ケーブル不要でスマートに使える「Bluetoothキーボード」。パソコン周りをすっきりさせたい方に適しています。カバンの中などでケーブルが絡まる心配がなくラクに持ち運べるため、外出先でタイピング作業をしたい方にもぴったりです。

今回は、Bluetoothキーボードのおすすめをご紹介。テンキー付きのモノや折りたたみ式のモノなど、さまざまな人気製品をピックアップしているので、参考にしてみてください。

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小又 祐介
監修者
家電製品総合アドバイザー(プラチナ)
大手家電量販店で6年間、販売員として従事。店舗では家電コンシェルジュとして、お客様に生活家電やデジタル家電、美容家電など幅広い商品を提案してきた。大人から子供まで「買い物って楽しい!」と感じていただけるよう、一人ひとりに寄り添った提案を心掛けている。
森岡 舞子
監修者
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
大手家電量販店にて7年半の販売員経験あり。量販店では生活家電や健康家電、カメラなど幅広い商品を担当。カメラコーナーでは大学で写真を専攻した経験やフォトマスター検定の資格を活かし、被写体に合わせた商品の選び方などを提案してきた。ジャンルを問わず初心者の方にもわかりやすい説明を心がけている。

Bluetoothキーボードとは?

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Bluetoothキーボードは、近距離無線通信のひとつである「Bluetooth」を利用してパソコンやタブレット、スマホなどのデバイスと接続するアイテム。有線タイプのキーボードとは異なり、ケーブルがないため煩わしさを感じにくいのが魅力です。

また、携帯性が高いため、持ち運んで使えるモデルも多数ラインナップしています。

Bluetoothキーボードと2.4GHzワイヤレスキーボードの違い

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Bluetoothキーボードと似たモデルに「2.4GHzワイヤレスキーボード」があります。どちらも無線で繋げられることには変わりありませんが、Bluetoothタイプは接続時にペアリングと呼ばれる設定が必要です。

一方、2.4GHzワイヤレスタイプは、ペアリング設定が不要な代わりにUSBレシーバーを挿して使います。Bluetooth非対応のデバイスでも無線接続できるのが2.4GHzの特徴。ただし、タブレット用もしくはスマホ用のワイヤレスキーボードを探しているのであれば、USBレシーバーを挿さなくても使えるBluetoothタイプがおすすめです。

Bluetoothキーボードの選び方

使用デバイスに合わせて選ぶ

パソコン

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パソコンでBluetoothのキーボードを選ぶときは、どのOSに対応しているかも注目したいポイント。自身が使用しているパソコンのOSに対応していない場合は、Bluetooth接続ができない場合があります。

なかでも、WindowsとmacOSの両方に対応しているBluetoothのキーボードを選ぶのがおすすめです。異なるOSに対応していれば、パソコンを買い替えたときにも使用可能で、複数人でキーボードを共有もできます。

iPad・タブレット

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Bluetoothのキーボードのなかには、iPadやタブレットに対応している製品もラインナップ。ノートパソコンのように操作できるので、たくさんの文字を打つときは作業効率の向上が期待できます。大学生のレポート作成などにも便利です。

iPadやタブレットに使う場合は、スタンド機能やカバーが一体型になったモノを選ぶのがおすすめ。画面を見やすい位置に設置できるほか、デバイスをキズから保護できます。

iPhone・Android

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iPhoneやAndroidにBluetoothのキーボードを接続すれば、SNSの投稿や長文の作成を行うときに時間短縮が見込めます。キーボードを選ぶ場合は、パソコン同様にどのOSに対応しているかがポイントです。

iOSとAndroidのどちらにも対応していれば、機種変更したときも安心。家族や友人と共有したいときにも便利です。

給電方式で選ぶ

電池式

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電池式は、外出先で電池が切れてしまっても、電池さえ入れ替えれば充電の時間を待たずにすぐ使えるのがメリット。また、充電用のケーブルを持ち運ばなくてよいのも魅力です。

一方で、電池が切れた場合に備えてほかの電池を用意しておく必要があります。ランニングコストがかかってしまう点は注意しましょう。

充電式

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充電式のBluetoothキーボードは充電用のケーブルを携帯する必要がありますが、電池交換の手間をなくせるのが特徴。一度の充電で数十時間使えるモデルもあるため、使うたびに充電し直す必要がありません。電池を購入する費用や手間をかけたくない場合は、充電式のモノをチェックしてみてください。

マルチペアリング対応の有無で選ぶ

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マルチペアリングとは、1台のBluetoothキーボードに複数のデバイスとのペアリング情報を保存しておく機能のこと。Bluetoothキーボードの対応機器であれば、パソコンだけでなく、タブレットやスマホ、ゲーム機のようなデバイスとも接続できるのが魅力です。

