海釣りのターゲットのなかでもさまざまな釣り方がある「チヌ」。チヌとはいわゆるクロダイ(黒鯛)のことで、西日本ではチヌが通名として普及しており、釣具にもその呼称を使うアイテムが数多くあります。
そこで今回はチヌ釣りで使うハリに注目。「チヌ針」のおすすめアイテムをご紹介します。選び方についても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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チヌ針とは?伊勢尼・マダイ針との違いは?

「チヌ針」とはチヌ(クロダイ)釣りで使うハリのこと。チヌの口は小さく、硬く、歯もあるので、収まりや吸い込みを意識する一方、耐久性や貫通力も重要なので、双方のバランスに配慮したアイテムが重宝されます。
また、ハリの軸に対してフックポイントを曲げた「ひねり」もポイント。チヌは硬い貝でもバリバリ噛み砕くほどの力があるほか、捕食する際はモグモグするので、ひねりを入れることで、その最中のハリ掛かりが期待できます。
なお、「伊勢尼」や「マダイ針」と比較されることがありますが、これは形状の違いを確認するため。「伊勢尼」とは典型的な釣りバリ形状のことで、フッキングすることでより明確にハリ掛かりをします。
一方、「マダイ針」とはマダイ(真鯛)用のハリのこと。チヌよりも大きくパワフルなので、軸は太くて長めです。ただ口は小さいので、吸い込みを意識している点は共通。チヌ針のほうがよりコンパクトで、細軸になっています。
チヌ針の選び方
号数(大きさ)をチェック

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チヌ針の号数は小さいもので1号以下、大きいもので7号以上もありますが、おおむね1〜5号が定番。狙うサイズ、釣り場のアベレージサイズ、付けるエサの大きさ、ラインの太さなどを意識して選ぶようにしましょう。
なお、釣りのスタイルによって若干選ぶ基準が異なるので、そこは注意。障害物の多さ、地形の硬さ、根掛かりの多さなどが関わってきます。
例えば、磯でのウキフカセ釣りであればハリは1〜3号、腰を下ろしてダンゴを落とす筏釣りやかかり釣りであればオープンウォーターの釣りになるのでハリは1〜2号、ヘチ釣りや落とし込みの釣りであれば地形はハードボトムで捕食しているエサも硬いので4号前後がおすすめです。
色をチェック

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チヌ針は比較的カラーが豊富。フラッシングをしない黒、フラッシングをする金のほか、ワンポイントとして目立つ赤のほか、エサの色を意識したピンクや茶色もあります。
前述の通り、チヌ釣りはさまざまなアプローチ方法があり、それによって使うエサもさまざまま。磯釣りではオキアミが定番ですが、筏釣りやかかり釣りではサナギだったり、コーンだったりがメインのエサで、それをダンゴに包んで落とし込みます。ヘチ釣りや落とし込みの釣りではイガイ(カラス貝)、パイプ虫、カニ、フジツボなど、硬いエサを使用。チヌ針を選ぶ際はエサとの馴染み具合や一体感もひとつの要素として意識しておきましょう。
形状をチェック

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チヌ針にはハリ先やベントカーブ、軸(シャンク)の長さ、幅(ゲイブ)の広さなどにも違いがあります。ハリ先はストレートとやや内側に入ったタイプの2種類。前者のほうが刺さりやすく、後者のほうが掛かるとバレにくいのが違いです。
ベンドカーブはフックの曲がり具合のこと。アルファベットの「U」のような形をした「ラウンドベンド」、漢字の「はね」のような形をした「スプロートベンド」が代表的で、後者のほうがエサのちょん掛けがしやすい傾向にあります。
また、チヌ針の軸(シャンク)の長さは総じて短めで、幅(ゲイブ)は広め。これはチヌの口に対する収まりのよさ、掛けてからバラさないための懐深さを意識したものになっています。購入を検討する際はぜひ意識しておきましょう。
チヌ針のおすすめ
がまかつ(Gamakatsu) チヌ
チヌ針のなかでもオーソドックスなロングセラーモデル。チヌはもちろんマダイやグレ、イサキ狙いの釣りで使うのもおすすめで、多種多様な魚に対応できるのが特徴です。
また、カラーラインナップも豊富で、白・黒・金・赤の4色を揃えているのもポイント。パッケージもデフォルトからお徳用、より本数が多いボックス入り、ハリに糸が付いているバージョンなどもあり、アングラーの需要に合った選択ができるのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) チヌR
