コーヒーや紅茶用のミルクを入れる「ミルクピッチャー」。おもに、フレッシュミルク用とラテアート用の2種類があり、さまざまなアイテムが展開されています。そのため、各製品の特徴をしっかりとチェックして選ぶのがポイントです。
そこで今回は、ミルクピッチャーの選び方やおすすめの製品をご紹介。それぞれの特徴も解説するので、ぜひ自分に合ったミルクピッチャーを選ぶための参考にしてみてください。
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ミルクピッチャーとは?
ミルクピッチャーとは、ミルクやクリームを入れておく容器のこと。ラテアートを描いたり、ミルクをコーヒーや紅茶などに入れたりといった用途に使用します。タイプによって備わっている機能や適したサイズなどが異なるため、用途に合ったミルクピッチャーを選びましょう。
ミルクを泡立てふわふわにしたスチームミルクを作るのに適しているのが、ラテアート用です。多くの製品に持ちやすいハンドルが搭載され、泡立てやすい形状のボディが特徴。自宅でも手軽にカフェラテやラテアートが楽しめます。
コーヒーや紅茶などのドリンクにミルクを注ぐ用途に適しているのが、フレッシュミルク用。サイズやデザインのバリエーションが豊富で、使用する容量はもちろん、インテリアとしての質感にもこだわって選びやすいのが魅力です。
ミルクピッチャーのおすすめ|ラテアート用
デロンギ(DeLonghi) ステンレス製 ミルクジャグ 350ml DLSC060
全自動コーヒーマシンをはじめとする、高品質な電気機器を手掛けるイタリアのメーカー「DeLonghi」が展開するミルクピッチャー。鏡面仕上げによる光沢感がスタイリッシュな製品です。ステンレス製のため、スチームミルクを作る際に内部の温度が手に伝わりやすいのがポイントです。
ボディには、おしゃれなアクセントとしてメーカーロゴが配されています。レーザー彫刻されているため、経年劣化による欠けや剥がれが発生しないのが魅力です。
なお、容量は350mlで、カップ1杯分程度のスチームミルクを作るのに適したサイズ。デザイン性と実用性を兼ね備えたおすすめのミルクピッチャーです。
バリスタアンドコー(BARISTA&CO) バリスタプロミルクピッチャー 400ml 424417
機能面と見た目の両方にこだわる方におすすめのステンレス製ミルクピッチャー。イギリス生まれのコーヒーツールブランド「バリスタアンドコー」がイギリスのラテアート6冠王の方とコラボした、ラテアートへのこだわりが詰まったアイテムです。
大きめのハンドルはしっかりと持ちやすく、直線的で長いフォルムの注ぎ口によりミルクを正確かつ繊細に注ぎやすいのが特徴。本体内側にはmlとozの2種類で目盛りが表記されているため、液量もひと目で把握できて便利です。
さまざまなテイストの空間に馴染むシンプルな佇まいと、持つ手元をスタイリッシュに彩るメタルカラーも好印象。カラーバリエーションはROSEGOLD・BLACK・STEELの3種類、サイズは本製品の400mlのほかに620mlが展開されています。
バリスタアンドコー(Barista&Co) ダイヤルインミルクピッチャー600ml
大きく持ちやすいハンドルを搭載したミルクピッチャーです。しっかりとハンドルを握りやすく、スチームミルクを作ったり注いだりする際に安定して操作をしやすいのが特徴。指でハンドルの下部を支えることも可能です。
さらに、ステンレススチール製で熱が伝わりやすいため、指をボディ側面や底面に当てて温度の確認も行えます。また、直線で長い構造の注ぎ口なので、注入時にコントロールしやすいのもポイントです。
内側に細かい目盛りが設けられており、適した分量も確認できます。多機能搭載で実用的な、おすすめのミルクピッチャーです。
ダブリューピーエム(WPM) ミルクピッチャー ラウンドスパウト HC7106ST
高品質で人気のコーヒーアクセサリーを幅広く取り扱う香港のブランド「WPM」が展開するミルクピッチャー。斜めに上端部分がカットされた形状により、ミルクを流す量をコントロールしやすいのが特徴です。
