海のルアーフィッシングのなかでも細分化が進んでいる「ジギング」。「メタルジグ」と呼ばれる金属のルアーを使った釣りの総称で、シチュエーションの違いによってスタイルが分かれています。
そこで今回は、ジギング用ラインのおすすめ製品をピックアップ。ショアジギング・ライトショアジギング・オフショアジギング・スロージギング、それぞれについても解説するので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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ジギング用ラインとは?
ジギングで使用するラインはスタイルを問わずPEがメイン

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ジギングで使用するラインはPEがほとんど。引っ張り強度が高いこと、それによって遠くで掛けた魚をしっかりと寄せられるので、ショア・オフショアを問わず遠投性する場合にも、落とし込みの釣りで水深が非常に深い場合にも活躍します。
なお、ライン単体としては水面に浮くこと、伸縮性がほとんどないこと、コシがなく風の影響を受けやすいなどが注意点。フックやガイドへの糸絡みがしやすいので、扱いにはやや慣れが必要です。
ちなみに、フォールでアタリを取っていく釣りにはフロロカーボンもアリ。ただし、両軸(ベイト)リールを使い、さらに使用するPEラインが細い場合に候補となります。細いPEだと巻いているラインに食い込み、アタリが取りづらいことがあるので、ライトジギングでバーチカルな釣りをする場合は留意しておきましょう。
選ぶ際は編み数をチェック

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PEラインの構造としては原糸が複数本編み込まれているのが特徴。この原糸の数によって性質が異なってくるので、意識しておきましょう。
編み数が少ないほど原糸1本1本は太くなり、耐摩耗性は強め。ただし、キャストする際の抵抗が大きく、使用感は劣ります。一方、編み数が多いほど表面はなめらかになり、引っ張り強度もしなやかさもアップ。原糸1本あたりの太さは細くなるため、耐摩耗性は弱くなります。
PEの編み数としては4〜12本編みが主流。選ぶ基準としては根がかりの心配があれば4本編みも候補も入りますが、ジギングに求められる耐久性としなやかさのバランスを考慮すると8本編みがおすすめです。
セットで使うショックリーダーも確認

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なお、PEラインは伸縮性がほとんどないので、フッキング時の衝撃や掛けてから獲るまでの魚の急な走りに対応すべく、ショックリーダーを組むのが王道。ショックリーダーの選択肢としてはナイロンかフロロカーボンのいずれかになりますが、どちらの場合もラインブレイクを考慮してメインラインよりも号数を上げるのが基本です。
比重の高さをいかしたいのであればフロロカーボンが候補。吸水性が低いので、長い間水の中に入っていても劣化しにくいのが魅力です。一方、それ以外であればナイロンラインを選ぶのが無難。ナイロンのほうがフロロカーボンよりも性質として硬くなくPEと結束しやすいので、そうした違いはしっかりとおさえておきましょう。
ジギング用ラインの選び方
釣り方で選ぶ
ショアジギング

「ショアジギング」とは岸から狙うジギングのこと。「岸」は英語で「shore(ショア)」なので、ジギングと組み合わせてそう呼ばれています。
魚としては磯であればヒラマサやブリなどの青物、サーフであればヒラメなどのフラットフィッシュなどがターゲット。いずれの場合も遠投性、さらには遠くで掛けた魚を強引に引き寄せることが重要となるので、PEラインの出番となります。
60~90gのメダルジグを大遠投することを前提とすると、メインラインの太さは2〜2.5号が目安。根ズレなどのラインブレイクを考慮してリーダーは太めの50〜80lbを用意するのがおすすめです。
ライトジギング

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「ライトジギング」とはその名の通り、ジギングのライト版。ジギングよりも柔らかめのロッド、コンパクトなリール、細いライン、小さなルアーを使う釣りのことを指します。
なお、ライトジギングよりもさらにライトな釣りを「スーパーライトジギング」と言い、英語表記「Super Light Jigging」からアルファベットの頭文字を取って「SLJ」と呼称する場合もあります。
