コールドプレスジュース・フレッシュジュースが作れる「ジューサー」。食材の栄養素を壊しにくいスロージューサーと、より時短で作れるパワージューサーの2種類が展開されています。食材を投入しやすいモノや、お手入れしやすいモノが人気です。

今回は、おすすめのジューサーをご紹介。ジュース以外にフローズンスイーツも作れるモデルや、置き場所に困りにくいコンパクトモデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。

ジューサーとミキサーの違いは?

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ジューサーとミキサーは、どちらも野菜・果物を使った飲み物を手軽に作れる調理家電です。ただし、それぞれ調理できる飲み物の種類が異なるため、用途に合わせて選びましょう。

ジューサーは、食材の水分だけを搾り出せます。生の食材に圧力をかけて搾ることでコールドプレスジュースが作れるタイプと、刻んで搾ることでフレッシュジュースが作れるタイプがラインナップ。どちらもさらりとした口当たりで、ゴクゴクと飲みやすいのが魅力です。

一方、ミキサーは、食材が丸ごと入ったスムージーが作れます。容器に食材・水・調味料を一緒にセットし、なめらかになるまでかくはんできるのが特徴。繊維も含まれるので、とろっとした質感に仕上がります。飲みごたえがあり、満腹感を得やすいのがメリットです。

ミキサーについて詳しく知りたい方はこちら

ジューサーの選び方

種類で選ぶ

栄養素を壊しにくい「スロージューサー」

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スロージューサーは、スクリュー型の刃がゆっくりと回転するのが特徴です。回転時に生じる摩擦熱を抑えられるのが大きなメリット。食材に含まれるビタミン・酵素といった栄養素を壊しにくいので、栄養価の高いコールドプレスジュースが作れると人気があります。

なお、ゆっくりと刃を回転させるため、搾汁に時間がかかりやすいモノが多い点に留意しておきましょう。また、内部構造がやや複雑で、お手入れに手間がかかりやすい傾向があります。スロージューサーを選ぶなら、お手入れのしやすさにこだわったモノがおすすめです。

スピーディーに作れる「パワージューサー」

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パワージューサーは、切れ味のよい刃を搭載しているほか、刃が高速回転するのが特徴。食材を切削し細かくしてから濾すため、スピーディーに搾れるのがメリットです。忙しい朝などに家族分のフレッシュジュースを作りたいときなどに重宝します。

なお、スロージューサーよりも摩擦熱の発生量が多いため、熱に弱い栄養素が壊れやすいのがデメリット。ジュースの栄養素が少し損なわれても、スピードのほうを重視する方におすすめです。

投入口のサイズで選ぶ

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ジューサーを使う際は、投入口から食材を入れます。使いやすさを求めるなら、大きめサイズの投入口を搭載したモノを選ぶのがおすすめ。大きい投入口は、小さくカットした野菜・果物やミニトマトといった小さな食材をこぼさないように入れやすいのがメリットです。

また、投入口だけではなく刃までの通路も広く設計されたジューサーなら、大きめにカットした食材を入れやすく便利。なかには、小さいりんごや皮をむいたオレンジを丸ごと投入できるモノもあるので、下ごしらえの手間を軽減したい方はチェックしてみてください。

対応している食材で選ぶ

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ジューサーでは、製品ごとに使える食材と使えない食材が決まっています。水分の少ない食材や粘り気の強い食材は搾汁しにくいため、基本的に対応していません。加えて、生のごぼうや乾燥大豆といった硬い食材も対応していない場合が多いので、留意しておきましょう。

どんな野菜・果物を使いたいかをあらかじめ決めておき、対応しているジューサーを選ぶのがおすすめです。また、レシピの幅を広げたいなら、幅広い食材に対応しているモノを探してみてください。

飲みたい容量のジュースが作れるかで選ぶ

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ジューサーでは、ジュース受け・搾りかす受けの容量や、連続して稼働できる定格時間などによって1度に作れるジュースの量が変わってきます。カップ1杯分のジュースは、約200mlが目安。1人分であれば、コンパクトなモノでも十分な量のジュースが作れます。

一方、家族分のジュースを1度に作るなら、定格時間が十分に長いモデルや、ジュース受け・搾りかす受けの容量が大きいモデルがおすすめです。なかでもパワージューサーは容量の大きいモノが多いので、大量のジュースを作りたい方はチェックしてみてください。

