釣りのなかでも自然との距離が近い「トラウトフィッシング」。山奥の渓流フィールドはもちろん、最近はエリアトラウトと呼ばれる「管理釣り場」もレジャー施設として注目されており、キャンプとセットで楽しむアングラーも増えてきています。
そこで今回はトラウト用ラインのおすすめ製品をご紹介。素材の特徴についてもそれぞれ解説するので、購入時の参考にしたい方はぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- トラウト用ラインとは?
- トラウト用ラインの選び方
- トラウト用ラインのおすすめ|ナイロン
- トラウト用ラインのおすすめ|フロロ
- トラウト用ラインのおすすめ|PE
- トラウト用ラインのおすすめ|エステル
- トラウト用ラインのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
トラウト用ラインとは?
トラウト用ラインとは、名前の通りトラウトを釣るためのライン。「トラウト」とはサケ科の淡水魚のことで、渓流に潜むヤマメやイワナ、さらにそれらが降海型として本流へと下り大きくなったサクラマスやアメマスなども含まれます。
ラインの種類としてはナイロン、フロロカーボン、PE、エステルと各種ラインナップ。使うリールはフィールドや狙う個体の大きさにもよりますが、渓流でスピニング2000番、本流で4000番程度が目安です。また、最近は細い糸+ベイトリールでトラウトを釣る「ベイトフィネス」もリールの進化、手返しのよさなどから注目。いずれにせよ、ラインを購入する際は手持ちのリールの糸巻き量を確認しておきましょう。
トラウト用ラインの選び方
種類で選ぶ
ナイロンライン
ナイロンラインは比重が水に近く、沈みにくいのがポイント。素材としては柔らかさ、しなやかさ、伸びやすさを兼ね備えており、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
糸のヨレや絡まりが発生した際にも解きやすく、ライントラブルが少ないのも魅力。リールのスプールにもよくなじみ、遠投性能にも長けています。ただし、吸水率が高く、劣化が比較的早いので、長時間使用する際は注意しておきましょう。
フロロカーボンライン
フロロカーボンラインは比重が水よりも重く、沈みやすいのが特徴。素材としては硬さがあること、吸水率が低いことが挙げられ、小さく軽いルアーでも操作しやすいのが魅力です。
また、伸張性が低いため、魚のアタリが手元に伝わりやすいのもメリット。一方で、巻き癖がつくとライントラブルが起きやすくなるので、留意しておきましょう。
PEライン
PEラインは伸縮性がほとんどないのが特徴。ほかのラインと違って原糸を複数本編み込んでおり、その数が少なければ少ないほど耐摩耗性は強め、多ければ多いほど引っ張り強度もしなやかさもアップします。
トラウトにおいては繊細なアタリが取れること、引っ張り強度が高いのでより細いラインを選べること、それによってキャスト時に受ける空気抵抗が少なく極小ルアーでも遠くに飛ばせることなどがメリット。ただし、比重が水よりも軽いためライン単体で水面に浮くほか、糸にハリやコシがないのでフックやガイドへの糸絡みが多く、不慣れな方にとってはストレスになります。
なお、トラブルを回避するためにPEラインとルアーの間にショックリーダーを結ぶのが基本。PE直結もアリですが、別途ショックリーダー用のナイロンラインかフロロカーボンラインを用意することになります。PEとショックリーダーを結ぶにはいくつか方法があるので、事前に確認しておきましょう。
エステルライン
エステルラインとはポリエステル素材の糸のこと。ポリエステル自体は衣類などの繊維として知られていますが、釣り糸としては硬くて張りがあること、伸びが少なく感度がよいことなどが特徴として挙げられます。
比重はナイロンとフロロカーボンの中間で、水に沈むのもポイント。トラウトでの使い方としてはPEラインと同じようにショックリーダーを結んで使うのが一般的です。
場所に合わせて選ぶ
エリア
「エリア」とは人間の手が入った釣り施設のこと。釣り場としては「エリアトラウト(管理釣り場)」と呼ばれ、自然を残しつつも区画されていること、トイレなどが完備されていることが多く、レジャー感覚で手軽に楽しめるのが特徴です。
