ルアーのなかでも独特なフォルムをしている「バズベイト」。日本国内では主にブラックバスを狙う際に使うアイテムですが、海外の怪魚を釣る際にも有効で、特にマレーシアのトーマンやタイのチャドーなどをターゲットとしたアングラーからも支持されています。

そこで今回は、バズベイトのおすすめモデルをご紹介。これまで投げたことがないという方も、ぜひチェックしてみてください。

バズベイトとは?

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バズベイトとは、金属のペラと小魚を模したヘッド、さらにスカートを組み合わせたトップウォータールアー。ペラの回転によるサウンドと引き波で魚をイラつかせ、バイトを誘うのが特徴です。

使い方としては投げて巻くだけ。水面をかき回すことによって、ストラクチャーに対してタイトに着いている魚をも引っ張り出せるのが魅力です。

バズベイトの選び方

ペラの種類をチェック

シングルペラ

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「シングルペラ」とはその名の通り、金属ペラ1枚仕様のバズベイト。種類としてはシングルペラの羽が2枚のタイプが主流ですが、大きなペラで4枚羽のタイプもあります。

シングルペラは水面で一方向に回転する構造上、直進性はないのがポイント。よって、厳密には仕様としては右回転と左回転があり、右回転のペラならキャストしたアングラーから見て左側に、左回転のペラなら右側にトレースコースが曲がります。シビアになる必要はありませんが、シングルペラのバズベイトを引く際は左右どちらに曲がるか意識しておきましょう。

ダブルペラ

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「ダブルペラ」とは、金属ペラが2枚並んで付いているバズベイト。右回転と左回転の異なるペラがセットされていれば、相互作用により直進性が保てるのが特徴です。

金属ペラが2枚ある分それぞれが擦れ合い、サウンドが共鳴するのもポイント。ただし、ペラ自体は大きくなるので、ゴミを拾いやすくなるのが懸念点として挙げられます。

クラッカー

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「クラッカー」付きのバズベイトとは、シングルペラ仕様のバズベイトに別途金属片が装着されているタイプ。クラッカーはアルミや真鍮、プラスチックなどさまざまな素材がありますが、いずれの場合も引くとペラとクラッカーが当たり、大きなサウンドを鳴らすのが特徴です。

なお、クラッカーがあることによってリトリーブ時にゴミを拾いやすくなりますが、直進性が期待できるのもポイント。シングルペラのバズベイトの場合はペラが一方向に回転するので、ルアーを引くとトレースコースが曲がりますが、クラッカー付きであればそのほとんどの場合がペラの回転と反対の力が働き、ストラクチャーに対してタイトに引けます。

重さをチェック

バズベイトの重さは3/8ozが基準。大きほうでは1/2ozや3/4oz、小さいほうでは1/4ozや1/8ozなどもありますが、数としては少なめです。

また、ウエイトが同数であっても、ペラのサイズや羽の枚数、スカートのボリューム、クラッカーの有無によっても変わってくるので、仕様の違いもしっかりと確認しておきましょう。

カラーをチェック

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バズベイトのカラーは多種多様。ベイトフィッシュに似せたナチュラルカラーから、派手めのアピール系までさまざまなタイプがあります。

なお、バズベイトはトップウォータールアーなので、水面で魚に見せることを意識することが重要。特に濁りがきついマディーウォーターではよりシルエットが際立つ黒が有効であったり、クリアウォーターではシルエットをボヤかすために白系が効果的であったりと、フィールドや水質、天気によっても好条件は異なってきます。お気に入りのバズベイトがある方は、複数カラーを持ち合わせておきましょう。

バズベイトのおすすめモデル

ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) ジャンボバズベイト

バズベイトにおける定番ルアー。心地よいサウンドや飛沫を上げるスプラッシュ、水をかき回す波動など、トータルバランスに優れているのが特徴です。

基本的にバズベイトはトップウィーターなのでサマータイムの朝夕マズメで多投されるルアーですが、本ルアーは春先のポストスポーンや秋口のターンオーバー時にも有効。ロングセラーモデルとして知られており、実績の高さは折り紙付きです。これからバズベイトをマスターしたいと考えている方は、ぜひタックルボックルに入れておきましょう。

オーエスピー(O.S.P) BUZZ ZERO TWO BEAT

大音量サウンドを発するクラッカータイプのバズベイト。クラッカー素材に真鍮を使っているのがキモで、魚に強烈にアピールするのが特徴です。

ヘッド形状を偏平にすることによって、立ち上がりの早さとカバー回避性能に長けているのもポイント。直進性も高いので、例えば護岸と杭の間もきっちりと通せます。スピーディな展開にもしっかりと対応できる、おすすめのルアーです。