使用するメタルジグのウエイトは80gから下、スーパーライトジギングでも30gまでの使用を前提とすると、PE0.8号にリーダー14lb程度が目安。なお、スーパーライトジギングはショア・オフショアを問わないので、ボートでの釣りの場合は船長のアドバイスを参考にしましょう。
オフショアジギング

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「オフショアジギング」とは岸から離れた場所でジギングをすること。「岸」から「離れる」、つまり「Shore(ショア)」から「Off(オフ)」するので、「オフショア(Off shore)」となります。
厳密にいうとオフショアはボートで沖に出るのがほとんど。釣りはボートから遠投するキャスティングゲームと、水深を意識したバーチカルなリフト&フォールの2パターンがあります。
ラインの太さはルアーにもよりますが、メタルジグ130〜180gの使用を想定するとメインはPE4号からが目安。250gまでを使用してより深場を探るのであれば、より太いラインが必要となります。
スロージギング

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「スロージギング」とはオフショアジギングやボートジギングで行うジギングのひとつ。具体的には水深を意識したバーチカルなリフト&フォールのなかでも、よりゆっくりと落として誘うことを指します。
ちなみに、じわっとロッドをシャクる「スローピッチジャーク」はロッド操作のこと。また、ゆっくりと落として誘うのはもちろん、竿全体がしなるスローテーパー気味のロッドを使うなどの理由から「スロー系ジギング」と呼ばれることもあります。
使用するラインは狙う魚種や水深にもよりますが、PE1号から3号あたりが目安。なお、スロージギングの場合は巻き上げる際に力が求められること、ラインの出し入れが片手で行えることなどから両軸(ベイト)リールを使用します。竿は汎用性の高いモデルで十分ですが、スロージギング専用のロッドも販売されているので、興味がある方はぜひチェックしておきましょう。
太さで選ぶ

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ジギング用のラインの太さは狙うターゲットなどにもよりますが、対峙する魚の大きさや重さも考慮。5㎏クラスの中型であればラインの太さはPE3号まで、10㎏クラス以上であれば5号以上も選択肢に入ります。
なお、いずれのスタイルにおいても、リールの糸巻き量が重要。スピニングリール・ベイトリールを問わず、ライトジギングであればPE0.6~1.5号に対して糸巻き量200m、通常のジギングであればPE1.5~3号に対し糸巻き量200~300m、大型の青物狙いであればPE3~4号に対し糸巻き量300~400m程度が必要となります。
ラインを購入する際は手持ちのリールの番手を確認し、糸巻き量に見合う選択をしましょう。
ジギング用ラインのおすすめ
バリバス(VARIVAS) アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8
10m×10色仕様のジギング用ライン。タイプとしては8本編みのPEラインで、水深を把握したい落とし込みのジギングで使用するのがおすすめです。
太さは細めの0.6号からやや太めの6号までラインナップ。糸巻き量は太さによって異なりますが、200mから600mまで用意されています。ヒットレンジが一目でわかる「カラー表示シール」や見分けがしやすい「号数シール」が付いているのもポイント。バーチカルな釣りで使いやすいラインを求めている方はぜひチェックしておきましょう。
バリバス(VARIVAS) アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X9
8本編み+芯の同社「コアインプット製法」を採用した9本編みのPEライン。低伸度化を図っているほか、糸潰れにも配慮されており、大物とのファイトにも十分対応できるほどの耐久性を備えているのが特徴です。
ラインナップは0.6号・14lbから12号・160lbと細めから太めまで用意されているのもポイント。カラーは10m×10色のマーキングラインを採用しています。
バリバス(VARIVAS) アバニ キャスティングPE マックスパワー X8
性能と価格のバランスに配慮された8本編みPEライン。同社の高耐破断性工法を採用することによって、原糸1本1本を綿密に編み込み、低伸度かつ強度に仕上がっているのが特徴です。
