木材の表面を滑らかにしたり、寸法修正したりするのに役立つ「電動カンナ」。日曜大工から職人まで幅広い方に利用されています。しかし、電動カンナにはさまざまな種類が存在するため、どの製品を選べばよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、電動カンナのおすすめ製品をご紹介。各モデルの特徴や選び方についても解説するので、初めて購入する方から買い替えを検討している方までぜひ参考にしてみてください。
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電動カンナとは?
電動カンナとは、材木の表面を加工する電動工具のことです。電動カンナを使うと木材の表面を滑らかに加工できるため、特に大工仕事でよく利用されています。
従来のカンナは手動で木材を加工するので作業に時間がかかってしまいますが、電動カンナを使うと効率よく木材を加工できるのが特徴。カンナに比べて技術を必要とせず、誰でも簡単に利用できるのも魅力です。
電動カンナのおすすめメーカー
マキタ(MAKITA)
マキタは、主に電動工具や園芸用機器、エア工具などを提供しています。マキタの電動カンナは高出力のモデルが多く、充電式でもAC電源式に劣らない切削スピードを有しています。
また、Bluetoothによる無線接続で、製品と集塵機器を連動できるモデルを提供しているのも特徴。アフターサービスも充実しています。
ハイコーキ(HiKOKI)
ハイコーキは電動工具やエア工具などを製造販売している企業のメーカーです。昭和23年に設立された歴史のある企業で、近年は温暖化防止や廃棄物削減など、環境に配慮した活動にも積極的に取り組んでいます。
ハイコーキの電動カンナは機能性に優れているのが特徴。なかには、電池残量表示機能やブレーキ機能などが搭載されたモデルもあり、効率的かつ安全に作業できます。歴史のある企業が提供しているメーカーの高品質な製品を選びたい方におすすめです。
電動カンナのおすすめ
マキタ(MAKITA) 電気カンナ M194
操作性に優れているエラストマー付きノブを採用しており、切削深さを調整できる電動カンナ。調節幅は0〜2.5mmにまで対応しています。製品後部にはカンナの刃と加工物の接触を避けるためのフックが搭載されており、部材が傷つくのを防止できるのが特徴です。
電源にはAC電源式を採用。580Wの高出力でスムーズに加工作業を進められます。コードの長さは2.5mで、多少離れた距離でも利用できます。刃を変えるだけですぐ使える替刃式なので、研磨する作業が発生しないのも便利なポイントです。
別売の集塵袋や集塵機に取り付けられるため、大量の削り屑を清掃する手間を省けるのも魅力。また、面取り作業を簡単にできるV溝入りフロントベースを採用しているので、初めて電動カンナを使う方にもおすすめです。
マキタ(MAKITA) 電気カンナ 82mm KP0800ASP
消費電力580WのAC電源式を採用しており、1分に17000回転する高出力の電動カンナ。最大切削深さ2.5mmと一度の操作で深く削れるので、効率的に作業を進められます。電動カンナのなかでも比較的深くまで削れるモデルです。
替刃式タイプなので、切れなくなったら刃を取り換えるだけで利用可能。予備の替刃が同封されており、素早く交換できるのが魅力です。また、ベースの後部には部材とカンナが不用意に接触するのを防止するフットを備えています。
集塵袋や集塵機の接続に対応しており、作業現場をクリーンに保ちつつ作業を進めることが可能なおすすめモデルです。
マキタ(MAKITA) 充電式カンナ KP180DZ
取り回しやすいコードレスタイプの電動カンナ。別売りの専用18Vリチウムイオンバッテリーで駆動するため、コンセントのない場所でも使えます。最大切削幅82mm・最大切削深さ2mmを実現しており、建具寸法修正や構造用合板などの目違い払いにおすすめです。
