タープを連結しなくてもリビングと寝室を作れる「2ルームテント」。一般的なテントより内部スペースが広く、大人数でも快適に過ごしやすい居住空間を実現できる人気グッズです。
今回は、おすすめの2ルームテントをご紹介します。ファミリーキャンプにぴったりなモノや初心者も設営しやすいモデルなど幅広くピックアップしたので、キャンプスタイルに合ったお気に入りを見つけてみてください。
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2ルームテントとは?

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2ルームテントとは、2つの空間を確保できるテントのこと。別途タープを用意する必要がなく、本体だけで前室と寝室を分けられます。テント内が広々としているため、ファミリーやグループでのキャンプにおすすめです。
テント内にリビングスペースを作れるのがメリット。雨風の影響を受けにくいので、天候を問わず快適なキャンプを楽しめます。また、プライバシーをキープしやすく、周囲の目を気にせず過ごせるのも嬉しいポイントです。
ルームテントの選び方
テントのサイズを選ぶ
使用人数+1人を基準にしよう

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2ルームテントには、「◯人用」など収容可能な人数が記載されています。リビングにチェアやテーブルを設置するケースも多いため、ゆったり過ごせるよう使用人数+1人を目安に選ぶのがおすすめです。
たとえば、大人2人と子供2人で使う場合、3~4人用ならギリギリ寝られるサイズ感。5~6人用を選べば、より快適に過ごせます。
サイズが大きいほど広々と使えるものの、持ち運び時の負担は増すので注意が必要。居住性・携行性・使用シーンなどを考慮しながら、サイズをチェックすることが大切です。
天井の高さは200cmを目安に選ぶ

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天井が高いほど、テント内で過ごす際に圧迫感を覚えにくいのがメリット。移動したり着替えたりする際も腰をかがめる必要がなく、ゆったり過ごせます。一般的に、天井高が200cm以上あると過ごしやすいといわれているので、目安にするのがおすすめです。
天井の高さがあると、横風の影響を受けやすいのが難点。風の強い日は、ペグやガイロープなどを使ってしっかり固定しましょう。天候が変わりやすい場所や強風の恐れがあるところに設営する機会が多い方は、天井が低いモノを選ぶと安心です。
組み立てのしやすさをチェック
色分けがされていると取り付け位置が分かりやすい

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2ルームテントはサイズの大きいモデルが多く、慣れるまでは設営・撤収に時間を要します。キャンプ初心者や設営に時間をかけたくない方は、できるだけ簡単に設営できるモデルを選ぶのがおすすめです。
なかでも、ポールとスリーブが色分けされている2ルームテントは、取り付け場所を視覚的にすばやく把握できて便利。同じ色を組み合わせるだけなので、スムーズに設営できます。
イラスト付きの説明書があると初心者でも安心して組み立てやすいのがメリット。そのほか、1人でも設営しやすいアシスト付きタイプもあります。
スリーブ式か吊り下げ式か

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2ルームテントを設営するには、フレームとインナーテントを組み合わせる必要があります。取り付け方法は、主にスリーブ式と吊り下げ式の2種類。自分に合ったタイプを選びましょう。
スリーブ式は、テント生地にポールを通して設営するタイプ。片側からポールを通すだけなので、迷うことなく簡単に設営できます。また、テント全体にハリが出やすく、内部空間を広く確保できるのもポイント。初心者でもきれいに張れます。
吊り下げ式は、骨組みを作ってからフックなどで本体を引っかけるタイプ。スリーブにポールを通す手間が省け、設営・撤収をすばやく行えます。スリーブ式に比べて耐久性が劣る点はデメリットです。
雨に耐えられる防水性を備えているか

キャンプ中は、急な天候変化によって雨に見舞われるケースが数多くあります。雨が降ってきても安心して過ごせるよう、防水性をチェックしておくことが大切です。
防水性を備えた2ルームテントには、耐水圧が記載されています。耐水圧が1000mm以上あれば、小雨から通常の雨まで対応可能。耐水圧が1500mm以上あると、ゲリラ豪雨といった激しい雨もしのげます。
耐水圧が1500~2000mm以上だと雨を気にせず過ごせるといわれているので、目安にするのがおすすめ。費用をなるべく抑えたい方は、通常の雨に対応できる耐水圧1000mm程度のモデルを選びましょう。
耐水圧が高いほど通気性が悪くなるため、蒸し暑くなったり結露が発生したりする可能性があります。耐水圧が高いモデルを選ぶ際は、通気性やベンチレーション機能も併せて確認してみてください。
居住性をチェック
ベンチレーター付きなら効率的に換気ができる

