プロジェクターで映像を投影する際に欠かせない「プロジェクタースクリーン」。壁に掛けるだけで使える簡単かつ安価なモデルや、電動でスクリーンを巻き上げる高性能なモデルなど、さまざまなタイプが展開されています。

そこで今回は、おすすめのプロジェクタースクリーンを種類ごとに分けてご紹介。違いや選び方も併せて解説するので、ぜひぴったりのモデルを見つけてみてください。

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プロジェクタースクリーンの種類

吊り下げ式

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吊り下げ式のプロジェクタースクリーンは、天井や壁の高い位置にネジやフックで固定して使用するタイプ。一度設置すると基本的には位置が固定されるため、会議室・講義室・シアタールームなどにおすすめです。

使用しないときはスクリーンを巻き上げるモデルがほとんどで、すっきりと収納できる点が魅力。巻き上げる方法には、電動式と手動式の2種類があります。

ロールカーテン式

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ロールカーテン式のプロジェクタースクリーンは、普段はロールカーテンとして使用しながらプロジェクターを使いたいときだけスクリーンとして使用できるタイプです。形状は一般的なロールカーテンで、プロジェクター対応の生地を採用しています。

プロジェクターを使う度に出したり収納したりする手間がかからず、設置や収納に余計なスペースを必要としない点が魅力。ただし、ロールカーテン式のモノは種類が多くない点は留意しておきましょう。

壁掛け式

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壁掛け式は、スクリーンを巻き上げず、タペストリーのように壁に掛けて使用するタイプのプロジェクタースクリーン。フック・画鋲・ネジなどを用いるモノや、面ファスナーで貼り付けるモノなどがあります。

大きなパーツがなく、軽量なのが壁掛け式のメリット。壁に掛けっぱなしにできるほか、シワが付きにくいモデルであれば、丸めたり折りたたんだりできます。

自立式

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自立式のプロジェクタースクリーンは、床に置いて使用するタイプ。専用のスタンドや三脚を使用するタイプと、スクリーンを下から引き上げて使用するタイプの2種類があります。

工事不要で設置できる点が、自立式のメリット。賃貸のアパートやマンションなど、工事ができない場合でも使えるので、ぜひチェックしてみてください。

プロジェクタースクリーンのおすすめ|吊り下げ式

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン PRS-TS103

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン PRS-TS103 2014

シンプルな設計で使いやすい、おすすめのプロジェクタースクリーン。スクリーンのサイズが103型相当と大きく、大画面で映画を見たり資料を大きく表示したい方に適しています。ブラックマスク付きで、アスペクト比は4:3です。

吊り下げ用の金具のほか、壁に固定するための穴も設けられており、天井や壁などに固定して使用します。スクリーンは、引き出すと任意の位置で固定できる設計です。固定した状態で少し下に引くと、自動的に巻き上げられます。

スクリーンの巻き上げはゆっくりと行われるので安全性が高く、丁寧に使用可能です。生地には難燃性のグラスファイバー素材が使用されており、安全性が高いのも特徴。裏側も遮光素材になっており、光を通さない仕様です。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン 100-PRS019

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン 100-PRS019

高品質ながら価格が安い、おすすめのプロジェクタースクリーン。金具を使って天井から吊り下げたり、別売りのネジと組み合わせて壁に固定したりできます。高い位置に取り付けて使用しやすく、広いスペースで使いたい方にもおすすめです。

スクリーンは、下のハンドルを引っ張って引き出します。引き出したスクリーンは任意の位置で固定できるため、状況にあわせて高さを変えながら使用可能。スクリーンを巻き上げたいときは、固定した位置から少しだけ下に引っ張ります。

スクリーンのサイズは100インチで、アスペクト比は16:9。映画やゲームなどの映像を投影するだけではなく、資料やスライドなどを表示させるのにも使えるので、ビジネスシーンにも適しています。

価格が安いのも嬉しいポイント。コスパのよい吊り下げ式のプロジェクタースクリーンを探している方はチェックしてみてください。

シアターハウス ケース付きスプリングスクリーン WCS2154FEH

シアターハウス ケース付きスプリングスクリーン WCS2154FEH

高品質な吊り下げ式のプロジェクタースクリーンを探している方におすすめのモデル。ブラケットを天井に取り付け、本体とブラケットを接続するだけで簡単に固定できます。

スクリーン下部にはハンドルが搭載されており、引っ張ると簡単にスクリーンを引き出せます。引っ掛け棒が付属しており、高い位置にケースを取り付けたとしてもスムーズに操作可能です。