ストレーナーの網目の粗さで選ぶ

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ジューサーのストレーナーは、フィルターとも呼ばれており、濾すために使われるパーツのこと。さらさらとした舌触りのジュースを作るなら、網目の細かいストレーナーを搭載したモノを選びましょう。小さな固形物・繊維質までしっかり取り除けるのが特徴です。

一方、網目の粗いストレーナーは、隙間から小さい果肉などが通り抜けやすいため、ややとろみのあるジュースが作れます。なかには、細目・粗目のストレーナーがセットになったジューサーもラインナップ。その日の気分に合わせて使い分けたい方におすすめです。

また、フローズンスイーツが作れるストレーナーが付属するジューサーも人気。ジュース以外にシャーベットなども作れるので、汎用性を求める方はチェックしてみてください。

本体サイズで選ぶ

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ジューサーでは、幅10cm前後の小さめサイズから幅20~30cm前後の大きめサイズまでラインナップ。コンパクトなモノは、置き場所に困りにくいのがメリットです。1度に1~2杯分のジュースを搾れるモノが多いので、一人暮らし・二人暮らしの方に向いています。

一方、大きめサイズのジューサーは、投入口・刃の形状にこだわったモノや、ジュース・絞りかすをたっぷり受けられる大きい容器を備えたモノが豊富。使いやすさを重視する方や、1度に大量のジュースを作りたい方などにおすすめです。

パーツが洗いやすいかどうかで選ぶ

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ジューサーは、食材を搾ったり濾したりするので、凹凸・隙間のあるパーツが比較的多く含まれています。パーツが洗いにくいと、お手入れに手間がかかるのが難点。ジュースを作る頻度が高い方は、パーツの形状がシンプルで洗いやすいモノを選ぶのがおすすめです。

特にストレーナーは、網目に搾りかすが詰まりやすいので注意。お手入れ用ブラシが付属していれば、ラクに洗い落とせます。また、食洗機を使ってパーツを洗えるジューサーもあるので、お手入れの手間を軽減したい方はチェックしてみてください。

スロージューサーのおすすめ

パナソニック(Panasonic) 低速ジューサー MJ-L600

3通りの食感を楽しめるスロージューサー。付属する2種類のフィルターとアタッチメントを使い分けることで、さらさらのコールドプレスジュース、とろみのあるあらごしジュース、冷たいフローズンスイーツを作れます。レシピの幅を広げたい方におすすめです。

また、「低速圧縮絞り方式」を採用し、スクリュー型の刃をゆっくり回転させて、食材を圧縮しながらすりつぶします。栄養素が壊れにくく、ビタミンCをたっぷり含むジュースを作れると謳っているのが魅力。仕上がりがなめらかで、ゴクゴク飲みやすいのもメリットです。

ジュースカップの最大容量が約400mlなので、1度に1~2人分を作りたいときに活躍します。さらに、搾りかすで作れるケーキ・ピラフなどを掲載したレシピブックが付属するため、初めて搾りかすレシピに挑戦したい方にもおすすめのジューサーです。

ラドンナ(LADONNA) Toffy ミニスロージューサー K-BD4

置き場所に困りにくいスロージューサーです。約幅12.4×高さ36×奥行9.8cmとスリムかつコンパクトで、小さなテーブルの上でも使いやすいのがメリット。邪魔になりにくいので、出しっぱなしにしたい方にもおすすめです。

また、スクリュー型の刃がゆっくり回転し、石臼のように野菜・果物を圧縮しながらすりつぶします。熱の発生量が少なく栄養素を壊しにくいため、栄養豊富なコールドプレスジュースに仕上げることが可能。なめらかな口当たりで、ゴクゴクと飲みやすいのも魅力です。

パーツを細かく分解でき、隅々まで洗いやすいのも特徴。簡単に組み立てられるので、使いやすさを求める方にも適しています。比較的安いため、手に取りやすいのも嬉しいポイント。ジューサーを試してみたい初心者の方にもおすすめです。

