洗った食器をスピーディーに乾かしたいときに便利な「食器乾燥機」。一人暮らしにぴったりなコンパクトサイズのモデルから、家族の人数が多くても使いやすい大容量のモデルまで揃っているのが魅力です。
しかし、機能やお手入れ方法などが製品によって異なるため、どのモデルを選んだらよいのか分からない方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、食器乾燥機のおすすめ製品をご紹介します。
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食器乾燥機とは?
食器乾燥機とは、洗い終わった食器を乾燥させたいときに使用する家電。本体の中に食器などを収納して庫内に風を送ることで、効率的に乾燥できます。乾燥後は水受けや排水ホースによって水を捨てるのがポイントです。
温風を使用するため、自然乾燥よりもスピーディーに食器を乾かせるのが魅力。1回の食事で使用する食器の量が多い方や、効率的に食器を乾燥させたい方にも適しています。また、衛生的に食器を乾かせるのもメリットです。
食器乾燥機の選び方
サイズ・容量をチェック
食器乾燥機をチェックするときには、サイズや容量を確認することが大切。家族の人数や一度に入れたい食器の量を加味したうえで、適切なモデルを選びましょう。
製品によっては、大皿やまな板を収納できるモデルもあります。まな板専用の乾燥室を搭載した製品だと、より多くの食器を入れられるのがメリットです。
容量だけでなく、サイズにも注目。設置スペースのサイズをあらかじめ測ったうえで選ぶことが重要です。
「縦型」か「横型」かどうか
食器乾燥機には、主に縦型と横型の2種類があります。設置スペースなどを考慮することで、使い勝手のよいモデルをチェックできるのが魅力です。
縦型は、横型に比べて省スペースで置けるのがメリット。キッチンのスペースが限られていて横型の食器乾燥機が入らない方におすすめです。
横型の食器乾燥機は、製品のバリエーションが多いのがポイント。機能やサイズなどをチェックしてより自分に合うモデルを選べます。
ドレンホースの長さをチェック
食器乾燥機の排水時に水を捨てる手間を省きたい方は、ドレンホースが付いている製品を選びましょう。シンクに垂らすと、自動的にシンクから水が流れるのが魅力です。
ドレンホース付きの製品をチェックするときには、長さに注目。設置場所からシンクまでの距離に対応した長さかどうかを確認することが大切です。80cmや100cmといった長めの製品なら、シンクから離れた場所に置いても気軽に水を捨てられます。
静音性をチェック
マンションに住んでいる方や、夜に食器乾燥機を使いたい方は静音性に優れたモデルがぴったりです。運転音の大きさを確認したいときは、デシベル(dB)と呼ばれる単位に注目しましょう。
デシベルとは、音の大きさを数値化した単位のこと。数値が大きいほど運転音も大きくなります。目安として、30〜40db前後のモノであれば運転音が気になりにくいのでチェックしてみてください。
あると便利な機能をチェック
熱に弱い食器を洗える「ソフト乾燥機能」
食器乾燥機は、温風を使用して食器などを乾かすのが特徴の家電。しかし、食器や調理器具のなかには、熱に弱いモノもあるので注意が必要です。
樹脂製の食器など熱に弱いモノを乾燥させたい方は、「ソフト乾燥機能」を搭載したモデルがおすすめ。通常よりも低い温度の風が出ることで、耐熱温度が低いアイテムも乾かしやすいのがメリットです。
乾燥時間を設定できる「タイマー機能」
タイマー機能を搭載したモデルは、乾燥させる時間を調節できるのが魅力。食器の量や種類に応じて設定できるので、乾かし過ぎを防止できます。タイマーを設定しておくことで、電源の切り忘れを防げるのもポイントです。
どの程度の時間まで設定できるかは製品によって異なります。あらかじめ確認したうえで選ぶのが重要です。
手入れのしやすさをチェック
食器乾燥機は、定期的なお手入れが重要。衛生的に食器を乾燥させるために、本体も清潔に保ちましょう。
食器かご・箸立て・蓋など、食器乾燥機を細かく分解できるモデルは、細かい部分の汚れもしっかりと落とせます。取り外して水洗いができると簡単にお手入れ可能。また、庫内がフラットな構造のモデルだと拭き取りやすいので便利です。
抗菌加工済みのモノやUVライト内蔵モデルだとより衛生的
本体やパーツに抗菌加工が施されていると、清潔な状態を保ちやすいのがメリット。さらに、フィルターが抗菌加工済みのモデルなら、きれいな空気を庫内に送り込めます。
UVライト内蔵モデルは、温風だけでなくUVライトを利用して食器を乾燥できるのがポイント。除菌効果が期待できるので、食器の衛生面が気になる方でも安心して使用できます。
