食材を細かく刻んだり潰したりする離乳食作りには、扱いやすいブレンダーを使うのがおすすめ。食材を素早く下ごしらえできるため、短時間で離乳食が作れます。また、ブレンダーは普段の調理にも活用できるので便利です。

そこで今回は、ブレンダーの選び方とおすすめ製品をご紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

離乳食向けのブレンダーとは?

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離乳食は月齢に応じて食材のなめらかさや硬さを変える必要があります。スピード調節やアタッチメントの付け替えで食材の細かさや滑らかさを変えられるモノを選ぶと、離乳食作りが楽になるのでおすすめです。

少量の食材をかくはんできるかどうかも重要なチェックポイント。離乳食初期の1食分を手早く作れるモノを選べば、家事の負担を軽減できます。

ブレードやパーツが食洗器に対応しているモノを使うと、洗い物の手間が省けるのもメリット。なお、赤ちゃんが寝ている間や夜間に離乳食を作る場合は、低速運転時の運転音が静かなモノを使うのがおすすめです。

離乳食向けブレンダーの必要性

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離乳食初期のメニューを手で調理する際には、すり鉢やこし器を使って手に力を入れてすりつぶす必要があります。ブレンダーがあれば、ボタン1つで素早く食材をすりつぶせるのがメリット。茹でた食材などをペースト状にできるため、短時間で調理が可能です。

なお、ブレンダーはブレードとボウル、または専用容器を洗浄すればよいため、片付けも短時間で済ませやすいのもポイント。家事の負担を軽減したい方におすすめの調理器具です。

離乳食向けブレンダーの選び方

用途に合ったタイプをチェック

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ブレンダーは大きく分けてハンドブレンダータイプと、ミキサータイプの2種類あります。ハンドブレンダータイプは、スティック形状のブレンダーです。茹で野菜をペースト状につぶしたり、材料と水分をかくはんしポタージュを作ったりできます。また、先端に刃を搭載しているので、食材に軽く押し当てながら使うのも特徴です。

手で持ちながら本体を自由に動かせるため、専用容器だけではなく、鍋やボウルなどに直接さし込んで使用できるのがメリット。さらに、少量の食材を調理しやすいのもポイントです。

一方、ミキサータイプは、本体に容器を取り付けて使用するブレンダー。容器の台座に固定された刃が高速回転し、硬い食材も粉砕したりかくはんしたりできるのが特徴です。1回の調理で下ごしらえできる量が多いのもポイント。離乳食を作り置きしたい場合におすすめです。

コードの有無をチェック

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ブレンダーは、コンセントに電源コードをさして使うモノが主流です。安定して電力が供給されるため、パワフルに稼働できるのがメリット。ただし、電源コードの長さによって、使用できる場所が限られる点には留意しておきましょう。

なかには、コードレスで使えるブレンダーもあります。場所を選ばず使用できるうえ、取り回しがよいのがポイントです。なお、あらかじめ充電しておく必要があるのが難点。充電頻度を抑えたい方は、1回の充電で動作できる時間が長いブレンダーがおすすめです。

アタッチメントの種類をチェック

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ハンドブレンダーのなかには、アタッチメントを付け替えることで、調理の幅を広げられるモノが多数展開されています。離乳食作りなら「つぶす」「まぜる」ができるブレンダーに加え、「きざむ」ができるチョッパーアタッチメントがあると便利です。

ハンドブレンダーにチョッパーアタッチメントを取り付ければ、野菜をみじん切りにしたり、生肉や生魚をミンチにしたりできます。離乳食の中期から完了期まで幅広く活用できるのがメリットです。

材質をチェック

金属製

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金属製のガードカバーは、熱に強いのが特徴。粗熱を取った加熱後の鍋にさし込んで使えるモノや、80℃のお湯に浸し熱湯消毒ができるモノもあるので、離乳食作りに適しています。

また、食材の色やニオイが移りにくく、清潔感を保ちやすいのもメリット。ただし、汚れたり濡れたりした状態で放っておくと、サビの原因となるため注意が必要です。

プラスチック製

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プラスチック製のガードカバーが採用されたハンドブレンダーは、軽量で扱いやすいのが魅力。手にかかる負担を軽減したい方に適しています。また、プラスチックは金属よりもやわらかいため、容器の表面に傷が付きにくいのもメリットです。

なお、比較的熱に弱い点に注意が必要。加熱した食材を下ごしらえする場合は、よく冷ましてから使用しましょう。さらに、食材の色が移りやすいため、見た目を重視する方は変色しても目立ちにくい色合いのモノがおすすめです。

