屋外で寛ぎ空間を作り出せるテント。これまでは、寝室となるテントとリビングスペースを確保できるタープを組み合わせて使用することが一般的でした。しかし、近年高い人気を誇っているのが、寝室とリビングスペースがひとつになった「2ルームテント」。

タープ不要で手軽かつ快適にキャンプを楽しめるため、アウトドア初心者にもぴったりです。そこで今回は、2ルームテントのおすすめモデルをご紹介します。選び方も合わせて解説しているので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

2ルームテントとは?

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2ルームテントは、寝室とリビングスペースどちらも確保できるテントのこと。テントとタープが一体化したような形状であり、機能的かつ居住性にも優れています。タープを別に用意する必要がないので、手軽にキャンプの楽しめるのが魅力。

タープ部分を開放すれば雨風をしのぎながら食事を楽しんだり椅子に腰かけてリラックスしたりできるほか、閉じればプライベート空間の確保もできるので、大切なキャンプ道具を夜間の盗難や強風から守れます。一方で、比較的重量があり10kgを超えるモノが多い点には要注意。購入の際には、車やバイクに積載しやすい重量かどうかをチェックしておくと安心です。

2ルームテントの選び方

2ルームテントのサイズ

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2ルームテントは、リビングスペースにテーブルや椅子などをセッティングしたり荷物を置いたりすることを考慮すると、実際の使用人数よりもやや多めの人数に対応しているモノを選ぶのがおすすめです。スペースに余裕ができて、よりゆったりと寛げます。

しかし、大きければ大きいほどよいというわけではありません。大きすぎるサイズのモノはその分重量も増えてしまうのに加え、収納サイズも大きくなるため持ち運びに苦労しがち。また、冬のキャンプシーンでは、空間が広いゆえに室内が暖まりにくいというデメリットも発生します。実際の使用人数を踏まえたうえで、適切なサイズ感のモノを選んでみてください。

使用する季節をチェック

春・夏向け

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春、夏向けの2ルームテントは、通気性をチェックしておきましょう。特に高温多湿の夏場、閉め切ったテントの内部は蒸し暑いサウナ状態になりがち。湿度の高い空気をどれだけ対流させられるかが、室内の快適性を大きく左右します。

そのため、風通しのよいメッシュ生地を部分的に採用しているモノや、空気を循環させる「ベンチレーション」をしっかりと設けているモノがおすすめです。

秋・冬向け

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秋、冬向けの2ルームテントは、防寒性に優れたモノがおすすめ。フライシートの四方に「スカート」と呼ばれる裾が付いたモデルを選ぶと、スカートが冷気の侵入を防いでテント内の保温性を高めてくれます。

なお、寒い季節はテント内外の気温差によってテントの内側に結露が発生しがち。結露を防ぐためには、通気性のよさが欠かせません。テント内から通気性をコントロールできる仕様かどうかも、合わせてチェックしてみてください。

設営難易度をチェック

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2ルームテントの設営難易度は、アイテムによって大きく異なります。2~3人で組み立てることを前提とした、設営にやや手間の掛かるモデルが一般的ではありますが、中にはフレームなどを組み立てなくても空気を注入するだけであっという間に設営できるモノや、ワンタッチで設営できるモノなどもあるので要チェック。

簡単に設営できるモデルを選べば、その分時間に余裕ができてキャンプを思いっきり楽しめます。ぜひ、なるべく時短で設営できるアイテムを選んでみてください。

2ルームテントの撥水性をチェック

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2ルームテントを選ぶ際には、十分な撥水性を備えているかどうかも大切です。撥水性に優れたモデルは水をしっかりと弾いてくれるため、雨に濡れても乾きやすくカビの発生も防げます。なお、撥水性に加えて「耐水圧」も要チェック。

耐水圧とは「生地に染み込もうとする水圧にどの程度耐えられるか」という生地の防水性能を数値化したモノであり、数値が高いほど防水性能に優れています。しかし、耐水圧が高すぎるモノは通気性に劣るのがデメリット。通常のキャンプシーンでは1500~2000mm程度の耐水圧を備えていれば十分なので、耐水圧と通気性のバランスを考慮したうえで選んでみましょう。

2ルームテントのおすすめモデル|コールマン(Coleman)

1900年にアメリカで設立された、アウトドアの老舗ブランド「コールマン」。テントや寝袋、ランタンなどを始めとするアウトドア用品を幅広くリリースしており、世界中から高い支持を得ています。

同ブランドの2ルームテントは、機能性の高さが特徴です。広々とした居住スペースを確保しているのに加え、通気性や防水性もばっちり。また、比較的リーズナブルな価格帯でコスパにも優れています。設営にも手間が掛からないアイテムが多いおすすめのブランドです。

コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス 2000031571

居住性に優れているほか、強風にも対応できるタフコンセプトの2ルームテントです。インナーテントは幅320×長さ230×高さ170cmの広々サイズで4~5人でもゆったり寛げるのに加え、リビングスペースは高さ215cmと解放感があり、屈まずに出入りできて立ったまま着替えもできます。