なお、自然保護の観点から魚を労るためのレギュレーションが制定されているのもポイント。例えば、フックはシングルフックのバーブレスのみ使用が可能、バーブ有りやトレブルフックなどは禁止、場所によっては赤バリが禁止されている場合もあります。また、それぞれの管理釣り場によって詳細は異なりますが、釣りをする際には料金がかかるので要注意。利用する際は事前にしっかりと確認しておきましょう。
ネイティブ
「ネイティブ」とは自然フィールドのこと。日本においては水質のよい河川が代表的ですが、止水域の山上湖や天然湖もネイティブトラウトが釣れる場所に含まれます。
天然を狙うのであれば山間の上流部の渓流、川幅の広い下流域の本流が候補。なお、河川によっては遊漁券の購入が必要なほか、自然保護の観点からシングルフック、返しのないバーブレスを使用するのも基本マナーとなっています。釣りをする際の地元のルールをしっかりと守って楽しむようにしましょう。
太さで選ぶ
トラウト用ラインを選ぶうえでの太さの目安は、渓流でヤマメやイワナを狙うのか、本流で大型のサクラマスやイトウを狙うのか、エリアトラウトでスレてる魚を狙うのかなど、フィールドやターゲットによって異なります。タックルにも違いがあるので、使うルアーやロッド、リールなどを考慮して判断するようにしましょう。
渓流であればナイロン4~5lbを基準に、PEであれば0.6号が目安。本流であれば大型魚種が相手になるので太くしてナイロン12~16lb、PEであれば0.8〜1.5号程度が候補になります。エリアトラウトは管理釣り場によって大小さまざまな魚がいますが、タフな状態でなかなか口を使わない状況であれば細いラインも選択肢。
なお、極細だとナイロン0.2号(1.2lb)、エステル0.3号までラインナップされていますが、扱いは非常に繊細になるのでラインブレイクには十分注意しましょう。
トラウト用ラインのおすすめ|ナイロン
バリバス(VARIVAS) スーパートラウトエリア マスターリミテッド SVG ナイロン
エリアフィッシング専用を謳うナイロンライン。同社のSVG製法を採用することによって細糸でも十分な強度を備えているのが特徴です。
適度なハリがあり、軽量ルアーに対するキャスタビリティも良好。太さは0.2号1.2lbから0.7号4lbまでラインナップしており、糸巻き量は150m巻きとなっています。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス
なかなか口を使わないシビアな状況にも対応できるトラウト用ナイロンライン。同社の高密度分子結合製法(VA-G製法)によって、細めのラインでもしっかりとした強度があるのが特徴です。
カラーはカモフラージュ性の高いミスティーブラウンを採用。太さは0.4号2lbから2.5号12lbまで9種類、糸巻き量は100m・150m・300mの3種類をラインナップしています。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス サイトエディション
カラーに鮮やかなライトニンググリーンを採用したトラウト用ナイロンライン。視認性が高いのでルアーのトレースコースを確認しやすいほか、目視でアタリが取れるのも特徴です。
強度も高く、汎用性が高いのもポイント。太さは0.8号3lbから3号12lbまで、糸巻き量は100mと150mをラインナップしています。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス VEP ブッシュトレイル
入り組んだ山間のフィールドで強みを見せるトラウト用ナイロンライン。カラーは視認性の高いハイライトオレンジを採用しており、草木の合間からでも確認しやすいのが特徴です。
耐摩耗性も高く、安心して使い続けられるのもポイント。太さは0.8号3lbから1.5号6lbまで、糸巻き量は100mです。ラインナップとしては少なめな点には留意しておきましょう。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス トゥイッチマスター
製品名の通り、小刻みに動かすトゥイッチがやりやすいトラウト用ナイロンライン。同素材のなかでも低伸度で、ロッドワークに対するレスポンスに優れているのが特徴です。