スピード調節機能をチェック

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スピード調節機能が付いたブレンダーなら、刃の回転速度を調節できるのが特徴。茹で野菜をペースト状につぶすなら高速、少量の食材をかくはんする場合に飛び散りを抑えたいなら低速など、食材や用途に合わせて使えるので便利です。

また、細かくスピードを調節できるかどうかもチェック。なかには、低速から高速まで無段階に調節できるモノも展開されています。

静音性をチェック

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ブレンダーの使用中はモーター音に加え、食材が刃や容器にぶつかる音などで騒音が気になることも。音が気になる時間帯に離乳食を作る場合や、眠っている赤ちゃんを起こさないように使いたい場合は、静音性をチェックしておきましょう。

ブレンダーの刃が速く回転するほど、運転音が大きくなる傾向があります。運転音を抑えたい場合は、低速に設定して使用するのがおすすめです。

安全性をチェック

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ブレンダーを選ぶ際は、安全性もチェックしておきましょう。安全に使いたい方は、誤作動や誤使用を防ぐ機能が搭載されたモノがおすすめ。スタートボタンにロック機能が付いたモノなら、誤って押しても刃が回転しないため、ケガを予防しやすいのがポイントです。

モーターなどに異常を検知した場合に、自動停止する機能が搭載されたブレンダーもラインナップ。モーターの温度上昇は食材の入れすぎなどにより起こりやすいので、初めてブレンダーを購入する方は安全性の高いブレンダーを選ぶのがおすすめです。

お手入れ・収納のしやすさをチェック

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ブレンダーを快適に使うためにも、お手入れのしやすさをチェックすることが大切です。購入する前に、ブレンダーやパーツがスムーズに取り外せるか確認しておきましょう。外したブレードやパーツを食洗器で洗えるモノを選べば、使用後の手入れが楽にできます。また、専用の計量カップに洗剤とぬるま湯を入れてスイッチを入れるとお手入れができるモノも便利です。

収納のしやすさも確認しておきたいポイント。リング付きでキッチンに引っ掛けて収納できるモノは、出し入れをスムーズに行えるのがメリットです。なお、キッチンにブレンダーを置いておきたい場合は、本体とアタッチメントをまとめられる専用スタンド付きのモノが適しています。

離乳食向けハンドブレンダーのおすすめモデル

ブルーノ(BRUNO) マルチスティックブレンダー BOE034

スリムにデザインされた持ち手を採用しているハンドブレンダーです。軽量で扱いやすいのが特徴。手軽に離乳食を調理できるハンドブレンダーを探している方におすすめです。

3種類のアタッチメントが付属しているのもポイント。1台でまぜる・つぶす・きざむ・砕く・泡立てるの5役をこなせます。また、野菜のペーストに加え、生野菜のみじん切りや生肉のミンチなども可能。離乳食の初期から完了期まで長く活用できるのが魅力です。

チョッパーのアタッチメントは金属製で、チタンコーティングが施されているのもメリット。氷を砕きやすく、フローズンドリンクなども作れます。

ワイドシステム DECOS ハンドブレンダー

比較的リーズナブルな価格の離乳食向けハンドブレンダーです。3種類のアタッチメントを付け替えることにより、きざむ・つぶす・まぜる・砕く・泡立てるの5役をこなせるのが特徴。ペーストやみじん切りができるので、離乳食作りにおすすめです。

200Wのハイパワーにより、時短で調理しやすいのもポイント。さらに、低速のノーマルモードと高速のターボモードを搭載しているため、食材や用途に合わせて使えるのもメリットです。

パナソニック(Panasonic) ハンドブレンダー MX-S302

「4枚刃ブレンダーカッター」を採用しており、野菜や果物の繊維質を細かくカットしやすいハンドブレンダー。ペーストやポタージュなどの離乳食作りにおすすめです。

ブレンダー・チョッパー・泡立て器の3種類のアタッチメントが付属しているので、まぜる・つぶす・きざむ・泡立てるの4役をこなせるのがメリット。また、スピード調節ダイヤルを搭載しており、素材や用途に合わせて調理できるため便利です。

ダブルアクションスイッチ搭載で、誤作動を予防できるのもポイント。さらに、モーターの温度上昇を検知すると自動停止する「モーター保護装置」も備えています。使いやすさと安全性にこだわりたい方におすすめのハンドブレンダーです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ハンドブレンダー HBL-200

省スペースに収納しやすい離乳食向けブレンダーです。専用スタンド付きで、本体とパーツをまとめて置けるのが特徴。調理台に置いておけば、使いたいときにスムーズに取り出しやすく便利です。