また、アルミ合金製のメインポールを採用することで、風に負けない優れた安定性を発揮。耐水圧は2000mmと高く、撥水防水加工も施しているため、雨が降ってきても安心です。

さらに、フルクローズ時でも換気ができる「サークルベンチレーションシステム」やメッシュドアを採用することで、高い通気性も実現しています。そのほか、ポールをしっかり固定する「アシストクリップ」を用いることで、1人でもスムーズに設営できるのも魅力。コストパフォーマンス抜群のおすすめモデルです。

コールマン(Coleman) ラウンドスクリーン2ルームハウス 170T14150J

前面と両側面の3面を開放できるキャノピーが特徴的な4~5人用の2ルームテントです。3面全てをオープンにして風通し抜群のリビングスペースを作り出したり、一面のみ開けてプライベート空間を確保したりと自由度の高い楽しみ方を叶えてくれます。なお、3面全てメッシュドアにもできるため、夏季の虫対策ができるのもポイント。

インナーテントは幅320×長さ230×高さ170cmと広々としており、快適に就寝できます。また、耐水圧は2000mmと優れた防水性能を誇りながらも、「トップベンチレーション」を設けたことで通気性も確保でき、結露対策ができるのも魅力です。さらに、生地にUVPRO素材を採用しているため、紫外線によるテント生地へのダメージを防ぐことも可能。リーズナブルな価格で快適に過ごせるおすすめの2ルームテントです。

2ルームテントのおすすめモデル|スノーピーク(Snow Peak)

新潟に本社を構えるアウトドア用品の総合メーカー「スノーピーク」。優れた品質とデザイン性、そして初心者キャンパーから玄人キャンパーまで対応できる豊富なラインナップにより、国内外で高い評価を受けています。

同ブランドの2ルームテントは設営、撤収が簡単にできるのに加え、悪天候にも負けないタフさをもつのが特徴です。価格を極力抑えながらも優れた安定感を誇るエントリーモデルもリリースされているので、ぜひチェックしてみてください。

スノーピーク(Snow Peak) ランドロック TP-671R

寝室、前室合わせて幅405×長さ625×高さ205cmの大型サイズでありながら、こだわり抜いたフレームワークで高い剛性を誇る2ルームテントです。フライシートのルーフ部分の耐水圧は3000mm、そのほかの部分も1800mmと防水性能が高く、テフロン撥水加工が施されているため強い雨にも負けません。

リビングスペースは両サイドにもドアが設けられているので、出入りが簡単にできるのもポイント。また、ドア上部には大型のベンチレーションを備えたことで、優れた通気性を実現しています。さらにテントの天井にはループを取り付けており、カラビナやロープを通せばライト類を吊り下げられるのも魅力。

そのほか、テント内下部に設けられたポケットには、スマホや財布などの貴重品や小物を収納できます。広々としたインナーテントに大人2人と子ども3人がゆったり就寝できる、ファミリーキャンプにおすすめのモデルです。

スノーピーク(Snow Peak) エントリー2ルーム エルフィールド TP-880

シンプルな構造で初心者にやさしい、4人用の2ルームテントです。4本のフレームとリッジポールを本体に取り付けて、シェルターの前後をペグ(杭)で地面に固定。その後、各コーナーとロープをペグダウンするだけで設営が完了します。簡単に設営できますが、流れるような曲面のフォルムを採用することで風を効率よく受け流せるため、安定性も良好です。

また、テント生地の劣化を軽減してくれる「ルーフシート」とベッドルームを標準装備。ベッドルームは吊り下げ式であり、取り外せば大型のシェルターとしても活用できます。そのほか、耐水圧は1800mmと防水性能が高いのにも関わらず、大型のメッシュパネルによって通気性が確保できるのもポイント。冷気の侵入を防ぐ「マッドスカート」付きで冬のキャンプにも活用できるおすすめの2ルームテントです。

2ルームテントのおすすめモデル|ロゴス(LOGOS)

大阪発の総合アウトドアブランド「ロゴス」。家族みんなで楽しめるキャンプやBBQ製品、アウトドアウェアなどを幅広く展開しています。同ブランドの2ルームテントは、初心者でも手軽に活用できる使い勝手のよさが特徴です。

オリジナリティ溢れるアイテムも多く、快適なキャンプシーンを実現するために独自の工夫が施されています。初心者キャンパー要チェックのおすすめブランドです。

ロゴス(LOGOS) エアマジック PANELドーム L-AH

初心者でもあっという間に設営できる「エア注入式構造」を採用した2ルームテントです。専用ポンプを使って空気を入れるだけでテントが出来上がるため、フレームなどの組み立ては不要。インナーテントは吊り下げ式なので簡単に着脱でき、フライシートのみでも活用できます。

また、付属のキャノピーポール2本でテント前面を支えることで、より開放的なリビングを作り出すことが可能です。タープ部分は湾曲しているため水溜まりを防げるのに加え、雨を浸み込ませない「シームテープ加工」や撥水加工を施しているので雨が降っても安心。

