手軽においしいアイスクリームを作れる「アイスクリームメーカー」。ジェラートやシャーベット、フルーツを使ったアイスなど幅広く楽しめます。しかし、各メーカーからさまざまなモデルがラインナップされており、どの製品を選べばよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめのアイスクリームメーカーをご紹介。自分にあった製品の選び方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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アイスクリームメーカーの選び方
冷却方式で選ぶ
コスト重視で選ぶなら事前冷却タイプ
事前冷却タイプとは、冷凍庫などで事前に容器を冷やしておく製品のこと。費用を抑えて購入したいなら事前冷却タイプがおすすめです。短時間で作れる冷却装置内蔵タイプと比較して、安いモデルが多いのが魅力。コストを重視したい場合は、ぜひ検討してみてください。
また、事前冷却タイプは、使い勝手に優れています。事前に冷凍庫で冷やした容器に材料を入れてスイッチを押すだけで、アイスクリームを作ることが可能です。できるだけ手間を抑えて使用したい場合にも適しています。
しかし、各モデルによって異なるものの、数時間以上冷やす必要があるのが留意点として挙げられます。1日に複数回の使用が難しい場合もあるため、大量のアイスクリームを作りたい場合は注意しましょう。
加えて、冷凍庫のサイズを確認しておくことも大切です。冷凍庫の中で容器が傾いていると十分に冷却されない可能性があるので、事前にチェックしてみてください。
短時間で作るなら冷却装置内蔵タイプ
短時間で作りたいなら冷却装置内蔵タイプがおすすめです。事前に冷蔵庫で容器を冷却しておく必要がなく、製品に材料を入れて電源を入れればアイスクリームを作れます。食べたいときに素早く作りたい場合はもちろん、パーティなどで連続して使用したい場合にもぴったりです。
冷却装置内蔵タイプは、搭載している装置の種類によって、高い冷却力を有した「コンプレッサー式」と省スペース性に優れた「ペルチェ式」に分けられます。より短時間で作りたいならコンプレッサー式、コンパクトさを重視したいならペルチェ式が適しています。
しかし、事前冷却タイプと比較して、価格が高い点は留意しておきましょう。
容量で選ぶ
300mL以上なら製品が充実
300ml以上のアイスクリームメーカーなら、さまざまな製品がラインナップされています。自分に適した性能のモデルを探しやすいのが魅力です。
また、300ml以上のアイスクリームメーカーは、家庭用にもおすすめ。使用する場面や人数などを事前に考慮して、容量を検討してみてください。なお、容量があるモデルは容器のサイズも大きいため、冷蔵庫の大きさも確認しておきましょう。
業務用なら大容量タイプをチェック
業務用のアイスクリームメーカーを探しているなら大容量タイプを選びましょう。家庭用のモデルよりも大量のアイスクリームを1度に作れます。レストランなどの店舗を構えて提供したい場合におすすめです。
業務用のアイスクリームメーカーは、冷却装置内蔵タイプが多いのが特徴。比較的サイズの大きなモデルが多いため、設置場所を考慮したうえで選択してみてください。
仕上がりにこだわって仕様を選ぶ
攪拌羽根が大きいモノは滑らかな口溶けに
滑らかな口溶けのアイスクリームが好みな場合は、攪拌羽根が大きいモノや、羽根の枚数が2~3枚あるモデルがおすすめです。材料を均一に混ぜやすいため、口溶けのよいアイスクリームを作れます。
攪拌羽根がアイスクリーム用とジェラート用などで分けられている製品もラインナップされています。さまざまなレシピを楽しみたい場合は、確認してみてください。
なかには、攪拌羽根の形状によって使用できない材料が指定されているモノもあります。羽根の大きさや枚数などとあわせてチェックするようにしましょう。
好みの硬さがあるなら調節機能付きをチェック
アイスクリームの好みの硬さがあるなら、調節機能を搭載したモデルがおすすめです。冷却装置内蔵タイプのなかには、同機能を備えたモノがラインナップされています。
ソフトモードやハードモードなどで機能分けされているモデルや、タイマーを使い自分で調節するモデルなど幅広く展開。価格や使いやすさなどを考慮しながら、自分に適した製品を探してみてください。
手入れのしやすさをチェック
アイスクリームメーカーを選ぶ際には、手入れのしやすさも確認しましょう。手入れしやすければきれいに洗浄できるため、衛生面をほとんど心配することなく使用できます。パーツを分解して洗えるモノや、洗浄後の組み立てが簡単なモデルなどがラインナップされています。