1台4役で使える機能性の高さもメリット。つぶす・まぜる・きざむ・泡立てるが可能で、離乳食初期から完了期までのメニューを簡単に作れます。スピードは食材に合わせて無段階に調節可能。価格も比較的安いため、コスパのよいモノを探している方にもおすすめです。

バーミックス(bamix) バーミックスM300

ミンサー・ウィスク・ビーターなどのアタッチメントが付属している離乳食向けハンドブレンダーです。つぶす・すりおろす・まぜる・泡立てるなどの調理が可能。また、食材に合わせて2段階にスピードを調節できるほか、連続使用時間が5分と長いのもメリットです。

金属製のガードカバーを採用しているので、熱湯消毒に対応しているのもポイント。さらに、使用後のアタッチメントは取り外して洗えるため、汚れをしっかり落としやすく便利です。

ビタントニオ(Vitantonio) ハンドブレンダー VHB-20

調理に合わせて、回転数を8段階と細かく調節できる離乳食向けハンドブレンダー。離乳食の仕上がりにこだわりたい方におすすめです。上部に搭載されたダイヤルを回すだけで簡単に調節可能。低速に設定すれば運転音を抑えられるため、静音性を求める方にも適しています。

3種類のアタッチメントが付属しており、1台でつぶす・まぜる・きざむ・泡立てるの4役をこなせるのもメリット。専用ケース付きで、アタッチメントをすっきり収納しやすく便利です。

細身のグリップを採用しているので、握りやすいのもポイント。さらに、コードを含むブレンダー使用時の重さが約530gと軽いため、手軽に使用できます。

約170cmのロングコードが採用されているのも魅力。使いやすさを重視する方におすすめのハンドブレンダーです。

ティファール(T-fal) ハンドブレンダー ベビーマルチ HB65H8JP

離乳食ブレンダーが付属しており、50ml程度の少ない食材でもなめらかにかくはんできるハンドブレンダー。離乳食の初期から完了期まで、赤ちゃんの食べられる量に合わせて下ごしらえできるのがメリットです。

レギュラーブレンダー・チョッパー・ウィスクのアタッチメントも付属しているため、さまざまな調理に対応しているのもポイント。離乳食はもちろん、普段の食事やスイーツなどを作る場合にも活用できます。

スピード調節ダイヤルを搭載しており、低速から高速まで自由にスピードを調節できるのも魅力。また、ターボスピード機能も備えているので、瞬間的にスピードを上げられます。食材や用途に合わせて便利に使えるおすすめのハンドブレンダーです。

ドリテック(DRETEC) ハンドブレンダー HM-803

プラスチック製ガードを採用しているので、容器に傷を付けにくいハンドブレンダーです。重さが約600gと比較的軽いため、手軽に使用できるのが特徴。カラフルな色合いなので、色移りが目立ちにくいのもポイントです。

つぶす・まぜるに対応しており、ペーストやポタージュなどの離乳食を作りたい方におすすめ。離乳食のほかに、ドレッシングやスムージー作りも楽しめます。また、2段階にスピードを調節できるため、食材に合わせて調理しやすいのもメリットです。

シロカ(siroca) ハンドブレンダー SCB-401

握りやすい形状にデザインされたハンドブレンダー。ガードカバーの素材にプラスチックが使用されているため、容器に傷が付きにくいのが特徴です。

ボタンを押すだけのシンプル設計で、簡単に操作しやすいのもポイント。つぶす・まぜるに対応しており、10倍粥・ペースト・ポタージュなどの離乳食作りに活躍します。初めてハンドブレンダーを購入する方にもおすすめです。

クイジナート(Cuisinart) コードレス充電式ハンドブレンダー RHB-100J

コードレスで使える充電式のハンドブレンダー。場所を選ばず使用しやすいほか、コードが邪魔にならずに取り回しやすいのもメリットです。ブレンダーとウィスクのアタッチメントが付属しており、離乳食やスイーツ作りなどに対応しています。

ダブルロック構造を採用しているので、誤作動を防ぎやすいのもメリット。コードレスタイプのハンドブレンダーを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

テスコム(TESCOM) コードレス スティックブレンダー THMX600

つぶす・まぜる・きざむ・おろす・泡立てる の1台5役で、幅広く活用できる離乳食向けハンドブレンダーです。コードレスタイプのため、コンセントから離れた位置で調理できるのが特徴。1回のフル充電で、約40分と長く稼働できるのもメリットです。