カラーはステータスゴールドで、ラインナップは3〜8lbを用意。リアクションバイトを誘うミノーイングで使うのにおすすめのラインです。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス ビッグトラウト
本流や天然湖を優雅に泳ぐ大型トラウトを狙うのにおすすめのナイロンライン。太さは1.5号8lbから4号20lbまで用意されており、モンスタークラスを掛けても十分やり取りできるのが特徴です。
適度な伸びがクッションとなり、弾くようなバラシを軽減。また、同社の高密度分子結合製法(VA-G製法)によって、細めのラインでもしっかりとした強度があるのも魅力です。
サンライン(SUNLINE) トラウティストエリア NY
エリアトラウト向けのナイロンライン。クリアカラーのオーソドックスな仕様で、ライントラブルが少なく、スプーンやミノー、クランクベイトなど、さまざまなルアーに対応できるのが特徴です。
ソフトな質感で操作しやすいのもポイント。太さのラインナップは0.4号2lbから0.8号4lbまでの5種類が用意されています。
サンライン(SUNLINE) トラウティスト ワイルド
0.6号2.5lbから5号20lbまで揃っているトラウト用ナイロンライン。山間の渓流で使う細糸から川幅の広い本流で大物を狙える太糸まで用意されており、トラウト全般で使えるのが特徴です。
カラーはスーパーマットグリーンを採用しており、視認性も良好。しなやかな質感でロングキャストしやすいのはもちろん、ナチュラルドリフトで流れに乗せて誘う際にもおすすめです。
サンライン(SUNLINE) トラウティスト ダークネス
引っ張り強度と結束強度が高いトラウト用ナイロンライン。通常のナイロンラインよりも分子量の多い原料を使用することで、より耐久性の高い仕様となっているのが特徴です。
太さは0.4号2lbから4号20lbまで揃っており、ラインナップが豊富なのもポイント。カラーは紺色のカモフラダークカラーを採用しています。
東レ(TORAY) トラウト リアルファイター ナイロン スーパーハード
製品名の通り、ナイロンのなかでも硬めに仕上がっているトラウト用ライン。伸びが少なく、ミノーのアクションやスプーンの動きを含め、ルアーのポテンシャルをしっかりと引き出せるのが特徴です、
感度がよく、ショートバイトを逃さずフッキングできるのもポイント。ラインナップは0.3号2lbから0.8号4lbを揃えています。
東レ(TORAY) トラウト リアルファイター ナイロン スーパーソフト
ナイロンのなかでも柔らかめに仕上がっているトラウト用ライン。しなやかで柔軟性があり、バイトを弾くことなく掛けられるのが特徴です。
ルアーを咥えてから違和感なく持ち込ませることで、フッキングまでの間がつくれるのもポイント。ラインナップは0.3号2lbから 0.8号4lbを揃えています。
サンヨーナイロン(Sanyo Nylon) アプロード GT-R トラウト エディション
スーパーオレンジ・スーパーグリーン・スーパーイエロー・ブルーの4色が揃うトラウト用ナイロンライン。耐摩耗性が高く、渓流で安心して使い続けられるのが特徴です。
いずれも視認性が高く、ルアーのトレースコースを目で追えるのもポイント。ラインナップは2〜12lbまで用意されています。
サンヨーナイロン(Sanyo Nylon) アプロード GT-R ピンクセレクション
トータルバランスに優れたトラウト用のナイロンライン。同素材の特徴であるしなやかさはもちろん、小さなアタリをも捉えられる感度、さらにスレに対する耐久性が高いのも魅力です。
カラーは鮮やかなピンクを採用。ラインナップは0.4号1.5lbの細めから5号20lbの太めまで用意されています。渓流やエリアトラウトのほか、本流や汽水域の河口など広大なフィールドでモンスタークラスを狙いたい方にもおすすめです。
サンヨーナイロン(Sanyo Nylon) アプロード GT-R トラウト ゴールド
より柔らかく仕上げたトラウト用のナイロンライン。細くともしっかりと強さがあり、より軽いルアーを遠くへキャストできるのが特徴です。
また、同社のSLS製法により、吸水性を抑えるのもポイント。特殊なナイロン素材を採用することによって気温0度以下の寒冷地でも安心して使えます。太さは0.44号2lbから1.25号6lbまでラインナップ。糸巻き量は100mと300mの2種類が用意されています。
サンヨーナイロン(Sanyo Nylon) アプロード GT-R トラウト スーパーリミテッド
