にんにくを簡単にペースト状にできる「にんにく絞り器」。ガーリックプレスやガーリッククラッシャーとも呼ばれています。1つあるとにんにく入りの料理を作るのがラクになり便利です。
しかし、製品によってタイプや素材が異なるため、どれを選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、選び方と合わせてにんにく絞り器のおすすめアイテムをご紹介します。
にんにく絞り器の選び方
タイプで選ぶ
ハンドルを握って潰す「プレスタイプ」

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プレスタイプは、ハンドルを握ることで内部にセットしたにんにくへ力が加わる仕組み。にんにくが細かく潰れてペースト状に仕上がります。ラーメン店などに置いてあることも多いタイプです。
オーソドックスなタイプでラインナップも豊富ですが、使いこなすにはある程度の力が必要な製品もあるため、力が弱い方は注意が必要。また、にんにくを潰した後のカスが詰まりやすい点も留意しましょう。
まな板などに押し付けて潰す「プレートタイプ」

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刃がついたプレートをにんにくへ押し付けて、細かく刻むのがプレートタイプ。上から体重をかけられるので、力に自信がなくても使いやすいのが魅力です。
比較的粗めに仕上がるため、にんにくの味わいだけでなく食感も楽しみたいときにぴったり。炒め物やパスタソースなどの具材として、歯ごたえのあるにんにくを加えたい方は要チェックです。
容器に入れて回転させる「チョッパータイプ」

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紐を引っ張ったりハンドルを回したりして、容器の中央に設けられた刃を回転させ、にんにくをみじん切りするのが「チョッパータイプ」。強い力を必要とせず手軽に使えるのがメリットです。
手が汚れたり、ニオイがついたりしにくいのも魅力。また、にんにく以外の野菜もカットできるモノが多く、幅広い使い方ができます。
素材で選ぶ
ステンレス

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ステンレス製のにんにく絞り器は、サビや汚れに強いのが魅力。きれいな状態をキープしたい方におすすめです。また、耐久性にも優れており、長く使いたい場合にも適しています。
高級感のある見た目も特徴。業務用として販売されているモノもあるので、プロが使う本格的なにんにく絞り器を手に入れたいときにもぴったりです。
アルミ

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扱いやすさを重視したい方は、アルミ製のにんにく絞り器がおすすめ。金属製ながら比較的軽量な素材なので、気軽に使用できます。ニンニク絞り器を初めて買う方など、上手に使いこなせるか不安な場合は、ぜひアルミ製の製品も視野に入れてみてください。
プラスチック

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アルミ以上に軽量なのがプラスチックの特徴。耐久性の面では金属製の製品に劣るものの、軽さを重視したいなら要チェックです。にんにくを搾る作業はもちろん、本体の片付けなどもラクに行えます。
さまざまなデザインのモノがあるのもポイント。料理が楽しくなるよう、見た目にこだわりたい場合にもぴったりな素材です。
収納しやすいサイズのモノがおすすめ

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収納しやすいサイズのモノを選ぶのも大切。とくに引き出しに入れる場合は、高さや幅をあらかじめチェックしたうえで購入しましょう。
収納に使えるスペースが狭い場合には、コンパクトなサイズのモノを選ぶのがおすすめです。大きめサイズのモノを選びたい場合は、引っ掛けて収納ができる製品もチェックしてみてください。
手につきにくく洗いやすいモノを選ぼう

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にんにくのニオイは手につくと落ちにくいのが難点。そのため、絞ったにんにくが手につきにくいモノを選ぶのも大事なポイントです。絞った後のにんにくをそのまま鍋やフライパンに入れられるモノなら、手につきにくく安心して使用できます。
また、本体の洗いやすさもチェックしておきたいポイント。製品によっては、にんにくの絞りかすが溜まりやすい場合もあるため注意が必要です。シンプルな形状のモノならラクに洗えます。
クリーニングブラシがついたモノや、パーツの丸洗いに対応したモノを選ぶのもおすすめ。なかには、食洗機に対応した製品もあります。
にんにく絞り器のおすすめ
パール金属(PEARL METAL) Easy Wash オールメタル にんにく絞り C-8667

