカー

ベルライフ(Bellelife)

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ベルライフは、2016年に創業したメーカーです。「美しい生活」をブランドコンセプトに掲げており、豊かな暮らしを楽しむための製品を展開しています。機能性や使いやすさだけでなく、美しいデザインを追求するなど、細かい設計にこだわっているのが特徴です。

ベルライフの家庭用食品乾燥機には、独自の熱風循環システムが採用されています。上段から下段まで均一に熱風を届け、乾燥ムラをおさえられるのがポイントです。

さらに、幅広い温度に調節できる機能やタイマー機能など、さまざまな便利機能を搭載しています。1台でジャーキーやドライフルーツづくりが可能です。

シンプラス(simplus)

シンプラス(simplus) フードドライヤー SP-FD01

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シンプラスは、生活家電やキッチン家電などを手がけるメーカーです。シンプルながら一味違う個性を表現した製品の開発に力を入れています。

同社の家庭用食品乾燥機は必要最低限の機能に絞ることで、比較的リーズナブルな価格を実現。コストパフォーマンスの高さを重視している方に人気です。落ち着きのあるデザインを採用しており、周りのキッチンインテリアにもマッチします。

家庭用食品乾燥機のおすすめ

ベルライフ(Bellelife) フードドライヤー BLF-400LCD

ベルライフ(Bellelife) フードドライヤー BLF-400LCD 2023

自家製のドライフードを楽しみたい方におすすめの食品乾燥機です。幅広い温度調節と長時間タイマー機能を搭載したモデル。35~75℃の間で5°単位で温度調節できます。タイマーは30分刻みで1〜24時間で設定可能です。果物や野菜、肉類までさまざまな食材に対応します。

5段のトレイを採用しており、たくさんのドライフードを作れるのがポイント。高さの調節も可能です。熱風循環システムにより、ムラを抑えて食材を乾燥させます。使い勝手に優れた食品乾燥機です。

ベルライフ(Bellelife) フードドライヤー BLF-400DLS

ベルライフ(Bellelife) フードドライヤー BLF-400DLS

フードドライヤーだけでなくヨーグルトメーカーとしても使える家庭用食品乾燥機。約35〜70℃まで幅広い温度調節が可能で、食材の乾燥から発酵まで多彩な調理に対応します。タイマー機能付きで、セット後は自動で仕上がります。

ステンレス製トレーを採用し、耐久性は良好。また、運転音が約45dBと比較的静かで、作業中や夜間でも周囲を気にせず使用しやすいのが魅力です。

タッチパネル式で操作がシンプルでわかりやすく、初めて使用する方でも安心。食材の乾燥や発酵食品作りに興味がある方におすすめの製品です。

ベルライフ(Bellelife) フードドライヤー BLF-268RL

ベルライフ(Bellelife) フードドライヤー BLF-268RL 2024

熱風循環乾燥システムを採用した、おすすめの家庭用食品乾燥機です。熱風が360°全方位に広がるので、食材をムラなく乾燥させられます。フルーツ・野菜・肉・魚など、さまざまな食材に対応しており、保存食づくりにも便利です。ペット用の無添加自家製ジャーキーもつくれます。

乾燥時間は1〜72時間まで30分単位で設定可能。本体は透明なケースを使用しているため、フタを開けなくても乾燥中の食材の仕上がりをチェックできます。また、残り時間は液晶パネルに表示。使いやすさにこだわっているのも魅力です。

空気を取り込みやすく、すばやく食材を乾燥させる設計。短時間で効率よくドライフードをつくれるのがポイントです。無駄な消費電力がかからず、ランニングコストをおさえられます。

シンプラス(simplus) フードドライヤー SP-FD01

シンプラス(simplus) フードドライヤー SP-FD01

自宅で手軽にドライフードが作れる食品乾燥機。大容量の5段トレイを備え、一度にさまざまな食材を同時に乾燥できます。保存性に優れたドライ食品を作れるのがポイントです。

35℃から70℃まで細かく温度調節が可能なため、食材に合わせて使用できます。タイマーは1〜16時間の間で1時間刻みで設定可能です。

サイズは約幅26×奥行24×高さ21~27cmで、収納時はコンパクトにできます。自家製のドライフルーツや干物、アイシングクッキーなどを作りたい方におすすめです。

マリン商事株式会社 ドライフルーツメーカー Ki-90554

マリン商事株式会社 ドライフルーツメーカー Ki-90554 2022

自家製ドライフルーツが手軽に作れる食品乾燥機。35℃から70℃まで温度調整ができ、フルーツ本来の甘みを引き出しながら乾燥させることが可能です。食物繊維も豊富に摂取できるので、健康志向の方にぴったりです。

フルーツだけでなく、さまざまな野菜の乾燥にも対応。調理時間は4~30時間と食材によって調節可能。水分含有量も好みで調整でき、自分好みの仕上がりにできます。

サイズは24×25×14~19cmとキッチンに置きやすいコンパクト設計。重さ1.3kgと扱いやすいおすすめモデルです。

アピックス(APIX) ドライマイスター AFD-850

アピックス(APIX) ドライマイスター AFD-850 2023

ドライフルーツや干物を作れる食品乾燥器。食材の旨みや栄養をギュッと凝縮できるだけでなく、長期保存によりフードロス削減にも貢献できます。天候や虫を気にせず室内で簡単に調理できるのが魅力です。