さらに、内部には180ccの目盛りも付いているので、分量の目安を確認しやすいのもポイント。また、大きめのハンドルが備わっているため持ちやすく、安定した操作をサポートします。
素材には、熱が伝わりやすいステンレスを採用。ミルクの温度をしっかりとチェックしながらスチームミルクを作れます。使いやすさを重視して選びたい方におすすめのミルクピッチャーです。
ダブリューピーエム(WPM) ミルクピッチャー シャープスパウト HC7107
注ぎ口が細い、シャープスパウトのミルクピッチャー。細かい模様のラテアートを描きやすいのが特徴です。斜めに上端部がカットされた形状で、注ぐミルクの流量を調節しやすいのもポイント。180ccの目盛りも内側に設けられており、分量の確認もできます。
また、ハンドルが大きめなのでしっかりと持ちやすく、作業中の安定感も向上。使いやすく、細かいラテアートに挑戦したい方におすすめのミルクピッチャーです。
Dailyart ミルクジャグ
クロム加工によって表面が仕上げられた、ステンレス製のミルクピッチャー。汚れの付着を防ぎやすいうえ、防錆性・耐衝撃性・耐熱性に優れています。食洗機にも対応しており、お手入れがしやすいのも魅力です。
容量は12ozで、ラテアート用として家庭で使いやすいサイズ。先端の注ぎ口が尖っているシアトルタイプを採用しています。ミルクの流量を調節しやすく、繊細にラテアートを描くのにも適しています。
また、注ぎ口は適度な尖りで、ゆっくりとミルクを注ぎやすいのも特徴。ラテアートはもちろん、デザインカプチーノを作るのにもおすすめのミルクピッチャーです。
fannybuy ミルクジャグ
温度計搭載のミルクピッチャー。備わっている温度計で、ミルクの温度を確認しながら作業が行えます。ミルクに温度計をささずに泡立てられるので、対流を起こしやすく、きめ細かいスチームミルクを仕上げやすいのも魅力です。
素材には、食品グレードの304ステンレススチールを採用。安全性・耐錆性・耐衝撃性・耐熱性に優れています。また、長持ちしやすくお手入れのしやすさも良好です。
容量は600mlと大きめのサイズで、カップ2~3杯分のスチームミルクを作るのに適しています。大容量で使い勝手のよい、おすすめのミルクピッチャーです。
DELERKE ミルクピッチャー
「鷹の口」デザインの注ぎ口で、液漏れを防ぎやすいミルクピッチャー。ハンドルは滑らかで持ちやすい厚さと幅に磨かれて仕上げられています。自由な持ち方で扱いやすく、ラテアートを描きやすいのが魅力です。
内側には目盛りが備わっており、ミルクの分量を確認できます。注ぐミルクの量をコントロールしやすくて便利です。素材には、高品質な304ステンレスを採用。安全性や耐久性にも優れています。錆びにくいため、お手入れがしやすいのもポイントです。
容量は、12ozよりも少し大きめの400mlサイズ。余裕を持って多めに作りたい方や、ラテアートを練習したい初心者の方にもおすすめのミルクピッチャーです。
Wolltoll ガラスミルクジャグ 600ml
先端の注ぎ口が尖っている、シアトルタイプのミルクピッチャー。注ぐミルクの狙いを定めやすく分量もコントロールしやすいので、繊細にラテアートを描きやすいのが特徴です。ボディ表面には、ミルクの量が確認できる目盛りも付いています。
さらに、ハンドルは人間工学に基づく設計で持ちやすく、快適な作業をサポート。ハンドルの下部が歪曲した形状で、指で下から支えながら作業が行えます。
透明でエレガントな質感がおしゃれなガラス製を採用。テーブルウェアとしても楽しめます。なお、耐熱性の高いガラス素材を採用しているため、電子レンジ対応なうえ直火でもあたためられて便利。ラテアートの描きやすさと利便性の高さを兼ね備える、おすすめのミルクピッチャーです。
Wolltoll ミルクピッチャー
注ぎ口が長く丸みが設けられた、イタリアタイプのミルクピッチャー。ミルクを注ぐ際にゆっくりと流れるため、量をコントロールしやすいのが特徴です。