スクリーンの生地はマット系なので視野角が広く、4Kのような高解像度の映像にも対応しています。サイズも100インチと大きく、大画面を投影可能。ブラックマスクがないため、アスペクト比の自由度が高いのも魅力です。

プロジェクタースクリーンのおすすめ|ロールカーテン式

タチカワブラインド ラルクシールド フェアII roll-tachi21-158

タチカワブラインド ラルクシールド フェアII roll-tachi21-158

インテリアに馴染みやすい、おすすめのプロジェクタースクリーン。窓枠にブラケットを取り付けて本体を固定すると、ロールカーテンとして使用できます。プロジェクターで映像を投影しないときでもインテリアに溶け込む仕様です。

プロジェクターの光を投影しても美しく表示しやすく、高画質な映像を視聴可能。また、遮光性能も高く、ロールカーテンとしても優れています。

窓枠の構造にあわせて細かくサイズを指定できるのも魅力です。特殊なサイズの窓でもあわせやすいほか、隙間からの光漏れを防止する「シールド」も搭載されているのでしっかりと部屋を暗くできます。

ニトリ(NITORI) 遮光ロールスクリーン ドルフィン 30X180

ニトリ(NITORI) 遮光ロールスクリーン ドルフィン 30X180

日常的に使用できるロールカーテン式のプロジェクタースクリーン。一般的なカーテンレールに取り付けて、ロールカーテンとして使用できます。天井付けや正面付けなどにも対応しており、環境にあわせた取付方法を選択できる点が特徴です。

スクリーンの昇降方法には、チェーン式を採用しています。スクリーンを降ろしたいときは奥のチェーンを下げ、上げたいときは手前のチェーンを引く仕様。初めてでも迷わずに操作できます。

巻き付き防止用のコードクリップも付属しており、チェーンの引っ掛かりや絡まりを防止できるので、子供がいる家庭でも安心して使用可能です。

スクリーンの遮光率は99.99%以上と謳われており、遮光1級なのもポイント。日差しをしっかりと抑えられるうえ、室内からの光漏れも防止しやすく、リビングはもちろん寝室にもおすすめです。

リスタ(RESTA) プロジェクター対応・遮光ロールスクリーン リフィロ

リスタ(RESTA) プロジェクター対応・遮光ロールスクリーン リフィロ

カーテン代わりに使用できる、ロールカーテン式のおすすめプロジェクタースクリーン。窓枠に設置して普段からロールカーテンとして扱えるので、プロジェクターを使用する度に設置したり収納したりする手間がかかりません。

生地にはガラス繊維が使われており、表面にはPVCコーティングも施されています。遮熱や防炎といった機能にも対応しているので、安全性や省エネなどに配慮されているのも嬉しいポイント。窓枠にブラケットを取り付けて本体を固定するだけのため取り付けにも手間がかかりにくく、特殊な工事も必要ありません。

プロジェクタースクリーンのおすすめ|壁掛け式

キクチ(KIKUCHI) KPS KPS-60WAB

キクチ(KIKUCHI) KPS KPS-60WAB 2004

コンパクトな壁掛け式のプロジェクタースクリーンを探している方におすすめのモデル。上部にフックが搭載されているので、壁の好きな場所に引っ掛けて使用できます。ワイヤースタンドも付属しており、卓上で立てて使用できるのも特徴です。

使わないときはコンパクトに巻き上げて収納できます。スリムで収納場所を取りにくく、スッキリと片付けやすい仕様。また、上下のパイプを固定する面ファスナーも用意されているため、不意に広がってしまう心配も軽減できます。

スクリーンのサイズは60インチ。全体が真っ白なので、投影する映像のサイズを調節すれば、16:9や4:3などさまざまなアスペクト比の映像に対応できます。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン PRS-KBHD80

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン PRS-KBHD80

シンプルで使い勝手のよい、おすすめのプロジェクタースクリーン。左右にフックが用意されており、壁に引っ掛けて使用できます。別売りの三脚と組み合わせると、自立式のプロジェクタースクリーンとしても使える設計です。

使わないときは、スクリーンを巻いてスリムに収納できます。限られたスペースに置いておけるため、使用頻度が少ない方にもおすすめです。自宅だけではなくオフィス用にも適しています。

スクリーンのサイズは80インチ相当で、ブラックマスク付き。引き締まったメリハリのある映像を楽しめます。映画などを投影できるのはもちろん、大画面でゲームを楽しみたい方にもおすすめのモデルです。