省エネ性能をチェック
食器乾燥機を使うときの電気代が気になる方は、省エネ性能をチェックしましょう。特に省エネコースを搭載しているかどうかを確かめるのがおすすめです。
送風仕上げコースを搭載したモデルなら、仕上げの段階で途中で温風から普通の送風に切り替わるため、消費電力を抑えられるのが魅力。省エネ性能を重視して効率よく使いたい方は、検討してみてください。
食器乾燥機のおすすめメーカー
東芝(TOSHIBA)
東芝の食器乾燥機は、6人分の食器を一度に入れられる大容量モデルも展開しているのが特徴。家族の人数が多い方に適しています。
ステンレスクリーントレイを採用したモデルを揃えているのもポイント。耐久性に優れているので、長期間使用できます。洗いやすいため、お手入れのしやすさにこだわりたい方にもおすすめのメーカーです。
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
横型だけでなく縦型の食器乾燥機をチェックしたい方は、象印マホービンがおすすめ。大容量ですが省スペースで設置できるのがメリットです。もちろん横型のモデルも扱っているため、比較しながら選べます。
シンプルで使いやすいデザインもポイント。また、5人分と6人分のモデルを展開しているので、一度に大量の食器を乾燥させたい方にもぴったりです。
タイガー魔法瓶(TIGER)
タイガー魔法瓶の食器乾燥機は、横型タイプの製品を揃えているのが特徴。シンプルで使いやすいモデルが多いので、食器乾燥機を初めて使う方にも適しています。
約100℃の高温熱風で食器を乾燥できるモデルを展開しているのもポイント。食器だけでなく、まな板やふきんもまとめて清潔に乾かせます。汎用性に優れた製品が揃うメーカーです。
食器乾燥機のおすすめ|コンパクト
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 食器乾燥器 EY-GB50
24cmの大皿に対応していながら、省スペースで置ける縦型の食器乾燥機。80℃の高温で食器を乾燥できるのがポイントです。
「送風仕上げ55分コース」を搭載しているのがメリット。乾燥を25分行った後、ヒーターを切って30分の送風仕上げを行います。節電ができるだけでなく、完了後すぐに食器を取り出せるので便利です。
ステンレス製のトレー・かご・箸立てを採用しています。水アカや黒ズミが付着しにくいので、清潔な状態をキープしやすいのが魅力です。お手入れしやすい食器乾燥機を選びたい方に適しています。
コイズミ(KOIZUMI) 食器乾燥機 KDE-7500
シンク横に置きやすいスリムサイズの食器乾燥機。約90℃の温風で食器をスピーディーに乾燥できます。60分のオフタイマーが付いているのもポイントです。
食器かごは取り外しができ、奥行き約37~48cmのシンクに設置できるのが魅力。食器を自然乾燥させたいときにも活用可能です。
蓋の取り外しに対応しており、食器を入れやすいのがメリット。さらに、折りたためるため、使わないときは省スペースで保管できます。水の捨て方を、水受けと排水ホースの両方から選べるのも特徴です。
ベルライフ(BelleLife) 食器乾燥機 ZTD30-B4
すっきりとしたデザインとコンパクトサイズが特徴の食器乾燥機。小さめながら30Lと大容量のため、多くの食器を一度に乾燥できます。UV除菌機能を搭載しているので、衛生面でも安心して使えるのが魅力です。
ボタンと液晶画面の表示が分かりやすいため、初心者でも簡単に扱えます。60分のタイマー機能が付いているのもポイントです。
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 食器乾燥器 EY-JF50
食器かご程度のサイズで、場所を取らずに設置できるおすすめの食器乾燥機。小さなサイズのまな板なら一緒に入れられます。
セルフスタンド構造を採用しており、深めの食器も立てて置けるのが便利。かごの形状と間隔が工夫されているため、大きめの皿を入れても熱風を遮ることなく庫内をスピーディーに乾燥できます。
80cmのロング排水ホースが付いているのもポイント。シンクから離れた場所に設置しても排水できます。水受けに溜まった水をこまめに捨てる手間が省けるので便利です。
本体を細かく分解して洗えるのがメリット。汚れても簡単にお手入れできます。さらに、銀イオンを配合した水受けと箸立てを使用しており、清潔な状態をキープできるのも魅力です。
サンコー(THANKO) シンク横に置ける食器乾燥機Slim S-STD21S
2人分の食器乾燥に適しているコンパクトサイズの食器乾燥機。シンク横に置きやすい食器乾燥機を選びたい方に適しています。45分で自動的にオフになるので、消し忘れを防げるのが便利です。