素材には、熱が伝わりやすくミルクの温度を確認しやすいステンレスを採用。錆び付きにくい素材なので、お手入れがしやすいのが魅力です。そのうえ、耐熱性にも優れており、電子レンジ対応で使い勝手も良好です。
人間工学に基づく設計の持ちやすいハンドルの搭載で、快適な作業をサポートしやすいのもポイント。高品質なうえ取り扱いしやすい、ラテアートやデザインカプチーノ初心者の方にもおすすめのミルクピッチャーです。
PETSOLA ミルクジャグ
蓋付きのミルクピッチャー。注ぐ際にミルクがこぼれにくく、快適に使いやすいのが特徴です。また、ホコリやゴミなど異物が混入するのを防ぎ、衛生面に配慮しながら使えます。
素材には、丈夫で耐久性に優れるステンレスを採用しているため、長持ちしやすいのもポイント。錆びに強く、お手入れがしやすいのも魅力です。サイズは350ml・600ml・1000ml・1500ml・2000mlと、幅広く展開しています。余ったミルクを保管しておくのにも便利な、おすすめのミルクピッチャーです。
MHW-3BOMBER Latte Art Pitcher 5.0 Silver Spot P5026SS
無骨な雰囲気を放つおしゃれなミルクピッチャーです。本製品のメタルシルバーに加え、グリーン・ピンク・マットブラック・ブルーなどが揃う、多彩なカラーラインナップが魅力。テーブルに置いてあるだけでも存在感があり、コーヒータイムをクールに彩ります。
ワニ口形状のユニークな注ぎ口により、ミルクを細く均一に注ぎやすいのもポイント。さまざまなパターンを描きやすいため、ラテアート初心者の方の入門用にもおすすめです。
容量は、一度にたっぷりのスチームミルクを作るのに便利な約500ml。サビにくい304ステンレス製のアイテムで、使い勝手と耐久性も良好です。
モッタ(MOTTA) ステンレス製プロフェッショナルミルクピッチャー 17-Floz ブラック 02550/00
イタリア・ピエモンテ発の老舗ステンレスメーカー「モッタ」が、イタリアのバリスタ協会と共同開発したミルクピッチャー。カフェやバーで働くバリスタからコーヒー愛好家まで、多くの人々に支持されているプロ仕様のアイテムです。
長く丸みを帯びたイタリアタイプの注ぎ口を採用しており、ラテアートを繊細に描きやすいのが特徴。一度に複数杯分のスチームミルクを作れる容量約500mlの大きめサイズは、業務用として使うほか、ホームパーティなどでのおもてなし時にも重宝します。
高品質な「18-10ステンレス」の本体にマットな質感のブラックをあしらった、武骨で重厚感あふれるデザインも魅力的。優れた耐久性と耐食性を備えているため、長く愛用していけるミルクピッチャーを求めている方にもおすすめです。
ブリューイスタ(Brewista) ブリューイスタ アルティザン ミルクフロシングピッチャー 24oz 720ml ホワイト BV-MP002
アメリカ生まれのコーヒー器具ブランド「ブリューイスタ」が手がける、ステンレス製のミルクピッチャー。ボディ全体に、ミルクをコントロールしやすい工夫が散りばめられています。ラテアートを本格的に楽しみたい方におすすめのアイテムです。
しっかりと握れて扱いやすい大きめのハンドルに、細かいラテアートを描きやすいV字形状の細長く尖った注ぎ口が特徴。容器の底には角度が付いており、注いだミルクが対流しやすいので、きめの細かいフォームミルクも効率的に作れます。
加えて、ボディの好きな位置に貼れる、専用のサーモラベルが付属しているのもポイント。温度によってラベルの色が変わる仕様なので、ラテアート初心者の方でもひと目で温度を把握できて便利です。
ライノウェアーズ(Rhinowares) プロフェッショナルミルクピッチャー 12oz BB-012
ラテアートの入門用におすすめの、目盛り付きミルクピッチャーです。ボディの内側両サイドにmlとozの目盛りが刻まれた使い勝手のよいアイテム。利き手にかかわらず、注ぐミルクの量やスチーム時の空気の量をひと目で把握できて便利です。