がまかつ往年のハリ「チヌ」に汎用性と性能アップを見込んだおすすアイテム。同社の「ブイヘッド」と「ナノスムースコート」という技術を採用しており、貫通力と使い勝手のよさが向上されているのが特徴です。
なお、シリーズラインナップにはナノスムースコートではなく、金バリに近い仕様の「チヌイエロー」、紫外線に反応して発光する「リアルケイムラ」も用意。計3種類から選べるのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) スパイクチヌ
チヌ針のなかでもカエシの大きい「メガバーブ」を採用したおすすめのアイテム。ハリ先はひねりが入っており、フッキングが決まればガッチリ掛けられるのが特徴です。
シャンク部分には大きめのケン「デカケン」が付いており、エサ持ちがよいのもポイント。号数は2号・3号・4号・5号の4種類をラインナップしています。
がまかつ(Gamakatsu) G-HARD V2 貫チヌ
細軸を採用し、軽量に仕上げたおすすめのチヌ針。貫通力の高さ、喰い込みのよさを兼ね備えており、小物から大物までしっかり狙えるのが特徴です。
ラインナップとしては無光沢で目立ちにくい黒の「F-NSB」と、エサ馴染みがよい「ファインピンク」の2パターンを用意。号数はそれぞれ0.8号・1号・2号・3号・4号の5種類を用意しています。
がまかつ(Gamakatsu) G-HARD V2 チヌエース
高強度・高硬度・耐摩耗性に優れたおすすめのチヌ針。軽量で吸い込みやすい「短軸設計」を採用しているほか、ハリ先はストレート、表面は貫通力向上を図った「ナノスムースコート」が施されて入り、積極的に掛けていけるのが特徴です。
また、すっぽ抜けに配慮し、ハリの形状はワイドで、ひねりを入れているのもポイント。号数は1号・2号・3号・4号・5号の5種類をラインナップしています。
がまかつ(Gamakatsu) デカケンチヌ
チヌ釣りのなかでも比較的遠投する場合におすすめのハリ。名前の通りケンが大きい「デカケン」を採用しているほか、刺さりのよい「ナノスムースコート」との相まって、エサズレしにくいのが特徴です。
本製品はひねりのないタイプで、号数は2号・3号・4号・5号の4種類をラインナップ。やや沖目のチヌを狙いたい方はぜひチェックしておきましょう。
がまかつ(Gamakatsu) 丸呑チヌ
チヌ針のなかでも軸が短いショートシャンク仕様のおすすめアイテム。バイトの収まりがよく、魚の口の奥でしっかりと掛けられるのが特徴です。
タイプとしてはちょっとひねった「半ひねり」で、フッキングに配慮しているのもポイント。また、表面処理は同社の「ナノスムースコート」が施されており、貫通性能が高いのも魅力です。
号数は1号・2号・3号・4号・5号の5種類をラインナップ。ハイプレッシャーフィールドやタフコンディション時など、喰い渋りを感じる際に頼りになるので、気になる方はぜひおさえておきましょう。
がまかつ(Gamakatsu) ファインチヌ
チヌ針のなかでも軸が短いショートシャンクかつ細軸のおすすめアイテム。エサ馴染みがよく、一体感があり、警戒心の強い場合やナーバスな状態でもなんとか喰わせにもっていけるのが特徴です。
また、ハリ単体の自重としては軽めなので、落とし込む際はゆっくりフォールするのもポイント。フックのカラーはパールホワイトを採用し、号数は1号・2号・3号・4号の4種類をラインナップしています。
がまかつ(Gamakatsu) 掛りすぎチヌ
軸が短いショートシャンクかつ細軸のチヌ針のなかでもフックのカラーにもこだわりたい方におすすめのアイテム。色合いとしてはオキアミに馴染む「ファインピンク」とそれ以外のエサのときに使う「茶」の2種類があり、それぞれ使い分けることでよりマッチザベイトを意識できるのが特徴です。
号数は1号・2号・3号・4号・5号の5種類をラインナップ。なお、パッケージは通常バーションのほか、より本数が多い「徳用」も用意されています。
がまかつ(Gamakatsu) トーナメントチヌ
チヌ針のなかでもよりエサを目立たせられるおすすめのアイテム。本製品は同社の「トップレスコート」を採用しており、ハリ先とバーブ以外はすべてホワイトのベタ塗りにしているのが特徴です。
ハリとしてはひねりが入ったタイプで、形状としては懐が深いワイドゲイプなのもポイント。号数は1号・2号・3号・4号・5号の5種類をラインナップしています。