ただし、マルチペアリングに非対応の製品で複数デバイスを同時に使用する場合、接続先を切り替えるたびにペアリングをし直す必要があります。接続デバイスを頻繁に切り替えて使用する場合は、マルチペアリングに対応しているモデルを検討してみてください。

キーボードの打ち心地で選ぶ

メンブレン方式

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Bluetoothキーボードは、構造によって打ち心地が異なります。メンブレン方式と呼ばれる構造を採用しているモデルは、キーを押すと上と下のシートが触れて入力を判断。製造コストが安いため、デスクトップパソコンの純正キーボードをはじめ、多くのモデルに用いられています。

上下のシート間にラバー製のパーツを採用しているので、弾力のある打ち心地が特徴。比較的リーズナブルな価格で入手できるため、気軽に使えるBluetoothキーボードを探している方におすすめです。

パンタグラフ方式

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パンタグラフ方式は、キートップの下に菱形のスプリングを採用しているタイプ。ノートパソコンのキーボードに多く採用されており、打ち心地は軽やかです。厚さが抑えられる構造なので、薄くてスマートに使える製品が揃っています。

メカニカル方式

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キーひとつひとつにスイッチが組み込まれているのがメカニカル方式。カチャカチャという独特のタイピング音が特徴です。

打鍵時に得られるクリック感とキースイッチの重みのバランスがよい「茶軸」と軽やかに文字が打てる「赤軸」、しっかりとした打鍵感が味わえる「青軸」、そして反発力のある「黒軸」など、それぞれ軸によって異なる打ち心地が楽しめます。

キーが故障してもひとつずつ交換ができるため、キーボード本体を丸ごと変えなくてもよいのがメリット。ラクにメンテナンスしやすい製品がほしい方はチェックしてみてください。

静電容量無接点方式

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静電容量無接点方式は、静電容量の変化を検知する仕組みが採用されているタイプ。物理的な接点がないので摩耗などが起こりにくく、比較的長く使い続けられます。なめらかで心地よい打鍵感とタイピング音を味わえるのが特徴です。

キーボードの配列で選ぶ

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キーボードの配列には大きくわけて、「日本語配列(JIS)」「英語配列(US)」の2種類があります。メインとなるアルファベットの並び方はどちらも同じですが、記号の位置が異なるため、エクセルをよく使用する方など記号の入力が多い場合は注意して選びましょう。

特にこだわりがなければ、日本で親しまれている日本語配列(JIS)のBluetoothキーボードを選ぶのがおすすめです。なお、iPad・iPhoneに関しては英語配列(US)をベースとしているので、日本語配列(JIS)のモデルだと使いにくい場合があります。使用しているデバイスも考慮して選んでみてください。

キーピッチとキーストロークをチェック

キーピッチ

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キーピッチとはキーとキーの間隔のことで、キーの中心から隣のキーの中心までの距離を指します。一般的なパソコンに採用されているキーピッチは19mm程度で、フルサイズキーボードと呼ばれているのが特徴です。

19mmの製品を選ぶとすぐに馴染めるのでおすすめ。一方、コンパクトなキーボードだと、キーピッチが16mmほどのモノもあります。自分の手のサイズに合わせて選んでみてください。

キーストローク

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キーストロークとは、キーを押し込んだときの深さのことを指します。多くのデスクトップパソコンのキーストロークは3〜4mmほど。キーストロークの値が1~2mmと浅いモノであれば、すばやくタイピング可能です。

対して、キーストロークの値が大きいとしっかりとした打鍵感が得られ、誤入力しにくいのが特徴。使用用途に応じて、選んでみてください。

持ち運びのしやすさで選ぶ

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Bluetoothキーボードのなかには、コンパクトに折りたためる製品もあります。小さなカバンにも収納して持ち運びやすいので、外出先でキーボードを使いたい方におすすめです。

さらに、折りたたみ形式には主に二つ折りと三つ折りのモノがあります。また、やわらかいシリコン素材を採用しているモノは、丸めて収納可能です。

専門家のおすすめコメント
小又 祐介
家電製品総合アドバイザー(プラチナ)
小又 祐介
Bluetoothキーボードは、キーボードの種類が豊富なのが魅力。コンパクトに折りたためる携帯性に優れたモノや、マウスがなくても快適に作業できるタッチパッド付きのモノなど、用途や使用デバイスに合わせて選べます。初めてキーボードを購入する方には、キーボードとマウスのデザインを統一できるマウスセットもおすすめです。
森岡 舞子
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
森岡 舞子
ワイヤレスで使用できるBluetoothキーボードは、ほかのアクセサリーと干渉せずデスク周りがすっきりするのがメリット。コンパクトさを優先する場合は、テンキーレスタイプを選ぶとより幅が小さくなります。選ぶ際はキーストロークにも注目。深いモノは押した感覚が強い分誤入力をしにくく、浅いモノは軽いタッチ感で素早い入力に適しています。好みに合っていないと使いにくく感じてしまう場合があるので、選ぶ際には使用感も確認してみてください。

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