ロングセラーモデルのトラウト用ナイロンライン。吸水性が低いほか、冬の釣りでも扱いやすく、トラウトにおいてはほかの釣りがオフシーズンになる期間のエリアトラウトで使うのがおすすめです。
同社のSLS製法を採用することによって、細くともしっかりとした強さがあり、耐摩耗性も高め。太さは0.44号2lbから2.54号12lbまで、糸巻き量は100mと300mの2種類があります。
ユニチカ(UNITIKA) シルバースレッド フォーシクス
ソフトな質感のトラウト用ナイロンライン。カラーは警戒心を与えにくいステルスグレーを採用しており、エリアトラウトや渓流などフィールドを問わず使えるのが特徴です。
太さは0.3号1.3lbから0.8号3lbと細めのラインナップ。糸巻き量は150m巻きで統一されているほか、75mラインにマーキングがあり、2回に分けて使うことも容易です。
ユニチカ(UNITIKA) シルバースレッド アイキャッチ
トラウト用ラインのなかでもサイトフィッシング専用に開発されたナイロンライン。カラーは視認性の高い蛍光イエローダルを採用しており、エリアトラウトはもちろん、流れによる光の反射が気になる渓流フィールドでも使いやすいのが特徴です。
価格帯としては控えめで、コスパは良好。太さは0.6号2lbから3号12lbまで用意されています。単品指名買いはもちろん、太さ別・ポンド別にまとめて買い揃えたい方にもおすすめです。
山豊テグス(YAMATOYO) ファメルトラウト
オーソドックスなトラウト用ナイロンライン。しなやかさがあるのはもちうろん、低伸度でロッドアクションに対するレスポンスがよく、トゥイッチやジャークで軽快に行えるのが特徴です。
太さは0.4号2lbから3号14lbまでラインナップ。汎用性の高く、扱いやすいアイテムなので、初めてトラウトフィッシングに挑戦したいと考えている方にもおすすめです。
山豊テグス(YAMATOYO) ファメルトラウト エリアスタイル
名前の通り、エリアトラウトで使いやすいナイロンライン。カラーはナチュラルグレーとフラッシュピンクの混色で、前者が70cm、後者が30cmとなっているのが特徴です。
それぞれが目安となるので、水深や巻き取りスピードを把握しやすいのがポイント。太さは0.6号2lbから1.5号6lbまで揃っています。管釣りに特化したラインを求めている方はぜひチェックしておきましょう。
ダイワ(Daiwa) プレッソ タイプN
カラーに鮮やかなファインオレンジを採用したトラウト用ナイロンライン。低伸度で感度が高いほか、耐摩耗性にも優れており、安心して使い続けられるのが特徴です。
引っ張り強度も高いほか、クッション性もあり、バイトしてからの急な走りにも十分対応。太さは0.5号2lbから1号4lbまでの4種類を用意しています。
ダイワ(Daiwa) プレッソ デュラブラ 1500
耐摩耗性に優れたエリアトラウト向けのナイロンライン。なかなか口を使わないタフなシーンでもキャスト&リトリーブを繰り返し、バイトに持ち込めるのが特徴です。
しなやかでガイドに対する摩擦が少なく、スムーズにルアーが飛んでいくのもポイント。低伸度で適度なハリがあるのも魅力です。太さは極細の0.4号1.5lbから1号4lbまでをラインナップ。満足度の高いおすすめの管釣り用ラインです。
ダイワ(Daiwa) シルバークリーク TYPE-N(ナイロン)
ネイティブトラウト専用を謳うハイスペックなナイロンライン。ラインナップは3lb・4lb・5lbの3種類と少なめで、渓流での釣りで使用するのがおすすめです。
ラインカラーは視認性の高い部分とカモフラージュできる部分が交互にくるようにしており、ライムグリーン2mに対してクリア1mのローテーション。また、撥水性が高く水切れがよいほか、耐摩耗性もしっかりと備わっており、軽快にルアーをさばけるのも魅力です。
ロデオクラフト(Rodiocraft) RCマイスター ナイロン
エリアトラウトに精通する「ロデオクラフト」と長年フィッシングラインを販売している「バリバス」とのコラボアイテム。タイプとしてはナイロンラインで、しなやかさと十分な浮力があるものの低伸度で、しっかりとルアーを動かせるのが特徴です。
また、引っ張りや結束の強度が高いほか、耐摩耗性も良好。太さは0.35号2lb・0.4号2.5lb・0.5号3lbをラインナップしています。