とくにアイスクリームメーカーは、液体を固形にして作るので、材料が細かい隙間に入りがち。できるだけ細かく分解できるモデルがおすすめです。
耐久性に優れているかどうかも確認したい大切な要素のひとつ。長く安心して使用したいなら、購入前にぜひチェックしてみてください。
作る過程も楽しむなら手動タイプに注目
アイスクリームを作る過程も楽しみたいなら手動タイプがおすすめです。手動タイプには、ハンドルを回して材料を混ぜるモノと冷たいプレートの上でヘラを使用して混ぜるモノの2種類があります。複数人で集まる際や小さな子供と作る場合にぴったりです。
しかし、手動タイプのアイスクリームメーカーは、時間経過とともに容器やプレートの温度が上がってしまうため、素早く作る必要がある点を留意しておきましょう。必要な材料を並べておいたり、レシピを把握しておいたりなど、準備をしておくことが大切です。
アイスクリームメーカーのおすすめ
貝印 アイスクリームメーカー DL5929
デザインにこだわったアイスクリームメーカーです。約16×16.5cmのコンパクトサイズで、丸く白い雪玉のような見た目が特徴。性能はもちろん、外観や省スペース性を重視したい場合におすすめです。
ほどよく空気を含ませる特別設計の回転羽を採用しており、ふわふわで滑らかなアイスを作れると謳っています。やわらかいアイスが好みな場合にもぴったりです。
レシピが付属しているのもポイント。基本的なレシピから、ホームパーティなどで活躍するおしゃれなものまで掲載されています。もちろん自分好みにアレンジしても楽しめるため、幅広い味わいを実現可能です。
リーズナブルな製品なので、コストパフォーマンスを重視したい場合にも適しています。
トフィー(Toffy) アイスクリームメーカー K-IS11
食材を入れてスイッチを入れるだけで作れるアイスクリームメーカーです。約15分で完成と謳っているため、手軽に楽しめます。時間をかけずに素早く作りたいときや子供と一緒に作りたい場合におすすめです。
また、食材が触れる部分を丸洗いできるのも魅力。洗いやすさや衛生面を重視したい方にも適しています。
付属のユーザーズガイドにさまざまなレシピが掲載されているのもポイント。定番のバニラアイスやストロベリーアイス、チョコレートアイスなどはもちろん、紅茶バナナアイスやアボカドココナッツアイスなどの珍しいものもラインナップしています。
サーモス(THERMOS) 真空断熱アイスクリームメーカー KDA-200
ヘラで混ぜるだけでアイスクリームを作れる製品です。あらかじめ冷凍庫で24時間以上冷やした容器に材料を入れて作る事前冷却タイプを採用しています。手軽にアイスクリームを作りたい場合におすすめです。
魔法びんと同じ保冷力があると謳っているのも魅力で、好みの硬さのアイスクリームを作れます。アイスクリームの硬さにこだわりがある場合にも適しています。
公式ページにレシピが掲載されているのもポイント。夏はシャーベット、冬は濃厚アイスなど、季節にあったものを作れるのはもちろん、自分の好みの味も実現できます。幅広いレシピを楽しみたい場合にもぴったりです。
本製品は比較的リーズナブルな価格で販売されているので、できるだけ費用を抑えて購入したい方にも向いています。
サンコー(THANKO) 一台完結 おうちアイスクリームボトル STCEMACWH
比較的コンパクトに仕上がっているアイスクリームメーカーです。本体とポット込みのサイズは、100×220mm。省スペースで収納したい場合におすすめです。
本製品は冷凍庫で容器を冷やしておく必要がある事前冷却タイプ。事前冷却しておくことで、約15分と比較的短時間でアイスクリームを作れると謳っています。
アイスクリームだけでなく、ジューサーとして使用することも可能。フルーツを使ったフレッシュジュースも作れます。
1500mhAのリチウムバッテリーを搭載しているのもポイント。コンセントがない場面でも充電しておけば使用できます。外出先に持ち運んで使用したい場合にも適しています。
ドウシシャ(DOSHISHA) アイスクリームメーカー ハピクリーム DIC-20
比較的リーズナブルな価格で販売されているアイスクリームメーカー。できるだけ費用を抑えて購入したい場合におすすめです。
本体のサイズは、縦約21cmとコンパクトに仕上がっています。加えて、蓄冷容器も直径約10cmとスリムなデザインで、冷凍庫の場所を取りにくいのも特徴です。
使い方が比較的簡単なのもポイント。ボウルなどで材料を混ぜて、冷凍庫で冷やした容器に入れ、本体の電源をオンにするだけでアイスクリームが完成します。手軽さを重視したい場合にも適しています。