本製品には、替刃式カンナ刃1組・予備カンナ刃1組・ボックスレンチ9が付属。手にしっかりとフィットするソフトグリップや、部材と刃の接触を防ぐフットなど、使いやすさを考えて作られているのもポイントです。
本体サイズは長さ333×幅157×高さ160mmで、バッテリーを含む重さは3.3kg。1回のフル充電で約55mの作業が可能です。別売りのダストバッグを取り付ければ、周囲を汚さずに作業ができます。
マキタ(MAKITA) 82mm充電式カンナ KP181DZ
AC充電式に劣らない高速切削と作業量を実現した、高出力の電動カンナです。負荷の重さによって回転数を変更できる自動変速機能を搭載しており、効率的に作業できるのが特徴。充電式を採用しているため、コンセントがない場所や屋外での作業におすすめです。
本製品は、集塵機を取り付けられるモデル。作業時に出た木屑が散らばりにくく、作業後の掃除の手間を省けます。また、部材と刃の接触を防止するフットが搭載されており、安全に利用しやすい仕様なのもおすすめのポイントです。
フロントには3段階の溝が付いているため、面取りのサイズを選択可能。機能性に優れており、高出力な充電式の電動カンナを選びたい方におすすめです。
マキタ(MAKITA) 充電式カンナ KP001GRDX
ハイパワー大型ブラシレスモータを搭載した電動カンナです。バッテリーで駆動する充電式ながら、1分間に15000回転の強力切削が可能。最大切削幅は82mm、最大切削深さは4mmを実現しており、1回のフル充電で約95mの作業ができます。
機能面では、集じん機とBluetoothで繋がる「無線連動集じん」、排出方向を変更できる「切削屑両側排出」、0.1mmきざみで切削深さを調節できる「切削深さ調整ノブ」に対応。本製品はIP56の防塵・防水性能を備えているので、 過酷な現場環境でも安心して使えます。
替刃式カンナ刃1組・予備カンナ刃1組・ボックスレンチ9・ガイドルール・デプスガイドなど、便利な付属品も充実。パワフルで使い勝手のよい電動カンナが欲しい方にぴったりの1台です。
マキタ(MAKITA) 電気カンナ 1911BSP
滑らかな仕上げが可能な替刃式の電動カンナ。1050Wのモーターを搭載しているパワフルさが魅力です。
最大切削幅は110mmなので、広範囲を一度に削れる電動カンナを選びたい方におすすめ。本体サイズは全長355mm、質量4.2kgです。別売で専用のノズルセットやジョイント、ダストバッグが用意されており、集塵機や集塵袋を接続して使えます。
電源にはAC電源式を採用しています。電源コードの長さは5mなので、コンセントから距離がある場合でも利用できるのがおすすめのポイント。取り回しやすく高出力なAC電源タイプの電動カンナを選びたい方に適しています。
マキタ(MAKITA) 136mm電気カンナ 1804NSP
二段変速機能を搭載した電動カンナ。用途に合わせて高速16000回転/分・低速12000回転/分の切り替えが可能です。最大切削幅は136mmで、最大切削深さは3mm。電源コードの長さは8mと余裕があるため、コンセントから距離がある場所でも使えます。
本製品にはカンナ刃1組・予備カンナ刃1組・ボックスレンチ9が付属。刃の先端部分が交換できる替刃式を採用しています。
ハイコーキ(HiKOKI) かんな 替刃式 P20SF SC
サイズが全長296×高さ×幅166mmで、重量が2.5kgの電動カンナ。AC電源式を採用しており、ケーブルの長さが2.5mなのでコンセントから多少離れた場所でも利用できます。最大切削深さは2.6mmで、木材を比較的深く削ることが可能です。
指で操作できるブレーキが搭載されており、トリガーを離すと自動でブレーキがかかる仕様。また、カンナの刃と木材が不用意に接触するのを防止するスタンドも搭載されているので、安全に利用しやすいのがおすすめのポイントです。
コード出口切替フックにより、作業中邪魔になりやすいケーブルの位置を固定できるのも特徴。高性能で使いやすく、安全性に優れている電動カンナを選びたい方におすすめです。
ハイコーキ(HiKOKI) 18V コードレスかんな P18DSL