注ぎ口は細長く先端が尖った形状で、厚めの泡も細かくコントロールしやすいのがポイント。ラテアートやデザインカプチーノを本格的に楽しめます。
本体の素材はステンレスで、サイズはカップ1杯分のミルクを入れるのに適した12oz。「ライノウェアーズ」のブランドアイコンであるサイのイラストが描かれた専用ボックス入りなので、コーヒー好きの方へのプレゼントにもぴったりです。
メリタ(Melitta) コーティングステンレスミルクピッチャー HC7068
表面にフッ素加工が施され、撹拌時の摩擦を軽減しやすいステンレス製のミルクピッチャーです。汚れの付着や錆び付きを防ぎやすいのが特徴。食洗機にも対応しているため、お手入れのしやすさも良好です。
また、細いラインでミルクを流しやすい注ぎ口の構造により、繊細なラテアートを描きやすいのもポイント。注ぎ口のフチにミルクの泡が溜まりにくく、スムーズな作業を行いやすいのが魅力です
容量は300ml・600ml・1000mlのサイズを展開しています。スチームミルクの作りやすさと注ぎやすさを両立する、おすすめのミルクピッチャーです。
ミルクピッチャーのおすすめ|フレッシュミルク用
キントー(KINTO) UNITEA ミルクピッチャー 180ml 8305
コーヒーウェアをはじめとする、豊かで快適な生活をサポートするアイテムを取り扱う「KINTO」のミルクピッチャー。ガラス製でエレガントな雰囲気が漂います。
丸みのあるかわいいフォルムで、ティータイムをおしゃれに彩るテーブルウェアとして楽しめます。ガラスはニオイが移りにくいので、シロップやドレッシング入れとしても活用可能です。
電子レンジ対応でミルクをあたためるのにも便利。食洗機で洗えてお手入れも簡単です。衛生面に配慮して使いたい方もチェックしてみてください。
佐藤金属興業(SALUS) 海軍型ミニ ミルクピッチャー 大 15ml
小さくてかわいいミルクピッチャー。容量は約15mlと1杯分のフレッシュミルク用として使うのに適しています。サイズは約4×2.5×高さ3cm、重量は約11gで手軽に使いやすいのも特徴です。
おしゃれな見た目もポイント。ポーションのミルクやガムシロップを入れて、喫茶店にいるような雰囲気でティータイプを楽しむのにもおすすめのミルクピッチャーです。
素材には、耐久性のあるステンレスを採用しており、長く愛用しやすいのもポイント。錆び付きを防ぎ、お手入れのしやすさも良好です。
アークランズ PROシリーズ ミルクピッチャー 1人用
小さいサイズで手軽に使いやすい、フレッシュミルク用におすすめのミルクピッチャーです。サイズは約幅42×奥行き28×高さ30mmで、重量は約14g。コンパクトかつ軽量なので、省スペースで使いやすいのが魅力です。
容量は約10ccで、1杯分のミルクを注ぐための使用に適したモデル。なお、容量約30ccの2人用に使うのに適したモデルも展開しています。素材には丈夫で錆に強い「18-8ステンレス」を採用。長持ちしやすいうえ、お手入れがしやすいのもポイントです。
西海陶器(SAIKAI TOKI) Common ミルクピッチャー
上品かつ高級感のある雰囲気がおしゃれな、陶器製のミルクピッチャー。日本デザイン振興会が主催する、2014年度の「GOOD DESIGN AWARD」や、世界3大デザイン賞のひとつと称されるドイツの2015年度「IF DESIGN AWARD」を受賞したモデルです。
陶器製は保温性に優れているのが特徴。あたたかいミルクが冷めにくく、ゆったりとしたティータイムを楽しむのにも適しています。耐熱性にも優れており、電子レンジ対応でスムーズにミルクをあたためやすいのもポイント。洗機も使用可能で、お手入れがしやすくて便利です。
容量は約100ml。たっぷりとミルクを使いたい方におすすめのミルクピッチャーです。容量が00cc
小田陶器 comodo ミルクピッチャー S 白 P28001