また、ライン表面にスーパーフッ素を施すことによってガイドの抜けがよく、スムーズにルアーが飛んでいくのもポイント。太さは1〜8号をラインナップしています。
バリバス(VARIVAS) アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター
大型プラグを思う存分投げられる「バリバス アバニ キャスティングPE マックスパワー X8」のショア用モデル。従来品の太さのラインナップが1〜8号に対して、本製品は0.8〜2号となっており、より繊細さが求められる岸からのライトジギングにおすすめです。
タイプとしては8本編みで、強度や耐久性などはしっかりと継承。ガイド抜けのよさなどを含め、扱いやすく、快適に使い続けられるのが魅力です。
バリバス(VARIVAS) アバニ キャスティングPE SMP ヒラマサチューン X8
製品名の通りヒラマサ狙いの方はもちろん、大型の青物全般を狙うのにおすすめの8本編みPEライン。カラーはパープル、太さは5号・80lbから12号・160lbの5種類で、ショア・オフショア、さらにはキャスティング・ジギングを問わず使えるのが特徴です。
コーティングの効果が高く、ガイド抜けがよいほか、ラインの色落ちなどの劣化も少なく、安心して使い続けられるのが魅力。なお、糸巻き量は200m・300m・400mの3種類を用意していますが、400m巻きはラインナップが少なめなので、その点は注意しておきましょう。
バリバス(VARIVAS) アバニ キャスティングPE SMP スーパーマックスパワー
キャスティング専用に開発された8本編みのPEライン。メタルジグを大遠投できるのはもちろん、タフネス仕様に仕上がっており、引っ張り強度、耐摩耗性、耐久性に優れているのが特徴です。
本製品はステルスグレーカラーをベースとしたマーキングラインを採用。太さは3号から12号、糸巻き量は200mから600mまで揃っています。多くのアングラーから長年支持されている製品なので、ロングキャストで大物を狙う際におすすめです。
よつあみ(YGK) エックスブレイド ジグマン ウルトラ X8
強さ際立つおすすめの8本編みPEライン。引っ張り強度、耐久性が高く、ショア・オフショア問わず、キャスティングゲームから落とし込みのジギングまで安心して使えるのが特徴です。
カラーは5色仕様で、視認性も良好。なお、糸巻き量のパッケージは100m・200m・300mとありますが、100m巻きと本製品の300m巻きは1.5号から6号まで、200m巻きは0.8号から2号までとなっています。
よつあみ(YGK) エックスブレイド スーパージグマン X8
トータルバランスに優れたおすすめの8本編みPEライン。感度はもちろん、引っ張り強度や耐摩耗性なども含めてクオリティが高く、ジギングでの用途にしっかりとマッチしているのが特徴です。
カラーは5色のマルチカラーを採用。10mごとにホワイト・グリーン・レッド・ピンク・ブルーが配色されています。本アイテムは製品点数の多い300m巻きで、太さは0.6号から6号までラインナップ。なお、パッケージには200m巻きや600m巻きが用意されていますが、太さのラインナップが異なるので、注意しておきましょう。
よつあみ(YGK) エックスブレイド キャストマン ブルースペシャル X8
青物狙いのキャスティングゲームで使うのにおすすめの8本編みPEライン。太さによっては10kgクラスのヒラマサはもちろん、30kgクラスのマグロをも狙えると謳うほどのアイテムで、強靭な力を備えているのが特徴です。
遠くて掛けた魚も強引に引き寄せられるのはもちろん、ルアーのキャスタビリティも良好。太さは1.5〜6号までをラインナップしており、糸巻き量は300mで統一されています。
よつあみ(YGK) エックスブレイド フルドラグ X8
感度や耐摩耗性、耐久性のほか、キャスタビリティにも配慮された8本編みのPEライン。タフさはもちろん、遠投性能にも優れており、遠くの魚をがっちりと掛けてしっかりと寄せられるのが特徴です。
カラーは単色のオーキッドホワイトを採用。糸巻き量は100m巻きと本製品の300m巻きがあり、太さはそれぞれ2〜12号の9種類をラインナップしています。
よつあみ(YGK) エックスブレイド アップグレード X8
引っ張り強度と耐摩耗性に配慮された8本編みのPEライン。号数は0.6〜3号まで用意されており、ショアジギングで扱いやすい比較的軽めのルアーを気持ちよくキャストできるのが特徴です。
カラーは視認性の高いグリーンを採用。ライトジギングやスーパーライトジギング向きの製品を求めている方はぜひチェックしておきましょう。