最大2mmまでの深さで切削できる電動カンナ。一般的な切削幅である82mmタイプなので、日常の木工作業に適しています。別売のガイド組を購入すれば、木材をL字型に削る「相じゃくり」の作業も可能です。
本体サイズは長さ332×幅166×高さ160mmで、重量は3.3kg。充電式でコートがないため取り回しやすく、コンセントのないスペースや屋外での木工加工作業におすすめです。
また、刃を研ぐ手間がかからない替え刃式なので、取り換えるだけで利用できるのも魅力。別売にはなるものの集塵袋も取り付けられます。使い勝手がよく、作業場を綺麗な状態に保ちつつ利用できるおすすめのモデルです。
ハイコーキ(HiKOKI) かんな FP20ST
580Wの高出力でスピーディーに加工できる電動カンナです。AC電源式を採用しており、コードの長さは2.5m。コンセントから多少離れた距離でも利用可能です。スイッチを放すと自動でブレーキがかかるので、安全性に優れています。
切削深さは0〜1.5mmの間で調節できるため、さまざまな用途で利用可能。板材の表面を滑らかに削る「平削り」や、木材の角を取って滑らかに仕上げる「面取り」などの作業に使えます。切削幅は一般的な82mmなので、仕事用から日曜大工用まで幅広く活用可能です。
本体サイズは長さ296×高さ165×幅166mmで、重さは2.5kgと比較的コンパクトかつ軽量なのも特徴。素早い切削作業が可能で利便性に優れている、AC電源タイプの電動カンナを選びたい方におすすめです。
高儀(Takagi) EARTH MAN 替刃式 電気かんな 82mm PLA-110A
深さ調節ダイヤルが搭載されており、0.2mm単位で最大約1.6mmまで切削深さを調節できる電動カンナ。平面削りや相じゃくり、面取り加工など幅広い用途で活用できるのが魅力です。
両刃タイプの替刃式を採用しており、向きを変えることで2回利用できます。刃が切れなくなったら、刃を取り換えるだけで利用できる手軽さも魅力です。また、集塵袋が付属しているので別途費用がかからないのもポイント。作業場を汚すことなく利用できるモデルです。
付属の平行定規を使うことにより、高い精度で加工できるのが特徴。電源にはAC電源式を採用しています。コンセントのある作業場で利用できる機能性に優れたモデルを選びたい方におすすめです。
髙儀(Takagi) EARTH MAN SHARE LINK 18V充電式ブラシレス電気カンナ SL-BPLA82-A
シンプルで使いやすい電動カンナです。切削幅は約82mm。切削深さは最大約2mmで、0.2mm間隔で微調節が可能です。平面削り・相じゃくり・面取り加工・寸法修正・木材のカンナがけなど、これ1台で幅広い用途やシーンに対応できます。
本体サイズは約高さ178×長さ286×幅138mmで、重量は約2.3kg。別売りのバッテリーで駆動する充電式で1回のフル充電で約30m分の切削ができます。付属のダストバッグを装着すれば、後片付けの手間を軽減することも可能です。
ボッシュ(BOSCH) GHO 10.8V-20 PROFESSIONAL
本体サイズが24.2×10×10.4cm、重量がバッテリーなしの状態で1.5kgとコンパクトかつ軽量な電動カンナ。コードレスの充電タイプなので取り回しやすく、場所を選ばず利用できるおすすめのモデルです。
切削幅は56mmと比較的狭いので、サイズの小さい木材を加工するのにぴったり。カンナがけの深さは0〜2mmで、切込み深さは0〜17mmの範囲に対応しています。日曜大工でカンナがけするのにぴったりなモデルを選びたい方におすすめです。
京セラ(KYOCERA) カンナ ML-83S
最大切削深さ1mmの電動カンナです。0.1mmきざみで切削深さを調節できる機能を搭載しており、精密な切削を実現できるのが特徴。切削幅は一般的なサイズである82mmを採用しています。
刃を保護する定盤リフト機構を備えており、安全に作業しやすいのも魅力です。刃の仕様は替刃式を採用。82mmの替え刃が付属されています。両刃モデルなので、片面の歯切れが悪くなった場合は反転して利用可能です。