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2ルームテントはトンネルのような縦長構造を採用したモデルが多く、熱がこもりやすいのがネック。ベンチレーターが付いていると、テント内の換気が促され、通気性がよくなるのがメリットです。
蒸し暑さの軽減や結露の発生予防など、テント内を過ごしやすい環境にする重要な役割を果たします。ベンチレーターがなかったり小さかったりすると、快適性を低下させる場合もあるため注意が必要です。
メッシュ製の窓やスクリーンを備えたモノも、優れた通気性を発揮します。風通しをよくしながら、虫の侵入をブロックできるのがポイント。また、出入り口やサイドを跳ね上げられるモデルは、テント内の換気を促進するだけでなく心地よい開放感も味わえるのが魅力です。
寒さ対策にはスカート付きをチョイス

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スカートとは、フライシートの裾に付いている生地のことです。見た目が洋服のスカートのようで、テント本体と地面のすき間を塞ぐ役割を果たします。スカートがあれば裾から冷気が侵入するのをブロックでき、保温性や防寒性がアップするのがメリットです。
雨や虫が入り込むのを防げるのもポイント。虫が苦手な方にとっても便利な機能です。巻き上げれば通気性を確保でき、テント内が蒸れるのを抑制可能。シーンに応じて使い分けられるので、寒い季節はもちろん、オールシーズン役立ちます。
日除けにはシェードがあると便利

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シェードは、直射日光を遮る日除けの役割を果たします。眩しさや暑さの軽減に役立つのが特徴。日照時間が長い季節や、まわりに日差しを遮るものがない平地でキャンプをする際に便利です。
なかには、ポールを立ち上げることでキャノピーとして使えるモデルもあります。防水性や耐水性があると、雨除けとしても活躍。また、遮光性・UVカット機能を備えた生地を採用したモノは、遮熱対策や日焼け予防に効果的なので暑い季節に重宝します。
重量をチェック