がまかつ(Gamakatsu) 競技チヌ
チヌ針のなかでも「エサのメインがオキアミ」という方におすすめのアイテム。本製品はハリ全体がピンクで塗られたオキアミカラーを採用した短軸タイプで、エサとハリとの同調をより意識できるのが特徴です。
号数は1号・2号・3号・4号・5号の5種類をラインナップ。磯からのフカセ釣りで、オキアミをエサにし、チヌを狙う際はぜひ試してみてください。
がまかつ(Gamakatsu) 一刀チヌ
チヌ針のなかでも汎用性の高いおすすめアイテム。ハリ先の長いロングテーパー仕様で、オキアミなどのエビはもちろん、イガイ(カラス貝)、カニ、パイプ虫、サナギ、コーンなど、さまざまなタイプ・形状のエサに合わせられるのが特徴です。
号数のラインナップは1〜6号と豊富なのもポイント。磯釣りのほか、筏から寄せ餌のダンゴを落としてチヌを誘う「かかり釣り」、堤防のヘチに張り付いているチヌを狙う「落とし込みの釣り(ヘチ釣り)」にも使えるおすすめの万能アイテムです。
がまかつ(Gamakatsu) チヌスペシャル
チヌ針のなかでもヘチ釣り・前打ち・落とし込みで使うのにおすすめのアイテム。大小・硬軟を問わず、さまざまなエサを刺しやすいほか、オモリのガン玉もセットしやすく、使い勝手に優れているのが特徴です。
なお、「ヘチ釣り」は関東発祥の釣りで、「ヘチ」とは堤壁の意味。防波堤などの足元にエサをフォールさせ、手返しよく撃っていくのが特徴です。「前打ち」は中京地方発祥の釣法で、鉄筋コンクリートでつくった箱状または円筒状の波止の「ケーソン」を狙う釣り。「落とし込み」も同じく中京地方発祥の釣法ですが、目印をつけ、その落下速度の変化でバイトを取ります。それぞれスタイルは似ていますが、細部に違いがあるので、気になる方はぜひ整理しておきましょう。
がまかつ(Gamakatsu) ナノチヌふかせ
チヌ針のなかでも磯でのフカセ釣りで使うのにおすすめのアイテム。ハリとしては丸みを帯びたコンパクトな短軸で、号数は1号・2号・3号・4号・5号の5種類をラインナップしており、チヌのほか、メジナ(グレ)などもカバーできるのが特徴です。
なお、「フカセ」とはウキを使用せずに、糸・ハリ・エサのみの仕掛けのこと。海中に漂わせて(フカセて)魚を誘います。一方、その対となるのがウキを使う「ウキフカセ」。ウキ+フカセという意味で、漂わせて誘う点は同じですが、仕掛けの内容が異なります。混同しがちな方はぜひ整理しておきましょう。
がまかつ(Gamakatsu) A1 ナノチヌ筏
チヌ針のなかでも筏釣り・かかり釣り・ダンゴ釣りで使うのにおすすめのアイテム。呼称はいくつかありますが、釣りのスタイルとしては同じで、ウキを使わず、腰を下ろし、寄せ餌のダンゴを足元近くから落として、本命のエサに喰い付かせる釣法のことを指します。
本製品のハリはひねりなしで、ハリ先はストレート。貫通力が高く、バシッとフッキングできるのも魅力です。素材は高強度で、懐も深く、大物を掛けた際も安心。号数は1〜6号をラインナップしています。
釣武者(TsuriMusha) IKKADO イッカド
チヌ針のなかでもカエシ・バーブにこだわったおすすめのアイテム。カエシの高さを変えず、角度のみをより倒した「ローアングルバーブ」を採用しており、すんなり刺さる一方、掛けたらバレにくいのが特徴です。
ハリとしては細軸で軽めですが、素材はA1を採用しており、強度は十分。号数は5.5号・6号・6.5号・7号・7.5号の4つで、同ジャンルのなかでは比較的大きめを取り揃えているのも注目すべき点です。
オーナーばり(OWNER) OHサスガチヌ
チヌ針のなかでもハリ先の鋭さにこだわったおすすめのアイテム。特殊加工を施しており、活性が低い低水温期、タフコンディション時、ハイプレッシャー時などに頻発するショートバイトもしっかり拾えるのが特徴です。
号数は2号・3号・4号・5号の4種類をラインナップ。同ジャンルのなかでも比較的ロングセラーの製品なので、気になる方はぜひ試してみてください。
オーナーばり(OWNER) インホワイトチヌ
エサによって異なる効果が期待できるおすすめのチヌ針。白系のエサでは違和感のないカモフラージュ、それ以外の色のエサでは目立たせることで存在感をアピールでき、シチュエーションや場面によって反応を比べられるのが特徴です。
なお、本製品はハリ先に色を乗せていないトップレスコートを採用。ハリとしては太軸で、号数は2号・3号・4号・5号の4種類をラインナップしています。
オーナーばり(OWNER) インブライトチヌ