サンライン(SUNLINE) ソルティメイト インフィニティブ×8
ジギング専用の8本編みPEライン。バーチカルな釣り全般に適したアイテムで、耐衝撃性や直線強度はもちろん、操作性にも優れており、快適にリフト&フォールできるのが特徴です。
太さは0.6号13lbから6号88lbをラインナップ。カラーは10m×5色のマルチで、糸巻き量は200m巻きと300m巻きの2種類を用意しています。
サンライン(SUNLINE) ソルティメイト アメイザー×8
ハイエンドクラスのジギング専用8本編みPEライン。直線強度に優れた高価格帯のアイテムで、ラインの滑りもよく、ストンとシグが落ちていくのが特徴です。
ラインナップは0.6号15lbから6号90lbがメインで、ライトジギングからディープまでカバー。なお、特注100m連結のみ、8号110lb・9号135lb・10号160lbの太めが用意されています。
サンライン(SUNLINE) ソルティメイト フルコンタクト×8
大型狙いのキャスティングゲームで使うのにおすすめの8本編みPEライン。直線強度や耐久性が高いのはもちろん、特殊コーティングを施すことによってラインの放出もスムーズで、安心してキャスト&リトリーブを繰り返えせるのが特徴です。
また、適度なハリがあり、ガイド絡みが少ないのもポイント。太さは4号・63lbから12号・155lbの6種類で、カラーは光量の少ないシーンでも視認性が安定しているサクラピンクを採用しています。
サンライン(SUNLINE) ソルティメイト PEジガーULT 4本組 スローピッチジャーク専用
その名の通り、ジギングのなかでもスローピッチジャーク(スロージギング)用に開発された4本編みPEライン。糸巻き量1200mの大容量モデルで、カラーは20m×5色仕様となっているのが特徴です。
また、スロージギングでの用途を考慮して太さのラインナップが細かいのもポイント。大きく見れば太さは1〜4号ですが、特に需要のある1〜2号の間は1.2号・1.5号・1.7号と細かく刻まれているのも魅力です。スロージギング専用のアイテムを求めている方はぜひおさえておきましょう。
サンライン(SUNLINE) キャストワン×8
汎用性の高いおすすめの8本編みPEライン。淡水・海水を問わず使えるコスパの高いアイテムで、ソルトのライトゲーム、シーバス、エギング、ライトジギングなど、幅広いシーンに対応できるのが特徴です。
太さのラインナップは0.3号・8lbから3号・52lbの12種類。糸巻き量は150mと200m巻きの2種類で、いずれもカラーはライトグリーンを採用しています。
デュエル(DUEL) モンスターゲーム 9 バーチカル
バーチカルな釣りに適した8本編み+芯の9本編みPEライン。ラインナップは0.6号・13lbから6号・90lbと細めから太めまで揃っているので、水深であれば浅場から中深海のディープまで、釣りジャンルであればライトジギングからスロージギングまでカバーできるのが特徴です。
耐久性や強度がしっかりしているので、ワンランク細めを選んで操作性を重視したい場合でも安心。カラーは10mごとに色分けされた5色マーキングを採用しています。
デュエル(DUEL) モンスターゲーム 9 キャスティング
キャスタビリティに優れた8本編み+芯の9本編みPEライン。より真円に近い形状に仕上げているほか、特殊コーティングを施すことによって滑りもよく、リールからスムーズに放出されるのが特徴です。
糸潰れにも配慮されており、使用感が安定しているのもポイント。太さは0.6号・13lbから10号・145lbと細めから太めまで用意されているのも魅力です。カラーはピンクパープルを採用。糸巻き量は200m巻きと300m巻きの2種類をラインナップしています。
デュエル(DUEL) ハードコア スーパー X8
コスパ重視で8本編みのPEラインを選びたい方におすすめのアイテム。比較的価格帯が控えめでありながら、操作性、耐久性、撥水性が高く、バシバシシャクっても安心して使い続けられるのが特徴です。
太さのラインナップは0.6号・12lbから2号・30lbまでで、糸巻き量は150m巻きと200m巻きの2種類。カラーは5色マーキングと高視認イエローの2パターンを用意しています。
東レ(TORAY) ジギングPE パワーゲーム X8
オーソドックスなジギング用8本編みPEライン。低伸度で引っ張り強度が高いのはもちろん、カラーは10mごとにグリーン・ピンク・ブルー・イエロー・レッドの5色展開となっており、飛距離や水深を把握しやすいのが特徴です。