ディスプラウト(DAYSPROUT) テレメトリーナイロン
トラウトメーカー「ディスプラウト」のナイロンライン。しなやかで扱いやすく、ストレスなく繊細な釣りに集中できるのが特徴です。
耐摩耗性が高いほか、結束強度も高く、安心感があるのもポイント。太さは0.5号2lb・0.6号2.5lb・0.7号3lbの3種類をラインナップしています。
トラウト用ラインのおすすめ|フロロ
バリバス(VARIVAS) スーパートラウトエリア マスターリミテッド プレミアムフロロカーボン
エリアトラウト向けのフロロカーボンライン。引っ張り強度はもちろん、結束強度も高く、シビアな状況で極細ラインを使うシーンでも安心感があるのが特徴です。
メーカー独自の樹脂コーティング加工によって耐摩耗性も良好。太さは0.3号1.2lbから0.8号3lbをラインナップしています。なお、糸巻き量は80mとやや少なめな点には注意しておきましょう。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト エリア マスターリミテッド VSPフロロカーボン
エリアトラウトアングラーのなかでもエキスパート向けのフロロカーボンライン。太さは0.3号1.5lb・0.4号2lb・0.5号2.5lbの3種類で、極細ラインを揃えているのが特徴です。
高い強度と耐久性を生み出す同社製法「VSP」を採用しているほか、特殊フッ素加工によってガイドの抜け感も良好。エリアトラウトを極めたい方はぜひチェックしておきましょう。
サンライン(SUNLINE) トラウティストエリア FC
使い勝手のよいトラウト用のフロロカーボンライン。エリアトラウト向けの製品で、感度のよさ、高比重によるキャスタビリティのよさが特徴です。
撥水効果より遠投性が期待できるのもポイント。太さは0.35号1.2lbから0.8号3.5lbまでをラインナップしています。なお、パッケージとしては150m巻きで、75mラインにマーキングが入っている点もおさえておきましょう。
東レ(TORAY) トラウト リアルファイター フロロ
質の高いトラウト用のフロロカーボンライン。ラインナップとしては1.25lbから3lbまでの5種類が用意されており、極限のライトゲームを堪能できるのが特徴です。
ラインの形状は均一で、糸の凹凸を極限まで少なくしているのもポイント。糸質のムラを抑えることで気兼ねなくキャスト&リトリーブを繰り返せるのも魅力です。
クレハ(KUREHA) シーガー R18 フロロリミテッド
あらゆるゲームフィッシュに対応できるおすすめのフロロカーボンライン。強度や耐摩耗性、感度を備えているのはもちろん、しなやかさ、結節強度にも優れており、さまざまな魚種を相手にできるのが特徴です。
太さは0.3号1lbから6号25lbまでと幅広いラインナップを揃えているのもポイント。管理釣り場のニジマスやブラウントラウトのほか、渓流のヤマメやイワナ、本流のサクラマスやイトウも同シリーズでカバーできます。トラウト全般に精通できるラインを求めている方はぜひおさえておきましょう。
山豊テグス(YAMATOYO) ファメルトラウト エリアフロロ
エリアトラウトを強く意識して開発されたフロロカーボンライン。リールのスプールに馴染むようしなやかさに配慮されており、操作性に優れているのが特徴です。
太さは0.3号1.5lbから0.8号3lbまでラインナップ。なお、極細のラインはショートバイトも捉えられますが、ラインブレイクのリスクも高く、ドラグでいなすなどテクニックを要する点には留意しておきましょう。
ダイワ(Daiwa) プレッソ タイプF
オーソドックスなトラウト用フロロカーボンライン。同素材のポイントである高比重によって、極小ルアーでも扱いやすいのが特徴です。
強度や耐久性が高いほか、低伸度で感度に優れているのも魅力。太さは0.4号1.5lbから1号4lbまでをラインナップしています。
ディスプラウト(DAYSPROUT) テレメトリーフロロ
フロロカーボンの特性をいかしつつ、エリアトラウトでの使いやすさを求めたライン。高比重で水に沈むのはもちろん、伸びが少なく、魚がルアーを喰えてからランディングまでをスムーズにできるのが特徴です。
リールのスプールともなじみがよく、スムーズにラインが放出されるのもポイント。太さは極細の1.5lb・1.8lb・2.5lbをラインナップしています。