本製品は、アレンジしやすいのも魅力のひとつ。ボウルなどで好みの材料を混ぜて冷やすため、カロリーや糖分などを好みにあわせて調整できます。アイスクリームの味にこだわりがある方や、自分だけのオリジナルレシピを作りたい方にもぴったりです。
ドウシシャ(DOSHISHA) シャーベットメーカー ハピロール ファンファンシャーベット
プレートを冷やして使用するアイスクリームメーカーです。ジュースなどの液体を注いでヘラで混ぜるだけで作れます。プレートの手前が傾斜しているのも特徴で、ロールアイスを作りやすい形状を採用しています。
本体サイズは約24.3×29.1×3.2cm。冷凍庫に入れて冷やす必要があるため、あらかじめ十分なスペースがあるかどうかを確認してから購入を検討しましょう。
星やハートなどの形をしたぬき型が4つ付属されているのもポイント。小さな子供と一緒にアイスクリーム作りを楽しんだり、おしゃれな見た目のアイスを作ったりする場合にもおすすめです。
本製品には、レシピも付属しています。ロールアイスやシャーベット、ジェラートなどを手軽に作りたい方にも適しています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイスクリームメーカー ICM01
コスパに優れた製品を多く取り揃えているアイリスオーヤマのアイスクリームメーカーです。信頼性を重視したい場合におすすめです。
かくはん棒が自動で回転して、材料に空気を取り込みながら混ぜるのが特徴。ふんわりとしたやわらかい口溶けが好みな方にもぴったりです。
手入れを簡単に行えるのもポイントで、本体以外を取り外して丸洗いできます。衛生面を重視したい方にも適しています。
リードセレクト(LeadSelect) アイスクリームメーカー ERU LES06A
自分の好みの材料でアイスを作れる製品です。バニラやストロベリーなどの定番はもちろん、キャンディーナッツ・トロピカルマンゴー・チョコレートミントなど幅広い味を楽しめます。さまざまなレシピを楽しみたい場合はもちろん、ダイエットや健康管理などでカロリーを計算したい場合にもおすすめです。
1.5Lと比較的大容量なのも魅力で、アイスクリームを3~6個分作れます。複数人で楽しみたい場合にぴったりです。ただし、アイスを作る際に原料が膨らむことから、原材料は500mlまでに抑えましょう。
本製品は、タイマーによってアイスの硬さを調節可能です。材料を機械に入れて15~30分で完成と謳っており、時間を長く設定するほど、硬くかつ濃厚なアイスに仕上がります。アイスにこだわりがある方にも適しています。
ドリテック(dretec) アイスクリームメーカー IM-100
白色を基調としたおしゃれなデザインが特徴のアイスクリームメーカーです。サイズは、約16.6×16.6×18.8cm。性能はもちろん、外観を重視したい場合にもおすすめです。
アイスクリームを簡単に作れるのも魅力。ポットを8時間以上冷凍庫で冷やして、材料を入れれば約20~30分で完成すると謳っています。手軽さを重視したい場合にもぴったりです。
材料の投入可能容量は約300ml。約3人分のアイスクリームを作れるため、家族や友人など複数人で楽しみたい場合にも適しています。
本製品はパーツを分解できるので、手入れを簡単に行うことが可能です。本体・パドル・ポット・蓋の4つに分けられます。衛生面を重視したい方にも向いています。
パール金属(PEARL METAL) くるりんアイスクリームメーカー D-1366
材料を入れてハンドルを回すだけでアイスクリームを作れる、手動タイプの製品です。小さな子供と一緒に楽しみたい場合におすすめです。
簡単かつおいしいレシピが付属しているのも魅力。レシピに掲載されている材料を用意すれば、ほとんど悩むことなくアイスクリームを作れます。手軽さを重視する際や、初めてアイスを作る場合にもぴったりです。
本製品は、比較的リーズナブルな価格で販売されています。できるだけ費用を抑えて購入したい方にも適しています。
スマイル(SMILE) フラッピー FRAPPY SE710
好みのジュースや牛乳、生クリームなどを注いでかき混ぜるだけで作れるアイスクリームメーカーです。自分好みのアイスクリームを作りたい場合に適しています。自分で材料を選択できるため、ダイエットや健康管理などでカロリーを気にしている方にもおすすめです。
アイスクリームはもちろん、シャーベット作りにも対応しています。料理家の西山京子さんが監修した調理の参考レシピが付属しているので、初心者の方でも安心して使用可能です。
比較的リーズナブルな価格で販売されているのもポイント。できるだけ費用を抑えて購入したい場合にもぴったりです。