特殊な表面樹脂コーティングを施すことによって滑りがよいほか、摩擦抵抗を抑えるべく真円に近づけるのもポイント。落とし込み・巻き上げの双方がスムーズにできるのも魅力です。太さは0.6〜6号と細めから太めまでラインナップ。糸巻き量は300m巻きで統一されています。
サンヨーナイロン(Sanyo Nylon) アプロード ソルトマックス GT-R PE
10m×5色分け仕様の4本編みPEライン。ソルト全般で使えますが、マーキングをいかして水深やラインの巻き取り量を把握した釣りを展開しやすいのが特徴です。
また、表面に特殊樹脂コーティングを施すことによって真円に限りなく近づけ、ガイド抜けがよいのもポイント。製品は200m巻きと300m巻きの2種類で、太さは0.6号12lbから8号112lbまでラインナップしています。
ゴーセン(GOSEN) アンサー ジギング PE×8
オーソドックスなジギング向け8本編みPEライン。耐摩耗性はもちろん、ガイドの抜け感もよく、手返しよくリフト&フォールできるのが特徴です。
太さのラインナップは0.8号・16lbから6号・75lbまでで、糸巻き量は200m巻き・300m巻き・400m巻きの3種類。カラーはいずれも10mごとに5色分けされたマルチカラーを採用しています。
ゴーセン(GOSEN) アンサー キャスティング PE×8
数あるPEラインのなかでもキャスティングゲームに適したアイテム。メーカー独自のSG加工がほどこされており、ガイド抜けがよく、遠投性に優れているのが特徴です。
タイプとしては8本編みで、しなやかさがあるのはもちろん、ハリやコシがあるのもポイント。カラーはステルス性に配慮したファインシルバーを採用しています。
糸巻き量は150mと200m巻きの2種類。なお、長さによって太さのラインナップが異なり、前者は0.6号・14lbから2号・35lbまで、後者は0.6号・14lbから3号・45lbを用意しています。
山豊テグス(YAMATOYO) PEジギング8
スタンダードな使用感ながら価格帯が控えめでコスパのよい製品。タイプとしては8本編みのPEラインで、しなやかさがあるのが特徴です。
カラーはブルー・オレンジ・グリーン・レッド・パープルを10mごとに配色。また、1mごと、5mごとにマーキングが入っているのも魅力です。
糸巻き量は200mと300mの2種類。なお、太さのラインナップは前者が0.6号から2号まで、後者が0.8号から8号までと違いがあるので、購入する際はしっかりと確認しておきましょう。
山豊テグス(YAMATOYO) PEショアジグ8
ショアジギング専用を謳う8本編みのPEライン。ラインはライトブルー・ピンク・パステルグリーン・オレンジ・イエローの混色を採用していますが、遠投性が重要となるショアジギングで目視しやすいように、20mごとにカラーチェンジするのが特徴です。
また、真円に近づけることで糸の滑らかさを追求し、飛距離が十分出るのもポイント。太さは1号19lbから4号55lbまで揃えています。
ユニチカ(UNITIKA) ユニベンチャー X8
ショア・オフショアを問わず、扱いやすいおすすめのPEライン。滑りのよい8本編みで遠投性能が高く、広範囲を探りたいときにおすすめです。
ラインは低伸度で感度がよく、操作性に優れているのもポイント。また、色落ちもしにくく、視認性の劣化防止に配慮されているのも魅力です。
カラーはシャルトリューズ(Chartreuse)と呼ばれるライトグリーン単色とマルチカラーの2パターン。太さは前者が0.6号・10lbから3号・40lb、後者は2号・30lbから6号・80lbで、糸巻き量のバリエーションにも違いがあります。購入を検討する際は意識しておきましょう。
シマノ(SHIMANO) オシア 8 PE
大物狙いのジギングでおすすめの8本編みPEライン。均一に締め上げながらラインを強化する「タフクロス2」工法を採用することによって低伸度で、ロッド操作がダイレクトにルアーへと伝わるのが特徴です。
特に4号以上のラインには「ヒートシンクコーティング」が施されており、巨大魚の突っ走りによる摩擦熱にも配慮。大海原でのジギングで太めのラインを使いたい方にとっては候補となる製品です。
シマノ(SHIMANO) オシアジガー MX4 PE
スロージギングで使うPEラインのなかでも4本編みを選びたい方におすすめの製品。特殊シリコン材をラインに含浸させることによって水弾きがよく、ルアーの操作性が高いのが特徴です。
カラーはライムグリーン単色を採用。糸巻き量は200m・300m・600mの3種類で、規格によって太さのラインナップは異なりますが、細めで0.6号から太めは4号まで揃っています。
