電動カンナは、木材の表面を削り、滑らかにするための工具です。手動のカンナと比べて作業効率に優れているため、プロの現場から家庭でのDIYまで、幅広く利用されています。

しかし、電動カンナは、取り扱っているメーカーや製品数が多く、どれを選べばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめの電動カンナをご紹介します。電動カンナの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

電動カンナの選び方

切削幅をチェック

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電動カンナは、製品ごとに加工できる切削幅が異なるため、目的に応じたモデルを選ぶようにしましょう。電動カンナは、82mmの切削幅の製品が定番ですが、大きなサイズの場合は312mmに対応するモデルもあります。

切削幅が広いほど電動カンナの重量が重たくなり、値段も高くなる傾向にある点は留意しておきましょう。用途や予算のバランスを考慮して選んでみてください。

替刃式のモノがおすすめ

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電動カンナの刃には、「替刃式」と「研磨式」の2種類があります。カンナ刃は、繰り返し使用すると切れ味が乏しくなり、仕上がりにも影響するものです。

研磨式は、カンナ刃を自身で研磨して使用するタイプ。カンナ刃の研磨には技術と時間を要するため、研磨に慣れていない方だと手間がかかる場合があります。

一方で、替刃式は、カンナ刃を取り替えるだけで切れ味が元通りになるので、研磨式に比べて作業が簡単。カンナ刃の研磨に慣れていない方は、替刃式のモデルがおすすめです。

また、刃の取り付け部分の形状が異なるため、替刃式と研磨式で互換性がない点に注意が必要。電動カンナは、ほとんどのモデルが替刃式ですが、稀に研磨式もあるため、仕様を確認しておきましょう。

集塵袋・集塵機が取り付けられるかチェック

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電動カンナで木材を切削していると、たくさんの切粉が排出されます。切粉が出ると周囲が汚れやすくなるほか、木材に切粉がある状態で加工すると、精度に悪影響を及ぼす場合も。作業を効率化するためにも、集塵袋や集塵機を取り付けられるかをチェックしましょう。

集塵袋や集塵機は、基本的には本体と別売になっているモデルがほとんど。なかには本体に同梱されたモデルもあるので、必要な方は確認してみてください。

電源をチェック

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電動カンナの電源は「コンセント式」か「充電バッテリー式」の2種類があります。コンセント式は、バッテリー残量を気にせず使えるため、長時間作業を行う方におすすめ。デメリットとしては、コードが届く範囲での使用に制限される点があげられます。

充電バッテリー式は、コンセントのない場所でも使えるほか、コードレスにより取り回しやすいのが魅力です。ただし、充電バッテリー式は、バッテリーを消耗する度に充電が必要。使いたいときにバッテリー残量が足りず、作業できない場合がある点には注意が必要です。

また、充電バッテリー式は、モデルによってバッテリーや充電器が別売になっているケースがあります。検討の際は必要なアイテムが揃っているかもチェックしておくと安心です。

電動カンナのおすすめメーカー

マキタ(MAKITA)

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「マキタ」は愛知県に本社を構える、電動工具・園芸用機器・エア工具メーカーです。1915年の創業から続く老舗のメーカーで、業界屈指の製品開発力と品質の高さから、多くの人気を集めています。

マキタの電動カンナは、ラインナップが豊富です。マキタの同シリーズのリチウムイオンバッテリーを使いまわせるので、経済的に使えます。充電バッテリー式でも高いパワーを有しているほか、便利な機能を多く搭載している点も魅力です。

ハイコーキ(HiKOKI)

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ハイコーキは、東京都に本社を有した「工機ホールディングスジャパン」が運営する電動工具ブランドです。創業から70年以上続く高い技術力により、プロが必要とする性能を有した電動工具をラインナップしています。

ハイコーキの電動カンナは、グリーンのカラーリングがおしゃれなほか、充電バッテリー式とコンセント式の両方を展開。用途に応じたモデルを選べます。充電バッテリー式のモデルはパワフルモーターを搭載。素早く加工できるため、効率よく作業を行えます。