さらに、キャノピーとリビングスペース、寝室にそれぞれランタンフックを装備しているため、電池式のランタンでテント内を明るく照らせます。フライシート上下とインナーテントにはベンチレーションを設けており、通気性も抜群。就寝スペースは280×210×185cmと家族4人が横並びで寝られるおすすめのアイテムです。

ロゴス(LOGOS) プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-AF

テントの大敵である風の影響を受けにくい、流線型のフォルムが特徴的な2ルームテントです。リビングスペースは、高さ210cmと解放感抜群。テント前面を2本のキャノピーポールで支えれば、タープが自立してリビングスペースがさらに広がります。車体連結用ジョイントが標準装備されているため、タープと車をリンクさせることも可能です。

また、フライシートの耐水圧は3000mm、フロアシートは10000mmと防水性能に優れているのにも関わらず、通気性もばっちり。寝室の前後に独自の「C型ドア」を設けることでドアを部分的に開口でき、プライバシーを確保しながら換気ができるのに加え、テント天井と下部に2ヶ所ずつ換気窓を備えることで効率的な空気循環システムを実現しています。

さらに、寝室は幅270×奥行270×高さ175cmと広く大人5人まで就寝が可能。おしゃれな配色パターンも魅力のおすすめモデルです。

2ルームテントのおすすめモデル|ディーオーディー(DOD)

ディーオーディーとは、大阪に本社を構える国内アウトドアブランド。「アウトドアをワクワクするソト遊びに」をコンセプトに、初心者でも扱いやすい構造かつ安い価格帯のアウトドア用品を豊富に取り揃えています。

同ブランドの2ルームテントは、設営と撤収の難易度が低いのに加えて機能性に優れているのが魅力。日差しや防水、結露対策も十分考慮されているため、天候を気にせずにキャンプを楽しめます。コスパを重視したい方はぜひチェックしてみてください。

ディーオーディー(DOD) ワンタッチビッグダディ T5-527

5人サイズの寝室とリビングスペースがワンタッチで設営できる、2ルームテントです。紐を引っ張るだけでテントのメイン部分を設営でき、メイン部分が自立したら前後にポールを通すだけで簡単に完成するため、初心者キャンパーに最適。リビングスペースは約350×490cmと広々使えるのに加え、前後左右の4箇所にドアを設けているので簡単に出入りできます。

前後のドアを除く全ての面をメッシュにできるため抜群の通気性を誇りながらも、冷気の侵入を防ぐスカートが付いているので4シーズン活躍してくれるのも魅力です。

さらに、日差しや結露をカットできる「ルーフシールド」や小物を収納できる「大型ポケット」、ランタンを吊るせる「ランタンフック」なども装備されており、実用性抜群。耐水圧は2000mmと雨にも強い、おすすめモデルです。

ディーオーディー(DOD) 2ルームワンポールテント T4-201

軽量コンパクト設計で比較的持ち運びやすい、4人用の2ルームテントです。1本のポールで設営する「ワンポールテント」であることから必要なパーツが少ないため、付属の専用キャリーバッグの中にわずか直径29×長さ65cmとコンパクトに収納が可能。携行時のストレスを軽減してくれます。

また、前室のドアを全開にして別売りのタープポールを使用すれば、リビングスペースをさらに広げられるのもポイント。さらに、フライシートの耐水圧は2000mm、フロアは3000mmと高い防水性能を誇りながらも、テントの上部4ヶ所にベンチレーターを設け、インナーテントを全面メッシュ仕様にすることで高い通気性を実現しています。小物収納ポケット付きで便利に活用できる、おすすめのアイテムです。

2ルームテントのおすすめモデル|キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

キャプテンスタッグとは、家庭用品を扱う企業「パール金属株式会社」が立ち上げたアウトドア総合ブランドです。「使いやすさと購入しやすさ」を第一に考えた製品作りと圧倒的なラインナップで、高い人気を誇っています。

同ブランドの2ルームテントは、安い価格帯でありながら機能性に優れているのが特徴。居住性も追及されており、快適なアウトドアを叶えるさまざまな工夫が施されています。キャンプに出掛ける際にはぜひチェックしておきたい、おすすめのブランドです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オルディナスクリーンツールームドームテント M-3117

前面に開放的なリビングスペースを、後面には出入口兼用の荷物室を備えた2ルームテントです。リビングスペースは280×280cm、寝室は270×270cmの広々サイズで5~6人がゆったりと寛げます。また、高さ190cmと天井が高いので立ったまま着替えができるのもポイント。

リビングスペースには「張り出しひさし」を側面2ヶ所に装備しているため、付属のひさし用ポール1本に加えて別売りのひさし用ポール1本を追加購入すれば、さらにスペースを広げられます。

そのほか、リビングスペース全面を1mmのメッシュ生地に切り替えられるので、プライバシーの確保と通気性を両立できるのも魅力。さらに、紫外線を95%カットする「UV-PROTECTIONコーティング生地」を採用しているに加え、雨が縫い目から侵入するのを防ぐ「シームレス加工」を施しており、強い紫外線や悪天候にも負けません。コスパの高いモデルを探している方におすすめです。