シアターハウス 掛図タペストリースクリーン BTP4308XEH

シアターハウス 掛図タペストリースクリーン BTP4308XEH

大型のプロジェクタースクリーンを探している方におすすめのモデル。200インチと大型なので、大画面を投影して楽しみたい方に適しています。映画やアニメなどの動画コンテンツはもちろん、ゲームにもおすすめです。

大型ながら軽量で扱いやすいのも魅力のひとつ。壁のフックに引っ掛けて、面ファスナーを剥がすだけで簡単に取り付けが完了します。4Kの高解像度にも対応しているため、手軽に大画面かつ高精細な映像を視聴可能です。

生地はマット系なので、視野角を広く確保しやすく、斜めからでも映像を楽しめます。また、火が燃え移りにくい防炎仕様なのもポイントです。自宅はもちろん、学校やオフィス、公共施設などでの使用にも適しています。

プロジェクタースクリーンのおすすめ|自立式

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン PRS-S105

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) プロジェクタースクリーン PRS-S105 2011

さまざまな場所で使用できる、おすすめのプロジェクタースクリーン。三脚一体型なので、壁や天井に取り付けるスペースがなくても気軽に設置できます。スクリーンのサイズは105型相当と大きく、大画面にさまざまな映像を投影可能です。

スクリーンのアスペクト比は4:3で、ブラックマスクも搭載。ストッパーやフックなどを備えており、傾きや高さを調節する機能にも対応しています。設置する場所やプロジェクターの向きにあわせて設置できるので便利です。

スクリーンは素材に難燃性のグラスファイバー生地が使われています。火に触れても燃え移りにくいため、安全性を重視したい方におすすめです。

また、使わないときはコンパクトに収納できるのもポイント。ハンドルがついているので、丸めて持ち運びできます。

TOP・STAR プロジェクタースクリーン PJS-100-169

TOP・STAR プロジェクタースクリーン PJS-100-169

賃貸のアパートやマンションでも使いやすい、自立式のおすすめプロジェクタースクリーン。床にケースを設置した状態でスクリーンを引き上げて使用するので、壁や天井に穴をあける必要がなく、手軽に導入できます。

スクリーンの裏にはパンタグラフ状のフレームが搭載されており、歪みににくく安定した状態で自立できるのが特徴です。高さの調節にも対応しているため、設置する環境にあわせて柔軟な使い方ができます。スクリーンの昇降がスムーズなのも魅力です。

スタンドは回転にも対応しており、使わないときはスッキリと収納できます。縦置きしたり車に積んだりも可能。屋外でも使用できる、おすすめのモデルです。

イーサプライ プロジェクタースクリーン EEX-PSY2-100HDV

イーサプライ プロジェクタースクリーン EEX-PSY2-100HDV

100インチの大画面をスムーズに展開できる、おすすめのプロジェクタースクリーン。ケースからスクリーンを引き出すスタイルを採用しています。背面のパンタグラフ構造により、任意の高さで固定して使用できる点も特徴です。

約20秒で設置できると謳われているのもポイント。会議やプレゼンなど、必要なタイミングで素早く準備できます。底面には回転式の脚が搭載されており、安定感があるのも魅力です。使わないときはスクリーンを格納してスッキリと収納できるほか、持ち運びにも適しています。

スクリーンにはマットなタイプを採用。光が均一に反射されやすく、正面以外からでも高画質な映像を視聴できます。スクリーンのサイズは100インチで、アスペクト比は16:9。一般的な動画視聴に適しているサイズです。

プロジェクタースクリーンのおすすめ|電動タイプ

シアターハウス 電動スクリーン WCB2214WEM

シアターハウス 電動スクリーン WCB2214WEM

本格的なプロジェクタースクリーンを探している方におすすめのモデル。天井はもちろん、壁にも取り付けられるのが特徴です。スクリーンのサイズは100インチと大きく、大画面を投影可能です。ブラックマスクも付いており、引き締まった映像を楽しめます。

スクリーンの操作には、付属の赤外線リモコンを使用。メモリ機能が搭載されており、よく使う長さにぴったりと調節できます。

スクリーンの生地はマット系のため投影した映像の視野角が広く、正面以外からでも高画質な映像を視聴しやすい点が魅力です。4Kやフルハイビジョンといった高画質にも対応。また、スクリーン昇降時の音が静かなのも特徴です。