ノリーズ(Nories) ボルケーノ グリッパー

大きな引き波を出して強烈にアピールするバズベイト。ビッグサイズのシンプルペラに4枚羽を採用しており、スローリトリーブでもしっかりと水を噛んでくれるのが特徴です。

ペラはあえてセンターから外したオフセットセッティングをしたことで左右非対称となり、バイブレーションが強いのも魅力。引き抵抗もあり、巻き応えがあるのもおすすめポイントです。バズベイドできっちりと結果を出したい方は、ぜひチェックしておきましょう。

ハンクル(HMKL) ダイナモバズベイト

強烈なサウンドを放つロングセラーモデルのバズベイト。ヘッドの先端に真鍮ビーズが埋め込まれており、ペラの先端が当たることで大音量を発するのが特徴です。

一般的なバズベイトと比べ、やや細く軟らかいワイヤーを採用しているのもポイント。よりペラとヘッドを当たりやすくしているほか、サウンドクオリティのアップを図っているのも魅力です。

さらに、ペラとフックポイントの距離が近いため、ペラ付近に目がけてアタックした場合も有効。こだわりがつまったおすすめのバズベイトです。

エバーグリーン(EVERGREEN) バブルトルネード

ダブルペラを採用したおすすめのバズベイト。遠投性・直進性・大音量にこだわっており、扱いやすくもキッチリと魚にアピールできるのが特徴です。

リアのペラの後ろにスプリングを設置することで、2枚のペラがヒットしやすいように配慮しているのもポイント。強風が吹くシーンでもキャストができ、波打つ水面でもしっかりとルアーが引けます。低速から高速まで対応できる汎用性の高いバズベイトを求めている方におすすめです。

エバーグリーン(EVERGREEN) ラウドバズ

大きめのシングルペラを採用したバズベイトです。バイブレーションが強く、しっかりと波動を生み出すのが特徴。スローに引いても、しっかりとアピールできます。

プロペラの設置に多少のあそびをもたせることによってアームとの接点を増やし、複雑なサウンドを発するのもポイント。シンプルな見た目ながら、細部にまでこだわりが感じられるおすすめのルアーです。

デュオ(DUO) レアリス エムライン バズベイト

国内外を問わず、さまざまな魚種に精通している村田基氏プロデュースのバズベイト。ヘッドを後方重心にすることによって、キャステビリティを向上させているのが特徴です。

また、本製品は一般的なバズベイトと比べてやや細めの1mm硬質ワイヤーを採用。フックとのバランスにも配慮しています。さらに、ヘッド付近のワイヤーを下方向に曲げているのもポイント。食い上げてくる魚にもしっかりと対応できるおすすめのルアーです。

デプス(deps) マツバズ

左右非対称のシンプルペラを採用することによって、強波動を生むバズベイト。一般的なバズベイトと比べて太めの1.6mmのワイヤーを採用することで耐久性に配慮しているほか、ペラとの接地面を増やし、発生するサウンドをより強調しているのが特徴です。

リトリーブ時におけるプロペラの回転数が少ないので、トルクフルに水をかき回せるのもおすすめポイント。サウンドも大きくなり、よりベイトフィッシュを意識した魚に効果を発揮します。

また、ワームキーパー部分を後方重心にすることで飛距離を稼げるのも魅力。さらに、同梱されているウエイトシールを大きめの羽部分に貼り付ければ、よりパワフル仕様にカスタマイズできます。大型の魚にも対応できるバズベイトを求めている方は、ぜひチェックしておきましょう。

ガンクラフト(GAN CRAFT) キラーズバズベイト バースト

ビッグベイドで有名な「ガンクラフト」が開発したバズベイト。ヘッド下に水流を受ける突起を設けることによって立ち上がりがよく、ファーストリトリーブからしっかりと魚にアピールできるのが特徴です。

シングルペラにカットを施すことによって、不規則なスプラッシュとサウンドを発するのもポイント。また、アームを湾曲させることで、キャスト時のバランスに配慮しているのも魅力です。

レイドジャパン(RAID JAPAN) マスタブラスタ

オーソドックスなシングルペラのバズベイト。アーム・ペラともにアルミ素材を採用することによって、サウンドは柔らかく、それでいて回転にトルクをもたせることで強い波動を生むのが特徴です。

ワイヤーは一般的なバズベイトと比べてやや太めの1.4mm径を採用しており、耐久性にも配慮。スタックした際も比較的安心して外せるので、攻めの姿勢でテンポよくキャストできるのも魅力です。