クイジナート(Cuisinart) アイスクリームメーカー ICE-PRO100J
サイズ・機能・コストがすべて丁度いいと謳う業務用アイスクリームメーカーです。A3サイズ程度のスペースがあれば設置でき、省スペース性に優れています。持ち手用のくぼみがあるため、持ち運んで使用したい場合にもおすすめです。
機械を予冷する必要がないのもポイント。アイス完成から10分経過すると、自動的に10分間継続可能な保冷モードに切り替わります。
本製品に1度に入れられる材料は約700mlと、業務用のなかでは比較的小さい設計を採用しています。さまざまなレシピを少量ずつ作りたい場合にぴったりです。フードロスを防止する効果も期待できます。
アイスクリームはもちろん、ジェラートやソルベも作れるのがポイント。アイスクリームパドルとジェラートパドルの両方が付属しています。幅広いレシピを楽しみたい場合にも適しています。
タイジ(TAIJI) ジェラートマシン TGM-1000N
簡単な操作でオリジナルのジェラートを作れるアイスクリームメーカーです。材料を入れてスイッチを押すだけで、オリジナルのジェラートを作れます。操作性に優れた製品を探している場合におすすめです。
攪拌と冷却を行う「ICE DREAMモード」と冷却のみを行う「COOLING ONLYモード」、攪拌のみを行う「MIXING ONLYモード」の3種類を搭載しています。加えて、タイマーを備えているため、レシピにあわせて適した時間設定を行うことが可能です。使い勝手を重視したい場合にもぴったりです。
本製品には、予備のボウルが付属しています。バニラやチョコレートなど、複数の種類のアイスクリームを急いで作りたい場合でも安心です。
ボウルと攪拌パドルを取り外せるのもポイント。手入れをできるだけ簡単に行いたい方や衛生面を重視したい方にも適しています。
eモンズ 全自動アイスクリームメーカー KWI-15
アイスの硬さを調節できる機能を搭載した製品です。ソフトクリームのやわらかさを実現する「ソフトモード」と、しっかりとした歯ごたえのアイスを実現する「ハードモード」を備えています。硬さにこだわりがある場合におすすめです。
保冷機能を備えているのも魅力。アイスクリームが完成すると自動で保冷されるため、溶け始めを防ぐことが可能です。いちいち冷凍庫に入れる必要がほとんどなく、作ったアイスを本体から直接すくって、盛り付けられます。
本製品は、お手入れを簡単に行えます。材料を入れる製氷カップとかき混ぜるパドルを取り外して洗浄可能。衛生面を重視したい場合にもぴったりです。
1.5Lと大容量な製氷カップを採用しているのもポイント。家庭用はもちろん、業務用としても活躍できるモデルに仕上がっています。
アイスクリームメーカーのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
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アイスクリームメーカーを使った人気レシピ
バニラアイスクリーム
定番のバニラアイスクリームは初心者の方にもおすすめ。生クリーム・牛乳・卵黄・砂糖・バニラエッセンスを用意して、ボウルで混ぜ合わせます。次に、混ぜ合わせたものをアイスクリームメーカーに投入して、スイッチを入れて完成です。
材料にチョコレートソースを加えれば、チョコレートアイスも作れます。さまざまなレシピに応用できるため、ぜひ1度作ってみてください。
ストロベリーアイスクリーム
冷凍いちごと上白糖、レモン汁をボウルに入れて電子レンジで1分間加熱します。加熱し終わったら電子レンジから取り出して、いちごをフォークなどで粗くつぶしましょう。その後、生クリームと牛乳を加えて、泡だて器で混ぜ合わせます。
混ぜ合わせたものを冷凍庫で30分程度冷やした後、アイスクリームメーカーに投入して完成です。
チョコバナナアイスクリーム
生クリームを沸騰直前まであたため、全体の5分の4程度のチョコレートを入れて1分ほどおいた後、全体を混ぜ合わせます。
次に、バナナをミキサーなどでピューレ状にしたものと残りの5分の1程度のチョコレートを細かく刻んだものを加えて、同様に混ぜ合わせましょう。十分に混ざった後に、冷凍庫で約3時間冷やします。硬めのアイスクリームが好みな場合は、より長い時間冷やしておくのがおすすめです。
最後にアイスクリームメーカーに投入してスイッチを入れれば完成です。
手軽においしいアイスクリームを作れるアイスクリームメーカー。アイスクリームメーカーを選ぶ際は、冷却方式や容量、手入れのしやすさなどを確認することが大切です。使用環境や用途などから自分に適したモデルを選んでみてください。