UVライトを搭載しているのが魅力。除菌効果が期待できます。食器の衛生面が気になる方にもぴったりです。また、蓋が上方向にスライドするため、片手で簡単に開けられるのがメリット。扱いやすいおすすめモデルです。
食器乾燥機のおすすめ|大型
東芝(TOSHIBA) 食器乾燥器 VD-V10S
「ワイド熱風90℃サイクロンドーム」仕様の食器乾燥機。吹出口の形状が改良されており、中央と両サイドに熱風を広げられます。庫内の隅まで風が循環するため、効率的に食器を乾燥できるのがメリット。6人分の食器とまな板を同時に乾燥できる大容量も魅力です。
熱風で食器を乾燥した後は、送風で仕上げるのがポイント。乾燥完了後に熱くならず、すぐ食器を取り出せるため便利です。
「ステンレスクリーントレイ」を使用しているのもポイント。取り外して丸洗いができるため、お手入れが簡単です。
タイガー魔法瓶(TIGER) 食器乾燥機 DHG-S400
取り外せるステンレス製トレイを採用した食器乾燥機。トレイの丸洗いができるので、簡単にお手入れできます。食器かごと箸立てもステンレス製です。
庫内に約100℃の温風が吹き出すのもメリット。フィルターと水受けには、Ag抗菌加工を施しています。きれいな空気で食器を乾かせるのが魅力です。
6人分の食器をまとめて乾燥できます。さらに、ダイヤル式の60分タイマーも搭載しており、時間を決めて使用できるのが特徴です。
山善(YAMAZEN) 食器乾燥機 YD-180
抗菌・抗カビ処理を施している食器乾燥機。庫内を清潔な状態にキープしやすいのが魅力です。
5人分の食器をまとめて入れられる大容量サイズもメリット。さらに、箸立ても付いているので、小物を区別して収められます。
120分までのタイマーが付いているのが便利。ダイヤルを合わせるだけで簡単に設定可能です。切り忘れを防止できるほか、無駄な消費電力も抑えられます。
使い終わったら、水受けを外すだけで簡単に排水できるのが特徴。また、食器かごと蓋を取り外せるので、手軽にお手入れできます。
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 食器乾燥器 EY-SB60
汚れが付きにくいクリアコートのステンレスボディを採用している製品。水アカ・ヌメリ・黒ズミの付着を抑えられるため、簡単にお手入れできます。
ソフト乾燥コースを搭載しているのもポイント。耐熱温度が60℃以上の食器に対応しているので、高温に弱い樹脂製の食器も気軽に乾燥できます。
蓋は大きく開くように設計されているので、大皿もスムーズに出し入れできるのが便利。スライド式で、スペースを取ることなく開閉できます。
三菱電機(MITUBISHI) 三菱キッチンドライヤー TK-ST30A
パーツだけでなく、ボディにもステンレスを使用しているおすすめの食器乾燥機。清潔に使いやすいほか、見た目がスタイリッシュでおしゃれなのがメリットです。
「トリプルワイドフロー」を採用しており、3方向から温風を出せるのが魅力。吹出口の温度が約90℃と高温で、食器が多くてもムラなく乾燥できます。また、100cmのロング排水ホースを採用しており、シンクから離れた場所でも排水可能です。
コイズミ(KOIZUMI) 食器乾燥器 KDE-6001
6人分の食器を入れられる大容量の食器乾燥機です。約90℃のパワフルな風で、食器をスピーディーに乾かせます。また、低騒音設計のため静かに使いやすく、マンションに住んでいる方にもおすすめです。
箸立てには、銀イオンを練り込んでいます。抗菌効果が期待できるのがポイントです。また、ステンレス製のかごを採用しており、耐久性に優れています。
三菱電機(MITUBISHI) 三菱キッチンドライヤー TK-TS20A
衛生面にこだわって食器乾燥機を選びたい方におすすめの製品。操作ダイヤルと箸立てに、抗菌製品技術協議会(SIAA)が認定した抗菌加工が施されています。清潔な状態を保ちやすいのがメリットです。
100cmのロング排水ホースを採用しているのもポイント。シンクから遠い場所からでも水を捨てられます。ホースを使用しない場合は水受けから排水できるので便利です。
本体の下部にまな板専用乾燥室を備えているのも特徴。まな板を一緒に乾かしたい方に適しています。
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食器乾燥機は、清潔に食器を乾かせるのが便利な家電です。より衛生面にこだわりたい方は、温風だけでなくUVライトを内蔵したモデルがおすすめ。また、ソフト乾燥機能を搭載した製品だと、樹脂製などの熱に弱い食器も乾かしやすいのがメリットです。ぜひ自分の使い方に合うモノを選んでみてください。