超軽量でコンパクトな簡易テント「ツェルト」。本格登山の緊急アイテムとして重要ですが、最近では、素材やデザインの進化で居住性が飛躍的に向上し、バイクツーリングやトレッキングなどでツェルトをメインの野営アイテムとして利用する方も増えています。

軽くて便利な優れモノのツェルト。今回はそんなツェルトの人気ブランドからおすすめアイテムをご紹介します。

ツェルトとは?

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ツェルトは元々、突然の雨や雪、目的地に着く前に日が暮れてしまった時など緊急的に野営するめに作られたアイテム。「シェルター」「ビバークテント」とも呼ばれます。

そのため、軽量コンパクトで収納時のサイズは350mlの缶ビールほどになるものもあり、バックパックの隙間に入れて持ち運べます。また、構造がシンプルで設営も簡単。クライマーにとっては命を守る必需品なので、防水・保温などの高い機能性を備えています。

ツェルトとテントの違い

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テントとしても使えるツェルトですが、その構造はほとんどが一枚の布で覆うシングルウォールタイプ。軽量でコンパクトですが、結露しやすいという弱点があります。インナーとフライシートのダブルウォール構造のテントと比べると居住性では劣るのもデメリットです。

一方で、ツェルトはポンチョのように被って雨や寒さを凌いだり、タープとして雨や日差しよけに使ったりと利用の幅が広いのが特徴。緊急時以外にも使えて便利です。

ツェルトはポールやロープ、ペグなどは別売りが基本。ツェルト用のポールもありますが、荷物を軽くしたい方はトレッキングポールを使っても設営できます。

ツェルトの選び方

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ツェルトはサイズ選びが肝心。1~2人用を中心に4人用程度までラインナップされています。登山やトレッキングなどでは、荷物の重さを最低限に抑えつつ、利用する人数分の空間を確保するようにサイズを選んでください。

また、座った状態で一夜を明かす超コンパクトタイプと足を伸ばして寝られるロングタイプがあるので用途に合わせて選択してください。

軽さを追求しつつ快適な居住性を求める方にはドーム型ツェルトがおすすめ。防水透湿性能に優れた素材を採用したモデルなら結露も少なく、快適に過ごせます。

ツェルトのおすすめブランド

モンベル(mont-bell)

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高機能なアウトドアギアで知られる「モンベル」。ツェルトとシェルターのラインナップも豊富に揃っています。防水性と透湿性を兼ね備えた高機能素材を採用。火にも強く、万一、火がついても燃え広がらない難燃素材なので安心です。

居住性にこだわる方にはゴアテックス生地を使ったモデルもおすすめ。しっかり休めるツェルトを探している方にはドームシェルターという選択肢もあります。

ファイントラック(finetrack)

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高品質なツェルトで定評があるのが「ファイントラック」。ソロ用から4人用まで4つのモデルをラインナップしているのが特徴です。軽量な特殊ナイロン生地に透湿の高いコーティングを施し、一般的なツェルトと比べて12分の1以下の結露量に抑えることに成功しています。

また、テンションがかかる部分には最高レベルの強度を持つ合成繊維を縫い込み、優れた耐久性を実現。プロのクライマーにも選ばれる信頼のツェルトです。

アライテント(ARAI TENT)

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日本国内で熟練した職人のハンドメイドによる高品質な登山用品を作り続けている「アライテント」。現在ツェルトは1~3人用で7モデルをラインナップしています。軽量で強靭な生地を採用したツェルトはいざという時に役立ってくれます。

ポンチョのようにかぶって使えるビバークツェルトは登山初心者からベテランまで人気のアイテム。冬山で使用する上級者やテント代わりに利用する方には撥水性を高め結露の少ないモデルがおすすめです。

ツェルトのおすすめ人気モデル

モンベル(mont-bell) GORE-TEX ライトツェルト

モンベルのツェルトのスタンダードモデル「ライトツェルト」のゴアテックス版。水は通さず湿気は逃がす高機能素材ゴアテックスを採用しているので、結露が付きにくく快適にくつろげます。

スタンダードモデルが約430gに対してゴアテックスモデルは約730g。軽さを追求する方はスタンダードモデル、居住性の高さを重視する方はゴアテックスモデルをおすすめします。

