「タコエギ」を用いた釣りは、タコテンヤを用いた釣りよりも比較的簡単に仕掛けを用意でき、人気を集めています。釣り場においても、船上だけでなく、気軽に堤防から釣れる点も魅力です。

しかし、タコエギは種類が豊富にあり、どのような製品を選べばよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、タコエギの選び方とおすすめの製品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

タコエギとは?

By: megabass.co.jp

タコエギは、イカ釣りで使用するエギを、タコを釣るために改良したモノ。大きいフックを搭載しており、上向きに展開しているのが特徴です。

また、タコエギは、タコへアピールするためのブレードやラトルを搭載しているモノも多くラインナップ。効果的にアピールできるよう、製品ごとにさまざまな工夫を凝らしています。

タコエギのおすすめ

シマノ(SHIMANO) タコマスター フラッシュブースト 3.5号 QT-X35V

シマノ(SHIMANO) タコマスター フラッシュブースト 3.5号 QT-X35V

ボディに内蔵した反射板で、フラッシング効果を発揮する「フラッシュブースト」を搭載したタコエギです。ステイしている状態でも明滅を繰り返して、好奇心の高いマダコへアピールします。

さらに、安定性の高いシンカーを採用しており、シェイキングやズル引きなどのアクションに適しているのも特徴です。また、ラトルを内蔵しているため、音でのアピールも可能。濁りがあるフィールドでも活躍します。

幅広いフィールドに対応できる、高アピールのタコエギを探している方に、おすすめのモデルです。

ダイワ(Daiwa) 快適船タコエギSS

ダイワ(Daiwa) 快適船タコエギSS

船釣りにおすすめのタコエギです。フックには、刺さり性能を向上する加工を施している「SaqSas」を採用。大型のタコがかかってもしっかりと貫通して、バラしにくいのが魅力です。さらに、カンナ周りの強度を向上することで、安心してファイトができます。

タコが抱きやすいコンパクトボディながら、ブレードによるフラッシングと振動で、アピール力も良好。ケイムラやグロー系のカラーも展開しており、場面に合わせてさらにアピール力を向上できる、便利なタコエギです。

ダイワ(Daiwa) MADAQ

ダイワ(Daiwa) MADAQ

爪部分にワーム素材を使用した、ソフト&ハードタイプのタコエギです。水中で爪が浮いた状態になり、揺れる動きでタコに誘いをかけます。また、フックと爪はピン1本で着脱できる簡単仕様で、痛んでもすぐに交換できるのがメリットです。

フックには、ファインワイヤーを使用しています。タコにしっかりとフッキングが決まる形状にしつつ、根掛かりした際も針が伸びて回収しやすいため、底の形状が複雑な場所での釣りにおすすめです。

サイズは、M・L・LLの3種類を展開。アピール力の高いカラーやリアルな色まで、豊富に色を展開しているのも魅力です。ナチュラルなアピール力を実現しつつ、環境にも優しいタコエギです。

メジャークラフト(Major Craft) 蛸乗りジョニー

メジャークラフト(Major Craft) 蛸乗りジョニー

背中に、ワームやエサなどの固定用パッドを搭載したタコエギです。ズレにくい形状で安定感があり、しっかりとアクションできます。リア部分のアイには、ブレードやタコベイトなどを装着可能。幅広くカスタマイズしたい方におすすめです。

サイズは、3.5・4・4.5号を展開。安定したボトムキープや大型のタコ狙いなど、さまざまな状況に対応できます。フックは強度が高い太針に、アシスト効果のある小針を加えたダブル仕様で、バラしを軽減しやすいのが特徴です。

カスタムスペースの多いタコエギを探している方は、チェックしてみてください。

デュエル(DUEL) YO-ZURI タコやん

デュエル(DUEL) YO-ZURI タコやん

異なる波長のダブル発光で、高いアピール力を発揮するタコエギです。内蔵のラトル音もエビが逃げる際の音を再現しており、タコの興味を引く仕組みが多数搭載されています。

サイズは、潮の早いエリアでおすすめの3.5号に加えて、根掛かりしにくくシャローエリアも攻めやすい2.5号と3号を展開。また、底の状況を感じやすく、根掛かりも抑える着脱式のシンカー付きで、快適に操作ができます。

ボディも吸盤が付きやすい「ヌリボディ」採用で、しっかりと抱いてくれるのがメリット。視覚と聴覚に働きかける、ダウンショットタイプのタコエギを探している方に、おすすめモデルです。

メガバス(Megabass) TACO-LE

メガバス(Megabass) TACO-LE

腹部にシンカーを搭載した、ダウンショットタイプのタコエギです。ボトムをズル引きする際にフックが底を離れる設計を採用しているほか、テール部分にはバンパーを搭載。ストラクチャーにスタックするのを抑えつつ、感度のよさも実現しています。