驀進ルアーデザインズ バクシンバズベイト

サーチベイトとしてはもちろん、ピンスポットにも通しやすいバズベイト。キャスト時のペラの回転を防ぐ「スライド式ブレイドロックシステム」を採用しており、カバーに対してルアーをしっかりと送り込めるのが特徴です。

ペラの後方に工夫が施されているのもポイント。多くのバズベイトにあるリペッドを外し、さらにビーズが当たる仕様にすることで独自のサウンド効果が期待できます。ローカルベイトながらクオリティの高いおすすめアイテムです。

ブーヤー(Booyah) スクイールチャー

アメリカのバズフィッシングに精通しているヒロ内藤氏が開発に携わったバズベイト。ペラとリベットの接触部分をスリ鉢状に整形することで接触面を増やしたり、ペラの前方の穴を楕円形にすることでシャフトとの接触面を増したりすることで、シャカシャカとしたスクィーク音を出し、魚にしっかりとアピールできるのが特徴です。

ヘッドが左右非対称になっているほか、カーブしたキールを付けているのもポイント。シングルペラタイプながら直進性があるので、扱いやすいのも魅力です。こだわりがつまったルアーのため、バズベイト好きな方はぜひチェックしておきましょう。

ストライクキング(Strike King) ミニプロバズ

アメリカで有名なルアーメーカー「ストライクキング」のバズベイト。コンパクトにまとまっているため、タフコンディションのフィールドでもバイトを誘発できるのが特徴です。

バズベイトはもともとアピール力の強いルアーなのでアグレッシブな魚を獲るのに有効ですが、ポイントをひと通り流しきってしまうとプレッシャーを与えてしまうもの。次なる一手としてアピール力を抑えたほかのルアーに変えてしまいがちですが、バズベイド自体のダウンサイジングでバイトを拾えることがあります。気になる方はぜひ試してみてください。

番外編:バズベイトのトレーラーおすすめ

ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) 4インチグラブ

ソフトルアーにおける定番アイテム。テールの揺らめきで魚を誘えるのはもちろん、たっぷりと塩が入っているので、テールをちぎってバズベイトに装着すれば飛距離アップも見込めます。

ただ、比重がある分、従来のバランスが崩れる恐れがあるため注意が必要。早引きで使う際におすすめのアイテムです。

ギャンブラー(GAMBLER) スタッド 3インチ

アメリカのルアーメーカー「ギャンブラー」のピンテールワーム。スピナーベイトやバズベイトのトレーラーとしてはもちろん、ラバージグ、特にスモラバのトレーラーとしても使われることが多いアイテムです。

ノンソルトタイプなので、フックのサビを気にせず使えるのが特徴。サイズのわりに太さもあるため軽すぎず、スカート部分に適度なウエイトをもってこられるのも魅力です。

がまかつ(Gamakatsu) トレーラーフック

国内だけでなく、海外でも有名なハリメーカー「がまかつ」のトレーラーフック。本製品は、直接通すだけでセットできるのが特徴です。

サイズラインナップ・カラーバリエーションともに豊富で、好みに合わせて選べるのもポイント。バイトがあるものの、ノリが悪いときに頼りになるおすすめのアイテムです。

オーナーばり(OWNER) SBT-67 トレーラーフック

フッキング性能が高いトレーラーフック。ファインワイヤーやラウンドゲイブ、カッティングポイントの採用などにより、しっかりとバイトを捉えられるのが特徴です。

フックアイは大きめで、装着しやすいのもおすすめポイント。劣化に強いシリコンチューブで止めるタイプで、緩みがほとんどなくセッティングできるのも魅力です。

ハヤブサ(Hayabusa) FF204 T•N トレーラーフック

フッ素コーティング加工により、わずかなバイドでもしっかりとフッキングに持ち込めるトレーラーフック。上下二点留めするタイプで、あそびをコントロールできるのも特徴です。

また、フックアイに「オーバルアイ」を採用しているのもポイント。リトリーブ時の横倒角を抑え、ハリがしっかりと上を向いた状態が続くのも魅力です。

リューギ(RYUGI) HST049 スナッグレストレーラー

リトリーブ時の回転防止に配慮しているトレーラーフック。比較的長めのシリコンチューブを使って二点留めするタイプで、ズレにくいのが特徴です。

リーリング時に横を向くことなく、常に上を向いているので、しっかりとフッキングできるのもポイント。バレにくさを重視したい方におすすめのアイテムです。