電動カンナのおすすめ

マキタ(MAKITA) 充電式カンナ KP181DZ

コンセント式と同等の高速切削が魅力の高機能電動カンナです。本製品は充電バッテリー式のモデルですが、ハイパワー大型ブラシレスモーターと自動変速機能により、高トルクを実現。そのほかのスペックは、電圧18V、最大切削幅82mm、最大切削深さ3mm、回転数12000回転/分です。

18Vのタイプのなかでは、1充電あたりの作業量が多いため、長時間作業を行う方におすすめ。コードレス式なので、取り回しも良好です。フロントベースには深さが3段階の溝を配置し、各作業に応じた面取り加工に対応します。

また、マキタの「無線連動」機能を搭載している点も便利。別途ワイヤレスユニットを用いることで、無線で集塵機を起動させられます。本体のみのモデルのため、マキタの充電器やバッテリーを所持する方なら、リーズナブルな価格で導入可能です。

マキタ(MAKITA) 電気カンナ M194

マキタが展開する電気カンナのベーシックモデル。本製品はコンセント式および替刃式を採用。消費電力580W、最大切削幅82mm、最大切削深さ2.5mm、回転数17000回転/分のスペックです。フロントベースにはV溝を配置し、面取り作業が簡単に行えます。

ベース後部にはフットを搭載し、カンナ刃と部材の接触を防止。部材にキズが付くのを防ぎます。また、エラストマ付きノブで操作性も良好。別売りの集塵機とダストバックの接続に対応しているのもポイントです。

マキタ(MAKITA) 電気カンナ KP0800ASP

快適な作業を実現する電気カンナです。本製品はコンセント式および替刃式のモデル。消費電力580W、最大切削幅82mm、最大切削深さ2.5mm、回転数17000回転/分のスペックです。1回の切削で深く削れるので、効率のよい作業を実現します。

グリップは握りやすく、本体を押し引きしやすい構造のほか、エラストマ付きノブにより操作性を向上。ベース後部はフット付きで、部材が不意にキズ付くのを防止します。

本体はあらかじめ搭載されたカンナ刃以外に、予備のカンナ刃も付属。万が一、トラブルが起きても即座に交換が可能です。また、オプションのダストバックや集塵機を用いれば、現場が汚れるのを軽減。クリーンな状態を維持できます。

マキタ(MAKITA) 電気カンナ KP312

電動カンナのなかでも最大切削幅が312mmと広く設計された、コンセント式のモデル。本製品は1尺材を1発で切削できるほどのサイズながら、使いやすさにも配慮して作られています。

スペックは、消費電力1430W、最大切削幅312mm、最大切削深さ3.5mm、回転数12000回転/分です。替刃式として設計されていますが、研磨式のカンナ刃にも対応します。

木材表面に転がして本体を操作できるフロントローラは、同じ部分を何度も削る場合に便利。本体後部はフット付きで、カンナ刃が地面に接触するのを防止します。

マキタ(MAKITA) 自動カンナ 2012NB

現場で活躍する据え置き型の電動カンナ。最大切削幅が304mmで、幅の広い木材を切削したいときにおすすめです。木材の厚みは3~155mmに対応。定寸ストッパにより、3~100mmの間で定寸切削も可能です。また、大型かつ剛性に優れた折りたたみ式のサブテーブルは、安定感があり作業を効率化します。

据え置き型ながらも、本体重量は27kgと軽量。キャリングハンドル付きで、持ち運びに重宝します。ほかにも、通電の有無はランプでお知らせしてくれるほか、本体上部のハンドルやスイッチレバーが使いやすいように設計されているのもポイントです。

ハイコーキ(HiKOKI) かんな P20SF

ハイコーキのコンセント式カンナのなかでも、スタンダードなモデルです。グリップは滑りにくくて握りやすい設計を採用。操作性に優れています。本製品は、消費電力600W、最大切削深さ2.6mm、切削幅82mm、無負荷回転数17000回/分のスペックです。

グリップ部にはブレーキトリガーを搭載。手を離すことで自動的にブレーキがかかる仕組みです。また、ベース後部にはスタンドを搭載しており、本体を持ち上げたときに、カンナ刃が部材に接触するのを防ぎます。