コードの長さが2mのAC電源式を採用しており、安定した出力で利用できるのもおすすめのポイント。本体サイズは、長さ309×幅164×高さ164mmとコンパクトな設計です。
集塵機のホースを直接接続できる仕様により、作業環境を綺麗に保ちやすいのもメリットのひとつ。切削作業を効率的かつ正確に行うことを目指す木工職人や、DIY愛好者におすすめのモデルです。
トライトン(Triton) TRPUL 680W 2-in-1 電気カンナ
基本性能が充実した電動カンナです。加工材に適したドラムスピードに調整する「可変速度制御機能」を搭載しており、扱いやすいのが魅力。素早く削れる3枚刃ドラムを採用しているのも大きなポイントです。
切削幅は82mmで、切削深さは0〜3mmの間で17段階調節が可能。人間工学に基づいた設計の補助ハンドルや、手軽にドラム交換ができる「スピンドルロックボタン」、安全性に配慮した通電表示ネオンライトなど、使いやすさを考えて作られているのも特徴です。
本体サイズは高さ165×長さ300×幅170mmで、重量は3.9kg。刃を交換すれば、カンナ加工・サンディングの両方で使えます。
トライトン(Triton) TMNPL 400W ミニプレーナー 60mm
取り回しやすさに優れた電動カンナです。本体サイズは、高さ150×長さ290×横幅130mmで、重量は2.3kgと軽量コンパクトなのが特徴。扱いやすいモデルながら、1分間に16000回転する高出力を実現しているのも特徴です。
異なるサイズの面取りが行える2種類の面取り用V溝や、作業中は自動的に折りたたまれる保護フット、刃の交換が素早く行える本体収納式のブレード交換用スパナなど、使い勝手も良好。本製品には、安全ロックボタンとトリガースイッチが付いているので、誤作動を未然に防げます。
切削幅は60mm。切削深さは0〜1.5mmで6段階調節が可能。軽量から中量レベルのカンナ加工におすすめの1台です。
longsafe 充電式カンナ
価格と性能のバランスに優れた電動カンナです。リーズナブルなモデルながら、強力な純銅線モーターを採用しており、1分間に15000回転の強力切削を実現。切削の深さは0.1mm間隔で調節でき、平面削り・相じゃくり・面取り加工など、さまざまな用途で使えます。
本体サイズは約285×75×175mmで、重量は約1.9kg。本製品はバッテリーで駆動する充電式なので、取り回しやすさも良好です。
大口の放熱口を採用することで、放熱性に優れているのも大きなポイント。安い製品を探している方にぴったりの1台です。
マキタ(MAKITA) 電気カンナ KP312
さまざまなシーンに対応できる電動カンナです。手軽に交換できる替え刃式で研磨刃の使用も可能。最大切削深さは3.5mmで、最大切削幅は312mmを実現しているので、大きめの木材の切削も効率的に進められます。
本製品は1分間に12000回転する高出力を実現。別売りのノズルとジョイントを使えば集じん機に取り付けも可能なので、作業後の後片付けを簡単に済ませたい方にもおすすめです。
本体サイズは横幅425×奥行き551×高さ219mmで、重量は18kg。片削れを防止するセンター重心や、作業がラクに行える返送ローラー、ワンプッシュで出し入れできるワンタッチ収納ガイドルールなど、使い勝手に優れています。本格的な電動カンナを探している方におすすめです。
電動カンナの使い方
はじめに電動カンナの刃の状態を確認します。その際、集塵袋や集じん機を取り付けられる製品であれば取り付けましょう。切削深さを調節ノブで設定して前準備は完了です。
準備が終わったら、電動カンナのハンドルを片手で握り、もう片方の手でノブ部分を持ちます。フロントに力を入れながら前へ押し、すくいあげるように木材を削りましょう。その際、一定の速度で電動カンナを前に進めることが大切です。