プレスタイプのにんにく絞り器。オールステンレス製で耐久性に優れているほか、ラクにお手入れができるのもポイントです。取り外し式のクリーニングブラシ付きで、目に詰まった絞りカスを取り除くのも簡単。にんにく絞り器本体は食洗機にも対応しています。
重厚感のあるデザインや質感もポイント。お手入れのしやすさや、見た目のよさを重視する方はぜひチェックしてみてください。
アイデアセキカワ にんにく絞り
ものづくりの町として知られる新潟県燕市のメーカーが手がけたにんにく絞り器。ステンレスで作られているため、長く使える製品を探している方におすすめです。
皮むき後のにんにくをセットした後、握るだけで使えるプレスタイプ。機能がシンプルなので、にんにく絞り器を初めて使う方にも適しています。価格が安いのも嬉しい点です。
FREETOO にんにく絞り TP60110016-JP
シンプルな形状のにんにく絞り器です。一度に複数のにんにくをまとめて入れられるのがポイント。からあげや餃子を作る際など、たくさんのすりおろしにんにくが必要な場合に活躍します。軽い力で握れるよう、人間工学に基づいた流線型のデザインを採用しているのもポイントです。
ダイカスト亜鉛合金コーティングを施した、美しく高級感のある見た目も魅力。食洗機に対応しているので、お手入れのしやすさを重視する方もチェックしてみてください。
リバティーコーポレーション にんにく絞り LB-94
シンプルで使いやすいキッチンツールシリーズ「スタイルツールズ」のにんにく絞り器。にんにくを挟むだけで使えるプレスタイプです。パスタやソース作りなど、さまざまな調理シーンで役立ちます。
持ち手に熱可塑性エラストマーが使われており、滑りにくく握りやすいのもポイントです。扱いやすいアイテムを探している方に適しています。
レズレー(ROSLE) ガーリッククラッシャー BGC4101

にんにく1片を丸ごと入れてプレスできるにんにく絞り器。皮ごとセットできるため、急いでいるときでもサッと使えておすすめです。フライパンや鍋などの上で使えば、絞ったにんにくをそのまま加えられます。大きく開くので、洗いやすくお手入れも簡単。食洗機にも対応しています。
表面のにんにくをそぎ落とすスクレーパーシステムがついているのもポイント。にんにくを無駄なく使えるのはもちろん、絞り器本体に残りにくいためラクにお手入れ可能です。
ベターホーム協会 にんにくしぼり

30年以上販売されているロングセラー製品。にんにくを入れた後、片手で握るだけで使えるプレスタイプです。薄皮と中身がきれいに分かれるのも魅力。外側の皮だけを剥けばよいので、ラクに扱えます。
潰したにんにくが上にはみ出ないよう、本体と押さえの間に隙間を設けているのがポイント。また、にんにくを均一に絞り出せるように、大きさの異なる穴が配置されているのも特徴です。にんにく1片を無駄なく使えます。
メイダイ(MEIDAI) にんにくスライサー

にんにくの絞り器としても、スライサーとしても使える便利な製品です。にんにくを入れる場所が上下で分かれており、上に入れれば絞ることが可能。下に入れればスライスできます。軽い力で使えるのも嬉しいポイントです。
アルミで作られているため、重さは約200gと軽め。また、パーツの丸洗いに対応しており、清潔な状態をキープできます。目の部分にこびりついたにんにくを落とせるクリーナーが付属するのも魅力です。
ジョセフジョセフ(Joseph Joseph) ロッカー ガーリックプレス にんにく潰し 200621

押しながら本体を左右に揺らすことでにんにくを絞り出せる、プレートタイプの製品。カーブがかった形状により、絞り出したにんにくをスプーンですくいとりやすいのが魅力です。にんにくに触れにくいため、ニオイが手につくリスクを減らせます。
イギリスのホームウェアブランド「Joseph Joseph」が手がけており、料理好きな方へのプレゼントにもぴったり。洗いやすい形状で、後片付けもスムーズに済みます。
サイズはH3×W18.5×D4cmとコンパクトで、狭いスペースにも収納しやすい仕様。キッチンをなるべくスッキリとまとめておきたい方にもおすすめです。
パール金属(PEARL METAL) 印度カリー子 おすすめ みじん切りチョッパー CX-69

ハンドルを引くことで、内部にある紐が引っ張られるチョッパータイプの製品。料理を始めたばかりの方だけでなく、子供でも扱いやすいにんにく絞り器です。食材が飛び散らないので、使用後の片付けもラクに済みます。
にんにくだけでなく、玉ねぎ・しょうが・にんじん・キャベツなどのみじん切りも簡単にできるのがポイント。なるべく調理器具を増やしたくない方や、家事の時短を図りたい方にぴったりです。
STARTIST プラスチックガーリックプレス

ハンドルをくるくると回すことにより、内部に入れた食材が潰せるにんにく絞り器。素材にはプラスチックを使用しています。簡単に扱えるため、子供と一緒に料理を楽しみたい場合におすすめです。
メンテナンスもしやすいので、手軽に使えるモノを選びたいなら要チェック。また、にんにくだけではなく、バナナ・タマネギ・ピーマンなどを刻みたいときにも使えるため、マルチに活躍します。
にんにく絞り器は、タイプによって使い方が異なるアイテム。毎日の料理作りが少しでもラクになるよう、自分にぴったりなモノを見つけることが大切です。軽い力で使えるかどうか、洗いやすいかどうかなど、重視したいポイントを考慮しながら選んでみてください。