コード出口にあるフックを使えば、コードを好みの向きに切り替えが可能。ほかにも、別売のダストアダプタを購入すれば、ダストバッグやエルボとの組み合わせに対応します。切粉の排出を軽減できるのもポイントです。

ハイコーキ(HiKOKI) コードレスかんな P18DSL NN

高速モーターの搭載により、作業効率の向上が期待できる電動カンナです。充電バッテリー式のモデルでコードが邪魔にならず、快適に作業を行えるモデル。電圧18V、切削幅82mm、最大切削深さ2mm、無負荷回転数16000回/分のスペックです。なお、本製品は本体のみで、別途バッテリーを購入する必要があります。

グリップは切削の際に滑りにくい設計。ブレーキトリガー付きで、手を離したときに自動的にブレーキがかかります。どれだけ作業できるかの目安になる、電池残量のインジケーター付きなのもポイントです。

また、リヤベースにはスタンドを搭載し、カンナ刃が不意に材料と接触するのも防止します。オプションのダストアダプタを利用すれば、ダストバッグおよびエルボの取り付けが可能。集塵機の接続にも対応しているので、切粉の排出を軽減したい方にもおすすめです。

髙儀(Takagi) EARTH MAN 電気かんな 82mm PLA-110

DIY用におすすめの、コスパに優れたコンセント式の電動カンナです。本製品は、加工の際にあると便利な平行定規とダストバッグが付属しています。消費電力は700W、切削幅は約82mm、切削深さは最大1.6mm、回転数は約16000回転/分のスペックです。

グリップには安全ロックボタンとスイッチ引金を搭載。各ボタンを押しながらでないと動作しない、安全性に優れた設計です。また、本体後部を上げると、ベースに搭載されたスタンドが出てくるので、カンナ刃が加工物や作業台に接触するのを防止できます。

面取り加工で使うV溝は、大と小の2種類を備えているのもポイント。面取りの大きさに合わせた切削が可能です。カンナ刃は替刃式のため、研磨の手間がかかりません。

ボッシュ(BOSCH) コードレスかんな GHO 10.8V-20 PROFESSIONAL

バッテリー未搭載時の重量が1.5kgと軽量で、取り回しやすさを重視する方におすすめの電動カンナ。本製品は充填バッテリー式のため、使う場所を選びません。ブラシレスモーターの搭載と電圧10.8Vの仕様で、小型化を実現しています。なお、バッテリーは別途購入が必要です。

スペックは、切削幅が56mm、切削深さが0~2mm、回転数が14500回転/分です。ボッシュのプロ用10.8Vバッテリーに対応しているので、同じシリーズを使用している方なら、導入費用を抑えることが可能。集塵袋にも対応しており、切粉の排出も軽減できます。

京セラ(KYOCERA) リョービ カンナ ML-83S

DIYやエントリー向けにおすすめのコンセント式電動カンナ。本製品は、82mm替刃式カンナ刃1組や刃先調節ゲージなどを付属し、すぐに切削を行えます。価格も比較的リーズナブルで、導入しやすいのもポイントです。

スペックは消費電力が450W、最大切削幅が82mm、最大切削深さが1mm、回転数が16000回転/分です。切削深さは0.1mm刻みで調節可能。カンナ刃を守る定盤リフト機構と、ブレーキ機能付きで、安全面にも配慮した設計です。

パオック(PAOCK) パワーソニックプロ PP-330

簡単に木材の平面出しを行える電動カンナです。本製品は据え置きタイプのモデルで、2枚刃かつ自動供給機能付きにより、作業の負担を軽減できます。スペックは消費電力1400W、最大切削幅330mm、最大切削深さ約3mm、回転速度9700回転/分です。

本体には木材の切削深さを指示するゲージを搭載。深さ調節の設定が簡単に行えます。レバー操作はロックボタンの搭載により、安全面にも配慮された設計。また、テーブルは折りたたみ式でコンパクトに収納できるため、保管や持ち運びの際に便利です。

付属の集塵パイプと別売のアダプタを使えば、集塵機との接続にも対応。切粉を出さずに効率よく木材を加工したい方におすすめです。

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