フロント部分に、ブレードや飾りなどを取り付けできるアイが付いているのもポイント。好みに応じてカスタマイズしたい方におすすめです。

また、背中はフラット形状なので、エサやワームの取り付けも可能。さらに、フックはオリジナルの6本針仕様で、大型のタコがかかった際も安心してファイトができます。さまざまなシチュエーションに対応できる、便利なタコエギです。

ハリミツ(HARIMITSU) 蛸墨族

ハリミツ(HARIMITSU) 蛸墨族

フラッシングブレードやラトルの内蔵により、高いアピール力を発揮するタコエギ。濁ったフィールドでも広範囲に存在を知らせて、好奇心の強いタコを引き寄せます。

サイズは、使いやすい3.5号と、タコが抱いたときにアタリのわかりやすい2.5号を展開。ベーシックカラーだけでなく、遊び心のある色を揃えており、ルアーのデザインを楽しみたい方にもおすすめです。

ノーズ部分にはエッジを施すことで、引きおもりを軽減。しゃくりやすく、しっかりとアクションを起こせます。さらに、フックを太軸設計にしているのもポイント。タコを引き剥がす際も耐えやすい強度を備えています。

ハリミツ(HARIMITSU) 蛸墨族 ONBU

ハリミツ(HARIMITSU) 蛸墨族 ONBU

エサやワームを背中に背負える設計のタコエギです。背面部分には、固定用のホールドピンを搭載しており、ズレにくいのが特徴。ピンを前後にスライドするだけで簡単に脱着できるので、スムーズに作業できます。ワイヤーやバンドでの固定が面倒な方におすすめです。

また、エサやワーム装着時でも針先が隠れにくいように角度を設定しており、しっかりとタコにかかりやすい仕様。さらに、ボトムで姿勢が安定し、根がかりもしにくいシンカー形状で、安心して攻められるタコエギです。

タカミヤ(TAKAMIYA) タコエギボンバー

タカミヤ(TAKAMIYA) タコエギボンバー

低価格ながら、優れた性能を兼ね備えているタコエギ。コスパに優れており、初めて行くフィールドのパイロットルアーとしてもおすすめです。

本製品は、水中でサスペンドするタイプで、ボトムから少し上を狙えます。さらに、シンカーとリーダーがセットで付いているため、すぐに使えるのが魅力です。サイズは、幅広いフィールドで使える3.5号で、カラーも実績のあるベーシックな色を展開しています。

価格が安く実用的なタコエギを探している方は、チェックしてみてください。

タコエギの楽天市場ランキングをチェック

タコエギの楽天市場の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。

タコエギの選び方

サイズをチェック

By: megabass.co.jp

タコエギには3・3.5・4号といった種類があり、数字が大きいモノほど、タコエギのサイズが大きいことを表します。ターゲットのサイズに合わせてタコエギを選び、釣果アップを狙いましょう。

初心者の方であれば、まずは3.5号のサイズを選ぶのがおすすめ。万能に使いやすいモデルで、幅広いシーンで活用できます。

カラーをチェック

By: duel.co.jp

タコエギには、豊富なカラーがラインナップされています。まずは、黄色・白色・緑色を揃えるのがおすすめ。黄色と白色は、活発なタコに対して反応がよく、緑色は活発でないタコに対して効果的です。

夜釣りや曇天など、天候が優れない場合は赤色系統のタコエギを選ぶのがおすすめ。視認しにくい状況でも、タコに対してアピールしやすくなります。タコの傾向や、その日の天候などによってカラーを使い分けてみましょう。

また、タコエギは使用していると、根掛かりしてロストする場合が多いのが懸念点。同じ色合いでも、予備を用意しておくと安心です。

種類をチェック

ノーマルタイプ

By: rakuten.co.jp

ノーマルタイプは、タコエギ本体に直接オモリを搭載したモデルです。別名で、「底引きタイプ」と呼ばれることもあります。

セッティングしやすく、価格も安いモデルが多いのがメリット。タコエギは安いモデルでも釣果が期待できるといわれているので、根掛かりしにくい場所での用途であれば、ノーマルタイプでも十分に機能します。

ダウンショットタイプ

By: amazon.co.jp

ダウンショットタイプとは、タコエギの下腹部にアイが設けられ、別途シンカーを装着できるタイプ。ウエイトアップが見込めるので飛距離を稼げるほか、フォールスピードも早く、よりディープを攻略しやすくなります。

また、お尻側に近い位置のアイにシンカーを付けると、尻下がりにフィールするのもポイント。着底時はシンカーサイズ分浮いた状態となるので底ベタにならず、地形変化による根がかりをある程度回避できます。さらに、アクション時はシンカーの影響によってカンナが立ち上がった状態となるので、フッキングも良好です。

なお、ダウンショットタイプはシンカーサイズによってウエイトのコントロールができますが、いずれにしても自重が増すので要注意。スローに誘う際には、ノーマルタイプのほうが分がある点には留意しておきましょう。