スクリーン生地は防炎にも対応。安心して設置できる、おすすめのモデルです。

オーエス(OS) サイドテンション電動スクリーン TP-100HM-MRK1-HF102

オーエス(OS) サイドテンション電動スクリーン TP-100HM-MRK1-HF102

本格的なホームシアター環境を整えたい方におすすめの電動プロジェクタースクリーン。シンプルなデザインを採用しており、部屋のインテリアに溶け込みやすいように配慮されています。アスペクト比は16:9で、ブラックマスク付きです。

専用のリモコンが付属しており、離れた場所からでも自動でスクリーンを開閉できます。スクリーン昇降時の音が抑えられている点も特徴のひとつ。夜中でも音が気になりにくいため、時間帯を気にせず映画などを楽しめます。

スクリーンのサイズは100インチで、生地には「レイロドール」を採用。HDRにも適合しており、コントラストの高い鮮やかな映像を再現できます。また、4Kにも対応しているので、4Kプロジェクターを使っている方にもおすすめです。

VIVIDSTORM プロジェクタースクリーン VSDSTW100H

VIVIDSTORM プロジェクタースクリーン VSDSTW100H

床置きできる電動タイプのプロジェクタースクリーンを探している方におすすめのモデル。床に置いて電源に接続するだけですぐに使用できます。壁や天井への設置工事が不要なので、賃貸のアパートやマンションで使いやすい点が魅力です。

リモコンのボタンを押すと、離れた位置からスクリーンを展開できます。スクリーンの高さを調節する機能とメモリ機能が搭載されているため、高さを設定しておくと毎回調節する手間がかかりません。

スクリーンのサイズは100インチと大型なので、大迫力の映像で映画やアニメ、ゲームなどを楽しめます。背面にはV字型のアームが2つ搭載されており、大型ながら安定感があるのも魅力です。

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プロジェクタースクリーンの選び方

最大投影サイズをチェック

オフィスでのプレゼンや会議に使うなら「100インチ前後」

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オフィスでのプレゼンテーションや会議中の資料の投影など、ビジネス用途に使う場合は、100インチ前後のプロジェクタースクリーンがおすすめ。スクリーンサイズが大きいと映像も大きく映し出せるため、優れた視認性を実現します。

持ち運べるモデルであれば、会議室を移動する際にも便利。サイズに加えて、持ち運びやすさも考慮して選んでみてください。

家庭用なら「80インチ程度」がおすすめ

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家庭用のプロジェクタースクリーンを選ぶ際は、80インチ程度のモデルがおすすめです。大きすぎるモデルの場合、設置や収納に手間がかかってしまうことも。逆に小さいモデルでは、せっかくプロジェクタースクリーンを導入しても物足りなく感じる可能性があります。

プロジェクタースクリーンの設置場所と視聴する場所の距離も重要なポイント。適切な視聴距離は、スクリーンの高さの3倍といわれているので、参考にしてみてください。

縦横比をチェック

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プロジェクタースクリーンを選ぶ際は、縦横比も大事なポイント。縦横比とは、名前の通り縦と横の長さの比であり、アスペクト比とも呼ばれています。16:9や4:3のモデルが多く展開されており、見たいコンテンツに合わせて選ぶことが大切です。

例えば、地上デジタル放送の縦横比は16:9で、「シネスコサイズ」と呼ばれる映画に採用されている縦横比は2.35:1。なお、マスクなしのプロジェクタースクリーンであれば、さまざまな縦横比の映像に対応できるため、チェックしてみてください。

マスクタイプをチェック

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プロジェクタースクリーンを選ぶ際は、マスクタイプもしっかりチェックしておきましょう。プロジェクタースクリーンには、4辺が黒い枠で覆われたブラックマスクタイプと、全体が真っ白なマスクなしタイプの2種類があります。

ブラックマスクタイプは、黒い枠により白い部分や背景との境界線がハッキリとしやすく、引き締まった映像を体験できる点が特徴。一方、マスクなしのタイプは、白い壁に掛けっぱなしにしていても圧迫感が少なく、馴染みやすい点がメリットです。

簡単にスクリーンの昇降ができる電動タイプに注目

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電動タイプのプロジェクタースクリーンは、スクリーンの昇降に電気を利用するので手動でチェーンやハンドルを操作する必要がありません。リモコン操作に対応するモデルであれば、離れた位置からでもスクリーンをコントロールできます。

スクリーンの昇降時に音が発生しやすいため、静音性を重視して設計されたモデルがおすすめです。高価なモデルが多く、本格的なホームシアター環境に興味がある方に適しています。