サンコー(THANKO) 新鮮酵素も栄養もまるごと味わう フレッシュスロージューサー WHSLJUS

繊維質の多い野菜もしっかり搾汁できるスロージューサーです。業務用の青汁搾汁機と同じ横型設計で、スクリュー型の刃が比較的長いので、より多くの水分を搾りやすいのがメリット。葉野菜を使ったコールドプレスジュースを作りたい場合などにおすすめです。

また、投入口の幅が7.5cmと広いため、4等分にカットしたりんごや、皮をむいた丸ごとのオレンジを入れることが可能。細かくカットする必要がないので、下ごしらえの手間を軽減できます。

さらに、4つのパーツに分解できるので、隅々まで洗いやすいのもポイント。パーツの数が少ないため、ラクにお手入れしたい方にもおすすめのジューサーです。

ヒューロム(HUROM) アドバンスド100 H-100-EBAA01

細かい食材をこぼさないように入れやすいスロージューサー。投入口が広がった「デュアルホッパー」を備えており、ミニトマトなどを流し入れることが可能です。セロリといった細長い食材もスムーズに投入できます。

また、スクリュー型の刃とインナー・アウターを含む2種類のフィルターを使って搾汁する「分離搾汁方式」と、独自の「リフトレバー」を採用しているのも特徴。レバーを閉めることで、食材の水分を最後までしっかり搾り切れるのがおすすめポイントです。

加えて、付属する3つのフィルターを使い分けることで、コールドプレスジュース以外に、シャーベットなどのフローズンスイーツも作れます。

各フィルターに網目がないので、食材が詰まりにくいほか、洗いやすいのもメリット。お手入れのしやすさを重視する方にもおすすめのジューサーです。

ヒューロム(HUROM) スロージューサー H310Aシリーズ

グラス1杯分のジュースを手軽に作れるスロージューサー。上部の「メガホッパー」にグラス1杯分の食材をまとめてセットできるため、ひとつひとつ投入する手間が省けるのがポイントです。投入口の幅が10.4cmと広く、大まかにカットした食材も入れられます。

適度な大きさに自動でカットする「オートカッティング・テクノロジー」を搭載し、自分で細かくカットせずに済むのも魅力です。また、低速で回転するスクリュー型の刃によって、食材の水分をしっかり搾れると謳っています。

動作音の騒音値が45dBと一般的な会話より静かで、時間帯を気にせず使いやすいのもメリット。騒音が気になるマンションで使う場合にもおすすめです。

さらに、スリムかつコンパクトで、狭いキッチンでも使いやすく便利。シンプルでおしゃれなデザインなので、出しっぱなしにしたい方にもおすすめのジューサーです。

ヒューロム(HUROM) スロージューサー H-AAシリーズ H-AA-BBA17

1台でジュース・スムージー・フローズンが作れるスロージューサーです。付属する3種類のストレーナーを使い分けることで、コールドプレスジュース以外にバナナスムージー・ソルベなども作ることが可能。スープ・ディップ・ジャムを作りたいときにも活躍します。

独自開発の「低速搾汁方式」を採用し、「ダブルスクリュー」の2枚羽によって両手で搾るように食材の水分を搾り出すのも特徴。食材にストレスがかかりにくいほか、熱の発生量を抑えられるのが魅力です。栄養・食感ともに質のよいジュースに仕上がると謳っています。

独自技術「搾汁調整レバー」を搭載し、最後の一滴まで食材の水分を搾り切りやすいのもメリット。無駄なく搾りたい方や濃厚なジュースを味わいたい方にもおすすめです。

また、一部を除いて、分解したパーツを食洗機で洗えるのも嬉しいポイント。お手入れの手間を軽減したい方にもおすすめのジューサーです。

クビンス(Kuvings) ホールスロージューサー EVO-820

細かくカットする手間を省きたい方におすすめのスロージューサー。「デュアルフラップゲート」を搭載し、上部にある投入口の幅が8.2cmと広いので、小さめのりんごや皮をむいたオレンジなどを丸ごと入れられます。

「ダイレクト投入口」を使用すれば、細長い野菜もスムーズに投入することが可能です。ゆっくりと回転する独自の圧搾技術を採用し、栄養素の損失を最小限に抑えながら搾汁できるのも魅力。栄養豊富なコールドプレスジュースに仕上げられます。