丸みを帯びた北欧風のデザインがかわいらしい、陶器製のミルクピッチャーです。ホワイトカラーで清潔感のある上品な質感が魅力。テーブルウェアとしても食卓をおしゃれに彩ります。
容量は約70ml。電子レンジ対応で食洗機も使えるため、利便性に優れているのがポイントです。おしゃれで便利に使える、ミルクピッチャーを探している方におすすめです。
ナルミ(NARUMI) ミラノ クリーマー 190cc 9682-4204
愛知県名古屋市に本社を置く老舗のテーブルウェアブランド「ナルミ」のミルクピッチャー。本製品は1972年に登場した人気の「ミラノ」シリーズのひとつで、藍色の濃淡で繊細に描かれた梅の花とゴールドのラインが目をひく高級なアイテムです。
素材には、磁器の一種であるボーンチャイナを採用。ツヤのある美しい白磁と、優雅にカーブを描くアンティーク調のフォルムが、コーヒータイムをエレガントに彩ります。
容量は約190mlと、フレッシュミルク用のミルクピッチャーのなかでは大きめ。コーヒーや紅茶用のミルクを入れるほか、ソースやドレッシングを入れて料理に添えるのもおすすめです。
アフタヌーンティー(AfternoonTea) モンレーヴ クリーマー 22104672
北欧テイスト好きの方や、見た目と機能性の両方にこだわる方におすすめのミルクピッチャーです。オフホワイトのボディに花模様を描いた、気品のあるデザインが魅力。ブルーのラインは職人の手仕事で縁取られたモノで、味わい深い雰囲気も感じられます。
電子レンジに対応しており、ピッチャーにミルクを注いでそのままあたためられるのもポイント。加えて、食洗機で洗えるので使用後のお手入れも簡単です。
容量約130mlの大きめサイズで、使い勝手も良好。数人分のミルクをまとめて注いだり、ドレッシングピッチャーとして活用したりと、幅広いシーンで重宝します。
ハリオ(HARIO) Crafts Science コニカルピッチャー 50mL CP-50
ぼてっとした円錐フォルムがかわいい、ガラス製のミルクピッチャーです。透明感のあるシンプルな佇まいは、さまざまな食卓と相性がよく、汎用性も十分。ミルクのほか、メープルシロップ・オイル・ドレッシングなどを注ぐ調味料入れとしても活躍します。
サイズは、本製品の容量約50mlと、ひと回り大きな容量約100mlの2種類がラインナップ。いずれも電子レンジと食洗機に対応しており、機能面も良好です。
また、本製品は東京に本社を置く老舗の耐熱ガラスメーカー「ハリオ」のアイテム。素材に、自社工場で生産する耐熱ガラス「HARIO Glass」を用いたアイテムで、日本製のミルクピッチャーを求めている方にもおすすめです。
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ミルクピッチャーの選び方
用途やカップの大きさに合わせてサイズを選ぶ
ラテアート用なら12ozが一般的
ラテアート用として一般的なサイズは12ozで、約350~360ml程度。しかし、ミルクピッチャーは、ミルクを注ぐカップの大きさによって適したサイズが異なります。たとえば、サイズが12ozのミルクピッチャーでは、150~180mlのカップを合わせるのが目安です。
なかには、ミルクピッチャーのサイズが20ozのモデルも展開。20ozのサイズはラテボウルのような大きめのカップに合わせて使う場合や、ミルクを2~3杯分スチームするのに適しています。
ただし、20ozサイズは、家庭で使用するエスプレッソマシンではしっかりスチームできなかったり、時間がかかったりする場合もあるので注意が必要です。
フレッシュミルク用なら10〜15ml程度
1人分のコーヒーや紅茶に注ぐミルクは、約10~15mlを目安とするのが一般的。そのため、フレッシュミルク用に使う場合には、ミルクピッチャーの容量も10~15ml程度のサイズで選ぶのがおすすめです。
ただし、2杯以上のコーヒーや紅茶を飲んだり、複数人分が必要となる場合には、使用量に合わせて多めのモノを選びましょう。また、ミルクを入れたまま保管しておく場合には、収納スペースに応じたサイズで選ぶのもポイントです。