ダイワ(Daiwa) UVF PEデュラセンサー×8+Si2
5色カラーとライムグリーン単色の2タイプがある8本編みのPEライン。糸巻き量は複数の規格が用意されていますが、細めから太めまでラインナップされており、タイラバやライトな落とし込みジギングから大型青物狙いまで対応できるのが特徴です。
同社のテクノロジーを駆使して高密度に編み上げた「マッスルPE」仕様で、快適に使用しやすいのもポイント。選択肢が豊富なうえ、安心感の高いおすすめの製品です。
ダイワ(Daiwa) UVF ソルティガ SJ デュラセンサー×8+Si2
スロージギング専用を謳う8本編みのPEライン。伸びがほとんどないのが特徴で、竿全体をしならせるスローテーパー気味のロッドと組み合わせるのがおすすめです。
ラインとしては太さと真円にこだわった原糸「TOUGH PE」に進化したコーティング「Evo Silicone²」を合わせることによって、耐摩耗性と滑りのよさを両立。カラーは5パターンを10mごとに配色しており、レンジ(タナ)を意識しやすいのも魅力です。
メジャークラフト(Major Craft) 弾丸ブレイド クロス
同社「マイクロクロス製法」によってしなやかさと適度なハリを備えた8本編みのPEライン。原糸に大手繊維メーカー「東洋紡」の超高強力ポリエチレン繊維「IZANAS」を採用しているほか、同社の「F60コーティング」で覆い、耐久性や遠投性に優れているのも特徴です。
カラーは単色グリーンと5色マルチの2種類。前者は視認性の高さをいかしてキャスティングゲームに、後者は水深把握しやすいのでバーチカルな釣りに適しています。
なお、グリーンは150m巻きで、太さは0.6号・12lbから1.5号・30lb。マルチは200m巻きと300m巻きの2パターンで、200m巻きが0.6号・12lbから3号・50lbまで、300m巻きが0.8号・16lbから5号・80lbまでとなっており、ラインナップに違いがあります。購入を検討する際は意識しておきましょう。
メジャークラフト(Major Craft) 弾丸ブレイド X4
豊富なラインナップから選べる4本編みのPEライン。カラーは5色のマルチとグリーン単色の2パターンがあります。
号数は細めから太めまで揃っており、いずれも低伸度かつ高感度。表面にコーティングを施すことで適度なハリもあり、操作性も良好です。また、ガイドへの糸絡みなどライントラブルが少ないのもポイント。価格帯も比較的控えめで、コスパに優れているのも魅力です。
なお、本製品はオリジナルモデルで、同シリーズにはエギング専用、ライトゲーム専用、タチウオ専用モデルもラインナップ。単品指名買いはもちろん、スペックの異なるアイテムをまとめて購入するのもおすすめです。
ラインシステム(LINE SYSTEM) ザルツ ゼノス X8 ジギング
ハードなジギングに適したおすすめの8本編みPEライン。直線強度が高いのはもちろん、耐摩耗性や耐久性も十分で、毛羽立ちにくく、安心して使い続けられるのが特徴です。
太さのラインナップは2号・40lbから8号・120lbで、糸巻き量は200m巻きと300m巻きの2種類。カラーは10mごとに5色分けされています。
ラインシステム(LINE SYSTEM) ザルツ ゼノス X8 キャスティング
遠投性を重視したい方におすすめの8本編みPEライン。密編みにすることで、表面の凹凸を少なくしており、安心してフルキャストできるのが特徴です。
また、同社の「AHCコーティング」により、耐熱性や耐摩耗性をケアしているのもポイント。太さのラインナップは2号・40lbから8号・120lb、糸巻き量は200m巻きと300m巻きの2種類で、カラーはシルバーを採用しています。
ラインシステム(LINE SYSTEM) ジギング PE X8
摩擦抵抗の軽減に配慮した8本編みのPEライン。特にリフト&フォールを繰り返す落とし込みのボートジギングにおすすめで、アタリをしっかりと取れるのが特徴です。
また、真円性を高めることで潮などの影響を受けにくいのもポイント。ロッド操作がダイレクトに伝わり、しっかりとメタルジグをシャクるのも魅力です。
糸巻き量は200mと300mとあり、太さのラインナップはどちらも1.5号から6号まで。ライトジギングから深場の大物狙いまで使えるので、ぜひおさえておきましょう。
「ジギング」にはさまざまな釣りがあり、業種別のラインも登場。最近人気なのはタチウオのジギングで、こちらには専用ラインがあります。タチウオは漢字で書くと「太刀魚」。釣りとしては、この「刀」を英語の「サーベル」と訳して「サーベリング」と呼ぶ場合もあります。初耳や初見の方はぜひ覚えておきましょう。