2ルームテントを選ぶ際は重量も要チェック。移動や設営・撤収のしやすさに大きく影響するため、自分のキャンプスタイルを考慮して選んでみてください。
2ルームテントは、重さが10kgを超えるモノが大半です。コットン素材を採用したモノは30kgに及ぶことも。軽量性を重視する方には、ポリエステル素材を使用したモノがおすすめです。
また、テント生地は水分を含むと重さが増します。雨天時だけでなく、結露が発生しやすい環境で使う場合も注意しておきましょう。
2ルームテントのおすすめ
コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームエアー LDX+ 2000039083
「ダークルームテクノロジー」の採用により、涼しさを追求した2ルームテントです。テント生地が優れた遮光性を発揮。日光の透過を防げるのが特徴です。夏場の強い日差しが当たっても、テント内の温度上昇を抑えられます。
別売りの電動ファンを併用することで、テント内の空気を循環させ、より涼しい空間を作り出すことも可能。暑いシーズンのキャンプでも、快適に過ごしやすいモノを探している方におすすめです。
本製品は設営時のアシスト機能を搭載。4〜5人用の大型テントながら、1人でも組み立てられるのが魅力です。サイズは約610×365×高さ220cm。高さがあるため、テント内をスムーズに移動できます。
コールマン(Coleman) ルーミーフロント2ルーム グレージュ 2218351
2〜3人用のコンパクトな2ルームテント。サイズは約490×260×高さ170cmです。ポリエステル製の生地を用いた本体は、重量約10kgと軽量性に優れています。収納時のサイズは約直径24×70cmです。
前室部分には「クロスフレーム構造」を採用。全体的にコンパクトサイズながらも、広いリビングスペースを確保できます。小型モデルならではの扱いやすさを実現しつつ、しっかりとした広さを備えているのが特徴です。
フライシートとインナーテントのフロア部分の耐水圧は約2000mm。激しい雨でもテント内への浸水を気にすることなく、安心して使用できるのがポイントです。
コールマン(Coleman) タフ2ルーム/3025 グレージュ 2206748
前室・寝室どちらにも「クロスフレーム構造」を採用した2ルームテント。4本のポールで、手軽にフライシートを立ち上げられるのが魅力です。吊り下げ式のインナーテントも、簡単に取り付け可能。初めてテントを設営する方にもおすすめのモデルです。
前室部分は、前面と両サイドの3箇所に開口部を配置。それぞれフルオープン・フルメッシュ・フルクローズを切り替えられるのが特徴です。また、付属のポールを使用することで、キャノピーフラップを設置できます。
大きさは約590×320×高さ205cm。定員は4〜5人で、ゆったりと使用できるサイズ感です。
コールマン(Coleman) トンネル2ルーム 240 2207110
トンネル構造の2ルームテントです。フライシートは使用するポールが少なく、スムーズに立ち上げられるのがメリット。吊り下げ式のインナーテントは、フライシートの内側にフックとバックルを接続するだけで設営できます。
リビングスペースは、前面と両サイドのシートをフルオープン・フルクローズに切り替え可能。付属のポールを使えば、前面シートをキャノピーとして設置できます。
全体のサイズは約520×260×高さ180cm、インナーテントのサイズは約240×240×高さ150cm。2〜3人でゆったり使えるスペースを確保できます。少人数でくつろげる、コンパクトな2ルームテントを探している方におすすめです。
オガワ(ogawa) ファシル 2737000000
機能的かつおしゃれな2ルームテントです。シンメトリーデザインなので、左右どちらにもインナーテントを取り付けられます。キャンプサイトのレイアウトに合わせて変えられるのが便利なポイントです。
本体は、同一のクロスポール4本で立ち上げられます。シンプルな設営方法を実現しつつ、強度に優れているのがメリットです。
フライ・ルーフフライ・グランドシートの耐水圧は1800mm。急な天候の変化にもしっかり対応できます。また、本体トップにはベンチレーションが配置され、雨天時でも換気が可能です。
シンメトリーならではの美しい見た目も魅力のひとつ。個性のあるおしゃれな雰囲気を演出したい方におすすめです。
ディーオーディー(DOD) ザ・ワンタッチテントM T3-673-KH
傘のように簡単に展開できるワンタッチ式の2ルームテントです。インナーテントと骨組みが一体化しており、紐を引っ張るだけで立ち上がるのが特徴。上からフライシートを被せることで、前室スペースも確保できます。
組み立て時の外寸サイズは、約幅220×奥行450×高さ180cmです。収容可能人数は大人3名。ワンタッチ式ながら、コンパクトに収納できるのも魅力です。
比較的安い価格も嬉しいポイント。初めて2ルームテントを購入する方や、コスパを重視して選びたい方におすすめです。
クイックキャンプ(QUICKCAMP) 2ルームトンネルテント クーヴァ QC-KURVE
最大4〜6人で使える広々とした2ルームテントです。本体を展開したときのサイズは幅680×奥行355×高さ200cm。付属のインナーテントを使用しない場合は、大人数でゆったり過ごせるシェルターとして活躍します。
トンネル型の本体は、両サイドに大型のウィンドウを配置しているのが特徴。フルクローズ・フルオープンのほか、フルメッシュやフラップ跳ね上げなど、幅広いスタイルに対応できます。シーズンを問わず温度調整しやすいモノを探している方におすすめです。
比較的簡単かつスムーズに設営できるので、初心者でも安心して使えます。
ロゴス(LOGOS) Tradcanvas DX PANEL オーニングプラトーテントXL 71201003
「ロングノーズ」設計を採用した2ルームテントです。前室部分が大きく張り出した形状により、広いリビングスペースを確保できます。
ロゴス独自の「PANEL SYSTEM」を搭載。本体前面のシートにクロス状のフレームを組み込むことで、テント全体の強度を高めています。また、2本のポールを併用すれば、タープのように跳ね上げることも可能です。
テントの全面に「マッドスカート」が付いており、雨風の侵入を防げるのも魅力。テントの上下にはベンチレーションがあり、換気をしっかりと行えます。
ロゴス(LOGOS) neos PANEL Breeze 2ルーム WXL-BC 71201041
前室の前面と両サイドに出入り口を設けた2ルームテント。レイアウトのバリエーションが豊富な点が魅力です。前面部分のみを閉じる「よしず」スタイルにすれば、日除けや目隠しとして機能しつつ、良好な通気性を発揮します。
インナーテントは最大6人が横並びで寝られるのが特徴です。出入り口には、UVカット率・遮光率に優れた高機能メッシュを使用。紫外線や強い日差しなどを軽減しながら、心地よい風を通します。
ロゴス独自の「SUPPORT BELT SYSTEM」を採用しており、簡単にテントを張りやすいのもポイント。力に自信がない方や、設営に慣れていない方にもおすすめです。
スノーピーク(snow peak) ランドロック TP-671R
オールシーズン対応の2ルームテントを探している方におすすめのモデルです。全方向に開口部が設けられており、優れた通気性を発揮します。また、シールドルーフにより日差しの影響を軽減できるため、夏場でも快適な室内環境を作れます。
ボトム部分には冬場のキャンプに便利なスカートを搭載。テント内に外の冷たい空気が侵入するのを防げます。
本体のサイズは625×405×205cm。最大6名で使用できる大きさです。大人がしゃがむことなく歩ける室内高があるので、より快適に過ごしやすく、広々とした開放感も実現しています。
2ルームテントの売れ筋ランキングをチェック
2ルームテントのランキングをチェックしたい方はこちら。
寝室とリビングを確保できる2ルームテント。タープを連結することなく、手軽に広々とした空間を作れるのがメリットです。ゆったり過ごせるように、使用人数より1人分大きいサイズを選ぶのがおすすめ。本記事を参考に、お気に入りの2ルームテントを見つけてみてください。