素材を選ぶ
ラテアート用にはステンレス製が最適
ラテアートに使用するスチームミルクを作るには、ミルクの温度を感じやすいステンレス製がおすすめ。ラテアートを描く際、多くの場合はミルクの温度を約60~65℃に仕上げていきます。ステンレス製だと、スチームしたミルクの温度が手に伝わりやすく、温度の加減を把握しやすいのがポイントです。
また、ステンレスは強度が高く破損を防ぎやすいのも特徴。スチームミルクの仕上げ作業である、大きな泡をつぶすためにピッチャーの底をテーブルで叩くシーンでも割れにくいのがメリットです。さらに、耐錆性にも優れているのでお手入れもしやすく、長く愛用しやすいのも魅力です。
テーブルウェアとして楽しむならガラスや陶器製がおすすめ
デザイン性にこだわって使いたい方には、エレガントな雰囲気のガラス製や、高級感のある陶器製がおすすめ。食卓をおしゃれに彩るテーブルウェアとして楽しめます。
ガラス製は、ニオイが移りにくいのも魅力。ミルクピッチャーとしてはもちろん、シロップやドレッシングなどを入れる容器としても使えます。透明で中身を確認できるのもポイントのひとつです。
一方、陶器製は保温性に優れているので、あたためたミルクが冷めにくいのが特徴。ティータイムをゆったりと楽しみたい方にも適しています。
機能性をチェック
きめ細かい泡が作りやすいフッ素加工
フッ素樹脂によるコーティングを施したミルクピッチャーは、表面の水分を弾きやすいのが特徴。そのため、ミルクがスムーズに流れやすく、きめ細かい泡のスチームミルクに仕上げやすいのが魅力です。
また、フッ素加工が施されたミルクピッチャーは、表面に汚れが付着しにくく、錆び付きを防ぎやすいという特性を備えているのもポイントです。
ミルクの温度チェックがしやすい温度計付き
ミルクピッチャーには、温度計付きのタイプもラインナップしています。温度計が付いていれば、別の温度計を使わなくても、温度を確認しながら作業を行いやすいのが特徴。良質な旨みのスチームミルクを仕上げるのに便利です。
また、温度計をささずに作業ができ、泡立てる際にきれいな対流を起こしやすいのもポイント。そのため、しっかりと撹拌できて、きめ細かい泡のスチームミルクに仕上げやすいのが魅力です。
ミルクの量がひと目でわかる目盛り付き
製品によっては、本体に目盛りが付いているミルクピッチャーも展開されています。目盛り付きのミルクピッチャーは、備わっている目盛りで確認しながら、適量のミルクを注ぎやすいのが特徴です。
また、計量器などがなくても必要な分量のスチームミルクを作りやすいのもポイント。ミルクの量をコントロールしやすく、ラテアート初心者の方にもおすすめのタイプです。
注ぎ口の形状を選ぶ
繊細なラテアートにはシアトルタイプがおすすめ
シアトルタイプのミルクピッチャーは、先端部の注ぎ口が尖っているため、注ぐミルクの狙いを定めやすいのが特徴。ミルクの分量もコントロールしやすく、繊細なラテアートを描くのに適しています。
また、シアトルタイプを使えば、ハート・リーフ・チューリップといった細かいデザインのアートを描く作業を行いやすいのも魅力。上級者の方にはもちろん、初めて挑戦する方にもおすすめです。
デザインカプチーノ向けのイタリアタイプ
イタリアタイプのミルクピッチャーは、長くて丸みのある注ぎ口を採用しているのが特徴。注ぐミルクの流量を調節しやすいのが魅力です。
また、ゆっくりとミルクが流れるので注ぎやすく、厚めの泡でもコントロールしやすいのがポイント。たっぷりの泡にスプーンやスティックなどで模様を描く、デザインカプチーノにも適しています。初心者の方にもおすすめです。
コーヒーや紅茶にミルクを注ぐのに使用するミルクピッチャー。ラテアート用やフレッシュミルク用といった種類をはじめ、素材や機能面などもチェックして用途に合った製品を選ぶのがポイントです。今回の記事を参考に、ぜひお気に入りのミルクピッチャーを選び、快適なラテアートやティータイムを満喫してみてください。