作業を終了するときは、電動カンナのスイッチをオフにし、電源を抜いてから刃や電動カンナ本体を綺麗に拭きとって完了です。これらの手順に従うことで、電動カンナを安全かつ効果的に使用できます。
使用時の注意点は、各製品の取扱説明書にも記載されています。製品によって扱いが変わる可能性もあるので、安全に関する重要なポイントを確認したうえで利用しましょう。
電動カンナの選び方
電源方式で選ぶ
AC電源式
AC電源式の電動カンナは電源に接続するだけで利用できるので、コストパフォーマンスに優れています。充電バッテリー式はバッテリーや充電器のコストが発生するのに対し、AC電源式はこれらのコストが不要なのが魅力です。
AC電源式は、バッテリー残量の心配がないため長時間の作業が可能。コードの範囲内であれば快適に作業できるのも特徴です。ただし、取り回しが不便で、電源の近くでしか使えないのが欠点です。また、配線のスペースが必要なので狭いところでは使いにくい場合があります。
充電式
充電式電動カンナは、コンセントが不要で場所を選ばずに使えるのが特徴。屋内の作業から屋外の作業まで幅広い範囲で活用できます。電源の確保が困難な現場や遠隔地で作業するのにもおすすめです。
なかには、コンセント式と同等のパワーを有しており、高い出力を発揮できるモノも展開されています。ただし、価格はAC電源式に比べて高い傾向にあるのは懸念点。随時バッテリーを充電する作業も発生する点には留意しておきましょう。
切削幅で選ぶ
切削幅とは、一回の操作で木材を削れる幅のことを指します。電動カンナの刃の長さによって切削幅が決まるのが特徴。一般的な切削幅は82mm程度で、日常の木工作業にであれば十分対応できます。
より広範囲を一度に削りたい場合は、92mmや110mmなどの広い切削幅を持つ電動カンナがおすすめ。なお、切削幅が広い電動カンナは本体の重量も増加するうえ価格も高くなるので、費用と機能のバランスを考慮して選びましょう。
また、木材の幅が電動カンナの刃幅よりも大きいときは、平行ガイドを使うことで正確かつ均一な切削を実現できます。切削幅と一緒に平行ガイドの有無も考慮して購入するのがおすすめです。
替刃式かどうかで選ぶ
電動カンナには、研磨式と替刃式のモデルがあります。研磨式は刃を研いで利用するので替え刃のコストが省けるのが特徴。その反面、刃を研ぐ技術や正確な取り付けが求められるため、カンナ使いになれた上級者向けのモデルです。
替刃式は市場に多く出回っている主要なモデルで、切れ味が落ちた際には新しい替刃を購入して交換するだけでよいのが特徴。替刃式電動カンナを購入すると複数枚の替え刃が付属している製品が多く、届いたその日から利用できます。
替刃式の電動カンナを選ぶことで、切れ味の維持と交換が容易になり作業効率が向上するのが魅力。初めて電動カンナを使う方や、効率よく作業を進めたい方は替刃式の製品がおすすめです。
集塵袋・集塵機が取り付けられるかどうかで選ぶ
電動カンナで木材を加工すると大量の削り屑が発生するので、作業場所が汚れたりこまめに清掃したりする必要があります。作業効率や安全性に影響を及ぼすので、電動カンナを選ぶ際には集塵袋や集塵機が取り付けられるかどうかを確認することが重要です。
集塵袋とは名前の通り、削り屑を集塵するモノのこと。ダストパックとも呼ばれます。電動カンナに直接取り付け、削った木材の屑を袋の中に溜めるタイプです。
一方、集塵機は専用のノズルやジョイントを利用して電動カンナに取り付けます。集塵袋よりも削り屑を溜められる量が多いのが特徴です。
集塵袋や集塵機を取り付けることで、木屑が勢いよく排出されることによる火災リスクを軽減できます。電動カンナで効率的かつ安全な作業を実現するためにも、集塵袋や集塵機の取り付けの有無はチェックしたいポイントです。
電動カンナは、製品によって木材を削れる幅が異なったり給電のタイプが異なったりします。そのため、何に利用するのかを明確にし、用途に適したモデルを選ぶことが大切です。また、歴史があって信頼できるメーカーを選ぶことで、長期間安心して利用できます。本記事を参考に目的に適した製品を選んでみてください。