モンベル(mont-bell) U.L.ツェルト

重量約230gの超軽量ツェルト。収納サイズは350ml缶ほどとコンパクトで、バックパックの隙間に入れられます。通気性を備えたファブリックを採用しているので結露がつきにくいのが魅力です。別売りのフライシートを使用すると防水・防風性を高められます。

緊急時に使用するための軽量モデルを探している方におすすめのツェルトです。

モンベル(mont-bell) U.L.ドームシェルター 1型

ツェルトの軽量性を保ちつつ優れた居住性を持つ「U.L.ドームシェルター」。インナーポール2本で十分な広さを確保した自立式ドーム型です。床面と縫製部分にはシームテープが施されているので高い防水性を完備。重さは約720g。ソロ用の1型のほかに2人用の2型もラインナップされています。

登山はもちろん、バイクツーリングやトレッキングなどで居心地のいい簡易テントを探している方に最適なツェルトです。

モンベル(mont-bell) U.L.モノフレームシェルター

インナーポール1本で十分な広さを確保でき、本体の重さ約536gと軽量化を実現したソロ用ツェルト。突然の雨や風の中でも素早い設営が可能です。優れた防水性を備えているのでいざという時にも安心。非自立式なので2カ所をペグダウンする必要があります。山での緊急時に持っていると頼りになるおすすめツェルトです。

モンベル(mont-bell) テント カモワッチテンチョ

簡易テントのほかにポンチョとしても使える一石二鳥の便利アイテム。ポンチョとしてはサイズにゆとりがあるのでバックパックごとしっかりと覆えます。テントとして使う場合は、トレッキングポールを支柱にするか、天頂部を枝に吊るして設営。自然に溶け込むカモワッチ柄がおしゃれなツェルトです。

ファイントラック(finetrack) ピコシェルター

ファイントラックを代表する超小型ツェルト。重さは約130gで大人2人が座って休める広さがあります。ポンチョとしても使えるので、いざという時に雨や寒さから身を守る1枚としても利用可能です。

天候の変化が多い日本の山ではこの1枚が命を救ってくれる可能性もあります。バックパックに入れておけば安心のおすすめツェルトです。

ファイントラック(finetrack) ツェルト1

軽量で居住性にも優れた1~2人用ツェルト。トレッキングポールを使いテントとして設営すれば大人2人が寝られるスペースを確保できます。防水性がありながら、高い透湿性がある生地を採用しているので結露も軽減可能です。重さは約230g。いざという時には、救助用シートとしても使える十分な強度が特徴です。

ファイントラック(finetrack) チューブツェルト

取り出して潜り込むだけで緊急避難できる2~4人用のチューブ構造のツェルトです。非常時には前後の吹き流しを絞ることで簡単に空間を確保可能。優れた透湿性のある素材なので結露が付きにくいのが特徴です。

サイドリフターをロープで引っぱることで居住空間をさらに広げられます。シームテープ加工で高い防水性を発揮。この大きさで重量約440gの軽さも魅力です。

アライテント(ARAI TENT) ビバークツェルト ソロ

被って使用するパーソナルシェルター「ビバークツェルト」。重さは約105gという軽さでマグカップに収まるほどコンパクトに収納可能。ベンチレーター(通気口)から頭を出してポンチョのように被れます。

急な天候変化やアクシデントの際、頭から被り座って雨や寒さから身を守れます。ザックの片隅にいつも入れておけば、いざという時にも安心です。

アライテント(ARAI TENT) ビバークツェルト1 ロング

トレッキングポールを使い簡易テントとして設営すると、大人2人が横になって休める広さがあります。頭から被り座って休むだけなら大人4人で使用可能。極細の糸を格子状に織り込んだ素材は高い強度を誇っています。

重さは約240g。厳しい環境でその実力を発揮する高い基本スペックを備えたおすすめツェルトです。

ヘリテイジ(heritage) エマージェンシー ソロシェルター ツェルト

ヘリテイジの緊急避難時のソロシェルター。重さは約180gと軽量でビール缶ほどの大きさに収納できるコンパクトサイズです。十分な耐水圧をもちながら高い透湿性能もあわせもっているので居住性にも優れています。