ダブルロック構造により、誤作動を防ぎやすいのもポイント。さらに、過負荷を検知するとランプが点灯し動作が停止する「保護装置」も搭載されています。安全性を重視する方にもおすすめのハンドブレンダーです。

ブラウン(Braun) マルチクイック1 ハンドブレンダー MQ120

ブラウン独自の「ベル型シャフト」を採用しているので、食材の飛び散りを抑えやすい離乳食向けハンドブレンダー。静音かつコンパクトモーターを搭載しており、運転音を抑えながらスムーズに下ごしらえができるのが特徴です。

ブレンダーとハーブチョッパーの2種類のアタッチメントが付属しているのもポイント。ペーストやポタージュだけではなく、野菜のみじん切りや生肉のミンチなども作れます。

アタッチメントは食洗機に対応しているのもメリット。お手入れの手間を軽減したい方におすすめのハンドブレンダーです。

ブラウン(Braun) マルチクイック 7 ハンドブレンダー MQ7035XG

スマートスピードテクノロジーを搭載しており、ボタンの握り具合を変えるだけでスピードを調節できるハンドブレンダーです。無段階に調節できるため、好みのスピードで使用できるのが特徴。離乳食の仕上がりにこだわりたい方におすすめです。

手の動きに合わせてシャフトの刃が上下に伸縮する、アクティブブレードテクノロジーが採用されているのもポイント。硬い食材などをスムーズにかくはんできます。

ブレンダー・MCチョッパー・泡立て器の3種類のアタッチメントが付属。ペーストやポタージュ以外に、野菜のみじん切りや果物のすりおろしなども調理できるのがメリットです。

ブラウン(Braun) マルチクイック7 ハンドブレンダー MQ7035IG

食材を細かく均一にかくはんできる、離乳食向けブレンダーです。6つのインナーリブが食材をホールドし、切れ味のよいミリングブレードで細かくかくはんします。また、手元のコントロールボタンで簡単にスピード調節できるのも魅力です。

MCチョッパーにおろしディスクをセットすれば、ニンジンやリンゴなどをすりおろせるのもメリット。加えて、泡だて器やアイスカッターも備えており、さまざまな食材を下ごしらえできます。使い勝手のよいブレンダーを求めている方におすすめです。

ブラウン(Braun) パワーブレンド3 JB3060

サーモレジストガラスを採用しており、ホットスープからクラッシュアイスまで作れる容量1250mlのブレンダー。熱い食材をかくはんできるため、あたたかいスープなどを作る場合に便利です。

480Wのハイパワー設計と独自の三角形のジャグ構造を採用しているので、すばやく均一に食材をかくはんできるのもメリット。また、食材や用途に合わせて、スピードを5段階に調節可能。離乳食の仕上がり具合にこだわりたい方にもおすすめです。

各パーツを簡単に分解できるので、お手入れがしやすいのもポイント。さらに、本体以外のパーツは食洗機に対応しています。

レコルト(recolte) ガラスブレンダー リコ RGB-1

温度差120℃まで対応できる耐熱ガラス製容器を採用しているため、熱湯や加熱後の食材もかくはんできるブレンダー。冷ます手間が省けるため、時短で離乳食を作りたい方におすすめです。

ロックキャップを搭載しており、容器にキャップをしっかり固定できるのもポイント。調理中にキャップが外れる心配を軽減できます。

ツヴィリング(Zwilling) エンフィニジー パーソナルブレンダー 53101-100-0

パルスモードを搭載しているので、みじん切りやすりおろしも作れる容量550mlのブレンダーです。スムージーモード切り替えれば、なめらかなスムージーを作れるのも魅力。スープや10倍粥などの離乳食作りにもおすすめです。

本体に容器とフタが正しくセットされているときのみ作動する設計で、誤作動を防ぎやすいのもメリット。また、トライタン製容器が採用されており、耐久性に優れているのもポイントです。

スタイリッシュでおしゃれなデザインも魅力。キッチンに馴染みやすいブレンダーを探している方にもおすすめです。

リッチェル(Richell) 電動ブレンダー 離乳食シェフ 120250

コンパクトな据え置き型の離乳食向けブレンダー。サイズが直径11.9×高さ25.5cmとコンパクトで、省スペースに設置しやすいのが魅力です。食材を入れたカップを上から押すワンプッシュ操作で使えるのもポイント。操作が簡単なモノを探している方におすすめです。

まぜる・泡立てる・つぶすなど7つの調理方法が可能で、離乳食初期から完了期まで対応可能。さらに、カップは電子レンジ加熱対応のため、食材に熱を通してからかくはんできるのがメリットです。