トラウト用ラインのおすすめ|PE
バリバス(VARIVAS) スーパートラウトエリア マスターリミテッド スーパープレミアムPE
エリアトラウト向けの4本編みPEライン。飛距離重視で広範囲を探るミノーやスプーンなどのルアーと相性がよく、管理釣り場でポテンシャルをしっかりと発揮できるのが特徴です。
ライン表面にスーパーフッ素を施すことによってガイドの抜けがよく、トラブルが少ないのもポイント。太さは0.15〜0.3号の極細ラインを揃えています。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウトエリア インフィニティ PE X8
エリアトラウト向けの8本編みPEライン。シャンパンゴールドベースのマーキングラインを採用しており、浮力の高いPEの特性から生まれる視認性の高さを犠牲にしている分、魚が嫌うラインカラーの違和感を抑えているのが特徴です。
また、感度や引っ張り強度、耐久性に配慮しているのもポイント。太さは0.2号と0.3号の2種類、 糸巻き量はいずれも75m巻きとなっています。価格帯としてはやや高めな点には留意しておきましょう。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス マックスパワーPE X8
トラウト用8本編みのPEライン。同社の高耐破断性工法を採用することによって、原糸1本1本を綿密に編み込み、低伸度かつ強度が安定性しているのが特徴です。
また、ノットが組みやすいのもポイント。ライン表面にスーパーフッ素を施すことによってガイドの抜けがよく、素直にルアーが飛んでいくのも魅力です。太さは0.6〜1.5号をラインナップしています。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス ダブルクロスPE
トラウト用8本編みの高比重PEライン。比重1.12と通常のPEよりも重いためPEラインよりも風の影響を受けづらく、ルアーをコントールしやすいのが特徴です。
カラーは蛍光オレンジベースのマーキングライン仕様で、視認性が高いのもポイント。太さは0.6号・0.8号・1号の3種類が用意されています。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウト アドバンス ベイトフィネス PE X4
渓流ベイトフィネス用の4本編みPEライン。強さはもちろん、トラブルが少なく、テクニカルなキャストを手返しよくできるのが特徴です。
カラーはライトグリーン+ライトイエローで視認性は高め。長さは前者が170cm、後者は30cmとなっているので、水深やリトリーブスピードの目安として活用できます。
太さは0.5号・0.6号・0.8号の3種類をラインナップ。トラウトフィッシングにベイトフィネスを取り入れ、専用のアイテムを揃えたいと考えている方はぜひチェックしておきましょう。
東レ(TORAY) トラウト リアルファイター PE
トラウト用4本編みのPEライン。カラーはナチュラルピンク、太さは0.2号・0.25号・0.3号・0.4号の4種類で、どちらかというとエリアトラウト向けの製品です。
使用感としてはスプーンやミノー、クランクベイトなど、レンジを意識してリトリーブする際に有効。ショートバイトも逃さず掛けられるのが魅力です。
ユニチカ(UNITIKA) シルバースレッド アイキャッチPEⅡ
トラウト専用の高比重PEライン。通常のPEラインとは異なりと比重1.18と重く、スプーンによるボトムの釣りに向いているのが特徴です。
ラインカラーは視認性が高い蛍光イエローを採用。風の影響を受けにくいので、目視でラインを追えるのも魅力です。太さは0.2号 2lbから0.6号6lbまでをラインナップしています。
クレハ(KUREHA) シーガー PE X4 ルアーエディション
軽量なルアーを操作するのにおすすめの4本編みPEライン。カラーは85cm +15cmの1m間隔のマーキング仕様で、前者がミスティックパープル、後者がライムグリーンとなっているのが特徴です。
太さは0.2号・0.25号・0.3号の3種類。トラウトにおいてはエリアトラウト向けの製品ですが、ソルトのメバリングやアジングなどのライトゲームにも使えます。ルアーの水深やラインの巻き取り量を把握しながら釣りを展開したい方はぜひチェックしておきましょう。