頭を交互にすれば2人が横になることも可能。ベンチレーターから顔を出して全身を包み込んでビバーグもできます。

ヘリテイジ(heritage) エマージェンシー ドーム

簡単に設営できる快適な自立式のドーム型ツェルト。本体とポールを合わせた重さは約660gと軽く、コンパクトに収納できます。大人2人が寝られる広さ、座ってのビバークなら3人まで収容可能です。

床面のシートはスナップボタンで開閉できる底割れ式なので靴を履いたままでも使用できます。耐水性と透湿性に優れ快適化と軽量化を両立しているおすすめツェルトです。

ヘリテイジ(heritage) ストックシェルター 

2本のストックを逆V字型に組んで前後2カ所をペグダウンするだけの簡単設営でプライベート空間が作り出せるシェルターです。重さはペグ2本を含めて約280gと軽量。換気機能にも優れており室内も快適です。トレイルランニングでの仮眠休憩やバイクツーリングでの野営用にもおすすめです。

ヘリテイジ(heritage) クロスオーバードーム シングルウォールテント

ツェルトの軽さとテントの快適性を両立させたのが本製品。優れた防水性と透湿性を備え十分な快適空間を実現しているのが魅力です。主要な縫製部分はシーム加工を施し防水性を高めています。

大人2人が寝られるサイズで重さは2本のポールとスタッフバッグを合わせて約700gと軽量。メインの野営アイテムとしても十分使えるツェルトです。

オクトス(oxtos) 透湿・防水ツェルト

高い防水性と透湿性を備えた生地を採用し、居住性を高めたツェルトです。耐水圧は10,000mmなので、大雨に遭遇しても安心。前後2カ所にベンチレーター(通気口)を備え通気性も良好です。

重さは約680gと軽量でコンパクトに収納可能。テント並みの安心感と快適性を備えたおすすめツェルトです。

オクトス(oxtos) 透湿防水ツェルトポンチョ

ポンチョのように頭から被って使用するコンパクトタイプのソロツェルト。2本のトレッキングポールを使って避難スペースを作ることも可能です。特殊コーティング素材を採用し優れた防水性と透湿性を発揮。蒸れずに快適に過ごせます。

大きめサイズでザックまですっぽりと覆えるので安心。アウトドアで常備しておくと何かと役に立つツェルトです。

ジュウザ・フィールドギア(Juza Field Gear) エム・シェルター1 ウルトラ・ライト

ジュウザ・フィールドギアで評価の高い非常用シェルター。シンプルなボックス型でサッと広げて被り、シート部分に座るだけで雨や風からしっかりと身を守ってくれます。緊急避難時はもちろん、昼食や休憩時に使用することで快適に過ごせます。重さは約170g。初心者やシニアでも迷うことなく使える優れものです。

ジュウザ・フィールドギア(Juza Field Gear) ツェルト・プラス

簡易テントとして設営する際、前後にトレッキングポールを立てて設営する一般的な方法のほかに、入り口面にポールをA型に設置して設営することも可能。これにより人の出入りや物の出し入れがラクになります。重さも400gと軽量です。

前後についている大型ベンチレーターと透湿性のある生地で結露を抑制。入り口に靴を置けるスペースがあり、室内を有効に使えます。

ラブ(Rab) グループシェルター 2

ボックス型のシンプルな構造ですぐに使えるグループシェルター。窓があるので外の状況をすぐに確認可能です。天井にはくぼみがあり、ポールをセットして快適な空間を作れます。

重さは約320g。グループシェルターにはこの2人用のほかに4人用と8~10人用の大型モデルもラインナップされています。

ラブ(Rab) エレメント 2

2本のトレッキングポールを使って設営する1~2人用ツェルト。軽くて耐久性の高いナイロン素材にシリコンコーティングを施して撥水性を高めています。重さは約685gと軽量でコンパクトに収納可能です。フロアレスですが、グランドシートを敷くとより快適に過ごせます。

スノーピーク(snow peak) テント セル2 STP-180

スノーピークの軽量コンパクトで設営が簡単な山岳用シェルター。2本のトレッキングポールを使い、屋根を持ち上げて設営する美しいシルエットも人気があります。室内は大人2人と荷物を入れて余裕のある広さです。

ポリエステル生地にはシリコン加工が施され撥水性を高めています。さらに、シーム加工で防水性を高め、雨の多い日本の気候に対応しています。本体の重さは約550gと軽量。山好きに愛されるシェルターです。