チヌ針のなかでもハリ単体でのアピール力が高いおすすめのアイテム。本製品のカラーは夜光ピンクを採用しており、夜釣りはもちろん、濁りがキツい場合、光量が少ない深場でも、目立たせられるのが特徴です。
号数は1号・2号・3号・4号・5号の5種類をラインナップ。通常のハリで反応が見られない場合、喰い渋りでなかなかフッキングに持ち込めない場合に効果が期待できるので、気になる方はぜひ試してみてください。
オーナーばり(OWNER) ベイチヌ カン付
港湾部やベイエリアでのヘチ釣り・落とし込みの釣りでおすすめのチヌ針。形状してはショートシャンクかつワイドゲイプ、さらにはラウンドのベンドカーブではなく、ややスプロートベンド寄りで、エサをちょん掛けしやすいのが特徴です。
また、ラインアイは穴を通すカン付きで、結びやすいのもポイント。号数は2号・3号・4号・5号の4種類をラインナップしています。
ささめ針(SASAME) ヤイバ閃刀チヌ イブシ茶
チヌ針のなかでも吸い込みのよさと掛かりのよさの双方に配慮したおすすめのアイテム。タイプとしては短軸でひねりなし、カエシは小さめの半スレで、カラーはやや色味がかったイブシ茶を採用し、号数は1号・2号・3号・4号の4種類をラインナップしています。
また、ハリ先が内側に向いている「クローズタイプ」なのもポイント。ルアーフィッシングでいう「インナーポイント」、エサ釣りでいう「ネムリバリ」になっており、刺さりにくさはあるものの、しっかりとフッキングが決まればより喰い込み、バレにくいのが特徴です。
ささめ針(SASAME) ダブルエックスチヌ
チヌ針のなかでも軸に対して2箇所のケンが付いたダブルケン仕様のおすすめアイテム。エサ持ちがよく、ズレにくいのが特徴です。
号数は2〜6号の5種類をラインナップ。カラーは茶・黒・オキアミの3パターンで、エサに合わせたセレクトができるのも魅力です。なお、フックのカラーによってパッケージの色合いも異なるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
ダイワ(Daiwa) D-MAX チヌ SS マルチ
ネーミングの通り、チヌ針のなかでもマルチに使えるおすすめのアイテム。形状としてはひねりが入った、ラウンドベンドを採用しており、さまざまなチヌ釣りで使えるのが特徴です。
また、号数ラインナップが豊富なのもポイント。号数はもっとも小さめで0.8号、もっとも大きいサイズで6号まであり、計7種類から選べるのも魅力です。
ダイワ(Daiwa) D-MAX 銀狼チヌ SS スピード
タイプ別・号数別に豊富なラインナップが揃うチヌ針専用のおすすめシリーズ。種類としては無印(マルチ)・スピード・スピードヒネリ・エアーマルチの4つで、適材適所で使い分けができるのが特徴です。
無印(マルチ)はオーソドックスタイプで汎用性が高めで、スピードは掛け重視。スピードヒネリは掛け重視でありつつわずかにひねりが入ったタイプで、エアーマルチはより軽量に仕上がっています。単品指名買いはもちろん、複数まとめ買いするのもおすすめなので、チヌ狙いの釣行頻度が多い方はぜひチェックしておきましょう。
チヌ針の結び方

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チヌ針の結び方としてはハリにラインを巻き付ける「外掛け結び」が基本。これはハリの軸と結んだラインが一直線になり、支点から一方向にフッキングの力がかかるので、バラシの軽減になるためです。
結び方としては輪っかを作り、軸に通すのが第一段階。次に軸とハリの軸を持ち、チモト方向に向かって糸をクルクルと5〜6回巻き付け、あとはその巻きづけた糸をチモトとは反対方向にある輪の中に通せば完成です。
なお、ラインアイのあるカン付きのフックがラインナップに少ないのは結びコブの支点がラインアイ上で動いてしまうため。フックのアイは金属なので、どうしてもラインは滑ってしまい、結果的に支点がズレ、フッキングミスを招くことになります。
ただ、結び方には慣れが必要なので、どうしてもできない方はカン付きのチヌ針も選択肢。外掛け結び自体が甘かったらハリから糸が抜けてしまい、元も子もないので、しっかりとマスターしておきましょう。








































チヌ狙いのエサ釣りは磯釣り、筏のかかり釣り、ヘチ釣りなどさまざまなスタイルがありますが、近年増えているのがベイエリアでの落とし込み。港湾部にまで魚が入ってきており、竿を出しているシーンをよく見かけます。なお、その釣りをする際は総じて足場が高いので、折りたたみ式のタモ網を忘れないようにしましょう。