さらに、「スクイーザー」が付属し、レモン・グレープフルーツといった柑橘系の果物を簡単に搾れるのもおすすめポイント。忙しい朝に生絞りジュースを作りたい場合や、レモン汁を料理に使いたい場合などに便利です。

パワージューサーのおすすめ

パナソニック(Panasonic) 高速ジューサー MJ-H200

短時間でフレッシュジュースをたっぷり作りたい方におすすめのパワージューサー。独自の「フルメタルスピンナー」を採用し、カッター・フィルター・ベース部分がすべて金属で作られています。効率よく切削・遠心分離できるので、時短で搾汁できるのがメリットです。

加えて、フィルターの網目が細かいため、さらさらとしたジュースに仕上がりやすいのも特徴。ゴクゴクと飲みやすいジュースを作りたい場合に活躍します。また、注ぎ口を上に向けることで、搾汁後の液だれを予防できるのもおすすめポイントです。

さらに、かす受けの容量が1700mlと大きいので、取り出す頻度を抑えられます。かす受け・注ぎ口・ジュース受け部分が一体化しているので、パーツの取り外し・組み立ても簡単。使いやすさを重視する方にもおすすめのジューサーです。

パナソニック(Panasonic) 高速ジューサー MJ-H600

フレッシュジュース以外に、スムージー・ふりかけも作れるパワージューサー。「タンブラーミキサー」「ドライミル」が付属しています。アタッチメントを付け替えるだけでバナナスムージーや小魚のふりかけなどを作ることが可能。汎用性を求める方におすすめです。

また、カッター・フィルター・ベース部分が金属で作られた独自の「フルメタルスピンナー」を搭載し、高速で効率よく食材を切削したり搾ったりできるのもメリット。短時間でさらりとした口当たりのフレッシュジュースをたっぷり作れます。

ジュース受け・かす受け・注ぎ口が一体化したシンプル構造を採用し、洗うパーツの数が少ないのでお手入れも簡単です。さらに、シックな色合いで、キッチンに馴染みやすいのもポイント。出しっぱなしにしたい方にも適しています。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) ジューサー BM-JH05

衛生的に保ちやすいパワージューサー。ヘラ付きブラシが付属するほか、洗える部分を分解して丸洗いできるので、隅々まで汚れを落としやすいのがメリットです。加えて、洗えない部分には「Ag+抗菌加工」が施されています。

また、高速回転する「チタンコートカッター」が食材を細かく切削するため、スピーディーに搾汁しやすいのも魅力。細かい繊維質まで濾せるフィルターを採用しているので、さらさらとした口当たりのフレッシュジュースに仕上げられます。

さらに、正しく組み立ててセットしないと運転しない安全設計を採用しているのもポイント。初心者の方にもおすすめのジューサーです。

テスコム(TESCOM) ジューサー TJ112

食材に合わせて回転速度を調節できるパワージューサー。トマト・オレンジといった柔らかい食材は遅め、人参・りんごなどの硬い食材は速めというように、2段階に回転速度を切り替えられます。

また、直径6cmの投入口を採用し、大きめにカットした食材を入れられるので、下ごしらえの手間を軽減したい方にもおすすめ。「ゴールドチタンカッター」を搭載し、食材を切削して搾るため、スピーディーにフレッシュジュースが作れるのもメリットです。

シンプル設計なので、お手入れのしやすさを求める方にも適しています。さらに、安いため、手に取りやすいのも嬉しいポイント。コスパのよいおすすめのジューサーです。

クイジナート(Cuisinart) コンパクト ジューサー&ブレンダー CBJ-450J

パワージューサーとミキサーの2wayで使えるモデル。ジューサー用アタッチメントとミキサー用アタッチメントが付属し、作りたい飲み物・料理に合わせて使い分けられます。ミキサーを使えば、スムージー・スープ・フローズンドリンクなども作れるので便利です。

一方、ジューサーを使えば、さらさらとした口当たりのフレッシュジュースが作れます。刃が高速回転するので、スピーディーに搾りやすいのが魅力。忙しい朝などに時短でジュースを作りたい方にもおすすめです。

また、シンプル構造を採用しているうえ、パーツを分解できるため、隅々まで洗いやすいのもメリット。食洗機に対応しており、ラクにお手入れできます。さらに、コンパクト設計なので、置き場所に困りにくいジューサーを探している方にもおすすめです。

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