デュエル(DUEL) アーマード F+ Pro トラウト
トータルバランスに優れたおすすめのトラウト用ライン。素材としてはPEとフロロカーボン、シリコンをミックスした仕様で、極小のルアーでも扱いやすいのが特徴です。
ラインの比重は1.0で、PEよりも重く、ナイロンよりは軽め。ラインナップとしては0.06号2.5lbから0.4号7lbまで揃っています。
トラウト用ラインのおすすめ|エステル
バリバス(VARIVAS) スーパートラウトエリア マスターリミテッド スーパーエステル
エリアトラウト専用を謳うエステルライン。張りがあり感度が高く、タフコンディション時のショートバイトをもしっかりと取れるのが特徴です。
本製品のカラーは視認性の高いネオオレンジを採用していますが、別途クリアも用意。なお、カラーの違いによって太さのラインナップや糸巻き量が異なるので、購入を検討する際はぜひ注意しておきましょう。
バリバス(VARIVAS) スーパートラウトエリア ES2 エステル レモニー
感度の高さとしなやかさが特徴のエリアトラウト向けエステルライン。使用感としてはややマイルドで、初めてエステルラインを試してみたいというアングラーにもおすすめです。
カラーはレモニーと呼ばれる発色の強いイエローで、視認性が高いのもポイント。太さは0.25号・0.3号・0.4号の3種類を用意しています。価格帯としてはやや控えめですが、糸巻き量は80mと少なめなので、そうした点も意識しておきましょう。
東レ(TORAY) トラウト リアルファイター ポリエステル
オートドックスなトラウト用エステルライン。しなやかでありながら低伸度で、ストレスなくキャストできる一方、フッキングもしっかりと決まるのが特徴です。
比重は1.38とナイロンとフロロカーボンの中間あたり。太さは0.3号・0.4号・0.5号の3種類、いずれも長さは200m巻きとなっています。
ユニチカ(UNITIKA) エリアゲーム エステル
エリアトラウト向けのエステルライン。トラウト用エステルラインのなかでも比重1.41と重めで、極小スプーンをしっかりと沈めて使いたい際に有効なアイテムです。
また、風の影響を受けにくく、操作しやすいのもポイント。太さとしては0.2号1.2lbから0.4号2.2lbと細めがラインナップされています。
シマノ(SHIMANO) サイトレーザー EX エステル CL-L75Q
視認性の高い蛍光グリーンやオレンジをラインカラーに採用したエステルライン。ラインの変化でアタリを取りやすいほか、クリアな水質でも見やすく、トラウトシーンで扱いやすいのが特徴です。
比重はエステルラインでは標準的な1.38。太さは0.2〜0.5号を揃えています。なお、糸巻き量は240m巻きと十分。また、中間の120mラインにはマーキングが施され、使い勝手にも配慮されています。
ダイワ(Daiwa) プレッソ タイプE
低伸度・高感度のトラウト用エステルライン。比重は1.38とナイロンやフロロの中間で、しなやかながらも扱いやすいのが特徴です。
ラインの表面が硬く、キズつきにくいのもポイント。吸水による劣化が少なく、性能が持続するのも魅力です。太さは0.2号1lbから0.5号2.5lbをラインナップ。極細ラインを求めている方はぜひチェックしておきましょう。
ロデオクラフト(Rodiocraft) RCマイスター エステル
数多くのトラウトルアーを販売している「ロデオクラフト」とフィッシングラインに精通する「バリバス」とのコラボアイテム。タイプとしてはエステルラインで、エリアトラウト全般で使えるよう、扱いやすさに配慮されているのが特徴です。
小型ミノーはもちろん、キャスト時の空気抵抗が大きいトラウト用クランクベイト、さらには1g以下の極小スプーンまでもカバー。太さは0.25号1.3lb・0.3号1.4lb・0.4号2.1lbをラインナップしています。
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トラウトでラインを使う際に気をつけるべきは水温との関係。例えば、適水温かつ高活性であればラインの伸びでハリ掛りしやすくいナイロンを選ぶのがおすすめです。一方、高低に関わらず適水温から離れている場合はアタリが取りやすいPEやエステルが候補。エリアトラウトではほかの釣りがオフシーズンに入る真冬でも楽しめるので、ぜひ参考にしてみてください。