6段の大容量トレイを採用しており、一度にたくさんの食材を乾燥できます。35〜70℃の温度調節機能と1〜12時間のタイマー設定で、果物から干物まで幅広いドライフードに対応可能。分離式トレイは高さ調節ができ、厚みのある食材も乾燥できるのが便利なポイントです。

付属のレシピブックには干物からデザート、ペット用おやつまで14品目が掲載されています。トレイ類はすべて水洗い可能。油受けトレイ付きで調理後の手入れも簡単です。

Moongiantgo フードドライヤー

Moongiantgo フードドライヤー 2022

1台2役のはたらきをする家庭用食品乾燥機です。乾燥機能と発酵機能を内蔵しています。肉やフルーツを乾燥させるだけでなく、自家製の甘酒やヨーグルトづくりも可能。用途にあわせて2つのモードを使い分けられます。

360℃熱風循環乾燥を採用。大きなファンを配置しており、庫内に熱風を循環させます。均一に熱風を届けられ、乾燥ムラが少ないのもポイントです。食材本来の甘みや旨みを凝縮したドライフードに仕上がります。

本体の容量は8Lです。庫内は5段式のトレーで仕切っているため、一度に多くの食材を入れられます。それぞれのトレーに異なる食材をおくことで、効率よくドライフードづくりが可能です。

東明テック株式会社 プチマレンギmini TTM-270

東明テック株式会社 プチマレンギmini TTM-270

ステンレストレーを使用した、4段式の家庭用食品乾燥機です。食材をカットした後に温度や時間を設定するだけで、簡単にドライフルーツづくりができます。1枚のトレーに並べられるのは、輪切りのりんご1個分、オレンジ2個分、キウイフルーツ2個分です。一度に大量のドライフードをつくれます。

温度は35〜80℃までの範囲で設定でき、仕上がりや用途にあわせて温度を細かくコントロール可能。乾燥時間は1〜24時間で、あらかじめ乾燥時間を設定しておけば、電源は自動で切れます。

本体は角のとれた丸みのある設計です。バイカラーのおしゃれなデザインで、おくだけでキッチンインテリアとしても映えます。機能性だけでなく、デザイン性を重視している方にもおすすめです。

Kwasyo フードドライヤー LT-26

Kwasyo フードドライヤー LT-26 2021

一人暮らしや少人数世帯に適した、コンパクトサイズのおすすめ家庭用食品乾燥機です。本体の高さは約20.5cm。限られたキッチンスペースにも設置できます。

水平と垂直方向に気流を循環させる「360°サイクル加熱」を採用。均一に熱風を届けられるので、食材がムラなく乾燥します。温度は30〜90℃まで、5℃単位で設定可能です。ドライフルーツは55〜60℃、ジャーキーは60〜90℃など、食材や用途にあわせて温度を変えられます。

庫内にステンレス製の網と受け皿を備えているのも特徴。肉や魚から出る油を受け皿でキャッチするため、お手入れは簡単です。衛生的に使い続けられます。

ROOMMATE ヘルシーフードドライヤー EB-RM33A

ROOMMATE ヘルシーフードドライヤー EB-RM33A

温風で果物や野菜などを乾燥させ、保存食を簡単に作れる家庭用食品乾燥機。薄切りにした食材を乾燥させることで、栄養と旨みを凝縮できるのが特徴です。乾燥後はそのまま食べられるほか、シリアルやヨーグルトのトッピングにもおすすめです。

1時間単位で12時間までのタイマー設定と、35℃から70℃まで5℃刻みの温度調整が可能。火を使わず低温で乾燥させるので、ビタミンや酵素などの栄養素の損失を抑えて調理できます。また、大容量5段トレイで一度にさまざまな食材を乾燥させられます。

トレイは高さ調整ができ、食材の厚みに合わせて使用できるのが魅力。高さを低く設定すればコンパクトに収納することも可能です。

ROOMMATE フードドライヤー RM-202TE

ROOMMATE フードドライヤー RM-202TE 2022

5段トレイ構造の家庭用食品乾燥機です。1段目は野菜、2段目は果物など、トレーごとに食材を変えることで、一度に大量のドライフードをつくれます。トレーは高さ調節が可能です。トレーのツメと突起部分をあわせると高くなり、互い違いにすると低くなります。使わないときはトレーを低くすると、収納場所に困りません。

35〜70℃までの温度調節機能を搭載。子どもやペットのおやつをつくりたい方にもおすすめです。乾燥時間は1時間単位で、最長48時間のタイマー設定が可能。タイマー設定をしておけば、電源の切り忘れを軽減できます。

東明テック フードドライヤー プチマレンギDX TTM-440N

東明テック フードドライヤー プチマレンギDX TTM-440N

果物・野菜肉・魚など、さまざまな食材を家庭で手軽に乾燥保存できる家庭用食品乾燥機。処理能力は5kgと大容量。温度を35〜70℃の範囲で調節でき、食材に適した乾燥環境に整えられるのが特徴です。

操作性にも優れており、メタル素材のスイッチとLEDディスプレイを採用しています。残り時間が一目でわかるタイムバー表示も魅力です。また、省エネ設計で経済的。さらに、過電流保護など3段階の安全装置を備え、安心して使用できます。

標準トレー6枚とアシストトレー2枚を組み合わせれば、厚みのある食材も乾燥可能。ヨーグルト容器やシリコントレーも付属しています。

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